JP3469353B2 - 泡沫栓及び泡沫栓の製造方法 - Google Patents
泡沫栓及び泡沫栓の製造方法Info
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- JP3469353B2 JP3469353B2 JP11616995A JP11616995A JP3469353B2 JP 3469353 B2 JP3469353 B2 JP 3469353B2 JP 11616995 A JP11616995 A JP 11616995A JP 11616995 A JP11616995 A JP 11616995A JP 3469353 B2 JP3469353 B2 JP 3469353B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャワーヘッドあるい
は水道の蛇口等の吐出口に装着され乱流を整える泡沫栓
及び泡沫栓の製造方法に関する。
は水道の蛇口等の吐出口に装着され乱流を整える泡沫栓
及び泡沫栓の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、キッチン等で使用さ
れる蛇口112の先端部には、整流機構を内蔵したケー
ス114が取り付けられ、このケース114の吐出口か
ら整流水を噴射するものが知られている。
れる蛇口112の先端部には、整流機構を内蔵したケー
ス114が取り付けられ、このケース114の吐出口か
ら整流水を噴射するものが知られている。
【0003】このケース114中には、図8に示すよう
に、中空で星形状をした金属製の水切り板116と、積
層された3枚の金属製のメッシュ118とが配設され、
これらにより整流機構が構成されている。
に、中空で星形状をした金属製の水切り板116と、積
層された3枚の金属製のメッシュ118とが配設され、
これらにより整流機構が構成されている。
【0004】つまり、乱流となった水が蛇口112から
送水されると、水切り板116が水の乱流を整え、さら
に、積層されたメッシュ118で空気を取り込みなが
ら、整流水として吐出口から噴射されるようになってい
る。
送水されると、水切り板116が水の乱流を整え、さら
に、積層されたメッシュ118で空気を取り込みなが
ら、整流水として吐出口から噴射されるようになってい
る。
【0005】しかし、金属(例えばステンレス鋼)で成
形された水切り板116及びメッシュ118は高価であ
る。また、部品工場から組立工場まで単品のバラで納入
されるため、取扱いが煩雑で、ケース114内に組付け
る際にも小さなケース114内に旨く挿入するには手間
を要する。さらに、このような構造の整流機構では高水
圧が加わると、水が飛散する欠点を有していた。
形された水切り板116及びメッシュ118は高価であ
る。また、部品工場から組立工場まで単品のバラで納入
されるため、取扱いが煩雑で、ケース114内に組付け
る際にも小さなケース114内に旨く挿入するには手間
を要する。さらに、このような構造の整流機構では高水
圧が加わると、水が飛散する欠点を有していた。
【0006】一方、上記のような一般タイプの整流機構
の他に、図9に示すような泡沫タイプの整流機構が知ら
れている。
の他に、図9に示すような泡沫タイプの整流機構が知ら
れている。
【0007】この泡沫タイプの整流機構によれば、水が
飛散する欠点は解消されるものの、ドームメッシュ12
2、レギュレータ124、複数のメッシュ126及びエ
ア取り込み用カラー128が必要となり、部品点数が多
く、より一層コスト高なものとなっていた。特にエア取
り込み用カラー128は、プレス加工によって絞り成形
して形成される為、さらにコスト高となる虞が生じる。
飛散する欠点は解消されるものの、ドームメッシュ12
2、レギュレータ124、複数のメッシュ126及びエ
ア取り込み用カラー128が必要となり、部品点数が多
く、より一層コスト高なものとなっていた。特にエア取
り込み用カラー128は、プレス加工によって絞り成形
して形成される為、さらにコスト高となる虞が生じる。
【0008】また、部品点数が多いので、小さなケース
114内に組付ける手間もより一層多く必要となってい
た。
114内に組付ける手間もより一層多く必要となってい
た。
【0009】さらに、何れのタイプの整流機構を用いて
も、金属製の部品により構成されるので、金属同士の接
触音が発生する欠点を有していた。
も、金属製の部品により構成されるので、金属同士の接
触音が発生する欠点を有していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、低コストで組付けが容易な泡沫栓及び泡沫栓の製
造方法を提供することを目的とする。
慮し、低コストで組付けが容易な泡沫栓及び泡沫栓の製
造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【0012】請求項1に記載の泡沫栓は、水流の吐出口
に装着されて水流を整える泡沫栓であって、薄肉に形成
されたヒンジ片で各々が連結されつつ一体的に樹脂材料
で形成され且つ、筒状の収納部材にそれぞれ収納される
と共にそれぞれ水を通過させ得る複数の装着部材と、前
記装着部材の外接円内に配置されると共に前記ヒンジ片
内で最も薄肉に形成される薄肉部と、を有することを特
徴とする。
に装着されて水流を整える泡沫栓であって、薄肉に形成
されたヒンジ片で各々が連結されつつ一体的に樹脂材料
で形成され且つ、筒状の収納部材にそれぞれ収納される
