JP3354671B2 - 自動車用内装材の製造方法 - Google Patents
自動車用内装材の製造方法Info
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- JP3354671B2 JP3354671B2 JP30583293A JP30583293A JP3354671B2 JP 3354671 B2 JP3354671 B2 JP 3354671B2 JP 30583293 A JP30583293 A JP 30583293A JP 30583293 A JP30583293 A JP 30583293A JP 3354671 B2 JP3354671 B2 JP 3354671B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用内装材の製造方
法に係り、特に湿式合成皮革の有するソフトな風合い、
タッチ等の特性を維持しながら耐摩耗性を向上させた自
動車座席シート等に有効な自動車用内装材の製造方法に
関する。
法に係り、特に湿式合成皮革の有するソフトな風合い、
タッチ等の特性を維持しながら耐摩耗性を向上させた自
動車座席シート等に有効な自動車用内装材の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用内装材に使用される合成皮革
は、織布、編布、不織布等に湿式法又は乾式法によりポ
リウレタンの表皮層を形成している。これらの合成皮革
の中で湿式法による合成皮革は、特にソフトな風合、タ
ッチ等の特性を有しており、この特性を活かして自動車
の内装材に使用されている。
は、織布、編布、不織布等に湿式法又は乾式法によりポ
リウレタンの表皮層を形成している。これらの合成皮革
の中で湿式法による合成皮革は、特にソフトな風合、タ
ッチ等の特性を有しており、この特性を活かして自動車
の内装材に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に合成皮革は、用
途により異なるが耐摩耗性を有することが要求され、特
に自動車の座席シートは、人の乗り降り及び乗車時の揺
れ動き等による摩擦の頻度が高いため、湿式合成皮革の
場合、表皮内亀裂が生じ、特に座席シートのサイド部は
その傾向が著しい。この現象は一般には起毛面に形成さ
れたミクロポーラス層と、この層上に形成されるポリウ
レタン接着層の間の層間剥離によることが多い。
途により異なるが耐摩耗性を有することが要求され、特
に自動車の座席シートは、人の乗り降り及び乗車時の揺
れ動き等による摩擦の頻度が高いため、湿式合成皮革の
場合、表皮内亀裂が生じ、特に座席シートのサイド部は
その傾向が著しい。この現象は一般には起毛面に形成さ
れたミクロポーラス層と、この層上に形成されるポリウ
レタン接着層の間の層間剥離によることが多い。
【0004】本発明の目的は、湿式合成皮革のソフトな
風合い、タッチ等の特性を生かしながら自動車座席シー
トに耐え得る耐摩耗性を向上させた湿式の自動車用内装
材の製造方法を提供することにある。
風合い、タッチ等の特性を生かしながら自動車座席シー
トに耐え得る耐摩耗性を向上させた湿式の自動車用内装
材の製造方法を提供することにある。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ための本発明の自動車用内装材の製造方法は、片面起毛
布又は両面起毛布からなる基布の起毛面にポリウレタン
からなる湿式ミクロポーラス層を形成した後、該湿式ミ
クロポーラス層の表面を所定の厚さ切削加工して、該表
面に起毛の大部分の先端部を露出させ、しかる後、前記
湿式ミクロポーラス層にポリウレタン接着層及びポリウ
レタン表皮層を積層させ、前記湿式ミクロポーラス層側
の起毛の大部分の先端部をポリウレタン接着層中に介在
させることを特徴とするものである。
ための本発明の自動車用内装材の製造方法は、片面起毛
布又は両面起毛布からなる基布の起毛面にポリウレタン
からなる湿式ミクロポーラス層を形成した後、該湿式ミ
クロポーラス層の表面を所定の厚さ切削加工して、該表
面に起毛の大部分の先端部を露出させ、しかる後、前記
湿式ミクロポーラス層にポリウレタン接着層及びポリウ
レタン表皮層を積層させ、前記湿式ミクロポーラス層側
の起毛の大部分の先端部をポリウレタン接着層中に介在
させることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】自動車用内装材のソフトな風合、タッチ等の特
性は、起毛面に形成される湿式ミクロポーラス層で発揮
される。湿式ミクロポーラス層側の起毛の大部分の先端
部はウレタン接着層に介在しているから、湿式ミクロポ
ーラス層とウレタン接着層との間の層間剥離が防止さ
れ、耐摩耗性が向上する。
性は、起毛面に形成される湿式ミクロポーラス層で発揮
される。湿式ミクロポーラス層側の起毛の大部分の先端
部はウレタン接着層に介在しているから、湿式ミクロポ
ーラス層とウレタン接着層との間の層間剥離が防止さ
れ、耐摩耗性が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図4は各々本発明の自動車用内装材の製造
方法の一実施例を工程順に示す模式的断面図である。図
1において、基布1の起毛5を有する片面にポリウレタ
ンの親水性有機溶媒溶液を塗布あるいは溶液に含浸した
後、これを水中に浸漬して溶媒を除去し、ポリウレタン
を凝固させて所望の厚みの湿式ミクロポーラス層2を形
成する。
する。図1〜図4は各々本発明の自動車用内装材の製造
方法の一実施例を工程順に示す模式的断面図である。図
1において、基布1の起毛5を有する片面にポリウレタ
ンの親水性有機溶媒溶液を塗布あるいは溶液に含浸した
後、これを水中に浸漬して溶媒を除去し、ポリウレタン
を凝固させて所望の厚みの湿式ミクロポーラス層2を形
成する。
【0009】基布1としては、例えば綿、麻等の天然繊
維、レーヨン、スフ、アセテート等の再生繊維、ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリアクリロニトリル等の合成繊
維等の単独又は各種混紡繊維を編成、織成或いは交絡さ
せた編布、織布、不織布等が用いられる。この基布1は
片面起毛布又は両面起毛布のいずれをも使用することが
できるが、図では両面起毛布を例として示している。
維、レーヨン、スフ、アセテート等の再生繊維、ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリアクリロニトリル等の合成繊
維等の単独又は各種混紡繊維を編成、織成或いは交絡さ
せた編布、織布、不織布等が用いられる。この基布1は
片面起毛布又は両面起毛布のいずれをも使用することが
できるが、図では両面起毛布を例として示している。
【0010】この湿式ミクロポーラス層2としては、ポ
リカーボネイト系ポリウレタン、ポリエーテル系ポリウ
レタン、ポリエステル系ポリウレタン、特にポリカーボ
ネイト系ポリウレタン、ポリエーテル系ポリウレタン、
更にはポリカーボネイト系ポリウレタンが耐加水分解
性、耐熱劣化性等に優れており、好適である。
リカーボネイト系ポリウレタン、ポリエーテル系ポリウ
レタン、ポリエステル系ポリウレタン、特にポリカーボ
ネイト系ポリウレタン、ポリエーテル系ポリウレタン、
更にはポリカーボネイト系ポリウレタンが耐加水分解
性、耐熱劣化性等に優れており、好適である。
【0011】湿式ミクロポーラス層2の厚みは、50〜
500μm程度が望ましい。湿式ミクロポーラス層2の
厚みが50μmよりも薄いと、実質的なポーラス層2の
形成が困難になると共に自動車用内装材に良好な風合を
付与することができない。一方、湿式ミクロポーラス層
2の厚みが500μmよりも厚くなると、弾性が大きく
なりすぎ、自動車用内装材の風合を損ねることになる。
500μm程度が望ましい。湿式ミクロポーラス層2の
厚みが50μmよりも薄いと、実質的なポーラス層2の
形成が困難になると共に自動車用内装材に良好な風合を
付与することができない。一方、湿式ミクロポーラス層
2の厚みが500μmよりも厚くなると、弾性が大きく
なりすぎ、自動車用内装材の風合を損ねることになる。
【0012】上記のような湿式ミクロポーラス層2を基
布1の起毛面に形成した状態においては、最上層に非常
に微細なミクロポーラス層、中層に起毛の介在しないミ
クロポーラス層、下層に起毛が介在したミクロポース層
が連続的に形成されている。
布1の起毛面に形成した状態においては、最上層に非常
に微細なミクロポーラス層、中層に起毛の介在しないミ
クロポーラス層、下層に起毛が介在したミクロポース層
が連続的に形成されている。
【0013】次に図2に示すように湿式ミクロポーラス
層2の最上層から起毛の介在しないミクロポーラス層ま
