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JP3299620B2 - 課金制御方式 - Google Patents

課金制御方式

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JP3299620B2
JP3299620B2 JP00545794A JP545794A JP3299620B2 JP 3299620 B2 JP3299620 B2 JP 3299620B2 JP 00545794 A JP00545794 A JP 00545794A JP 545794 A JP545794 A JP 545794A JP 3299620 B2 JP3299620 B2 JP 3299620B2
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    • H04M15/00Arrangements for metering, time-control or time indication ; Metering, charging or billing arrangements for voice wireline or wireless communications, e.g. VoIP
    • H04M15/81Dynamic pricing, e.g. change of tariff during call
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    • H04M15/07Split billing, i.e. both A-party and B-party charged for the communication
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    • H04M2215/00Metering arrangements; Time controlling arrangements; Time indicating arrangements
    • H04M2215/01Details of billing arrangements
    • H04M2215/0112Dynamic pricing, e.g. change of tariff during call
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2215/00Metering arrangements; Time controlling arrangements; Time indicating arrangements
    • H04M2215/64Split billing, sharing the cost of calls, e.g. between calling and called parties

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Meter Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信網の使用料に対す
る課金を発信側ユーザ及び/又は着信側ユーザに振り分
ける課金制御方式に関する。本発明が適用される通信網
は、その使用に対して使用料が課金される通信網であ
り、パケット通信網,ISDN(総合サービスディジタ
ル通信網:Integrated Services
Digital Network)のようなデータ通信
網,アナログ電話網等、あらゆる通信網を含む。
【0002】
【従来の技術】近年、パケット通信網やISDNのよう
なデータ通信網によるデータ通信サービスが発達してき
ている。このようなデータ通信サービスにおいては、ア
ナログ電話網による通信サービスと同様に、データを通
信する前に予めデータの通り道を設定しておく『コネク
ション・オリエンテッド』な通信方式を採用している。
この従来の通信方式における呼の設定シーケンスを、図
32のタイムアロー図に示す。
【0003】図32では、網を一つの点として表現し
た。実際には、この網は、複数の交換機とそれらを縦横
に中継する中継線とから構成されている。いま、発信側
端末から、特定の着信側端末を指定した発呼メッセージ
を、網に送信する。すると網は、発呼メッセージに含ま
れる着信側端末の加入者番号等の情報に応じて、適切な
中継交換機と中継線とを選択することにより、発信側端
末から着信側端末に至るまでの通信経路(以下「パス」
と言う。)を設定する。続いて、このパスを介して、着
信側端末に着呼メッセージを転送するとともに、発信側
端末に対し、着信側端末とのパスが設定された旨を呼設
定受付メッセージを返すことで通知する。
【0004】着信側端末では、この着呼メッセージに対
して、応答メッセージを網に返送する。すると網は、着
信側端末に応答確認メッセージを返すとともに、設定さ
れたパスを介して発信側端末に応答メッセージを転送す
る。
【0005】以上のシーケンスにより、呼が設定され
て、データの通信が可能になる。このような『コネクシ
ョン・オリエンテッド』な通信方式における通信網使用
料金(通話料)の課金制御方式は、通常、着信側の着信
セル量を基に通信網使用料金(通話料)を計算し、これ
を発信側に課金するものであった。
【0006】また、アナログ電話網においては、呼設定
時における発信側と着信側の合意により、通信網使用料
(通話料)を着信側に課金する『コレクトコール・サー
ビス』が普及している。
【0007】さらに、発信側又は着信側の何れか一方に
のみ課金をするのではなく、一定割合に従って発信側及
び着信側の双方に課金する課金制御方式の提案が、本出
願人によってなされている(特開昭61−146059
号参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、発
信側ユーザと着信側ユーザとが互いに付加価値の高い情
報を提供しあう場合には、各々が提供する情報の付加価
値の高低のバランスに従って、ユーザ(発信側ユーザ及
び着信側ユーザ)自身が通信網使用料負担の配分をフレ
キシブルに決定するのが合理的である。
【0009】しかしながら、従来の課金制御方式は、発
信側ユーザ又は着信側ユーザが決定できるのは課金先を
何れにするかのみであり、その配分の割合までをも任意
に設定できるものではなかった。従って、ユーザは不合
理な通信網使用料負担を受け入れざるをえなかった。な
お、事後的にユーザ間で通信網使用料の清算を行わねば
ならないという煩雑さをも生じていた。これが従来の課
金制御方式の第1の問題点である。
【0010】次に、従来の課金制御方式において課金先
を決定することができるのは、呼設定時点のみであっ
た。従って、通信途中において課金内容(課金先及び/
又は課金の配分)を変更する必要が生じた場合でも、そ
のままの課金内容を甘受するか、一旦呼を解放した(回
線を切った)後に改めて呼を設定し直すかしなければな
らなかった。これが従来の課金制御方式の第2の問題点
である。
【0011】なお、上記第2の問題は、特に『コールウ
ェイティング機能』を実行するときに顕著である。即
ち、現在OSIプロトコルのレイヤ3の回線交換付加サ
ービスとして提供されているコールウェイティング機能
(一般的に『キャッチホン』と呼ばれている機能)は、
通信中のユーザに着呼の通知があった場合には、既に通
信中の呼を保留するとともに新たな着信に対して応用
し、さらに、通信中の呼と保留中の呼を切り替えること
を可能とする機能である。そして、従来の課金制御方式
によれば、通信網使用料を課金されるユーザ(通常は発
信側ユーザ,コレクトコール・サービス使用時において
は着信側ユーザ)がコールウェイティング機能により呼
を留保される場合でも、当該ユーザは相手側の都合によ
って保留されている間の通信網使用料の課金を甘受しな
ければならず、不合理であった。この場合でも、呼を解
放して(回線を切って)呼を設定し直せば課金の内容を
変更することができるが、それではコールウェイティン
グ・サービスを導入した意味がなくなってしまう矛盾が
生じてしまうのである。
【0012】本発明の技術的課題は、上述の第1及び第
2の問題点に鑑み、通信途中において、発信側及び着信
側に対する課金内容をユーザによって任意に変更するこ
とができる課金制御方式を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による課金制御方
式は、上記した技術的課題を解決するために、図1の発
明の原理図に示す通り、通信網を介して接続された第1
の端末と第2の端末との間の通信に対する通信料金の課
金制御方式であって、通信途中において(S1)前記通
信料金に対する前記各端末間の課金割合を或る特定な割
合に変更する旨の変更情報が前記端末の一方から前記通
信網に送信された場合(S2)に、前記変更情報の送信
があった後の前記通信料金を、前記或る特定な割合に従
って前記一方の端末及び/又は前記他方の端末に課金す
る(S3)ことを特徴とする。
【0014】本発明は、以下に述べるように、様々な形
態で実施可能である。先ず、端末は電話でも良いし、フ
ァクシミリでも良いし、コンピュータでも良い。この場
合、通信網がデジタル通信網であれば、映像情報をも送
信できるデジタル電話を用いることができる。なお、第
1の端末と第2の端末の何れか一方が発信端末であり、
他方が着信端末である。発信端末とは呼の設定要求を行
う端末であり、着信端末とは設定要求がなされた呼の相
手方の端末である。