と共にそれぞれ水を通過させ得る複数の装着部材と、前
記装着部材の外接円内に配置されると共に前記ヒンジ片
内で最も薄肉に形成される薄肉部と、を有することを特
徴とする。
【0013】請求項2に記載の泡沫栓は、前記複数の装
着部材の内の少なくとも一つが、水流の流量を制限する
抵抗板であることを特徴とする。
着部材の内の少なくとも一つが、水流の流量を制限する
抵抗板であることを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の泡沫栓は、前記複数の装
着部材の内の少なくとも一つ装着部材の側壁に、空気を
取り入れる開口部を設けたことを特徴とする。
着部材の内の少なくとも一つ装着部材の側壁に、空気を
取り入れる開口部を設けたことを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の泡沫栓の製造方法は、水
流の吐出口に装着されて水流を整える泡沫栓を製造する
泡沫栓の製造方法であって、筒状の収納部材にそれぞれ
収納されると共にそれぞれ水を通過させ得る複数の装着
部材が、樹脂材料を注入するためのゲートをこの装着部
材の外接円内に配置した状態で、一体的に成形され、こ
の後、前記装着部材の外接円内より樹脂材料が突出した
状態とならないように、前記ゲートを介して前記装着部
材に繋がる樹脂材料を取り除く、ことを特徴とする。
流の吐出口に装着されて水流を整える泡沫栓を製造する
泡沫栓の製造方法であって、筒状の収納部材にそれぞれ
収納されると共にそれぞれ水を通過させ得る複数の装着
部材が、樹脂材料を注入するためのゲートをこの装着部
材の外接円内に配置した状態で、一体的に成形され、こ
の後、前記装着部材の外接円内より樹脂材料が突出した
状態とならないように、前記ゲートを介して前記装着部
材に繋がる樹脂材料を取り除く、ことを特徴とする。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【作用】請求項1に係る泡沫栓の作用を以下に説明す
る。筒状の収納部材にそれぞれ収納されてそれぞれ水を
通過させ得る複数の装着部材が、薄肉に形成されたヒン
ジ片で各々が連結されつつ一体的に樹脂材料で形成され
る。また、ヒンジ片内で最も薄肉に形成される薄肉部
が、装着部材の外接円内に配置される。そして、このよ
うに形成された泡沫栓が、水流の吐出口に装着されて水
流を整える。
る。筒状の収納部材にそれぞれ収納されてそれぞれ水を
通過させ得る複数の装着部材が、薄肉に形成されたヒン
ジ片で各々が連結されつつ一体的に樹脂材料で形成され
る。また、ヒンジ片内で最も薄肉に形成される薄肉部
が、装着部材の外接円内に配置される。そして、このよ
うに形成された泡沫栓が、水流の吐出口に装着されて水
流を整える。
【0023】従って、例えば、複数の装着部材を結合さ
せた状態で納入することができるので、取扱いが容易と
なると共に、収納部材への装着部材の組付作業も簡単に
なる。
せた状態で納入することができるので、取扱いが容易と
なると共に、収納部材への装着部材の組付作業も簡単に
なる。
【0024】さらに、装着部材を折り重ねると、ヒンジ
片内で最も薄肉に形成される薄肉部で屈曲されることに
なるが、この薄肉部が装着部材の外接円内に配置されて
いるので、ヒンジ片が収納部材の内壁面に当たって収納
され難くならず、収納部材への装着部材の組付作業がよ
り一層簡単になる。
片内で最も薄肉に形成される薄肉部で屈曲されることに
なるが、この薄肉部が装着部材の外接円内に配置されて
いるので、ヒンジ片が収納部材の内壁面に当たって収納
され難くならず、収納部材への装着部材の組付作業がよ
り一層簡単になる。
【0025】また、複数の装着部材を金属で製造したり
個々に製造したりする必要が無くなるので、装着部材の
製造コストが削減でき、低コストで泡沫栓を製造するこ
とができる。
個々に製造したりする必要が無くなるので、装着部材の
製造コストが削減でき、低コストで泡沫栓を製造するこ
とができる。
【0026】そして、装着部材が樹脂材料で形成されて
いるので、金属製のものと異なり、接触音が発生するこ
とがない。
いるので、金属製のものと異なり、接触音が発生するこ
とがない。
【0027】請求項2に係る泡沫栓の作用を以下に説明
する。請求項1と同様な作用を本請求項も奏する。但
し、本請求項では、複数の装着部材の内の少なくとも一
つが、水流の流量を制限する抵抗板とされている。従っ
て、本請求項に係る泡沫栓を水道の蛇口等の吐出口に装
着することにより、節水が可能となる。
する。請求項1と同様な作用を本請求項も奏する。但
し、本請求項では、複数の装着部材の内の少なくとも一
つが、水流の流量を制限する抵抗板とされている。従っ
て、本請求項に係る泡沫栓を水道の蛇口等の吐出口に装
着することにより、節水が可能となる。
【0028】請求項3に係る泡沫栓の作用を以下に説明
する。請求項1と同様な作用を本請求項も奏する。但
し、本請求項では、複数の装着部材の内の少なくとも一
つ装着部材の側壁に、空気を取り入れる開口部が設けら
れている。
する。請求項1と同様な作用を本請求項も奏する。但
し、本請求項では、複数の装着部材の内の少なくとも一
つ装着部材の側壁に、空気を取り入れる開口部が設けら
れている。
【0029】従って、本請求項に係る泡沫栓を水道の蛇
口等の吐出口に装着することにより、開口部より取り入
れられた空気が水流に混じり、泡を含んだ泡沫水が容易
に生成される。また、空気を取り入れる開口部を有した
