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JP3238397B2 - 新規のスルホニル化合物 - Google Patents

新規のスルホニル化合物

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JP3238397B2
JP3238397B2 JP50925591A JP50925591A JP3238397B2 JP 3238397 B2 JP3238397 B2 JP 3238397B2 JP 50925591 A JP50925591 A JP 50925591A JP 50925591 A JP50925591 A JP 50925591A JP 3238397 B2 JP3238397 B2 JP 3238397B2
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フィガラ,フォルカー
クレム,クルト
ボイメ,ロルフ
ヘフナー,ディートリッヒ
ハナウアー,グイド
エルツェ,マンフリート
シュット,クリスティアン
キリアン,ウルリッヒ
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ビイク グルデン ロンベルク ヒエーミツシエ フアブリーク ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
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    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明の利用分野 本発明は、新規スルホニル化合物、その製法、その使
用及びこれを含有する医薬品に関する。本発明による化
合物は、医薬品製造のために製薬工業で使用される。
公知技術の背景 西独技術の背景 西独特許(DE−OS)第2123328号及び米国特許第38994
94号明細書中に、きわだった血小板凝固阻害により優れ
ている置換ベンゾナフチリジンが記載されている。この
特許に包含される、提案されたINNベナフェントリン(B
enafentrin)を有する化合物の気管支拡張剤としての及
び炎症性気道疾患の治療のための使用が、欧州特許出願
第247971号明細書中に記載されている。
本発明の記述 特に、アミノ基でのアセチル置換の代わりのスルホニ
ル置換により化合物ベナフェントリンとは異なる、後に
詳説する化合物が、意想外でかつ特に有利な特性を有す
ることが判明した。
従って本発明の目的は、第一の観点では、式I: [R1は、1〜4C−アルキルを表し、R2は、水素(H)、
1〜4C−アルキル又は1〜4C−アルコキシを表し、R3
は、水素(H)、1〜4C−アルキル又は1〜4C−アルコ
キシを表し、R4は、水素(H)、メチル又はメトキシを
表し、R5は、水素(H)又は1〜4C−アルキルを表し、
かつR6は、1〜4C−アルキル、フェニル又は群1〜4C−
アルキル、1〜4C−アルコキシ、ヒドロキシ及びハロゲ
ンからの同じか又は異なる置換基1個又は2個で置換さ
れたフェニルを表す]の化合物及びその塩である。
1〜4C−アルキルは、炭素原子1〜4個を有する直鎖
又は分枝鎖のアルキル基を表す。例えばブチル−、イソ
−ブチル−、s−ブチル−、t−ブチル−、プロピル
−、イソプロピル−、エチル−及び特にメチル基が挙げ
られる。
1〜4C−アルコキシ基は、酸素と共に前記1〜4C−ア
ルキル基を含有する。有利には、メトキシ基である。
本発明の意味におけるハロゲンは、臭素、塩素及びフ
ッ素である。
実例の置換フェニル基R6として、基:4−メチルフェニ
ル、4−t−ブチルフェニル、4−メトキシフェニル、
4−フルオルフェニル、4−クロルフェニル、2,5−ジ
クロルフェニル及び4−ヒドロキシフェニルが挙げられ
る。
式Iの化合物に関し、塩として、有利に全ての酸付加
塩がこれに該当する。特に、ガレヌス製剤に通常使用さ
れる無機及び有機の酸の薬理学上認容性の塩が挙げられ