【0015】通信料金は、回線使用料,通話料,付加価
値使用料,等を含む。また、通話料の計算方式に関し、
各端末の接続方式が常時接続方式であるならば、通信時
間で計算しても良い。各端末の接続方式がパケット交
換,フレーム交換,又はATM方式であるならば、パケ
ット,フレーム,又はセルの数によって計算しても良
い。
【0016】通信料金の課金割合を設定する旨の要求
を、呼の設定時にも受け入れるようにしても良い。即
ち、通信開始時においても料金の割合を決定できるよう
にしても良い。そうでなければ、呼の設定時には、自動
的に予め定められた割合に従って、発信端末及び/又は
着信端末に課金する。
【0017】課金割合のバリエーションとして、発信端
末側に通信料金を全額課金するようにしても良いし、着
信端末側に全額課金するようにしても良いし、発信端末
及び着信端末の双方に一定割合で課金するようにしても
良い。
【0018】課金割合を変更する旨の変更情報は、発信
端末又は着信端末の何れかから発せられても良いが、発
信端末のみ,或いは着信端末からのみ発せられるように
しても良い。
【0019】また、コールウェイティング機能を付加し
た通信サービス,即ち、いわゆるキャッチホンサービス
においては、呼を保留する旨の請求を課金割合を変更す
る旨の情報とみなす事ができる。その場合には、呼の保
留を請求した端末側に常に全額課金するようにすること
ができる。
【0020】課金割合を変更する旨の変更情報が一方の
端末から通信網に送信された場合には、常に前記変更情
報に含まれる割合に従って課金するようにしても良い
し、その割合を他方の端末に通知した上で、その割合が
該他方の端末によって承認された場合のみ、その割合に
従って課金するようにしても良い。後者にあっては、該
他方の端末によってその割合が承認されなかった場合に
おいて、該他方の端末によって異なった割合に変更すべ
き旨の情報が送信されたときには、該他方の端末によっ
て送信された情報に含まれる割合に従って課金するよう
にしても良い。なお、この異なった割合を修正割合と称
する。
【0021】
【作用】第1の端末及び/又は第2の端末には、呼の設
定時において何らかの手段によって定められた割合に従
って、当該呼に対する通信料金が課金されている。この
呼による通信途中において、前記通信料金に対する前記
各端末間の課金割合を或る特定な割合に変更する旨の変
更情報が、前記端末の一方から前記通信網に送信され
る。すると、通信網は、前記情報の送信があった後の前
記通信料金を、前記或る特定な割合に従って、前記一方
の端末及び/又は他方の端末に課金する。
【0022】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。本発明の一実施例による課金制御方式が実施さ
れる通信システムの概略図を、図2に示す。図2に示す
ように、この通信システムでは、複数の端末Tが単一の
網Nによって連結されている。なお、図2では、説明の
都合上、端末Tを二つだけ示した。そして、その内の一
方を発信側端末T1とし、他方を着信側端末T2とし
た。
【0023】ISDN網Nは、B−ISDN(広帯域I
SDN)である。その、端末Tとしては、音声信号の他
に映像信号や各種デジタル信号を送受信できるデジタル
電話が接続されている。また、このISDN網Nは、中
継線φによって相互に接続されている複数の交換機S,
及びこれら全交換機に接続されている課金センターMと
から構成されている。但し、図2では説明の都合上、交
換機Sを二つだけ示した。そして、発信側端末T1に接
続されている交換機を発信局交換機S1とし、着信側端
末T2に接続されている交換機を着信局交換機S2とし
ている。なお、各交換機Sには通常複数個の端末Tが接
続されているが、図2では説明の都合上、各々端末Tが
一個だけ接続されているように示した。
【0024】中継線φ,及び各交換機Sと端末Tとを接
続する接続線は、光ケーブルである。各端末Tの構成の
詳細を図3に示す。図3から明らかなように、各端末T
は操作制御部Aと回線制御部Bとから構成されている。
この操作制御部Aは、マンマシンインタフェースであ
り、操作者に各種情報を提示するとともに、操作者から
の各種情報入力を受ける部分である。また、回線制御部
Bは、操作制御部Aから受け渡された各信号を、ATM
(Asynchronous TransferMod
e)方式に従ったセルの形に加工して、網Nに送り出す
とともに、網Nから送信されたセルを分解して元の信号
形式に復元し、操作制御部Aに受け渡す部分である。な
お、ATM方式とは、B−ISDNに用いられる通信モ
ードであり、帯域の異なった通信情報の全てを、数10
〜128オクテット程度の固定長のセルに分解し、これ
らセルを伝送路中に混在させて転送し且つ高速パケット
(セル)交換により高速処理するものである。
【0025】操作制御部Aは、マイクロプロセッサ1,
並びにマイクロプロセッサ1にバスで接続されたRAM
/ROM2,キー制御部3,オーディオ制御部4,カメ
ラ・ディスプレイ制御部5,及び課金割合制御部6から
構成されている。
【0026】このマイクロプロセッサ1は、操作制御部
A全体の制御を行う処理部である。RAM/ROM2
は、マイクロプロセッサ1での制御を実行するためのプ
ログラムや、その制御を行うための各種データを格納し
ている。
【0027】キー制御部3には、ダイヤルキーやファン
クションキーが接続されている。つまり、このキー制御
部3は、これら各キーによる操作内容をデジタル信号に
変換して、マイクロプロセッサ1に入力するインタフェ
ースである。
【0028】オーディオ制御部4には、受話器(ハンド
セット),外付けマイク,及びスピーカーが接続されて
いる。つまり、このオーディオ制御部4は、マイクロプ
ロセッサ1からの制御に従い、回線制御部Bから送信さ
れた音声(通常は通話音)電気信号を受話器及スピーカ
を介して音として出力するとともに、受話器及びマイク
から入力された音声(通常は通話音)信号を回線制御部
Bに送信する音声インタフェースである。
【0029】カメラ・ディスプレイ制御部5には、カメ
ラ及びディスプレイが接続されている。つまり、このカ
メラ・ディスプレイ制御部5は、マイクロプロセッサ1
からの制御に従い、回線制御部Bから送信された映像
(通常は通話の相手の顔の動画)信号をディスプレイ上
に表示するとともに、カメラから入力された映像(通常
は操作者の顔の動画)信号を回線制御部Bに送信する映
像インタフェースである。
【0030】課金割合制御部6は、課金制御に関する各
種処理を実行する処理部である。回線制御部Bは、操作
制御部Aのマイクロプロセッサ1に接続された加入者信
号処理部7と、操作制御部Aのオーディオ制御部4及び
カメラ・ディスプレイ制御部5に接続されたA/D・D
/A変換器8と、加入者信号処理部7及びA/D・D/
A変換器8に接続されたセル分解組立部9と、セル分解
組立部9に接続されたセル同期アクセス制御部10と、
このセル同期アクセス制御部10に接続された回線イン
タフェース部11と、この回線インタフェース部11及
び網Nに接続されたO/E・E/O変換部12とから構
成されている。
【0031】加入者信号処理部7は、キー制御部3によ
るキー入力及びRAM.ROM2に格納されたデータに
従ってマイクロプロセッサ1で作成された制御信号を受
信する。そして、この制御信号に着信番号(加入者番
号)等の加入者情報を加えて、セルを組み立てるのに適
した形式に加工する。また、加入者信号処理部7にはセ
ル分解組立部9からはセルに含まれる映像及び音声以外
のデータ信号が送信されるが、加入者信号処理部7は、
これをマイクロプロセッサ1に入力するのに適した形式
に加工し、制御信号としてマイクロプロセッサ1に送信
する。
【0032】A/D・D/A変換器8は、オーディオ制
御部4から送信されたアナログ音声信号及びカメラ・デ
ィスプレイ5から送信されたアナログ映像信号をA/D
変換して、セル分解組立部9に入力する。また、A/D
・D/A変換器8は、セル分解組立部9から送信された
デジタル音声信号をD/A変換してオーディオ制御部4
に入力するとともに、セル分解組立部9から送信された
デジタル映像信号をD/A変換してカメラ・ディスプレ
イ制御部5に入力する。
【0033】セル分解組立部9は、加入者信号処理部7
から送信された制御信号,並びにA/D・D/A変換器
8から送信された音声信号及び映像信号を分解してセル
に組み立て、このセルをセル同期アクセス制御部10に
送信する。また、セル分解組立部9は、セル同期アクセ
ス制御部10から送信されたセルを分解するとともに、
分断された信号を繋ぎ直し、制御信号,音声信号及び映
像信号に復元する。そして、復元された制御信号を加入
者信号処理部7に送信し、音声信号及び映像信号をA/
D・D/A変換器8に送信する。
【0034】セル同期アクセス制御部10は、セル分解
組立部9から送信されたセルにセルフレーム信号を付加
し、セルの先頭をこのセルフレーム信号に同期させる処
理を行う。そして、セルを回線インタフェース部11に
転送する。また、セル同期アクセス制御部10は回線イ
ンタフェース部11から送信されたセルをセル分解組立
部9に転送する。
【0035】回線インタフェース部11は、セル同期ア
クセス制御部10と網Nとを接続するインタフェースで
ある。O/E・E/O変換部12は、回線インタフェー
ス部11から送信された電気信号(セル)を、光ケーブ
ルを介して網Nに送信するための光信号(セル)に変換
する。また、O/E・E/O変換部12は、光ケーブル
を介して網Nから送信されてきた光信号(セル)を、回
線インタフェース部11に入力するための電気信号(セ
