JP2002035133A - 管状体固定具及びその使用方法 - Google Patents
管状体固定具及びその使用方法Info
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Abstract
うことができる管状体固定具を提供する。 【解決手段】 皮膚接着部2と、皮膚接着部2の非接皮
側上に固定された管状体固定部3とを備え、皮膚接着部
2は通気性で柔軟性の材料からなり接皮側に粘着層4と
粘着層の保護膜5を有し、管状体固定部3は皮膚接着部
2上に一部が設置された細長い固定片から形成され、皮
膚接着部と反対側に粘着層8及び粘着層の保護膜9を有
し、皮膚接着部2と管状体固定部3とを相互に再剥離可
能とする。
Description
チューブ、カテーテル、ケーブル等(以下管状体とい
う)を患者の体に固定、保持するための管状体固定具及
びその使用方法に関する。
ケーブル等の管状体を患者の体に接続し、輸血、輸液、
薬液等の投与、体液、排泄物等の排出を行うことが行わ
れるが、この管状体は時に長時間体に保持しなければな
らない。そのため、従来ロール状の粘着テープから必要
な長さに切り取ったものを使用して管状体を患者の体表
面に固定することが行われている。体位変換、清拭、管
状体交換のため、管状体を体から外したり、管状体の固
定位置を変更したりする場合には、管状体を粘着テープ
から取り外したり、或いは粘着テープを体から外さなけ
ればならないが、従来の粘着テープは、その構造上一旦
管状体を固定すると管状体と強固に固着する構造となっ
ているため、管状体を粘着テープから外すことが困難で
あり、そのため管状体を途中から切断したり、粘着テー
プごと体から引き剥がす必要があり、この作業は医師、
看護婦はもとより、患者にとっても大きな負担となって
いる。その点を解決すべく医療現場では医師、看護婦の
独自の工夫もなされているが、なお確実な固定方法が確
立されておらず、時に管状体が患者の体から脱落すると
いった医療上危険な事態が発生することがあった。
貼付する場合には、粘着テープが通気性を有することが
必要である。その一方で粘着テープは、管状体を粘着テ
ープから外し、再び固定するという再剥離性を有するこ
とが要求されるが、従来の粘着テープでは通気性を高め
ると再剥離が困難で、通気性と再剥離性とを併せ持つた
粘着テープはなお得られていない。
体の交換や位置調整を容易に行うことができる管状体固
定具及びその使用方法を提供することにある。
め、本発明においては、皮膚接着部と、皮膚接着部の非
接皮側上に固定された管状体固定部とを備え、皮膚接着
部は通気性で柔軟性の材料からなり接皮側に粘着層と粘
着層の保護膜を有し、管状体固定部は皮膚接着部上に一
部が設置された細長い固定片から形成され、皮膚接着部
と反対側に粘着層及び粘着層の保護膜を有し、皮膚接着
部と管状体固定部とは相互に再剥離可能である。
らなる単一の基材で非接皮側に低接着性の性質を有する
もので構成するか、或は、通気性で柔軟性の材料からな
り接皮側に粘着層を有する基材と、基材の非接皮側上に
ラミネートされた低接着性、通気性、柔軟性のシートと
から構成することができる。皮膚接着部の非接皮側の表
面を多孔性に形成すると再剥離性を高める上で有利であ
る。
いては、皮膚接着部の非接皮側に一部が設置された管状
体固定部の保護膜を除去した後、管状体固定部上の所定
位置に管状体を配置し、管状体固定部をその粘着層を内
側にして折り返し、折り返した管状体固定部の間に管状
体を挟み込み、折り返された管状体固定部をその粘着層
により皮膚接着部の非接皮側に固着させる。
示す実施例について説明する。
は断面図、c〜hは使用方法の説明図である。1は本発
明の管状体固定具で、皮膚接着部2と管状体固定部3と
を備え、皮膚接着部2は接皮側に粘着層4及びこの粘着
層を保管中保護する保護膜5を有し、管状体固定部3は
細長い固定片から形成され、その一端の固定部分6で皮
膚接着部2の非接皮側の表面7上に溶着固定されてい
る。管状体固定部3はその非接皮側即ち皮膚接着部と反
対側の表面に粘着層8及びこの粘着層を保管中保護する
保護膜9を有し、使用に際しては保護膜9を取り外し、
管状体固定部3を折り返すようにしてその間に管状体を
挟み込み、粘着層8を利用して管状体を皮膚接着部2上
に固着させるものである。なお図には示していないが、
管状体固定部3の固定部分6に対して反対側の自由端1
0には粘着剤が塗布されていない小部分が設けられ、管
状体固定部3を指で持つとき操作しやすいようになって
いる。
着性、繰返しの剥離に耐え得る強度、扱い易い硬さと厚
み、皮膚への強い接着性等の機能が要求される。皮膚接
着部2は単一の基材で構成した単独構造でも、基材の上
に適当な別の層をラミネートした複合構造でもよい。単
独構造としては多孔性熱可塑性樹脂シートが好ましく、
例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリビニルア
ルコール、α−オレフィン類の単独または共重合体から
なるポリオレフィン系合成樹脂、ポリ塩化ビニル系合成
樹脂、ポリ塩化ビニリデン系合成樹脂、ポリエチレンテ
レフタレート系合成樹脂、ポリウレタン、ポリアミド樹
脂、スチレン−ブタジエン、等を単独又は適宜混合して
使用することができる。最も普通に使用される材料は、
ポリエチレン、ポリプロピレン類、ポリアミド樹脂であ
る。また必要に応じ、顔料、熱安定剤、光安定剤、紫外
線吸収剤、無機、有機のスリップ材を添加することがで
きる。その厚さは0.025〜5mm、好ましくは0.1〜2mmであ
る。0.025mmより薄いと扱い難く、剥離時に千切れる可
能性があり、また繰返しの剥離に耐える十分な強度が得
られない。また5mmより厚いと硬くて貼付したとき違和
感があり、曲面への追従性が悪い。通気性が良好である
ことも必要であり、開口率は15〜70%が好ましく、70%
を超えると強度が落ち繰返しの剥離に耐えられず、皮膚
への十分な接着力も得られず、15%未満では柔軟性が損
なわれ、また管状体固定部との接着面積が増え、管状体
固定部との再剥離が困難になる。開口は方形、円形、楕
円形、三角形等の対称形、非対称形のどちらでもよく、
表面エネルギーが3.0×10-2N/m以下が好ましい。
その上にラミネートされたシートとから構成したものを
使用することができる。基材には、織物、編物、不織
布、又はフォームが使用され、織物、編物、不織布には
天然繊維、例えば綿、毛、絹、麻、又は化学繊維、例え
ばレーヨン、キュプラ、ポリノジック(商標、低弾性率
のレーヨン繊維)、アセテート、トリアセテート、プロ
ミックス、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド
樹脂、ポリエステル、アクリル、アクリル系、ビニロ
ン、ポリ塩化ビニル、ビニリデン、ポリウレタン等があ
る。フォームには、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエチレンとエチレン−酢酸ビニル共重合体との混合の
ポリオレフィン系樹脂発泡体、ポリウレタン系発泡体、
ポリ塩化ビニル発泡体、ゴム系発泡体等がある。基材は
皮膚の発汗による蒸れが起きない通気性を有するのが好
ましく、JISP8117で定義された透気度が8分/100cc/642
mm2以下、好ましくは1分/100cc/642mm2以下であ
り、8分を超えると発汗に対する蒸発量が少なく蒸れが
起こる。厚さは0.025〜5mm、好ましくは0.1〜3mmであ
り、単独構造の場合と同様に、0.025mmより薄いと扱い
難く、剥離時に千切れる可能性があり、5mmより厚いと
硬くて貼付したとき違和感があり、曲面への追従性が悪
い。この基材の上にラミネートするシートとしては、単
独構造として先に説明した多孔性熱可塑性樹脂シートを
使用するのが好ましく、その厚さは0.01〜1mmが好まし
く、通気性があり、開口率は15〜90%が好ましく、開口
率が90%を超えると貼り合せ基材の露出面積が増え、再
剥離性が不充分となり、材料破壊も起こる。また15%未
満では柔軟性が損なわれ、表面エネルギーの高い基材の
場合、再剥離が困難になる。
ち、基材表面がシートにより補強されることにより、皮
膚へ貼付するとき基材がカールせず扱い易く、一端貼付
されると柔軟性のため追従性がよく、剥離時基材の破壊
を起こさない。前述の熱可塑性樹脂は、表面の通気性を
確保するため表面に開孔を設けるが、このため接皮側に
設ける粘着層のための粘着剤の塗工が困難で、塗工面が
ドット状になり、糊残りが生ずる場合があり、皮膚接着
部として要求される機能を満たすシートの選択が必ずし
も容易ではない。これに対し複合構造の場合に基材とし
て使用する織物、編物、不織布等のための粘着層の製造
は容易で、また組合せも豊富である。不織布、フォーム
等はその柔軟性と低反発性とにより、管状体が固定され
たとき基材の変形により管状体の形状に追従し易い。基
材の性質から、貼付時、冷たく感じることが少なく感触
がよい。更に、熱可塑性樹脂単体では表面の平滑さと表
面張力との関係で、文字が書き難く、一方布やフォーム
も表面が柔軟で荒れているため文字が書き難い。しかし
ながら、基材と熱可塑性樹脂シートとをラミネートする
ことによって表面が書き易い性質のものが得られる。
の粘着層4を形成するための粘着剤に必要な機能は、良
好な接着強度、皮膚接着部と皮膚に対し過度の拘束又は
弛緩なしに体の撓み、曲げを許容すること、通気性が良
好なことである。粘着剤としてはゴム系、アクリル系、
ビニルエーテル系、ウレタン系等を使用することができ
る。厚さは5〜100μmの範囲がよく、粘着物性のバラン
スと製造上の安定性を考えると20〜70μm、より好まし
くは20〜65μmの範囲がよい。5μm未満では必要な接着
力が得られず、100μmを超えると製造が困難で生産性が
低下し、また粘着剤の凝集力が低下し、被着体に糊残り
する恐れがある。これを塗工重量でいうと、単位面積当
りの塗工量が10〜90g/m2、より好ましくは20〜65 g/
m2、である。通気性を良好にするためには、乾燥により
気化、発泡する物質を粘着剤中に混合し、粘着剤塗工後
に乾燥させる方法や、粘着剤の塗工方法により機械的に
孔を作る方法、例えばパターン塗工法、スプレー塗工法
等により、粘着層を多孔化するのがよい。粘着層の引き
剥がし粘着力は、JIS Z0237に基づく180度引き剥がし法
に従い、被着体にステンレス板を使用し、300mm/minの
引き剥がし速度で引き剥がしたときの数値で表すと、2
〜25N/25mmの範囲、好ましくは5〜15N/25mmの範囲を使
用するのが適している。2 N/25mmより小さいと粘着力が
弱過ぎて皮膚に付きづらく、長時間貼付していると皮膚
から剥離しやすく、更に管状体固定部の繰り返しの剥離
作業により皮膚より剥がれ易くなる。また25 N/25mmよ
り大きいと、皮膚から剥離する際の剥離刺激が強過ぎ
る。
を保護し、かつ粘着層から容易に剥離できるものであ
り、一般の剥離紙、剥離シート、剥離フィルムを使用す
ることができる。
た適合性を有し、かつ粘着剤を塗工できることが要求さ
れる。プラスチックフィルム、紙、不織布、織物、編
物、フォーム基材等を単体または複合体の形で使用する
ことができる。厚さは15〜400μmが好ましく、15μm未
満では腰が弱く扱いずらく、機械的強度に乏しく、テー
プ状のものの製造が困難であり、400μmを超えると扱い
づらくなり、又曲面への追従性が悪くなる。管状体固定
部3と粘着層8との付着性を強固にするため、両者の間
に投錨効果を高める中間層を設けてもよく、或はコロナ
処理やプライマーによる表面処理で管状体固定部3の表
面の投錨効果をあげることもできる。これを管状体固定
部の表面張力で表現すると、3.0×10-2N/m以上、好まし
くは3.9×10-2N/m以上である。
は、皮膚接着部の粘着層に使用するものと同様のものを
使用することができるが、その引き剥がし粘着力は皮膚
接着部の粘着層のそれより小さいことが必要である。こ
の粘着層の引き剥がし粘着力は、皮膚接着部の粘着層の
粘着力を求めたのと同様のJIS Z0237に基づく180度引き
剥がし法に従い、ただし被着体としてはステンレス板に
皮膚接着部テープを非接皮側を上面にして貼り合わせた
ものを使用し、300mm/minの引き剥がし速度で引き剥が
したときの数値で表すと、1〜15N/25mmの範囲、好まし
くは2〜7N/25mmの範囲を使用するのが適している。1 N/
25mmより小さいと管状体の固定力が劣り、管状体の確実
な固定が困難になり、15 N/25mmを超えると管状体固定
部を皮膚接着部から再剥離するのが困難になり、皮膚接
着部の表面基材を破壊したり、皮膚接着部を皮膚より引
き剥がしてしまう恐れがある。なお、通気性は必ずしも
必要ではない。保護膜9についても皮膚接着部に使用し
たものと同様のものを使用することができる。
る。先ず皮膚接着部2の粘着層保護膜5を外して粘着層
4でもって患者の体の管状体を固定すべき個所に粘着固
定させる。次に管状体固定部3の粘着保護膜9を取除
き、図1c、dに示すように管状体固定部3の上に管状
体11を置き、図1e、fに示すように管状体固定部3
の固定部分6と反対側の自由端10を持って図の左側に
折り返す。この折り返した自由端10を皮膚接着部2の
表面7まで折り、管状体固定部3を皮膚接着部2の表面
7上に押し付けると、図1g、hに示すように粘着層8
により皮膚接着部2と管状体固定部3とは固着し、管状
体11は両者の間に挟まれて皮膚接着部2上に固定され
る。この場合、最初管状体11を管状体固定部3の皮膚
接着部2との固定部分6上に粘着層8を利用して仮固定
しておき、管状体固定部3を折り返して最終的に皮膚接
着部2に押し付ける際に正確な固定位置になるよう管状
体10の位置調整をすることもできる。
接着部2と溶着により部分6で固定されているが、この
ように永久固定ではなく、管状体固定部3の裏側、即ち
皮膚接着部と対向する側の一部に粘着部を設け、この粘
着部で皮膚接着部2の任意の個所に粘着固定して、管状
体の固定位置の選択範囲を拡大し得るようにすることも
できる。
り管状体の種々の固定態様が可能であることを説明する
もので、図1と同等部分には同符号を付してある。図2
aにおいては、管状体11を管状体固定部3の皮膚接着
部2に対する固定部分6の自由端10側の端部12に置
いて管状体固定部3を折り返したもので、管状体11の
大きな表面積で管状体固定部3の粘着層と接触し、大き
な固定力が得られることが分る。図2bにおいては、管
状体11を管状体固定部3の皮膚接着部2に対する固定
部分6より自由端10側に若干ずらした位置に置いて管
状体固定部3を折り返し、その折り返した部分に管状体
11を挟み込んだもので、管状体固定部3により包まれ
た管状体11が皮膚接着部2より若干浮いた状態を取り
得ることが分る。このように固定することによって、体
の動きにより皮膚接着部2が動いても管状体11の位置
はそれほど影響を受けないようにすることができる。図
2cにおいては、管状体11を管状体固定部3の皮膚接
着部2に対する固定部分6上にこの部分の粘着層8を利
用して仮固定した状態を示す。このようにすることによ
り、矢印で示すように管状体の固定位置の細密な位置調
整が容易となる。
面図、b、cはそれぞれ管状体を固定した2つの異なる
状態の平面図である。この実施例では、皮膚接着部2上
に2個の管状体固定部31、32が設けられている。そ
れぞれの構成は図1のものと同一である。各管状体固定
部31、32はその皮膚接着部2に対する固定部分3
3、34が管状体固定部の長手方向に距離を置いて配置
され、各自由端35、36が互いに反対方向に延びてい
る。この実施例では図3bに示すように、管状体37、
38をそれぞれ管状体固定部31、32に固定すること
により、一つの皮膚接着部上に2本の別の管状体を固定
することができる。また、図3cに示すように、1本の
管状体39を途中で半ループ310を描かせ、その両側
で固定することにより、管状体の向きを変える場合に管
状体に折れを生じて閉塞状態が生ずるのを防止すること
ができる。
は平面図、bは管状体を固定した状態の平面図である
す。この実施例でも皮膚接着部2上に2個の管状体固定
部41、42が設けられている。それぞれの構成は図1
のものと同一である。各管状体固定部41、42はその
皮膚接着部2に対する固定部分43、44が一列をな
し、各自由端45、46が互いに反対方向に延びてい
る。この実施例では図4bに示すように、管状体47は
2個の管状体固定部により固定され、しかも各管状体固
定部41、42の折り返し方向が逆であるから、固定に
高い信頼性が得られる。
して管状体を包むようにして固定するものであるから、
管状体固定部の粘着層と管状体との接触面積を従来の粘
着テープに比して大きくとることができ、管状体をより
確実に固定することが可能となり、また管状体固定部の
折り返しの仕方を変えることにより管状体を皮膚接着部
から浮かして保持したり、管状体を仮固定してその固定
位置の細密な調整をすることもでき、更に通気性と再剥
離性の両者を満足する管状体固定具が得られるから、固
定具を取り扱う医師や看護婦、固定具を付けられる患者
双方の精神的、肉体的負担を軽減するものである。
c〜hは使用方法の説明図である。
様の説明図である。
管状体を固定した状態の平面図である。
管状体を固定した状態の平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 皮膚接着部と、皮膚接着部の非接皮側上
に固定された管状体固定部とを備え、皮膚接着部は通気
性で柔軟性の材料からなり接皮側に粘着層と粘着層の保
護膜を有し、管状体固定部は皮膚接着部上に一部が設置
された細長い固定片から形成され、その皮膚接着部と反
対側に粘着層及び粘着層の保護膜を有し、皮膚接着部と
管状体固定部とは相互に再剥離可能であることを特徴と
する管状体固定具。 - 【請求項2】 皮膚接着部が、通気性で柔軟性の材料か
らなる単一の基材から構成されることを特徴とする請求
項1記載の管状体固定具。 - 【請求項3】 皮膚接着部が、通気性で柔軟性の材料か
らなり接皮側に粘着層を有する基材と、基材の非接皮側
上にラミネートされた低接着性、通気性及び柔軟性のシ
ートとから構成されていることを特徴とする請求項1記
載の管状体固定具。 - 【請求項4】 皮膚接着部の非接皮側の表面が多孔性で
あることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記
載の管状体固定具。 - 【請求項5】 皮膚接着部の非接皮側に一部が設置され
た管状体固定部の保護膜を除去した後、管状体固定部上
の所定位置に管状体を配置し、管状体固定部をその粘着
層を内側にして折り返し、折り返した管状体固定部の間
に管状体を挟み込み、折り返された管状体固定部をその
粘着層により皮膚接着部の非接皮側に固着させることを
特徴とする請求項1記載の管状体固定具の使用方法。
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