る。例えば本発明による化合物の製造の際に、工業的規
模で工程生成物として最初に生じうる薬理学上非認容性
の塩は、当業者に公知の方法により、薬理学上認容性の
塩に変えることができる。例えば水溶性及び水不溶性酸
付加塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸
塩、リン酸塩、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、
グルコン酸塩、安息香酸塩、ハイベンゼート、フェンジ
ゾエート、酪酸塩、スルホサリチル酸塩、マレイン酸
塩、ラウリン酸塩、リンゴ酸塩、フマル酸塩、コハク酸
塩、シュウ酸塩、酒石酸塩、アムソネート、エムボネー
ト、メテンボネート、ステアリン酸塩、トシレート、3
−ヒドロキシ−2−ナフトエート又はメシレートがそれ
に適する。
式中、R1が1〜4C−アルキルを表し、R2が1〜4C−ア
ルコキシを表し、R3が1〜4C−アルコキシを表し、R4が
水素又はメチルを表し、R5が水素又は1〜4C−アルキル
を表し、R6が、1〜4C−アルキル、フェニル又は群、1
〜4C−アルキル、1〜4C−アルコキシ及びハロゲンから
の置換基で置換されたフェニルを表す式Iの化合物及び
その塩が有利である。
特に有利なのは、R1がメチルを表し、R2がメトキシを
表し、R3がメトキシを表し、R4が水素又はメチルを表
し、基−N(R5)SO2R6が、ベンゾナフチリジン環の6
位に結合されたフェニル基の4位にあり、R5が、水素、
メチル又はエチルを表し、R6が、メチル、4−メチルフ
ェニル、4−メトキシフェニル又は4−フルオルフェニ
ルを表す式Iの化合物及びその塩である。
ベンゾナフチリジン環は、(4a及び10bの位置に)キ
ラル中心2個を有する。従って本発明は、全ての考えら
れるかぎりのエナンチオマー及びジアステレオマー並び
にラセミ体及びその混合物を包含する。水素原子が4a及
び10bの位置でシス−位である式Iの化合物が有利であ
る。
直線偏光を(+)−もしくは(−)−方向に旋回させ
るエナンチオマーである、純粋の相互に鏡像異性体であ
るシス−化合物、[(+)−エナンチオマー及び(−)
−エナンチオマー]が有利である。トランス−化合物の
(それのジアステレオマーである)シス−化合物からの
分離は((+)−及び(−)−エナンチオマーの分離と
同様に)、例えば欧州特許出願第247971号明細書中に記
載されるような当業者に慣用の方法で行う。
これに関して、式IIの化合物から誘導され、旋光度 ▲[α]22 578Hg▼=−213゜(c=1、クロロホルム) を有する化合物(−)−シス−6−(4−アミノフェニ
ル)−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒド
ロ−2−メチル−ベンゾ[c][1,6]−ナフチリジン
と同じ絶対配置を有する式Iの化合物が特に有利であ
る。
本発明のもう一つの対象物は、本発明による式Iの化
合物及びその塩の製法である。その方法は、 a)式II: [式中、R1、R2、R3、R4及びR5は、前記のものを表す]
の化合物と式III [式中、R6は、前記のものを表し、Xは、好適な離脱基
を表す]のスルホニル化合物とを反応させるか、又は b)R5が1〜4C−アルキルを表す化合物Iの製造のため
に、R5が水素を表す式Iの化合物を式IV Y−R5 (IV) [式中、R5は1〜4C−アルキルを表し、Yは離脱基を表
す]のアルキル化剤でアルキル化するか、又は c)式V [式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、前記のものを表
す]の化合物を縮合環化させ、所望の場合には引き続い
てa)、b)又はc)により得られた化合物Iをその塩
に変換するか、又は所望の場合には、引き続いて、得ら
れた化合物Iの塩から化合物Iを遊離することよりな
る。
化合物IIと化合物IIIとの反応は、不活性溶剤中で、
当業者にスルホンアミドの製造のために公知であるよう
な方法で行う。離脱基Xは、有利にハロゲン原子、特に
塩素原子である。反応を有利に助塩基、例えば有機アミ