装着部材が樹脂材料で形成されるので、プレス加工によ
って絞り成形する必要が無くなって、泡沫栓の一層の低
コスト化が図れる。
口等の吐出口に装着することにより、開口部より取り入
れられた空気が水流に混じり、泡を含んだ泡沫水が容易
に生成される。また、空気を取り入れる開口部を有した
装着部材が樹脂材料で形成されるので、プレス加工によ
って絞り成形する必要が無くなって、泡沫栓の一層の低
コスト化が図れる。
【0030】請求項4に係る泡沫栓の製造方法の作用を
以下に説明する。樹脂材料を注入するためのゲートを装
着部材の外接円内に配置した状態で、筒状の収納部材に
それぞれ収納されると共にそれぞれ水を通過させ得る複
数の装着部材が、一体的に成形される。この後、装着部
材の外接円内より樹脂材料が突出した状態とならないよ
うに、装着部材にゲートを介して繋がる樹脂材料を取り
除くことで、水流の吐出口に装着されて水流を整える泡
沫栓が製造される。
以下に説明する。樹脂材料を注入するためのゲートを装
着部材の外接円内に配置した状態で、筒状の収納部材に
それぞれ収納されると共にそれぞれ水を通過させ得る複
数の装着部材が、一体的に成形される。この後、装着部
材の外接円内より樹脂材料が突出した状態とならないよ
うに、装着部材にゲートを介して繋がる樹脂材料を取り
除くことで、水流の吐出口に装着されて水流を整える泡
沫栓が製造される。
【0031】従って、装着部材の成形に際して、装着部
材の外接円内に配置されたゲートより樹脂材料を注入
し、装着部材の外接円内より樹脂材料が突出しないよう
に、装着部材にゲートを介して繋がる樹脂材料を取り除
くことで、ゲートの残り部分が収納部材の内壁面に当た
って装着部材が収納され難くならず、収納部材への装着
部材の組付作業も簡単になる。
材の外接円内に配置されたゲートより樹脂材料を注入
し、装着部材の外接円内より樹脂材料が突出しないよう
に、装着部材にゲートを介して繋がる樹脂材料を取り除
くことで、ゲートの残り部分が収納部材の内壁面に当た
って装着部材が収納され難くならず、収納部材への装着
部材の組付作業も簡単になる。
【0032】また、複数の装着部材を金属で製造したり
個々に製造したりする必要が無くなるので、装着部材の
製造コストが削減でき、低コストで泡沫栓を製造するこ
とができる。
個々に製造したりする必要が無くなるので、装着部材の
製造コストが削減でき、低コストで泡沫栓を製造するこ
とができる。
【0033】
【実施例】本発明の一実施例に係る泡沫栓10を図1か
ら図6に示し、これらの図に基づき本実施例を説明す
る。
ら図6に示し、これらの図に基づき本実施例を説明す
る。
【0034】図4及び図6に示すように、本実施例に係
る泡沫栓10の収納部材を構成する樹脂製のカラー12
は、内部に円形の穴部である収納部12Aを有した円筒
状に形成されており、カラー12の上部側より一段細く
形成されているカラー12の下部側には、内外周面間を
貫通する貫通孔14が周方向に沿って複数設けられてい
る。そして、このカラー12は、水流の吐出口とされる
蛇口18の端部にねじ止められて装着されるケース16
内に、収納可能とされている。
る泡沫栓10の収納部材を構成する樹脂製のカラー12
は、内部に円形の穴部である収納部12Aを有した円筒
状に形成されており、カラー12の上部側より一段細く
形成されているカラー12の下部側には、内外周面間を
貫通する貫通孔14が周方向に沿って複数設けられてい
る。そして、このカラー12は、水流の吐出口とされる
蛇口18の端部にねじ止められて装着されるケース16
内に、収納可能とされている。
【0035】一方、図1及び図2に示すように、本実施
例に係る泡沫栓10の樹脂製の樹脂成形品である装着部
材は、それぞれ水を通過させ得るような、ドーム状に形
成されたメッシュを有するドームメッシュ22、中心に
孔部42を有したオリフィス板24、複数の小孔44が
形成された仕切板26Bを有したレギュレータ26及
び、2枚のメッシュ28、30でそれぞれ構成されてい
る。
例に係る泡沫栓10の樹脂製の樹脂成形品である装着部
材は、それぞれ水を通過させ得るような、ドーム状に形
成されたメッシュを有するドームメッシュ22、中心に
孔部42を有したオリフィス板24、複数の小孔44が
形成された仕切板26Bを有したレギュレータ26及
び、2枚のメッシュ28、30でそれぞれ構成されてい
る。
【0036】これらドームメッシュ22及び2枚のメッ
シュ28、30の外周には、一部が面取りされた略円形
のフレーム22A、28A、30Aがそれぞれ配置され
ており、図5に示すようなこれらフレーム22A、28
A、30Aの外接円Aの直径はカラー12の収納部12
Aの内壁の直径より小さくされている。この為、これら
ドームメッシュ22及びメッシュ28、30が収納部1
2A内に収納可能となっている。
シュ28、30の外周には、一部が面取りされた略円形
のフレーム22A、28A、30Aがそれぞれ配置され
ており、図5に示すようなこれらフレーム22A、28
A、30Aの外接円Aの直径はカラー12の収納部12
Aの内壁の直径より小さくされている。この為、これら
ドームメッシュ22及びメッシュ28、30が収納部1
2A内に収納可能となっている。
【0037】また、オリフィス板24の外接円Aの直径
もカラー12の収納部12Aの内壁の直径より小さくさ
れている。この為、オリフィス板24も収納部12A内
に収納可能となっている。
もカラー12の収納部12Aの内壁の直径より小さくさ
れている。この為、オリフィス板24も収納部12A内
に収納可能となっている。
