JP3279491B2 - (メタ)アクリル酸の製造方法 - Google Patents
(メタ)アクリル酸の製造方法Info
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Description
の製造方法に関し、詳しくは気相接触酸化反応により
(メタ)アクリル酸を製造するプロセスにおいて、(メ
タ)アクリル酸水溶液から(メタ)アクリル酸を抽出分
離する際に、スカムの形成などのトラブルの発生を効果
的に防止して、高純度の(メタ)アクリル酸を効率よく
製造する方法に関する。
ロレインまたはイソブチルアルデヒドの気相接触酸化に
よるメタクリル酸の製造においては、メタクリル酸含有
反応生成ガスを冷却、凝縮し、得られるメタクリル酸水
溶液を、メタクロレインなどの軽沸点物を除去した後、
溶剤抽出塔に導入し、ここでメタクリル酸を抽出分離
し、分離したメタクリル酸をさらに蒸留などによって精
製して製品メタクリル酸とする。
クリル酸のほかにテレフタル酸などの芳香族カルボン酸
類、マレイン酸類、アルデヒド類、重合体などの種々の
副生物が含まれている。これら副生物、特にテレフタル
酸などは、メタクリル酸水溶液からメタクリル酸を抽出
分離する抽出分離工程やメタクリル酸を精製する蒸留工
程において、器壁への付着やスカムの形成、さらにはメ
タクリル酸の重合の促進、ひいてはメタクリル酸の収率
の低下などの種々のトラブルの原因となっている。
リル酸水溶液を、溶剤抽出塔に導入する前に予め溶媒と
接触させ、析出したポリマーを分離した後に溶剤抽出塔
に導入する方法(特公昭60−16927号公報)、メ
タクリル酸水溶液に重亜硫酸塩を添加して抽出工程に供
する方法(特公昭62−45218号公報)、メタクリ
ル酸水溶液に芳香族カルボン酸などの有機化合物および
/または金属粉を添加して、メタクリル酸水溶液中のテ
レフタル酸などの有機化合物を析出させた後、分離除去
する方法(特公平7−80810号公報)などが知られ
ている。
アクリル酸を製造する際に、アクリル酸含有反応ガスを
冷却、凝縮し、得られるアクリル酸水溶液から溶剤抽出
によりアクリル酸を分離することも行われている。
らメタクリル酸を抽出分離した後には、発生する排水を
処理する必要があり、この排水の処理に要するエネルギ
ーコスト、装置規模などを考慮すると排水量をできるだ
け少なくするのが望ましい。排水量を少なくするために
は、メタクリル酸含有反応生成ガスの冷却凝縮工程で使
用する水の量を少なくしてメタクリル酸濃度の高いメタ
クリル酸水溶液が得られるようにすればよい。このよう
な廃水処理およびメタクリル酸含有反応ガスからのメタ
クリル酸の捕集率などを考慮すると、メタクリル酸水溶
液の濃度は35〜50重量%の範囲に調整するのが好ま
しい。
と、メタクリル酸水溶液へのテレフタル酸などの溶解度
が増加するために、従来の方法によっては、抽出工程前
に析出速度の遅いテレフタル酸などを十分に析出させる
ことが困難となる。このため、このようなメタクリル酸
水溶液を抽出塔に導入して溶剤と接触させると多量のス
カムが発生してトラブルがおこりやすくなる。
前記の従来方法におけるような溶剤、有機化合物、金属
粉などを使用することなく、簡便な方法によりメタクリ
ル酸水溶液中の不純物を効率よく除去して、前記のよう
な不純物によるトラブルの発生を効果的に防止し、メタ
クリル酸水溶液からメタクリル酸を効率よく、かつ安定
して抽出分離することを可能とする方法を提供しようと
するものである。
〜50重量%の範囲にある高濃度のメタクリル酸水溶液
から簡便な方法によりメタクリル酸水溶液中の不純物を
効率よく除去する方法を提供しようとするものである。
に、不純物によりトラブルを引き起こすことなく、アク
リル酸水溶液からアクリル酸を効率よく抽出分離するこ
