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JP3184123B2 - Lsi配線装置 - Google Patents

Lsi配線装置

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JP3184123B2
JP3184123B2 JP20196197A JP20196197A JP3184123B2 JP 3184123 B2 JP3184123 B2 JP 3184123B2 JP 20196197 A JP20196197 A JP 20196197A JP 20196197 A JP20196197 A JP 20196197A JP 3184123 B2 JP3184123 B2 JP 3184123B2
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JP
Japan
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wiring
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grid
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rectangular data
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JP20196197A
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JPH1145941A (ja
Inventor
芳 遠藤
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSI(Larg
e Scaled Integrated circu
it:大規模集積回路)配線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、LSIのレイアウト設計は大規模
化が進み、人手による設計ではなくコンピュータにおい
て自動配線プログラムを使用することにより作成されて
いる。従来のレイアウト設計においては、図6において
示すように、配線処理部105は、記憶部101から読
み込まれたブロックの端子情報データ、記憶部102か
ら読み込まれたブロック内の配線禁止情報データ、記憶
部103から読み込まれたレイアウト情報データおよび
記憶部104から読み込まれた回路情報データに基づ
き、レイアウトにおける配線を行う。
【0003】配線方法としては、所定の領域を設定し、
この指定された配線間隔を考慮しながら配線経路を決定
するグリッドレス配線法がある。また、他の配線方法と
しては、配線層の幅や配線と配線の間隔を考慮した、所
定の間隔を有する配線格子(以下、グリッドとする)を
設定し、この配線格子上て配線経路を決定するグリッド
配線法がある。
【0004】グリッド配線法は、グリッドレス配線法に
対して配線経路が配線格子上に限定されているため、配
線処理が簡単で、かつ高速処理が可能であるという利点
がある。そのため、配線方法としては、グリッド配線法
が用いられ、LSIのレイアウトが作成されることが多
い。
【0005】グリッド配線法による配線経路の判定方法
は、グリッドの交点上(以下、グリッド交点とする)
に、端子や配線禁止情報の有無を確認しながら配線して
いる。そのため、端子および配線禁止情報となる中間配
線は、グリッド上に引く必要がある。
【0006】しかし、論理回路内での配線と配線との最
小間隔は、グリット間隔に対して狭い。そのため、最小
配線間隔において作成した高集積論理回路の場合には、
必ずしも配線禁止情報がグリッドに乗らないことが生じ
る。そのため、グリッド配線法のグリッド交点での判定
では、認識できずに配線をしてしまい、ショートおよび
間隔エラーが発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
対して、グリッド交点上にない配線禁止情報も認識し、
かつ、自動配線プログラムで発生した配線は、グリッド
上に配線する対応策がある。この方法を用いることによ
り、レイアウトは、グリッド交点上に無い配線禁止情報
が存在しても、間題無く配線される。
【0008】しかし、この方法は、回路全体の禁止領域
の座標を常に記憶しておく必要があり、また、配線禁止
情報の形状が複雑なため、座標の認識時間にかなりの長
時問を要する。そのため、グリッド配線法の長所である
高速化において、上述された方法は、大きな影響を与え
る問題を有する。
【0009】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、グリッド上に無い配線禁止情報が存在しても、グ
リッド交点の判定のみによりグリッド配線ができる自動
配線装置を提供する事にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
少なくとも回路を構成する機能ブロックの端子情報、こ
の機能ブロック内における配線禁止情報、レイアウト情
報および回路情報を読み込み、読み込まれたこれらの情
報に基づき配線を行うLSI配線装置において、前記レ
イアウト情報が有する配線格子データに基づき前記ブロ
ック内に配線格子を生成する第一の生成手段と、前記レ
