JP3398739B2 - 媒体記録再生装置 - Google Patents
媒体記録再生装置Info
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- JP3398739B2 JP3398739B2 JP09694794A JP9694794A JP3398739B2 JP 3398739 B2 JP3398739 B2 JP 3398739B2 JP 09694794 A JP09694794 A JP 09694794A JP 9694794 A JP9694794 A JP 9694794A JP 3398739 B2 JP3398739 B2 JP 3398739B2
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
情報データを再生したり、又は記録媒体に情報データを
記録する機能を備えた媒体記録再生装置に関する。
としてはCDオートチェンジャーが普及しているが、当
該CDオートチェンジャーとしては、複数枚のディスク
をマガジンと称する収納手段に収納し、当該マガジンを
装着したプレーヤを自動車のトランク内に載置し、セン
ターユニットと称する本体装置を運転席近傍に配置し
て、当該センターユニットからの指令により、当該マガ
ジンに収納したディスクを再生させるようにしたもので
ある。
記マガジンに収納された複数枚のディスクの中から所望
のディスクを選択し、当該選択されたディスクを再生す
るようにしたので、ユーザーは、一枚ものCDプレーヤ
のように所望のディスクを一枚毎に入れ替えて再生する
作業が必要ないために、操作性を著しくを良好にするこ
とができる。
能な記録媒体であるミニディスク(以下、単にMDと称
する)が考えられている。
報記録用ディスクを収納しており、記録された情報を再
生するばかりでなく、新たに情報を記録したり、既に記
録された情報を書き換えて記録することも可能となって
いる。
明する。図30は一般的なMDの構成を示す平面図であ
る。
程度の光ディスク又は光磁気ディスクである情報記録用
のディスク本体301と、当該ディスク本体301を保
護する保護用カートリッジケース(以下、単にケースと
称する)302と、ディスク本体301にアクセスする
ために該ケース302に形成されたアクセス用孔303
と、当該アクセス用孔303を開閉するスライドシャッ
ター304と、当該ケース302に形成された後述する
ディスクタイプを示すIDホール305とを有してい
る。
報が記録された再生専用のプリマスタードタイプと、書
換可能なレコーダブルタイプとがある。
ドシャッター304をケース302の片面にのみ設け、
当該MDを再生するMDプレーヤの光ピックアップから
の光ビームを光ディスクであるディスク本体301のデ
ィスク面に照射することができる構造となっている。
尚、当該プリマスタードタイプにおけるIDホール30
5は、ホール部305aのみである。
ライドシャッター304をケース302の両面に設け、
光磁気ディスクであるディスク本体301への記録時に
は、光ビームを照射するディスク面と反対側のディスク
面に磁界をかけるMDプレーヤの磁気ヘッドが対向する
構造となっている。尚、当該レコーダブルタイプにおけ
るIDホール305は、前記ホール部305aとホール
部305bとの二つであり、前記ホール部305aの開
口を図示せぬ録音防止用フックにより開閉可能とし、当
該ホール部305aの開口を開口状態とすると当該ディ
スクは録音不可能となり、当該ホール部305aの開口
を閉塞状態とすると当該ディスクは録音可能となる。
してディスクと称する。
再生したり、又はディスクに情報を記録する録再機能
と、複数枚のディスクを当該装置内に収納するオートチ
ェンジャー機能とを有するMDオートチェンジャー(以
下、単にMD装置と称する)を開発している。
を収納し、当該装置内に収納中の任意のディスクに対し
てユーザーは自由に情報の記録又は情報の再生を施すこ
とができる。
カッションにある様々な指令を入力する操作キーについ
て説明する。図31は当該MD装置のエスカッションを
示す平面図である。
装置内に挿入するためのディスク挿入口を開閉自在にす
る開閉ドアである。402は当該挿入されたディスクを
当該装置内の各収納領域に収納する収納指令を入力して
ストックモードを設定するストックキーである。403
乃至406は当該装置内の各収納領域、もしくは各収納
領域に収納されたディスクを指定する媒体指定指令を入
力するNo.指定キーである。407は前記各収納領域
以外の特定の収納領域、例えばターンテーブル上、もし
くは当該特定の収納領域に収納(装着)されたディスク
を指定するα指定キーである。403a〜407aは各
収納領域に収納すべきディスクが当該装置内に存在する
ことを点灯表示させるLEDインジケータ、すなわちN
o.ランプである。
入力してプレイモードを設定するプレイ/ポーズキーで
あり、409は当該プレイモード中にディスク及び/又
は曲を繰り返し演奏させるリピート演奏モードを設定す
るリピート演奏キーであり、410は当該プレイモード
中に各ディスク及び/又は各曲をランダムに演奏させる
ランダム演奏モードを設定するランダム演奏キーであ
り、411はプレイモード中に各ディスクの先頭曲又は
各ディスクの各曲の最初の部分だけを次々に演奏させる
スキャン演奏モードを設定するスキャン演奏キーであ
る。
キーであり、413は一つ前の曲の演奏指令を入力する
キーである。414及び415は早送りキー及び早戻し
キーであり、プレイ動作中に当該早送りキー又は早戻し
キーを押下すると、いわゆるキュー/レビューによるサ
ーチ演奏となる。416は当該装置内からディスクを排
出させる排出指令を入力してイジェクトモードを設定す
るイジェクトキーであり、417は当該装置の動作状態
等の様々な情報を表示するLCD表示器であり、418
は各ディスクのディスクタイトル情報、曲タイトル情報
等を例えば選択的に前記表示器417に表示させるディ
スプレイキーである。
00に備えた操作キーの操作方法について説明する。
クモードとしては、前記ストックキー402及びNo.
指定キー403〜406(又はα指定キー107)を押
下して、各No.指定キー403〜406(又はα指定
キー407)にて各収納領域を指定し、当該指定された
収納領域にディスク挿入口より当該装置内に挿入された
ディスクを収納することができる。
生するプレイモードとしては、前記プレイ/ポーズキー
408及びNo.指定キー403〜406(又はα指定
キー407)を押下して、前記No.指定キー403〜
406(又はα指定キー407)にて指定されたディス
クを再生することができる。
出するイジェクトモードとしては、前記イジェクトキー
416及びNo.指定キー403〜406(又はα指定
キー407)を押下して、前記No.指定キー403〜
406(又はα指定キー407)にて指定されたディス
クを当該装置内からディスク挿入口を介して排出するこ
とができる。
ックモード、プレイモード、又はイジェクトモードとい
った機能モードを実行する場合には、前記ストックキー
402、プレイ/ポーズキー408及びイジェクトキー
416といった各機能キーの押下に応じて各機能モード
を設定し、前記No.指定キー403〜406及びα指
定キー407といった媒体指定キーの押下によりアクセ
スしようとするディスク又は収納領域を指定するように
したので、ユーザーは所望の機能モードにて所望のディ
スク又は収納領域に対してアクセスを行うことができ
る。
体記録再生装置としてのMD装置によれば、当該エスカ
ッション400に設けた機能キーにより機能モードを設
定し、媒体指定キーによりアクセスすべきディスク又は
収納領域を指定する操作はユーザーにとって非常に面倒
であり、また、当該エスカッション400においては収
納可能なディスク枚数以上のNo.指定キーと、実行可
能な機能数と同数の機能キーとを要する訳で、このよう
に多くの入力キーを設けるためのキースペースを確保す
ることは非常に困難であるといった問題点があった。
であり、その目的とするところは、エスカッションのキ
ースペースを確保すると共に、ユーザーの機能モード設
定における入力操作を著しく良好にする媒体記録再生装
置を提供することにある。
に請求項1に係る発明は、装置内に存在する記録媒体に
対して記録又は再生動作を行わせる媒体記録再生装置で
あって、所定数の前記記録媒体を収納する複数の収納領
域と、当該収納領域に対して収納すべき記録媒体がある
か否かを判別する媒体検知手段と、各収納領域と1対1
に対応して設けられた複数のキーのうち少なくともいず
れか一のキーが押下されたことを検知して前記収納領域
を指定する領域指定手段と、前記領域指定手段にて指定
された収納領域が空き収納領域であれば、当該空き収納
領域に記録媒体を収納させる収納指令を発し、当該指定
された収納領域に記録媒体があれば、当該収納領域の記
録媒体を排出させる排出指令又は当該収納領域の記録媒
体に記録若しくは再生動作をさせる記録再生指令を発す
る制御手段とを有することを特徴とする。
成において、前記制御手段が、記録媒体が収納された収
納領域が指定されると、当該領域指定手段における前記
キーの操作時間の長短又は操作回数に基づいて前記記録
再生指令又は排出指令を発することを特徴とする。
載の構成において、予備の記録媒体を指定する予備領域
指定手段を備え、前記制御手段が、前記予備領域指定手
段が入力されると、当該予備の記録媒体を所定の収納領
域に収納させ、当該予備の記録媒体が当該装置内にある
ときは、当該装置内の予備の記録媒体以外の他の記録媒
体に対するアクセスを禁止することを特徴とする。
3記載の構成において、当該装置内の各収納領域に係る
記録媒体の有無を判別する表示手段を備え、前記制御手
段は、前記媒体検知手段の検出結果に基づいて、当該装
置内に収納領域に係る記録媒体があるときは、当該記録
媒体がある収納領域に相当する前記表示手段を表示させ
ることを特徴とする。
収納された収納領域が指定されると、当該操作時間の長
短に応じて、例えば長押しであれば排出指令を発してイ
ジェクトモードを設定し、短押しであれば記録再生指令
を発してプレイモードを設定、又は当該操作回数に応じ
て、例えば二回入力でイジェクトモードを設定し、一回
入力でプレイモードを設定するようにしたので、各機能
モードの設定を前記領域指定手段にて賄うことにより、
当該キースペースを確保すると共に、ユーザーの機能モ
ード設定におかる入力操作を著しく良好にすることがで
きる。
に予備の記録媒体が存在するときには、当該予備の記録
媒体に対してしか再生又は記録を行うことができない、
すなわち、当該装置内における予備の記録媒体以外の記
録媒体に対する一切のアクセスを禁止するようにしたの
で、ユーザーは複数枚の記録媒体を収納可能とするオー
トチェンジャーであるにもかかわらず、当該装置を一枚
ものプレーヤとして使用することができる。
の各収納領域における記録媒体の有無を前記表示手段に
表示させるようにしたので、ユーザーは当該装置内の各
収納領域における記録媒体の状態を一目で認識すること
ができる。
れば、エスカッションのキースペースを確保すると共
に、ユーザーのモード設定における入力操作を著しく良
好にすることができる。
装置を適用した車載用MD装置について説明する。図1
は当該MD装置における内部構造の概略を示す断面図で
ある。尚、図面中の矢印X1,X2は該MD装置の前後
方向を示すものであり、矢印X1側を手前側、矢印X2
側を奥側とし、矢印Y1,Y2は該MD装置の上下方向
を示すものであり、矢印Y1側を下側、矢印Y2側を上
側とする。
ケース1と、該機器ケース1内部に設けられた後述する
主要部とから構成されている。
クを挿入するディスク挿入口2が形成されており、当該
ディスク挿入口2には当該装置内への異物侵入を防止す
る挿入防止シャッター3が開閉自在に取り付けられてい
る。また、当該ディスク挿入口2の近傍部にはディスク
の抜き取りを検知する後述するディスク抜取センサー4
aが設けられている。
しては、挿入されたディスクを搬送及び保持するキャリ
ア5と、該ディスクを回転駆動して、当該ディスクに記
録された情報を再生したり、又は当該ディスクに新たな
情報を記録する演奏手段であるプレーヤ部6と、該ディ
スクを収納するストッカ7とを有している。
の奥側にて昇降可能に配置されており、当該キャリア5
の上部には当該キャリア5内に挿入されたディスクを保
持したり、又は搬送したりするための搬送ローラ8が回
転可能に設けられている。尚、前記搬送ローラ8の回転
動作は図示せぬローディングモーターにより行われるも
のである。
内へのディスク挿入を検知するディスク挿入センサー4
bと、該キャリア5内にディスクが保持されたことを検
知するローディング完了センサー4cと、イジェクトセ
ンサー4dとを有している。
記搬送ローラ8によりキャリア5内にローディングされ
たディスクの端部が、図1のAの位置に至ることにより
完全に保持されたことを検知し、かつ、該キャリア5内
にディスクがあることを検知するものである。また、前
記イジェクトセンサー4dは、ディスクが前記ディスク
挿入口2から取出可能となる位置(リロード位置)にま
で排出されたことを検知するものである。
られたディスク抜取センサー4aは、前記キャリア5か
らディスク挿入口2より排出された、すなわちリロード
位置にあるディスクが抜き取られたか否かを検知すると
共に、ディスク挿入時においては当該挿入ディスクを検
知してキャリア5の昇降動作を禁止するものである。
降位置を正確に検知する図示せぬキャリア位置センサー
が設けてあり、当該キャリア位置センサーにより、前記
キャリア5の位置と、前記ディスク挿入口2及びストッ
カ7の後述する各収納部の位置とを相対向させることに
より、ディスクの前後方向における水平移動をスムーズ
に行わしめるものである。
方で当該キャリア5と対向して配置されており、該プレ
ーヤ部6には図示しないダンパ及び防振スプリングによ
り遊動可能に機器ケース1に取り付けられている。この
ためにディスク回転駆動時には、前記ダンパ及び防振ス
プリングによってフローティング状態となり、外部から
受ける機器ケース1への振動が該プレーヤ部6に伝達す
るのを防止することができる。
駆動時でない場合、該機器ケース1に固定される構造と
なっている。また、当該プレーヤ部6は、ディスクの回
転駆動時である場合、ディスクを装着したキャリア5と
連結状態となり、これにより、当該キャリア5に装着中
のディスクはプレーヤ部6の後述するターンテーブル上
に装着された状態となる。
ィスク本体301を装着するターンテーブル9と、当該
ターンテーブル9上に装着されたディスクを回転駆動す
るスピンドルモーター10と、当該ディスク本体301
に光ビームを照射し、当該ディスク本体301に反射さ
れた光ビームにより当該ディスクに記録された情報を読
み取る光ピックアップ11と、当該ターンテーブル9上
にディスクが装着されたことを検知するディスク装着完
了センサー4eとを有している。尚、当該光ピックアッ
プ11は、図示せぬスレッドモーターによりディスク半
径方向にスライドする構造となっている。
する4つの収納部70a〜70dを上下方向に積層した