ル)に変換する。
【0036】以上の構成を有する端末Tの外観図を、図
4に示す。図4から明らかなように、端末Tの正面に
は、ディスプレイの画面13と受話器(ハンドセット)
14が配置されている。
【0037】なお、この図4の例では、図3において説
明したダイヤルキー及びファンクションキーとしてマウ
ス15が用いられている。即ち、画面13には操作に必
要な項目のウィンドウ16が表示され、その各項目のウ
ィンドウの中に、ダイヤルキー部17(SETUPウィ
ンドウの場合),ファンクションキー部18(SETU
Pウィンドウ,及びRECEIVEDウィンドウの場
合),及び数字選択部19(RECEIVEDウィンド
ウ,及び課金希望割合ウィンドウの場合)が表示されて
いる。そして、これらキー部等のうちの入力したい表示
部分の上にマウス15によってカーソル19を移動させ
て、マウス15上のクリックスイッチ15aを押下す
る。このようにして、押しボタン式のキーボードと同じ
入力操作が可能となるのである。なお、RECEIVE
Dウィンドウ及び保留ウィンドウは、網N側から着呼の
メッセージがあった場合に自動的に開く。他のウィンド
ウ16に関しては、各ウィンドウ16の左上隅に表示さ
れているコントロールボックス20をクリックすること
により、自由に開いたりアイコン(21)化することが
できる。これらの入力の制御はキー制御部3でなされ
る。
【0038】画面13上には、通常、網Nから送信され
る通話の相手方の顔の映像が表示されている。従って、
各ウィンドウ16を開けた場合にも、背景に通話の相手
方の顔の映像が表示されている。
【0039】次に、交換器Sの構成を図5に示す。この
図5から明らかなように、交換器Sは、CPU28を内
蔵するスイッチ本体22と、このCPU28に対してバ
スライン(図5における太線)32を介して制御される
加入者インタフェースカード23,多重化・分離装置2
4,課金情報蓄積部26,及びシグナリング処理部27
から構成されている。
【0040】これらのうち加入者インタフェースカード
23は、各端末T又は他の交換器Sから光信号として送
信されてきたセルを電気信号に変換するインタフェース
である。なお、端末Tに接続されている加入者インタフ
ェースカード23には、その端末Tが着信端末T2とな
った場合に着信セルの数を計測する着信セルカウンタ3
4が内蔵されている。
【0041】多重化・分離装置24は、加入者インタフ
ェースカード23から複数のデータライン(図5におけ
る細線)33によって平行に送信されてきた複数のセル
を、多重化(時分割多重)して、スイッチ本体22に入
力する。また、多重化・分離装置24は、スイッチ本体
22から多重化された状態で送信された複数のセルを、
分離した後に複数のデータライン33から各々送出し、
加入者インタフェースカード23に入力する。
【0042】シグナリング処理部27は、呼の設定要求
に対してパスを設定する処理を行う。スイッチ本体22
は、CPU28と、このCPU28によって制御される
課金割合制御部29及びスイッチング処理部30,並び
にこのスイッチング処理部30に接続された局データ記
憶部31から構成されている。
【0043】CPU28は、この交換器S全体の動作を
制御する処理部である。課金割合制御部29は、端末T
を使用するユーザからの指示に従って、呼毎に課金内容
(課金先及び課金割合)を制御する制御部である。
【0044】局データ記憶部31は、各加入者インタフ
ェース23の特性等に関する局データを格納している。
スイッチング処理部30は、スイッチ本体22に入力さ
れたセルのアドレス情報及び局データ記憶部31に格納
されているデータに従って、セルを適切な加入者インタ
フェース23に転送する切り替えを行う。
【0045】なお、課金情報蓄積部26は、着信セルカ
ウンタ34によって計数された着信セルの数と課金割合
制御部29の処理によって決定された課金内容に応じ
て、課金情報を蓄積するメモリである。
【0046】次に、以上に説明した通信システムにおい
て実行される課金制御の内容を説明する。図6は、この
課金制御のシーケンスの概略を示すタイムアロー図であ
る。最初に、発信側ユーザが、発振側端末T1の画面1
3上の『課金希望割合』ウィンドウを開いて希望する課
金の割合をマウス15により入力する(なお、通常の課
金を希望する場合には『課金希望割合』ウィンドウ16
を開かない。)。続いて『SETUP』ウィンドウ16
を開いて着信端末T2の加入者番号をマウス15により
入力する。以上の後に、受話器14を上げて、『SET
UP』ウィンドウ16内の『OK』のファンクションキ
ー部18をマウス15によりクリックする。すると、呼
設定(SETUP)メッセージが発信側端末T1から網
Nに向けて送信される(1)。
【0047】この呼設定メッセージの構造を図7に示
す。この呼設定メッセージは、「TTC標準の第2巻第
1分冊(その3)ユーザ・網インタフェース信号」に従
ったものであるので、メッセージ内の各項目についての
説明は省略する。但し、本実施例においては、上記「T
TC標準の第2巻第1分冊(その3)ユーザ・網インタ
フェース信号」に従った構成に、付加情報として『課金
割合情報要素』の情報が追加されている。
【0048】この『課金割合情報要素』の構成を、図1
5に示す。図15から明らかなように、この『課金割合
情報要素』は6オクテットのデータからなっている。以
下、この6オクテットの情報を、先頭側から順に説明す
る。
【0049】最初に、オクテット1は、情報要素識別子
である。即ち、この識別子以降のデータが『課金割合情
報要素』であることを表示する。次に、オクテット2
は、情報要素内容長のデータである。即ち、このデータ
は、『課金割合情報要素』の情報の範囲を示している。
具体的には、次段のオクテット(オクテット3)以降の
オクテットの数(4オクテット)を表示している。
【0050】次に、オクテット3は、希望課金割合のデ
ータである。即ち、図16に示す通り、このデータの7
ビット目のビットにより、当該オクテットの情報が有効
(“1”)であるか無効(“0”)であるかを示す。そ
して、0ビット目から6ビット目までのビットにより割
合を示す。この数が、図16に示される発信側と着信側
との課金割合に、各々対応している。以上により、発信
者が『課金希望割合』を入力をしない場合には、7ビッ
ト目が“0”となる。これに対して、発信者が『課金希
望割合』を入力をした場合には、7ビット目が“1”と
なり、0〜6ビット目までのビットに具体的数値が設定
される。
【0051】なお、課金割合情報は7ビットで表現され
るので、その順列は101通りになる。従って、課金割
合情報として百分率そのものを格納することもできる。
次に、オクテット4は、課金割合の承認/非承認のデー
タである。即ち、図17に示す通り、このデータの7ビ
ット目のビットにより、当該オクテットの情報が有効
(“1”)であるか無効(“0”)であるかを示す。従
って、呼設定メッセージに付加されている状態では、7
ビット目が“0”となっている。そして、0ビット目か
ら6ビット目までのビットにより承認/非承認を示す。
この数が、提示された課金割合を承認するか非承認する
かに、各々対応している。
【0052】次に、オクテット5は、課金割合変更希望
の有/無のデータである。即ち、図18に示す通り、こ
のデータの7ビット目のビットにより、当該オクテット
の情報が有効(“1”)であるか無効(“0”)である
かを示す。従って、呼設定メッセージに付加されている
状態では、7ビット目が“0”となっている。そして、
0ビット目から6ビット目までのビットにより課金割合
変更希望の有無を示す。この数が、課金割合の変更を希
望している(有)か希望していない(無)かに、各々対
応している。
【0053】次に、オクテット6は、変更希望がなされ
ている課金割合(修正割合)のデータである。即ち、図
19に示す通り、このデータの7ビット目のビットによ
り、当該オクテットの情報が有効(“1”)であるか無
効(“0”)であるかを示す。従って、呼設定メッセー
ジに付加されている状態では、7ビット目が“0”とな
っている。そして、0ビット目から6ビット目までのビ
ットにより変更希望の課金割合を示す。この数が、図1
6に示される発信側と着信側との課金割合に、各々対応
している。
【0054】なお、課金割合情報は7ビットで表現され
るので、その順列は101通りになる。従って、課金割
合情報として百分率そのものを格納することもできる。
図20は、呼設定メッセージ内における『課金割合情報
要素』の設定状態の例を示す。オクテット2の情報要素
内容長は、4となっている。また、オクテット3の希望
課金割合は、5:5と設定されている。なお、上述した
通り、この状態におけるオクテット4〜6は、その7ビ
ット目のビットが“0(無効)”となっている。
【0055】図6に戻り、網Nに送信された呼設定メッ
セージは、そのまま着信側端末T2に転送される
(2)。すると、着信側端末T2から呼出音が発される
とともに、着信側端末T2のディスプレイ画面13に
『RECEIVED』ウィンドウ16が開かれる。そし
て、この『RECEIVED』ウィンドウ16に、発信
端末S1の加入者番号,及び着信側ユーザの負担する課
金の比率(百分率)が表示される。この課金の比率は、
『課金割合情報要素』に格納された課金割合に基づいて
表示される。なお、着信側端末T2への呼設定メッセー
ジの転送が済むと、網Nは、発信側端末T1に呼設定受
付(CALL PROC)メッセージを送信する
(3)。
【0056】着信側ユーザが着呼に気付いて、発信側か