イアウト情報が有するデザインルールデータに基づき前
記ブロック内における配線格子交点を中心とした矩形デ
ータを生成する第二の生成手段と、この生成された矩形
データ群のうち前記配線禁止情報との重なりを有する矩
形データの抽出を行う抽出手段と、この抽出された複数
の矩形データのOR演算を行う演算手段とを具備し、前
記矩形データのオア処理および矩形データの幅を細らせ
る細らせ処理により生成された新配線禁止情報と、前記
端子情報とを用いて自動配線することを特徴とする。
【0011】
【0012】請求項記載の発明は、請求項記載のL
SI配線装置において、前記ブロック内の配線格子交点
の全てに前記矩形データを生成し、前記配線禁止情報と
の重なりを持つ矩形データの抽出およびオア処理を行う
ことを特徴とする。
【0013】請求項記載の発明は、請求項記載のL
SI配線装置において、前記ブロック内の配線格子の交
点毎に前記矩形データの生成および前記配線禁止情報と
の重なりを持つかおよび持たないかのいずれかの判定を
行う判定手段を具備し、前記新配線禁止情報の生成は、
この判定手段の判定結果が重なりを持った場合、前記抽
出手段により重なりを持った矩形データの抽出を全ブロ
ック内配線格子交点に対して行い、抽出された矩形デー
タのオア処理により行われることを特徴。
【0014】請求項記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載のLSI配線装置において、前記デザイン
ルールに規定された配線幅と配線間隔の2倍の値との和
が前記配線格子の幅より大きい場合、前記矩形データの
幅は、前記配線幅と配線間隔の2倍との和とし、前記デ
ザインルールに規定された配線幅と配線間隔の2倍の値
との和が前記配線格子の幅より小さい場合、前記矩形デ
ータの幅は、前記配線格子の幅とすることを特徴とす
る。
【0015】請求項記載の発明は、請求項記載のL
SI配線装置において、前記矩形データの幅の決定を、
X軸方向とY軸方向との両方向について行うことを特徴
とする。
【0016】請求項記載の発明は、請求項1ないし請
求項いずれかに記載のLSI配線装置において、前記
新配線禁止情報は、前記配線禁止情報との重なりを持つ
矩形データの抽出およびオア処理を行なった後に、細ら
せ処理を行なうことを特徴とする。
【0017】請求項記載の発明は、請求項記載のL
SI配線装置において、前記細らせ処理における矩形デ
ータの細らせる量を、前記デザインルールに規定される
配線間隔とすることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よるLSI配線装置の構成を示すブロック図である。こ
の図において、1は変換処理部であり、記憶部2に記憶
されているレイアウト情報の格子データおよびデザイン
ルールデータに基づき、ブロック内の記憶部3に記憶さ
れている配線禁止情報データを新配線禁止情報データへ
変換する。また、変換処理部1は、この変換された新配
線禁止情報データを記憶部6へ書き込む。
【0019】7は配線処理部であり、記憶部2に記憶さ
れているレイアウト情報データ、記憶部4に記憶されて
いる端子情報データ、記憶部5に記憶されている回路情
報データおよび記憶部6に記憶されている新配線禁止情
報データに基づき、LSIの配線を行う。
【0020】次に、図2、図3および図4を参照し、変
換処理部1(図1参照)における配線禁止情報の変換を
詳細に説明する。図2は、配線禁止情報の変換をおこな
う変換処理部1(図1参照)の構成を示すブロック図で
ある。この図において、10は矩形データ群生成部であ
り、グリッド交点上に矩形データ群を生成する。
【0021】11は矩形データ抽出部であり、矩形デー
タ群の一矩形と配線禁止情報との重なりを持った矩形デ
ータの抽出を行なう。12はOR処理部であり、矩形デ
ータ抽出部により抽出された矩形データを重ね合わるオ
ア処理を行なう。13は細らせ処理部であり、OR処理
部12において生成された矩形データ周辺のグリッド交
点に、デザインルールの最小配線間隔を満たす様に前記
矩形データの細らせ処理を行なう
【0022】まず、矩形データ群生成部10は、グリッ
ド交点上において矩形データ群を生成する。そして、矩
形データ抽出部11は、矩形データ群生成部10により
生成された矩形データ群の一矩形と記憶部3に記憶され
ている配線禁止情報データとの重なりを持った矩形デー
タの抽出を行なう。
【0023】次に、OR処理部12は、矩形データ抽出
部11により抽出された矩形データを重ねるオア処理を
行なう。その結果、細らせ処理部13は、前OR処理に
おいて生成された矩形周辺のグリッド交点に、デザイン
ルールの最小配線間隔を満たす様に該矩形の細らせ処理
を行ない、新配線禁止情報データを生成する。そして、
細らせ処理部13は、この新配線禁止情報データを記憶
部6へ書き込む。
【0024】次に、配線処理部7は、記憶部6から新配
線禁止情報データを読みだし、記憶部4から端子情報デ
ータを読み出す。そして、配線処理部7は、新配線禁止
情報データと端子情報データとに基づき配線処理を実行
する。また、細らせ処理部13における細らせ処理は、
後の部分修正の時等に新配線情報データと他のデータと
のDRC(デザインルールチェック)に用いるために行
なう。
【0025】次に、図3は、図2における矩形データ群
生成部10の構成を示したものである。まず、グリッド
