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JP3394847B2 - 部品搬送装置 - Google Patents

部品搬送装置

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JP3394847B2
JP3394847B2 JP13576095A JP13576095A JP3394847B2 JP 3394847 B2 JP3394847 B2 JP 3394847B2 JP 13576095 A JP13576095 A JP 13576095A JP 13576095 A JP13576095 A JP 13576095A JP 3394847 B2 JP3394847 B2 JP 3394847B2
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drive
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driving
belt
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忠康 大沢
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Kaijo Corp
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Publication date
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  • Reciprocating Conveyors (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体加工品などの部
品をある位置から指定される位置に自動的に搬送する部
品搬送装置に関し、特に部品または部品を搭載したカセ
ットを所定位置に移動させた後、或るいは移動させなが
ら上下方向に昇降させ、かつ昇降後に部品またはカセッ
トを水平方向に位置転換させ得るようにした部品搬送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種部品搬送装置の構造は、本
願発明者等の発明に係る実願昭63−158786号
(実公昭7−418号公報)の明細書および図面に示さ
れており、その全体構成として本願の図11に示されて
いるように、駆動モータ2に駆動プーリ3,4c,6等
を介して連結された昇降台車走行用駆動ベルト8と昇降
台車昇降用駆動ベルト9との2本のベルトを用い、昇降
台車走行用駆動ベルト8により昇降台車10をフレーム
1に設けられたスライドフレーム1aを用いて所定位置
に移動させ、昇降台車昇降用駆動ベルト9の駆動を昇降
台車走行用駆動ベルト8の駆動に対する差動動作とする
ことにより、昇降台車10の昇降台10hを昇降させる
ものである。この従来例の部品搬送装置は、昇降台車1
0の昇降動作を部品搬送装置の所要位置に設けられた差
動歯車駆動部4により、昇降台車昇降用駆動ベルト9を
前述したように差動動作させ、昇降台車10に設けられ
たカムホォロワーと昇降溝との作用により昇降動作をさ
せるものであるため、昇降台車10に駆動源を備える必
要がなく、従って台車に引きずられて動く配線が不要と
なり、昇降台車が配線に引っ掛かることがなく、またそ
のために配線コードの断線の心配がなく、かつ搬送装置
のコンパクト化が図れるという作用効果を奏するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
の従来例では、台車は水平方向への走行と昇降動作だけ
であるため、台車と台車に搭載される部品との対応関係
を維持しながら搬送するためには、部品の搬送順序もカ
セットと共に固定されることになる。従って、処理また
は加工工程が異なる部品を同一ラインに流すと、処理ま
たは加工工程の工程時間の長い部品の影響を受けるた
め、生産効率を低下させることになり、処理または加工
工程が異なる部品を同一ラインに流すにがことができな
いという問題がある。即ち、図12に示す搬送系統図に
より説明する。先ず、実線の上に記載されている11〜
15は部品処理槽例えば洗浄槽で、その矢印は部品例え
ばウエハーの流れを示している。また、一点鎖線上には
搬送装置16が設置されており、部品搭載用のカセット
17〜23が配置され、その矢印はカセットの流れを示
している。分離点イでカセットとウエハーを分離し、ウ
エハーは1槽11から5槽15までの間の各洗浄槽11
〜15で洗浄される。
【0004】一方残った空カセット17は、A点に運ば
れて待機する。次にイ点で分離された2番目のウエハー
