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JP3456056B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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Publication number
JP3456056B2
JP3456056B2 JP13446295A JP13446295A JP3456056B2 JP 3456056 B2 JP3456056 B2 JP 3456056B2 JP 13446295 A JP13446295 A JP 13446295A JP 13446295 A JP13446295 A JP 13446295A JP 3456056 B2 JP3456056 B2 JP 3456056B2
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JP
Japan
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voltage
power supply
discharge lamp
circuit
lighting device
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JP13446295A
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幸男 山中
直景 岸本
淳 上岡
勝信 ▲浜▼本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電灯点灯装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る放電灯点灯装置の回路図を
図10に示す。
【0003】本回路は、インダクタンス素子L1,コン
デンサC1,スイッチング素子Q1,トランスT1の1
次巻線n1,コンデンサC4からなるインバータ回路I
NVと、抵抗R1を介してトランスT1の2次巻線n2
に発生する2次電圧をスイッチング素子Q1のベース・
エミッタ間に供給してスイッチング素子Q1を駆動する
駆動回路Aと、抵抗R2,ダイオードD1,D2,コン
デンサC2,C3,スイッチング素子Q2,Q3からな
り、インバータ回路INVを起動させる起動回路Bとか
ら構成されると共に、直流電源電圧Eを交流の高周波電
圧に変換して放電灯Laに供給し、高周波点灯させる、
所謂自励式インバータである。
【0004】本回路に於ては、コンデンサC3の両端電
圧(以下、電圧と呼ぶ。)Vc3を検出することによ
り、放電灯Laのフィラメントの断線、及び放電灯La
装着の有無などを検出することができる。
【0005】放電灯Laが正常状態で装着されていれ
ば、直流電源E→インダクタンス素子L1→トランスT
1の1次巻線n1→フィラメントf1→第3のインピー
ダンス素子(以下、抵抗と呼ぶ。)R3→フィラメント
f2→コンデンサC3→直流電源Eの経路でコンデンサ
C3が充電され、電圧Vc3は徐々に上昇する。電圧V
c3がスイッチング素子Q2のベース・コレクタ間に印
加されてスイッチング素子Q2がオフすると、直流電源
E→抵抗R2→コンデンサC2→直流電源Eの経路でコ
ンデンサC2が充電され、コンデンサC2の両端電圧
(以下、電圧と呼ぶ。)Vc2は徐々に上昇する。電圧
Vc2がスイッチング素子Q2のブレークオーバ電圧を
越えると、抵抗R1を介してスイッチング素子Q1のベ
ースに起動信号が印加されて、インバータ回路INVは
動作を開始する。
【0006】一方、放電灯Laが未装着、及び放電灯L
aのフィラメントの断線などの異常状態が生じると、コ
ンデンサC3の充電経路が遮断されるので、電圧Vc3
は上昇せず、略零の電圧Vc3がスイッチング素子Q2
のベース・コレクタ間に印加されるのでスイッチング素
子Q2はオンする。スイッチング素子Q2がオンする
と、コンデンサC2の両端は短絡されてスイッチング素
子Q3はオンしない。よって、インバータ回路INVは
起動せず、異常状態を検出することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
於ては以下の様な問題点が生じる。
【0008】図11に示す様な試験回路を用いて、ラン
プ正常状態及び異常状態に於ける、フィラメント間電圧
と放電との関係を検討すると、「フィラメントの強制断
線」の場合、及び「寿命末期の断線」の場合とも、図1
2(b),(c)に示す様に、約180V以上の直流電
圧をフィラメントに印加することにより、フィラメント
間に電流が流れ、フィラメント間で放電が開始されるの
がわかる。
【0009】この様な放電が開始されると、直流電源E
→インダクタンス素子L1→トランスT1の1次巻線n
