JPH09214642A - 課金切替方法 - Google Patents
課金切替方法Info
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- JPH09214642A JPH09214642A JP2088696A JP2088696A JPH09214642A JP H09214642 A JPH09214642 A JP H09214642A JP 2088696 A JP2088696 A JP 2088696A JP 2088696 A JP2088696 A JP 2088696A JP H09214642 A JPH09214642 A JP H09214642A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発信課金と着信課金との切替えを行う課金切
替方法に関し、通話中に於いても無料情報提供から有料
情報提供への切替え等を可能とする。 【解決手段】 課金処理を行うネットワーク20を介し
て発信者1と、情報提供者の着信者11とが接続されて
通話中に、着信者11が通話料金要求,情報料金要求に
よって、ネットワーク20に発信課金設定要求信号を送
出すると、ネットワーク20から発信者1へ課金切替ア
ナウンスを行い、発信者1が通話継続により発信課金切
替を承諾すると、ネットワーク20は課金先を発信者1
へ切替え、発信課金設定確認信号を着信者11へ送出す
る。又着信者11からの情報料課金設定要求信号により
ネットワーク20は課金切替アナウンスを発信者1へ送
出し、発信者1が通話状態を継続すると、情報料金の課
金を開始し、且つ着信者11へ情報料課金設定確認信号
を送出する。
替方法に関し、通話中に於いても無料情報提供から有料
情報提供への切替え等を可能とする。 【解決手段】 課金処理を行うネットワーク20を介し
て発信者1と、情報提供者の着信者11とが接続されて
通話中に、着信者11が通話料金要求,情報料金要求に
よって、ネットワーク20に発信課金設定要求信号を送
出すると、ネットワーク20から発信者1へ課金切替ア
ナウンスを行い、発信者1が通話継続により発信課金切
替を承諾すると、ネットワーク20は課金先を発信者1
へ切替え、発信課金設定確認信号を着信者11へ送出す
る。又着信者11からの情報料課金設定要求信号により
ネットワーク20は課金切替アナウンスを発信者1へ送
出し、発信者1が通話状態を継続すると、情報料金の課
金を開始し、且つ着信者11へ情報料課金設定確認信号
を送出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気通信ネットワ
ークを介した通話中に於ける発信課金と着信課金との切
替えを行う課金切替方法に関する。着信課金サービスと
して、例えば、「0120」+「契約者番号」をダイヤ
ルするフリーダイヤル(登録商標)サービス(以下「地
域限定着信課金サービス」と称する)が知られており、
通話料金は着信者が負担する。又料金回収代行サービス
として、例えば、「0990」+「契約者番号」をダイ
ヤルするダイヤルQ 2 サービス(以下「情報料回収代行
サービス」と称する)が知られており、通話料金と情報
料金とが発信者に課金される。
ークを介した通話中に於ける発信課金と着信課金との切
替えを行う課金切替方法に関する。着信課金サービスと
して、例えば、「0120」+「契約者番号」をダイヤ
ルするフリーダイヤル(登録商標)サービス(以下「地
域限定着信課金サービス」と称する)が知られており、
通話料金は着信者が負担する。又料金回収代行サービス
として、例えば、「0990」+「契約者番号」をダイ
ヤルするダイヤルQ 2 サービス(以下「情報料回収代行
サービス」と称する)が知られており、通話料金と情報
料金とが発信者に課金される。
【0002】
【従来の技術】電気通信ネットワークを利用して通常の
加入者が通話を行った場合は、ネットワーク側で通話時
間と通話距離とに対応した課金をその加入者(発信者)
に行うものである。このような発信課金に対して、着信
者が負担する着信課金がある。この着信課金は、予め通
信事業者との間で契約した加入者に対する着信について
ネットワーク側で課金するものである。
加入者が通話を行った場合は、ネットワーク側で通話時
間と通話距離とに対応した課金をその加入者(発信者)
に行うものである。このような発信課金に対して、着信
者が負担する着信課金がある。この着信課金は、予め通
信事業者との間で契約した加入者に対する着信について
ネットワーク側で課金するものである。
【0003】この着信課金サービスは、前述のように、
発信者が、例えば、「0120」+「契約者番号」をダ
イヤルすることにより、発信者を収容した交換局は、
「0120」によって地域限定着信課金サービスの要求
であることを識別し、サービス制御局へ「契約者番号」