ら提示された課金負担比率を承諾する場合には、マウス
15によって『RECEIVED』ウィンドウ16内の
“YES”のファンクションキー部18を入力する(ク
リックする)とともに、受話器14を上げる。
【0057】また、発信側から提示された課金負担比率
を承諾しないが通話を希望する場合には、着信側ユーザ
はマウス15によって『RECEIVED』ウィンドウ
16内の数字入力部19を操作し、着信側ユーザが希望
する課金負担比率を入力する。この数字入力部19に
は、初期状態では00%が設定されている。従って、着
信側ユーザが課金負担を全く拒否する場合には、何も入
力しない。その後に、受話器14を上げる。
【0058】また、着信側ユーザが発信側ユーザの課金
割合を認めたくないため通話を希望しない場合には、マ
ウス15によって『RECEIVED』ウィンドウ16
内の“NO”のファンクションキー部18を入力する
(クリックする)。
【0059】着信側ユーザが受話器14を上げると、応
答(CONN)メッセージが着信側端末T2から網Nに
送信される(4)。この応答メッセージの構造を図8に
示す。この応答メッセージも、上述の「TTC標準の第
2巻第1分冊(その3)ユーザ・網インタフェース信
号」に従ったものであるので、メッセージ内の各項目に
ついての説明は省略する。但し、本実施例においては、
上記「TTC標準の第2巻第1分冊(その3)ユーザ・
網インタフェース信号」に従った構成に、付加情報とし
て『課金割合情報要素』の情報が追加されている。この
『課金割合情報要素』は、呼設定メッセージから受け渡
されたものである。
【0060】そして、この『課金割合情報要素』は、着
信側ユーザによる入力如何によって、その内容が書き換
えられている。即ち、着信側ユーザが“YES”のファ
ンクションキー部18を入力した場合には、図21
(a)に示す例のように、オクテット4の7ビット目が
“1(有効)”と書き換えられる。なお、オクテット4
のそれ以外のビットは全て“0”なので、「承認」を表
す事となる。
【0061】これに対して、着信側ユーザが自ら希望す
る課金負担比率を入力した場合には、図21(b)に示
す例のように、オクテット4の7ビット目が“1(有
効)”と書き換えられ、0ビット目が“1(非承認)”
と書き換えられる。また、オクテット5の7ビット目が
“1(有効)”と書き換えられる。なお、オクテット5
のそれ以外のビットは全て“0”なので、「課金割合変
更希望有り」を表す事となる。さらに、オクテット6の
7ビット目が“1(有効)”と書き換えられる。なお、
着信側ユーザが入力した課金負担比率“7:3”を示す
ように、オクテット6全体が“10000011”と書
き換えられる。
【0062】図6に戻り、応答メッセージが送信される
と、網Nはこの応答メッセージを発信側端末T1に転送
する(5)。この応答メッセージが発信側端末に送信さ
れることにより、発信側端末T1と着信側端末T2との
間に呼が設定され、決定された課金内容に基づいて、両
者間の通信が可能になる。なお、発信側端末T1への応
答メッセージの転送が済むと、網Nは、着信側端末T2
に応答確認(CONNACK)メッセージを送信する
(6)。
【0063】通話中に、何れかのユーザが課金内容の変
更を希望する場合には、端末Tの画面13上の『通信中
割合変更』ウィンドウ16及び『課金希望割合』ウィン
ドウ16を開いて、希望する課金の割合をマウス15に
より入力する。すると、ユーザ情報(USER INF
O)メッセージが、当該端末Tから網Nに向けて送信さ
れる(7)。
【0064】このユーザ情報メッセージの構造を図9に
示す。このユーザ情報メッセージも、「TTC標準の第
2巻第1分冊(その3)ユーザ・網インタフェース信
号」に従ったものであるので、メッセージ内の各項目に
ついての説明は省略する。但し、本実施例においては、
上記「TTC標準の第2巻第1分冊(その3)ユーザ・
網インタフェース信号」に従った構成に、付加情報とし
て『課金割合情報要素』の情報が追加されている。この
場合の『課金割合情報要素』の記載内容は、呼設定メッ
セージの場合と同じなので、その説明を省略する。
【0065】図6に戻り、網Nに送信されたユーザ情報
メッセージは、そのまま相手方の端末Tに転送される
(8)。すると、相手方の端末Tのディスプレイ画面1
3に『RECEIVED』ウィンドウ16が開かれる。
そして、この『RECEIVED』ウィンドウ16に、
この相手方ユーザの負担する課金の比率(百分率)が表
示される。この課金の比率は、『課金割合情報要素』に
格納された課金割合に基づいて表示される。
【0066】この相手方ユーザが提示された課金負担比
率を承諾する場合には、マウス15によって『RECE
IVED』ウィンドウ16内の“YES”のファンクシ
ョンキー部18を入力する(クリックする)。また、こ
の相手方ユーザが提示されたのとは異なる課金負担比率
を希望する場合には、マウス15によって『RECEI
VED』ウィンドウ16内の数字入力部19を操作し、
希望する課金負担比率を入力する。なお、この相手方ユ
ーザが課金負担比率の変更を承諾しない場合には、何も
入力しない。
【0067】この相手方ユーザが何れかの入力を行う
と、ユーザ情報メッセージが網Nに返送される(9)。
但し、このユーザ情報メッセージの『課金割合情報要
素』は、この相手方のユーザによる入力如何に応じて、
図21において説明したのと同様にして、書き換えられ
ている。
【0068】網はNは、このユーザ情報メッセージを課
金内容の変更を要求したユーザの端末Tに転送する
(9)。この転送されたユーザ情報メッセージが端末に
受信されることにより、課金内容の変更が決定する。そ
して、再度、通話が可能になる。
【0069】通話中に図示せぬ他の端末から着信側端末
T2に着呼があった場合には、着信側ユーザは受話器1
4のフックを押下する。すると、情報(INFO)メッ
セージが、着信側端末T2から網Nに向けて送信される
(11)。
【0070】この情報メッセージの構造を図10に示
す。この情報メッセージも、「TTC標準の第2巻第1
分冊(その3)ユーザ・網インタフェース信号」に従っ
たものであるので、メッセージ内の各項目についての説
明は省略する。但し、本実施例においては、上記「TT
C標準の第2巻第1分冊(その3)ユーザ・網インタフ
ェース信号」に従った構成に、付加情報として『課金割
合情報要素』の情報が追加されている。この場合の『課
金割合情報要素』の記載内容は、呼設定メッセージの場
合と同じであるので、その説明を省略する。但し、『課
金割合情報要素』のオクテット3の希望課金割合は、着
信側が100%課金負担するように自動設定される。
【0071】図6に戻り、情報メッセージを受信した網
Nは、保留(HOLD)メッセージを発信側端末に送信
する(12)。この保留メッセージの構造を図11に示
す。この保留メッセージも、「TTC標準の第2巻第1
分冊(その3)ユーザ・網インタフェース信号」に従っ
たものであるので、メッセージ内の各項目についての説
明は省略する。
【0072】受信側端末T1がこの保留メッセージを受
信すると、そのディスプレイ画面13上に、『保留』ウ
ィンドウ16が開かれる。そして、この『保留』ウィン
ドウ16に、発信側ユーザの負担する課金の比率(百分
率)が0%である旨が表示される。なお、この『保留』
ウィンドウには、図示はしていないが、課金の比率の変
更を承認するか(“YES”)承認しないか(“N
O”)を入力するためのファンクションキー部が設けら
れている。
【0073】発信側ユーザが課金の比率の変更を承認す
る場合には、マウス15によって『保留』ウィンドウ内
の“YES”のファンクションキー部を入力する(クリ
ックする)。また、発信側ユーザが課金の比率の変更を
承認しない場合には、マウス15によって『保留』ウィ
ンドウ内の“NO”のファンクションキー部を入力する
(クリックする)。
【0074】発信側ユーザが上記ファンクションキーの
入力を行うと、保留確認(HOLDACK)メッセージ
が網Nに送信される(13)。この保留確認メッセージ
の構造を図12に示す。この情報メッセージも、「TT
C標準の第2巻第1分冊(その3)ユーザ・網インタフ
ェース信号」に従ったものであるので、メッセージ内の
各項目についての説明は省略する。但し、本実施例にお
いては、上記「TTC標準の第2巻第1分冊(その3)
ユーザ・網インタフェース信号」に従った構成に、付加
情報として『課金切替え情報要素』の情報が追加されて
いる。
【0075】この『課金切替え情報要素』の構成を、図
22に示す。図22から明らかなように、この『課金切
替え情報要素』は3オクテットのデータからなってい
る。以下、この3オクテットの情報を、先頭側から順に
説明する。
【0076】最初に、オクテット1は、情報要素識別子
である。即ち、この識別子以降のデータが『課金切替え
情報要素』であることを表示する。次に、オクテット2
は、情報要素内容長のデータである。即ち、このデータ
は、『課金切替え情報要素』の情報の範囲を示してい
る。具体的には、次段のオクテット(オクテット3)以
降のオクテットの数(1オクテット)を表示している。
【0077】次に、オクテット3は、課金切り替え先の
データである。即ち、図22に示す通り、課金先をどの
ユーザに切り替えるかに関するデータが、2バイトの数
字によって格納されている。
【0078】図6に戻り、保留確認メッセージを受信し
た網Nは、この保留確認メッセージ内の課金切替え先の
情報に従って、課金先を切替える。それとともに、網N
は着信側端末T2に情報(INFO)メッセージを送信
する(14)。以上により、当該発信側端末T1からの