直方体状のケースであり、前記ディスク挿入口2から見
て前記キャリア5よりも奥側に固定して、又は必要に応
じて昇降可能に配置されている。
1〜#4に区別され、収納部70aを#1、収納部70
bを#2、収納部70cを#3、収納部70dを#4と
する。尚、当該識別番号は、後述するディスクNo.に
相当するものであり、#1から順次に#2、#3、#4
の順序としている。
ィスクが挿入可能な開口部が形成され、これら各開口部
の奥側にディスクを水平に収納可能なスペースが設けら
れている。また、各収納部70a〜70dにはディスク
の収納完了を検知するストック完了センサー71a〜7
1dと、バネの付勢力によりディスクの排出又は吸引を
行うディスク排出吸引機構(図示せぬ)とが夫々設けら
れている。
けられた挿入防止シャッター3は、前記キャリア5が該
ディスク挿入口2と対向する位置にあるときにロック解
除状態又は退動状態とし、前記キャリア5が前記収納部
70aの開口部と対向する位置以外にあるときにロック
状態としている。
ていない場合、すなわち待機時においては、常に前記収
納部70bの開口部と対向する位置にあり、当該キャリ
ア5の待機時においては、前記挿入防止シャッター3の
ロック状態により、当該MD装置内への異物侵入やディ
スクの誤挿入を防止しているものである。
々な指令を操作入力する操作部を有する入力機能又は情
報表示機能を備えたエスカッション100が設けられて
いる。
カッション100において、先に説明した図31に示す
ようなストックキー402、プレイ/ポーズキー408
及びイジェクトキー416といった機能キーがないのが
特徴である。図2は第1実施例におけるMD装置のエス
カッション100を示す平面図である。
に形成したディスク挿入口2と挿通する挿入口に開閉自
在に設けられた開閉ドアである。103乃至106は各
収納部70a〜70dに収納した4枚のディスク、もし
くは、これら各収納部70a〜70dを特定する媒体指
定指令を入力する領域指定手段であるNo.指定キー
(以下、単にNo.キーと称する)であり、107は挿
入されたディスクを当該ストッカ7に収納せずに直接プ
レーヤ部6に装着し、また、このように装着された予備
の記録媒体であるディスク(αディスク)を指定する媒
体指定指令を入力する予備領域指定手段であるα指定キ
ー(以下、単にαキーと称する)であり、103a〜1
06aは各収納部70a〜70dに収納すべきディスク
が装置内に存在するときに点灯表示するLEDインジケ
ータであり、107aはαディスクが当該装置内に存在
するときに点灯表示するLEDインジケータであり、1
03a〜107aのLEDインジケータを総称して表示
手段であるNo.ランプとする。尚、前記αキー107
の詳細は後述する。また、前記No.キー103は収納
部70aに係る#1のディスク指定、No.キー104
は収納部70bに係る#2のディスク指定、No.キー
105は収納部70cに係る#3のディスク指定、N
o.キー106は収納部70dに係る#4のディスク指
定のキーである。
αキー107は、当該装置内の収納領域及び当該収納領
域に係るディスクを指定する機能の他に、後述するが、
ストック、イジェクト、プレイモードといった機能を実
行し、又はその機能モードを切り換えるモード切換機能
を兼ね備えた入力キーである。
設定する特殊再生モードキーであり、RPTキー109
はディスク及び/又は曲を繰り返し演奏させるリピート
演奏モードを、RDMキー110は各ディスク及び/又
は各曲をランダムに演奏させるランダム演奏モードを、
SCNキー111は各ディスクの先頭曲又は各ディスク
の各曲の最初の部分だけを次々に演奏させるスキャン演
奏モードを設定するキーである。
キーであり、113は一つ前の曲の演奏指令を入力する
キーである。114及び115は早送りキー及び早戻し
キーであり、プレイ動作中に当該早送りキー又は早戻し
キーを押下すると、いわゆるキュー/レビューによるサ
ーチ演奏となる。117は当該装置の動作状態等の様々
な情報を表示するLCD表示器であり、118は各ディ
スクのタイトル情報や曲のタイトル情報を前記表示器1
17に表示させるディスプレイキー(以下、単にDIS
Pキーと称する)である。尚、前記表示器117は、例
えば最大15桁の文字、記号、数字を表示することがで
き、当該15桁を超えるような場合には、適宜スクロー
ルするようになっている。
03〜106及び前記DISPキー118が押下される
と、当該αキー107又はNo.キー103〜106に
対応するディスクNo.のディスクに係るタイトル情報
が前記表示器117に表示される。
た場合について説明する。
モードとなると、その後に前記ディスク挿入口2より挿
入されたディスクを空き収納部に順次収納していくので
あるが、前記αキー107が押下されると、前記ディス
ク挿入口2より挿入されたディスクはαディスクとな
り、仮に収納部70a〜70dのいずれかが空き状態で
あっても、これら収納部70a〜70dには収納され
ず、プレーヤ部6に直接装着される。そして、当該MD
装置内から該αディスクが排出されるまで、これらの収
納部70a〜70dに収納されることはない。
在する場合には、各収納部70a〜70dにディスクが
収納されていても、これらのディスクに対するアクセス
は禁止され、記録及び/又は再生は、当該プレーヤ部6
に装着されたαディスクのみにアクセスが可能となる。
する場合に後述するイジェクトモードとなると、当該α
ディスクのみが当該装置内から即座に排出され、各収納
部70a〜70dに収納された任意のディスクを引き出
して、各ディスクに対するアクセスが再び可能となる。
する場合には、当該装置が複数枚のディスクを収納可能
とする、いわゆるオートチェンジャー装置であるにもか
かわらず、当該αキー107にて指定された一枚のαデ
ィスクのみを収容する一枚ものプレーヤとして機能する
ことになる。尚、当該装置内に空き収納部がないにもか
かわらずディスクが挿入されたときは、当該挿入された
ディスクは自動的にαディスクとされ、プレーヤ部6に
直接装着される。
部、及び信号処理部について説明する。図3は該制御部
及び信号処理部の構成を示すブロック図である。尚、前
記ターンテーブル9、スピンドルモーター10、光ピッ
クアップ11、ディスク本体301は既に述べたので説
明を省略する。
ーボ系統及び制御系統とを有しており、当該音声系統に
おいては、当該光ピックアップ11にて読み取られた高
周波信号を増幅するRFアンプ201と、当該RFアン
プ201から得られるアドレス信号をデコードするAD
IP(ADdress In Pre-groove )信号処理部202と、
当該RFアンプ201から得られる読取信号をデジタル
信号の音声データに変換すると共に、所定の信号処理を
行う信号処理部203と、当該信号処理部203より得
られる音声データを時間軸に圧縮してメモリ204に書
き込むと共に、当該メモリ204より読み出した音声デ
ータを書込時とは非同期、すなわち遅い読出レートで出
力させるメモリコントローラ205と、当該メモリコン
トローラ205より得られる音声データの時間軸を伸長
すると共に、当該音声データに種々の聴感補正を施すA
TRAC (Adaptive Transform Acoustic Coding) 信号
処理部206と、当該ATRAC信号処理部206より
得られるデジタル信号の音声データをアナログ音声信号
に変換するD/Aコンバータ207とを有している。
尚、図示されていないが、当該MD装置内に磁気ヘッド
を設けて記録可能な構成とした場合には、前記ATRA
C信号処理部206は音声信号を圧縮し、当該圧縮音声
信号を前記磁気ヘッドに送出するものである。
該アナログ音声信号を増幅するオーディオアンプ208
を介して、当該オーディオアンプ208にて増幅された
アナログ音声信号を音声出力するスピーカ209に接続
される。
Fアンプ201にて得られる読取同期信号成分、トラッ
キングエラー信号等のその他の信号を受けて、駆動制御
信号を生成するサーボ処理部210と、当該サーボ処理
部210からの制御信号により光ピックアップ11の光
ビームの照射手段、トラッキングアクチュエータ、フォ
ーカスアクチュエータ、スレッドモーター(いずれも図
示せず)を駆動する駆動信号を生成するドライバー21
1と、当該サーボ処理部210からの制御信号により前
記スピンドルモーター10の回転数を制御する回転数制
御信号を生成するドライバー212とを有している。
クのケース302に設けたIDホール305を検出する
IDホール検出機構213と、図2に示すエスカッショ
ン100に設けられた操作部からの入力データを受ける
キー入力インターフェース214と、前記キャリア5の
ローディング動作や昇降動作といった動作等に係るアク
チュエータと前記ディスク抜取センサー4a、ディスク
挿入センサー4b、ローディング完了センサー4c、イ
ジェクトセンサー4d、キャリア位置センサー(図示せ
ず)等とから構成されるディスクローディング機構21
5と、前記ストッカ7の動作に係るアクチュエータと前
記ストック完了センサー71a〜71dから構成される
ディスクストック機構216と、当該MD装置全体を制
御すると共に、ラジオチューナーやテープデッキ機能等
やボリューム調整機能等を有する図示せぬセンターユニ
ットとを通信を行う制御手段であるCPU217と、当
該CPU217から出力される表示データに基づいて前
記表示器117を駆動させる表示用ドライバー218と
を有している。尚、前記CPU217は、その内部に様
々な情報データを記憶する図示せぬメモリ部があり、各
種センサー及び当該メモリ部により当該装置内に存在す
るディスクがどの収納領域、例えば収納部70a〜70
d、プレーヤ部6のいずれかに収納されるべきかを認識
しているものである。
ディング完了センサー4c、ディスク装着完了センサー
4e、ストック完了センサー71a〜71dに相当する
ものである。
全体を制御しているが、表示制御信号を送出することに
よりNo.ランプ103a〜107aの点灯を制御し、
排出制御信号、記録再生制御信号や収納制御信号等を送
出することにより前記キャリア5、プレーヤ部6及びス
トッカ7も制御していることは言うまでもない。
動作について説明する。
すように当該エスカッション100においてはストック
キー、プレイ/ポーズキー及びイジェクトキーといった
機能キーが無く、各収納領域に係るディスクの有無をユ
ーザーに通知するNo.ランプ103a〜107aを備
えたNo.キー103〜106又はαキー107にて当
該機能キーの機能を賄うものである。尚、前記収納領域
とは、当該第1実施例のMD装置においては前記収納部
70a〜70d、プレーヤ部6に相当するものである。
クが無い収納領域に係る前記No.キー103〜106
又はαキー107が押下された場合に起動するものであ
る。尚、前記収納領域に収納すべきディスクが当該装置
内に存在しない場合には、当該収納領域に相当するN
o.ランプ103a〜107aを消灯し、前記収納領域
に収納すべきディスクが当該装置内に存在する場合に
は、当該収納領域に相当するNo.ランプ103a〜1
07aを点灯している。
ドとは、当該装置内に収納すべきディスクが有る収納領
域に係る前記No.キー103〜106又はαキー10
7が押下された場合に起動するものであり、当該キーの
押下時間に応じて、例えば長押しでイジェクトモード、
短押しでプレイモードを起動するものである。
U217の処理動作を図4乃至図14に基づいて説明す
る。図4は第1実施例のMD装置におけるCPU217
の主な処理動作を示すメインルーチンのフローチャート
である。
れると、当該MD装置内に存在するディスクに係るディ
スクデータ、例えばキャリア5内に保持中のディスクが
どの収納部70a〜70dに収納すべきディスクである
か、又はどの収納部70a〜70dにディスクが収納さ
れているか等を示すデータが、車両のバックアップ電源
にて当該CPU217の内部に設けた図示せぬメモリ部
に保持されているか否かを判定する(ステップS1
1)。尚、ステップS11にて当該CPU217の内部
に設けたメモリ部に当該ディスクデータを保持しておく
ようにしたが、当該CPU217の外部に接続したメモ
リ部であっても良い。
スクデータが保持されていなければ、当該MD装置内に
配置した各種センサー、例えば、ローディング完了セン
サー4c、ディスク装着完了センサー4e、ストック完
了センサー71a〜71d等の検出結果に基づいてディ
スクデータを作成し、当該作成したディスクデータを前
記メモリ部に記憶する(ステップS12)。尚、当該デ
ィスクデータに基づいて各収納領域に収納すべきディス
クが当該装置内に存在する場合には、該当No.ランプ
103a〜107aを点灯させる。ユーザーは、このよ
うなNo.ランプ103a〜107aの点灯の有無に基
づいて該当収納領域におけるディスクの有無を判断し、
No.キー103〜106又はαキー107によるモー
ド判断を行うものである。
6のいずれかが押下されたか否かを判定する(ステップ
S13)。αキー107又はNo.キー103〜106
のいずれかが押下されたのであれば、当該押下キーに相
当する該当ディスクが当該装置内に存在するか否かを判
定する(ステップS14)。
あれば、ステップS13にて押下された押下キーがαキ
ー107であるか否かを判定する(ステップS15)。
αキー107が押下されたのであれば、ステップS13
にて押下されたキーの押下時間経過を待つタイマーをス
タートさせ(ステップS16)、ステップS13にて押
下されているキーの押下が終了した、すなわちキーがオ
フになったか否かを判定する(ステップS17)。当該
押下キーがオフとなったのでなければ、ステップS16
にてスタートしたタイマーがタイムアウトしたか否かを
判定する(ステップS18)。当該タイマーがタイムア
ウトしたのでなければ、ステップS17に移行するので
あるが、当該タイマーがタイムアウトしたのであれば
(すなわち、キーが長押しされたのであれば)、当該タ
イマーをリセットさせ(ステップS19)、後述するイ
ジェクトモードに移行し(ステップS20)、当該イジ
ェクトモード終了後にステップS13に移行する。
は、ステップS13にて押下されたNo.キー103〜
106又はαキー107に相当するディスクのみを当該
装置内から排出させる図7に示すシングルイジェクトモ
ードと、当該装置内に収納中の全てのディスクを当該装
置内から排出させる図9に示すオールイジェクトモード
とがあり、これらモードのいずれかが予め選択される。
となったのであれば(すなわち、キーが短押しされたの
であれば)、ステップS16にてスタートしたタイマー
をリセットさせ(ステップS21)、後述するプレイモ
ードに移行して(ステップS22)、当該プレイモード
終了後にステップS13に移行する。
テップS13にて押下されたNo.キー103〜106
又はαキー107に相当するディスクのみを演奏させる
図11に示すシングルプレイモードと、当該装置内に収
納中の全てのディスクを順次演奏させる図12に示すオ
ールプレイモードとがあり、これらモードのいずれかが
予め選択される。
ディスクデータが保持されていれば、ステップS13に
移行する。ステップS13にてαキー107又はNo.