1→フィラメントf1→抵抗R3→フィラメントf2→
コンデンサC3→直流電源Eの経路でコンデンサC3が
充電されて、フィラメントが断線しているにも関わら
ず、上述の様に起動回路Bが動作してインバータ回路I
NVが起動するという、誤動作を生じてしまう。
【0010】つまり、整流平滑後には約140Vdcが
得られる100Vac系の電源入力電圧では、インバー
タ回路INVの誤動作は生じないが、整流平滑後には約
280Vdcが得られる200Vac系の電源入力電圧
では誤動作を生じてしまう。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、電源入力電圧の値に関
わらず、放電灯が未装着、及び放電灯Laのフィラメン
トの断線などの異常状態に於ける誤動作を防止可能な放
電灯点灯装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載の発明によれば、直流電源電圧を交
流の高周波電圧に変換し放電灯に供給するインバータ回
路と、前記インバータ回路を駆動する駆動回路と、前記
駆動回路に電源供給して前記インバータ回路を起動させ
ると共に、前記フィラメント断線時または前記放電灯の
未装着時に前記インバータ回路を未起動させる起動回路
とを備える放電灯点灯装置に於て、直流電源電圧は前記
断線したフィラメント間が放電するのに要する電圧より
も大きい電圧であると共に、前記フィラメント断線時に
前記フィラメント間に印加される電圧は前記直流電圧を
分圧した電圧であって、前記分圧した電圧は、前記断線
したフィラメント間が放電するのに要する電圧よりも小
さいことを特徴とする。
【0013】
【0014】請求項記載の発明によれば、前記直流電
源の両端に並列に、複数のインピーダンス素子の直列接
続を設けると共に、前記直流電圧を分圧した電圧は、前
記インピーダンス素子の直列接続により前記直流電圧を
分圧した電圧であることを特徴とする。
【0015】請求項記載の発明によれば、少なくとも
1つの前記インピーダンスの両端に並列接続されると共
に、前記直流電源及び前記フィラメント間に直列接続さ
れるカップリング用コンデンサを設けたことを特徴とす
る。
【0016】請求項記載の発明によれば、各々の前記
フィラメントの両端に並列接続される第1,第2のイン
ピーダンス素子と、前記放電灯の非電源側端子間に接続
される第3のインピーダンス素子とを設けると共に、前
記直流電圧を分圧した電圧は、前記第1〜第3のインピ
−ダンス素子の直列接続により前記直流電圧を分圧した
電圧であることを特徴とする。
【0017】請求項記載の発明によれば、前記起動回
路は、前記放電灯に直列接続されたコンデンサを含み構
成されると共に、前記コンデンサの両端電圧が一定値よ
り小さくなると、前記インバータ回路を未起動させるも
のであることを特徴とする。
【0018】請求項記載の発明によれば、前記直流電
源電圧は、交流電源を整流器で整流し、前記整流器の出
力端に接続された平滑コンデンサで平滑して得られるも
のであることを特徴とする。
【0019】請求項記載の発明によれば、前記直流電
源電圧は、交流電源を、交流電源の出力端に接続された
チョッパ回路で整流平滑して得られるものであることを
特徴とする。
【0020】請求項記載の発明によれば、前記直流電
源電圧は、交流電源を、交流電源の出力端に接続された
部分平滑回路で整流平滑して得られるものであることを
特徴とする。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明によれば、フィラメント断
線時にフィラメントに印加される電圧を、フィラメント
が放電するのに要する電圧よりも小さくすると、フィラ
メントでの放電が生じず、フィラメントでの未放電を起
動回路で検出して、インバータ回路を未起動にし、よっ
て、フィラメント断線の異常状態を検出する。
【0022】
【0023】請求項2、3記載の発明によれば、直流電
圧をインピーダンス素子の直列接続により分圧すること
により得られる電圧を、フィラメント断線時にフィラメ
ントに印加すると、フィラメントでの放電が生じず、フ
ィラメントでの未放電を起動回路で検出して、インバー
タ回路を未起動にし、よって、フィラメント断線の異常
状態を検出する。
【0024】請求項記載の発明によれば、直流電圧を
第1〜第3のインピーダンス素子の直列接続により分圧
することにより得られる電圧を、フィラメント断線時に
フィラメントに印加すると、フィラメントでの放電が生
じず、フィラメントでの未放電を起動回路で検出して、
インバータ回路を未起動にし、よって、フィラメント断
線の異常状態を検出する。
【0025】請求項記載の発明によれば、フィラメン
トに流れる電流により、コンデンサを充電し、コンデン
サの両端電圧が一定値以上になると、起動回路を動作さ
せてインバータ回路を起動する。
【0026】フィラメントの断線によりフィラメントに