は、1槽11から5槽15へ送られ、空カセット18は
B点に運ばれて待機する。以下ウエハーは順次洗浄槽1
1〜15へ送られ、空になったカセット19〜23は搬
送装置16上に直線的にストックされる。洗浄が終了し
た1番目のウエハーは収納点ロに送られ、ここで搬送装
置16により運ばれてきた空カセット17に収納され
る。ここで空カセット17が収納点ロに送られるため、
空カセット17があったA点が空いてしまう。このた
め、B点にある空カセット18をA点に送り、空いたB
点にC点にある空カセット19を送る動作、即ち、先詰
動作が必要になる。本発明は、2本の駆動ベルトを用
い、一方の駆動ベルトによりカセット台を所定位置への
走行搬送させ、他方の駆動ベルトによりカセット台に昇
降動作と水平方向への位置転換とを行わせて、カセット
台によって搬送されるカセットの搬送順序を変え得るよ
うにした部品搬送装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による部品搬送装
置は、ベースに設けられたレール上を水平方向に走行移
動すると共に、アーム駆動機構に昇降動作と水平回転動
作を与える移動部と、該移動部を走行移動させる第1の
駆動ベルトおよび前記アーム駆動機構を制御する前記移
動部に駆動力を与える第2の駆動ベルトをそれぞれ駆動
する駆動部とを備えるものであって、前記駆動部は、前
記ベースに固定された取付ベースに設けられ、前記第1
の駆動ベルトにプーリを介して駆動力を与える第1のモ
ータと、前記取付ベースに設けられた軸受に鉛直方向に
支持され、回転することなく昇降動作するスクリュウネ
ジ部を有する昇降駆動シャフトおよび該昇降駆動シャフ
トのスクリュウネジ部に係合され前記第2の駆動ベルト
に差動動作の駆動力を与える第1の駆動プーリに連結さ
れた第1のチェンジナットとからなる差動機構部と、該
作動機構部の前記昇降駆動シャフトを昇降動作させる駆
動力を与える前記取付ベースに設けられた第2のモータ
とから構成され、前記移動部は、前記第1の駆動ベルト
に連結され前記レール上を移動するスライドベースと、
該スライドベースに軸支され昇降可能に設けられた昇降
ベースと、前記スライドベースに回転可能に軸支され、
かつ前記昇降ベースに回転可能に設けられた第2のチェ
ンジナットに係合するスクリュウネジ部を有するチェン
ジナット軸と、該チェンジナット軸に一体的に設けられ
前記第2の駆動ベルトにより回転力が与えられる第2の
駆動プーリと、前記第2のチェンジナットに該第2のチ
ェンジナットの回転と一体的に回転するよう設けられた
第1の同期ギヤと、前記昇降ベースに回転可能に設けら
れたクランク型溝を有するカム軸と、前記昇降ベースに
支持され前記カム軸の中心を貫通するよう設けられたイ
ンナーシャフトと、前記カム軸に一体的に設けられ前記
第1の同期ギヤと噛合する第2の同期ギヤと、前記スラ
イドベースに固定され前記カム軸のクランク型溝に係合
するカムフォロワーを有するローラーブラケットと、前
記カム軸に結合された継ぎ軸とから構成され、前記駆動
部の第1の駆動ベルトの駆動力により、移動部を水平方
向に走行移動させ、前記駆動部の昇降駆動シャフトの昇
降動作に基づき回転する第1の駆動プーリにより第2の
駆動ベルトを駆動し、該駆動力により前記移動部の第2
の駆動プーリと同軸で回転する前記チェンジナット軸を
回転させ、前記チェンジナット軸に係合する前記チェン
ジナットに昇降力および回転力を与え、該チェンジナッ
トと一体的に設けられた前記第1の同期ギヤに噛合する
第2の同期ギヤを介して前記カム軸をそのクランク形溝
に基づいて回転および昇降を行わせ、該カム軸と一体的
に昇降する回転しない前記インナーシャフトと前記カム
軸に結合された継ぎ軸とによって、前記アーム駆動機構
が昇降と水平方向で位置転換が制御されるように構成さ
れたものである。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の全体構成の概要
を示す斜視図であり、25はベースでこの実施例では板
状に示してあるが鉄骨等の枠体であってもよい。26は
レールで移動部50を水平走行により移動させるもので
ある。30は移動部50を移動させると共に、移動部5
0によりアーム駆動機構(図1には図示されていな
い。)を昇降および水平方向に位置転換させる駆動力を
与える駆動部である。この駆動部30はベース25に固
定された取付ベース31、取付ベース31に固定された
搬送用モータ32および差動機構駆動用モータ33、差
動機構駆動用モータ33の駆動により昇降動作する昇降
駆動シャフト34、昇降駆動シャフト34の昇降により
回転する差動機構駆動用プーリ35などから構成され、
搬送用モータ32の動作により搬送用ベルト27が駆動
され、また差動機構駆動用モータ33の駆動による昇降