キー103〜106が押下されたのでなければ、ステッ
プS13に移行する。
の押下キーに相当する該当ディスクが当該装置内に存在
しなければ、αフラグが“1”であるか否かを判定する
(ステップS23)。αフラグが“1”でなければ、後
述するストックモードに移行し(ステップS24)、当
該ストックモード終了後にステップS13に移行する。
ステップS13にて押下されたNo.キー103〜10
6又はαキー107に相当する空き収納領域のみに前記
ディスク挿入口2より挿入されたディスクを収納する図
5に示すシングルストックモードと、当該装置内に残る
空き収納領域に前記ディスク挿入口2より挿入されたデ
ィスクを順次収納していく図6に示すオールストックモ
ードとがあり、これらモードのいずれかが予め選択され
る。
“1”であれば、当該MD装置は一枚プレーヤとして機
能しているので、ストックモードに移行することなく、
ステップS13に移行する。
ー107でなければ、αフラグが“1”であるか否かを
判定する(ステップS25)。αフラグが“1”でなけ
れば、ステップS16に移行する。また、αフラグが
“1”であれば、ステップS13に移行する。
よれば、ユーザーがNo.ランプ103a〜107aの
点灯有無に基づいて各収納領域に係るディスクの有無を
判別し、空き収納領域を指定するNo.キー103〜1
06又はαキー107が押下された場合には、αフラグ
が“1”の場合を除きストックモードに移行し、当該装
置内に収納中のディスクを指定するNo.キー103〜
106又はαキー107が押下され、しかも当該押下キ
ーの押下時間が長い場合にはイジェクトモードに移行
し、当該押下キーの押下時間が短い場合にはプレイモー
ドに移行するようにしたので、前記モード切換の際に使
用される機能キーを個別に設けなくても、No.ランプ
103a〜107aの点灯有無と、No.キー103〜
106及びαキー107の媒体指定キーとにて賄うこと
ができ、当該エスカッション100におけるキースペー
スの確保及びユーザーのモード設定における入力操作を
著しく良好にすることができる。
フラグが“1”の場合にαキー107の押下は有効であ
るが、No.キー103〜106の押下は無効であり、
また、前記プレイモードにおいては、αフラグが“1”
の場合にαキー107の押下は有効であるが、No.キ
ー103〜106の押下は無効であることは言うまでも
ない。
7においては、当該装置内にディスクが存在する場合に
は、当該装置内に収納された全てのディスクに係るN
o.ランプ103a〜107aを点灯するようにした
が、αフラグが“1”で当該装置内にαディスク以外の
他のディスクが存在したとしても、他のディスクに係る
No.ランプ103a〜106aを消灯させ、当該αデ
ィスクに相当するNo.ランプ107aだけを点灯表示
させるようにしても良い。αフラグが“1”のときはα
ディスク以外のディスクにはアクセスすることができな
いので、このような制御を行うことにより、ユーザーに
対して不要な選択肢を与えずに済み、また、ユーザーが
誤ってαフラグが“1”のときにNo.キー103〜1
06を押下してしまい、ステップS25の処理動作にて
ステップS13に移行するといった頻度を削減すること
により、当該処理動作によるロス時間を着実に短縮する
ことができる。
3〜106又はαキー107の押下時間における長押し
でイジェクトモード、短押しでプレイモードに移行する
ようにしたが、短押しでイジェクトモード、長押しでプ
レイモードに移行するようにしても良い。また、No.
キー103〜106又はαキー107の二回押しでイジ
ェクトモード、一回押しでプレイモードに移行し、又は
その逆の制御を行っても良い。
クモードについて図5及び図6に基づいて説明する。
うに図4に示すステップS13にて押下されたNo.キ
ー103〜106又はαキー107に相当する空き収納
領域に前記ディスク挿入口2より挿入されたディスクを
収納する図5に示すシングルストックモードと、当該装
置内に残る空き収納領域に前記ディスク挿入口2より挿
入されたディスクを順次収納していく図6に示すオール
ストックモードとがあり、前述のようにこれらモードの
いずれかが予め選択される。
クモードについて説明する。図5は当該シングルストッ
クモードにおけるCPU217の処理動作を示すフロー
チャートである。
たことをユーザーに通知するために前記表示器117に
“STOCK MODE”を表示させ(ステップS3
1)、当該装置のキャリア5内にディスクがあるか否か
を判定する(ステップS32)。当該キャリア5内にデ
ィスクがあるのであれば、当該キャリア5を移動させて
当該キャリア5内にあるディスクを元の収納部に収納さ
せ(ステップS33)、当該キャリア5を前記ディスク
挿入口2と対向する挿入口位置に移動させ(ステップS
34)、当該ディスク挿入口2より挿入されるディスク
を待つタイマーをスタートさせ(ステップS35)、当
該ディスク挿入口2よりディスクが挿入されたか否かを
判定する(ステップS36)。尚、ステップS34の処
理動作後に、当該ディスク挿入口2にディスクを挿入す
ることをユーザーに促す案内表示を前記表示器117に
表示させるようにしても良い。この場合、当該案内表示
は当該ディスク挿入口2よりディスクが挿入されたこと
により消灯する。
されたのでなければ、ステップS35にてスタートした
タイマーがタイムアウトしたか否かを判定する(ステッ
プS37)。当該タイマーがタイムアウトしたのでなけ
れば、ステップS36に移行するが、当該タイマーがタ
イムアウトしたのであれば、当該タイマーをリセットさ
せ(ステップS38)、当該挿入口位置にあるキャリア
5を前記収納部70bの開口部と対向する位置、すなわ
ち待機位置に移動させ(ステップS39)、当該ストッ
クモードが終了したことをユーザーに通知するために前
記表示器117に表示中の“STOCK MODE”表
示を消灯させ(ステップS40)、当該ストックモード
を終了してメインルーチンに移行する。
入口2よりディスクが挿入されたのであれば、ステップ
S35にてスタートしたタイマーをリセットさせ(ステ
ップS41)、図4のステップS13にて押下されたキ
ーがαキー107であるか、すなわち、α指定されたか
否かを判定する(ステップS42)。α指定されたので
なければ、ステップS13にて押下されたキーに相当す
る収納部70a〜70dに当該挿入されたディスクを収
納させ(ステップS43)、当該ディスクが収納された
収納部70a〜70dに相当するNo.キー103〜1
06の該当No.ランプ103a〜106aを点灯させ
(ステップS44)、ステップS39に移行する。
れたのであれば、当該挿入されたディスクをプレーヤ部
6に装着させ(ステップS45)、αフラグを“1”に
し(ステップS46)、αディスクに相当するαキー1
07のNo.ランプ107aを点灯させ(ステップS4
7)、後述する図11に示すシングルプレイモードのP
1に移行する。
ディスクがなければ、ステップS34に移行する。
o.キー103〜106又はαキー107にて指定され
た空き収納領域に当該ディスク挿入口2より挿入された
ディスクを収納することができる。
モードについて説明する。図6は当該オールストックモ
ードにおけるCPU217の処理動作を示すフローチャ
ートである。尚、図5に示すシングルストックモードと
重複する処理動作については、同一符号を付すと共に、
その処理動作の説明を省略する。
クが収納された収納部70a〜70dに相当するNo.