を転送する。サービス制御局は「契約者番号」を基に着
信者の電話番号に変換し、この電話番号を交換局へ転送
する。交換局はその電話番号を基に交換接続を行い、着
信者に対して呼出しを行い、この着信者の応答により、
発信者と着信課金契約を行った着信者との間に通話路を
形成し、着信者に対して課金を開始する。
発信者が、例えば、「0120」+「契約者番号」をダ
イヤルすることにより、発信者を収容した交換局は、
「0120」によって地域限定着信課金サービスの要求
であることを識別し、サービス制御局へ「契約者番号」
を転送する。サービス制御局は「契約者番号」を基に着
信者の電話番号に変換し、この電話番号を交換局へ転送
する。交換局はその電話番号を基に交換接続を行い、着
信者に対して呼出しを行い、この着信者の応答により、
発信者と着信課金契約を行った着信者との間に通話路を
形成し、着信者に対して課金を開始する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】各種の情報提供者(I
P;Information Provider )は、地域限定着信課金
サービスによって一般加入者に対して無料で各種の情報
を提供するものであるが、情報には有料で提供したもの
も含まれることがある。しかし、地域限定着信課金サー
ビスの契約者は着信課金であるから総て無料で情報を提
供している。
P;Information Provider )は、地域限定着信課金
サービスによって一般加入者に対して無料で各種の情報
を提供するものであるが、情報には有料で提供したもの
も含まれることがある。しかし、地域限定着信課金サー
ビスの契約者は着信課金であるから総て無料で情報を提
供している。
【0005】これに対して、情報料回収代行サービス等
に於いては、発信課金であるから、情報料金を含めて発
信者に課金することになり、総ての情報を有料で提供し
ている。従って、地域限定着信課金サービスの契約者
は、情報を有料で提供しようとすると、発信者に料金回
収代行サービスの契約者番号にダイヤルするように通知
し、発信者は再発呼する必要が生じる。本発明は、着信
者が情報提供等が無料か有料か等に応じて発信課金と着
信課金とを通話中に於いて切替えることを目的とする。
に於いては、発信課金であるから、情報料金を含めて発
信者に課金することになり、総ての情報を有料で提供し
ている。従って、地域限定着信課金サービスの契約者
は、情報を有料で提供しようとすると、発信者に料金回
収代行サービスの契約者番号にダイヤルするように通知
し、発信者は再発呼する必要が生じる。本発明は、着信
者が情報提供等が無料か有料か等に応じて発信課金と着
信課金とを通話中に於いて切替えることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課金切替方法
は、発信者1と着信者11とに対する課金の切替えを行
う課金切替方法に於いて、ネットワーク20を介して発
信者1と着信者11とが接続され、このネットワーク2
0に於いて課金処理を行い、このネットワーク20に対
して着信者11が課金状態の切替要求を行った時に、ネ
ットワーク20から発信者1に対して課金状態の切替え
通知した後、ネットワーク20は課金状態の切替えを行
うものである。
は、発信者1と着信者11とに対する課金の切替えを行
う課金切替方法に於いて、ネットワーク20を介して発
信者1と着信者11とが接続され、このネットワーク2
0に於いて課金処理を行い、このネットワーク20に対
して着信者11が課金状態の切替要求を行った時に、ネ
ットワーク20から発信者1に対して課金状態の切替え
通知した後、ネットワーク20は課金状態の切替えを行
うものである。
【0007】又ネットワーク20を介して発信者1と着
信課金の着信者11とが接続され、このネットワーク2
0に対して着信者11が通話料金と情報料金との何れか
一方又は両方について発信課金設定要求を行った時、こ
のネットワーク20から発信者1に対して課金状態の切
替え通知し、この発信者1が通話継続等の課金状態の切
替えの承諾意思表示を行った時に、このネットワーク2
0は発信課金に切替える。
信課金の着信者11とが接続され、このネットワーク2
0に対して着信者11が通話料金と情報料金との何れか
一方又は両方について発信課金設定要求を行った時、こ
のネットワーク20から発信者1に対して課金状態の切
替え通知し、この発信者1が通話継続等の課金状態の切
替えの承諾意思表示を行った時に、このネットワーク2
0は発信課金に切替える。
【0008】又ネットワーク20を介して発信課金の発
信者1と着信者11とが接続され、このネットワーク2
0に対して着信者11が通話料金と情報料金との何れか
一方又は両方について着信課金設定要求を行った時、こ
のネットワーク20から発信者1に対して着信課金への
切替えを通知した後、ネットワーク20は発信課金から
着信課金に切替える。