駆動シャフト34の昇降動作により差動機構駆動用プー
リ35を回転させ、差動機構駆動用ベルト28が駆動さ
れるものである。なお、搬送用モータ32の動作により
搬送用ベルト27が駆動される場合は、昇降駆動シャフ
ト34に連結されている搬送用ベルト27のアイドラプ
ーリ38の回転に伴い、昇降駆動シャフト34も一緒に
回転するようになっている。従って、このとき昇降駆動
シャフト34が昇降しなければ、差動機構駆動用ベルト
28は搬送用ベルト27と同速度で駆動されることにな
る。
【0007】移動部50は、スライドベース51、昇降
ベース52などから構成されており、スライドベース5
1は搬送用ベルト27に固定されて、その動作によりレ
ール26上を移動する。53はチェンジナット軸駆動用
プーリで、差動機構駆動用ベルト28の駆動により回転
力が与えられる。54はチェンジナット軸駆動用プーリ
53と一体的に回転するチェンジナット軸、55はイン
ナーシャフトで昇降ベース52に回転不能であって、か
つ昇降ベース52の昇降に伴って昇降するように設けら
れている。56はカム軸でのチェンジナット軸駆動用プ
ーリ53の回転等に基づき昇降と回転をするもので、カ
ム軸56の昇降に伴って昇降ベース52が昇降する。5
7は継ぎ軸でカム軸56と一体的に動作を行う。58は
LMシャフトで昇降ベース52を水平を維持しながら昇
降させる機能を有する。
【0008】次に、図1で示した駆動部30の構成およ
び動作を、図2の斜視図に示した実施例に基づいて説明
する。図2において、31はベース25に固定されてい
る取付ベース、32は取付ベース31に取付けてある搬
送用ベルト27を正・逆両方向に駆動させる搬送用モー
タで、この搬送用モータ32が正転(A方向)すると第
1の駆動ベルト27は、モータプーリ36、アイドラプ
ーリ37,38,39、支点プーリ40、41を介して
動作A−1を行う。また、モータ32が逆転(B方向)
すると、前記各プーリを介して搬送用ベルト27は動作
B−1を行う。従って、この搬送用ベルト27に移動部
50を結合させることにより、移動部50を水平方向へ
走行移動させることができる。
【0009】33は取付ベース31に取付けてある差動
機構駆動用モータで、支持板41が結合されているラッ
ク40を昇降させる。34はその上端部が支持板41に
結合された軸受42に連結された昇降駆動シャフトで、
取付ベース31に設けられている軸受43a,43bと
により上下方向に案内されているものであり、その下方
にはスクリューネジ部44が設けられている。また、昇
降駆動シャフト34にはキイ45を設け、回転すること
なく昇降するようにしてある。46はチェンジナット
で、取付ベース31に取付けてある軸受47に回転し得
るように設けられ、このチェンジナット46には差動機
構駆動用プーリ35が一体的に設けられている。従っ
て、差動機構駆動用モータ33の駆動により、ラック4
0,支持版41を介して昇降駆動シャフト34が下降
(C方向)すると、チェンジナット46はスクリューネ
ジ部44との相互作用によりE方向に回転され、差動機
構駆動用プーリ35を同方向に回転させ、差動機構駆動
用ベルト28をE−1方向に駆動する。また、昇降駆動
シャフト34を上昇(D方向)させた場合は、前述した
作用と逆の作用により差動機構駆動用プーリ35はF方
向に回転し、差動機構駆動用ベルト28をF−1方向に
駆動する。
【0010】次に図1で示した移動部50の構成および
動作を図3〜図5に示した実施例に基づいて説明する。
図3(a)は側面図、図3(b)は図3(a)のX−X
矢視における上面図である。図3において、51はスラ
イドベース、52は昇降ベース、54はチェンジナット
軸で、スライドベース51と昇降ベース52に設けられ
たチェンジナット60とにより回転可能に軸支されてい
ている。このチェンジナット軸54には、差動機構駆動
用ベルト28によって回転力が与えられるチェンジナッ
ト軸駆動用プーリ53が結合されている。61は同期ギ
ヤBで、チェンジナット60と一体的に結合されてい
て、チェンジナット60の回転に伴って回転する。55
はインナーシャフトで、昇降ベース52の昇降に伴って
に回転しない状態で昇降するようになっている。このイ
ンナーシャフト55には、カム軸56,継ぎ軸57およ
び同期ギヤB61と噛合する同期ギヤA62とが一体的
に、かつカム軸56によって規定される角度だけ回転可
能に設けられ、さらに昇降ベース52の昇降に伴って昇
降するよう設けられている。
【0011】58はスライドベース51の両側にそれぞ
れ植立されたLMシャフト、59は昇降ベース52に固
定されたリニアブッシュで、LMシャフト58に挿通さ
れて昇降ベース52の昇降を水平状態でスムーズに行わ
せるものである。63はアイドラプーリ、64はクロス
