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JP3198441U - チューブ固定用シート - Google Patents

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JP3198441U
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篤史 松澤
篤史 松澤
徳永 幸雄
幸雄 徳永
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

【課題】医療用チューブを皮膚上に固定する際の操作性に優れ、かつ良好な状態で医療用チューブを固定し得るチューブ固定用シートを提供する。【解決手段】シート1の周囲部からシート内部に延びた対向するスリット部2を少なくとも1対有し、スリット部は切断部と切断部の外縁にその形状に合わせてマーキングされたマーキング部を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、カテーテルに代表される医療用チューブを皮膚上に固定するためのチューブ固定用シートに関する。より詳細には、医療用チューブを皮膚上に固定する際の操作性に優れ、かつ良好な状態で医療用チューブを固定し得るチューブ固定用シートに関する。
カテーテルに代表される医療用チューブを、ヒトの皮膚のような柔軟な部位に固定する際、従来からフィルムドレッシングや医療用の粘着テープなどで固定する方法が行われている。しかし医療用チューブは一般に柔軟性を有しており、一方でフィルムドレッシングや医療用の粘着テープなどは、剥離時の痛みを緩和したり、皮膚表面の角質層を著しく剥離しない程度に、粘着力が低く調整されている。このため医療用チューブを、皮膚上において良好な状態で固定することは困難であり、医療用チューブの固定が不十分となった場合、例えば留置針を用いる場合には、留置針が抜去するリスクが高まることから、医療用の粘着テープを多重に貼り付けるなどの処置がとられる。しかしこの操作は煩雑であり、更に医療用チューブを取り外す際の操作も煩雑となるため、改善が強く求められている。
一方、特許文献1では、留置管状要素を容易に穿孔傷挿するための開口部を有する止血パッドが提案されている。また、特許文献2では、カット部を設けることにより、穿刺部において良好に固定し得るフィルムドレッシングが提案されている。
特表2006−507047号公報 特開2011−092229号公報
上記した特許文献1および特許文献2に記載される止血パッドやフィルムドレッシングは、医療器具を、創傷部や穿刺部等の患部に近い位置で固定するのに適したものであって、医療用チューブを皮膚上に固定することを意図したものではなく、これらを利用して医療用チューブを固定した場合、安定した固定状態が得られない。
本考案の目的は、医療用チューブを皮膚上に固定する際の操作性に優れ、かつ良好な状態で医療用チューブを固定し得るチューブ固定用シートを提供することである。
本発明者等は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、以下の構成を有するチューブ固定用シートで解決できることが判明した。
(1)医療用チューブを皮膚上に固定するためのチューブ固定用シートであって、該チューブ固定用シートは、該シートの周囲部から該シート内部に延びた対向するスリット部を少なくとも1対有し、該スリット部は切断部と該切断部の形状に合わせてマーキングされたマーキング部を有することを特徴とするチューブ固定用シート。
本考案により、医療用チューブを皮膚上に固定する際の操作性に優れ、かつ良好な状態で医療用チューブを固定し得るチューブ固定用シートを提供することができる。
本考案のチューブ固定用シートの一例を示す概略図である。 スリット部の拡大図である。 本考案のチューブ固定用シートの別の一例を示す概略図である。 本考案のチューブ固定用シートの別の一例を示す概略図である。 本考案のチューブ固定用シートの別の一例を示す概略図である。 本考案のチューブ固定用シートの別の一例を示す概略図である。 本考案のチューブ固定用シートの別の一例を示す概略図である。 本考案のチューブ固定用シートの別の一例を示す概略図である。 本考案のチューブ固定用シートの別の一例を示す概略図である。 本考案のチューブ固定用シートを皮膚に貼付した際の、使用状態の一例を示す概略図である。