キー103〜106のNo.ランプ103a〜106a
を点灯させ、当該装置内に空き収納部があるか否かを判
定する(ステップS51)。当該装置内に空き収納部が
あるのであれば、所定順序にて次に挿入ディスクを収納
できる空き収納部を指定し(ステップS52)、当該空
き収納部に収納する挿入ディスクを待つためにステップ
S34に移行する。
られた複数の収納領域の、例えば上から順(収納部70
a(#1)→収納部70b(#2)→収納部70c(#
3)→収納部70d(#4)→収納部70a(#1)→
…)、又は下から順(収納部70d(#4)→収納部7
0c(#3)→収納部70b(#2)→収納部70a
(#1)→収納部70d(#4)→…)、又はディスク
の待機位置(収納部70b(#2))から始めて上又は
下から順等である。そして、ステップS52における空
き収納部指定は、上記した各順序において直前にディス
ク収納が行われた収納部の次の空き収納部に対して行わ
れるようにしても良いし、又は直前にディスク収納が行
われた収納部がどの収納部であろうと上記順序に基づい
て一番若い空き収納部から行われるようにしても良い。
き収納部がなければ、次に当該装置内に挿入されるディ
スクは自動的にα指定されることをユーザーに通知する
“NEXT α−MODE”を前記表示器117に表示
させ(ステップS53)、次に挿入されるディスクがプ
レーヤ部6に装着されるようにα指定し(ステップS5
4)、ステップS34に移行する。
収納領域に相当するNo.キー103〜106又はαキ
ー107の押下に応じて、当該装置内に挿入されたディ
スクを、当該装置内にある全ての空き収納領域に順次に
収納することができる。
途中でディスクの収納を中止したい場合には、ステップ
S35にてスタートしたディスク挿入待ちタイマーがタ
イムアウトしなければ、当該ストックモードを終了する
ことができない。そこで、当該ストックモード中であっ
ても、例えば所定キーの二度押下、又は二種類のキーの
同時押下、又はストックモードと無関連のキーの押下に
応じて当該ストックモードを終了するようにしても良
い。この場合には、当該キー押下の監視処理をステップ
S37の否定判断処理後に設けるようにすれば良く、当
該装置内に空き収納部があったとしても、当該タイムア
ウトを待たずに途中でディスクの収納を中止したい場合
には迅速に当該ストックモードを終了することができ
る。
クトモードを図7乃至図10に基づいて説明する。
うに図4に示すステップS13にて押下されたNo.キ
ー103〜106又はαキー107に相当するディスク
のみを当該装置内から排出させる図7に示すシングルイ
ジェクトモードと、当該装置内に収納中の全てのディス
クを当該装置内から順次に排出させる図9に示すオール
イジェクトモードとがあり、前述したようにこれらモー
ドのいずれかが予め選択される。
7及び図8に基づいて説明する。図7及び図8は当該シ
ングルイジェクトモードにおけるCPU217の処理動
作を示すフローチャートである。
ことをユーザーに通知するために“EJECT MOD
E”を前記表示器117に表示させ(ステップS6
1)、αフラグが“1”であるか否かを判定する(ステ
ップS62)。αフラグが“1”でなければ、当該キャ
リア5内にディスクがあるか否かを判定する(ステップ
S63)。当該キャリア5内にディスクがあれば、図4
に示すステップS13にて押下されたNo.キー103
〜106又はαキー107に相当する該当ディスクN
o.のディスクと当該キャリア5内のディスクとが同一
ディスクであるか否かを判定する(ステップS64)。
口2より該当ディスクNo.のディスクをリロード位置
まで排出させ(ステップS65)、当該リロード位置に
あるディスクの抜き取りを待つオートリロードタイマー
をスタートさせ(ステップS66)、当該オートリロー
ドタイマーが所定時間、例えば10秒間を経過したか否
かを判定する(ステップS67)。10秒間が経過した
のでなければ、当該リロード位置にあるディスクが当該
装置内へ押し込まれたか否かを判定する(ステップS6
8)。当該装置内にディスクが押し込まれたのでなけれ
ば、当該リロード位置にあるディスクが抜き取られたか
否かを判定する(ステップS69)。当該リロード位置
にあるディスクが抜き取られたのであれば、後述する図
8に示すE1に移行する。
“1”であれば、又はステップS63にてキャリア5内
にディスクがなければ、ステップS65に移行する。
o.のディスクと当該キャリア5内のディスクとが同一
ディスクでなければ、当該キャリア5内のディスクを元
の収納部に収納させ(ステップS70)、ステップS6
5に移行する。
タイマーが10秒間を経過したのであれば、又はステッ
プS68にてリロード位置にあるディスクが当該装置内
に押し込まれたのであれば、後述する図8に示すE2に
移行する。また、ステップS69にてリロード位置にあ
るディスクが抜き取られたのでなければ、ステップS6
7に移行する。
プS69にて抜き取られたディスクがαディスクである
か否かを判定する(ステップS81)。当該抜取ディス
クがαディスクであれば、αフラグを“0”にし(ステ
ップS82)、当該αキー107に相当するNo.ラン
プ107aを消灯させ(ステップS83)、図7に示す
ステップS66にてスタートしたオートリロードタイマ
ーをリセットさせ(ステップS84)、当該挿入口位置
にあるキャリア5を待機位置へ移動させ(ステップS8
5)、当該イジェクトモードが終了したことをユーザー
に通知するために現在表示中の“EJECT MOD
E”表示を消灯させ(ステップS86)、当該イジェク
トモードを終了してメインルーチンに移行する。
S67にて10秒間が経過したのであれば、又はステッ
プS68にて当該装置内にディスクが押し込まれたので
あれば、当該リロード位置にあるディスクを当該キャリ
ア5内に引込み、保持するオートリロード動作を行なわ
せ(ステップS87)、当該オートリロードされたディ
スクがαディスクであるか否かを判定する(ステップS
88)。
ィスクであれば、当該ディスクをプレーヤ部6に装着さ
せ(ステップS89)、図7に示すステップS66にて
スタートしたオートリロードタイマーをリセットさせ
(ステップS90)、ステップS86に移行する。
ディスクがαディスクでなければ、当該ディスクを元の
収納部に収納させ(ステップS91)、前記オートリロ
ードタイマーをリセットさせ(ステップS92)、当該
元の収納部の開口部と対向した位置にあるキャリア5を
待機位置に移動させ(ステップS93)、ステップS8
6に移行する。
No.キー103〜106又はαキー107にて指定さ
れたディスクのみを当該装置内から排出することができ
る。
及び図10に基づいて説明する。図9及び図10は当該
オールイジェクトモードにおけるCPU217の処理動
作を示すフローチャートである。尚、図7及び図8に示
すシングルイジェクトモードと重複する処理動作につい
ては、同一符号を付すと共に、その処理動作の説明を省
略する。
タイマーをスタートさせ、当該オートリロードタイマー
が10秒間を経過したか否かを判定する(ステップS1
01)。当該オートリロードタイマーが10秒間を経過
したのでなければ、当該リロード位置にあるディスクが
当該装置内に押し込まれたか否かを判定する(ステップ
S102)。当該装置内にディスクが押し込まれたので
なければ、当該リロード位置にあるディスクが抜き取ら
れたか否かを判定する(ステップS103)。当該リロ
ード位置にあるディスクが抜き取られたのであれば、後
述する図10に示すE3に移行する。
き取られたのでなければ、ステップS101に移行し、
ステップS101にて10秒間が経過したのであれば、
後述する図10に示すE4に移行する。
位置にあるディスクが当該装置内に押し込まれたのであ
れば、後述する図10に示すE5に移行する。
ートリロードタイマーをリセットさせ、当該装置内にイ
ジェクト可能ディスクが存在するか否かを判定する(ス
テップS104)、イジェクト可能ディスクが当該装置
内に存在しなければ、ステップS85に移行するのであ
るが、イジェクト可能ディスクが当該装置内に存在する
のであれば、所定順序において次に該当するイジェクト
ディスクを指定して(ステップS105)、図9に示す
E6に移行する。
所定順序とは、αフラグが“1”の場合には、まずは優
先的にαディスク、次に収納部70a(#1)のディス
ク→収納部70b(#2)のディスク→収納部70c
(#3)のディスク→収納部70dのディスク(#4)
といった順序である。また、αフラグが“1”でない場
合には、収納部70a(#1)のディスク→収納部70
b(#2)のディスク→収納部70c(#3)のディス
ク→収納部70dのディスク(#4)→収納部70a
(#1)のディスク…といった順序で指定されたディス
クから順次に排出するものである。もちろん、この順序
は上記順序に限定されず、いかなる順序であっても良い
ことは言うまでもない。
グルイジェクトモードの処理動作と同様に元の収納領域
にディスクを戻した後に、ステップS86に移行する。
ディスクを当該キャリア5内に収納し保持するためにリ
ロード動作を行なわせ(ステップS106)、当該リロ
ードディスクがαディスクであるか否かを判定する(ス
テップS107)。当該リロードディスクがαディスク
であれば、ステップS89に移行するのであるが、当該
リロードディスクがαディスクでなければ、当該ディス
クを元の収納部に収納させ(ステップS108)、ステ
ップS84に移行する。尚、当該CPU217において
は、ステップS108にて元の収納部に収納されたディ
スクを、少なくとも当該オールイジェクトモードが一旦
解除されるまでイジェクト不可能ディスクとして認識す
るようにしても良い。
o.キー103〜106又はαキー107の押下に応じ
て当該装置内の全てのディスクを当該装置内から順次に
排出することができると共に、当該装置内に任意のディ
スクを残しておくことができる。
より該ディスクをリロードした場合には、当該リロード
ディスクを、少なくとも当該オールイジェクトモードが
解除されるまでイジェクト不可能ディスクとして当該C
PU217が認識するようにしたので、例えばディスク
No.を指定して、当該指定したディスクをリロード位
置までイジェクトさせ、ユーザーが当該リロード位置の
ディスクのラベルを目視した結果、当該ディスクがイジ
ェクトすべきディスクでないといった事態が生じる頻度
を著しく削減することができ、ユーザーにとっては非常
に使い勝手が良い。
ば、途中でディスクの排出を中止したい場合には、ステ
ップS66にてスタートしたオートリロードタイマーが
タイムアウトしなければ、当該イジェクトモードを終了
することができない。そこで、当該イジェクトモード中
であっても、例えば所定キーの二度押下、又は二種類の
キーの同時押下、又はイジェクトモードと無関連のキー
の押下に応じて当該イジェクトモードを終了するように
しても良い。この場合には、当該キー押下の監視処理を
ステップS103の否定判断処理後に設けるようにすれ
ば良く、当該装置内にイジェクト可能ディスクがあった
としても、当該タイムアウトを待たずに途中でディスク
の排出を中止したい場合には迅速に当該イジェクトモー
ドを終了することができる。
には、図10のE4へ移行するようにしても良い。
モードを図11乃至図13に基づいて説明する。
に図4に示すステップS13にて押下されたNo.キー
103〜106又はαキー107に相当するディスクに
対してのみ演奏させる図11に示すシングルプレイモー
ドと、ステップS13によるNo.キー103〜106
の押下に応じて当該装置内に収納中の全てのディスクを
順次に演奏させる図12及び図13に示すオールプレイ
モードとがあり、前述したようにこれらモードのいずれ
かが予め選択される。
に基づいて説明する。図11は当該シングルプレイモー
ドにおけるCPU217の処理動作を示すフローチャー
トである。
たことをユーザーに通知する“PLAY MODE”を
前記表示器117に表示させ(ステップS111)、α
フラグが“1”であるか否かを判定する(ステップS1
12)。αフラグが“1”でなければ、当該キャリア5
内にディスクがあるか否かを判定する(ステップS11
3)。当該キャリア5内にディスクがあるのであれば、
図4に示すステップS13にて押下されたNo.キー1
03〜106に相当する該当ディスクNo.のディスク
と当該キャリア5内のディスクとが同一であるか否かを
判定する(ステップS114)。
クNo.のディスクとが同一であれば、当該ディスクが
プレーヤ部6に装着されているか否かを判定する(ステ
ップS115)。当該ディスクがプレーヤ部6に装着さ
れているのであれば、当該プレーヤ部6に装着中のディ
スクに対してプレイ動作を行ない(ステップS11
6)、当該表示器117に表示中の“PLAY MOD
E”表示を消灯させ(ステップS117)、当該プレイ
モードを終了してメインルーチンに移行する。尚、ステ
ップS116のプレイ動作中においては現在演奏中のデ