呼は保留され、図示せぬ他の端末からの呼が設定され
る。
【0079】着信側ユーザが図示せぬ他の端末との間の
呼を保留又は切断すると、網Nは着信側端末T2に対し
て保留解除(RETRIEVE)メッセージを送信する
(15)。この保留解除メッセージの構造を図13に示
す。この保留解除メッセージも、「TTC標準の第2巻
第1分冊(その3)ユーザ・網インタフェース信号」に
従ったものであるので、メッセージ内の各項目について
の説明は省略する。この保留解除メッセージを受信した
着信端末T2は、保留解除確認(RETRIEVE A
CK)メッセージを網Nに返送する(16)。この保留
確認メッセージの構造を図14に示す。この情報メッセ
ージも、「TTC標準の第2巻第1分冊(その3)ユー
ザ・網インタフェース信号」に従ったものであるので、
メッセージ内の各項目についての説明は省略する。但
し、本実施例においては、上記「TTC標準の第2巻第
1分冊(その3)ユーザ・網インタフェース信号」に従
った構成に、付加情報として『課金切替え情報要素』の
情報が追加されている。この場合の『課金切り替え情報
要素』における課金切り替え先の欄には、課金先を保留
前の端末に戻す旨の情報が記載されている。
【0080】この保留解除確認メッセージを網Nが受信
すると、網Nは、当該発信側端末T1と着信側端末T2
との間における呼の保留を解除し、両者間の通信を可能
にする。
【0081】次に、以上に説明したシーケンスを実行す
るための手順を、図23乃至図25のフローチャートに
従って説明する。このフローは、着信側端末T1の画面
13上に『SETUP』ウィンドウ16を開くことによ
りスタートする。そして先ず、呼接続時において課金割
合の設定をするかどうかを判断する(ステップS0
1)。
【0082】課金割合の設定を行わない場合(『課金希
望割合』ウィンドウ16を開けない場合)には、そのま
ま発信側端末T1と着信側端末T2との間に呼が設定さ
れ、通常の運用に従って、両者間の通話が可能になる
(ステップS13)。この場合には、通信網使用料は、
全て発信側ユーザに課金されることとなる。なお、この
通常運用を行っている場合においても、図23及び図2
4の処理の割り込みが可能である。
【0083】これに対して、ステップS01にて課金割
合の設定をする場合には、発信側ユーザが『課金希望割
合』ウィンドウ16を開き、課金の割合を決めて、その
情報を呼設定メッセージに乗せて出力する(ステップS
02)。すると、着信側端末T2のディスプレイの画面
13上に、課金分担要求のメッセージが、その分担割合
とともに表示される(ステップS03)。
【0084】次に、着信側ユーザが不在かどうかに従っ
て、手順を可変する(ステップS04)。即ち、着信側
ユーザが不在の場合には、そのままこの手順フローを終
了する。これに対して着信側ユーザが不在でない場合に
は、着信側ユーザが分担要求を承諾するかどうかに従
い、手順を可変する(ステップS05)。
【0085】即ち、着信側ユーザが分担要求を承諾する
場合には、着信側ユーザはファンクションキー“YE
S”18を入力して受話器14を上げる。すると、発信
側端末T1と着信側端末T2との間に呼が設定され、通
話が可能になる(ステップS07)。この場合の通信網
使用料の課金は、発信側ユーザが希望した割合でなされ
る。そして、通話が終了すると(ステップS08)、発
信側端末T1及び着信側端末T2の双方のディスプレイ
13に課金情報が表示される(ステップS09)。そし
て、この手順フローが終了する。
【0086】これに対して、ステップS05にて着信側
ユーザが分担要求を承諾しない場合には、着信側ユーザ
が通話するかどうかに従って手順を可変する(ステップ
S10)。即ち、着信側ユーザが通話を行わない場合に
は、着信側ユーザはファンクションキー“NO”を入力
して、分担要求を断る(ステップS12)。すると、そ
のままこの手順は終了する。
【0087】これに対して、ステップS10にて着信側
ユーザが通話をする場合には、着信側ユーザは、『RE
CEIVED』ウィンドウ16の数字入力部19に、自
らが希望する課金の割合を入力して、受話器14を上げ
る(ステップS11)。すると、発信側端末T1と着信
側端末T2との間に呼が設定され、通話が可能になる
(ステップS07)。この場合の通信網使用料の課金
は、着信側ユーザが希望した割合でなされる。なお、こ
の『RECEIVED』ウィンドウ16の数字入力部1
9には、初期値として00%が設定されている。従っ
て、着信側ユーザが課金負担を拒否する場合には、ステ
ップS11において数字入力部19の設定を変更せずに
受話器14を上げれば良い。この場合の通信網使用料
は、全て発信側ユーザに課金されることになる。通話が
終了すると(ステップS08)、発信側端末及び着信側
端末の双方のディスプレイに課金情報が表示される(ス
テップS09)。そして、この手順フローが終了する。
【0088】発信者又は着信者が通話途中に課金割合を
変更したくなった時には、図24の通話途中割り込み処
理の手順フローをスタートさせる。即ち、発信者側ユー
ザ又は着信側ユーザが課金の割合を決めて、その情報を
ユーザ情報メッセージに乗せて出力する(ステップS1
6)。すると、ユーザ情報メッセージを受信した相手方
の端末Tのディスプレイの画面13上に、課金分担要求
のメッセージが、その分担割合とともに表示される(ス
テップS17)。
【0089】次に、この相手方のユーザが分担要求を承
諾するかどうかに従い、手順を可変する(ステップS1
8)。即ち、相手方のユーザが分担要求を承諾する場合
には、相手方のユーザはファンクションキー“YES”
を入力する(ステップS19)。すると、次の手順は、
図23のステップS07に移る。以後の通話の通信網使
用料の課金は、提示された割合でなされる。
【0090】これに対して、ステップS18にて相手方
のユーザが分担要求を承諾しない場合には、この相手方
のユーザが課金割合の変更要求をするかどうかに従っ
て、手順を可変する(ステップS20)。即ち、相手方
のユーザが課金割合の変更要求をする場合には、この相
手方のユーザは、自らが希望する課金の割合を入力する
(ステップS21)。すると、次の手順は、図23のス
テップS07に移る。以後の通話の通信網使用料の課金
は、相手方のユーザが提示した割合でなされる。
【0091】これに対して、ステップS20にて相手方
のユーザが課金割合の変更要求をしない場合には、この
相手方のユーザは、ファンクションキー18を一切入力
しない。すると、この図24の割り込み処理は終了し
て、図23における元の処理位置に戻る。この場合、通
信網使用料の課金は、それ以前の課金と同じになされ
る。
【0092】着信側端末T2が通話途中において他のユ
ーザからの呼設定メッセージを着信した場合には、図2
5の保留割り込み処理の手順フローをスタートさせる。
即ち、着信者が課金先の変更を決めてその情報を情報メ
ッセージに乗せて出力する(ステップS22)。する
と、発信側端末T1のディスプレイの画面13に、保留
のメッセージが、課金先を着信側に変更する旨(発信側
ユーザの負担する課金比率が0%である旨)とともに表
示される(ステップS23)。
【0093】次に、発信側ユーザが課金先の変更要求を
承諾するかどうかに従い、手順を可変する(ステップS
24)。即ち、発信側ユーザが課金先の変更要求を承諾
する場合には、発信側ユーザはファンクションキー“Y
ES”18を入力する(ステップS25)。
【0094】これに対して、ステップS24にて発信側
ユーザが課金先の変更要求を承諾しない場合には、発信
側ユーザはファンクションキー“NO”18を入力する
(ステップS28)。
【0095】何れの場合でも、次に、当該発信側端末T
1と着信側端末T2との間の通話を保留にして、他のユ
ーザからの呼設定メッセージに対する呼を設定する(ス
テップS26)。この保留の間の通信網使用料金は、ス
テップS25を通過したときは着信側ユーザに課金さ
れ、ステップS28を通過したときにはそれ以前と同じ
ように課金される。
【0096】次に、着信側ユーザが受話器のフックを押
下すること,即ち、着信側ユーザが他のユーザからの呼
を保留するか切断することを待つ(ステップS27)。
着信者がフックを押下した場合には、次の手順は図23
のステップS07に移って、通話が可能になる。これ以
後の通信網使用料金は、保留前と同じように課金され
る。
【0097】以上説明したようにして課金先とその課金
割合が決定されると(この決定は、着信局端末S2の課
金割合制御部29においてなされる。)、この情報は課
金センターMに通知される。また、着信局交換機S2は
着信セルの計数情報を課金情報蓄積部26に蓄積すると
ともに、その情報を課金センターMに通知する。従っ
て、課金センターMは、決定がなされた以降の着信セル
の数に一定金額を掛けるとともに、決定又は変更された
割合を掛け合わせ、発信側ユーザ及び着信側ユーザ毎に
その課金額を計算する。また、課金先とその課金割合が
変更されると、課金センターMは、それ以後の着信セル
に関しては、変更された課金先とその課金割合に応じて
課金の額を算出し、それまでの課金額に加算する。
【0098】次に、以上の手順に従った実際の通信のシ
ーケンスの例を説明する。図26は、呼設定時に発信側
ユーザが課金の分担要求を行い、その分担要求が着信側
ユーザによって承認される場合の例を示している。
【0099】図26において、発振側ユーザが発信側端
末T1の画面13上の『課金希望割合』ウィンドウ16
の数字入力部19により課金の割合を入力し、『セット
アップ』ウィンドウ16のダイヤル部17により着信側