以下に本考案の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明するが、本考案は図示される実施形態に限定されるわけではない。
図1は、本考案のチューブ固定用シートの一例を示す概略図である。
図1において、本考案のチューブ固定用シート1は、該シート1の周囲部から該シート1の内部へ延びた対向するスリット部を1対有する。ここで対向するとは、一方のスリット部2の延長線上に、もう一方のスリット部2’が位置することを意味する。更に詳細には、一方のスリット部2の最内部aと、もう一方のスリット部2’の最内部a’との間の中点bの位置において、最内部aと最内部a’を結んだ仮の直線a−a’と直交する方向に該チューブ固定用シート1を折り返した際(図中cとして折り返し部を示した)、一方のスリット部2の一部と、もう一方のスリット部2’の一部が重なることを意味し、一方のスリット部2の50%以上の長さが、もう一方のスリット部2’と重なることが好ましい。
図2はスリット部の拡大図である。
本考案のチューブ固定用シート1が有するスリット部2は、切断部3と、該切断部3の外縁にその形状に沿って(あるいは該切断部3を覆う形状で)マーキングされたマーキング部4を有する。スリット部2を有することにより、多くの場合円筒形であるカテーテルをはじめとする医療用チューブを皮膚上に固定する部位の形状に沿った形態で良好に固定することができる。また、スリット部2にマーキング部4を設けることにより、処置者が、スリット部2の位置を容易に視認でき、また容易に処置することができる。更に、マーキング部4を有するスリット部2は、該チューブ固定用シート1を剥離する際にも、処置者の作業性を向上させることが可能である。
チューブ固定用シート1の厚みは、50μm〜1mmであることが好ましく、特に好ましくは100μm〜300μmである。チューブ固定用シート1が有するスリット部2(スリット部2’)の切断部3の幅Aは、0〜10mm(0mmの場合は切れ目が入っていることを意味する。)であることが好ましく、固定する医療用チューブの形状・太さに応じて、任意の幅を選択でき、スリット部2とスリット部2’における切断部3の幅は、同じであっても異なっていても良い。またスリット部の周辺のマーキング部4の色は、処置者が容易にスリットの位置を視認できる程度であれば任意であり、マーキング部4のマーキング幅Cは、0.5〜2mmであることが好ましい。これらについても、スリット部2とスリット部2’において、同じであっても異なっていても良い。
チューブ固定用シート1が有するスリット部2の、該シート1の周囲部から該シート1の内部へ延びた切断部長さBは、スリット部2とスリット部2’の周囲部の両端を最短距離で結んだ線分の長さに対して、10〜40%であることが好ましい。また、スリット部2とスリット部2’の切断部長さの和は、スリット部2とスリット部2’の周囲部の両端を最短距離で結んだ線分の長さに対して、30〜70%であることが好ましい。
図3は、本考案のチューブ固定用シートの別の実施形態の一例である。長方形形状のチューブ固定用シート1の長辺側の辺に、該シート1の周囲部から該シート1内部に延びた、対向するスリット部2とスリット部2’を有する。かかるチューブ固定用シートは、狭い面積で医療用チューブを固定する際に好適に用いることができる。
図4に示したチューブ固定用シート1は、長方形形状のチューブ固定用シート1の長辺側と短辺側の辺に、それぞれ1対、合計2対の対向するスリット部を有する。かかるチューブ固定用シートは、貼付する部位の形状、処置の内容に対して、処置者に好ましい向きでチューブを固定することができる。
図5に示したチューブ固定用シート1は、長方形形状のチューブ固定用シート1の角部に、シートの周囲部からシート内部に延びた対向するスリット部2とスリット部2’を有する。また図6および図7に示したチューブ固定用シート1は、正方形形状のシートに1対、あるいは2対の対向するスリット部を有する。
図8に示したチューブ固定用シート1は楕円形形状を有し、シートの周囲部からシート内部に延びた対向するスリット部2とスリット部2’を有する。該シートは角部がないことから、皮膚等への貼付後の不慮のはがれ・めくれの予防に対して好適な実施形態である。
図9に示したチューブ固定用シート1は長方形形状を有し、テープ本体1の短辺側の辺に、シートの周囲部から内側に向かって切断部3の幅が連続的に狭まる形状のスリット部2とスリット部2’を有する。かかるチューブ固定用シートは、医療用チューブを良好に固定する効果が期待される。
図10は、本考案のチューブ固定用シートを皮膚上に貼付した際の、使用状態の一例を示す概略図である。本形態によれば、点滴等の処置により留置針を固定する際に、カテーテルチューブを良好に固定することでルートを確保すると共に、使用留置針のゲージ数、患者名、処置日などの詳細を表面に記載できるなどして、医療現場や介護現場で好適に用いることができる。
本考案のチューブ固定用シートは、被覆部材と粘着層を有することが好ましく、該粘着層は、被覆部材の一方の面(皮膚に貼付する面)のみに有することが好ましい。また該粘着層の表面を剥離紙などで被覆することができる。使用直前に剥離紙をはがすなどすることで、医療現場や介護現場での使用により即したチューブ固定用シートとして好適に用いることができる。
被覆部材としては、例えば、コットン、レーヨン、ナイロン、ウレタン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル、パルプ等の繊維からなる不織布を好適に用いることができる。該不織布は、1種類の繊維からなる不織布でも良いし、2種類以上の不織布からなる所謂混抄の不織布でも良い。このような不織布は、前記した繊維をスパンレース法、スパンボンド法、メルトブロー法等の公知の製造方法を選択し、製造することができる。また、チューブ固定用シートが有する被覆部材として、ウレタン発泡シート、ポリエチレン発泡シート、ポリプロピレン発泡シートのような樹脂発泡シートも好適に用いることができる。被覆部材は、単層構造であっても良く、2層以上の積層構造であっても良い。積層構造の場合は、各層は、同一であっても良く、異なっていても良い。積層構造の一例としては、皮膚と接する粘着層を設ける面にレーヨン不織布のような適度な吸収性を有する不織布を用い、空気と接する面にポリプロピレン不織布のような撥水性を有する不織布を用いた2層の被覆部材を用いることにより、汗等の体液を適度に吸収しつつ、外部環境由来の水分に対しての耐水性を有するチューブ固定用シートを提供することができる。
本考案のチューブ固定用シートが有する粘着層としては、皮膚表面に粘りつけて使用可能である限りは、任意の適切な粘着剤を用いることができる。このような粘着剤の具体例としては、天然ゴム系、合成ゴム系、アクリル系、シリコン系、ホットメルト系等の感圧性粘着剤が挙げられる。また例えば特開平06−023029号公報に開示される、(メタ)アクリル酸エステル系ポリマーを含有することで皮膚に対する刺激性を低減した粘着層や、特開2003−064336号公報に開示される、水分散型とすることで皮膚への接着性や剥離時の皮膚への糊残りが改善された粘着層も好適に利用することが可能である。
上記した粘着層は、被覆部材の全面に亘って連続した層であり、粘着層を有さない部分が存在しない層であることが好ましいが、粘着層の中に独立した非塗工部分が存在していても良い。なお被覆部材と粘着層は、前記した切断部を共に有することが好ましい。
本考案のチューブ固定用シートは、カテーテルに代表される医療用チューブを皮膚上に固定する処置、およびこれを取り外す際の処置に有用である。
1 チューブ固定用シート
2 スリット部
3 切断部
4 マーキング部
5 医療用チューブ
6 皮膚

Claims (1)

  1. 医療用チューブを皮膚上に固定するためのチューブ固定用シートであって、該チューブ固定用シートは、該シートの周囲部から該シート内部に延びた対向するスリット部を少なくとも1対有し、該スリット部は切断部と該切断部の形状に合わせてマーキングされたマーキング部を有することを特徴とするチューブ固定用シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210054663A (ko) * 2019-11-06 2021-05-14 한경숙 살균용 의료기기 고정 패드

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210054663A (ko) * 2019-11-06 2021-05-14 한경숙 살균용 의료기기 고정 패드
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