ィスクに相当するNo.ランプ103a〜107aを点
滅表示させる。
“1”であれば、すなわち、当該プレーヤ部6にαディ
スクが装着中であると判断し、ステップS116に移行
する。
No.のディスクと当該キャリア5内のディスクとが同
一でなければ、当該キャリア5内のディスクを元の収納
部に収納させ(ステップS118)、前記該当ディスク
No.のディスクをキャリア5内に保持させ(ステップ
S119)、当該キャリア5内のディスクをプレーヤ部
6に装着させ(ステップS120)、ステップS116
に移行する。
5内にディスクがなければ、ステップS119に移行す
る。ステップS115にて当該プレーヤ部6にディスク
が装着されていなければ、ステップS120に移行す
る。
o.キー103〜106又はαキー107にて指定され
たディスクのみを演奏することができる。
2及び図13に基づいて説明する。図12及び図13は
当該オールプレイモードにおけるCPU217の処理動
作を示すフローチャートである。尚、図11に示すシン
グルプレイモードと重複する処理動作については、同一
符号を付すと共に、その処理動作の説明を省略する。
MODE”を前記表示器117に表示させ、αフラグ
が“1”であるか否かを判定する(ステップS12
1)。αフラグが“1”でなければ、図中のステップS
113に移行するが、αフラグが“1”であれば、後述
する図13に示すP3に移行する。
部6に装着中のディスクに対するプレイ動作が終了する
と後述する図13に示すP2に移行する。
“1”であるか否かを判定する(ステップS122)。
αフラグが“1”でなければ、当該装置内にディスクが
複数枚あるか否かを判定する(ステップS123)。当
該装置内にディスクが複数枚なければ、当該表示器11
7に表示中の“PLAY MODE”表示を消灯させ
(ステップS124)、当該プレイモードを終了してメ
インルーチンに移行する。
“1”であれば、ステップS124に移行する。
ディスクが複数枚あるのであれば、当該装置内の全ての
ディスクに対する演奏が終了したか否かを判定する(ス
テップS125)。当該装置内の全てのディスクに対す
る演奏が終了したのであれば、ステップS124に移行
するのであるが、当該装置内の全てのディスクに対する
演奏が終了していなければ、当該プレーヤ部6に装着中
の演奏(プレイ動作)が終了したディスクを元の収納部
に収納させ(ステップS126)、所定順序における次
に演奏すべきディスクを指定し(ステップS127)、
図12に示すP4に移行する。尚、前記所定順序とは、
…収納部70a(#1)のディスク→収納部70b(#
2)のディスク→収納部70c(#3)のディスク→収
納部70d(#4)のディスク→収納部70a(#1)
のディスク→…といった順序であり、当該順序に応じて
指定されたディスクから順次に演奏させる。
キー103〜106の押下に応じて当該装置内に収納中
の全てのディスクを順次に再生することができる。
を省略し、ステップS123の肯定判断後に即座にステ
ップS126の処理動作を実行させるようにしても良
い。また、当該オールプレイモードにおける所定順序
は、乱数的な手法により選択されたランダムなものであ
っても良い。
プS116のプレイ動作中に行なわれるプレイ割込処理
を図14に基づいて説明する。図14は当該プレイ割込
処理におけるCPU217の処理動作を示すフローチャ
ートである。
6のプレイ動作中に、所定のキー操作に応じて演奏中の
ディスクを他のディスクに切り換えたり、ストックモー
ド又はイジェクトモードに移行することを可能にした処
理であり、プレイ動作中に、例えば定時間毎に割り込み
が実行される。
ー103〜106が押下されたか否かを判定する(ステ
ップS131)。現在演奏中のディスクは、当該押下さ
れたNo.キー103〜106又はαキー107に相当
する該当ディスクNo.のディスクと同一であるか否か
を判定する(ステップS132)。現在演奏中のディス
クが該当ディスクNo.のディスクと同一であれば、ス
テップS131にて押下されたキーの押下時間経過を待
つタイマーをスタートさせ(ステップS133)、当該
押下キーの押下が終了した、すなわちオフとなったか否
かを判定する(ステップS134)。
ば、ステップS133にてスタートしたタイマーがタイ
ムアウトしたか否かを判定する(ステップS135)。
タイムアウトしたのであれば(キーが長押しされたので
あれば)、現在演奏中のディスクに対する演奏を停止さ
せ(ステップS136)、当該プレーヤ部6に装着中の
演奏ディスクをイジェクトディスクとして指定して(ス
テップS137)、当該プレイ割込処理を終了して前述
した図4に示すステップS20のイジェクトモードに移
行する。
したのでなければ、ステップS134に移行し、ステッ
プS134にて押下キーがオフとなったのであれば(キ
ーが短押しされたのであれば)、当該現在演奏中のディ
スクに対する演奏を停止させ(ステップS138)、当
該プレイ割込処理を終了する。
03〜106又はαキー107が押下されたのでなけれ
ば、当該プレイ割込処理を終了する。
ディスクが該当ディスクNo.のディスクと同一でなけ
れば、現在演奏中のディスクに対する演奏動作を停止さ
せ(ステップS139)、αフラグが“1”であるか否
かを判定する(ステップS140)。αフラグが“1”
であれば、当該プレイ割込処理を終了するのであるが、
αフラグが“1”でなければ、ステップS131にて押
下されたNo.キー103〜106又はαキー107に
相当する該当ディスクNo.のディスクが当該装置内に
存在するか否かを判定する(ステップS141)。
クが存在するのであれば、該当ディスクNo.のディス
クを演奏ディスクに指定して(ステップS142)、当
該プレイ割込処理を終了して前述した図4に示すステッ
プS22のプレイモードに移行する。
該当ディスクNo.のディスクが存在するのでなけれ
ば、該当ディスクNo.に相当する収納部等の空き収納
領域を指定して(ステップS143)、当該プレイ割込
処理を終了して前述した図4に示すステップS24のス
トックモードに移行する。尚、ステップS141の否定
判断の後は、当該プレイ割込処理を終了するようにして
も良い。
プレイ動作中にNo.キー103〜106又はαキー1
07を押下すると、当該No.キー103〜106又は
αキー107に相当するディスクが当該装置内に存在す
るのであれば、当該No.キー103〜106又はαキ
ー107の押下時間に応じて、該当ディスクを当該装置
内から排出するイジェクトモード、又は現在演奏中のデ
ィスクから該当ディスクに切り換えて演奏する現在継続
中のプレイモード、当該押下されたNo.キー103〜
106又はαキー107に相当するディスクが当該装置
内に存在しなければ、当該No.キー103〜106又
はαキー107に相当する収納領域にディスクを収納す
るストックモードに移行するようにしたので、ディスク
演奏中であっても様々な機能モードに移行することがで
き、ユーザーにとっては非常に使い勝手が良い。
れば、各機能モード毎に二通りの動作モード、例えば図
4に示すステップS24のストックモードであればシン
グルストックモードとオールストックモード、ステップ
S20のイジェクトモードであればシングルイジェクト
モードとオールイジェクトモード、ステップS22のプ
レイモードであればシングルプレイモードとオールプレ
イモードといったように、各機能モード毎にどちらか一
方の動作モードを予め設定しておく必要がある。
イモードにおいては予めオールプレイモードを設定して
おき、ステップS20のイジェクトモードにおいてはス
テップS13にて押下されたNo.キー103〜106
又はαキー107が長押しであれば、シングルイジェク
トモードに移行し、それよりもさらに長い時間の長押し
であれば、オールイジェクトモードに移行するように設
定し、ステップS24のストックモードにおいてはステ
ップS13にて押下された空き収納領域に係るNo.キ
ー103〜106又はαキー107が短押しであればシ
ングルストックモードに移行し、長押しであればオール
ストックモードに移行するように設定しておけば、より
一層使い勝手が良い。
乃至図23に基づいて説明する。図15は第2実施例の
MD装置のエスカッションを示す平面図である。尚、第
1実施例のMD装置と重複するものには、同一符号を付
すと共に、その構成及び動作の説明を省略する。
装置との構成において異なる点は、図15に示すように
エスカッション500に再生指令を入力してプレイモー
ドを設定するプレイ/ポーズキー(以下、単にプレイキ
ー)108といった機能キーを設けるようにしたことに
ある。尚、当該エスカッション500にプレイキー10
8を設けるようにしたのは、当該エスカッション500
に機能キーが一つもないことによって、ユーザーが抱く
かもしれない不安感を無くすためのものである。
について説明する。
イキー108が押下された場合にはプレイモードに移行
し、当該装置内に収納すべきディスクが無い空き収納領
域に係るNo.キー103〜106又はαキー107が
押下された場合にはストックモードに移行し、当該装置
内に収納中のディスクに係るNo.キー103〜106
又はαキー107が押下された場合にはイジェクトモー
ドに移行するようにしたものである。
U217の処理動作を図16乃至図21に基づいて説明
する。図16は第2実施例のMD装置におけるCPU2
17の主な処理動作を示すメインルーチンのフローチャ
ートである。尚、図16は第1実施例における図4に対
応するものであり、重複する処理動作には同一符号を付
すと共に、その説明を省略する。
おけるディスクデータを記憶し、プレイキー108が押
下されたか否かを判定する(ステップS151)。プレ
イキー108が押下されたのであれば、後述する図17
に示すプレイモードに移行し(ステップS152)、当
該プレイモードを終了してからステップS151に移行
する。
08が押下されたのでなければ、No.キー103〜1
06又はαキー107が押下されたか否かを判定する
(ステップS153)。当該No.キー103〜106
又はαキー107が押下されたのであれば、当該押下さ
れたNo.キー103〜106又はαキー107に相当
する該当ディスクが当該装置内に存在するか否かを判定
する(ステップS154)。当該装置内に該当ディスク
が存在するのであれば、ステップS153にて押下され
たキーがαキー107であるか否かを判定する(ステッ
プS155)。当該押下キーがαキー107であれば、
ステップS20にて図7又は図9に示す前述したイジェ
クトモードに移行し、当該イジェクトモード終了後にス
テップS151に移行する。
03〜106又はαキー107が押下されたのでなけれ
ば、ステップS151に移行する。また、ステップS1
55にて押下キーがαキー107でなければ、αフラグ
が“1”であるか否かを判定する(ステップS15
6)。αフラグが“1”であれば、ステップS151に
移行し、αフラグが“1”でなければ、ステップS20
のイジェクトモードに移行する。
該当ディスクが存在しなければ、αフラグが“1”であ
るか否かを判定する(ステップS157)。αフラグが
“1”であれば、ステップS151に移行し、αフラグ
が“1”でなければ、ステップS24にて図5又は図6
に示す前述したストックモードに移行し、当該ストック
モード終了後にステップS151に移行する。
ユーザーがNo.ランプ103〜107aの点灯有無に
基づいて各収納領域に係るディスクの有無を判別し、プ
レイキー108が押下された場合にはプレイモードに移
行し、空き収納領域を指定するNo.キー103〜10
6又はαキー107が押下された場合には、αフラグが
“1”の場合を除きストックモードに移行し、当該装置
内に収納中のディスクを指定するNo.キー103〜1
06又はαキー107が押下された場合にはイジェクト
モードに移行するようにしたので、プレイキー108と
いった機能キーだけを最小限に設けることによりユーザ
ーの不安感を取り払うことができると共に、前記No.
ランプ103a〜107aの点灯有無と、前記No.キ
ー103〜106又はαキー107といった媒体指定キ
ーとで二通りの機能モードを切り換えることができ、当
該エスカッション200におけるキースペースの確保及
びユーザーの機能モード設定における入力操作を著しく
良好にすることができる。
グが“1”の場合にαキー107の押下は有効である
が、No.キー103〜106の押下は無効であり、ま
た、前記イジェクトモードにおいては、αフラグが
“1”の場合にαキー107の押下は有効であるが、N
o.キー103〜106の押下は無効であることは言う
までもない。
7においては、αフラグが“1”で当該装置内にαディ
スク以外の他のディスクが存在する場合には、当該他の
ディスク及びαディスクに係るNo.ランプ103a〜
107aを点灯するようにしたが、αフラグが“1”で
当該装置内にαディスク以外の他のディスクが存在した
としても、他のディスクに係るNo.ランプ103a〜
106aを消灯させ、当該αディスクに相当するNo.