ローラベアリングA、65はクロスローラベアリング
B、66はクロスローラベアリングC、67はベアリン
グ、68はローラーブラケットである。
【0012】図4(a)はスライドベース51に設けら
れた、ローラーブラケット68とカム軸56との関係を
示すものである。ローラーブラケット68の上端部には
カムフォロアー69が設けられ、カム軸56の周面には
図4(b)に展開状態で示すクランク形状のカム溝70
が設けられている。このカム溝70は、カムフォロアー
69が係合するもので、上部横溝70a,縱溝70bお
よび下部横溝70cから構成される。従って,後述する
ように、同期ギアB61の回転力と昇降ベース52の上
昇力により、図4に示す上部横溝70aの溝端に係合し
ているカムフォロアー69の位置関係は、上部横溝70
aから縱溝70bを通って下部横溝70cの溝端に至る
経路で変化する。そして逆の回転力と下降力とにより、
カムフォロアー69とカム溝70との位置関係は逆の経
路で変化する。即ち、カム溝70に結合されている継ぎ
軸57は、正回転→上昇→正回転→逆回転→下降→逆回
転の動作が行われる。
【0013】また、図5に示すように、スライドベース
51の両側にはウエイト取付板71が固定され、昇降ベ
ース52の両側には作用板72が固定してある。そして
両ウエイト取付板71の上部に一端が軸支され、他端に
カムフォロアー75を有するバランスウエイト74が取
り付けられており、両作用板72の下部には水平方向に
カム溝73が設けられ、このカム溝73にはバランスウ
エイト74のカムフォロアー75が移動自在に嵌入され
ている。この両側に取り付けられたバランスウエイト7
4のカムフォロアー75の取付位置の反対側相互間に
は、引張りバネ76が設けられ、昇降ベース52の下降
端位置と上昇端位置とにおいて、その位置が安定的に保
持されるように昇降ベース52に上方向または下方向へ
のテンションが加えられるようにしてある。
【0014】次に移動部50の動作を図3〜図5に基づ
いて説明する。図2における駆動部30の動作の説明の
ように、昇降駆動シャフト34が下降端位置より上昇す
ることにより差動機構駆動用ベルト28はF−1方向に
所定距離だけ駆動される。この駆動力は、アイドラープ
ーリ63を介してチェンジナット軸駆動用ブーリ53に
伝達され、チェンジナット軸駆動用ブーリ53はF−2
方向に回転される。この回転力は、チェンジナット60
に対して上昇力として与えられるが、チェンジナット6
0が上昇できない状態であれば回転力として与えられ
る。いまローラーブラケット68に設けられたカムフォ
ロアー69が、カム軸56の上部横溝70aの溝端にあ
る場合は、チェンジナット60即ち昇降ベース52の上
昇力はこの上部横溝70aによって抑えられているた
め、回転力として与えられることになり、チェンジナッ
ト60と一体的に設けられている同期ギヤB61をF−
2方向に回転させる。この回転力は同期ギヤA62に伝
達され、同期ギヤA62をF−3方向に回転させると共
に、一体化されているカム軸56および継ぎ軸57をF
−3方向に回転させる。この回転力は後述するアーム駆
動機構により、その先端軸88を水平方向での位置転換
が行われ、先端軸88に取り付けられている移動カセッ
トプレート95の突出しが行われる。
【0015】また、同期ギヤA62の回転によりカム軸
56も回転し、ローラーブラケット68のカムフォロア
ー69のカム溝70に対する相対関係位置が上部横溝7
0aと縱溝70bとの連絡部(縱溝70bの上端)に来
ると、チェンジナット60は回転不能になると共に上昇
力の抑制が解かれ、チェンジナット60と共にカム軸5
6はカムフォロアー69が縱溝70bの下端に達するま
で上昇させる。従って、カム軸56に取り付けられてい
る昇降ベース52と、この昇降ベース52に取付けられ
ている継ぎ軸57およびインナーシャフト55も上昇す
る。縦溝70bの下端がカムフォロアー69の位置まで
上昇すると、再びチェンジナット60の上昇力が抑制さ
れると共に、同期ギヤB61はF−2方向に下部横溝7
0cにより回転力が与えられ、上部横溝70aと同様な
作用により上昇位置の状態で、カム軸56は下部横溝7
0cの溝端(左端)にカムフォロアー69が到達するま
でF−3方向に回転し、同時に継ぎ軸57も同様な回転
動作を行う。
【0016】即ち、差動機構駆動用ベルト28のF−1
方向への駆動により、継ぎ軸57は、下部位置で所定角
度の回転(F−3方向)→上昇→上部位置で所定角度の
回転動作(F−3方向)を行う。この動作により昇降ベ
ース52および昇降ベース52に取付けられている各構
成要素は、図5に1点鎖線で示す位置まで上昇すること
になる。また、駆動部30の昇降駆動シャフト34の下
降により、差動機構駆動用ベルト28がE−1方向に駆