ン、例えばトリエチルアミン又はピリジン、又は例えば
炭酸塩、例えば炭酸カルシウム又は炭酸ナトリウムの存
在下に行う。
変法b)によるN−アルキル化は、当業者に慣用の方
法で、場合により相間移動−条件下で、有利に好適な塩
基の存在下に、又はR5=水素を有する化合物Iの予めの
脱プロトン化の後に実施する。
脱プロトン化剤としては、窒素の所のプロトンの酸性
度が、アニオン形成を達成するために十分大きい試薬
が、特にこれに該当する。有機金属化合物、例えばブチ
ルリチウムの他に、例えば金属水素化物、特に水素化ナ
トリウム、又はアルカリアルコレート、例えばナトリウ
ムメチレート又はカリウム−t−ブチレート、又はアル
カリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化
カリウム、又はアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリ
ウムが挙げられる。
化合物IVの離脱基Yは、Y−R5と脱プロトン化された
Iとの反応の際に容易に脱離される基、例えばハロゲン
原子、例えば塩素、臭素又はヨウ素、又はアルキルスル
フェート基である。
脱プロトン化及び引き続くN−アルキル化は、強い脱
プロトン化剤を用いる作業に適するような不活性無水溶
剤中で行うか又は相間移動条件下での作業の際に使用さ
れるような水−溶剤混合物中で行う。例えば開鎖又は環
状エーテル、例えばジエチルエーテル、ジオキサン又は
テトラヒドロフラン、又は溶剤、例えばDMF又はDMSOが
挙げられる。水/溶剤混合物として、例えば水とクロロ
ホルム、ジクロルメタン又はベンゼンとの混合物が挙げ
られる。反応は、有利に穏やかな反応条件下で、0℃以
下の温度で行われる。
変法c)による縮合環化は、自体当業者に公知の方法
で、ビシュラー−ナピエラルスキー(Bischler−Napier
alski)により、好適な縮合剤、例えばポリリン酸、五
塩化リン、五酸化リン又は有利にオキシ三酸化リンの存
在下に、好適な不活性溶剤、例えば塩素化炭化水素、例
えばクロロホルム中で、又は環状炭化水素、例えばトル
エン又はキシレン、又は他の不活性溶剤、例えばアセト
ニトリル中で、又は他の溶剤無しで過剰の縮合剤を使用
して、有利に高温で、特に使用溶剤もしくは縮合剤の沸
点で行う。
R5=水素である式IIの化合物は、西独特許(DE−OS)
第2123328号、米国特許第3899494号又は欧州特許(EP−
A)第247971号明細書から公知であるかもしくは前記文
献に記載されたのと類似の方法で製造することができ
る。R5=1〜4C−アルキルを有する化合物IIは、R5=水
素を有する化合物IIから、当業者に慣用の方法で、アル
キル化により製造することができる。
式Vの化合物は、自体公知の方法で、次の反応式: [式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、前記のものを表
し、Yは、好適な離脱基、例えば塩素原子を表す]によ
り化合物VI及びVIIから得られる。
化合物VIは、例えば西独特許(DE−OS)第2123328号
又は欧州特許(EP−A)第247971号明細書から公知であ
るか又は類似の方法で製造することができる。
化合物VIIは、同様に公知であるか与は当業者に公知
である方法で製造することができる。
エナンチオマーである純粋化合物Iの製造のために、
シス−化合物からのトランス化合物の分離並びに(−)
−及び(−)−エナンチオマーの分離を、有利に、欧州
特許(EP−A)第247971号明細書から公知であるかもし
くはそこに記載のようにして製造され、分離することの
できる化合物IIの段階で行う。
次の例により本発明を詳説するが、本発明は、これら
に限られるものではない。例中に名前が記載された一般
式Iの化合物並びに化合物の塩は、有利に本発明の対象
物である。Schmp.は、融点であり、時間は略語h、及び
分は略語Min.を使用する。Zer.は、分解を表す。「エー
テル」とはジエチルエーテルのことである。
例 1.rac−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキ
サヒドロ−2−メチル−6−(4−メチルスルホンアミ
ドフェニル)−ベンゾ[c][1,6]ナフチリジン 無水ピリジン20ml中のrac−シス−6−(4−アミノ
フェニル)−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキ
サヒドロ−2−メチル−ベンゾ[c][1,6]ナフチリ
ジン2.1gの溶液に無水ジオキサン3ml中のメタンスルホ
ン酸クロリド0.6mlの溶液を滴加し、引き続きこの混合
物を60℃で更に3h撹拌する。冷却後、バッチを氷/水混
合物100ml上に注ぎ、希苛性ソーダ溶液でアルカリ性に
し、n−ブタノールで抽出する。n−ブタノールの留去
後、残留残分をジクロルメタンで抽出し、有機相を硫酸
ナトリウム上で乾燥させ、引き続き蒸発濃縮させる。残
分として表題化合物2.4gが得られ、これは、エーテル性
HClを用いてジヒドロクロリドに変換し、非乾燥メタノ
ールから再結晶させる。収量:ジヒドロクロリド−ヒド
レートとしての表題化合物2.3g。Schmp.239〜240℃(分
解)。
2.rac−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキ
サヒドロ−2−メチル−6−[4−(p−トルエンスル
ホンアミド)−フェニル]−ベンゾ[c][1,6]ナフ
チリジン メタンスルホン酸クロリドの代わりにp−トルエンス
ルホン酸クロリドを使用する場合、例1と同様にして表
題化合物が得られる。Schmp.219〜221℃(ジヒドロクロ
リド−ヒドレート)。
3.rac−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキ
サヒドロ−2−メチル−6−[4−メチル−3−(p−
トルエンスルホンアミド)−フェニル]−ベンゾ[c]
[1,6]ナフチリジン rac−シス−3−(3,4−ジメトキシフェニル)−1−
メチル−4−[4−メチル−3−(p−トルエンスルホ
ンアミド)−ベンズアミド]−ピペリジン3.9gをオキシ
三塩化リン50ml中で還流下に3h加熱沸騰させる。過剰の
オキシ三塩化リンの留去後に、残分をジクロルメタンと
2N苛性ソーダ溶液の間に分配し、水で有機相を洗浄し、
硫酸ナトリウム上で乾燥させる。ジクロルメタンの留去
後に、残分をシリカゲルのクロマトグラフィーで精製す
る。分離された主生成物フラクションを蒸発濃縮させ、
固体残分を酢酸エチルエステル、石油エーテル中で再結
晶させる。Schmp.206〜210℃(Zers.)の黄色がかった
結晶としての表題化合物2.6gが得られる。
出発化合物rac−シス−3−(3,4−ジメトキシフェニ
ル)−1−メチル−4−[4−メチル−3−(p−トル
エンスルホンアミド)−ベンズアミド]−ピペリジン
は、4−メチル−3−(p−トルエンスルホンアミド)
−安息香酸クロリド4.6gとrac−シス−4−アミノ−3
−(3,4−ジメトキシフェニル)−1−メチルピペリジ
ン3.0g及びトリエチルアミン4mlとを無水ジクロルメタ
ン50ml中で反応させることにより得られる。NaHCO3−溶
液で振出し、有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、蒸
発濃縮後、残分をメタノール中で再結晶させる。収量:
4.2g。Schmp.142〜146℃。
4.rac−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキ
サヒドロ−2−メチル−6−[2−(p−トルエンスル
ホンアミド)−フェニル]−ベンゾ[c][1,6]ナフ
チリジン 例3と同様にして表題化合物をrac−シス−3−(3,4
−ジメトキシフェニル)−1−メチル−4−[2−(p
−トルエンスルホンアミド)−ベンズアミド]−ピペリ
ジン4.5g及びオキシ三塩化リン30mlから得る。収量:褐
色がかった結晶3.3g。
例3と同様にして、2−(p−トルエンスルホンアミ
ド)安息香酸クロリド及び相応するピペリジンから、出
発化合物rac−シス−3−(3,4−ジメトキシフェニル)