信者1と着信者11とが接続され、このネットワーク2
0に対して着信者11が通話料金と情報料金との何れか
一方又は両方について着信課金設定要求を行った時、こ
のネットワーク20から発信者1に対して着信課金への
切替えを通知した後、ネットワーク20は発信課金から
着信課金に切替える。
【0009】発信者1と情報提供者等の着信者11との
間の通話中、例えば、着信者11が提供する情報を有料
とする場合、ネットワーク20に対して課金状態の切替
要求を行う。ネットワーク20は、この課金状態の切替
要求によって発信者1に対してアナウンス等によって課
金状態の切替えを通知する。発信者1は有料化されるこ
とを拒否する場合はオンフックによって切断する。又有
料化を承諾する場合は、そのまま通話を継続するか、或
いはフッキングや「#」キー等の押下による確認入力を
行うことにより、ネットワーク20は課金状態の切替え
を行う。
間の通話中、例えば、着信者11が提供する情報を有料
とする場合、ネットワーク20に対して課金状態の切替
要求を行う。ネットワーク20は、この課金状態の切替
要求によって発信者1に対してアナウンス等によって課
金状態の切替えを通知する。発信者1は有料化されるこ
とを拒否する場合はオンフックによって切断する。又有
料化を承諾する場合は、そのまま通話を継続するか、或
いはフッキングや「#」キー等の押下による確認入力を
行うことにより、ネットワーク20は課金状態の切替え
を行う。
【0010】又ネットワーク20を介して発信者1が着
信課金の状態の着信者11と通話中に、着信者11が通
話料金又は情報料金又はそれらの両方を有料とする場
合、ネットワーク20に対して発信課金設定要求を行
う。ネットワーク20は、着信課金状態から発信課金状
態への切替えを発信者1に通知し、発信者1がそのまま
通話を継続するか、又フッキングや「#」キー等の押下
による確認入力を行うことにより、ネットワーク20
は、着信課金状態から発信課金状態に切替え、その切替
えの確認通知を着信者11に行うことができる。従っ
て、通話中に於いて、無料情報と共に有料情報の提供が
可能となる。
信課金の状態の着信者11と通話中に、着信者11が通
話料金又は情報料金又はそれらの両方を有料とする場
合、ネットワーク20に対して発信課金設定要求を行
う。ネットワーク20は、着信課金状態から発信課金状
態への切替えを発信者1に通知し、発信者1がそのまま
通話を継続するか、又フッキングや「#」キー等の押下
による確認入力を行うことにより、ネットワーク20
は、着信課金状態から発信課金状態に切替え、その切替
えの確認通知を着信者11に行うことができる。従っ
て、通話中に於いて、無料情報と共に有料情報の提供が
可能となる。
【0011】又ネットワーク20を介して発信課金の発
信者1と着信者11とが通話中に、着信者11が通話料
金又は情報料金又はそれらの両方を無料とする場合、ネ
ットワーク20に対して着信課金設定要求を行う。ネッ
トワーク20は、発信課金状態から着信課金状態への切
替えを発信者1に通知した後、発信課金状態から着信課
金状態へ切替える。従って、通話中に、地域限定着信課
金サービスに移行することができる。
信者1と着信者11とが通話中に、着信者11が通話料
金又は情報料金又はそれらの両方を無料とする場合、ネ
ットワーク20に対して着信課金設定要求を行う。ネッ
トワーク20は、発信課金状態から着信課金状態への切
替えを発信者1に通知した後、発信課金状態から着信課
金状態へ切替える。従って、通話中に、地域限定着信課
金サービスに移行することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例の説明図で
あり、1は発信者、11は情報提供者等の着信者、2,
12はネットワークを構成する交換機、3,13は通話
路スイッチ(NW)、4,14はアナウンス装置、5,
15は課金テーブル、6,16は中央制御装置(C
C)、7,17はメインメモリ(MM)、8,18は信
号受信装置である。
あり、1は発信者、11は情報提供者等の着信者、2,
12はネットワークを構成する交換機、3,13は通話
路スイッチ(NW)、4,14はアナウンス装置、5,
15は課金テーブル、6,16は中央制御装置(C
C)、7,17はメインメモリ(MM)、8,18は信
号受信装置である。
【0013】課金テーブル5,15は、メインメモリ
7,17に形成した場合を示し、交換機2,12に収容
された加入者SUB1,SUB2,・・・,SUB1
1,SUB12,・・・対応に課金する課金メータ領域
を備えている。又課金処理を集中化した方式に於いて
は、課金テーブル5,15は、ネットワークの集中局に
設けられることになり、各交換機からの課金情報を処理
することになる。
7,17に形成した場合を示し、交換機2,12に収容
された加入者SUB1,SUB2,・・・,SUB1
1,SUB12,・・・対応に課金する課金メータ領域