端末T2の加入者番号を入力し、“YES”のファンク
ションキー18を押下する。この操作により、分担要求
の情報が呼設定(SETUP)メッセージの付加情報
(『課金割合情報要素』)として、ISDN網内の発信
局交換機S1に送信される(20)。呼設定メッセージ
は、その中に設定されている着番号,着アドレス,チャ
ンネル識別子等に従って、ISDN網内の適切なパス
(交換機S及び中継線φ)を通って転送される。そし
て、着信局交換機S2から、着信端末T2に送出される
(21)。
【0100】なお、発信局交換機S1は、呼設定メッセ
ージをISDN網内に転送すると同時に、呼設定受付
(CALL PROC)メッセージを発信側端末T1に
送出する。
【0101】呼設定メッセージを受信した着信側端末T
2においては、その画面13上に、『RECEIVE
D』ウィンドウ16が開かれ、発信側ユーザからの分担
要求が示される。即ち、発信側端末の加入番号及び着信
側ユーザに負担が求められている課金比率が表示され
る。
【0102】着信側端末T2では、上記表示をするとと
もに呼出音を発する。この呼出音を発すると、それに対
応する呼出(ALERT)メッセージが、ISDN網に
送出される(23)。この呼出メッセージは、ISDN
網内を転送されて、発信側端末T1に送出される(2
4)。この呼出メッセージを受信した発信側端末T1
は、呼出中を示す表示を行う。
【0103】着信側ユーザが、『RECEIVED』ウ
ィンドウ16の内容を見て、分担要求を承諾した場合に
は、『RECEIVED』ウィンドウ16内のファンク
ションキー“YES”18を押下する。この操作によ
り、分担要求承諾の情報が、情報(INFO)メッセー
ジの付加情報(『課金割合情報要素』)として、ISD
N網内の着信局交換機S2に送信される(25)。情報
メッセージは、その中に設定されている着番号,着アド
レス,チャンネル識別子等に従って、ISDN網内を転
送される。そして、発信局交換機S1から、発信側端末
T1に送出される(26)。このとき発信局交換機S1
は、決定された発信側ユーザと着信側ユーザの各々が負
担する課金割合を、課金センターへ通知する。
【0104】着信側ユーザが受話器14を上げると、応
答メッセージ(CONN)がISDN網に送出される
(27)。また、応答メッセージは、ISDN網内を転
送されて発信側端末T1に送出される(28)。なお、
応答メッセージを受信した着信局交換機S2は、着信側
端末T2に応答確認メッセージを返送する(29)。
【0105】この応答メッセージを受信した発信側端末
T1は、接続を示す表示を行う。また、発信側端末T1
はISDN網に、応答確認メッセージを送出する(3
1)。以上の手順を踏むことにより、発信側端末T1と
着信側端末T2との間に呼が設定され、両者間の通話が
可能になる(31)。この通話中、着信局交換機S2
は、実際の着信セル量をカウントする。
【0106】通話が終了すると、着信側ユーザは受話器
14を下ろす。この操作により、着信側端末T2は、切
断(DISC)メッセージを着信局交換機S2に送信す
る(32)。この切断メッセージを受信した着信局交換
機S2は、この切断メッセージをISDN網内に送出す
る。
【0107】この切断メッセージを受信した着信局交換
機S1は、課金センターMから発信側ユーザの課金情報
の通知を受け、切断メッセージとともに課金情報を発信
側端末T1に送出する(33)。
【0108】切断メッセージを受信した発信側端末T1
は、切断の通知と課金情報(発信側ユーザが負担する課
金額)とを表示するとともに、ISDN網に解放(RE
L)メッセージを送出する(34)。
【0109】着信局交換機S2は、課金センターMから
着信側ユーザの課金情報の通知を受け、解放メッセージ
とともに課金情報を着信側端末T2に送出する(3
5)。この転送された解放メッセージを受信した着信側
端末T2は、課金情報(着信側ユーザが負担する課金
額)を表示するとともに、ISDN網に解放完了(RE
L COM)メッセージを送出する(36)。発信側端
末T1でも同様にして解放完了メッセージが送信される
(37)。この解放完了メッセージにより、呼が解放さ
れる。
【0110】図27は、呼設定時に発信側ユーザが課金
の分担要求を行い、その分担要求が着信側ユーザによっ
て拒否されて、(着信側ユーザの希望する課金割合も入
力されず)、呼が接続される場合の例を示している。
【0111】図27において、発振側ユーザが発信側端
末T1の画面13上の『課金希望割合』ウィンドウ16
の数字入力部19により課金の割合を入力し、『セット
アップ』ウィンドウ16のダイヤル部17により着信側
端末T2の加入者番号を入力し、“YES”のファンク
ションキー18を押下する。この操作により、分担要求
の情報が呼設定(SETUP)メッセージの付加情報
(『課金割合情報要素』)として、ISDN網内の発信
局交換機S1に送信される(20)。呼設定メッセージ
は、その中に設定されている着番号,着アドレス,チャ
ンネル識別子等に従って、ISDN網内の適切なパス
(交換機S及び中継線φ)を通って転送される。そし
て、着信局交換機S2から、着信端末T2に送出される
(21)。
【0112】なお、発信局交換機S1は、呼設定メッセ
ージをISDN網内に転送すると同時に、呼設定受付
(CALL PROC)メッセージを発信側端末T1に
送出する。
【0113】呼設定メッセージを受信した着信側端末T
2においては、その画面13上に、『RECEIVE
D』ウィンドウ16が開かれ、発信側ユーザからの分担
要求が示される。即ち、発信側端末の加入番号及び着信
側ユーザに負担が求められている課金比率が表示され
る。この時、『RECEIVED』ウィンドウ16の数
字入力部19には、初期値として00%が表示されてい
る。
【0114】着信側端末T2では、上記表示をするとと
もに呼出音を発する。この呼出音を発すると、それに対
応する呼出(ALERT)メッセージが、ISDN網に
送出される(23)。この呼出メッセージは、ISDN
網内を転送されて、発信側端末T1に送出される(2
4)。この呼出メッセージを受信した発信側端末T1
は、呼出中を示す表示を行う。
【0115】着信側ユーザが、『RECEIVED』ウ
ィンドウ16の内容を見て分担要求を拒否し、しかも自
らが希望する課金割合を入力しない場合には、何も入力
せずに、受話器14を上げる。すると、着信側端末T2
は、分担要求拒否(課金割合=非承認,課金割合変更希
望=有,変更希望課金割合=10:0)の付加情報
(『課金割合情報要素』)が付加された応答(CON
N)メッセージを、ISDN網内の着信局交換機S2に
送信する(38)。この応答メッセージは、ISDN網
内を転送されて発信側端末T1に送出される(39)。
なお、応答メッセージを受信した着信局交換機S2は、
着信側端末T2に応答確認メッセージを返送する(4
0)。
【0116】この応答メッセージを受信した発信側端末
T1は、接続を示す表示を行う。また、発信側端末はI
SDN網に、応答確認メッセージを送出する(41)。
このとき発信局交換機S1は、発信側ユーザが課金の全
額を負担する旨を、課金センターMへ通知する。
【0117】以上の手順を踏むことにより、発信側端末
T1と着信側端末T2との間に呼が設定され、両者間の
通話が可能になる。この通話中、着信局交換機S2は、
実際の着信セル量をカウントする。
【0118】通話が終了すると、着信側ユーザは受話器
14を下ろす。この操作により、着信側端末T2は、切
断(DISC)メッセージを着信局交換機S2に送信す
る(42)。この切断メッセージを受信した着信局交換
機S2は、この切断メッセージをISDN網内に送出す
る。
【0119】この切断メッセージを受信した発信局交換
機S1は、課金センター14から発信側ユーザの課金情
報の通知を受け、切断メッセージとともに課金情報を発
信側端末T1に送出する(43)。
【0120】切断メッセージを受信した発信側端末T1
は、切断の通知と課金情報(発信側ユーザが負担する課
金額)とを表示するとともに、ISDN網に解放(RE
L)メッセージを送出する(44)。
【0121】着信局交換機S2は、課金センター14か
ら着信側ユーザの課金情報の通知を受け、解放メッセー
ジとともに課金情報を着信側端末T2に送出する(4
5)。この転送された解放メッセージを受信した着信側
端末T2は、課金情報(着信側ユーザが負担する課金
額)を表示するとともに、ISDN網に解放完了(RE
L COM)メッセージを送出する(46)。同様に、
発信側端末T1も解放完了(REL COM)メッセー
ジを受信する(47)。この解放完了メッセージによ
り、呼が解放される。
【0122】図28は、呼設定時に発信側ユーザが課金
の分担要求を行い、その分担要求が着信側ユーザによっ
て拒否されて、呼の接続も拒否される場合の例を示して
いる。
【0123】図28において、発振側ユーザが発信側端
末T1の画面13上の『課金希望割合』ウィンドウ16
の数字入力部19により課金の割合を入力し、『セット
アップ』ウィンドウ16のダイヤル部17により着信側
端末T2の加入者番号を入力し、“YES”のファンク
ションキー18を押下する。この操作により、分担要求
の情報が呼設定(SETUP)メッセージの付加情報
(『課金割合情報要素』)として、ISDN網内の発信
局交換機S1に送信される(20)。呼設定メッセージ
は、その中に設定されている着番号,着アドレス,チャ
ンネル識別子等に従って、ISDN網内の適切なパス
(交換機S及び中継線φ)を通って転送される。そし
て、着信局交換機S2から、着信端末T2に送出される
(21)。