でを切削加工し、起毛5の大部分の先端部を湿式ミクロ
ポーラス2の表面から露出させる。この場合、切削加工
の方法としては、サンディング加工、スライス加工及び
スプリット加工が適用可能である。
層2の最上層から起毛の介在しないミクロポーラス層ま
でを切削加工し、起毛5の大部分の先端部を湿式ミクロ
ポーラス2の表面から露出させる。この場合、切削加工
の方法としては、サンディング加工、スライス加工及び
スプリット加工が適用可能である。
【0014】ただし、スプリット加工の場合は、湿式ミ
クロポーラス層を均一な厚みで残すことが困難であり、
製品の厚みや風合いのバラツキが生じやすい。スライス
加工の場合は、起毛の先端部までカットされるのに比べ
サンディング加工の場合は、起毛の先端部がヒゲ状に露
出するため、ウレタン接着層との密着性がスライス加工
の場合よりも優れるため、特にサンディング加工が有効
である。サンディングによる切削加工の場合、サンディ
ング時のスキミ(すなわち、切削加工を施す際のミクロ
ポーラス層が形成された起毛布を通過させるロールの間
隔)をその起毛布の厚み(起毛の先端部を含む起毛布の
厚み)よりも低く設定すれば、湿式ミクロポーラス層の
表面上に起毛の大部分の先端部をヒゲ状に露出させるこ
とができる。
クロポーラス層を均一な厚みで残すことが困難であり、
製品の厚みや風合いのバラツキが生じやすい。スライス
加工の場合は、起毛の先端部までカットされるのに比べ
サンディング加工の場合は、起毛の先端部がヒゲ状に露
出するため、ウレタン接着層との密着性がスライス加工
の場合よりも優れるため、特にサンディング加工が有効
である。サンディングによる切削加工の場合、サンディ
ング時のスキミ(すなわち、切削加工を施す際のミクロ
ポーラス層が形成された起毛布を通過させるロールの間
隔)をその起毛布の厚み(起毛の先端部を含む起毛布の
厚み)よりも低く設定すれば、湿式ミクロポーラス層の
表面上に起毛の大部分の先端部をヒゲ状に露出させるこ
とができる。
【0015】次に図3に示すように、離型紙6、例えば
絞付き離型紙上にポリウレタンを塗布し、加熱乾燥して
所望の厚みのポリウレタン表皮層4を形成する。次にこ
の表皮層4の上にポリウレタンを塗布した後、加熱乾燥
し所望の厚みのポリウレタン接着層3を形成する。
絞付き離型紙上にポリウレタンを塗布し、加熱乾燥して
所望の厚みのポリウレタン表皮層4を形成する。次にこ
の表皮層4の上にポリウレタンを塗布した後、加熱乾燥
し所望の厚みのポリウレタン接着層3を形成する。
【0016】ポリウレタン接着層3の厚みは5〜80μ
m程度、望ましくは20〜40μmが好適である。ま
た、ポリウレタン接着層3には、架橋剤、必要に応じて
架橋促進剤が添加される。これらの架橋剤、架橋促進剤
の量は湿式ミクロポーラス層2及びポリウレタン表皮層
4とに対する接着強度、得られる自動車用内装材の風合
等を考慮して任意に選定される。
m程度、望ましくは20〜40μmが好適である。ま
た、ポリウレタン接着層3には、架橋剤、必要に応じて
架橋促進剤が添加される。これらの架橋剤、架橋促進剤
の量は湿式ミクロポーラス層2及びポリウレタン表皮層
4とに対する接着強度、得られる自動車用内装材の風合
等を考慮して任意に選定される。
【0017】また、ポリウレタン接着層3は、湿式ミク
ロポーラス層2とポリウレタン表皮層4との間の接着上
支障のないポリウレタンであれば使用可能であるが、1
00%モジュラスが10〜100kg/cm2 、望まし
くは20〜60kg/cm2のものが好適である。
ロポーラス層2とポリウレタン表皮層4との間の接着上
支障のないポリウレタンであれば使用可能であるが、1
00%モジュラスが10〜100kg/cm2 、望まし
くは20〜60kg/cm2のものが好適である。
【0018】このポリウレタン接着層3に使用できるポ
リウレタンとしては、ポリカーボネイト系ポリウレタ
ン、ポリエーテル系ポリウレタン、ポリエステル系ポリ
ウレタンが挙げられるが、自動車用としては、耐加水分
散性、耐熱劣化性等の点から、カーボネイト系ポリウレ
タンが好ましい。
リウレタンとしては、ポリカーボネイト系ポリウレタ
ン、ポリエーテル系ポリウレタン、ポリエステル系ポリ
ウレタンが挙げられるが、自動車用としては、耐加水分
散性、耐熱劣化性等の点から、カーボネイト系ポリウレ
タンが好ましい。
【0019】また、ポリウレタン表皮層4に使用できる