流れる電流が遮断される、もしくは低下し、コンデンサ
の両端電圧が一定値より小さくなると、起動回路を動作
させずにインバータ回路を未起動する。
【0027】請求項記載の発明によれば、交流電源を
整流器で整流し、平滑コンデンサで平滑して直流電源電
圧を得る。
【0028】請求項記載の発明によれば、交流電源を
チョッパ回路で整流平滑して直流電源電圧を得る。
【0029】請求項記載の発明によれば、交流電源を
部分平滑回路で整流平滑して直流電源電圧を得る。
【0030】
【実施例】
(実施例1)本発明に係る第1実施例の回路図を図1に
示す。
【0031】図10に示した従来例と異なる点は、イン
ダクタンス素子L1,トランスT1の1次巻線n1を介
して直流電源Eの両端に、2次巻線n2を有するトラン
スT2の1次巻線n1と、インピーダンス素子(以下、
抵抗と呼ぶ。)R4,R5の直列接続とを設けて、直流
電源電圧Eを抵抗R4,R5で分圧した電圧V1(<
E)をトランスT2の2次巻線n2に印加し、直流電源
電圧Eが直接放電灯Laに印加されない様に構成したこ
とであり、その他の従来例と同一構成には同一符号を付
すことにより説明を省略する。
【0032】ここでトランスT2の2次巻線n2は、放
電灯Laの電源側端子間に並列接続される。
【0033】次に動作を簡単に説明する。放電灯Laの
不点時、且つ正常状態では、直流電源E→インダクタン
ス素子L1→トランスT1の1次巻線n1→抵抗R4→
フィラメントf1→抵抗R3→フィラメントf2→コン
デンサC3→直流電源Eの経路でコンデンサC3が充電
され、上述の様に起動回路Bが動作してインバータ回路
INVが起動する。
【0034】放電灯Laの不点時、且つ異常状態では、
直流電源電圧Eを抵抗R4,R5で分圧した電圧V1
(<E)しかトランスT2の2次巻線n2に印加されな
いので、整流平滑後には約280Vdcが得られる20
0Vac系の電源入力電圧であっても、フィラメントに
印加される電圧が、異常状態でフィラメントが放電する
電圧(例えば約180V)より小さくなる様に、電圧V
1を設定することで、異常状態に於けるインバータ回路
INVの起動を防ぐことができる。
【0035】(実施例2)本発明に係る第2実施例の回
路図を図2に示す。
【0036】図1に示した第1実施例と異なる点は、ト
ランスT2の代わりにカップリング用コンデンサC5
を、抵抗R4の両端に並列に、且つトランスT1の1次
巻線n1及びフィラメントf1間に直列に接続し、直流
電源電圧Eを抵抗R4,R5で分圧した電圧V1を、放
電灯La,コンデンサC3の直列接続に印加し、直流電
源電圧Eが直接放電灯Laに印加されない様に構成した
ことであり、その他の第1実施例と同一構成には同一符
号を付すことにより説明を省略する。
【0037】(実施例3)本発明に係る第3実施例の回
路図を図3に示す。
【0038】図10に示した従来例と異なる点は、フィ
ラメントf1の両端に第1のインピーダンス素子(以
下、抵抗と呼ぶ。)R10を並列接続し、フィラメント
f2の両端に第2のインピーダンス素子(以下、抵抗と
呼ぶ。)R11を並列接続し、コンデンサC3の両端に
放電用抵抗R12を並列接続して、異常状態の検出のス
レッショルドを設定する様に構成したことであり、その
他の従来例と同一構成には同一符号を付すことにより説
明を省略する。
【0039】スイッチング素子Q2がオンする電圧をV
2とし、放電灯Laのフィラメントが放電を開始する最
小電圧(例えば約180V)をV3とし、フィラメント
f1,f2のインピーダンスは無視できる位に小さいと
すると、放電灯Laの不点時且つ正常状態に於て、 Vc3=R12×E/(R3+R12)>V2・・・・・・・・・・・(1) が成り立つと、スイッチング素子Q2がオフして起動回
路Bが動作してインバータ回路INVが起動する。ま
た、例えば放電灯Laの不点時且つフィラメントf1が
断線した放電灯Laの異常状態に於て、 Vc3=R12×E/(R10+R3+R12)=V2・・・・・・・(2) が成り立つと、スイッチング素子Q2がオンして起動回
路Bが動作せず、インバータ回路INVは起動しない。
更に、フィラメントf1の両端電圧(=抵抗R10の両
端電圧)をVr10として、 Vr10=R10×E/(R10+R3+R12)<V3・・・・・・(3) が成り立つと、フィラメントf1での放電は起こらな
い。
【0040】つまり、(1)〜(3)式が成り立つ様に
抵抗R3,R10〜R12を設定する、つまり異常状態
の検出のスレッショルドを設定することで、異常状態に
於けるインバータ回路INVの起動を防ぐと共に、断線
したフィラメント間での放電を防ぐことができる。
【0041】(実施例4)本発明に係る第4実施例の回
路図を図4に示す。
【0042】図1に示した第1実施例と異なる点は、直
流電源Eとして、交流電源ACを整流器DBで整流して
平滑コンデンサCoで平滑した電圧Eを得るものを用
