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JP3213802B2 - 位置検出機能付きナンバリング装置 - Google Patents

位置検出機能付きナンバリング装置

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JP3213802B2
JP3213802B2 JP33971196A JP33971196A JP3213802B2 JP 3213802 B2 JP3213802 B2 JP 3213802B2 JP 33971196 A JP33971196 A JP 33971196A JP 33971196 A JP33971196 A JP 33971196A JP 3213802 B2 JP3213802 B2 JP 3213802B2
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JP
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magnetic
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JPH10175360A (ja
Inventor
年行 河西
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株式会社プリンテックインターナショナル
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機等の印刷装
置に使用されるナンバリング装置(番号印字器)に、ま
た特に、永久磁石を使用した各字輪の送り位置検出機能
を有するナンバリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば証券類等の連続番号を持つ
数字の印刷には、円筒体の表面にそれぞれその累進数字
を彫刻したリング状の複数の字輪を、同心軸的に必要桁
数分並設してナンバリング装置を構成し、例えば印刷機
の回転軸上に取り付け、この回転軸が1回転する毎に所
定の字輪が次数字に繰り上がることにより連続番号を印
刷するよう構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のナンバリング装置にあっては、例えば整備不良
や、もしくはごみ等の異物の介入により、不特定字輪の
回転の不調により字輪の繰り上がりミスが発生した場
合、印刷運転中には発見できないため、印刷後にオペレ
ータにより発見されることになり、この間の作業時間及
び用紙等の大きな損失が発生する。また、そのチェック
が困難なため、最悪の場合には、その印刷不良の発生自
体に気付かない怖れもあった。これらを防止するために
各字輪の位置を監視検出し印刷の中止及び警告を発する
装置を付加することが望ましい。
【0004】この種の目的に対して、小型で汚れに強い
検出方式として、被検出体に永久磁石(マグネット)を
取り付け、その磁束を磁気センサにより検出し監視する
方式が一般的によく用いられるが、このナンバリング装
置の字輪のように、検出対象物の間隔が狭い(例えば
0.1″=2.54mm)と、隣接する永久磁石からの
磁束漏れの影響により、正確な検出が困難になってく
る。
【0005】また、この永久磁石が印刷物に触れないよ
うな高さに取り付けなければならないため、磁気センサ
に充分近づけることができない。このため、図にその
要部の一例図を示すように、磁気センサ付近の磁束密度
が著しく低下し、磁気センサの磁束による検出電圧が小
さくなるため、磁気センサに常時発生し誤差となる不平
衡電圧との差が大きくとれなくなることも加わるため、
一層正確な検出が困難になる。
【0006】図において、1は、磁性体のナンバリン
グ装置フレーム9に取付けられた磁性体材料の各字輪、
2は、各字輪1に取り付けられた各永久磁石(マグネッ
ト)、3は、その発生する磁束を示し、4は、この磁束
3を検出するための磁気センサ、7は、磁気センサ4用
のプリント基板を示す。
【0007】この対策として、不平衡電圧の影響を小さ
くするために、磁気センサ素子の選別,可変抵抗器によ
る調整,調整済みのIC磁気センサの使用等の諸方法が
あるが、いずれもコスト上昇を伴うと同時に、基板及び
部品の大型化につながるので、前記検出対象物の間隔に
制約が発生するという問題点があった。
【0008】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、隣接する永久磁石からの磁束漏れの影
響が小さくなり、かつ、磁気センサ付近の磁束密度が大