動されると前述の動作と逆の動作を行う。即ち、ローラ
ーブラケット68のカムフォロアー69に対してカム軸
56は、下部横溝70c→縦溝70b→上部横溝70a
の経路で動作し、カム軸56に結合されている継ぎ軸5
7は、下部位置で所定角度の回転(E−3方向)→下昇
→上部位置で所定角度の回転動作(E−3方向)動作を
行う。
【0017】次に、アーム駆動機構の構成および動作を
説明する。ただし、このアーム駆動機構は従来から用い
られている一般的な機構であって、本発明の移動部50
の継ぎ軸57の昇降動作と回転動作およびインナーシャ
フト55の継ぎ軸57との一体的昇降動作をアーム駆動
機構に与えるものである。このアーム駆動機構の一例を
図6および図7により説明する。なお、図6(a)は側
面断面図、図6(b)は上面図で各ギヤの噛合関係を示
したものである。また、図7はアーム駆動機構による2
つのアームの動作状態を示すものである。図6におい
て、55はインナーシャフトで、アームA81に内包さ
れる先端にギヤA83が固定されている。57は継ぎ軸
でアームA81のケースに固定されており、継ぎ軸57
の回転と共にアームA81も回転する。
【0018】また、アームA81には中間軸87が回転
不能に固定されていて、この中間軸87には回転自在に
軸支され、かつアイドラギヤ89を介してギヤA83と
噛合されるギヤC84が設けられている。また、この中
間軸87にはアームB82が回転自在に軸支されると共
に、中間軸87のアームB82に内包される先端部にギ
ヤD85が固定されている。また、アームB82には先
端軸88が回転自在に設けられ、この先端軸88にはア
イドラギヤ90を介してギヤD85と噛合するキヤB8
6が設けられている。91,92はクロスローラベアリ
ング、93はベアリングである。なお、各ギヤ間のギヤ
の比率は次の通りである。ギヤA83とギヤB86との
ギヤの比率は1:1、ギヤA83に対するギヤC84の
比率およびギヤB86に対するギヤD85の比率はそれ
ぞれ1:1/2に設定されている。
【0019】このアーム駆動機構の動作は、継ぎ軸57
がF−3方向に回転動作を行うと、アームA81も同方
向に回転する。この時インナーシャフト55は動作しな
いため、ギヤA83も動作しない。ただし、アームA8
1が回転動作F−3を行うことにより、ギヤA83はア
イドラギヤ89に対し回転動作F−4を与えることにな
り、アイドラギヤ89は回転動作F−5を行う。アイド
ラギヤ89の回転動作F−5は、クロスローラベアリン
グ91を介してギヤC84に伝達され、ギヤC84は回
転動作F−6を得る。ギヤC84はアームB82と合体
されており、アームB82は回転動作F−7を行う。ギ
ヤC84は中間軸87を介してアームB82に固定され
ている。前述のアームB82の回転動作F−7は、ギヤ
D85に対して回転動作F−8を与えることになり、こ
の動作はアイドラギヤ90に対して回転動作F−9を与
え、この回転動作F−9はギヤB86に対して回転動作
F−10を与える。
【0020】前述の一連の動作による回転アームA81
とアームB82の具体的動作を図7に基づき説明する。
図7(1)はホームポジションであり,この状態から継
ぎ軸57の回転に伴い、回転アームA81が継ぎ軸57
の中心軸に対応する支持軸Xを支点として中間軸87が
回転動作B(反時計方向)を行うと、図7(2)に示す
ようにアームB82は先端軸88の中心線Zを支点とし
て回転動作C(時計方向)を行いながら、先端軸88は
直線動作線W上を通って支持軸Xに引き寄せられる。即
ち、回転アームA81が45°回転すると回転アームA
81と,回転アームB82の相対角度は中間軸87を交
点として90°の角度になる。以下回転アームA81の
回転角度が90°になると、図7(3)に示すように回
転アームA81と回転アームB82は重なった状態とな
り、回転アームA81が135°回転すると図7(4)
に示す状態になり、回転アームA81が180°回転す
ると図7(5)に示すように、先端軸88は支持軸Xを
挟んでホームポジションと反対側に直線の軌道で移動さ
れる。
【0021】この動作は、移動部50のカム軸56の上
部横溝70aがローラブラケット68のカムフォロアー
69を縦溝70bに至までの動作、即ちカム軸56の回
転動作によって与えられるものである。次に前述したよ
うに、カムフォロアー69が縦溝70bの位置に到達す
ると、チェンジナット60と共にカム軸56はカムフォ
ロアー69が縱溝70bの下端に達するまで上昇し、昇
降ベース52の上昇に伴い継ぎ軸57およびインナーシ
ャフト55も上昇する。従って、先端軸88は、回転ア
ームA81,回転アームB82の動作にしたがって、図
7(5)の位置状態で上昇されることになる。この上昇
距離はカム軸56の縦溝70bの長さにほぼ対応する。
