JP3487165B2 - 自動車用部品の取り付け構造及び自動車用部品 - Google Patents
自動車用部品の取り付け構造及び自動車用部品Info
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Description
形成された取り付け孔に自動車用部品を取り付ける構
造、及び同取り付け孔に取り付けられる自動車用部品に
関するものである。
付け孔に自動車用部品を取り付ける構造としては、例え
ば図6及び図7に示される構造がある。すなわち、自動
車用部品51の対向する2つの側面(図6の上・下側)
にはそれぞれ2つのロック爪52及び1つの当てベラ5
3が形成されている。このような自動車用部品51が自
動車のボディ55に形成された取り付け孔56に取り付
けられる際には、図6のA−A線断面図として図7に示
されるように、上記ロック爪52及び当てベラ53によ
ってボディ55が挟まれる態様で嵌合される。これによ
り、自動車用部品51はボディ55の所要の位置に支持
される。
ィ55にあって、その取り付け孔56の精度は出し難い
ため、同取り付け孔56には通常、上記自動車用部品5
1のロック爪52及び当てベラ53の形成されていない
側面(図6の右・左側)との間にクリアランス(間隙)C
が設けられることが多い。こうしたクリアランスCと自
動車用部品51との関係を図6のB−B線断面図として
図8に示す。ただし、このようにクリアランスCが設け
られることで、上記取り付け孔56に取り付けられた自
動車用部品51がずれ、異音を発生することがある。
上記クリアランスCの設けられた取り付け孔56と自動
車用部品51との間にずれ防止用のリブを形成すること
がある。しかし、このようなリブは予め所定の寸法・形
状を有して形成されるため、クリアランスCを埋めるに
不十分であったり、逆に大きすぎて自動車用部品51を
取り付け孔56に取り付ける作業が困難になったりする
ことがある。
り付け孔56と自動車用部品51との間を、同クリアラ
ンスCの設けられた側にも別途形成したロック爪及び当
てベラによって固定してずれを抑制することも考えられ
るが、この場合には、自動車用部品51とボディ55と
の間が三方から規制されるため、それら自動車用部品5
1と取り付け孔56との寸法によっては、その取り付け
作業が更に困難になることがある。
のであり、その目的は、自動車のボディに形成された取
り付け孔に対する取り付け作業が容易であるとともに、
その取り付け後のずれをも好適に抑制することのできる
自動車用部品及びその取り付け構造を提供することにあ
る。
に、請求項1記載の発明は、自動車用部品の対向する2
つの側面に、それぞれロック爪及びベラを形成し、前記
ロック爪及び前記ベラによって自動車のボディが挟まれ
る態様で、自動車のボディに形成された取り付け孔に前
記自動車用部品を取り付ける自動車用部品の取り付け構
造において、前記取り付け孔と、前記ロック爪及び前記
ベラの形成された側面とは異なる前記自動車用部品の側
面との間の間隙に板ばね状に形成された弾性体を介装
し、前記弾性体は前記自動車用部品に一体形成されると
共に、同自動車用部品の取り付け方向前方に支持されて
同後方に伸びてなり、更に前記弾性体はその全長が自動
車用部品の全幅と等しいことをその要旨とする。
たずれは介装された弾性体の弾性変形に伴って生じる弾
性力の作用によって抑制される。またこのため、前述の
異音の発生も防止される。また、上記自動車用部品を上
記ボディに取り付ける際にも、上記弾性体の弾性変形に
伴って円滑に取り付けることができる。弾性体は板ばね
状に形成されてなるため、極めて簡単な構造の弾性体を
介装することができる。上記板ばね状に形成された弾性
体は上記自動車用部品の取り付け方向前方に支持されて
同後方に伸びる態様で同自動車用部品に設けられてい
る。したがって、上記自動車用部品の取り付け作業にお
いて、上記弾性体は上記取り付け孔に当接しながら弾性
変形される。これにより、上記自動車用部品の取り付け
作業を円滑に行うことができる。弾性体は自動車用部品
に一体形成されてなるため、弾性体の製造工程を簡略化
できる。
対向する2つの側面に、それぞれロック爪及びベラを形
成し、前記ロック爪及び前記ベラによって自動車のボデ
ィが挟まれる態様で、自動車のボディに形成された取り
付け孔に取り付けられる自動車用部品において、前記取
り付け孔の壁面と対向する、前記ロック爪及び前記ベラ
の形成された側面とは異なる前記自動車用部品の側面に
板ばね状の部材からなる弾性体を一体形成してなり、前
記弾性体は前記自動車用部品の取り付け方向前方に支持
されて同後方に伸びてなり、更に弾性体はその全長が自
動車用部品の全幅と等しいことをその要旨とする。
たずれは上記弾性体の弾性変形に伴って生じる弾性力の
作用によって抑制される。またこのため、上述の異音の
発生も防止される。また、上記自動車用部品を上記ボデ
ィに取り付ける際にも、上記弾性体の弾性変形に伴って
円滑に取り付けることができる。弾性体は板ばね状の部
材からなるため、極めて簡単な構造の弾性体を設けるこ
とができる。上記板ばね状の部材からなる弾性体は上記
自動車用部品の取り付け方向前方に支持されて同後方に
伸びる態様で同自動車用部品に設けられている。したが
って、上記自動車用部品の取り付け作業において、上記
弾性体は上記取り付け孔に当接しながら弾性変形され
る。これにより、上記自動車用部品の取り付け作業を円
滑に行うことができる。弾性体は自動車用部品に一体形
成されてなるため、弾性体の製造工程を簡略化できる。
明を自動車用部品の取り付け構造に具体化した一実施の
形態について説明する。
品1の対向する2つの側面(図2の上・下側)にはそれ
ぞれ2つのロック爪2及び1つのベラとしての当てベラ
3が形成されている。
3の形成された側面とは異なる2つの側面(図2の右・
左側)には自動車用部品1の取り付け方向前方に支持さ
れて同後方に伸びる板ばね状の弾性体4がそれぞれ同自
動車用部品1に一体形成されている。この弾性体4は、
その全長(図1の上下方向)が自動車用部品1の全幅
(同じく図1の上下方向)と等しい。
ィ5に形成された取り付け孔6に取り付けられる際に
は、図2のA−A線断面図として図3に示されるよう
に、上記ロック爪2及び当てベラ3によってボディ5が