い、インバータ回路INVとしてスイッチング素子Q
1,Q4の直列接続からなるハーフブリッジ式インバー
タ回路を用いたことであり、その他の第1実施例と同一
構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0043】ここで、トランスT1に設けられた2次巻
線n3に発生する2次電圧を、抵抗R7を介してスイッ
チング素子Q4のゲート・ソース間に印加することによ
り、スイッチング素子Q4を駆動する。またスイッチン
グ素子Q1,Q4にはMOSFETを用いているが、ト
ランジスタを用いてもよい。
【0044】(実施例5)本発明に係る第5実施例の回
路図を図5に示す。
【0045】図2に示した第2実施例と異なる点は、直
流電源Eとして、交流電源ACを整流器DBで整流して
インダクタンス素子Lo,ダイオードDo,スイッチン
グ素子Qo,平滑コンデンサCoからなる所謂昇圧チョ
ッパ回路11で平滑した電圧Eを得るものを用い、イン
バータ回路INVとしてスイッチング素子Q1,Q4の
直列接続からなるハーフブリッジ式インバータ回路を用
いたことであり、その他の第2実施例と同一構成には同
一符号を付すことにより説明を省略する。
【0046】ここで、トランスT1に設けられた2次巻
線n3に発生する2次電圧を、抵抗R7を介してスイッ
チング素子Q4のベース・エミッタ間に印加することに
より、スイッチング素子Q4を駆動する。またスイッチ
ング素子Q1,Q4にはコレクタ・エミッタ間にダイオ
ードD41,D11が逆並列接続されたトランジスタを
用いているが、MOSFETを用いてもよい。更に、交
流電源ACを整流器DBで整流した直流電圧を電源とす
る制御回路3によりスイッチング素子Qoは駆動される
が、スイッチング素子Qoの駆動方法は他の方法でもよ
い。
【0047】(実施例6)本発明に係る第6実施例の回
路図を図6に示す。
【0048】図3に示した第3実施例と異なる点は、直
流電源Eとして、交流電源ACを整流器DBで整流して
コンデンサC11,C12,ダイオードD10〜D12
からなる所謂部分平滑回路で平滑した電圧Eを得るもの
を用い、インバータ回路INVとしてスイッチング素子
Q1,Q4の直列接続からなるハーフブリッジ式インバ
ータ回路を用いたことであり、その他の第3実施例と同
一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0049】ここで、トランスT1に設けられた2次巻
線n3に発生する2次電圧を、抵抗R7を介してスイッ
チング素子Q4のベース・エミッタ間に印加することに
より、スイッチング素子Q4を駆動する。またスイッチ
ング素子Q1,Q4にはコレクタ・エミッタ間にダイオ
ードD41,D11が逆並列接続されたトランジスタを
用いているが、MOSFETを用いてもよい。
【0050】なお上記全ての実施例に於ては、直流電源
Eとして、図7に示す様な、交流電源ACを整流器DB
で整流して平滑コンデンサCoで平滑した電圧Eを得る
ものでもよく、図8に示す様な、交流電源ACを整流器
DBで整流して所謂チョッパ回路1で平滑した電圧Eを
得るものでもよく、図9に示す様な、交流電源ACを整
流器DBで整流して所謂部分平滑回路2で平滑した電圧
Eを得るものでもよい。また、インバータ回路INVは
どの様な方式を用いてもよい。
【0051】
【発明の効果】請求項1、請求項6記載の発明によれ
ば、電源入力電圧の値に関わらず、放電灯が未装着、及
びフィラメントの断線などの異常状態に於ける誤動作を
防止可能な放電灯点灯装置を提供できる。
【0052】請求項2から請求項4記載の発明によれ
ば、直流電源と並列にインピーダンス素子を設けたの
で、大幅な回路効率の低下を防止可能であると共に、電
源入力電圧の値に関わらず、放電灯が未装着、及びフィ
ラメントの断線などの異常状態に於ける誤動作を防止可
能な放電灯点灯装置を提供できる。
【0053】請求項5記載の発明によれば、放電灯が未
装着、及びフィラメントの断線などの異常状態の検出を
確実に行うことが可能であると共に、異常状態に於ける
誤動作を防止可能な放電灯点灯装置を提供できる。
【0054】請求項7、請求項8記載の発明によれば、
高調波電流歪みを改善可能であると共に、電源入力電圧
の値に関わらず、放電灯が未装着、及びフィラメントの
断線などの異常状態に於ける誤動作を防止可能な放電灯
点灯装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例を示す回路図である。
【図2】本発明に係る第2実施例を示す回路図である。
【図3】本発明に係る第3実施例を示す回路図である。
【図4】本発明に係る第4実施例を示す回路図である。
【図5】本発明に係る第5実施例を示す回路図である。
【図6】本発明に係る第6実施例を示す回路図である。
【図7】第2の直流電源を示す回路図である。
【図8】第3の直流電源を示す回路図である。