交点算出部20は、記憶部21に記憶されている論理回
路のサイズデータから、この論理回路が有する全グリッ
ド交点データを算出する。22は記憶部であり、グリッ
ド交点算出部20により算出される全グリッド交点デー
群が記憶される。
【0026】23は雛型矩形データ作成部であり、雛型
矩形データを作成し、記憶部24へ書き込む。25は雛
型矩形データ配置部であり、記憶部22に記憶されてい
る全グリッド交点データと記憶部24に記憶されている
雛型矩形データとから各グリッド交点上の矩形データを
作成する。
【0027】また、雛型矩形データ配置部25は、上記
において求められた各グリッド交点上の矩形データを記
憶部26へ書き込む。
【0028】次に、図3を用いて上述した矩形データ群
生成部10の動作を説明する。雛形矩形データ作成部2
3は、雛形矩形データを生成し、記憶部24へ書き込
む。同時に、グリッド交点算出部20は、記憶部21に
記憶されている論理回路サイズデータに基づき全グリッ
ド交点データを算出し、記憶部22へ書き込む。この全
グリッド交点データは、領域Hに示されるセル枠Bにお
けるグリッド交点の配置データである。
【0029】そして、雛型矩形データ配置部25は、記
憶部22に記憶されている全グリッド交点データ群のう
ちの1グリッド交点に記憶部24に記憶されている雛型
矩形データを配置する処理を全グリット交点について実
行する。これにより、雛型矩形データ配置部25は、各
グリッド交点上の矩形デ一タ群を生成し、これを記憶部
26へ書き込む。この各グリッド交点上の矩形データ
は、領域Iに示されるセル枠Bにおけるグリッド交点に
配置された矩形データCの配置データである。
【0030】また、この時、配線禁止情報との重なりを
持つ矩形データの抽出処理によっては、矩形データ各々
に異なる層を割り当てることも考えられる。
【0031】図4は、図3における雛型矩形データ作成
部23の動作のフローチャートを示したものてある。ス
テップ1において、雛型矩形データ生成部23は、グリ
ッド幅と、配線幅と最小配線間隔を入カデータとし、X
軸のグリッド幅と、配線幅と最小配線間隔の2倍を合算
した値の大小を比較する。
【0032】次に、ステップS2において、雛型矩形デ
ータ生成部23は、自身で作成される離型矩形データの
X方向の幅を、デザインルールに規定された配線幅と最
小配線間隔の2倍との和が前記配線格子の幅(グリッド
間隔)より大きい場合、該配線幅と配線間隔の2倍との
和とし、ステップS3へ処理を進める。
【0033】次に、ステップS3において、雛型矩形デ
ータ生成部23は、ステップS2における処理と同様の
処理をY軸のグリッド幅についても行い、雛型矩形デー
タ1または雛型矩形データ2を作成する。ここで、雛型
矩形データ1は、領域Jに示す配線幅の値と最小配線間
隔を2倍した値とを加算して求めた幅X1および配線幅
の値と最小配線間隔を2倍した値とを加算して求めた幅
Y1の矩形データである。また、雛型矩形データ2は、
領域Kに示す配線幅の値と最小配線間隔を2倍した値と
を加算して求めた幅X1およびグリッド間隔の値の幅Y
2の矩形データである。
【0034】また、ステップS2において、雛型矩形デ
ータ生成部23は、自身で作成される離型矩形データの
X方向の幅を、デザインルールに規定された配線幅と最
小配線間隔の2倍との和が前記配線格子の幅より小さい
場合、前記配線格子の幅としステップS4へ処理を進め
る。
【0035】次に、ステップS4において、雛型矩形デ
ータ生成部23は、ステップS2における処理と同様の
処理をY軸のグリッド幅についても行い、雛型矩形デー
タ3または雛型矩形データ4を作成する。ここで、雛型
矩形データ3は、領域Lに示すグリッド間隔の値の幅X
2および配線幅の値と最小配線間隔を2倍した値とを加
算して求めた幅Y1の矩形データである。また、雛型矩
形データ4は、領域Mに示すグリッド間隔の値の幅X2
およびグリッド間隔の値の幅Y2の矩形データである。
【0036】次に、図5を参照し、配線禁止情報の変換
の第二の実施形態による図1における変換処理部1を詳
細に説明する。図5は、配線禁止情報の変換を行う第二
の実施形態による変換処理部1の構成を示すブロック図
である。まず、図4で説明したように、雛型矩形データ
作成部23は、雛型矩形データを作成する。また、図3
で説明したように、グリッド交点算出部20は、記憶部
21に記憶されている論理回路サイズデータから全グリ
ッド交点データ群を生成し、これを記憶部22へ書き込
む。
【0037】そして、矩形データ配置部30は、記憶部
22に記憶されているグリッド交点データ群から1グリ
ッド交点データを抜き出し、雛型矩形データ作成部23
において生成された雛型矩形データを置く処理を行な
う。
【0038】次に、矩形データ抽出部31は、記憶部3
に記憶されている配線禁止情報データとの重なりを持つ
グリッドに配置された雛形矩形データの抽出を行う。そ
して、判定部32は、全てのグリッドデータについての
処理が終了したかどうかの確認を行う。その結果、終了
していない場合に判定部32は、矩形データ配置部30
及び矩形データ抽出部31の処理を繰り返し行わせる。
【0039】そして、判定部32は、全ての矩形データ
に対する矩形データ抽出部31の処理が終了した後、O
R処理部12の処理が開始され、これより以降の処理は
第一の実施形態と同様である。
【0040】上述したように、グリッド上に無い配線禁