とを可能とする方法を提供しようとするものである。
びメタクリル酸を総称して(メタ)アクリル酸という。
の結果、(メタ)アクリル酸水溶液を冷却することによ
り前記不純物を固形物として析出させ、容易に分離除去
できることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。
(メタ)アクリル酸を製造するプロセスにおいて、気相
接触酸化の反応ガスを冷却・凝縮することにより得られ
る(メタ)アクリル酸水溶液から(メタ)アクリル酸を
抽出分離する際に、(メタ)アクリル酸水溶液の一部を
冷却して固形物を析出させ、得られる固形物含有水溶液
の一部または全部を残余の(メタ)アクリル酸水溶液と
混合し、析出する固形物を分離した後、抽出分離に供す
ることを特徴とする(メタ)アクリル酸の製造方法であ
る。
に挙げて以下に詳しく説明する。
は、基本的に、イソブチレン、t−ブタノール、メタク
ロレインまたはイソブチルアルデヒドを接触気相酸化す
る工程、この接触気相酸化工程からのメタクリル酸含有
反応ガスを冷却、凝縮してメタクリル酸水溶液を得る冷
却凝縮工程、およびこの冷却凝縮工程からのメタクリル
酸水溶液から、必要に応じて軽沸点物を蒸留または放散
操作によって分離除去した後、抽剤を用いてメタクリル
酸を抽出、分離する抽出分離工程からなる。
用されているように、抽出分離工程の後に蒸留工程を設
けてメタクリル酸の精製を行ってもよいことはいうまで
もない。そして、上記の接触気相酸化、冷却凝縮、およ
び抽出分離はいずれも従来公知の方法によって行えるも
のであり、その方法、条件、装置などについては特に制
限はない。
液を撹拌槽に導入し、ここで5〜50℃、好ましくは2
0〜40℃の範囲の温度で、通常、常圧下に冷却する。
なお、この冷却は水溶液の十分な撹拌下に行うのがよ
い。この撹拌槽における滞留時間は冷却温度などにより
変わるので一概に特定できないが、通常、1〜30時間
であり、好ましくは2〜5時間である。冷却により析出
した固形物は水溶液とともに撹拌槽から抜き出した後、
フィルターなどの分離手段により分離する。
タクリル酸水溶液をライン1から撹拌槽Aに導入し、こ
こで冷却により析出した固形物を含む水溶液をライン2
から分離装置Cに導入する。そして、分離装置Cでは、
固形分を分離して、ライン4から抜き出す。固形物を分
離した水溶液はライン3から抽出塔Dに導入して抽出分
離に供する。
冷却して固形物を析出させる際に、固形物の析出を効果
的に行うために、水溶液の一部を冷却撹拌槽に導入し、
ここで固形物を析出させ、得られる固形物含有水溶液を
撹拌槽に循環するのがよい。この好適な方法について、
図2〜5に基づいて説明する。
溶液をライン1から撹拌槽Aに導入するが、この際、水
溶液の一部、通常、3〜30重量%、好ましくは5〜1
0重量%をライン2から冷却撹拌槽Bに導入する。冷却
撹拌槽Bでは、水溶液を0〜30℃、好ましくは5〜1
0℃の範囲の温度で、通常、常圧下に冷却し、析出した
固形物を含む水溶液をライン3をへて撹拌槽Aに循環す
る。冷却撹拌槽Bでの滞留時間は冷却温度などにより変
わるので一概に特定できないが、通常、5〜25時間で
あり、好ましくは10〜20時間である。
れた水溶液とライン3から循環された固形物含有水溶液
との混合物を、通常、常圧下に撹拌する。なお、ライン
1からの水溶液の温度は、通常、55〜70℃の範囲に
あり、これを冷却撹拌槽Bから循環される固形物含有水
溶液と混合すると、混合物の温度は概ね20〜50℃、
好ましくは30〜40℃の範囲内となるので撹拌槽Aに
おける撹拌はこの温度範囲で行われる。
などにより変わるので一概に特定できないが、通常、1
〜30時間であり、好ましくは2〜5時間である。
させ、これを種晶として利用することにより、撹拌槽A
での固形物の析出、成長を促進させることができる。こ