【0038】さらに、レギュレータ26の外周には、同
じく一部が面取りされた略円形の筒状とされる側壁26
Aが形成されており、このレギュレータ26の側壁26
Aの外接円Aの直径はカラー12の収納部12Aの内壁
の直径より小さくされている。この為、収納部12A内
にレギュレータ26も収納可能となっている。そして、
レギュレータ26の側壁26Aの軸方向中程には、内部
に空気を取り入れるための開口部46が周方向に沿って
複数設けられている。
じく一部が面取りされた略円形の筒状とされる側壁26
Aが形成されており、このレギュレータ26の側壁26
Aの外接円Aの直径はカラー12の収納部12Aの内壁
の直径より小さくされている。この為、収納部12A内
にレギュレータ26も収納可能となっている。そして、
レギュレータ26の側壁26Aの軸方向中程には、内部
に空気を取り入れるための開口部46が周方向に沿って
複数設けられている。
【0039】また、ドームメッシュ22とオリフィス板
24との間、オリフィス板24とレギュレータ26との
間、レギュレータ26とメッシュ28との間、メッシュ
28とメッシュ30との間は、それぞれ薄肉に形成され
たヒンジ片32、34、36、38で連結されている。
この為、これら各部材が連結されつつ一体的に樹脂材料
で形成されることになる。
24との間、オリフィス板24とレギュレータ26との
間、レギュレータ26とメッシュ28との間、メッシュ
28とメッシュ30との間は、それぞれ薄肉に形成され
たヒンジ片32、34、36、38で連結されている。
この為、これら各部材が連結されつつ一体的に樹脂材料
で形成されることになる。
【0040】図5に示すように、これらドームメッシュ
22、オリフィス板24、レギュレータ26及びメッシ
ュ28、30の外接円A内であって、これらヒンジ片3
2、34、36、38の中央部の位置には、ヒンジ片3
2、34、36、38内で最も薄肉に形成される薄肉部
である薄肉溝32A、34A、36A、38Aが、それ
ぞれ配置されている。この為、図3及び図6に示すよう
に、この薄肉溝32A、34A、36A、38Aを境に
ヒンジ片32、34、36、38を折り曲げ、これら部
材を連続的に重ね合わせることが可能となっている。
22、オリフィス板24、レギュレータ26及びメッシ
ュ28、30の外接円A内であって、これらヒンジ片3
2、34、36、38の中央部の位置には、ヒンジ片3
2、34、36、38内で最も薄肉に形成される薄肉部
である薄肉溝32A、34A、36A、38Aが、それ
ぞれ配置されている。この為、図3及び図6に示すよう
に、この薄肉溝32A、34A、36A、38Aを境に
ヒンジ片32、34、36、38を折り曲げ、これら部
材を連続的に重ね合わせることが可能となっている。
【0041】さらに、図5に示すように、これらドーム
メッシュ22、オリフィス板24、レギュレータ26及
び2枚のメッシュ28、30の外周にそれぞれ設けられ
た面取部52には、それぞれ樹脂材料を注入するための
ゲート54が、これらドームメッシュ22、オリフィス
板24、レギュレータ26及びメッシュ28、30の各
外接円A内にそれぞれ配置されるように、取り付けられ
ている。
メッシュ22、オリフィス板24、レギュレータ26及
び2枚のメッシュ28、30の外周にそれぞれ設けられ
た面取部52には、それぞれ樹脂材料を注入するための
ゲート54が、これらドームメッシュ22、オリフィス
板24、レギュレータ26及びメッシュ28、30の各
外接円A内にそれぞれ配置されるように、取り付けられ
ている。
【0042】すなわち、図5に示すように、ヒンジ片3
2の薄肉溝32Aは、ドームメッシュ22の外接円A及
びオリフィス板24の外接円Aが重複する範囲内に配置
されており、ヒンジ片34の薄肉溝34Aは、オリフィ
ス板24の外接円A及びレギュレータ26の外接円Aが
重複する範囲内に配置されており、他の薄肉溝36A、
38Aも同様にそれぞれ外接円Aが重複する範囲内に配
置されている。そして、ゲート54もそれぞれの外接円
A内に配置されている。
2の薄肉溝32Aは、ドームメッシュ22の外接円A及
びオリフィス板24の外接円Aが重複する範囲内に配置
されており、ヒンジ片34の薄肉溝34Aは、オリフィ
ス板24の外接円A及びレギュレータ26の外接円Aが
重複する範囲内に配置されており、他の薄肉溝36A、
38Aも同様にそれぞれ外接円Aが重複する範囲内に配
置されている。そして、ゲート54もそれぞれの外接円
A内に配置されている。
【0043】一方、フレーム22Aには、相互に向かい
合って一対の結合片60が下側に向かって立設されてお
り、この結合片60の先端には、爪部62が形成されて
いる。フレーム30Aにも、相互に向かい合って一対の
結合片70が立設されており、この結合片70の先端に
は、爪部72が形成されている。
合って一対の結合片60が下側に向かって立設されてお
り、この結合片60の先端には、爪部62が形成されて
いる。フレーム30Aにも、相互に向かい合って一対の
結合片70が立設されており、この結合片70の先端に
は、爪部72が形成されている。
【0044】また、オリフィス板24の外周には、ドー
ムメッシュ22とオリフィス板24とが重ね合わされた
状態で、結合片60が嵌まり込む一対の切欠64が形成
されており、フレーム28Aには、メッシュ28とメッ
シュ30とが重ね合わされた状態で、結合片70が嵌ま
り込む一対の切欠74が形成されている。
ムメッシュ22とオリフィス板24とが重ね合わされた