止情報の近傍のグリッド交点で、配線が通過不可能な交
点に対して、配線禁止情報をグリッド交点上にのせるこ
とにより、グリッド交点でのデータの有無の確認のみで
配線ができ、配線禁止情報の認識時間が削減される。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のLSI配
線装置は、グリッド上に無く、近傍のグリッド交点を配
線が通過する事が不可能な配線情報をグリッド交点に乗
せることにより、交点のみの判定により自動配線が実行
できる。グリッド交点のみの認識時間とオフグリッドの
認識時間とでは、LSIの集積度およびLSIチップの
サイズにより認識時間に違いが出るが、1チップレベル
の試行において4時間から6時間の違いがあり、その時
間差分、本発明は、高速化が実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるLSI配線装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態によるLSI配線装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】 図2の矩形データ群8の生成フローチャート
図。
【図4】 図3の雛型矩形データ作成ステップ15のフ
ローチャート図。
【図5】 本発明のもう一つの実施例である、自動配線
方法のフローチャート図。
【図6】 従来の自動配線方法のフローチャートを示す
図である。
【符号の説明】 1 変換処理部 2、3、4、5、6 記憶部 7 配線処理部 10 矩形データ郡生成部 11 矩形データ抽出部 12 OR処理部 13 細らせ処理部 20 グリッド交点算出部 21、22、24 記憶部 23 雛型矩形データ作成部 A グリッド交点 B セル枠 C 矩形データ H、I、J、K、L、M 領域 X1、X2、Y1、Y2 幅
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/82,27/118

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも回路を構成する機能ブロック
    の端子情報、この機能ブロック内における配線禁止情
    報、レイアウト情報および回路情報を読み込み、読み込
    まれたこれらの情報に基づき配線を行うLSI配線装置
    において、前記レイアウト情報が有する配線格子データに基づき前
    記ブロック内に配線格子を生成する第一の生成手段と、 前記レイアウト情報が有するデザインルールデータに基
    づき前記ブロック内における配線格子交点を中心とした
    矩形データを生成する第二の生成手段と、 この生成された矩形データ群のうち前記配線禁止情報と
    の重なりを有する矩形データの抽出を行う抽出手段と、 この抽出された複数の矩形データのOR演算を行う演算
    手段と、 を具備し、 前記矩形データのオア処理および矩形データの幅を細ら
    せる細らせ処理により生成された新配線禁止情報と、前
    記端子情報とを用いて自動配線することを 特徴とするL
    SI配線装置。
  2. 【請求項2】 前記ブロック内の配線格子交点の全てに
    前記矩形データを生成し、前記配線禁止情報との重なり
    を持つ矩形データの抽出およびオア処理を行うことを特
    徴とする請求項記載のLSI配線装置。
  3. 【請求項3】 前記ブロック内の配線格子の交点毎に前
    記矩形データの生成および前記配線禁止情報との重なり
    を持つかおよび持たないかのいずれかの判定を行う判定
    手段を具備し、 前記新配線禁止情報の生成は、この判定手段の判定結果
    が重なりを持った場合、前記抽出手段により重なりを持
    った矩形データの抽出を全ブロック内配線格子交点に対
    して行い、抽出された矩形データのオア処理により行わ
    れることを特徴とする請求項記載のLSI配線装置。
  4. 【請求項4】 前記デザインルールに規定された配線幅
    と配線間隔の2倍の値との和が前記配線格子の幅より大
    きい場合、前記矩形データの幅は、前記配線幅と配線間
    隔の2倍との和とし、 前記デザインルールに規定された配線幅と配線間隔の2
    倍の値との和が前記配線格子の幅より小さい場合、前記
    矩形データの幅は、前記配線格子の幅とすることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のLSI配線装
    置。
  5. 【請求項5】 前記矩形データの幅の決定を、X軸方向
    とY軸方向との両方向について行うことを特徴とする請
    求項記載のしSI配線装置。
  6. 【請求項6】 前記新配線禁止情報は、前記配線禁止情
    報との重なりを持つ矩形データの抽出およびオア処理を
    行なった後に、細らせ処理を行なうことを特徴とする請
    求項1ないし請求項いずれかに記載のLSI配線装
    置。
  7. 【請求項7】 前記細らせ処理における矩形データの細
    らせる量を、前記デザインルールに規定される配線間隔
    とすることを特徴とする請求項記載のLSI配線装
    置。
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