を備えている。又課金処理を集中化した方式に於いて
は、課金テーブル5,15は、ネットワークの集中局に
設けられることになり、各交換機からの課金情報を処理
することになる。
【0014】又通常は発信課金であるから、発信者1の
通話料金は、通話時間と通話距離等に対応して、発信者
1対応の課金テーブル5の課金メータ領域に加算され
る。又発信者1が着信課金の着信者11との間で通話を
行った時の通話料金は、着信者対応の課金テーブル15
の課金メータ領域に加算される。
通話料金は、通話時間と通話距離等に対応して、発信者
1対応の課金テーブル5の課金メータ領域に加算され
る。又発信者1が着信課金の着信者11との間で通話を
行った時の通話料金は、着信者対応の課金テーブル15
の課金メータ領域に加算される。
【0015】図2は本発明の実施例のシーケンス説明図
であり、発信者1と情報提供者の着信者11とが交換機
2,12等のネットワーク20を介して接続された状態
に於いては着信課金状態である。この通話中に、着信者
11が通話料金要求と情報料金要求とを行う為に、ネッ
トワーク20に対して発信課金設定要求信号を送出する
と、ネットワーク20はこの発信課金設定要求信号を受
信して、発信者1に対して通話料金を着信課金から発信
課金へ切替えることをアナウンスによって通知する。
であり、発信者1と情報提供者の着信者11とが交換機
2,12等のネットワーク20を介して接続された状態
に於いては着信課金状態である。この通話中に、着信者
11が通話料金要求と情報料金要求とを行う為に、ネッ
トワーク20に対して発信課金設定要求信号を送出する
と、ネットワーク20はこの発信課金設定要求信号を受
信して、発信者1に対して通話料金を着信課金から発信
課金へ切替えることをアナウンスによって通知する。
【0016】図1に於いては、着信者11からの発信課
金設定要求信号を、交換機12の信号受信装置18によ
り受信し、中央制御装置16へ転送する。中央制御装置
16は、アナウンス装置14を起動し、又は発信者1が
収容された交換機2に対して発信課金設定要求信号を転
送することにより、交換機2の中央制御装置6がアナウ
ンス装置4を起動し、発信者1へ発信課金へ切替えるこ
とをアナウンスする。その時、発信課金に切替えた以後
の通話料金を発信者に課金する場合は、発信課金に切替
える旨のアナウンスのみで済むが、着信課金状態に於け
る通話料金についても発信課金とする場合は、課金テー
ブル15の着信者対応の課金メータ領域の金額を読出し
て発信者1へ通知することになる。
金設定要求信号を、交換機12の信号受信装置18によ
り受信し、中央制御装置16へ転送する。中央制御装置
16は、アナウンス装置14を起動し、又は発信者1が
収容された交換機2に対して発信課金設定要求信号を転
送することにより、交換機2の中央制御装置6がアナウ
ンス装置4を起動し、発信者1へ発信課金へ切替えるこ
とをアナウンスする。その時、発信課金に切替えた以後
の通話料金を発信者に課金する場合は、発信課金に切替
える旨のアナウンスのみで済むが、着信課金状態に於け
る通話料金についても発信課金とする場合は、課金テー
ブル15の着信者対応の課金メータ領域の金額を読出し
て発信者1へ通知することになる。
【0017】発信者1は、この課金切替アナウンスに対
して発信課金を拒否する場合はオンフックによって回線
を切断する。又発信課金を承諾する場合はそのまま通話
状態を継続する。ネットワーク20は、課金切替アナウ
ンスに対して所定時間を超えても発信者1が通話状態を
継続していることにより、発信課金の切替えに対する承
諾意思表示と判定して、着信課金から発信課金へ切替
え、その発信課金設定確認信号を着信者11へ送出す
る。この状態により、通話料金は有料、情報料金は無料
となる。
して発信課金を拒否する場合はオンフックによって回線
を切断する。又発信課金を承諾する場合はそのまま通話
状態を継続する。ネットワーク20は、課金切替アナウ
ンスに対して所定時間を超えても発信者1が通話状態を
継続していることにより、発信課金の切替えに対する承
諾意思表示と判定して、着信課金から発信課金へ切替
え、その発信課金設定確認信号を着信者11へ送出す
る。この状態により、通話料金は有料、情報料金は無料
となる。
【0018】図1に於いては、交換機12の中央制御装
置16又は交換機2の中央制御装置6は、発信者1のオ
ンフックによる切断の有無を所定時間監視し、切断がな
い場合は、課金切替えを承諾したものと判定して、発信
者1の通話料金を、課金テーブル5の発信者対応の課金
メータ領域に加算し、課金テーブル15の着信者対応の
課金メータ領域への課金処理を停止する。従って、発信
者1は有料で通話を行う状態となる。
置16又は交換機2の中央制御装置6は、発信者1のオ
ンフックによる切断の有無を所定時間監視し、切断がな
い場合は、課金切替えを承諾したものと判定して、発信