−1−メチル−4−[2−(p−トルエンスルホンアミ
ド)−ベンズアミド]−ピペリジンが得られる。収率:7
0%。
5.rac−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキ
サヒドロ−2−メチル−6−[4−(p−メトキシフェ
ニルスルホンアミド)−フェニル]−ベンゾ[c][1,
6]ナフチリジン p−メトキシフェニルスルホン酸クロリドを使用し
て、例1と同様にして表題化合物が得られる。収率:66
%、Schmp.210〜217℃(メタノールから炭酸塩水和物と
して結晶化)。
rac−シス−3−(3,4−ジメトキシフェニル)−1−
メチル−4−[(4−p−メトキシフェニルスルホンア
ミド)−ベンズアミド]−ピペリジンを縮合環化させて
も、例3と同様にして表題化合物が得られる。この出発
化合物は、例3と同様にして、4−(p−メトキシフェ
ニルスルホンアミド)−安息香酸クロリドを使用して得
られる。
6.rac−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキ
サヒドロ−2−メチル−6−[4−(p−フルオルフェ
ニルスルホンアミド)−フェニル]−ベンゾ[c][1,
6]ナフチリジン 例3と同様にして表題化合物が、rac−シス−3−
(3,4−ジメトキシフェニル)−1−メチル−4−
[(p−フルオルフェニルスルホンアミド)−ベンズア
ミド]−ピペリジンから得られる。収率:69%、Schmp.1
63〜165℃。
出発化合物は、例3と同様にして、4−(p−フルオ
ルフェニルスルホンアミド)−安息香酸クロリドから得
られる。収率:60%、Schmp.108〜113℃。
7.rac−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキ
サヒドロ−2−メチル−6−[4−(p−トルエンスル
ホン−N−メチルアミド)−フェニル]−ベンゾ[c]
[1,6]ナフチリジン 例3と同様にして表題化合物が、rac−シス−3−
(3,4−ジメトキシフェニル)−1−メチル−4−
[(p−トルエンスルホン−N−メチルアミド)−ベン
ズアミド]−ピペリジンから得られる;収率:53%、Sch
mp.157〜158℃(メタノール/エーテルから)。
出発化合物は、例3と同様にして、4−(p−トルエ
ンスルホン−N−メチルアミド)−安息香酸クロリドか
ら得られる。
8.rac−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキ
サヒドロ−2−メチル−6−[4−(p−トルエンスル
ホン−N−エチルアミド)−フェニル]−ベンゾ[c]
[1,6]ナフチリジン N−メチル−の代わりに相応するN−エチル−化合物
を使用して、前記例と同様にして、表題化合物が得られ
る。収率:71%、Schmp.160〜166℃(炭酸塩)。
9.(−)−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−
ヘキサヒドロ−2−メチル−6−[4−(p−トルエン
スルホンアミド)−フェニル]−ベンゾ[c][1,6]
ナフチリジン (−)−シス−6−(4−アミノフェニル)−8,9−
ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロ−2−メチ
ル−ベンゾ[c][1,6]ナフチリジン ▲[α]22 578Hg▼=−213゜(c=1,CHCl3)をp−ト
ルエンスルホン酸クロリドと反応させると、例1と同様
にして表題化合物が得られる。収率:82%、Schmp.178〜
183℃(酢酸エチルエステル/メタノールからの黄色が
かった結晶); ▲[α]22 D▼=−81.6゜、 ▲[α]22 578Hg▼=−81.1゜、 (各々c=1、メタノール)。
10.(−)−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−
ヘキサヒドロ−2−メチル−6−[4−(p−トルエン
スルホンアミド)−フェニル]−ベンゾ[c][1,6]