状態で、結合片60が嵌まり込む一対の切欠64が形成
されており、フレーム28Aには、メッシュ28とメッ
シュ30とが重ね合わされた状態で、結合片70が嵌ま
り込む一対の切欠74が形成されている。
【0045】さらに、レギュレータ26の側壁26Aの
図1及び図2上、上側寄りの位置には、ドームメッシュ
22、オリフィス板24及びレギュレータ26が重ね合
わされた状態で、結合片60が嵌まり込む一対の切欠6
6が形成されると共に爪62が係止される一対の凹部6
8が形成されている。レギュレータ26の側壁26Aの
図1及び図2上、下側寄りの位置には、レギュレータ2
6及びメッシュ28、30が重ね合わされた状態で、結
合片70が嵌まり込む一対の切欠76が形成されると共
に爪72が係止される一対の凹部78が形成されてい
る。
図1及び図2上、上側寄りの位置には、ドームメッシュ
22、オリフィス板24及びレギュレータ26が重ね合
わされた状態で、結合片60が嵌まり込む一対の切欠6
6が形成されると共に爪62が係止される一対の凹部6
8が形成されている。レギュレータ26の側壁26Aの
図1及び図2上、下側寄りの位置には、レギュレータ2
6及びメッシュ28、30が重ね合わされた状態で、結
合片70が嵌まり込む一対の切欠76が形成されると共
に爪72が係止される一対の凹部78が形成されてい
る。
【0046】次に、本実施例に係る泡沫栓10の製造及
び泡沫栓10を蛇口18へ装着する手順を説明する。
び泡沫栓10を蛇口18へ装着する手順を説明する。
【0047】ゲート54を通して樹脂材料が図示しない
金型内に形成されたキャビティ内に注入されて射出成形
することにより、ドームメッシュ22、オリフィス板2
4、レギュレータ26及び2枚のメッシュ28、30
が、樹脂材料で一体成形される。この為、軽量でコスト
の削減が図られ、また、樹脂材料に抗菌剤を含有させる
ことで、水垢やヌメリ等の付着を防止することができ
る。
金型内に形成されたキャビティ内に注入されて射出成形
することにより、ドームメッシュ22、オリフィス板2
4、レギュレータ26及び2枚のメッシュ28、30
が、樹脂材料で一体成形される。この為、軽量でコスト
の削減が図られ、また、樹脂材料に抗菌剤を含有させる
ことで、水垢やヌメリ等の付着を防止することができ
る。
【0048】この後、これらドームメッシュ22、オリ
フィス板24、レギュレータ26及びメッシュ28、3
0の外接円A内より樹脂材料が突出した状態とならない
ように、ゲート54を介して繋がるランナー56を取り
除くことで、これら部材が製造される。
フィス板24、レギュレータ26及びメッシュ28、3
0の外接円A内より樹脂材料が突出した状態とならない
ように、ゲート54を介して繋がるランナー56を取り
除くことで、これら部材が製造される。
【0049】さらに、図1に示す状態から図3に示すよ
うに、ヒンジ片32、34、36、38の薄肉溝32
A、34A、36A、38Aで、ドームメッシュ22、
オリフィス板24、レギュレータ26及びメッシュ2
8、30を折り曲げて、これら部材を図6に示すように
重ね合わせる。尚、この作業は、単にヒンジ片32、3
4、36、38の薄肉溝32A、34A、36A、38
Aに沿って折り曲げればよいので位置合わせが不要とな
る。
うに、ヒンジ片32、34、36、38の薄肉溝32
A、34A、36A、38Aで、ドームメッシュ22、
オリフィス板24、レギュレータ26及びメッシュ2
8、30を折り曲げて、これら部材を図6に示すように
重ね合わせる。尚、この作業は、単にヒンジ片32、3
4、36、38の薄肉溝32A、34A、36A、38
Aに沿って折り曲げればよいので位置合わせが不要とな
る。
【0050】また、この際、結合片60が切欠64、6
6に嵌まり込むと共に、結合片60の爪部62が凹部6
8に係止されて、ドームメッシュ22、オリフィス板2
4及びレギュレータ26の重ね合わせ状態が保持され
る。さらに、結合片70が切欠74、76に嵌まり込む
と共に、結合片70の爪部72が凹部78に係止され
て、レギュレータ26及びメッシュ28、30の重ね合
わせ状態が保持される。
6に嵌まり込むと共に、結合片60の爪部62が凹部6
8に係止されて、ドームメッシュ22、オリフィス板2
4及びレギュレータ26の重ね合わせ状態が保持され
る。さらに、結合片70が切欠74、76に嵌まり込む
と共に、結合片70の爪部72が凹部78に係止され
て、レギュレータ26及びメッシュ28、30の重ね合
わせ状態が保持される。
【0051】最後に、ドームメッシュ22、オリフィス
板24、レギュレータ26及び2枚のメッシュ28、3
0を重ね合わせて一体として、カラー12の収納部12
Aに装着し、さらに、ケース16内にカラー12を収納
した状態で、図4に示すように、蛇口18にケース16
をねじ止める。
板24、レギュレータ26及び2枚のメッシュ28、3
0を重ね合わせて一体として、カラー12の収納部12
Aに装着し、さらに、ケース16内にカラー12を収納
した状態で、図4に示すように、蛇口18にケース16
をねじ止める。
【0052】本実施例に係る泡沫栓10の作用を以下に
説明する。ドームメッシュ22、オリフィス板24、レ
ギュレータ26及びメッシュ28、30を結合させた状
態で納入することができるので、取扱いが容易となると
共に、カラー12へのこれらドームメッシュ22、オリ
フィス板24、レギュレータ26及びメッシュ28、3
0の組付作業も簡単になる。
説明する。ドームメッシュ22、オリフィス板24、レ