のため、冷却撹拌槽Bよりも大きな容量の撹拌槽Aでの
冷却温度を低減させることができるので、撹拌槽A内の
みで固形物を析出させる方法に比較して、エネルギーコ
ストを低減させることができる。
イン1からメタクリル酸水溶液が、またライン3からは
冷却撹拌槽Bから循環された固形物含有水溶液が導入さ
れる。撹拌槽Aで析出された固形物を含む水溶液はライ
ン4により分離装置Cに送られる。この際、ライン4の
固形物含有水溶液の一部、通常、3〜30重量%、好ま
しくは5〜10重量%をライン2から冷却撹拌槽Bに導
入する。そして、冷却撹拌槽Bでは、固形物含有水溶液
を0〜30℃、好ましくは5〜10℃で冷却した後、ラ
イン3から撹拌槽Aに循環する。なお、撹拌槽Aおよび
冷却撹拌槽Bでの温度および滞留時間は上記図2の方法
で述べたと同じである。
したものであり、冷却撹拌槽Bからの固形物含有水溶液
の一部を冷却撹拌槽Bに循環させる。
したものであり、冷却撹拌槽Bからの固形物含有水溶液
の一部を冷却撹拌槽Bに循環させる。
がって、固形物を析出させた後、固形物含有メタクリル
酸水溶液を撹拌槽Aから抜き出して、ライン4から分離
装置Cに導入し、ここで固形物をフィルターなどにより
分離し、分離した固形物をライン6から抜き出す。そし
て、固形物分離後の水溶液はライン5から抽出塔Dに導
入され、ここでライン7から導入された抽出溶剤により
水溶液中のメタクリル酸は抽出されてライン8から回収
され、排水はライン9から取り出される。
ては特に制限はなく、固形物を含む溶液から固形物を分
離するに一般に用いられているものを用いることができ
る。例えば、リーフフィルター、カートリッジフィルタ
ー、デカンター、ヌッチェなどを用いることができる。
なお、使用するフィルターとしては、目開き110〜3
60メッシュの金網に、ろ過助剤として、平均粒径が1
0〜50μmのケイソウ土をコーティングしたものが好
適に用いられる。これにより、金網上に沈積した固形物
はケイソウ土とともに容易に除去して廃棄することがで
きる。
用する抽出溶剤の種類などについても特に制限はなく、
メタクリル酸水溶液からのメタクリル酸の抽出除去に一
般に用いられている装置、抽出溶剤を用い、また通常の
条件下に抽出分離を行えばよい。例えば、抽出溶剤とし
て、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素、酢酸エ
チル、酢酸プロピルなどのエステル類などを用い、15
〜50℃の範囲の温度でメタクリル酸水溶液と抽出溶剤
とを接触させればよい。
スカムの発生などのトラブルの原因となる不純物を効果
的に分離できるので、抽出分離工程における温度条件を
厳しくして、メタクリル酸の抽出率を一段と高めること
ができる。
たが、アクリル酸水溶液から不純物を固形物として分離
した後、アクリル酸を抽出分離してアクリル酸を精製す
ることも上記メタクリル酸水溶液の場合と同様に行うこ
とができる。
説明する。
含有反応ガスを冷却、凝縮させ後、軽沸不純物を除去し
てメタクリル酸水溶液を得た。この水溶液中のメタクリ
ル酸濃度は42重量%であり、この水溶液中に過飽和に
溶解しているテレフタル酸の量は900ppmであっ
た。
に採取して、温度10℃に冷却して20時間撹拌させて
固形物を析出させた。この固形物含有水溶液100ml
を、別途、上記と同じメタクリル酸水溶液900mlを
入れた容器に添加し、1000mlとした後、40℃で
5時間撹拌し、析出した固形物をろ過して除去した。ろ
液であるメタクリル酸水溶液中の溶解テレフタル酸量は
400ppmであった。
また図1に示す装置を用いて連続的に精製した。
Aに導入し、ここで常圧、温度35℃、滞留時間5時間
の条件下に冷却、撹拌して固形物を析出させた。この固
形物を含むメタクリル酸水溶液をライン2から110メ
ッシュの金網に平均粒径40μmのケイソウ土をプレコ
ートしたリーフフィルターCに導入して固形物を除去し
た。
イン3により抽出塔(多段抽出塔)に導入し、ここで抽
出溶剤としてトルエンを用い、常圧、温度15〜50℃
の条件下でメタクリル酸の抽出分離を行った。
を連続的に行ったが、約3ケ月間、抽出塔Dでのスカム
発生による分液悪化などのトラブルは認められなかっ
た。
よび組成(メタクリル酸、析出したテレフタル酸、水な
どの濃度)を表1に示した。
また図2に示す装置を用いて精製した。
Aに導入した。一方、メタクリル酸水溶液の10重量%
に相当するメタクリル酸水溶液をライン2から冷却撹拌
槽Bに導入し、ここで常圧、温度10℃、滞留時間20
時間の条件下に冷却、撹拌して固形物を析出させた。こ
の固形物を含むメタクリル酸水溶液をライン3から撹拌
槽Aに循環させた。
水溶液およびライン3から循環された固形物含有メタク
リル酸水溶液からなる混合水溶液を常圧、温度40℃、
滞留時間5時間の条件下に撹拌した。析出した固形物を
含む水溶液をライン4により110メッシュの金網に平
均粒径40μmのケイソウ土をプレコートしたリーフフ
ィルターCに導入して固形物を除去した。
イン5をへて抽出塔D(多段抽出塔)に導入され、ここ
で抽出溶剤としてトルエンを用い、常圧、温度15〜5
0℃の条件下でメタクリル酸の抽出分離を行った。
を3ケ月間連続的に行ったが、抽出塔Dでのスカム発生
による分液悪化などのトラブルは認められなかった。
よび組成(メタクリル酸、析出したテレフタル酸、水な
どの濃度)を表2に示す。
溶液中の不純物を簡便な方法により効率よく除去するこ
とができる。
不純物によって引き起こされる、抽出分離工程での種々
のトラブルを効果的に防止することができる。
不純物含量も低下するので、高純度の(メタ)アクリル
酸を製造することができる。
液中の不純物を効率よく分離できるので、抽出分離工程
で一段と高い抽出率で(メタ)アクリル酸を抽出するこ
とができる。
が35〜50重量%という高濃度の(メタ)アクリル酸
水溶液を用いても効率よく不純物を除去できるので、抽
出分離工程での排水量を低減させることができる。
離、抽出)の一つの説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 気相接触酸化により(メタ)アクリル酸
を製造するプロセスにおいて、気相接触酸化の反応ガス
を冷却・凝縮することにより得られる(メタ)アクリル
酸水溶液から(メタ)アクリル酸を抽出分離する際に、
(メタ)アクリル酸水溶液の一部を冷却して固形物を析
出させ、得られる固形物含有水溶液の一部または全部を
残余の(メタ)アクリル酸水溶液と混合し、析出する固
形物を分離した後、抽出分離に供することを特徴とする
(メタ)アクリル酸の製造方法。 - 【請求項2】 (メタ)アクリル酸水溶液の3〜30重
量%を冷却攪拌槽に、残余を攪拌槽に導入し、冷却攪拌
槽では導入した(メタ)アクリル酸水溶液を0〜30℃
の範囲の温度で冷却した後、その一部または全部を攪拌
槽に循環させる請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 (メタ)アクリル酸水溶液を攪拌槽に導
入して攪拌した後、その3〜30重量%を冷却攪拌槽に
導入し、冷却攪拌槽では導入した(メタ)アクリル酸水
溶液を0〜30℃の範囲の温度で冷却した後、その一部
または全部を攪拌槽に循環させる請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 (メタ)アクリル酸水溶液中の(メタ)
アクリル酸の濃度が35〜50重量%である請求項1〜
3のいずれかに記載の方法。
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