【0022】カム軸56が上昇して縦溝70bの下端
が、カムフォロアー69に到達すると、チェンジナット
60は上昇力が抑制され回転し、カム軸56は下部横溝
70cの溝端(左端)にカムフォロアー69が到達する
まで回転する。この回転力により継ぎ軸57を同方向に
回転させる。この回転により回転アームA81も前述し
たと同方向(反時計方向)に回転し、図7に基づいて説
明したと同様な作用により、先端軸88は直線動作線W
上を戻り、上昇した状態でホームポジションの上部に移
動する。この戻り動作では、中間軸87が直線動作線W
の上側の円弧軌道を通る。
【0023】次に駆動部30の昇降駆動シャフト34が
上昇端位置より下降することにより差動機構駆動用ベル
ト28はE−1方向に所定距離だけ駆動される。この駆
動により、前述した差動機構駆動用ベルト28はF−1
方向への駆動と逆の動作が行われる。即ち、ローラブラ
ケット68のカムフォロアー69を、カム軸56の下部
横溝70cの溝端から縦溝70bを通って上部横溝70
aの溝端に至までのカム軸56の動作、即ちカム軸56
の逆回転→下降→逆回転動作が、アーム駆動機構の回転
アームA81に伝達されることにより、回転アームB8
2の先端軸88は、上昇した状態でホームポジションの
上部に位置していた所から、直線動作線Wを通って回転
アームA81の支持軸Xを挟んだ反対側の所定位置まで
移動し、その位置で下降した後、図7(5)→図7
(1)の動作経路で、先端軸88はホームポジションに
戻るものである。
【0024】またこの先端軸88の動作による、部品を
搬送するカセットの搬送状態を、図8の側面図および図
9の上面図に基づいて説明する。図8および図9におい
て、97は搬送装置の搬送用ベルト27に沿って設けら
れているカセット台取付装置で、このカセット台取付装
置97には複数個のカセット台96が設けられている。
そして、カセット台96にはカセット94を載置したと
きの位置ずれ防止用の楔型突起98が設けてある。図8
の側面図に示すように、インナーシャフト55をその中
心に内包する継ぎ軸57の先端には、回転アームA81
と回転アームB82とが設けられ、回転アームB82の
先端軸88には移動カセットプレート95が固定されて
いる。この移動カセットプレート95は、この実施例で
は、カセット台96に載置されたカセット94を2個同
時に取り出したり、取り入れたりできるようになってい
る。この図8の側面図および図9の上面図においては、
カセット94がカセット台96に載置されている状態を
示している。
【0025】次にこの移動カセットプレート95によ
る、カセット94の取り入れと、取り出しの動作を説明
する。先ずカセット94のカセット台96への取り入れ
は、カム軸56が上昇した状態、即ちカム軸56の下部
横溝70cの溝端(左端)にローラブラケット68のカ
ムフォロアー69が位置する状態で、移動カセットプレ
ート95に載置されたカセット94が定位置に搬送用ベ
ルト27により搬送される(図8のポジション)。そ
こで差動機構駆動用ベルト28を駆動し、カム軸56が
その下部横溝70cの範囲で回転することによる継ぎ軸
57の回転により、回転アームB82の先端軸88に固
定された移動カセットプレート95は図面上の右方向
(矢印i)に移動する(図8のポジション)。ここで
カムフォロアー69はカム軸56の縱溝70bに入り、
カム軸56の下降に伴って継ぎ軸57およびインナーシ
ャフト55が下降し、移動カセットプレート95も縱溝
70bの長さだけ下降(矢印j)する(図8のポジショ
ン)。そしてこの下降の途中においてカセット94は
カセット台96上に載置される。カム軸56が下降して
カムフォロアー69に対する係合が、その縦溝70bか
ら上部横溝70aに移行して、カム軸56が回転する
と、移動カセットプレート95は図面上の左方向(矢印
k)に移動してホームポジションに戻る(図8のポジシ
ョン)。図8および図9はこのホームポジションの状
態を示している。
【0026】次にカセット台96からカセット94の取
り出しの動作を説明する。取り出しの動作は、取り入れ
の動作のと逆の動作を行うもので、搬送用ベルト27に
より移動部50をカセット94の取り出し位置まで搬送
した後、差動機構駆動用ベルト28が取り入れ動作と逆
方向に駆動されることにより、ローラブラケット68の
カムフォロアー69に対するカム軸56の溝70が、上
部横溝70a→縦溝70b→下部横溝70cと移動し、
移動カセットプレート95はホームポジション(図8の
ポジション)から図面上の右方向(矢印m)に移動し
する(図8のポジション)。この状態から移動カセッ
トプレート95は縦溝70bの長さに対応して上昇(矢
印n)する(図8のポジション)。この上昇の過程で
移動カセットプレート95はカセット94を下から掬い