きくなると共に、回路基板及びナンバリング装置への取
り付けの容易な磁気経路形成用磁性体金属部材を設ける
ことにより、前記課題を解決し得る手段の提供を目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、つぎの(1)〜(5)項のいずれかの位置検出機
能付きナンバリング装置を提供することにより、前記目
的を達成しようとするものである。
【0010】(1)ナンバリング装置フレームの各字輪
の位置検出用に取り付けた各永久磁石からの磁束を、磁
気検出用回路基板上の各磁気センサに収束させるための
各突起を有する磁性体金具を前記フレームに取り付けた
ことを特徴とする位置検出機能付きナンバリング装置。
【0011】(2)狭い間隔で並設された前記位置検出
用永久磁石付き各字輪の、隣接する永久磁石から漏れる
磁束の影響を低減するための突起を有する磁性体金具を
取り付けたことを特徴とする前項(1)記載の位置検出
機能付きナンバリング装置。
【0012】(3)前記字輪の位置検出用に取り付けた
永久磁石からの磁束を、前記各磁気センサに収束させる
ための突起を有する磁性体金具の突起を、前記磁気検出
用回路基板の固定位置決めのピンとして使用したことを
特徴とする前項(1),(2)のいずれかに記載の位置
検出機能付きナンバリング装置。
【0013】(4)データ処理回路を、印刷機回転軸上
に設けることにより、前記ナンバリング装置上の前記回
路基板の簡素化,小型化を行ったことを特徴とする前項
(1),(2),(3)のいずれかに記載の位置検出機
能付きナンバリング装置。
【0014】(5)磁気検出用の、前記磁気効果を利用
した磁気センサを、前記各字輪に取り付けた各永久磁石
に対応した位置でフレキシブルプリント配線板上に取り
付け、前記各字輪に対応した形状のブロックに接着し、
検出用磁気センサブロックを形成することを特徴とする
前項(1),(2),(3),(4)のいずれかに記載
の位置検出機能付きナンバリング装置。
【0015】
【作用】以上のような本発明構成により、各磁気センサ
が検出すべき特定字輪の磁束密度が大きくなるため、確
実にその字輪位置の正常/異常を検知することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を一
実施例に基づき、図面を用いて詳細に説明する。
【0017】
【実施例】その一実施例説明図を図1ないし図に示
す。図1は、本実施例の位置検出ナンバリング装置の要
部斜視図、(a)は突起付き磁性体金具の斜視図、
(b)は 磁気センサ用のプリント基板の斜視図で、そ
れぞれ点線矢印方向に組付けられる。また図は、その
磁性体突起効果の説明図を示す。
【0018】 (構成) 図1(a),(b)において、5は、それぞれの字輪対
応位置に各突起6を有する突起付き磁性体金具である。
また、7はプリント基板、8は、磁性体金具5の各突起
6を避けるための各貫通穴であり、各磁気センサ4を破
線で示す。
【0019】(作用) すなわち、本発明実施例は、各永久磁石(マグネット)
2を取り付けた各字輪1を使用したナンバリング装置
に、図1(a)に示すような永久磁石2の位置に対応し
た磁束案内用突起6付きの磁性体金具5と、図1(b)
に示すような、前記金具5の各突起6を避ける各貫通穴
8を設けた磁気センサ用プリント基板7とを使用して磁
束3による位置検出を行い、そのデータを不図示の印刷
機軸上の後述する図7のデータ集計判断部12に送り、
データ集計判断部12は、その判定結果を不図示の外部
コントローラ13に送出する。外部コントローラ13
は、その判定結果からエラー表示及び、印刷機14への
制御信号に出力を行うものである。
【0020】この各磁性体突起6の効果により、図
示すように、磁気センサ4取り付け部に磁束を集中させ
ることができるため、磁気センサ4の検出電圧が飛躍的
に上昇する。この突起6の先端が磁気センサ4の背面に
近いほど効果的である。
【0021】また、図に磁性体であるナンバリング装
置フレーム9の一字輪1の要部を示すように、隣接する
マグネットとのピッチが小さいために、隣接する永久磁
石2からの磁束3の影響が大きい場合については、磁気
センサ4の検出電圧の上昇分を犠牲にして各磁性体突起
6の高さを選定することにより、この磁性体突起6が磁
気センサ4を垂直に貫通する磁束をゼロに近付けるよう
に働く。これにより、前記従来例の図7と比較して、両
隣接マグネット2からの影響を最小にすることができる
ようになり、上記の不平衡電圧や隣接するマグネット2
からの磁束3の影響の問題から解放される。
【0022】(他の実施例) また、図に示すように、磁気センサ4を取り付ける基