ポリウレタンとしては、ポリカーボネイト系ポリウレタ
ン、ポリエーテル系ポリウレタン、ポリエステル系ポリ
ウレタンが挙げられるが、自動車用内装材の場合、シリ
コン変性ポリカーボネイト系ポリウレタンが好適であ
る。このシリコン変性ポリカーボネイト系ポリウレタン
は耐加水分解性、耐熱劣化性等に優れていると共に表面
滑性が高く自動車用内装材の表面の耐摩耗性を向上させ
る。
ポリウレタンとしては、ポリカーボネイト系ポリウレタ
ン、ポリエーテル系ポリウレタン、ポリエステル系ポリ
ウレタンが挙げられるが、自動車用内装材の場合、シリ
コン変性ポリカーボネイト系ポリウレタンが好適であ
る。このシリコン変性ポリカーボネイト系ポリウレタン
は耐加水分解性、耐熱劣化性等に優れていると共に表面
滑性が高く自動車用内装材の表面の耐摩耗性を向上させ
る。
【0020】シリコン変性ポリカーボネイト系ポリウレ
タンとしては、下記の成分からなるウレタンポリマーが
好適である。 高分子量ジオール : ポリ1,6ヘキサンカーボネー
トジオールと、平均分子量10,000以上の片末端ジ
オールポリジメチルシロキサン 鎖 伸 長 剤 : H12MDA(水添MDA、4,
4´−ジシクロヘキシルメタンジアミン) ジイソシアネート : H12MDI(水添MDI、4,
4´−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート)
タンとしては、下記の成分からなるウレタンポリマーが
好適である。 高分子量ジオール : ポリ1,6ヘキサンカーボネー
トジオールと、平均分子量10,000以上の片末端ジ
オールポリジメチルシロキサン 鎖 伸 長 剤 : H12MDA(水添MDA、4,
4´−ジシクロヘキシルメタンジアミン) ジイソシアネート : H12MDI(水添MDI、4,
4´−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート)
【0021】ポリウレタン表皮層4の厚みは10〜10
0μm程度、望ましくは20〜60μmが好適である。
表皮層4に使用されるシリコン変性ポリカーボネイト系
ポリウレタンは、100%モジュラスが10〜120k
g/cm2 、望ましくは20〜60kg/cm2 のもの
が好適である。
0μm程度、望ましくは20〜60μmが好適である。
表皮層4に使用されるシリコン変性ポリカーボネイト系
ポリウレタンは、100%モジュラスが10〜120k
g/cm2 、望ましくは20〜60kg/cm2 のもの
が好適である。
【0022】次に図2に示す状態の湿式ミクロポーラス
層2の面と、図3に示す状態のポリウレタン接着層3と
を向き合わせ、熱圧着して熟成させ、接着剤を反応固化
させた後、離型紙6を剥離することによって図4に示す
ような自動車用内装材を得ることができる。
層2の面と、図3に示す状態のポリウレタン接着層3と
を向き合わせ、熱圧着して熟成させ、接着剤を反応固化
させた後、離型紙6を剥離することによって図4に示す
ような自動車用内装材を得ることができる。
【0023】自動車用内装材の使用部位が自動車の座席
シート等のような難燃性を要求される場合、基布層に
難燃剤を浸透処理させる方法と、湿式ミクロポーラス
層中に難燃剤を含有させる方法がある。前者の場合、
使用される難燃剤としては、リン系、リン−窒素系、臭
素系、臭素−アンチモン系、リン−臭素系等が挙げられ
る。後者の場合、難燃剤には、臭素原子含有ポリウレ
タン系樹脂オリゴマー(A)と、無機系難燃剤(B)と
を必須成分として含有するものが使用可能である。
シート等のような難燃性を要求される場合、基布層に
難燃剤を浸透処理させる方法と、湿式ミクロポーラス
層中に難燃剤を含有させる方法がある。前者の場合、
使用される難燃剤としては、リン系、リン−窒素系、臭
素系、臭素−アンチモン系、リン−臭素系等が挙げられ
る。後者の場合、難燃剤には、臭素原子含有ポリウレ
タン系樹脂オリゴマー(A)と、無機系難燃剤(B)と
を必須成分として含有するものが使用可能である。
【0024】オリゴマー(A)としては、ブロム置換ビ
スフェノールAとMDI(ジフェニルメタン−4,4´
−ジイソシアネート)とを必須成分として反応せしめた
ものが挙げられる。
スフェノールAとMDI(ジフェニルメタン−4,4´
−ジイソシアネート)とを必須成分として反応せしめた
ものが挙げられる。
【0025】オリゴマー(A)は、例えば、ブロム置換