者1の通話料金を、課金テーブル5の発信者対応の課金
メータ領域に加算し、課金テーブル15の着信者対応の
課金メータ領域への課金処理を停止する。従って、発信
者1は有料で通話を行う状態となる。
【0019】次に、着信者11から情報料課金設定要求
信号をネットワーク20に送出する。ネットワーク20
は、この情報料課金設定要求信号を受信して、発信者1
に対して情報料金を課金する旨の課金切替アナウンスを
送出する。発信者1は、この課金切替アナウンスに対し
て、情報料金の課金を拒否する場合はオンフックによっ
て回線を切断する。
信号をネットワーク20に送出する。ネットワーク20
は、この情報料課金設定要求信号を受信して、発信者1
に対して情報料金を課金する旨の課金切替アナウンスを
送出する。発信者1は、この課金切替アナウンスに対し
て、情報料金の課金を拒否する場合はオンフックによっ
て回線を切断する。
【0020】又情報料金の課金を承諾する場合はそのま
ま通話状態を継続する。ネットワーク20は、課金切替
アナウンスに対して所定時間を超えても通話状態を継続
していることにより、情報料金の課金の承諾意思表示と
判定して、情報料金の課金を開始し、且つ着信者11に
対して情報料課金設定確認信号を送出する。この状態に
より、通話料金と情報料金とは有料となる。
ま通話状態を継続する。ネットワーク20は、課金切替
アナウンスに対して所定時間を超えても通話状態を継続
していることにより、情報料金の課金の承諾意思表示と
判定して、情報料金の課金を開始し、且つ着信者11に
対して情報料課金設定確認信号を送出する。この状態に
より、通話料金と情報料金とは有料となる。
【0021】前述の課金切替アナウンスに対して発信者
1がフッキングや「#」キーの押下等の確認入力によっ
て、発信課金状態への切替えに対して承諾したことの意
思表示を行うように構成することもできる。その場合
は、ネットワーク20は、この確認入力が所定時間内に
あった時のみ、着信課金状態から発信課金状態へ切替え
を行い、所定時間内に確認入力がない場合は、拒否した
ものと判定して回線を切断することができる。
1がフッキングや「#」キーの押下等の確認入力によっ
て、発信課金状態への切替えに対して承諾したことの意
思表示を行うように構成することもできる。その場合
は、ネットワーク20は、この確認入力が所定時間内に
あった時のみ、着信課金状態から発信課金状態へ切替え
を行い、所定時間内に確認入力がない場合は、拒否した
ものと判定して回線を切断することができる。
【0022】図1に於いては、着信者11からの情報料
課金設定要求信号を、交換機12の信号受信装置18に
より受信し、中央制御装置16の制御によって発信者1
へアナウンス装置14又は交換機2のアナウンス装置4
から課金切替えのアナウンスを送出し、所定時間を超え
ても発信者1が通話状態を継続すると、中央制御装置1
6は、着信者11から通知された情報料金又は予め課金
テーブル15等に設定された情報料金を、発信者1が収
容された交換機2へ通知する。交換機2は、この情報料
金を、課金テーブル5の発信者1対応の課金メータ領域
へ加算する。それによって、発信者1に対して通話料金
と情報料金とが課金される。
課金設定要求信号を、交換機12の信号受信装置18に
より受信し、中央制御装置16の制御によって発信者1
へアナウンス装置14又は交換機2のアナウンス装置4
から課金切替えのアナウンスを送出し、所定時間を超え
ても発信者1が通話状態を継続すると、中央制御装置1
6は、着信者11から通知された情報料金又は予め課金
テーブル15等に設定された情報料金を、発信者1が収
容された交換機2へ通知する。交換機2は、この情報料
金を、課金テーブル5の発信者1対応の課金メータ領域
へ加算する。それによって、発信者1に対して通話料金
と情報料金とが課金される。
【0023】図3及び図4は本発明の実施例のフローチ
ャートであり、図2のシーケンスをフローチャートとし
て示すもので、発信者1が着信課金の着信者11に発呼
し(1)、通話中(2)となった後、ネットワークは切
断か否かを判定し(3)、オンフックにより切断する
と、発信者1と着信者11との間の通話路を解放して終
了となる。
ャートであり、図2のシーケンスをフローチャートとし
て示すもので、発信者1が着信課金の着信者11に発呼
し(1)、通話中(2)となった後、ネットワークは切
断か否かを判定し(3)、オンフックにより切断する
と、発信者1と着信者11との間の通話路を解放して終
了となる。
【0024】又通話中の着信者11からの課金切替要求
が、発信課金への切替要求か情報料課金への切替要求か
を判定し(4)、情報料課金への切替要求の場合はステ
ップ(13)へ移行し、発信課金への切替要求の場合は
ステップ(5)へ移行する。発信課金への切替要求の場
合、発信課金設定要求信号を発信者1からネットワーク
に送出し(6)、ネットワークは発信者1に発信課金に