ランプ107aだけを点灯させるようにしても良い。こ
の場合には、ユーザーが誤ってαフラグが“1”のとき
にNo.キー103〜106を押下してしまい、ステッ
プS156の処理動作にてステップS151に移行する
といった頻度を削減することにより、当該処理動作によ
るロス時間を着実に短縮することができる。
のプレイモードについて図17乃至図21に基づいて説
明する。図17乃至図19は当該プレイモードにおける
CPU217の処理動作を示すフローチャートである。
きディスクNo.を指定する手動ディスク選択処理と、
演奏ディスクを自動的に決定していく自動ディスク選択
処理とを併用するものである。
否かを判定する(ステップS161)。αフラグが
“1”でなければ、当該装置内にディスクが存在するか
否かを判定する(ステップS162)。当該装置内にデ
ィスクが存在するのであれば、当該プレイモードに移行
したことをユーザーに通知する“PLAY MODE”
を前記表示器117に表示させ(ステップS163)、
当該装置内に存在するディスクが複数枚であるか否かを
判定する(ステップS164)。当該装置内に存在する
ディスクが複数枚でなければ、キャリア5内にディスク
があるか否かを判定する(ステップS165)。
当該装置内のディスクをキャリア5内に保持させ(ステ
ップS166)、当該キャリア5内に保持中のディスク
を前記プレーヤ部6上に装着させ(ステップS16
7)、当該プレーヤ部6上に装着中のディスクに対して
プレイ動作を実行させ(ステップS168)、当該プレ
ーヤ部6に装着中のディスクに対するプレイ動作終了後
に、αフラグが“1”であるか否かを判定する(ステッ
プS169)。
に存在するディスクが複数枚あるか否かを判定する(ス
テップS170)。当該装置内に存在するディスクが複
数枚あるのでなければ、前記表示器117に表示中の
“PLAY MODE”表示を消灯させ(ステップS1
71)、当該プレイモードを終了してメインルーチンに
移行する。
“1”であれば、当該プレイモードに移行したことをユ
ーザーに通知する“PLAY MODE”を前記表示器
117に表示させ(ステップS172)、当該プレーヤ
部6上にディスクが装着されているか否かを判定する
(ステップS173)。当該プレーヤ部6上にディスク
が装着されているのでなければ、ステップS167に移
行し、当該プレーヤ部6上にディスクが装着されている
のであれば、ステップS168に移行する。
ディスクがなければ、当該装置内にディスクが無いこと
をユーザーに通知する“NO DISC”を前記表示器
117に表示させ(ステップS174)、当該プレイモ
ードを終了してメインルーチンに移行する。
存在するディスクが複数枚であれば、当該プレーヤ部6
上にディスクが装着されているか否かを判定する(ステ
ップS175)。当該プレーヤ部6上にディスクが装着
されているのであれば、ステップS168に移行する。
また、ステップS175にて当該プレーヤ部6上にディ
スクが装着されているのでなければ、後述する図18に
示すP5に移行する。
“1”であれば、ステップS171に移行し、また、ス
テップS170にて当該装置内に存在するディスクが複
数枚であれば、後述する図18に示すP5に移行する。
第1タイマーをスタートさせ(ステップS181)、プ
レイキー108が押下されたか否かを判定する(ステッ
プS182)。当該プレイキー108が押下されたので
なければ、No.キー103〜106が押下されたか否
かを判定する(ステップS183)。No.キー103
〜106が押下されたのであれば、当該No.キー10
3〜106に相当する該当No.のディスクが当該装置
内に存在するか否かを判定する(ステップS184)。
あれば、ステップS183にて押下されたNo.キー1
03〜106の押下時間経過を待つ第2タイマーをスタ
ートさせ(ステップS185)、当該No.キー103
〜106がオフとなったか否かを判定する(ステップS
186)。当該No.キー103〜106がオフとなっ
たのであれば(キーが短押しされたのであれば)、ステ
ップS185にてスタートした第2タイマーをリセット
させ(ステップS187),ステップS181にてスタ
ートした第1タイマーをリセットさせ(ステップS18
8)、後述する図19に示すP7に移行する。
03〜106がオフとなったのでなければ、前記第2タ
イマーがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップ
S189)。当該第2タイマーがタイムアウトしたので
あれば(キーが長押しされたのであれば)、ステップS
183にて押下されたNo.キー103〜106に相当
する該当ディスクNo.のディスクをイジェクトディス
クとして指定して(ステップS190)、第1及び第2
タイマーをリセットした後に、先に説明したステップS
20のイジェクトモードに移行する。
03〜106が押下されたのでなければ、ステップS1
81にてスタートした第1タイマーがタイムアウトした
か否かを判定する(ステップS191)。当該第1タイ
マーがタイムアウトしたのであれば、当該第1タイマー
をリセットした後に、後述する図20に示すP9又は図
21に示すP12といった各自動ディスク選択処理に移
行する。尚、図20の処理又は図21の処理のいずれか
を行うかは、予め選択されている。
がタイムアウトしたのでなければ、ステップS182に
移行し、ステップS182にてプレイキーが押下された
のであれば、図17に示すP6に移行する。
該当ディスクが存在しなければ、ステップS183にて
押下されたNo.キー103〜106に相当するディス
クNo.に係る空き収納部を指定し(ステップS19
2)、先に説明したステップS24のストックモードに
移行する。
内にディスクがあるか否かを判定する(ステップS20
1)。当該キャリア5内にディスクがなければ、図18
に示すステップS183にて押下されたNo.キー10
3〜106に相当するディスクNo.のディスクをキャ
リアに保持させ(ステップS202)、当該キャリア5
内のディスクをプレーヤ部6上に装着させ(ステップS
203)、当該プレーヤ部6に装着中のディスクに対し
てプレイ動作を実行し(ステップS204)、当該プレ
ーヤ部6に装着中のディスクに対するプレイ動作終了後
に、当該プレイ動作を施されたディスクは後述する図2
0又は図21に示す自動ディスク選択処理により選択さ
れたディスクであるか否かを判定する(ステップS20
5)。当該自動ディスク選択処理により選択されたディ
スクでなければ、図18に示すP8に移行する。また、
当該自動ディスク選択処理により選択されたディスクで
あれば、図20に示すP13又は図21に示すP14に
移行する。
5内にディスクがあるのであれば、当該キャリア5内の
ディスクと図18に示すステップS183にて押下され
たNo.キー103〜106に相当する該当ディスクN
o.のディスクとが同一であるか否かを判定する(ステ
ップS206)。当該キャリア5内のディスクが該当デ
ィスクNo.のディスクと同一であれば、ステップS2
03に移行する。
5内のディスクが該当ディスクNo.のディスクと同一
でなければ、当該キャリア5内のディスクを元の収納部
に収納させ(ステップS207)、ステップS202に
移行する。
“1”の場合を除き、当該装置内に複数枚のディスクが
存在する場合には、任意のディスクに対するプレイ動作
終了後に、空き収納領域に係るNo.キー103〜10
6が押下されたのであれば、当該指定された空き収納領
域にディスクを収納させるストックモードに移行し、ま
た、当該装置内に収納中のディスクに係るNo.キー1
03〜106が押下されたのであれば、その押下時間に
応じて当該押下されたNo.キー103〜106に相当
するディスクを演奏させる手動ディスク選択処理又は当
該押下されたNo.キー103〜106に相当するディ
スクを当該装置内から排出させるイジェクトモードに移
行し、また、所定時間内に当該No.キー103〜10
6が押下されなかったのであれば、後述する自動ディス
ク選択処理に移行するようにしたので、当該プレイモー
ド中であっても任意ディスクに対するプレイ動作終了後
に様々な動作モードに移行することができ、ユーザーに
とっては非常に使い勝手が良い。
る、すなわちαフラグが“1”の場合には、当該装置内
にαディスク以外に複数枚のディスクが存在したとして
も、当該αディスクに対するプレイ動作が終了した後
は、当該プレイモードを終了するようにしたので、ユー
ザーは当該MD装置がオートチェンジャーであるにもか
かわらず、一枚ものプレーヤとして利用することができ
る。
スク選択処理を図20及び図21に基づいて説明する。
示すように当該装置内に収納中の全てのディスクに対し
て予め定められた所定順序にて選択されたディスクを順
次演奏する処理と、図21に示すように当該装置内に収
納中の全てのディスクに対してランダムな順序にて選択
されたディスクを順次演奏する処理とがある。
クを順次演奏する自動ディスク選択処理を図20に基づ
いて説明する。図20は当該自動ディスク選択処理にお
けるCPU217の処理動作を示すフローチャートであ
る。尚、当該自動ディスク選択処理(図20のP9)
は、図18に示すステップS191にて第1タイマーが
タイムアウトしたときに開始するものである。
ド中において直前に演奏されていたディスク、すなわち
前回演奏ディスクが当該装置内にあるか否かを判定する
(ステップS211)。前回演奏ディスクがあれば、当
該前回演奏ディスクは、#1のディスクNo.に相当す
る収納部50aに収納されるべきディスクであるか否か
を判定する(ステップS212)。
収納されるべきディスクでなければ、当該前回演奏ディ
スクは、#2のディスクNo.に相当する収納部50b
に収納されるべきディスクであるか否かを判定する(ス
テップS213)。#2の収納部50bに収納されるべ
きディスクでなければ、当該前回演奏ディスクは、#3
のディスクNo.に相当する収納部50cに収納される
べきディスクであるか否かを判定する(ステップS21
4)。#3の収納部50cに収納されるべきディスクで
なければ、図中のP11に移行するが、#3の収納部5
0cに収納されるべきディスクであれば、#4のディス
クNo.に相当する収納部50dに収納されるべきディ
スクを次に演奏される次回演奏ディスクとして指定し
(ステップS215)、当該指定されたディスクが当該
装置内に存在するか否かを判定する(ステップS21
6)。
在するのであれば、当該キャリア5内にあるディスクと
当該指定されたディスクとが同一であるか否かを判定す
る(ステップS217)。当該キャリア5内のディスク
と当該指定されたディスクとが同一でなければ、当該キ
ャリア5内のディスクを元の収納部に収納させ(ステッ
プS218)、当該指定された次回演奏ディスクを当該
キャリア5内に保持させ(ステップS219)、図19
に示すP10に移行する。
たディスクとキャリア5内に保持中のディスクとが同一
であれば、図19に示すP10に移行する。
o.に相当する収納部50aに収納されるべきディスク
を次に演奏される次回演奏ディスクとして指定し(ステ
ップS220)、ステップS216に移行する。また、
ステップS211にて前回演奏ディスクがなければ、ス
テップS220に移行する。
スクが#1の収納部50aに収納されるべきディスクで
あれば、#2のディスクNo.に相当する収納部50b
に収納されるべきディスクを次回演奏ディスクとして指
定し(ステップS221)、ステップS216に移行す
る。
スクが#2の収納部50bに収納されるべきディスクで
あれば、#3のディスクNo.に相当する収納部50c
に収納されるべきディスクを次回演奏ディスクとして指
定し(ステップS222)、ステップS216に移行す
る。
次回演奏ディスクとして指定されたディスクが存在しな
ければ、該当ディスクNo.をインクリメント、つまり
#1→#2→#3→#4→#1…といった順序、又はそ
の逆の順序にインクリメントし、当該インクリメントし
たディスクNo.に相当する収納部に収納されるべきデ
ィスクを次回演奏ディスクとして指定し(ステップS2
23)、ステップS216に移行する。
によれば、当該装置内にあるディスクを所定順序に自動
選択して順次に演奏するようにしたので、ユーザーによ
るディスク選択の手間を大幅に省くことができる。
ク選択処理を図21に基づいて説明する。図21は当該
自動ディスク選択処理におけるCPU217の処理動作
を示すフローチャートである。尚、当該自動ディスク選
択処理(図21のP12)は、図18に示すステップS
191にて第1タイマーがタイムアウトしたときに開始
するものである。
ード中において直前に演奏されていたディスク、すなわ
ち前回演奏ディスクが当該装置内にあるか否かを判定す
る(ステップS231)。当該装置内に前回演奏ディス
クがあるのであれば、当該CPU217の内部のメモリ
部、又は当該CPU217に接続した外部のメモリ部に
保持したディスクデータに基づいて各収納部70a〜7
0dに収納されるべきディスクを選択し、該選択された
ディスクから線形m系列帰還結線法の符号列(選択され
たディスクNo.順を所定の手順で重複することなく並
べ変えたもの)に基づいて前回演奏ディスクの次のディ
スクを次回演奏ディスクとして指定し(ステップS23
2)、当該キャリア5内のディスクが当該指定された次
回演奏ディスクであるか否かを判定する(ステップS2
33)。
ィスクでなければ、当該キャリア5内のディスクを元の
収納部に収納させ(ステップS234)、ストッカ7の
収納部70a〜70dから次回演奏ディスクをキャリア
5内へと保持させ(ステップS235)、図19に示す
P10に移行する。
前回演奏ディスクがなければ、前記メモリ部に保持した
ディスクデータに基づいて当該装置内に存在するディス
クをランダムに選択して、当該ランダム選択されたディ
スクを次回演奏ディスクとして指定して(ステップS2
36)、ステップS233に移行する。