ギュレータ26及びメッシュ28、30を結合させた状
態で納入することができるので、取扱いが容易となると
共に、カラー12へのこれらドームメッシュ22、オリ
フィス板24、レギュレータ26及びメッシュ28、3
0の組付作業も簡単になる。
【0053】さらに、ドームメッシュ22、オリフィス
板24、レギュレータ26及びメッシュ28、30を折
り重ねると、ヒンジ片32、34、36、38内で最も
薄肉に形成される薄肉溝32A、34A、36A、38
Aで屈曲されることになる。この際、薄肉溝32A、3
4A、36A、38Aはドームメッシュ22、オリフィ
ス板24、レギュレータ26及びメッシュ28、30そ
れぞれの外接円A内に配置されているので、ヒンジ片3
2、34、36、38がカラー12の内壁面に当たって
収納され難くならず、カラー12へのドームメッシュ2
2、オリフィス板24、レギュレータ26及びメッシュ
28、30の組付作業がより一層簡単になる。
板24、レギュレータ26及びメッシュ28、30を折
り重ねると、ヒンジ片32、34、36、38内で最も
薄肉に形成される薄肉溝32A、34A、36A、38
Aで屈曲されることになる。この際、薄肉溝32A、3
4A、36A、38Aはドームメッシュ22、オリフィ
ス板24、レギュレータ26及びメッシュ28、30そ
れぞれの外接円A内に配置されているので、ヒンジ片3
2、34、36、38がカラー12の内壁面に当たって
収納され難くならず、カラー12へのドームメッシュ2
2、オリフィス板24、レギュレータ26及びメッシュ
28、30の組付作業がより一層簡単になる。
【0054】また、ドームメッシュ22、オリフィス板
24、レギュレータ26及びメッシュ28、30を金属
で製造したり個々に製造したりする必要が無くなるの
で、ドームメッシュ22、オリフィス板24、レギュレ
ータ26及びメッシュ28、30の製造コストが削減で
き、低コストで水流を整える泡沫栓10を製造すること
ができる。
24、レギュレータ26及びメッシュ28、30を金属
で製造したり個々に製造したりする必要が無くなるの
で、ドームメッシュ22、オリフィス板24、レギュレ
ータ26及びメッシュ28、30の製造コストが削減で
き、低コストで水流を整える泡沫栓10を製造すること
ができる。
【0055】そして、オリフィス板24が、孔部42に
より水流の流量を制限する抵抗板とされているので、本
実施例に係る泡沫栓10を水道の蛇口18に装着するこ
とで、節水が可能となる。
より水流の流量を制限する抵抗板とされているので、本
実施例に係る泡沫栓10を水道の蛇口18に装着するこ
とで、節水が可能となる。
【0056】さらに、レギュレータ26の側壁26A
に、空気を取り入れる開口部46が設けられている為、
本実施例に係る泡沫栓10を水道の蛇口18に装着する
ことにより、図4に示す矢印Bのようにケース16とカ
ラー12との間の隙間を通過し、カラー12の貫通孔1
4を介してレギュレータ26の開口部46より取り入れ
られた空気が水流に混じり、泡を含んだ泡沫水が容易に
生成される。また、開口部46を有したレギュレータ2
6が樹脂材料で形成されるので、プレス加工によって絞
り成形する必要が無くなって、泡沫栓10の一層の低コ
スト化が図れる。
に、空気を取り入れる開口部46が設けられている為、
本実施例に係る泡沫栓10を水道の蛇口18に装着する
ことにより、図4に示す矢印Bのようにケース16とカ
ラー12との間の隙間を通過し、カラー12の貫通孔1
4を介してレギュレータ26の開口部46より取り入れ
られた空気が水流に混じり、泡を含んだ泡沫水が容易に
生成される。また、開口部46を有したレギュレータ2
6が樹脂材料で形成されるので、プレス加工によって絞
り成形する必要が無くなって、泡沫栓10の一層の低コ
スト化が図れる。
【0057】一方、ドームメッシュ22、オリフィス板
24、レギュレータ26及びメッシュ28、30の成形
に際して、ドームメッシュ22、オリフィス板24、レ
ギュレータ26及びメッシュ28、30のそれぞれの外
接円A内に配置されたゲート54より樹脂材料を注入
し、これらの外接円A内より樹脂材料が突出しないよう
に、これら部材にゲート54を介して繋がるランナー5
6を取り除くことにする。これによりゲート54の残り
部分が、ドームメッシュ22等より若干突出したとして
も、カラー12の内壁面に当たってこれらドームメッシ
ュ22、オリフィス板24、レギュレータ26及びメッ
シュ28、30が収納され難くならず、カラー12への
これら部材の組付作業も簡単になる。
24、レギュレータ26及びメッシュ28、30の成形
に際して、ドームメッシュ22、オリフィス板24、レ
ギュレータ26及びメッシュ28、30のそれぞれの外
接円A内に配置されたゲート54より樹脂材料を注入
し、これらの外接円A内より樹脂材料が突出しないよう
に、これら部材にゲート54を介して繋がるランナー5
6を取り除くことにする。これによりゲート54の残り
部分が、ドームメッシュ22等より若干突出したとして
も、カラー12の内壁面に当たってこれらドームメッシ
ュ22、オリフィス板24、レギュレータ26及びメッ
シュ28、30が収納され難くならず、カラー12への
これら部材の組付作業も簡単になる。
【0058】そして、ドームメッシュ22、オリフィス
板24、レギュレータ26及びメッシュ28、30が樹
脂材料で形成されているので、金属製の部品により構成
されるものと異なり、接触音が発生することがない。
板24、レギュレータ26及びメッシュ28、30が樹