上げ、移動カセットプレート95上に載置する。その後
移動カセットプレート95は図面上の左方向(矢印o)
に移動する(図8のポジション)。この状態で搬送用
ベルト27により移動部50を所定位置まで搬送する。
その後再度取り入れ動作を行わせ、カセット94を所定
のカセット台96上に載置させるものである。
【0027】このように本発明は、搬送走行を行う移動
部50の動作を、昇降動作のみならず、水平方向での位
置転換をも行い得るようにすることによって、図10の
搬送系統図に示す搬送装置116の1点鎖線上に搬送部
としての移動部50を設けると共に、この搬送ラインに
隣接して設けられたカセット台取付装置97にカセット
ストック部としてカセット台96を複数設け、搬送部と
ストック部を分離し、従来装置では不可避であった先詰
動作を回避し得るようにしたものである。即ち、図10
に示すように、イ点でカセット94とウエハーを分離
し、ウエハーは洗浄槽の1槽11から5槽15までの各
槽で洗浄される。一方分離された空カセット94は、空
きになったことを光センサーで確認した後、移動部50
に載置させて所定のカセット台96の位置まで搬送し、
前述した駆動部30の差動機構駆動用ベルトの駆動によ
りカセット94をカセット台96に載置させ得るように
したものである。
【0028】従って、次ような処理が可能になる。即
ち、イ点で分離した空カセット943は、カセット台9
63に収容される。4槽14での洗浄処理を不要とする
ウエハーは、4槽14を除いた各槽にて洗浄される。こ
の処理を行ったウエハーは、収納に適した空カセットが
カセット942であった場合、カセット943を選択せ
ずにカセット942を取り出し、処理済みウエハーの収
納ポイントであるロ点へ搬送することができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、駆動部を搬送装置の所定箇所に固定し、この駆動部
に設けられた2つの駆動源によりそれぞれ駆動制御され
る搬送用ベルトと差動機構駆動用ベルトを設け、搬送用
ベルトは移動部の搬送走行の制御とし、差動機構駆動用
ベルトは移動部の移動カセットプレートを昇降させると
共に、水平方向に位置転換の制御をおこい得るようにし
たものである。従って、前述したように、搬送ラインの
移動部とカセットをストックするカセット台とを別ライ
ンにすることができ、複数のカセットの搬送順序を入れ
替えることが可能になり、半導体装置用部品等の処理工
程における搬送の効率化に多大な貢献をするものであ
る。また、長尺の搬送構造でありながら移動配線エアチ
ューブを不要とすることができ、従来のような配電線の
断線故障の発生を皆無とし、かつ発塵源となるケーブル
ダクトを不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成の概略を示す斜視
図である。
【図2】本発明の駆動部の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の移動部の一実施例を示す側面図および
上面図である。
【図4】本発明の移動部の要部を説明する斜視図であ
る。
【図5】本発明の移動部の他の構造を示す側面図であ
る。
【図6】本発明を適用したアーム駆動機構を説明する側
面図および上面図である。
【図7】本発明を適用したアーム駆動機構の動作を説明
する上面図である。
【図8】本発明を適用したアーム駆動機構による移動カ
セットプレートの動作を説明する側面図である。
【図9】本発明を適用したアーム駆動機構による移動カ
セットプレートの動作を説明する上面図および側面図で
ある。
【図10】本発明における搬送部品とカセットおよびカ
セット台との関係を説明する搬送系統図である。
【図11】従来例の搬送装置の全体構成の一例を示す斜
視図である。
【図12】従来例の搬送部品と空カセットとの関係を説
明する搬送系統図である。
【符号の説明】
11,12,13,14,15 処理槽 16,116 搬送装置 17〜23,941〜945 カセット 25 ベース 26 レール 27 搬送用ベルト 28 差動機構駆動用ベルト 30 駆動部 31 取付ベース 32 搬送用モータ 33 差動機構駆動用モータ 34 昇降駆動シャフト 35 差動機構駆動用プーリ 36 モータプーリ 37,38,39,63 アイドラプーリ 40 ラック 41 支持板 42,43a,43b,47,48,49 軸受 44 スクリューネジ部 45 キイ 46,60 チェンジナット 50 移動部 51 スライドベース 52 昇降ベース 53 チェンジナット軸駆動用プーリ 54 チェンジナット軸 55 インナーシャフト 56 カム軸 57 継ぎ軸 58 LMシャフト 59 リニアブッシュ 61 同期ギヤB 62 同期ギヤA 64,65,66,91,92 クロスローラベアリン