のディスクが次回演奏ディスクであれば、図19に示す
P10に移行する。
処理によれば、当該装置内に収納中の全てのディスクか
ら線形m系列帰還結線法の符号列に基づいてディスクを
選択して演奏するようにしたので、ユーザーによるディ
スク選択の手間を大幅に省くことができると共に、バリ
エーションに富んだディスク再生をユーザーに享受する
ことができる。尚、当該自動ディスク選択処理によれ
ば、前記線形m系列帰還結線法を用いて重複することな
くディスクを選択するようにしたが、乱数を用いてディ
スクを選択することにより、ディスクの重複選択を許容
するようにしても良い。
機能モード毎に二通りの動作モード、例えばイジェクト
モードであればオールイジェクトモード及びシングルイ
ジェクトモード、ストックモードであればオールストッ
クモード及びシングルストックモードを予め各機能モー
ド毎にどちらか一方の動作モードに設定しておかなけれ
ばならない。
りの動作モードを切換設定可能とするために次に説明す
るような処理動作を行う第3実施例のMD装置が考えら
れる。尚、第3実施例のMD装置のエスカッション、す
なわち操作キーの種類は、第2実施例のMD装置のそれ
と同一である。
図23に基づいて説明する。図22及び図23は第3実
施例のMD装置におけるCPU217の主な処理動作を
示すフローチャートである。尚、図22は、先に説明し
た図16に対応するものであり、重複する処理動作には
同一符号を付すと共に、その説明を省略する。
下キーがαキー107であれば、又はステップS156
にてαフラグが“1”でなければ、ステップS20のイ
ジェクトモードに移行するようにしたが、図22におい
ては後述する図23に示すL1に移行する。
にてαフラグが“1”でなければ、ステップS24のス
トックモードに移行するようにしたが、図22において
は図23に示すL2に移行する。
ップS153にて押下されたNo.キー103〜106
又はαキー107の押下時間経過を待つタイマーをスタ
ートさせ(ステップS241)、当該押下キーがオフと
なったか否かを判定する(ステップS242)。当該押
下キーがオフとなったのでなければ、当該タイマーがタ
イムアウトしたか否かを判定する(ステップS24
3)。当該タイマーがタイムアウトしたのであれば(キ
ーが長押しであれば)、当該タイマーをリセットさせ
(ステップS244)、前述した図9に示すオールイジ
ェクトモードに移行して(ステップS245)、当該オ
ールイジェクトモード終了後に図22に示すL3に移行
する。
イムアウトしたのでなければ、ステップS242に移行
し、ステップS242にて押下キーがオフとなったので
あれば(キーが短押しであれば)、当該タイマーをリセ
ットさせ(ステップS246)、前述した図7に示すシ
ングルイジェクトモードに移行して(ステップS24
7)、当該シングルイジェクトモード終了後に図22に
示すL3に移行する。
153にて押下されたNo.キー103〜106又はα
キー107の押下時間経過を待つタイマーをスタートさ
せ(ステップS248)、当該押下キーがオフとなった
か否かを判定する(ステップS249)。当該押下キー
がオフとなったのでなければ、当該タイマーがタイムア
ウトしたか否かを判定する(ステップS250)。当該
タイマーがタイムアウトしたのであれば(キーが長押し
であれば)、当該タイマーをリセットさせ(ステップS
251)、前述した図6に示すオールストックモードに
移行して(ステップS252)、当該オールストックモ
ード終了後に図22に示すL3に移行する。
イムアウトしたのでなければ、ステップS249に移行
し、ステップS249にて押下キーがオフとなったので
あれば(キーが短押しであれば)、当該タイマーをリセ
ットさせ(ステップS253)、前述した図5に示すシ
ングルストックモードに移行して(ステップS25
4)、当該シングルストックモード終了後に図22に示
すL3に移行する。
ば、上記第2実施例の効果はもちろんのこと、各機能モ
ード毎の二通りのモード、例えばイジェクトモードであ
ればオールイジェクトモード及びシングルイジェクトモ
ード、ストックモードであればオールストックモード及
びシングルストックモード、をキー数を増やすことなく
任意に選択可能とするようにしたので、ユーザーにとっ
て非常に使い勝手が良い。
及び図25に基づいて説明する。尚、第1実施例のMD
装置と重複するものには、同一符号を付すと共に、その
構成及び動作における説明を省略する。図24は第4実
施例におけるMD装置のエスカッションを示す平面図で
ある。
1実施例のMD装置の変形例であるが、この第1実施例
のMD装置と大きく異なる点は、一枚プレーヤとして機
能するα機能を備えていないことにある。
MD装置におけるエスカッション600には、ストック
キー、プレイキー及びイジェクトキーといった機能キー
はもちろんのこと、αキーもない構成としている。
動作について説明する。図25は当該第4実施例のMD
装置におけるCPU217の主な処理動作を示すメイン
ルーチンのフローチャートである。尚、図25は、先に
説明したように図4に示すフローチャートに対応するも
のであり、その重複する処理動作には同一符号を付すと
共に、その説明を省略する。
No.キー103〜106が押下されたか否かを判定す
る(ステップS261)。No.キー103〜106が
押下されたのであれば、当該押下されたNo.キー10
3〜106に相当するディスクNo.の該当ディスクが
当該装置内に存在するか否かを判定する(ステップS2
62)。当該装置内に該当ディスクが存在するのであれ
ば、ステップS16に移行する。
イジェクトモードに移行して(ステップS263)、当
該イジェクトモード終了後にステップS261に移行す
る。
プレイモードに移行して(ステップS264)、当該プ
レイモード終了後にステップS261に移行する。
61にて押下されたNo.キー103〜106に相当す
るディスクNo.の該当ディスクが当該装置内に存在し
なければ、後述するストックモードに移行して(ステッ
プS265)、当該ストックモード終了後にステップS
261に移行する。
ユーザーがNo.ランプ103a〜106aの点灯有無
に基づいて各収納部70a〜70dに係るディスクの有
無を判別し、空き収納部を指定するNo.キー103〜
106が押下された場合にはストックモードに移行し、
各収納部70a〜70dに収納すべきディスクに係るN
o.キー103〜106が押下され、しかも当該押下キ
ーの押下時間が長い場合にはイジェクトモードに移行
し、当該押下キーの押下時間が短い場合にはプレイモー
ドに移行するようにしたので、前記機能モード切換の際
に使用される機能キーを個別に設けなくても、No.ラ
ンプ103a〜106aの点灯有無と、No.キー10
3〜106の媒体指定キーにて賄うことができ、当該エ
スカッション600におけるキースペースの確保及びユ
ーザーの機能モード設定における入力操作を著しく良好
にすることができる。
のストックモードについて説明する。前述したように当
該ストックモードには、シングルストックモードとオー
ルストックモードとがあり、これらモードのいずれかが
予め選択される。
グルストックモードについて図5を用いて説明する。
いてステップS42、45、46、47の処理動作を無
くしたものであり、ステップS41にてディスク挿入待
ちタイマーをリセットさせた後にステップS43に移行
し、ステップS43にて図25に示すステップS261
にて押下されたNo.キー103〜106に相当するデ
ィスクNo.の空き収納部に当該挿入ディスクを収納さ
せる。
トックモードによれば、No.キー103〜106にて
指定された空き収納部70a〜70dに当該ディスク挿
入口2より挿入されたディスクを収納することができ
る。
ストックモードについて図6を用いて説明する。
てステップS42、45、46、47、53、54の処
理動作を無くしたものであり、ステップS41にてディ
スク挿入待ちタイマーをリセットさせた後に図25に示
すステップS261にて押下されたNo.キー103〜
106に相当するディスクNo.の空き収納部に当該挿
入ディスクを収納させるステップS43に移行する。ま
た、ステップS51にて当該装置内に空き収納部がなけ
れば、当該キャリア5を待機位置に移動させるステップ
S39に移行する。
ックモードによれば、空き収納部70a〜70dに相当
するNo.キー103〜106の押下に応じて、当該装
置内にある全ての空き収納部に当該挿入されたディスク
を順次収納することができる。
のイジェクトモードについて説明する。前述したように
イジェクトモードには、シングルイジェクトモードとオ
ールイジェクトモードとがあり、これらモードのいずれ
かが予め選択される。
グルイジェクトモードについて図7及び図8を用いて説
明する。
おいてステップS62、図8においてステップS81、
82、88、89、90の処理動作を無くしたものであ
り、図7に示すステップS61の処理後に当該キャリア
5内にディスクがあるか否かを判定するステップS63
に移行する。また、図7に示すステップS69にてディ
スクが抜き取られたのであれば、図8に示すE1におい
て当該抜き取られたディスクに相当するNo.ランプ1
03a〜106aを消灯させるステップS83に移行す
る。また、図8に示すE2のステップS87にてリロー
ド位置にあるディスクのオートリロード処理後に、当該
オートリロードされてキャリア5内に保持中のディスク
を元の収納部に収納させるステップS91に移行する。
ジェクトモードによれば、No.キー103〜106に
て指定されたディスクのみを当該装置内から排出するこ
とができる。
ルイジェクトモードについて図9及び図10を用いて説
明する。
いてステップS62、図10においてステップS81、
82、88、89、90、107の処理動作を無くした
ものであり、図9に示すステップS61の処理後に当該
キャリア5内にディスクがあるか否かを判定するステッ
プS63に移行する。また、図9に示すステップS10
3にてディスクが抜き取られたのであれば、図10に示
すE3において当該抜き取られたディスクに相当するN
o.ランプ103a〜106aを消灯させるステップS
83に移行する。また、ステップS87にて当該リロー
ド位置にあるディスクのオートリロード処理後に、当該
オートリロードされてキャリア5内に保持中のディスク
を元の収納部に収納させるステップS91に移行する。
また、ステップS106にて当該リロード位置にあるデ
ィスクをリロード処理後に、当該リロードされてキャリ
ア5内に保持中のディスクを元の収納部に収納させるス
テップS108に移行する。
ェクトモードによれば、No.キー103〜106の押
下に応じて当該装置内の全てのディスクを当該装置内か
ら順次に排出することができると共に、当該装置内に任
意のディスクを残しておくこともできる。
び図10にて説明したように、当該第4実施例のMD装
置のオールイジェクトモードにおいても、ステップS1
06にてディスク押し込みにより該ディスクをリロード
した場合には、当該リロードディスクを、少なくとも当
該オールイジェクトモードが解除されるまでイジェクト
不可能ディスクとして当該CPU217が認識するよう
にすれば、例えばディスクNo.を指定して、当該指定
したディスクをリロード位置までイジェクトさせ、ユー
ザーが当該リロード位置のディスクのラベルを目視した
結果、当該ディスクがイジェクトすべきディスクでない
といった事態が生じる頻度を著しく削減することがで
き、ユーザーにとっては非常に使い勝手が良いという効
果を奏することができる。
のプレイモードについて説明する。尚、当該プレイモー
ドにおいては、先に説明したようにシングルプレイモー
ドとオールプレイモードとがあり、これらモードのいず
れかが予め選択される。
グルプレイモードについて図11を用いて説明する。
いてステップS112の処理動作を無くしたものであ
り、ステップS111の処理後に当該キャリア5内にデ
ィスクがあるか否かを判定するステップS113に移行
する。尚、P1はステップS116に移行する。
レイモードによれば、No.キー103〜106にて指
定されたディスクのみを演奏することができる。
ルプレイモードについて図12及び図13を用いて説明
する。
てステップS121、図13においてステップS122
の処理動作を無くしたものであり、ステップS111の
処理後に当該キャリア5内にディスクがあるか否かを判
定するステップS113に移行する。また、図12に示
すステップS116のプレイ動作終了後に、当該装置内
にディスクが複数枚あるか否かを判定する図13に示す
ステップS123に移行する。
イモードによれば、No.キー103〜106の押下に
応じて当該装置内に収納中の全てのディスクを順次に演
奏することができる。
プレイ割込処理について図14を用いて説明する。
テップS131の処理動作をNo.キー103〜106
が押下されたか否かを判定する処理動作にし、ステップ
S140の処理動作を無くしたものであり、図14に示
すステップS131にてNo.キー103〜106が押
下されたのであれば、ステップS132に移行する。ま
た、ステップS131にてNo.キー103〜106が
押下されたのでなければ当該プレイ割込処理を終了す
る。
6に装着中のディスクに対する演奏を停止させると、ス
テップS131にて押下されたNo.キー103〜10
6に相当するディスクが当該装置内に存在するか否かを
判定するステップS141に移行する。
処理によれば、ディスクのプレイ動作中にNo.キー1
03〜106を押下すると、当該No.キー103〜1
06に相当するディスクが当該装置内に存在するのであ
れば、当該No.キー103〜106の押下時間に応じ
て、該当ディスクを当該装置内から排出するイジェクト
モード、又は現在演奏中のディスクから該当ディスクに
切り換えて演奏させる現在継続中のプレイモードに移行
し、当該押下されたNo.キー103〜106に相当す
るディスクが当該装置内に存在しなければ、当該No.