脂材料で形成されているので、金属製の部品により構成
されるものと異なり、接触音が発生することがない。
【0059】尚、上記実施例において、これらドームメ
ッシュ22、オリフィス板24、レギュレータ26及び
メッシュ28、30を連結した状態で使用したが、薄肉
溝32A、34A、36A、38Aでそれぞれ切断し
て、使用してもよい。この場合でも、外接円A内に薄肉
溝32A、34A、36A、38Aが配置されているの
で、カラー12への収納に支障をきたすことがない。
ッシュ22、オリフィス板24、レギュレータ26及び
メッシュ28、30を連結した状態で使用したが、薄肉
溝32A、34A、36A、38Aでそれぞれ切断し
て、使用してもよい。この場合でも、外接円A内に薄肉
溝32A、34A、36A、38Aが配置されているの
で、カラー12への収納に支障をきたすことがない。
【0060】また、上記実施例においてカラー12を用
いたが、カラー12を用いること無く、ドームメッシュ
22、オリフィス板24、レギュレータ26及びメッシ
ュ28、30を直接ケース16内に収納してもよい。但
しこの場合、ケース16が収納部材となる。
いたが、カラー12を用いること無く、ドームメッシュ
22、オリフィス板24、レギュレータ26及びメッシ
ュ28、30を直接ケース16内に収納してもよい。但
しこの場合、ケース16が収納部材となる。
【0061】さらに、ドームメッシュ22、オリフィス
板24、レギュレータ26及びメッシュ28、30を構
成する樹脂は、適宜選択することができるが、例えばポ
リプロピレン、ポリアセタール等が考えられる。
板24、レギュレータ26及びメッシュ28、30を構
成する樹脂は、適宜選択することができるが、例えばポ
リプロピレン、ポリアセタール等が考えられる。
【0062】また、図1に示されるように、隣合うメッ
シュ28、30の格子目は、斜めに交差するように成形
されているので、メッシュ自体の格子目の大きさより、
平面視すると折り重ねた状態の格子目の方が小さくなっ
ている。このため、細かいごみを除去できると共に、小
さい泡が発生し水跳ねがし難くなっている。
シュ28、30の格子目は、斜めに交差するように成形
されているので、メッシュ自体の格子目の大きさより、
平面視すると折り重ねた状態の格子目の方が小さくなっ
ている。このため、細かいごみを除去できると共に、小
さい泡が発生し水跳ねがし難くなっている。
【0063】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、低コスト
で組付けが容易な泡沫栓及び泡沫栓の製造方法が提供さ
れる。
で組付けが容易な泡沫栓及び泡沫栓の製造方法が提供さ
れる。
【図1】本発明の一実施例に係る泡沫栓の装着部材を重
ね合わせる前の状態を示した斜視図である。
ね合わせる前の状態を示した斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る泡沫栓の装着部材を重
ね合わせる前の状態を示した側面図である。
ね合わせる前の状態を示した側面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る泡沫栓の装着部材を折
り曲げた状態を示した斜視図である。
り曲げた状態を示した斜視図である。
【図4】本発明の一実施例に係る泡沫栓の断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の一実施例に係る泡沫栓の装着部材にラ
ンナーが付いた状態を説明する平面図である。
ンナーが付いた状態を説明する平面図である。
【図6】本発明の一実施例に係る泡沫栓の分解斜視図で
ある。
ある。
【図7】従来技術の整流機構を備えた蛇口を示した斜視
図である。
図である。
【図8】従来技術のメッシュと水切り板を示した分解斜
視図である。
視図である。
【図9】別の従来技術の分解斜視図である。
10 泡沫栓
12 カラー
22 ドームメッシュ
24 オリフィス板
26 レギュレータ
28 メッシュ
30 メッシュ
32、34、36、38 ヒンジ片
32A、34A、36A、38A 薄肉溝
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平7−92645(JP,A)
特開 平6−128915(JP,A)
特開 平6−306901(JP,A)
実開 平5−49870(JP,U)
実開 平6−24067(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B05B 1/00 - 1/36
A47K 3/28
E03C 1/084
Claims (4)
- 【請求項1】 水流の吐出口に装着されて水流を整える
泡沫栓であって、 薄肉に形成されたヒンジ片で各々が連結されつつ一体的
に樹脂材料で形成され且つ、筒状の収納部材にそれぞれ
収納されると共にそれぞれ水を通過させ得る複数の装着
部材と、 前記装着部材の外接円内に配置されると共に前記ヒンジ
片内で最も薄肉に形成される薄肉部と、 を有することを特徴とする泡沫栓。 - 【請求項2】 前記複数の装着部材の内の少なくとも一
つが、水流の流量を制限する抵抗板であることを特徴と
する請求項1に記載の泡沫栓。 - 【請求項3】 前記複数の装着部材の内の少なくとも一
つ装着部材の側壁に、空気を取り入れる開口部を設けた
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の泡沫