挟まれる態様で嵌合される。また、同じく図2のB−B
断面図として図4に示されるように、上記弾性体4は対
向する上記取り付け孔6の壁面に対して所要の荷重で圧
着される。こうして自動車用部品1はボディ5の所要の
位置に支持される。
用部品1が上記支持された位置からずれると、同ずれに
よって弾性体4の弾性変形が生じる。したがって、上記
ずれは弾性体4の弾性変形に伴って生じる弾性力の作用
によって抑制される。これにより、上記自動車用部品1
のずれに起因して生じる異音の発生も防止される。
の取り付け方向に対してその後方に伸びる態様で形成さ
れている。したがって、上記自動車用部品1の取り付け
作業において、上記弾性体4は上記取り付け孔6に当接
しながら弾性変形される。これにより、上記自動車用部
品1の取り付け作業を円滑に行うことができる。
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 (1)自動車用部品1のずれを弾性体4の弾性変形に伴
って生じる弾性力の作用によって抑制することができ
る。またこのため、異音の発生を防止することもでき
る。 (2)弾性体4を板ばね状としたことで、同弾性体4の
構造を極めて簡単なものにできる。 (3)自動車用部品1の取り付け作業を円滑に行うこと
ができる。 (4)弾性体4を自動車用部品1に一体形成したこと
で、同弾性体4の製造工程を簡略化できる。
ものではなく、次のように変更してもよい。
動車用部品1の2つの側面に形成したが、これは当該側
面の一方のみに設けてもよい。
項2記載の発明では、自動車用部品のずれを、介装され
た弾性体の弾性変形に伴って生じる弾性力の作用によっ
て抑制することができる。またこのため、異音の発生を
防止することもできる。また、上記自動車用部品をボデ
ィに取り付ける際にも、上記弾性体の弾性変形に伴って
円滑に取り付けることができる。また、上記弾性体は板
ばね状に形成されてなるため、極めて簡単な構造の弾性
体を設けることができる。自動車用部品の取り付け作業
において、上記弾性体は取り付け孔に当接しながら弾性
変形される。これにより、上記自動車用部品の取り付け
作業を円滑に行うことができる。上記弾性体は自動車用
部品に一体形成されてなるため、弾性体の製造工程を簡
略化できる。
自動車用部品の一実施の形態を示す斜視図。
の実施の形態を示す断面図。
図。
ての当てベラ、4,14…弾性体、5,15…ボディ、
6,16…取り付け孔。
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車用部品の対向する2つの側面に、
それぞれロック爪及びベラを形成し、前記ロック爪及び
前記ベラによって自動車のボディが挟まれる態様で、自
動車のボディに形成された取り付け孔に前記自動車用部
品を取り付ける自動車用部品の取り付け構造において、 前記取り付け孔と、前記ロック爪及び前記ベラの形成さ
れた側面とは異なる前記自動車用部品の側面との間の間
隙に板ばね状に形成された弾性体を介装し、前記弾性体
は前記自動車用部品に一体形成されると共に、同自動車
用部品の取り付け方向前方に支持されて同後方に伸びて
なり、更に前記弾性体はその全長が自動車用部品の全幅
と等しい自動車用部品の取り付け構造。 - 【請求項2】 自動車用部品の対向する2つの側面に、
それぞれロック爪及びベラを形成し、前記ロック爪及び
前記ベラによって自動車のボディが挟まれる態様で、自
動車のボディに形成された取り付け孔に取り付けられる
自動車用部品において、 前記取り付け孔の壁面と対向する、前記ロック爪及び前
記ベラの形成された側面とは異なる前記自動車用部品の
側面に板ばね状の部材からなる弾性体を一体形成してな
り、前記弾性体は前記自動車用部品の取り付け方向前方
に支持されて同後方に伸びてなり、更に弾性体はその全
長が自動車用部品の全幅と等しい自動車用部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10927998A JP3487165B2 (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 自動車用部品の取り付け構造及び自動車用部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10927998A JP3487165B2 (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 自動車用部品の取り付け構造及び自動車用部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11301538A JPH11301538A (ja) | 1999-11-02 |
JP3487165B2 true JP3487165B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=14506150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10927998A Expired - Fee Related JP3487165B2 (ja) | 1998-04-20 | 1998-04-20 | 自動車用部品の取り付け構造及び自動車用部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3487165B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5122886B2 (ja) * | 2007-08-08 | 2013-01-16 | 未来工業株式会社 | 配設体 |
JP5053752B2 (ja) * | 2007-08-08 | 2012-10-17 | 未来工業株式会社 | 配設体及び配設体の取付方法 |
-
1998
- 1998-04-20 JP JP10927998A patent/JP3487165B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11301538A (ja) | 1999-11-02 |
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