【0124】なお、発信局交換機S1は、呼設定メッセ
ージをISDN網内に転送すると同時に、呼設定受付
(CALL PROC)メッセージを発信側端末T1に
送出する。
【0125】呼設定メッセージを受信した着信側端末T
2においては、その画面13上に、『RECEIVE
D』ウィンドウ16が開かれ、発信側ユーザからの分担
要求が示される。即ち、発信側端末T1の加入番号及び
着信側ユーザに負担が求められている課金比率が表示さ
れる。
【0126】着信側端末T2では、上記表示をするとと
もに呼出音を発する。この呼出音を発すると、それに対
応する呼出(ALERT)メッセージが、ISDN網に
送出される(23)。この呼出メッセージは、ISDN
網内を転送されて、発信側端末T1に送出される(2
4)。この呼出メッセージを受信した発信側端末T1
は、呼出中を示す表示を行う。
【0127】着信側ユーザが、『RECEIVED』ウ
ィンドウ16の内容を見て分担要求を拒否し、しかも通
話も拒否する場合には、『RECEIVED』ウィンド
ウ16内のファンクションキー“NO”18を押下す
る。この操作により、着信側端末T2は、接続拒否の付
加情報が付加された切断(DISC)メッセージを着信
局交換機S2に送信する(48)。この切断メッセージ
を受信した着信局交換機S2は、この切断メッセージを
ISDN網内で転送させ、発信局交換機S1から発信側
端末T1に送出させる(49)。
【0128】切断メッセージを受信した発信側端末T1
は、切断の通知を表示するとともに、ISDN網に解放
(REL)メッセージを送出する(50)。着信局交換
機S2は、この切断メッセージを着信側端末T2に送出
する(51) この転送された解放メッセージを受信した着信側端末T
2は、ISDN網に解放完了(REL COM)メッセ
ージを送出する(52)。同様に、解放完了(REL
COM)メッセージが発信側端末T1へ出される(5
3)。この解放完了メッセージにより、呼が解放され
る。
【0129】図29は、通話途中に発信側ユーザが課金
の分担要求を行い、その分担要求が着信側ユーザによっ
て承認される場合の例を示している。図29において、
発信側ユーザが発信側端末T1の画面13上の『セット
アップ』ウィンドウ16のダイヤル部17により着信側
端末T2の加入者番号を入力し、“YES”のファンク
ションキー18を押下する。この操作により、呼設定
(SETUP)メッセージが、ISDN網内の発信局交
換機S1に送信される(60)。呼設定メッセージは、
その中に設定されている着番号,着アドレス,チャンネ
ル識別子等に従って、ISDN網内の適切なパス(交換
機S及び中継線φ)を通って転送される。そして、着信
局交換機S2から、着信端末T2に送出される(6
1)。
【0130】なお、発信局交換機S1は、呼設定メッセ
ージをISDN網内に転送すると同時に、呼設定受付
(CALL PROC)メッセージを発信側端末T1に
送出する(62)。
【0131】呼設定メッセージを受信した着信側端末T
2には、呼出音を発する。この呼出音を発すると、それ
に対応する呼出(ALERT)メッセージが、ISDN
網に送出される(63)。この呼出メッセージは、IS
DN網内を転送されて、発信側端末T1に送出される
(64)。この呼出メッセージを受信した発信側端末T
1は、呼出中を示す表示を行う。
【0132】着信側ユーザが受話器14を上げると、着
信側端末T2は応答(CONN)メッセージをISDN
網内の着信局交換機S2に送信する(65)。この応答
メッセージは、ISDN網内を転送されて発信側端末T
1に送出される(66)。なお、応答メッセージを受信
した着信局交換機S2は、着信側端末T2に応答確認メ
ッセージを返送する(67)。
【0133】この応答メッセージを受信した発信側端末
T1は、接続を示す表示を行う。このとき発信局交換機
S1は、発信側ユーザが課金の全額を負担する旨を、課
金センターMへ通知する。
【0134】以上の手順を踏むことにより、発信側端末
T1と着信側端末T2との間に呼が設定され、両者間の
通話が可能になる。この通話中、着信局交換機S2は、
実際の着信セル量をカウントして、課金センターMへ通
知する。。
【0135】通話途中において、発信側ユーザが課金割
合の変更を希望したときには、発信側端末T1の画面1
3上に『通信中割合変更』ウィンドウ及び『課金希望割
合』ウィンドウ16を開く。そして、『課金希望割合』
ウィンドウ16の数字入力部19により希望する課金の
割合を入力し、『通信中割合変更』ウィンドウの図示せ
ぬ“YES”のファンクションキーを押下する。
【0136】この操作により、分担要求の情報がユーザ
情報(USER INFO)メッセージの付加情報
(『課金割合情報要素』)として、ISDN網内の発信
局交換機S1に送信される(68)。このユーザ情報メ
ッセージは、ISDN網内を転送され、着信局交換機S
2から着信端末T2に送出される(69)。
【0137】ユーザ情報メッセージを受信した着信側端
末T2においては、その画面13上に、『RECEIV
ED』ウィンドウ16が開かれ、発振者からの分担要求
が示される。即ち、発信側端末の加入番号及び着信側ユ
ーザに負担が求められている課金比率が表示される。
【0138】着信側ユーザが、『RECEIVED』ウ
ィンドウ16の内容を見て、分担要求を承諾した場合に
は、『RECEIVED』ウィンドウ16内のファンク
ションキー“YES”18を押下する。この操作によ
り、分担要求承諾の情報が、ユーザ情報メッセージの付
加情報(『課金割合情報要素』)として、ISDN網内
の着信局交換機S2に送信される(70)。情報メッセ
ージは、ISDN網内を転送され、発信局交換機S1か
ら発信側端末T1に送出される(71)。このとき発信
局交換機S1は、変更が決定された発信側ユーザと着信
側ユーザの各々が負担する課金割合を、課金センターM
へ通知する。従って、これ以降の着信セルに関しては、
変更された課金割合に応じて、発信側ユーザ及び/又は
着信側ユーザに課金される。
【0139】通話が終了すると、着信側ユーザは受話器
14を下ろす。この操作により、着信側端末T2は、切
断(DISC)メッセージを着信局交換機S2に送信す
る(72)。この切断メッセージを受信した着信局交換
機S2は、この切断メッセージをISDN網内に送出す
る。
【0140】この切断メッセージを受信した発信局交換
機S1は、課金センターMから発信側ユーザの課金情報
の通知を受け、切断メッセージとともに課金情報を発信
側端末T1に送出する(73)。
【0141】切断メッセージを受信した発信側端末T1
は、切断の通知と課金情報(発信側ユーザが負担する課
金額)とを表示するとともに、ISDN網に解放(RE
L)メッセージを送出する(74)。
【0142】着信局交換機S2は、課金センターMから
着信側ユーザの課金情報の通知を受け、解放メッセージ
とともに課金情報を着信側端末T2に送出する(7
5)。この転送された解放メッセージを受信した着信側
端末T2は、課金情報(着信側ユーザが負担する課金
額)を表示するとともに、ISDN網に解放完了(RE
L)メッセージを送出する(76)。同様に、発信側端
末T1へも解放完了(REL COM)メッセージが伝
わる(77)。この解放完了メッセージにより、呼が解
放される。
【0143】図30は、通話途中に着信側ユーザが課金
の分担要求を行い、その分担要求が発信側ユーザによっ
て承認される場合の例を示している。この例は、課金の
分担要求を行うのが着信側ユーザであること以外は、図
29の例と同じなので、説明を省略する。
【0144】図31は、呼設定時には課金の分担要求を
行わず、他のユーザからの着呼が着信側ユーザにあっ
て、発信側ユーザからの呼を保留する場合の例を示して
いる。図31において、#1は第1の呼に関するメッセ
ージを示し、#2は第2の呼に関するメッセージを示し
ている。また、“ユーザA”は第1の呼の発信側ユーザ
及びその端末Tを示し、“ユーザB”は第1の呼及び第
2の呼の着信側ユーザ及びその端末Tを示し、“ユーザ
C”は第2の呼の発信側ユーザ及びその端末Tを示して
いる。
【0145】図31において、ユーザAが端末の画面1
3上の『セットアップ』ウィンドウ16のダイヤル部1
7によりユーザBの端末の加入者番号を入力し、“YE
S”のファンクションキー18を押下する。この操作に
より、呼設定(SETUP)メッセージが、ISDN網
内に送信される(100)。呼設定メッセージは、その
中に設定されている着番号,着アドレス,チャンネル識
別子等に従ってISDN網内の適切なパスを通って転送
され、ユーザBの端末に送出される(101)。
【0146】なお、ISDN網は、呼設定メッセージを
ユーザBの端末に送出すると同時に、呼設定受付(CA
LL PROCEEDING)メッセージをユーザAの
端末に送出する(102)。
【0147】呼設定メッセージを受信したユーザBの端
末は、呼出音を発する。この呼出音を発すると、それに
対応する呼出(ALERTING)メッセージが、IS
DN網に送出される(103)。この呼出メッセージ
は、ユーザAの端末に送出される(104)。
【0148】ユーザBが受話器14を上げると、ユーザ
Bの端末は応答(CONNECT)メッセージをISD
N網に送信する(105)。この応答メッセージは、I
SDN網からユーザAの端末に送出される(106)。
なお、応答メッセージを受信したISDN網は、ユーザ
Bの端末に応答確認(CONECT ACK)メッセー
ジを返送する(107)。このときISDN網は、ユー
ザAが第1の呼に関する課金の全額を負担する旨を、課
金センターMへ通知する。