グ 67,93 ベアリング 68 ローラーブラケット 69,75 カムフォロアー 70,73 カム溝 71 ウエイト取付板 72 作用板 74 バランスウエイト 76 引張りばね 81 アームA 82 アームB 83 ギヤA 84 ギヤC 85 ギヤD 86 ギヤB 87 中間軸 88 先端軸 89 アイドラギヤA 90 アイドラギヤB 94 カセット 95 移動カセットプレート 96 カセット台 97 カセット台取付装置 98 楔型突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 25/04 - 25/06 B65G 49/07 B65G 21/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに設けられたレール上を水平方向
    に走行移動すると共に、アーム駆動機構に昇降動作と水
    平回転動作を与える移動部と、該移動部を走行移動させ
    る第1の駆動ベルトおよび前記アーム駆動機構を制御す
    る前記移動部に駆動力を与える第2の駆動ベルトをそれ
    ぞれ駆動する駆動部とを備えるものであって、 前記駆動部は、前記ベースに固定された取付ベースに設
    けられ、前記第1の駆動ベルトにプーリを介して駆動力
    を与える第1のモータと、前記取付ベースに設けられた
    軸受に鉛直方向に支持され、回転することなく昇降動作
    するスクリュウネジ部を有する昇降駆動シャフトおよび
    該昇降駆動シャフトのスクリュウネジ部に係合され前記
    第2の駆動ベルトに差動動作の駆動力を与える第1の駆
    動プーリに連結された第1のチェンジナットとからなる
    差動機構部と、該作動機構部の前記昇降駆動シャフトを
    昇降動作させる駆動力を与える前記取付ベースに設けら
    れた第2のモータとから構成され、 前記移動部は、前記第1の駆動ベルトに連結され前記レ
    ール上を移動するスライドベースと、該スライドベース
    に軸支され昇降可能に設けられた昇降ベースと、前記ス
    ライドベースに回転可能に軸支され、かつ前記昇降ベー
    スに回転可能に設けられた第2のチェンジナットに係合
    するスクリュウネジ部を有するチェンジナット軸と、該
    チェンジナット軸に一体的に設けられ前記第2の駆動ベ
    ルトにより回転力が与えられる第2の駆動プーリと、前
    記第2のチェンジナットに該第2のチェンジナットの回
    転と一体的に回転するよう設けられた第1の同期ギヤ
    と、前記昇降ベースに回転可能に設けられたクランク型
    溝を有するカム軸と、前記昇降ベースに支持され前記カ
    ム軸の中心を貫通するよう設けられたインナーシャフト
    と、前記カム軸に一体的に設けられ前記第1の同期ギヤ
    と噛合する第2の同期ギヤと、前記スライドベースに固
    定され前記カム軸のクランク型溝に係合するカムフォロ
    ワーを有するローラーブラケットと、前記カム軸に結合
    された継ぎ軸とから構成され、 前記駆動部の第1の駆動ベルトの駆動力により、移動部
    を水平方向に走行移動させ、前記駆動部の昇降駆動シャ
    フトの昇降動作に基づき回転する第1の駆動プーリによ
    り第2の駆動ベルトを駆動し、該駆動力により前記移動
    部の第2の駆動プーリと同軸で回転する前記チェンジナ
    ット軸を回転させ、前記チェンジナット軸に係合する前
    記チェンジナットに昇降力および回転力を与え、該チェ
    ンジナットと一体的に設けられた前記第1の同期ギヤに
    噛合する第2の同期ギヤを介して前記カム軸をそのクラ
    ンク形溝に基づいて回転および昇降を行わせ、該カム軸
    と一体的に昇降する回転しない前記インナーシャフトと
    前記カム軸に結合された継ぎ軸とによって、前記アーム
    駆動機構が昇降と水平方向で位置転換が制御されるよう
    に構成された部品搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記スライドベースに設けられた一対の
    ウエイト取付板と、前記昇降ベースに設けられた水平長
    穴を有する一対の作用板と、一端が前記ウエイト取付板
    に回転可能に軸支され、他端が前記作用板の水平長穴に
    係合するカムフォロワーを有する一対のバランスウエイ
    トと、該一対のバランスウエイトのカムフォロワー部の
    近傍に、該カムフォロワー部を相互に引合うよう設けら
    れた引張りばねとを備えた請求項1記載の部品搬送装
    置。
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