ナフチリジン (−)−シス−6−(4−アミノフェニル)−8,9−ジ
メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロ−2−メチル
−ベンゾ[c][1,6]ナフチリジン ▲[α]22 578Hg▼=+210゜(c=1,CHCl3)を使用し
て、例9と同様にして表題化合物が得られる。収率:81
%、Schmp.180〜181゜(酢酸エチルエステル/メタノー
ルからの黄色がかった結晶); ▲[α]22 D▼=+84.2゜(c=1、メタノール)。
出発化合物(+)−シス−及び(−)−シス−6−
(4−アミノフェニル)−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4
a,10b−ヘキサヒドロ−2−メチル−ベンゾ[c][1,
6]ナフチリジンは、欧州特許(EP−A)第247971号明
細書から公知である。
産業上の使用可能性 本発明によるスルホニル化合物は、産業上でこれらを
使用可能にさせる重要な薬理学上の特性を有する。これ
らは、特に、種々の起源の気道疾患の治療に好適にさせ
るそのような特性により優れている。特に、炎症性及び
アレルギー誘発性の気管支疾病を、本発明による化合物
の抗炎症性及び気管支緩和作用に基づき治療することが
できる。その際、本発明による化合物は、非常に僅かの
毒性、大きな治療幅、長期持続性の作用及び実質的な副
作用の欠如により優れている。本発明によるスルホニル
化合物は、その他に血圧降下特性を有する。
本発明によるスルホニル化合物の気管支緩和及び抗炎
症性作用は、人体−及び獣医学でのその使用を可能に
し、その際、これらは、気管支の疾患に基づく疾病の治
療及び予防のために使用される。例えばヒト及び動物
で、種々の起源による急性及び慢性の閉塞性気道疾患
(気管支炎、アレルギー性気管支炎、気管支喘息)を治
療することができる。本発明による化合物は、血圧降下
作用に基づき種々の起源による高血圧疾患及びそれに関
連する随伴疾患の治療にも使用することができる。
従って本発明のもう一つの対象物は、前記疾病にかか
っているヒトを含む哺乳動物の治療のための方法であ
る。その方法は、本発明による化合物1種以上を治療に
有効で、薬理学的に認容性である量で病気の哺乳動物に
適用することを特徴とする。
本発明のもう一つの対象物は、本発明による化合物を
前記疾病の治療及び/又は予防の際に使用することであ
る。
同様に本発明は、前記疾病の治療及び/又は予防のた
めに使用される医薬品の製造に、本発明による化合物を
使用することに関する。
更に、本発明による化合物及び/又はその薬理学的認
容性の塩1種以上を含有する、前記疾病の治療及び/又
は予防のための医薬品が、本発明の対象物である。
本発明による医薬品は、自体公知の方法により製造さ
れ、その際、調合、配量、投薬形等に関しては、例えば
欧州特許第163965号明細書中の記載が参照される。これ
に関して、気管支疾患の治療の際には、本発明による化
合物がその作用特性に基づき著しく好適に思える吸入投
薬が特に重要である。
薬物学 本発明による化合物の気管支痙攣鎮静作用を種々の試
験管内及び生体内モデルで確認することができる。次の
表中では、検査物質に番号をつけており、これは、例中
の物質の番号に相当する。
麻酔をかけたモルモットのモデルへの胸腔内点滴によ
る気管支痙攣鎮静作用 本発明による化合物を、麻酔をかけたモルモットのモ
デルに胸腔内点滴することにより、その気管支痙攣鎮静
作用に関して次のように詳細に検査した: 動物: 雄のモルモット、ダンキン−ハートレイ(Dunkin−Ha
rtley)、チャールス−リバー・ビガ(Chrles−River W
iga)体重300〜450g、実験群当たりの動物 N=6。
方法: ウレタン−麻酔;静脈内ヒスタミン適用のための頚静
脈の標本作製;流れの測定及び検査物質の胸腔内適用の
ために、Y−形気管カテーテルの挿入:胸膜圧の測定の
ための先の丸い短い胸膜カテーテルの挿入;ブクスコ−
肺機能分析機(Buxco−Lungenfunktionsanalysator)を
用いての肺機能パラメータ コンプライアンス(Compli