切替えることをアナウンスする(6)。
が、発信課金への切替要求か情報料課金への切替要求か
を判定し(4)、情報料課金への切替要求の場合はステ
ップ(13)へ移行し、発信課金への切替要求の場合は
ステップ(5)へ移行する。発信課金への切替要求の場
合、発信課金設定要求信号を発信者1からネットワーク
に送出し(6)、ネットワークは発信者1に発信課金に
切替えることをアナウンスする(6)。
【0025】発信者1は、アナウンスによる発信課金へ
の切替えと、それまでの通話料金とを確認し、承諾する
か拒否するかを判断する。ネットワークは切断か否かを
判定し(8)、オンフックによる切断の場合は発信課金
を拒否した場合であり、通常の切断処理(9)を行った
後、終了とする。
の切替えと、それまでの通話料金とを確認し、承諾する
か拒否するかを判断する。ネットワークは切断か否かを
判定し(8)、オンフックによる切断の場合は発信課金
を拒否した場合であり、通常の切断処理(9)を行った
後、終了とする。
【0026】又発信課金を承諾する場合は、通話状態を
継続して承諾の意思表示を行い、ネットワークは、発信
者対応の課金テーブルの課金メータ領域に料金を加算す
る(10)。そして、ネットワークは発信課金状態に切
替え(11)、着信者11に発信課金に切替えたことを
通知する。この通知はアナウンスやメッセージの送出に
より行うことができる。
継続して承諾の意思表示を行い、ネットワークは、発信
者対応の課金テーブルの課金メータ領域に料金を加算す
る(10)。そして、ネットワークは発信課金状態に切
替え(11)、着信者11に発信課金に切替えたことを
通知する。この通知はアナウンスやメッセージの送出に
より行うことができる。
【0027】又情報料課金への切替要求の場合は、着信
者11からネットワークに発信課金設定要求信号を送出
し(13)、ネットワークは発信者1へ発信課金に切替
えることをアナウンスで通知する(14)。発信者1は
アナウンスされた金額を確認し、承諾する場合はそのま
ま通話状態を継続し、拒否する場合は切断する(1
5)。ネットワークは、切断か否かを判定し(16)、
オンフックによる切断の場合は、拒否した場合であり、
通常の切断処理を行って(17)、終了とする。
者11からネットワークに発信課金設定要求信号を送出
し(13)、ネットワークは発信者1へ発信課金に切替
えることをアナウンスで通知する(14)。発信者1は
アナウンスされた金額を確認し、承諾する場合はそのま
ま通話状態を継続し、拒否する場合は切断する(1
5)。ネットワークは、切断か否かを判定し(16)、
オンフックによる切断の場合は、拒否した場合であり、
通常の切断処理を行って(17)、終了とする。
【0028】又通話状態を継続した場合は、承諾の意思
表示があったものと判定し、これまでの料金を発信者1
の課金メータに加算し(18)、着信課金状態を発信課
金状態に切替え(19)、着信者11へ発信課金に切替
えたことを通知する(20)。それによって、情報を有
料で提供することができる。
表示があったものと判定し、これまでの料金を発信者1
の課金メータに加算し(18)、着信課金状態を発信課
金状態に切替え(19)、着信者11へ発信課金に切替
えたことを通知する(20)。それによって、情報を有
料で提供することができる。
【0029】図5は本発明の実施例の情報料金の発信者
1への課金切替えのシーケンス説明図であり、地域限定
着信課金サービスに於ける情報提供者の着信者11とネ
ットワーク20を介して発信者1が接続されて通話中の
時、通話料金及び情報料金は無料である。この状態に於
いて、発信者1が製品カタログ等の特定の情報を着信者
11に要求した時、この特定の情報を有償で提供する場
合は、情報料金要求による情報料課金設定要求信号をネ
ットワーク20に送出する。
1への課金切替えのシーケンス説明図であり、地域限定
着信課金サービスに於ける情報提供者の着信者11とネ
ットワーク20を介して発信者1が接続されて通話中の
時、通話料金及び情報料金は無料である。この状態に於
いて、発信者1が製品カタログ等の特定の情報を着信者
11に要求した時、この特定の情報を有償で提供する場
合は、情報料金要求による情報料課金設定要求信号をネ
ットワーク20に送出する。
【0030】ネットワーク20は、情報料課金設定要求
信号に従って、発信者1へ情報を有料とする課金切替え
のアナウンスを送出する。発信者1は、この場合の情報
の有料化を拒否する場合はオンフックにより切断する。
又承諾する場合は、通話状態を継続するか、或いは前述
のように確認入力を行う。
信号に従って、発信者1へ情報を有料とする課金切替え
のアナウンスを送出する。発信者1は、この場合の情報
の有料化を拒否する場合はオンフックにより切断する。
又承諾する場合は、通話状態を継続するか、或いは前述
のように確認入力を行う。
【0031】ネットワーク20は、通話状態が所定時間