キー103〜106に相当する空き収納部70a〜70
dにディスクを収納するストックモードに移行するよう
にしたので、ディスク演奏中であっても様々な機能モー
ドに移行することができ、ユーザーにとっては非常に使
い勝手が良い。
及び図27に基づいて説明する。尚、第2実施例のMD
装置と重複するものには、同一符号を付すと共に、その
構成及び動作における説明を省略する。図26は第5実
施例におけるMD装置のエスカッションを示す平面図で
ある。
2実施例のMD装置の変形例であるが、この第2実施例
のMD装置と異なる点は、一枚プレーヤとして機能する
α機能を備えていないことにある。
MD装置におけるエスカッション700には、αキーが
無く、機能キーとしてプレイキー108だけが設けられ
た構成となっている。
図27に基づいて説明する。図27は第5実施例のMD
装置におけるCPU217の主な処理動作を示すメイン
ルーチンのフローチャートである。尚、図27は、先に
説明した図16のフローチャートに対応するものであ
り、その重複する処理動作には同一符号を付すと共に、
その説明を省略する。
108が押下されたのでなければ、No.キー103〜
106が押下されたか否かを判定する(ステップS27
1)。No.キー103〜106が押下されたのでなけ
れば、ステップS151に移行する。No.キー103
〜106が押下されたのであれば、当該押下されたN
o.キー103〜106に相当するディスクが当該装置
内にあるか否かを判定するステップS154に移行する
08が押下されたのであれば、後述するプレイモードに
移行して(ステップS272)、当該プレイモード終了
後にステップS151に移行する。尚、ステップS26
3、ステップS265は、図25の同一符号の処理と同
じである。
がNo.ランプ103a〜106aの点灯有無に基づい
て各収納領域に係るディスクの有無を判別し、プレイキ
ー108が押下された場合にはプレイモードに移行し、
空き収納領域を指定するNo.キー103〜106が押
下された場合には、ストックモードに移行し、当該装置
内に収納中のディスクを指定するNo.キー103〜1
06が押下された場合にはイジェクトモードに移行する
ようにしたので、プレイキー108といった機能キーだ
けを最小限に設けることによりユーザーの不安感を取り
払うことができると共に、前記No.ランプ103a〜
106aの点灯有無と、前記No.キー103〜106
といった媒体指定キーとで二通りの機能モードを切り換
えることができ、当該エスカッション700におけるキ
ースペースの確保及びユーザーの機能モード設定におけ
る入力操作を著しく良好にすることができる。
レイモードについて図17乃至図21を用いて説明す
る。
ップS161、172、169の処理動作を無くしたも
のであり、図17に示すように当該プレイモードが開始
されると当該装置内にディスクがあるか否かを判定する
ステップS162に移行する。また、ステップS168
にてプレイ動作が終了すると、当該装置内にディスクが
複数枚あるか否かを判定するステップS170に移行す
る。その他の処理は図17乃至図21の処理動作と同様
である。
ドによれば、当該装置内に複数枚のディスクが存在する
場合には、任意のディスクに対するプレイ動作終了後
に、空き収納領域に係るNo.キー103〜106が押
下されたのであれば、当該指定された空き収納領域にデ
ィスクを収納させるストックモードに移行し、また、当
該装置内に収納中のディスクに係るNo.キー103〜
106が押下されたのであれば、その押下時間に応じて
当該押下されたNo.キー103〜106に相当するデ
ィスクを演奏させる手動ディスク選択処理又は当該押下
されたNo.キー103〜106に相当するディスクを
当該装置内から排出させるイジェクトモードに移行し、
また、所定時間内に当該No.キー103〜106が押
下されなかったのであれば、前記自動ディスク選択処理
に移行するようにしたので、当該プレイモード中であっ
ても任意ディスクに対するプレイ動作終了後に様々な動
作モードに移行することができ、ユーザーにとっては非
常に使い勝手が良い。
機能モード毎に二通りの動作モード、例えばイジェクト
モードであればオールイジェクトモード及びシングルイ
ジェクトモード、ストックモードであればオールストッ
クモード及びシングルストックモードを予め各機能モー
ド毎にどちらか一方の動作モードを設定しておかなけれ
ばならない。
りの動作モードを切換設定可能とするために次に説明す
るような処理動作を行う第6実施例のMD装置が考えら
れる。尚、第6実施例のMD装置のエスカッション、す
なわち操作キーの種類は、第5実施例のMD装置のそれ
と同一である。
図29に基づいて説明する。図28及び図29は第6実
施例のMD装置におけるCPU217の主な処理動作を
示すフローチャートである。尚、図28及び図29は、
先に説明した図22及び図23に対応するものであり、
その重複する処理動作には同一符号を付すと共に、その
説明を省略する。
プS153の処理動作をNo.キーが押下されたか否か
を判定する判断処理に変え、図22におけるステップS
155、156、157の処理動作を無くしたものであ
り、ステップS151にてプレイキー108が押下され
たのでなければ、No.キー103a〜106が押下さ
れたか否かを判定する(ステップS281)。No.キ
ー103〜106が押下されたのでなければ、ステップ
S151に移行し、No.キー103〜106が押下さ
れたのであれば、当該押下されたNo.キー103〜1
06に相当するディスクが当該装置内にあるか否かを判
定するステップS154に移行する。
実施例におけるMD装置の効果はもちろんのこと、各機
能モード毎の二通りのモード、例えばイジェクトモード
であればオールイジェクトモード及びシングルイジェク
トモード、ストックモードであればオールストックモー
ド及びシングルストックモード、を任意に選択可能とす
るようにしたので、ユーザーにとって非常に使い勝手が
良い。
ては、ストッカ7内の各収納部70a〜70dにディス
クNo.#1〜#4が付され、収納部70aを#1、収
納部70bを#2、収納部70cを#3、収納部70d
を#4としたが、収納部70aを#4、収納部70bを
#3、収納部50cを#2、収納部50dを#1として
も良く、また、収納部70bを#1、収納部70aを#
4、収納部70c又は収納部70dを#2又は#3とす
るようにしても良い。このような様々なバリエーション
が考えられる。
においては、最大5枚(α機能付きMD装置)又は4枚
(α機能なしMD装置)までのディスクが当該装置内に
収納可能であるが前記ストッカ7の収納部の数を増やす
ことにより、より多くのディスクが収納可能であること
は言うまでもない。
においては、キャリア5がその内部にディスクを保持し
たまま下降してプレーヤ部6と連結することにより、当
該ディスクをプレーヤ部6上に装着するようにしたが、
当該キャリア5がディスクを保持したまま下降して、当
該保持されたディスクをプレーヤ部6上に載置した後
に、当該キャリア5から離脱させ、当該ディスクがキャ
リア5以外の手段によりプレーヤ部6上に固定させるよ
うな構成にしても良い。尚、このような構成のMD装置
によれば、当該ディスクをプレーヤ部6上に固定する手
段が別に必要となるが、当該ディスクをプレーヤ部4上
に装着したまま、例えばディスクの記録又は再生中に、
前記ストッカ7に対して他のディスクを出し入れするこ
とができる。本発明の媒体記録再生装置は、このような
構成のMD装置においても適用可能であることは言うま
でもない。
においては、オートチェンジャー機能を有するMD装置
を用いて説明したが、一枚ものプレーヤとしてのMD装
置においても適用可能である。尚、当該一枚ものプレー
ヤとしてのMD装置においては、当該装置内にディスク
が収容されていないときにディスク挿入口よりディスク
が挿入されると、当該ディスクが自動的に搬送されるの
で、当該装置内にディスクを収納するためのストックキ
ーは無く、プレイキーとイジェクトキーといった機能キ
ーが当該エスカッションに設けられている。
としてのMD装置においては、当該エスカッションのプ
レイキー又はイジェクトキーのどちらか一方の機能キー
を無くし、当該一方の機能キーの押下にてイジェクトモ
ード又はプレイモードに移行することができる。
D装置によれば、一つの機能キーに二通りの機能モード
を起動させるキーを兼ね備えさせ、当該装置内にディス
クがある場合には、当該機能キーの押下時間に応じて、
例えば長押しの場合にイジェクトモード、短押しの場合
にプレイモードに移行するようにしたので、有効なキー
スペースを確保することができると共に、ユーザーの機
能モード設定における入力操作を著しく良好にすること
ができる。尚、当該イジェクトモード又はプレイモード
を設定する場合には、機能キーの長押しでイジェクトモ
ード、短押しでプレイモードに移行するようにしたが、
機能キーの一回押しでプレイモード、二回押し等でイジ
ェクトモードに移行するようにしても良い。
有無表示をNo.キー103〜106及びαキー107
に隣接して設けられたNo.ランプ(LEDインジケー
タ)103a〜107aにて行うようにしたが、それ以
外の例えばLCD表示器117にて各ディスクの有無表
示を行うようにしても良く、当該表示手法については限
定されないことは言うまでもない。
体記録再生装置をMD装置に適用して説明したが、記録
媒体をCD、ビデオディスク等の光記録媒体、又はフロ
ッピーディスク、カセットテープ等の磁気記録媒体、又
はROMやDCC等の記録媒体にすることにより、これ
らの各記録媒体を取り扱う装置においても適用可能であ
ることは言うまでもない。また、再生のみならず記録を
行う場合においても、本発明が適用可能であることは言
うまでもない。
発明によれば、複数枚の記録媒体を収納するオートチェ
ンジャー装置を対象としたものであるが、空き収納領域
に係る領域指定手段が入力されると収納指令を発してス
トックモードを設定し、記録媒体が収納された収納領域
に係る領域指定手段が入力されると、排出指令を発して
イジェクトモードを設定し、又は記録再生指令を発して
プレイモードを設定するようにしたので、各機能モード
の設定を前記領域指定手段にて賄うことにより、当該キ
ースペースを確保すると共に、ユーザーの機能モード設
定における入力操作を著しく良好にすることができる。
収納された収納領域に係る領域指定手段が入力される
と、当該入力時間の長短に応じて、例えば長押しであれ
ば排出指令を発してイジェクトモードを設定し、短押し
であれば記録再生指令を発してプレイモードを設定、又
は当該入力回数に応じて、例えば二回入力でイジェクト
モードを設定し、一回入力でプレイモードを設定するよ
うにしたので、各機能モードの設定を前記領域指定手段
にて賄うことにより、当該キースペースを確保すると共
に、ユーザーの機能モード設定におかる入力操作を著し
く良好にすることができる。
に予備の記録媒体が存在するときには、当該予備の記録
媒体に対してしか再生又は記録を行うことができない、
すなわち、当該装置内における予備の記録媒体以外の記
録媒体に対する一切のアクセスを禁止するようにしたの
で、ユーザーは複数枚の記録媒体を収納可能とするオー
トチェンジャーであるにもかかわらず、当該装置を一枚
ものプレーヤとして使用することができる。
の各収納領域における記録媒体の有無を前記表示手段に
表示させるようにしたので、ユーザーは当該装置内の各
収納領域における記録媒体の状態を一目で認識すること
ができる。
D装置における内部構造の概略を示す断面図である。
を示す平面図である。
を制御する制御部、及び信号処理部の構成を示すブロッ
ク図である。
理動作を示すメインルーチンのフローチャートである。
ドにおけるCPUの処理動作を示すフローチャートであ
る。
におけるCPUの処理動作を示すフローチャートであ
る。
ードにおけるCPUの処理動作を示すフローチャートで
ある。
ードにおけるCPUの処理動作を示すフローチャートで
ある。
ドにおけるCPUの処理動作を示すフローチャートであ
る。
ードにおけるCPUの処理動作を示すフローチャートで
ある。
ドにおけるCPUの処理動作を示すフローチャートであ
る。
におけるCPUの処理動作を示すフローチャートであ
る。
におけるCPUの処理動作を示すフローチャートであ
る。
けるCPUの処理動作を示すフローチャートである。
ンを示す平面図である。
処理動作を示すメインルーチンのフローチャートであ
る。
るCPUの処理動作を示すフローチャートである。
るCPUの処理動作を示すフローチャートである。
るCPUの処理動作を示すフローチャートである。
るCPUの処理動作を示すフローチャートである。
おけるCPUの処理動作を示すフローチャートである。
処理動作を示すメインルーチンのフローチャートであ
る。
処理動作を示すメインルーチンのフローチャートであ
る。
ンを示す平面図である。
処理動作を示すメインルーチンのフローチャートであ
る。
ンを示す平面図である。
処理動作を示すメインルーチンのフローチャートであ
る。
処理動作を示すメインルーチンのフローチャートであ
る。
処理動作を示すメインルーチンのフローチャートであ
る。
す平面図である。
段) 103〜106 No.キー(領域指定手段) 107 αキー(予備領域指定手段) 103a〜107a No.ランプ(表示手段) 217 CPU(制御手段) 300 ディスク(MD;記録媒体)
Claims (4)
- 【請求項1】 装置内に存在する記録媒体に対して記録
又は再生動作を行わせる媒体記録再生装置であって、 所定数の前記記録媒体を収納する複数の収納領域と、 当該収納領域に対して収納すべき記録媒体があるか否か
を判別する媒体検知手段と、各収納領域と1対1に対応して設けられた複数のキーの
うち少なくともいずれか一のキーが押下されたことを検
知して 前記収納領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段にて指定された収納領域が空き収納領
域であれば、当該空き収納領域に記録媒体を収納させる
収納指令を発し、当該指定された収納領域に記録媒体が
あれば、当該収納領域の記録媒体を排出させる排出指令
又は当該収納領域の記録媒体に記録若しくは再生動作を
させる記録再生指令を発する制御手段とを有することを
特徴とする媒体記録再生装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、記録媒体が収納された
収納領域が指定されると、当該領域指定手段における前
記キーの操作時間の長短又は操作回数に基づいて前記記
録再生指令又は排出指令を発することを特徴とする請求
項1記載の媒体記録再生装置。 - 【請求項3】 予備の記録媒体を指定する予備領域指定
手段を備え、 前記制御手段は、前記予備領域指定手段が入力される
と、当該予備の記録媒体を所定の収納領域に収納させ、
当該予備の記録媒体が当該装置内にあるときは、当該装
置内の予備の記録媒体以外の他の記録媒体に対するアク
セスを禁止することを特徴とする請求項1又は2記載の
媒体記録再生装置。 - 【請求項4】 当該装置内の各収納領域に係る記録媒体
の有無を判別する表示手段を備え、 前記制御手段は、前記媒体検知手段の検出結果に基づい
て、当該装置内に収納領域に係る記録媒体があるとき
は、当該記録媒体がある収納領域に相当する前記表示手
段を表示させることを特徴とする請求項1、2又は3記
載の媒体記録再生装置。
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---|---|---|---|
JP09694794A JP3398739B2 (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 媒体記録再生装置 |
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
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US6014351A (en) * | 1995-03-14 | 2000-01-11 | International Business Machines Corporation | Controlling method and apparatus for integral personal computer and CD-player |
-
1994
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