ance)及びコンダクタンス(Conductance)(=1抵
抗)の測定;測定値のPC−サポート(PC−gestuetzte)
読み取り。
物質適用前20及び10分並びに後2、10、30及び60分で
のヒスタミンで誘発させた気管支痙攣の発現;コンプラ
イアンス及びコンダクタンスに関して、各々の気管支痙
攣の基準値及び気管支痙攣の間のデルター変化をPC−プ
ログラムを用いて読み取る(T=4秒);これらのデー
タは、後の評価の基礎を形成する。
誘発溶液:静脈内に、0.9%NaCl溶液中に溶かされた
ヒスタミン4もしくは5μg/kg(=22もしくは27nモル/
kg)、適用容量1ml/kg、ボーラス注射液(Bolusinjekti
on);包含基準:コンプライアンス−減少70〜90%。検
査物質を、水溶性でないならば、湿式粉砕し、3μモル
/kgの容量で、適用量0.1ml/kgで胸腔内に投薬する。適
用形にされた懸濁液に1%トゥイーン(Tween)80を添
加する。プラセボ溶液として同じ適用法及び同じ適用容
量で1%トゥイーン80を有する、物質不含10%スクシニ
ルゼラチン/蒸留水−溶液を使用する。
結果: 次の第1表中に、3μモル/kg物質の胸腔内添加によ
るヒスタミン−誘発気管支狭窄の抑制率をプラセボ群と
比較して記載する。適用後60分間にわたる%での平均気
管支痙攣鎮静作用(Wirkg.0〜60)、%による最大気管
支痙攣鎮静作用(Wirkg.max)及び%による適用後60分
の時点での気管支痙攣鎮静作用(Wirkg.60)が、各々相
応するプラセボと比較して算出された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61P 11/08 A61P 11/08 (72)発明者 アムシュラー,ヘルマン ドイツ連邦共和国 D―7760 ラードル フツェル ホーエンヘーヴェンシュトラ ーセ 19 (72)発明者 フィガラ,フォルカー ドイツ連邦共和国 D―7753 アレンス バッハ 4 アム ホッホフュルスト 2 (72)発明者 クレム,クルト ドイツ連邦共和国 D―7753 アレンス バッハイム ヴァインベルク 2 (72)発明者 ボイメ,ロルフ ドイツ連邦共和国 D―7750 コンスタ ンツ 18 ボールシュトラーセ 13 (72)発明者 ヘフナー,ディートリッヒ ドイツ連邦共和国 D―7750 コンスタ ンツ ベートーベンシュトラーセ 5 (72)発明者 ハナウアー,グイド ドイツ連邦共和国 D―7752 ライヒェ ナウ ハーゼンホーフ 7 (72)発明者 エルツェ,マンフリート ドイツ連邦共和国 D―7750 コンスタ ンツ シュッツェンシュトラーセ 20 (72)発明者 シュット,クリスティアン ドイツ連邦共和国 D―7750 コンスタ ンツ ホーエネグシュトラーセ 102 (72)発明者 キリアン,ウルリッヒ ドイツ連邦共和国 D―7750 ライヒェ ナウ 2 アム ダッハスベルク 18 (56)参考文献 特開 昭62−294614(JP,A) 特開 昭46−6729(JP,A) 特開 昭49−76900(JP,A) 特開 昭50−108297(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 471/04 112 A61K 31/4745 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式I: [R1は、1〜4C−アルキルを表し、R2は、1〜4C−アル
    コキシを表し、R3は、1〜4C−アルコキシを表し、R4
    は、水素(H)、メチル又はメトキシを表し、R5は、水
    素(H)又は1〜4Cアルキルを表し、かつR6は、1〜4C
    −アルキル、フェニル又は群1〜4C−アルキル、1〜4C
    −アルコキシ、ヒドロキシ及びハロゲンからの同じか又
    は異なる置換基1個又は2個で置換されたフェニルを表
    す]のシス体の化合物及びその塩。
  2. 【請求項2】式中、R1が1〜4C−アルキルを表し、R2が