継続した時、或いは確認入力があった時は、承諾したも
のと判定し、情報料金の課金を開始し、着信者11に対
して情報料課金設定確認信号を送出する。着信者11は
この情報料課金設定確認信号を受信することにより、有
料の情報提供を開始する。この状態に於いては、発信者
1は、通話料金は無料、情報料金は有料の通話状態とな
る。
継続した時、或いは確認入力があった時は、承諾したも
のと判定し、情報料金の課金を開始し、着信者11に対
して情報料課金設定確認信号を送出する。着信者11は
この情報料課金設定確認信号を受信することにより、有
料の情報提供を開始する。この状態に於いては、発信者
1は、通話料金は無料、情報料金は有料の通話状態とな
る。
【0032】前述の各実施例は、着信課金状態から発信
課金状態へ切替える場合を示すが、発信課金状態から着
信課金状態へ切替えることもできる。例えば、情報料回
収代行サービスのように発信課金の状態に於いて、情報
提供者が特定の情報については無料とする場合、発信者
1がこの無料の情報の要求を行った時、着信者11は、
ネットワーク20に対して着信課金設定要求信号を送出
し、ネットワーク20は、発信者1に対して発信課金か
ら着信課金に切替えることを通知した後、発信課金状態
から着信課金状態に切替え、着信者11に対して着信課
金設定確認信号を送出する。
課金状態へ切替える場合を示すが、発信課金状態から着
信課金状態へ切替えることもできる。例えば、情報料回
収代行サービスのように発信課金の状態に於いて、情報
提供者が特定の情報については無料とする場合、発信者
1がこの無料の情報の要求を行った時、着信者11は、
ネットワーク20に対して着信課金設定要求信号を送出
し、ネットワーク20は、発信者1に対して発信課金か
ら着信課金に切替えることを通知した後、発信課金状態
から着信課金状態に切替え、着信者11に対して着信課
金設定確認信号を送出する。
【0033】又着信者11は、通話中に特定の顧客に対
してのみ着信課金に切替えるように操作することも可能
である。又課金状態の切替えを発信者1に通知するアナ
ウンスは、着信者11の装置から送出する構成とし、発
信者1の承諾意思表示によって、課金処理を行うネット
ワーク20に対して、課金設定要求信号を送出する構成
とすることも可能である。
してのみ着信課金に切替えるように操作することも可能
である。又課金状態の切替えを発信者1に通知するアナ
ウンスは、着信者11の装置から送出する構成とし、発
信者1の承諾意思表示によって、課金処理を行うネット
ワーク20に対して、課金設定要求信号を送出する構成
とすることも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、課金処
理を行うネットワーク20を介して発信者1と着信者1
1とが接続され、通話中に於いて着信者11からの発信
課金設定要求信号,情報料課金設定要求信号,着信課金
設定要求信号,情報料金課金解除設定要求信号等の課金
状態を切替える要求信号によって、ネットワーク20か
ら発信者1に課金状態の切替えを通知し、発信課金に切
替える時は発信者1が承諾した状態の時に、課金状態を
切替えを行うものであり、着信課金の地域限定着信課金
サービスに於いても、情報料回収代行サービスのように
情報料金も課金できる発信課金の状態に切替えて、特定
の重要情報を提供することができる利点がある。
理を行うネットワーク20を介して発信者1と着信者1
1とが接続され、通話中に於いて着信者11からの発信
課金設定要求信号,情報料課金設定要求信号,着信課金
設定要求信号,情報料金課金解除設定要求信号等の課金
状態を切替える要求信号によって、ネットワーク20か
ら発信者1に課金状態の切替えを通知し、発信課金に切
替える時は発信者1が承諾した状態の時に、課金状態を
切替えを行うものであり、着信課金の地域限定着信課金
サービスに於いても、情報料回収代行サービスのように
情報料金も課金できる発信課金の状態に切替えて、特定
の重要情報を提供することができる利点がある。
【図1】本発明の実施例の説明図である。
【図2】本発明の実施例のシーケンス説明図である。
【図3】本発明の実施例のフローチャートである。
【図4】本発明の実施例のフローチャートである。
【図5】本発明の実施例の情報料金の発信者への課金切
替えのシーケンス説明図である。
替えのシーケンス説明図である。
1 発信者 11 着信者 20 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 保 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 雄川 一彦 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 発信者と着信者とに対する課金の切替え
を行う課金切替方法に於いて、 ネットワークを介して発信者と着信者とが接続され、該