ビスフェノールAとMDIの当量が、1:0.3〜1:
1.2となるような割合で、必要に応じて触媒の存在
下、有機溶剤中で反応させたものが使用できる。
ビスフェノールAとMDIの当量が、1:0.3〜1:
1.2となるような割合で、必要に応じて触媒の存在
下、有機溶剤中で反応させたものが使用できる。
【0026】また、ポリカーボネイト系ポリウレタンで
構成される湿式ミクロポーラス層2に対しては、例え
ば、ポリカーボネイト骨格を有するオリゴマー(A)を
配合するように合成樹脂と同一ないしは類似の構造をオ
リゴマー(A)に導入しておけば、オリゴマー(A)を
添加した合成樹脂の透明性を損なうことがなく、しかも
オリゴマー(A)自体が添加した合成樹脂表面に滲み出
す(ブリード)ということも起こりにくくなるので好ま
しい。
構成される湿式ミクロポーラス層2に対しては、例え
ば、ポリカーボネイト骨格を有するオリゴマー(A)を
配合するように合成樹脂と同一ないしは類似の構造をオ
リゴマー(A)に導入しておけば、オリゴマー(A)を
添加した合成樹脂の透明性を損なうことがなく、しかも
オリゴマー(A)自体が添加した合成樹脂表面に滲み出
す(ブリード)ということも起こりにくくなるので好ま
しい。
【0027】一方、無機系難燃剤(B)としては、公知
慣用のものがいずれも使用できるが、例えば三酸化アン
チモン、四酸化アンチモン、五酸化アンチモン、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウム、三臭化リン、ポリ
リン酸等が挙げられる。これらの中でも特にオリゴマー
(A)との混和性がよく難燃性にも優れる点で、五酸化
アンチモンが好ましい。
慣用のものがいずれも使用できるが、例えば三酸化アン
チモン、四酸化アンチモン、五酸化アンチモン、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウム、三臭化リン、ポリ
リン酸等が挙げられる。これらの中でも特にオリゴマー
(A)との混和性がよく難燃性にも優れる点で、五酸化
アンチモンが好ましい。
【0028】難燃剤は、オリゴマー(A)と難燃剤
(B)とを両方含有していればよく、その混合割合は特
に制限されるものではないが、固形分重量比で30/7
0〜70/30の範囲が不燃性ガス発生に優れる点で好
ましい。
(B)とを両方含有していればよく、その混合割合は特
に制限されるものではないが、固形分重量比で30/7
0〜70/30の範囲が不燃性ガス発生に優れる点で好
ましい。
【0029】また、図5に示すようにポリウレタン表皮
層4面上に更に表面処理層7を形成し、この表面処理層
7に使用されるポリウレタンとしてシリコン変性ポリカ
ーボネイト系ポリウレタンを使用すれば、上記したと同
様な効果を得ることができる。
層4面上に更に表面処理層7を形成し、この表面処理層
7に使用されるポリウレタンとしてシリコン変性ポリカ
ーボネイト系ポリウレタンを使用すれば、上記したと同
様な効果を得ることができる。
【0030】実施例1 厚み1.0mmのポリエステル、レーヨン混紡の両面起
毛織布を100%モジュラスが35kg/cm2 のオリ
ゴマー(A)含有ポリカーボネイト系ポリウレタン(大
日本インキ化学工業(株)製:クリスボンMP900F
R)に五酸化アンチモンをオリゴマー(A)と五酸化ア
ンチモンの固形分重量比で35/60にてなるように添
加したジメチルホルムアミド溶液を溶液重量が1,00
0g/m2 になるように塗布し、水中で凝固、脱溶媒さ
せ、脱水後、120℃の熱風下で乾燥して表面平滑性に
優れる微多孔性組織からなる湿式ミクロポーラス層を形
成した総厚1.1mmの中間ベースが得られた。
毛織布を100%モジュラスが35kg/cm2 のオリ
ゴマー(A)含有ポリカーボネイト系ポリウレタン(大
日本インキ化学工業(株)製:クリスボンMP900F
R)に五酸化アンチモンをオリゴマー(A)と五酸化ア
ンチモンの固形分重量比で35/60にてなるように添
加したジメチルホルムアミド溶液を溶液重量が1,00
0g/m2 になるように塗布し、水中で凝固、脱溶媒さ
せ、脱水後、120℃の熱風下で乾燥して表面平滑性に
優れる微多孔性組織からなる湿式ミクロポーラス層を形
成した総厚1.1mmの中間ベースが得られた。
【0031】この状態では、ポリエステル、レーヨン混
紡織布の片面側の起毛の先端部は図1に示されるように