    1〜4C−アルコキシを表し、R3が1〜4C−アルコキシを
    表し、R4が水素又はメチルを表し、R5が水素又は1〜4C
    −アルキルを表し、R6が、1〜4C−アルキル、フェニル
    又は群1〜4C−アルキル、1〜4C−アルコキシ及びハロ
    ゲンからの置換基で置換されたフェニルを表す、請求項
    1記載の式Iの化合物及びその塩。
  3. 【請求項3】式中、R1がメチルを表し、R2がメトキシを
    表し、R3がメトキシを表し、R4が水素又はメチルを表
    し、基−N(R5)SO2R6が、ベンゾナフチリジン環の6
    位に結合されたフェニル基の4位にあり、R5が、水素、
    メチル又はエチルを表し、R6が、メチル、4−メチルフ
    ェニル、4−メトキシフェニル又は4−フルオルフェニ
    ルを表す、請求項1記載の式Iの化合物及びその塩。
  4. 【請求項4】rac−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4
    a,10b−ヘキサヒドロ−6−(4−メチルスルホンアミ
    ドフェニル)−2−メチルベンゾ[c][1,6]ナフチ
    リジン及びその塩。
  5. 【請求項5】rac−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4
    a,10b−ヘキサヒドロ−2−メチル−6−[4−(p−
    トルエンスルホンアミド)−フェニル]−ベンゾ[c]
    [1,6]ナフチリジン及びその塩。
  6. 【請求項6】(−)−シス−8,9−ジメトキシ−1,2,3,
    4,4a,10b−ヘキサヒドロ−2−メチル−6−[4−(p
    −トルエンスルホンアミド)−フェニル]−ベンゾ
    [c][1,6]ナフチリジン及びその塩。
  7. 【請求項7】請求項1記載の式Iの化合物及びその塩を
    製造する方法において、 式II: [式中、R1、R2、R3、R4及びR5は、請求項1に記載のも
    のを表す]の化合物と式III: [式中、R6は、請求項1に記載のものを表し、Xは、好
    適な離脱基を表す]のスルホニル化合物とを反応させ、
    所望の場合には引き続いて得られた化合物Iをその塩に
    変換するか、又は所望の場合には、引き続いて得られた
    化合物Iの塩から化合物Iを遊離させることを特徴とす
    る、請求項1記載の式Iの化合物及びその塩の製法。
  8. 【請求項8】請求項1記載の式Iの化合物及びその塩を
    製造する方法において、R5が1〜4C−アルキルを表す式
    Iの化合物を製造するために、R5が水素を表す式Iの化
    合物を式IV: Y−R5 (IV) [式中、R5は1〜4C−アルキルを表し、Yは離脱基を表
    す]のアルキル化剤でアルキル化し、所望の場合には引
    き続いて得られた化合物Iをその塩に変換するか、又は
    所望の場合には、引き続いて、得られた化合物Iの塩か
    ら化合物Iを遊離させることを特徴とする、請求項1記
    載の式Iの化合物及びその塩の製法。
  9. 【請求項9】請求項1記載の式Iの化合物及びその塩を
    製造する方法において、 式V: [式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、前記のものを表
    す]の化合物を縮合環化させ、所望の場合には得られた
    化合物Iをその塩に変換するか、又は所望の場合には、
    引き続いて、得られた化合物Iの塩から化合物Iを遊離
    させることを特徴とする、請求項1記載の式Iの化合物
    及びその塩の製法。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3、4、5又は6による
    化合物及び/又は薬理学上認容性の塩1種以上を含有す
    ることを特徴とする、気管支疾患の治療及び/又は予防
    のための医薬品。
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