ネットワークに於いて課金処理を行い、該ネットワーク
に対して前記着信者が課金状態の切替要求を行った時、
該ネットワークから前記発信者に対して課金状態の切替
え通知した後に、該ネットワークは課金状態の切替えを
行うことを特徴とする課金切替方法。 - 【請求項2】 前記ネットワークを介して前記発信者と
着信課金の着信者とが接続され、該ネットワークに対し
て前記着信者が通話料金と情報料金との何れか一方又は
両方について発信課金設定要求を行った時、該ネットワ
ークから前記発信者に対して課金状態の切替えを通知
し、該発信者が通話継続等による課金状態の切替えの承
諾意思表示を行った時に、該ネットワークは発信課金に
切替えることを特徴とする請求項1記載の課金切替方
法。 - 【請求項3】 前記ネットワークを介して発信課金の発
信者と着信者とが接続され、該ネットワークに対して前
記着信者が通話料金と情報料金との何れか一方又は両方
について着信課金設定要求を行った時、該ネットワーク
から前記発信者に対して着信課金への切替えを通知した
後、該ネットワークは発信課金から着信課金に切替える
ことを特徴とする請求項1記載の課金切替方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2088696A JPH09214642A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 課金切替方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2088696A JPH09214642A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 課金切替方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09214642A true JPH09214642A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12039698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2088696A Pending JPH09214642A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | 課金切替方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09214642A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005029831A1 (ja) * | 2003-09-18 | 2005-03-31 | Fujitsu Limited | 情報サービスシステム、情報サービス方法、情報サービスプログラム |
US8260878B2 (en) | 1998-08-27 | 2012-09-04 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP2088696A patent/JPH09214642A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8260878B2 (en) | 1998-08-27 | 2012-09-04 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
US8326940B2 (en) | 1998-08-27 | 2012-12-04 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
US8423614B2 (en) | 1998-08-27 | 2013-04-16 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
US8949319B2 (en) | 1998-08-27 | 2015-02-03 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
WO2005029831A1 (ja) * | 2003-09-18 | 2005-03-31 | Fujitsu Limited | 情報サービスシステム、情報サービス方法、情報サービスプログラム |
US7688957B2 (en) | 2003-09-18 | 2010-03-30 | Fujitsu Limited | Information service system, information service method, and information service program |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020604 |