湿式ミクロポーラス層中に埋もれた状態であった。次に
この湿式ミクロポーラス層の表面をベルトサンダーによ
り切削部のロール間隔を0.9mmに設定して切削加工
し、総厚0.90mmの湿式ミクロポーラス層の表面に
起毛の大部分の先端部がヒゲ状に露出した湿式ベースを
得た。
紡織布の片面側の起毛の先端部は図1に示されるように
湿式ミクロポーラス層中に埋もれた状態であった。次に
この湿式ミクロポーラス層の表面をベルトサンダーによ
り切削部のロール間隔を0.9mmに設定して切削加工
し、総厚0.90mmの湿式ミクロポーラス層の表面に
起毛の大部分の先端部がヒゲ状に露出した湿式ベースを
得た。
【0032】一方、絞付き離型紙上に、100%モジュ
ラスが55kg/cm2 のシリコン変性ポリカーボネイ
ト系ポリウレタン(大日本インキ化学工業(株)製:ク
リスボンNY324S)を乾燥厚みが30μとなる様に
ナイフコーターにて塗布し、100℃で2分間熱風乾燥
して、ポリウレタン表皮層を形成した。
ラスが55kg/cm2 のシリコン変性ポリカーボネイ
ト系ポリウレタン(大日本インキ化学工業(株)製:ク
リスボンNY324S)を乾燥厚みが30μとなる様に
ナイフコーターにて塗布し、100℃で2分間熱風乾燥
して、ポリウレタン表皮層を形成した。
【0033】次いで、この皮膜の上に100%モジュラ
スが25kg/cm2 のポリカーボネイト系ポリウレタ
ンよりなるウレタン系2液接着剤(大日本インキ化学工
業(株)製:クリスボンTA205)を乾燥厚みが40
μとなるようにナイフコーターにて塗布して、100℃
で2分間熱風乾燥させてポリウレタン接着層を形成し、
この上面に前述の起毛布上に形成された湿式ミクロポー
ラス層の面を向き合わせて100℃で熱圧着し、更に4
0℃で48時間熟成して接着剤を反応固化させた後、離
型紙を剥離することにより、自動車用内装材を得た。
スが25kg/cm2 のポリカーボネイト系ポリウレタ
ンよりなるウレタン系2液接着剤(大日本インキ化学工
業(株)製:クリスボンTA205)を乾燥厚みが40
μとなるようにナイフコーターにて塗布して、100℃
で2分間熱風乾燥させてポリウレタン接着層を形成し、
この上面に前述の起毛布上に形成された湿式ミクロポー
ラス層の面を向き合わせて100℃で熱圧着し、更に4
0℃で48時間熟成して接着剤を反応固化させた後、離
型紙を剥離することにより、自動車用内装材を得た。
【0034】実施例2 実施例1と同一の基布を、実施例1と同一のウレタン溶
液中に溶液重量が1,200g/m2 になるように含浸
し、水中にて凝固、脱溶媒させ、脱水後に120℃の熱
風下で乾燥して、両面に湿式ミクロポーラス層を形成し
た総厚1.2mmの中間ベースを得た。
液中に溶液重量が1,200g/m2 になるように含浸
し、水中にて凝固、脱溶媒させ、脱水後に120℃の熱
風下で乾燥して、両面に湿式ミクロポーラス層を形成し
た総厚1.2mmの中間ベースを得た。
【0035】次に、表皮層との貼合せ面をベルトサンダ
ーにより、実施例1と同様に切削加工して総厚1.0m
mの湿式ミクロポーラス層の表面に起毛の大部分の先端
部をヒゲ状に露出させた。裏面側も同様にサンディング
し、0.95mmの湿式ベースを得た。裏面については
サンディングを必要としないが、風合いをソフトにする
点ではサンディング加工を施すのが望ましい。表皮層の
形成は実施例1と同じである。
ーにより、実施例1と同様に切削加工して総厚1.0m
mの湿式ミクロポーラス層の表面に起毛の大部分の先端
部をヒゲ状に露出させた。裏面側も同様にサンディング
し、0.95mmの湿式ベースを得た。裏面については
サンディングを必要としないが、風合いをソフトにする
点ではサンディング加工を施すのが望ましい。表皮層の
形成は実施例1と同じである。
【0036】比較例1 湿式ミクロポーラス層の表面をベルトサンダーによる切
削加工を行わない他は、実施例1と同様にして自動車用
内装材を得た。
削加工を行わない他は、実施例1と同様にして自動車用
内装材を得た。
【0037】(摩耗試験方法)摩耗試験は、JIS L
0823に定められた摩擦試験機I型の摺動部材に1
0Rの摩擦子を取り付けて行った。厚さ10±1mm,
密度ρ=0.02〜0.03のスラブウレタンフォーム
の表面に実施例1、実施例2及び比較例1の各方法で各
々得られた自動車用内装材を載置し、その両端部を固定
する。次に先端部がJIS L 3102に規定する6
号帆布で覆われた摺動部材を自動車用内装材の表面に1
kgの荷重をかけて往復運動で摺動させて自動車用内装
材の表面状態を目視により判定した。
0823に定められた摩擦試験機I型の摺動部材に1
0Rの摩擦子を取り付けて行った。厚さ10±1mm,
密度ρ=0.02〜0.03のスラブウレタンフォーム
の表面に実施例1、実施例2及び比較例1の各方法で各
々得られた自動車用内装材を載置し、その両端部を固定
する。次に先端部がJIS L 3102に規定する6
号帆布で覆われた摺動部材を自動車用内装材の表面に1
kgの荷重をかけて往復運動で摺動させて自動車用内装
材の表面状態を目視により判定した。
【0038】(摩耗試験結果)実施例1および実施例2
の方法で得られた自動車用内装材は摺動部材を2万回往
復運動させた後も、表面状態にほとんど変化は認められ
なかった。一方、比較例1の方法で得られた自動車用内
装材は1,000〜2,000回の往復運動させた後
に、自動車用内装材の表面が摩耗し、湿式ミクロポーラ
ス層の一部が表面に露出した状態が認められた。
の方法で得られた自動車用内装材は摺動部材を2万回往
復運動させた後も、表面状態にほとんど変化は認められ
なかった。一方、比較例1の方法で得られた自動車用内
装材は1,000〜2,000回の往復運動させた後
に、自動車用内装材の表面が摩耗し、湿式ミクロポーラ
ス層の一部が表面に露出した状態が認められた。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の自動車用内装材の
製造方法によれば、湿式ミクロポーラス層内の起毛の先
端部がこの湿式ミクロポーラス層に隣接して形成される
ポリウレタン接着層中に介在する自動車用内装材が製造
できるため、湿式ミクロポーラス層とポリウレタン接着
層との層間剥離が防止され、自動車用内装材の耐摩耗性
が向上する。
製造方法によれば、湿式ミクロポーラス層内の起毛の先
端部がこの湿式ミクロポーラス層に隣接して形成される
ポリウレタン接着層中に介在する自動車用内装材が製造
できるため、湿式ミクロポーラス層とポリウレタン接着
層との層間剥離が防止され、自動車用内装材の耐摩耗性
が向上する。
【図1】本発明の自動車用内装材の製造方法における基
布の起毛面に湿式ミクロポーラス層を形成したときの状
態を示す模式的断面図である。
布の起毛面に湿式ミクロポーラス層を形成したときの状
態を示す模式的断面図である。
【図2】本発明の自動車用内装材の製造方法における湿
式ミクロポーラス層の表面を切削加工したときの状態を
示す模式的断面図である。
式ミクロポーラス層の表面を切削加工したときの状態を
示す模式的断面図である。
【図3】本発明の自動車用内装材の製造方法における離
型紙上にポリウレタン表皮層とポリウレタン接着層を形
成したときの状態を示す模式的断面図である。
型紙上にポリウレタン表皮層とポリウレタン接着層を形
成したときの状態を示す模式的断面図である。
【図4】本発明の自動車用内装材の一実施例を示す模式
的断面図である。
的断面図である。
【図5】本発明の自動車用内装材の他の実施例を示す模
式的断面図である。
式的断面図である。
1 基布 2 湿式ミクロポーラス層 3 ポリウレタン接着層 4 ポリウレタン表皮層 5 起毛 6 離型紙 7 表面処理層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秦野 章仁 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラ コ株式会社内 (72)発明者 名張 英夫 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラ コ株式会社内 (72)発明者 森 高康 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラ コ株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−163684(JP,A) 特開 昭59−24657(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 D06N 3/14
Claims (2)
- 【請求項1】 片面起毛布又は両面起毛布からなる基布
の起毛面にポリウレタンからなる湿式ミクロポーラス層
を形成した後、該湿式ミクロポーラス層の表面を所定の
厚さ切削加工して、該表面に起毛の大部分の先端部を露
出させ、しかる後、前記湿式ミクロポーラス層にポリウ
レタン接着層及びポリウレタン表皮層を積層させ、前記
湿式ミクロポーラス層側の起毛の大部分の先端部をポリ
ウレタン接着層中に介在させることを特徴とする自動車
用内装材の製造方法。 - 【請求項2】 前記切削加工が、サンディングによる切
削加工であることを特徴とする請求項1に記載の自動車
用内装材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30583293A JP3354671B2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 自動車用内装材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30583293A JP3354671B2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 自動車用内装材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132573A JPH07132573A (ja) | 1995-05-23 |
JP3354671B2 true JP3354671B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=17949916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30583293A Expired - Fee Related JP3354671B2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 自動車用内装材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3354671B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
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DE102008000419A1 (de) * | 2008-02-27 | 2009-09-03 | Basf Se | Mehrschichtige Verbundmaterialien, die ein textiles Flächengebilde umfassen, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
JP5734801B2 (ja) * | 2011-09-26 | 2015-06-17 | 共和レザー株式会社 | 合成皮革用基布及び合成皮革 |
WO2014097999A1 (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-26 | 共和レザー株式会社 | 積層シート及びその製造方法 |
JP2018150649A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 株式会社クラレ | 銀付調人工皮革及びその製造方法 |
JP7190806B2 (ja) * | 2017-08-30 | 2022-12-16 | Dic株式会社 | 合成皮革 |
WO2019065758A1 (ja) | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 共和レザー株式会社 | 合成樹脂表皮材複合体及び合成樹脂表皮材複合体の製造方法 |
JP7221503B2 (ja) | 2020-02-07 | 2023-02-14 | 第一化成株式会社 | 合成皮革の製造方法 |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP30583293A patent/JP3354671B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07132573A (ja) | 1995-05-23 |
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