【0149】以上の手順を踏むことにより、ユーザAの
端末とユーザBの端末との間に第1の呼が設定され、両
者間の通話が可能になる(108)。この通話中、IS
DN網は実際の着信セル量をカウントして、課金センタ
ーMへ通知する。。
【0150】この第1の呼による通話中にユーザCから
の第2の呼の着信があると(109〜113)、ユーザ
Bは受話器14の図示せぬフックを押下する。すると、
保留したい旨の情報が格納された情報(INFOMAT
ION)メッセージが、ユーザBの端末からISDN網
に向けて送信される(114)。
【0151】情報メッセージを受信したISDN網は、
保留(HOLD)メッセージをユーザAの端末に送信す
る(115)。この保留メッセージを受信すると、ユー
ザAの端末の画面13上に、『保留』ウィンドウが開か
れる。そして、この『保留』ウィンドウに、ユーザAの
負担する課金の割合(百分率)が0%である旨が表示さ
れる。
【0152】ユーザAがこの課金割合を承諾する場合に
は、『保留』ウィンドウ内の“YES”のファンクショ
ンキー18を入力する。すると、ユーザAの端末から
『課金切替え情報要素』の情報が付加情報として追加さ
れた保留確認(HOLD ACK)メッセージがISD
N網に送信される(116)。
【0153】この保留確認メッセージを受信したISD
N網は、ユーザBが第1の呼に関する課金の全額を負担
する旨を、課金センターMへ通知する。それとともに、
ISDN網はユーザBの端末に情報(INFOMATI
ON)メッセージを送信する(117)。 以上によ
り、当該発信側端末T1からの呼は保留される(11
8)。
【0154】また、情報メッセージを受信したユーザB
の端末は、第2の呼に対する応答(CONN)メッセー
ジをISDN網に送信する(119)。この応答メッセ
ージは、ISDN網からユーザCの端末に転送される
(120)。なお、第2の呼に対する応答メッセージを
受信したISDN網は、ユーザBの端末に応答確認メッ
セージを返送する(121)。
【0155】さらに、ISDN網は、ユーザBの端末に
情報メッセージを送出する(122)。すると、ユーザ
Cの端末とユーザBの端末との間に第2の呼が設定さ
れ、両者間の通話が可能になる(123)。この通話中
にもISDN網は、ユーザAからユーザBに送信された
着信セル(データが空のセル)の数をカウントして、課
金センターMへ通知する。但し、このセルに対する課金
は全額ユーザBに課金される。
【0156】この第2の呼による通話中に、ユーザBが
第2の呼を保留して第1の呼による通話を希望したとき
には、ユーザBは受話器14の図示せぬフックを押下す
る。すると、第2の呼を保留したい旨の情報が格納され
た情報メッセージが、ユーザBの端末からISDN網に
向けて送信される(124)。
【0157】情報メッセージを受信したISDN網N
は、第2の呼に対する保留(HOLD)メッセージをユ
ーザBの端末に送信する(125)。この保留メッセー
ジを受信すると、ユーザBの端末は、第2の呼に対する
保留確認(HOLD ACKNOWLEDGE)メッセ
ージを網に返答する(126)。
【0158】この保留確認メッセージを受信した網は、
次に、第1の呼に対する保留解除(RETRIVE)メ
ッセージをユーザBの端末に送信する(127)。この
保留解除メッセージを受信しすると、ユーザBの端末
は、保留解除確認(RETRIEVE ACK)メッセ
ージを網に返答する(128)。この保留解除確認メッ
セージには、第1の呼の課金先を元に戻す(ユーザAに
全額課金する)旨の情報が格納されている。
【0159】以上の手順を経ることにより、第2の呼は
保留され(129)、第1の呼の保留が解除される。従
って、ユーザAの端末とユーザBの端末との間で、通話
が再度可能になる(130)。このときISDN網は、
これ以降の第1の呼に関する課金の全額をユーザAが負
担する旨を、課金センターMへ通知する。
【0160】以後、通話と保留を繰返し、最終的に第1
の呼が解放される。そのとき課金センターは、第1の呼
に関して、ユーザAが負担する課金の合計額とユーザB
が負担する課金の合計額を集計して、両端末に各々通知
する。
【0161】上記実施例では、通話中の課金割合変更が
1回である例を述べたが、図23乃至図25のフローチ
ャートによれば、変更が複数回可能であることは言うま
でもない。その場合、課金センターMは、課金割合が変
更された時点以降の着信セルに対して、変更後の課金割
合を適用する。そして、各時点における課金割合に従っ
て課金額を算出して、その算出結果を累積するのであ
る。
【0162】
【効果】本発明の課金制御方式によれば、通信途中にお
いて、発信側及び着信側に対する課金内容をユーザによ
って任意に変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す原理図
【図2】 本発明の一実施例による課金制御方式が実
施される通信システムの概略図
【図3】 図2における端末の詳細なブロック図
【図4】 図2における端末の外観図
【図5】 図2における交換機の詳細なブロック図
【図6】 本発明の一実施例による課金制御方式のシ
ーケンスの概略を示すタイムアロー図
【図7】 図6における呼設定(SETUP)メッセ
ージの構成図
【図8】 図6における応答(CONN)メッセージ
の構成図
【図9】 図6におけるユーザ情報(USER IN
FO)メッセージの構成図
【図10】 図6における情報(INFO)メッセージ
の構成図
【図11】 図6における保留(HOLD)メッセージ
の構成図
【図12】 図6における保留確認(HOLD AC
K)メッセージの構成図
【図13】 図6における保留解除(RETRIEV
E)メッセージの構成図
【図14】 図6における保留解除確認(RETRIE
VE ACK)メッセージの構成図
【図15】 図7乃至図10における課金割合情報要素
の構成図
【図16】 図15におけるオクテット3の説明図
【図17】 図15におけるオクテット4の説明図
【図18】 図15におけるオクテット5の説明図
【図19】 図15におけるオクテット6の説明図
【図20】 図15における課金割合情報要素の呼設定
メッセージ中における具体例を示す図
【図21】 図15における課金割合情報要素の応答メ
ッセージ中における具体例を示す図であり、(a)は承
認の場合の図であり、(b)は非承認の場合の図
【図22】 図12及び図14における課金切替え情報
要素の構成図
【図23】 図2における通信システムにおいて実行さ
れる手順を示すフローチャート
【図24】 図2における通信システムにおいて実行さ
れる手順を示すフローチャート
【図25】 図2における通信システムにおいて実行さ
れる手順を示すフローチャート
【図26】 呼設定時において分担要求が行われ分担要
求が承認される場合のシーケンスを示すタイムアロー図
【図27】 呼設定時において分担要求が行われ分担要
求が拒否されるが接続は行われる場合のシーケンスを示
すタイムアロー図
【図28】 呼設定時において分担要求が行われ分担要
求が拒否され接続も拒否される場合のシーケンスを示す
タイムアロー図
【図29】 通話途中において発信側から分担要求が行
われて分担要求が承認される場合のシーケンスを示すタ
イムアロー図
【図30】 通話途中において着信側から分担要求が行
われて分担要求が承認される場合のシーケンスを示すタ
イムアロー図
【図31】 通話途中において他の端末からの着信があ
ったために呼を保留する場合のシーケンスを示すタイム
アロー図
【図32】 従来例を説明するタイムアロー図
【符号の説明】
S1 発信局交換機 S2 着信局交換機 T1 発信側端末 T2 着信側端末 M 課金センター N ISDN網
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−122166(JP,A) 特開 昭62−284560(JP,A) 特開 平6−268775(JP,A) 特開 平3−245657(JP,A) 特開 平4−358472(JP,A) 特開 昭64−41563(JP,A) 特開 昭63−94795(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を介して接続された第1の端末と
    第2の端末との間の通信に対する通信料金の課金制御
    であって、 通信途中において、前記通信網による接続を維持しつつ
    前記通信を保留する旨の情報が、前記端末の一方から前
    記通信網に送信された場合に、 前記情報の送信があった後の前記通信料金を、前記一方
    の端末に課金することを特徴とする課金制御方法
  2. 【請求項2】 前記通信網は、前記第1の端末と前記第
    2の端末とが通信を行っている間に、他の第3の端末か
    らこれら端末の何れか一方に通信を行う旨の請求があっ
    た場合には、前記第1の端末と前記第2の端末との接続
    を維持しつつ前記通信を保留するとともに、前記一方の
    端末と前記第3の端末とを接続してこれら端末間の通信
    を可能する機能を有していることを特徴とする請求項
    記載の課金制御方法
  3. 【請求項3】 前記保留が解除された場合には、前記保
    留する旨の情報が送信される以前における課金の条件と
    同じ条件に従って、前記保留の解除後の前記通信料金を
    前記一方の端末及び/又は前記他方の端末に課金するこ
    とを特徴とする請求項又は記載の課金制御方法
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