板にフレキシブルプリント配線板7aを使用し、対象と
なる各字輪1の形状に合わせた磁性体の取り付け金具1
0を製作し、それに貼り付けることにより、字輪1の1
輪当り複数箇所の永久磁石2の磁束3の検出が容易に実
現でき、検出確度の信頼性を向上することができる。
【0023】図(a),(b)は、それぞれ5字輪の
場合の磁性体突起の高さの異なる2図例(6及び6a)
の要部関係図を示した説明図である。
【0024】(制御機能構成ブロック図) 図に、その一部を前述した本発明実施例の制御機能構
成ブロック図を示す。図により明らかであるが、概要構
成を簡単に説明する。11は位置検出基板、12はデー
タ集計判断部、13は外部コントローラで、14は印刷
機を示す。
【0025】各磁気センサ4は、データ集計判断部12
からのセンサ選択信号により、センサ選択切替部15に
よって所定字輪1用の各磁気センサ4に切替えられ、そ
のセンサデータは増幅部16及び電圧比較器17を介し
て検出磁極信号をデータ集計判断部12に入力する。
【0026】データ集計判断部12は、外部コントロー
ラ13と相互通信を行い、外部コントローラ13は印刷
機14との間の制御信号の授受を行うものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前記各突起付きの磁性体金具を使用したため、印刷機に
おいてナンバリング装置を使用して運転中、各字輪の不
時の繰り上りミスを検出するための永久磁石の磁気セン
サへの磁束が、隣接する他の永久磁石からの磁束漏れに
よって影響されることがなくなり、確実に検出効果を発
揮させることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の位置検出ナンバリング装置の要部斜
視図、(a)突起付き磁性体金具の斜視図、(b)磁気
センサ用プリント基板の斜視図
【図2】 磁性体突起効果説明図
【図3】 隣接永久磁石からの磁束の影響緩和効果説明
【図4】 他の実施例説明図
【図5】 突起高さの異なる2図例
【図6】 制御機能構成ブロック図
【図7】 従来のミス検出装置の一例
【符号の説明】
1 字輪 2 永久磁石(マグネット) 3 磁束 4 磁気センサ 5 突起付き磁性体金具 6 突起 7 プリント基板 7a フレキシブルプリント配線板 8 貫通穴 9 ナンバリング装置フレーム 11 位置検出基板 12 データ集計判断部 13 外部コントローラ 14 印刷機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41K 1/16 B41K 3/10 G01B 7/00 - 7/34

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナンバリング装置フレームの各字輪の位
    置検出用に取り付けた各永久磁石からの磁束を、磁気検
    出用回路基板上の各磁気センサに収束させるための各突
    起を有する磁性体金具を前記フレームに取り付けたこと
    を特徴とする位置検出機能付きナンバリング装置。
  2. 【請求項2】 狭い間隔で並設された前記位置検出用永
    久磁石付き各字輪の、隣接する永久磁石から漏れる磁束
    の影響を低減するための突起を有する磁性体金具を取り
    付けたことを特徴とする請求項1記載の位置検出機能付
    きナンバリング装置。
  3. 【請求項3】 前記字輪の位置検出用に取り付けた永久
    磁石からの磁束を、前記各磁気センサに収束させるため
    の突起を有する磁性体金具の突起を、前記磁気検出用回
    路基板の固定位置決めのピンとして使用したことを特徴
    とする請求項1,2のいずれかに記載の位置検出機能付
    きナンバリング装置。
  4. 【請求項4】 データ処理回路を、印刷機回転軸上に設
    けることにより、前記ナンバリング装置上の前記回路基
    板の簡素化,小型化を行ったことを特徴とする請求項
    1,2,3のいずれかに記載の位置検出機能付きナンバ
    リング装置。
  5. 【請求項5】 磁気検出用の、前記磁気効果を利用した
    磁気センサを、前記各字輪に取り付けた各永久磁石に対
    応した位置でフレキシブルプリント配線板上に取り付
    け、前記各字輪に対応した形状のブロックに接着し、検
    出用磁気センサブロックを形成することを特徴とする請
    求項1,2,3,4のいずれかに記載の位置検出機能付
    きナンバリング装置。
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