栓。 - 【請求項4】 水流の吐出口に装着されて水流を整える
泡沫栓を製造する泡沫栓の製造方法であって、 筒状の収納部材にそれぞれ収納されると共にそれぞれ水
を通過させ得る複数の装着部材が、樹脂材料を注入する
ためのゲートをこの装着部材の外接円内に配置した状態
で、一体的に成形され、 この後、前記装着部材の外接円内より樹脂材料が突出し
た状態とならないように、前記ゲートを介して前記装着
部材に繋がる樹脂材料を取り除く、 ことを特徴とする泡沫栓の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11616995A JP3469353B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 泡沫栓及び泡沫栓の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11616995A JP3469353B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 泡沫栓及び泡沫栓の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08309234A JPH08309234A (ja) | 1996-11-26 |
JP3469353B2 true JP3469353B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=14680506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11616995A Expired - Fee Related JP3469353B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 泡沫栓及び泡沫栓の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3469353B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4793525B2 (ja) * | 2001-03-21 | 2011-10-12 | Toto株式会社 | 泡沫吐水装置 |
DE10246333B4 (de) * | 2002-10-04 | 2008-06-19 | Neoperl Gmbh | Strahlregler |
DE10246334B4 (de) * | 2002-10-04 | 2015-05-07 | Neoperl Gmbh | Sanitäres Einbauteil |
EP1740779B1 (de) * | 2005-05-18 | 2007-08-15 | Neoperl Gmbh | Sanitärkomponente, nämlich strahlregler oder strahlformer für strömende, fluide medien, verfahren zur herstellung einer derartigen sanitärkomponente sowie verwendung einer sanitärkomponente |
JP2009228238A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Kuritakku Kk | シャワーヘッド |
JP5582332B2 (ja) * | 2009-09-17 | 2014-09-03 | アイシン精機株式会社 | 洋風便器装置 |
JP5921837B2 (ja) * | 2011-08-31 | 2016-05-24 | 株式会社吉野工業所 | メッシュ成形体 |
CA2991979A1 (en) * | 2015-07-15 | 2017-01-19 | Gojo Industries, Inc. | Improved foaming cartridges, pumps, refill units, and foam dispensers using the same |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2562698Y2 (ja) * | 1991-12-13 | 1998-02-16 | 東陶機器株式会社 | 整流吐水機構 |
JP2505148Y2 (ja) * | 1992-06-20 | 1996-07-24 | 洋史 大熊 | 蛇口取付け型節水具 |
JP3000119B2 (ja) * | 1992-10-19 | 2000-01-17 | 幸郎 牛山 | 道路用反射器 |
JPH0792645A (ja) * | 1993-01-25 | 1995-04-07 | Konica Corp | 現像済みフィルムケースとその整理ボックス |
JPH06306901A (ja) * | 1993-04-22 | 1994-11-01 | Toyoda Gosei Co Ltd | 吐水口の整流板 |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP11616995A patent/JP3469353B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08309234A (ja) | 1996-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |