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JP3197090B2 - 炭化水素の吸着剤及び吸着浄化方法 - Google Patents

炭化水素の吸着剤及び吸着浄化方法

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JP3197090B2
JP3197090B2 JP00849093A JP849093A JP3197090B2 JP 3197090 B2 JP3197090 B2 JP 3197090B2 JP 00849093 A JP00849093 A JP 00849093A JP 849093 A JP849093 A JP 849093A JP 3197090 B2 JP3197090 B2 JP 3197090B2
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JP
Japan
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adsorbent
crystalline silicate
hydrocarbons
metal
hydrocarbon
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野島  繁
耕三 飯田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2240/00Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being
    • F01N2240/18Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being an adsorber or absorber
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2570/00Exhaust treating apparatus eliminating, absorbing or adsorbing specific elements or compounds
    • F01N2570/12Hydrocarbons

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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関などより排出
される炭化水素(以下、HCと略称)を浄化する吸着剤
及びHCの吸着除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、触媒コンバータの開発により、ガ
ソリン自動車からの排ガスはますます浄化される方向に
ある。しかし、触媒が作用する温度は200℃以上の高
温であり、始動時などの低温時では、内燃機関から発生
する未燃のHCなどがそのまま大気中に排出される問題
は依然として残っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記状況を鑑み、低温
時で発生するHCなどを吸着剤を用いて吸着除去する試
みはこれまで多くの研究機関にて実施されてきた。例え
ば、活性炭を吸着剤として用いた場合、低温域では未燃
のHCを多く吸着するが、高温域では活性炭そのものに
酸化作用がないため、吸着したHCがそのまま脱離して
大気中に放出されてしまう問題点がある。さらに活性炭
は有機系吸着剤であるので高温域で活性炭自身が燃焼発
火してしまう危険が残っている。一方、無機系の吸着剤
としてはアルミナ、シリカなどがあげられるが、HCを
吸着する容量が少ないため多量の吸着剤を必要とする不
具合が生じている。そのため、低温にてHCを多量に吸
着し、高温にて吸着したHCを燃焼除去して自己再生す
ることが可能な吸着剤の適用が待ち望まれていた。
【0004】本発明は上記技術水準に鑑み、低温にてH
Cを多量に吸着し、高温にて吸着したHCを燃焼除去し
て自己再生することが可能な吸着剤及びそれらの吸着剤
を用いて内燃機関などから発生するHCを吸着除去しう
る方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これまで
本目的に合った吸着剤の開発の検討を行ってきたとこ
ろ、銅を担持した分子篩構造をもつ結晶性シリケートが
好ましい吸着剤であることを見い出している。この吸着
剤をガソリンエンジンの三元触媒(通常、Pt,Rh系
の貴金属を含有した触媒で、理論空燃比付近でNOx,
CO,HCを同時に除去できる触媒)の後流に据え付け
る場合、起動時の排ガスの温度は通常室温〜約100℃
であり、本温度域にて多量の炭化水素を吸着することが
できる。三元触媒が作用する温度は約200℃以上であ
り、排ガス温度が250℃以上ではHCは三元触媒によ
って除去できる。そこで三元触媒の後流に前記触媒を設
置し、三元触媒が作用しない200℃以下でのHCを吸
着させて系外へのHCの排出を防ぐ。暖気が進み、吸着
剤の温度が約150℃以上になると吸着したHCが燃焼
されてH2 O,CO2 となり、脱離されて吸着剤は再生
され、再び低温域にて未燃のHCを吸着する。しかしな
がら、コージェライトハニカムのような担体に、銅を担
持した結晶性シリケートをコートした吸着剤を用いた場
合、ハニカムの熱伝導性がよくないため、温度上昇に時
間がかかるため、必ずしも再生が十分とは言えなかっ
た。
【0006】そこで本発明者らは、さらに効率のよい再
生可能な吸着剤を鋭意検討したところ、コージェライト
ハニカムの代わりにメタルハニカムを用いて吸着剤に適
用すればよいことを見い出した。
【0007】本発明は上記知見に基づいて完成されたも
のであって、本発明は (1)銅を担持してなる分子篩構造をもつ結晶性シリケ
ートを金属製モノリス構造を有するメタルハニカム上に
コートしてなる炭化水素の吸着剤であって、前記結晶性
シリケートが脱水された状態において酸化物のモル比で
表わして、 (1±0.6)R2 O・〔aM2 3 ・bAl2 3 ・cMeO〕・ySiO2 (上記式中、Rはアルカリ金属イオン及び/又は水素イ
オン、MはVIII族金属、希土類金属、チタン、バナジウ
ム、クロム、ニオブ、アンチモン、ガリウムからなる群
から選ばれた1種以上の金属、Meはアルカリ土類金
属、a≧0、b≧0、c≧0,a+b=1、y/c>1
2,y>12)の化学式を有し、かつ本文で詳記する表
Aに示されるX線回折パターンを有する結晶性シリケー
トであることを特徴とする炭化水素の吸着剤、(2) 分子篩構造をもつ結晶性シリケートが予め合成し
前記(1)の結晶性シリケートを母結晶とし、その外
表面に母結晶と同一の結晶構造を有するSiとOよりな
る結晶性シリケートを成長してなり、かつ本文で詳記す
る表Aに示されるX線回折パターンを有する層状複合結
晶性シリケートであることを特徴とする炭化水素の吸着
剤、(3)銅を担持してなる 分子篩構造をもつ結晶性シリケ
ートを金属製モノリス構造を有するメタルハニカム上に
コートしてなる炭化水素の吸着剤であって、前記結晶性
シリケートがモルデナイト、型ゼオライト、クリノプ
チロライト、A型ゼオライト、フェリエライト、ZSM
−5型ゼオライトであることを特徴とする炭化水素の吸
着剤、(4) 上記(1)〜(3)いずれかの銅を担持してなる
分子篩構造をもつ結晶性シリケートに、さらにコバル
ト、ニッケル、クロム、鉄、マンガン、銀、金、白金、
パラジウム、ルテニウム、ロジウム、バナジウムからな
る群から選ばれた1種以上の金属を担持してなるものを
メタルハニカム上にコートしてなることを特徴とする炭
化水素の吸着剤、(5) 内燃機関などの起動時における排ガス中の炭化水
素を除去するにあたり、低温時の排ガスを上記(1)〜
(4)いずれかの炭化水素の吸着剤と接触させて該排ガ
ス中の炭化水素を吸着除去させ、その後該吸着剤を高温
条件にして吸着炭化水素を燃焼除去すると共に、吸着剤
を再生することを特徴とする炭化水素の吸着除去方法、(6) 炭化水素の吸着剤の内部を切り抜き、切り抜き箇
所に切り換え弁を設置し、低温時の排ガス中の炭化水素
を吸着剤に吸着させる場合は該切り換え弁を閉めて排ガ
スと吸着剤を接触させて吸着剤に炭化水素を吸着させ、
吸着炭化水素を燃焼除去する場合は切り換え弁を開けて
高温排ガスを切り抜き箇所を通してパージさせて吸着剤
を高温条件にすることを特徴とする上記(5)の炭化水
素の吸着除去方法、(7) 吸着した炭化水素を燃焼除去して吸着剤を再生す
るに際し、吸着剤に通電して加熱することを特徴とする
上記(5)又は(6)の炭化水素の吸着除去方法であ
る。
【0008】
【作用】メタルハニカムは比熱が小さく熱応答性がよい
ため、ハニカム担体上の結晶性シリケート吸着剤は排ガ
スの温度に応じて瞬時に再生されることが可能である。
さらに、メタルハニカムは従来のコージェライトハニカ
ムより壁厚を薄くすることができるため、通気孔内の圧
力損失が少なくなる。そのため、同一圧力損失ではメタ
ルハニカム担体上の方が多量の結晶性シリケート吸着剤
をコートすることが可能である。
【0009】また、メタルハニカムは通電が可能である
ため、排ガスの温度による再生以外にも吸着剤のHC吸
着量に応じて加熱を行い再生を自由自在に行うことも可
能である。
【0010】本発明における分子篩構造をもつ結晶性シ
リケートは後記表Aで示されるX線回折パターンを有
し、脱水された状態において酸化物のモル比で表わして
(1±0.6)R2 O・〔aM2 3 ・bAl2 3
cMeO〕・ySiO2(上記式中、Rはアルカリ金属
イオン及び/又は水素イオン、MはVIII族元素、希土類
元素、チタン、バナジウム、クロム、ニオブ、アンチモ
ン及びガリウムからなる群より選ばれた少なくとも1種
以上の金属、Meはマグネシウム、カルシウム、ストロ
ンチウム、バリウムのアルカリ土類金属、a≧0,b≧
0,c≧0,a+b=1,y/c>12,y>12)な
る化学式を有する結晶性シリケートがあげられる。
【0011】
【表1】 W:弱 M:中級 S:強 VS:非常に強 (照射と銅のKα線) (I0 は最も強いピーク強度で) (I/I0 は相対強度)
【0012】また、結晶性シリケートが、予め合成した
上記結晶性シリケートを母結晶とし、その母結晶の外表
面に母結晶と同一の結晶構造を有するSiとOよりなる
結晶性シリケートを成長させた層状複合結晶性シリケー
トであり、耐熱、耐スチーム安定性を高めた結晶性シリ
ケートでもよく、結晶性シリケートがモルデナイト、L
型ゼオライト、クリノプチロライト、A型ゼオライト、
フェリエライト、ZSM−5型ゼオライトでも十分吸着
剤として有効である。
【0013】さらに上記結晶性シリケートに担持する金
属として銅のみ、または銅とコバルト、ニッケル、クロ
ム、鉄、マンガン、銀、金、白金、パラジウム、ルテニ
ウム、ロジウム、バナジウムからなる群から選ばれた1
種以上の金属を担持共存させた吸着剤を用いてHCの吸
着力、酸化力を制御させることもできる。
【0014】また、本発明の吸着剤を用いて、HCを吸
着除去するシステムを考える場合、ガス量の大小による
圧力損失を考慮に入れる必要がある。通常、低温起動時
はガス量が少ないため、HCを含有する排ガスを全量吸
着剤に流通させてもよいが、高温時ではガス量も多くな
るので、吸着剤に全量ガスを流して吸着したHCを燃焼
除去して吸着剤を再生させると、圧損失や吸着剤寿命に
影響を与えることもある。この場合、吸着剤の内部を切
り抜き、この切り抜き場所に弁を設置し、低温時でHC
を吸着させる時は弁を閉め、吸着剤にHCを含むガスを
流してHCを吸着させ、一方、高温時でガス量が多い時
は圧力損失を少なくするため、弁を開け排ガスをそのま
まパージする方法をとり、この場合、吸着したHCは吸
着剤の酸化作用により燃焼除去されるが、生じたC
2 ,H2 Oは自己拡散によりパージされ系外へ排出さ
れ、吸着剤が再生される方法を採用することが好まし
い。
【0015】分子篩構造を有する結晶性シリケートは通
常1μm程度の粒子径を有するためメタル担体表面上に
コートすることは困難であるが、例えば下記方法により
剥離等の問題を防ぐことを可能にしている。例えば、A
lを蒸着したメタル担体をコルゲート加工又はメタル加
工を行い、雰囲気炉で加熱して表面を合金化し、さらに
酸化雰囲気でAl2 3 ウイスカを形成させた後、銅を
含有した分子篩構造をもつ結晶性シリケートにバインダ
を添加し、湿式混合して得られたスラリを上記Al2
3 ウイスカを形成したメタルハニカムにウォッシュコー
トすることにより製造することが可能である。
【0016】分子篩構造を有する結晶性シリケートに銅
を含有させる方法としては硝酸銅、酢酸銅、塩化銅、硫
酸銅の各金属銅塩の水溶液を用いてイオン交換法あるい
は含浸法を用いて担持する方法が好ましい。
【0017】なお、銅とコバルト、ニッケル、クロム、
鉄、マンガン、銀、金、白金、パラジウム、ルテニウ
ム、ロジウム、バナジウムを結晶性シリケートに担持さ
せる方法としては、各金属の硝酸塩、酢酸塩、塩化物、
硫酸塩などの水溶液を用いて共イオン交換法あるいは共
含浸法によって行う方法があげられる。
【0018】銅などの金属を含有した分子篩構造をもつ
結晶性シリケートを担持する金属担体の素材としては、
800℃のような高温においても耐高温酸化性に優れ、
熱間、冷間圧延により容易に50μm以下の箔に加工す
ることができるので、Crを5%以上含む低合金鋼又は
フェライト系ステンレス鋼が好ましい。
【0019】銅などの金属を含有した分子篩構造をもつ
結晶性シリケートを金属担体上にコートする方法の1例
を以下説明する。金属担体の素材としてCrを5%以上
含む低合金鋼又はフェライト系ステンレス鋼の箔を用
い、Alを蒸着後、コルゲート加工又はハニカム加工を
行う。Al蒸着に当っては前処理としてArスパッタリ
ングして表面を清浄にし、10-5〜10-4Torrの圧力下
で電子ビームによりAlを加熱蒸着させるのが好ましい
手段である。Alの膜厚さは1〜8μm、特に2〜6μ
mが操作性、剥離安定性上から好ましい。
【0020】次に、Al蒸着箔を加工後、積層し雰囲気
炉で加熱してAlを箔表面近傍に拡散処理して表面を合
金化する。すなわち、上記工程で得られたものは金属A
l層が金属箔表面にたゞ存在するのみであるので、これ
を700〜1200℃の温度で熱処理し、金属基材表面
に基材金属とAlの合金層を形成させるのである。この
熱処理により、例えばFe(Ni)Al3 ,Fe(N
i)2 Al5 などの合金層が形成される。その後、酸化
雰囲気で酸化処理し、表面にAl2 3 酸化皮膜又はA
2 3 ウイスカを形成させる。酸化条件は900〜1
000℃、5〜15時間が好ましい。
【0021】最後に、銅などの金属が含有した分子篩構
造をもつ結晶性シリケートと、バインダとしてシリカゾ
ル、アルミナゾルを湿式混合してスラリを得、このスラ
リを上記方法で製作した金属担体にウォッシュコート
し、所定の触媒を金属担体上に担持させる。この際触媒
100重量部に対して、シリカゾル3〜30重量部、ア
ルミナゾル0.3〜10重量部の割合でスラリを製造す
ることが好ましい。バインダ(シリカゾルとアルミナゾ
ル)の割合が多いと触媒活性が低下し、割合が少ないと
触媒の剥離性に問題がある。また、シリカゾル/アルミ
ナゾル比は2〜100の範囲が比較的好ましい結果が得
られる。
【0022】
【実施例】
(実施例1) (粉末吸着剤1の調製)水ガラス1号(SiO2 :30
%):5616gを水:5429gに溶解し、この溶液
を溶液Aとする。一方、水:4175gに硫酸アルミニ
ウム:718.9g、塩化第二鉄:110g、酢酸カル
シウム:47.2g、塩化ナトリウム:262g、濃塩
酸:2020gを溶解し、この溶液を溶液Bとする。溶
液Aと溶液Bを一定割合で供給し、沈殿を生成させ、十
分攪拌してpH=8.0のスラリを得る。このスラリを
20リットルのオートクレーブに仕込み、さらにテトラ
プロピルアンモニウムブロマイドを500g添加し、1
60℃にて72時間水熱合成を行い、合成後水洗して乾
燥させ、さらに500℃、3時間焼成させ結晶性シリケ
ート1を得る。この結晶性シリケートは酸化物のモル比
で(結晶水を省く)下記の組成式で表され、結晶構造は
X線回折で前記表Aにて表示されるものである。 0.5Na2 O・0.5H2 O・〔0.8Al2 3
0.2Fe2 3 ・0.25CaO〕・25SiO2
【0023】上記結晶性シリケートを用いて、0.04
M酢酸銅水溶液を浸漬して、24時間攪拌してCuイオ
ン交換を実施した。洗浄後乾燥して粉末吸着剤1を得
た。
【0024】(メタルハニカムの調製)使用した金属薄
板はCr量の5wt%の低合金鋼で厚さ50μmのものを
使用した。Alコーティングは薄目付けで、かつ均一な
膜厚さを得るために真空蒸着法を適用した。用いた蒸着
装置の概略図を図6によって説明する。金属薄板(50
μm厚さの5wt%Cr含有低合金鋼薄板)1はコイルよ
り送り出され、差圧用ロール5を通って真空雰囲気内に
送りこまれ、先ず前処理室ではAr雰囲気中で基材前処
理高周波スパッタ用電極2から放出されるArイオンに
よりスパッタリングして表面を清浄にする。(真空度は
5×10-4Torr程度)次に蒸着室に金属薄板1は送りこ
まれ、Al蒸着用電子ビーム蒸発源(るつぼ温度140
0℃付近)3より発生したAl蒸気が蒸着される。(蒸
着室の真空度は3×10-4Torr程度)Al蒸着後の金属
薄板1は差圧ロール5を通り、巻取りロール4で巻き取
られる。この際、Al蒸着膜の厚さを4μmとした。
【0025】次に、Alを蒸着した低合金鋼薄板を図示
省略の酸化炉に導き、930℃×8時間の処理を施して
表面にAl2 3 酸化皮膜、Al2 3 ウイスカを形成
させた。上記低合金鋼薄板をコルゲート加工後、オーバ
ルハニカムに成型した。
【0026】(メタルハニカム上に粉末吸着剤の担持方
法)粉末吸着剤100部に対し、バインダとしてアルミ
ナゾル3部、シリカゾル55部(SiO2 :20%)に
水を200部加え、充分攪拌を行いウォッシュコート用
スラリとした。次にメタルハニカム基材を上記スラリに
浸漬し、取り出した後、余分なスラリを吹きはらい20
0℃で乾燥させた。コート量は基材1リットルあたり2
00g担持し、このコート物をハニカム吸着剤1とす
る。
【0027】(実施例2)実施例1の結晶性シリケート
の合成において、塩化第二鉄の代わりに塩化コバルト、
塩化ルテニウム、塩化ロジウム、塩化ランタン、塩化セ
リウム、塩化チタン、塩化バナジウム、塩化クロム、塩
化アンチモン、塩化ガリウム及び塩化ニオブを各々酸化
物換算でFe2 3 と同じモル数だけ添加した以外は結
晶性シリケート1と同様の操作を繰り返して結晶性シリ
ケート2〜12を調製した。これらの結晶性シリケート
の結晶構造はX線回折で前記表Aに表示されるものであ
り、その組成は酸化物のモル比(脱水された形態)で表
わして0.5Na2 O・0.5H2 O・〔0.2M2
3 ・0.8Al2 3 ・0.25CaO〕・25SiO
2 である。ここでMはCo,Ru,Rh,La,Ce,
Ti,V,Cr,Sb,Ga,Nbで結晶性シリケート
2〜12である。
【0028】又、結晶性シリケート1の合成法において
酢酸カルシウムの代わりに酢酸マグネシウム、酢酸スト
ロンチウム、酢酸バリウムを各々酸化物換算でCaOと
同じモル数だけ添加した以外は結晶性シリケート1と同
様の操作を繰り返して結晶性シリケート13〜15を調
製した。これらの母結晶の結晶構造はX線回折で前記表
Aにて表示されるものであり、その組成は酸化物のモル
比(脱水された形態)で表わして0.5Na2 O・0.
5H2 O・〔0.2Fe2 3 ・0.8Al23
0.25MeO〕・25SiO2 である。ここでMeは
Mg,Sr,Baである。
【0029】上記結晶性シリケート2〜15を実施例1
と同様な方法でCuイオン交換し粉末吸着剤2〜15を
得、さらに上記粉末吸着剤を実施例1と同様にハニカム
化し、ハニカム吸着剤2〜15を得た。
【0030】(実施例3)実施例1で得た結晶性シリケ
ート1の1000gを母結晶とし、これを水:2160
gに添加し、さらにコロイダルシリカ(SiO2 :20
%):4590gを添加し、十分攪拌を行い、この溶液
を溶液aとする。一方、水:2008gに水酸化ナトリ
ウム:105.8gを溶解させ溶液bを得る。溶液aを
攪拌しながら溶液bを徐々に滴下し、沈殿を生成させて
スラリを得る。このスラリをオートクレーブに入れ、テ
トラプロピルアンモニウムブロマイド:568gを水:
2106gに溶解させた溶液を上記オートクレーブに添
加する。このオートクレーブで160℃、72時間水熱
合成を行い(200rpm にて攪拌)、攪拌後、洗浄して
乾燥後、500℃、3時間焼成を行い層状複合結晶性シ
リケート1を得る。この表層の層状シリケートはシリカ
ライトと呼ばれる。
【0031】上記層状複合結晶性シリケート1を実施例
1と同様にCuイオン交換及びハニカム化し、粉末吸着
剤16及びメタルハニカム吸着剤16を得た。
【0032】(実施例4) Na型のY型ゼオライト(SiO2 /Al2 3 比:
5)、モルデナイト(SiO2 /Al2 3 比:1
5)、L型ゼオライト(SiO2 /Al2 3 比:
6)、クリノプチロライト(SiO2 /Al2 3 比:
5)、A型ゼオライト(SiO2 /Al2 3 比:
1)、フェリエライト(SiO2 /Al2 3 比:
5)、ZSM−5型ゼオライト(SiO2 /Al2 3
比:30)のゼオライトを実施例1の結晶性シリケート
1と同様にCuイオン交換及びハニカム化し、粉末吸着
剤17〜23及びメタルハニカム吸着剤17〜23を得
た。なお、ハニカム吸着剤17は参考例である。
【0033】(実施例5)実施例1で得た結晶性シリケ
ート1を(0.04M塩化第二銅+0.04M塩化コバ
ルト)水溶液、(0.04M塩化第二銅+0.04M塩
化ニッケル)水溶液、(0.04M塩化第二銅+0.0
4M塩化第二鉄)水溶液、(0.04M塩化第二銅+
0.04M塩化マンガン)水溶液、(0.04M塩化第
二銅+0.01M三塩化バナジウム)水溶液に浸漬攪拌
し、各々共イオン交換を実施例1と同様に実施し、粉末
吸着剤24〜28を得、さらにメタルハニカム吸着剤2
4〜28を得た。
【0034】また、実施例1で得た粉末吸着剤1に対し
て硝酸銀、塩化金酸、塩化白金酸、塩化パラジウム、塩
化ルテニウム、塩化ロジウムの各水溶液を含浸させ、粉
末吸着剤あたりAg,Au,Pt,Pd,Ru,Rhを
約1%担持させて、蒸発乾固させて粉末吸着剤29〜3
4を得た。さらに、これらの粉末吸着剤をウォッシュコ
ートしてメタルハニカム吸着剤29〜34を得た。
【0035】(実施例6)実施例3で得た層状複合結晶
性シリケート1を実施例5と同様の方法で(0.04M
塩化第二銅+0.04M塩化コバルト)水溶液、(0.
04M塩化第二銅+0.04M塩化ニッケル)水溶液、
(0.04M塩化第二銅+0.04M塩化第二鉄)水溶
液、(0.04M塩化第二銅+0.04M塩化マンガ
ン)水溶液、(0.04M塩化第二銅+0.01M三塩
化バナジウム)水溶液に浸漬攪拌し、共イオン交換法に
より粉末吸着剤35〜39、さらにメタルハニカム吸着
剤35〜39を得た。
【0036】また実施例4で得た粉末吸着剤17(Cu
/Y型ゼオライト)に対して、硝酸銀、塩化金酸、塩化
白金酸、塩化パラジウム、塩化ルテニウム、塩化ロジウ
ムの各水溶液を含浸させ粉末吸着剤あたりAg,Au,
Pt,Pd,Ru,Rhを0.6wt%担持させて、蒸
発乾固後、粉末吸着剤40〜45を得、さらに、メタル
ハニカム40〜45(参考例)を得た。
【0037】(比較例1)粉末の活性炭及び銅を担持し
たγ−Al2 3 (CuO:10wt%)をウォッシュコ
ート法によりメタルハニカム基材にコートし、実施例1
と同様な方法で比較ハニカム吸着剤46、47を得た。
また、メタルハニカム基材の代わりに従来のコージェラ
イトハニカム基材(400セルの格子目)に粉末吸着剤
1を実施例1と同様な方法でコートし比較ハニカム吸着
剤48を得た。
【0038】実施例1〜6、比較例1であげたハニカム
吸着剤1〜48(ハニカム吸着剤17、40〜45は参
考例)を後記表Bにまとめる。
【0039】(実験例1)1リットルのハニカム吸着剤
1〜48を吸着塔に設置し、炭化水素の吸着試験を実施
した。試験条件は下記のとおりである。 ○ ガス組成 C2 4 : 2000ppm C3 6 : 2000ppm (THC=10,000ppm ) O2 : 5% CO2 : 10% H2 O : 10% NO : 50ppm N2 : 残 ○ GHSV : 30,000h-1 ○ 吸着温度 : 50℃ ○ 脱離温度 : 150℃
【0040】試験装置を図1に、排ガス及び吸着剤の温
度パターンを図2に示す。吸着したHCはFID計で検
出する。吸着温度(50℃)を脱離温度(150℃)へ
昇温する場合、50℃/min で昇温し(昇温時間20
分)、150℃を1分保持後、再び50℃/min で降温
して、(降温時間2分)、50℃に保つ運転方法をと
る。なお、昇温(50℃→150℃)及び脱離温度(1
50℃)、降温(150℃→50℃)の運転時はHCを
供給させず、上記ガスをそのまま供給させた。この条件
下で排ガスの吸着温度(50℃,6時間)と脱離温度
(150℃,2分間)を繰り返し、平衡になった時のH
Cの吸着量及び脱離量を後記表Cに示す。
【0041】この結果より、本メタルハニカム吸着剤1
〜45を用いることにより、排ガスの温度に迅速に吸着
剤温度が適合することがわかり、50℃において相当量
のHCを吸着し、150℃において吸着したHCが燃焼
除去されるためHCは排出されず、繰り返し実施しても
安定な吸着挙動を示すことがわかった。
【0042】一方、活性炭(ハニカム吸着剤46)はあ
る程度50℃で吸着するものの150℃においては吸着
したHCがそのまま脱離し、Cuを担持したγ−Al2
3(ハニカム吸着剤47)は50℃においてもほとん
ど炭化水素を吸着しない。またコージェライトハニカム
粉末吸着剤1をコートしたハルカム吸着剤48を熱応答
性が不十分なため本条件下にて十分再生することができ
ないため、吸着容量は少ないことがわかる。
【0043】(実験例2)メタルハニカム吸着剤1を用
いて、実験例1と同一の試験条件にて、50℃で試験ガ
スを連続的に供給させ、HCの吸着試験を行った。HC
の破過曲線を図3に示す。図3より明らかなように、H
C供給10分位までは吸着剤1にHCは殆んど吸着され
るが、それ以降は吸着されず、そのまゝHCは排出され
る。
【0044】一方、6分間隔で該メタルハニカム吸着剤
1を通電させ、20秒間150℃に保ち該吸着剤1を再
生させ、その後、電力をカットして連続的に再び該吸着
剤1にHCを吸着させる操作のHCの吸着曲線を図4に
示す。図4より明らかなように、排出HCは極くわずか
であることがわかる。
【0045】(実験例3)実験例1の類似の試験とし
て、メタルハニカム触媒1を図5のように設置し、中間
部を切り抜き、該切り抜き部後方に切り換え弁を設け
た。ガス組成は、実験例1と同様であるが、吸着温度5
0℃はGHSV:30,000h-1、脱離温度150℃
はGHSV:100,000h-1において実施した。
【0046】前述した図1の試験装置方法ではGHS
V:100,000h-1の脱離条件では圧力損失が大と
なる不具合点が生じるが、図5のように中間部をそのま
ま通過させることにより、脱離条件の時は全く圧力損失
がかからない。脱離条件の時はメタルハニカム吸着剤1
の中へは殆んどガスは流れないが、吸着したHCは15
0℃で十分燃焼除去され、生成したH2 O,CO2 は自
己拡散によりパージされるので、再生も安定にできるこ
とがわかった。
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】
【表4】
【0050】
【表5】
【0051】
【表6】
【0052】
【表7】
【0053】
【発明の効果】本発明により、炭化水素を低温域で吸着
除去し、高温域では排ガス温度に応じて迅速に吸着剤温
度が追従し、吸着炭化水素が速かに燃焼除去される炭化
水素の吸着剤が提供され、該吸着剤を使用することによ
って排ガス中の炭化水素が有効に除去できるようにな
り、その効果は工業的に顕著なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実験例のメタルハニカム吸着剤を用
いる吸着試験装置の説明図。
【図2】本発明の一実験例の排ガスの温度変化とハニカ
ム吸着剤の温度変化の相関々係を示す図表。
【図3】本発明の一実験例における50℃の試験ガスを
連続的に供給させる時のメタルハニカム吸着剤の破過曲
線を示す図表。
【図4】本発明の一実験における50℃の試験ガスと1
50℃の試験ガスを交互に供給した時の炭化水素の吸着
曲線を示す図表。
【図5】本発明のメタルハニカム吸着剤の使用態様の説
明図。
【図6】本発明のメタルハニカム吸着剤の製造の一工程
の説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 20/00 - 20/34

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅を担持してなる分子篩構造をもつ結晶
    性シリケートを金属製モノリス構造を有するメタルハニ
    カム上にコートしてなる炭化水素の吸着剤であって、前
    記結晶性シリケートが脱水された状態において酸化物の
    モル比で表わして、 (1±0.6)R 2 O・〔aM 2 3 ・bAl 2 3 ・cMeO〕・ySiO 2 (上記式中、Rはアルカリ金属イオン及び/又は水素イ
    オン、MはVIII族金属、希土類金属、チタン、バナジウ
    ム、クロム、ニオブ、アンチモン、ガリウムからなる群
    から選ばれた1種以上の金属、Meはアルカリ土類金
    属、a≧0、b≧0、c≧0,a+b=1、y/c>1
    2,y>12)の化学式を有し、かつ本文で詳記する表
    Aに示されるX線回折パターンを有する結晶性シリケー
    トである ことを特徴とする炭化水素の吸着剤。
  2. 【請求項2】 分子篩構造をもつ結晶性シリケートが予
    め合成した請求項1に記載の結晶性シリケートを母結晶
    とし、その外表面に母結晶と同一の結晶構造を有するS
    iとOよりなる結晶性シリケートを成長してなり、かつ
    本文で詳記する表Aに示されるX線回折パターンを有す
    る層状複合結晶性シリケートであることを特徴とする炭
    化水素の吸着剤。
  3. 【請求項3】 銅を担持してなる分子篩構造をもつ結晶
    性シリケートを金属製モノリス構造を有するメタルハニ
    カム上にコートしてなる炭化水素の吸着剤であって、前
    記結晶性シリケートがモルデナイト、L型ゼオライト、
    クリノプチロライト、A型ゼオライト、フェリエライ
    ト、ZSM−5型ゼオライトであることを特徴とする炭
    化水素の吸着剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載の銅を担持
    してなる分子篩構造をもつ結晶性シリケートに、さらに
    コバルト、ニッケル、クロム、鉄、マンガン、銀、金、
    白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウム、バナジウム
    からなる群から選ばれた1種以上の金属を担持してなる
    ものをメタルハニカム上にコートしてなることを特徴と
    する炭化水素の吸着剤。
  5. 【請求項5】 内燃機関などの起動時における排ガス中
    の炭化水素を除去するにあたり、低温時の排ガスを請求
    項1〜4いずれかの炭化水素の吸着剤と 接触させて該排
    ガス中の炭化水素を吸着除去させ、その後該吸着剤を高
    温条件にして吸着炭化水素を燃焼除去すると共に、吸着
    剤を再生することを特徴とする炭化水素の吸着除去方
    法。
  6. 【請求項6】 炭化水素の吸着剤の内部を切り抜き、切
    り抜き箇所に切り換え弁を設置し、低温時の排ガス中の
    炭化水素を吸着剤に吸着させる場合は該切り換え弁を閉
    めて排ガスと吸着剤を接触させて吸着剤に炭化水素を吸
    着させ、吸着炭化水素を燃焼除去する場合は切り換え弁
    を開けて高温排ガスを切り抜き箇所を通してパージさせ
    て吸着剤を高温条件にすることを特徴とする請求項5記
    載の炭化水素の吸着除去方法。
  7. 【請求項7】 吸着した炭化水素を燃焼除去して吸着剤
    を再生するに際し、吸着剤に通電して加熱することを特
    徴とする請求項5又は6記載の炭化水素の吸着除去方
    法。
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