【図9】第4の直流電源を示す回路図である。
【図10】本発明に係る従来例の回路図を示す。
【図11】フィラメントに於ける電圧・電流の測定の為
の試験回路図を示す。
【図12】フィラメントに於ける電圧・電流の特性図を
示す。
【符号の説明】
AC 交流電源 A 駆動回路 B 起動回路 C コンデンサ DB 整流器 E 直流電源 f フィラメント INV インバータ回路 La 放電灯 1 チョッパ回路 2 部分平滑回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−73985(JP,A) 特開 平5−3093(JP,A) 特開 平6−349587(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 H05B 41/24

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源電圧を交流の高周波電圧に変換
    し放電灯に供給するインバータ回路と、前記インバータ
    回路を駆動する駆動回路と、前記駆動回路に電源供給し
    て前記インバータ回路を起動させると共に、前記フィラ
    メント断線時または前記放電灯の未装着時に前記インバ
    ータ回路を未起動させる起動回路とを備える放電灯点灯
    装置に於て、直流電源電圧は前記断線したフィラメント
    間が放電するのに要する電圧よりも大きい電圧であると
    共に、前記フィラメント断線時に前記フィラメント間に
    印加される電圧は前記直流電圧を分圧した電圧であっ
    て、前記分圧した電圧は、前記断線したフィラメント間
    が放電するのに要する電圧よりも小さいことを特徴とす
    る放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記直流電源の両端に並列に、複数のイ
    ンピーダンス素子の直列接続を設けると共に、前記直流
    電圧を分圧した電圧は、前記インピーダンス素子の直列
    接続により前記直流電圧を分圧した電圧であることを特
    徴とする請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの前記インピーダンスの
    両端に並列接続されると共に、前記直流電源及び前記フ
    ィラメント間に直列接続されるカップリング用コンデン
    サを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 各々の前記フィラメントの両端に並列接
    続される第1,第2のインピーダンス素子と、前記放電
    灯の非電源側端子間に接続される第3のインピーダンス
    素子とを設けると共に、前記直流電圧を分圧した電圧
    は、前記第1〜第3のインピ−ダンス素子の直列接続に
    より前記直流電圧を分圧した電圧であることを特徴とす
    る請求項1に記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記起動回路は、前記放電灯に直列接続
    されたコンデンサを含み構成されると共に、前記コンデ
    ンサの両端電圧が一定値より小さくなると、前記インバ
    ータ回路を未起動させるものであることを特徴とする請
    求項1から請求項4記載のいずれかに記載の放電灯点灯
    装置。
  6. 【請求項6】 前記直流電源電圧は、交流電源を整流器
    で整流し、前記整流器の出力端に接続された平滑コンデ
    ンサで平滑して得られるものであることを特 徴とする請
    求項1から請求項5記載のいずれかに記載の放電灯点灯
    装置。
  7. 【請求項7】 前記直流電源電圧は、交流電源を、交流
    電源の出力端に接続されたチョッパ回路で整流平滑して
    得られるものであることを特徴とする請求項1から請求
    項5記載のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 前記直流電源電圧は、交流電源を、交流
    電源の出力端に接続された部分平滑回路で整流平滑して
    得られるものであることを特徴とする請求項1から請求
    項5記載のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
JP13446295A 1995-05-31 1995-05-31 放電灯点灯装置 Expired - Lifetime JP3456056B2 (ja)

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JPH08330087A JPH08330087A (ja) 1996-12-13
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