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JP3143651U6 - サニタリーショーツ - Google Patents

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JP3143651U6
JP3143651U6 JP2008003257U JP2008003257U JP3143651U6 JP 3143651 U6 JP3143651 U6 JP 3143651U6 JP 2008003257 U JP2008003257 U JP 2008003257U JP 2008003257 U JP2008003257 U JP 2008003257U JP 3143651 U6 JP3143651 U6 JP 3143651U6
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JP
Japan
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shorts
waterproof
waterproof cloth
cloth
sanitary
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JP2008003257U
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Inventor
武弘 吉田
Original Assignee
ア・プラン株式会社
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Publication date
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Abstract

【課題】ショーツ本体のクロッチ部に、大きな段差を生じることなく、簡易に吸水性及び防水性を備えた防水布を一体に構成して着用時に不快感を与えないようにしたサニタリーショーツを提供する。
【解決手段】ショーツ本体Aとなる身ごろ1のクロッチ部Bに、吸水性及び防水性を備えた防水布3をあてがい、かつ防水布3の周囲縁部を熱融着することにより一体に構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、サニタリーショーツに関し、特に、吸収、防水性を備え、着用時に不快感を与えず、フィット感を良くするようにしたサニタリーショーツに関するものである。
従来、サニタリーショーツは、生理時において経血やおりものなどを吸収し、かつ防水により衣類の汚れ等を防止して安心感を得るとともに、身体にフィットして快適性を得るようにする必要がある。
このため、サニタリーショーツは、経血等をすみやかに吸収し、かぶれを防いでドライ感を保つようにした通気性の防水布と、経血等が他の衣類、寝具、椅子などに付着するのを防ぐよう防水機能を補完し、かつ体の姿勢や動きに追従してフィット感を得るようにした身生地(身ごろ)とより構成している。
このサニタリーショーツとしては、従来はショーツのクロッチ部(股間当接部)と、その前後位置に、ショーツ本体となる身生地の内側になるようにして吸水性、防水性を備えた防水布をあてがい、このショーツ本体の身生地と防水布を縫製して一体となるようにしている。この身生地(身ごろ)と防水布の縫製は、特に防水布の周囲を囲むよう、防水布の外周囲に沿ってミシン掛をするようにしている。
また、ショーツのクロッチ部内側に当てる防水布は、吸水性及び防水性を備えるため、吸水性を備えた布或いは材質(吸水布)と、防水性を備えた布(防水布)の少なくとも2枚の布地を合わせて構成するか、或いは1枚の布地に吸水性と防水性を備えるようにしているので、ショーツ本体となる身生地に対して、この防水布の布地厚は厚くなる。
さらには、ショーツのクロッチ部に防水布をあてがい、かつその周囲を縫製することで、ショーツ本体の身生地に比べて防水布周囲縫製部分は厚くなり、このため身生地との境目に段差が生じるとともに堅くなっているので、サニタリーショーツの着用時に、防水布周囲縫製部が下腹及び臀部後方の肌に直接当たり、かつ肌を圧迫するようになって、異物感や不快感を与えるとともに、特に防水布周囲縫製部が下腹部にもあるため、タイトスカートなどを履いた時、この厚くなった防水布周囲縫製部のラインが現れ、ファッション性を損ねるという問題があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−305148号公報
本考案は、サニタリーショーツの有する問題点に鑑み、ショーツ本体のクロッチ部に、大きな段差を生じることなく、簡易に吸水性及び防水性を備えた防水布を一体に構成して着用時に不快感を与えないようにしたサニタリーショーツを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案のサニタリーショーツは、ショーツ本体となる身ごろのクロッチ部に、吸水性及び防水性を備えた防水布をあてがい、かつ防水布の周囲縁部を熱融着することにより一体に構成したことを特徴とする。
この場合において、防水布を、ポリエステル繊維の片面に樹脂によるラミネート層を形成して構成し、かつ該ラミネート層側をショーツ身生地の身ごろ側に当てがい、かつ熱融着にて一体となるようにすることができる。
本考案のサニタリーショーツによれば、ショーツ本体となる身ごろのクロッチ部に、吸水性及び防水性を備えた防水布をあてがい、かつ防水布の周囲縁部を熱融着することにより一体に構成することにより、サニタリーショーツとしての吸収性、防水性の機能を備えるとともに、防水布の周囲縁部に段差が生じないので着用時に違和感や不快感を与えず、身体にフィットし、装着感を向上することができる。
また、防水布を、ポリエステル繊維の片面に樹脂によるラミネート層を形成して構成し、かつ該ラミネート層側をショーツ身生地の身ごろ側に当てがい、かつ熱融着にて一体となるようにすることにより、防水布のショーツ身生地への取り付けが、段差を生じることなくアイロン等の加熱装置を用いて簡易に行うことができる。
以下、本考案のサニタリーショーツの実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図5に、本考案のサニタリーショーツの一実施例を示す。
本考案のサニタリーショーツは、縫製によりショーツ本体Aを形成するショーツ身生地(身ごろ)1の内側に、クロッチ部Bを中心として、生理の経血、おりもの、失禁による尿等を吸収する吸収層2を形成するようにしたもので、この吸収層2はショーツ身生地1のクロッチ部Bに防水布3をあてがい、かつ防水布3の周囲縁部をショーツ身生地1との間に段差が生じないよう、熱融着することにより一体に構成する。
このショーツ身生地1は、適当な吸湿性、保温性と、フィット感を与えるため伸縮性を備えた生地、特に限定されるものではないが、例えば、綿主体のものでは綿ポリウレタン混紡のストレッチ天竺、フライス、リブ等、さらには綿とポリエステル或いはナイロン等の合成繊維との混紡布等が用いられる。
そして、このショーツ身生地1を、特に限定されるものではないが、ウェスト部から下腹部に当たる前身ごろ11と臀部を覆うよう背側のウェスト部まで伸ばすようにした後身ごろ12とを2つに折り重ねるようにし、かつショーツ側部となる位置で、該前身ごろ11と後身ごろ12とをはぎ合わせ、このはぎ合わせ部14にて一体とする。この場合、この前身ごろ11と後身ごろ12との間に、脚部を挿通するための円弧形状をした脚口13を形成して、通常のパンツと同形状に構成するようにする。
また、このクロッチ部Bの、直接肌に触れるようにした防水布3を当てて吸収層2を形成する範囲は、特に限定されるものではないが、例えば、直接クロッチに当たる部分だけとするか、或いは図示のように直接クロッチに当たる部分とこれに連接して臀部後部を覆うように背側ウェストまで伸ばして形成するようにすることができる。
この防水布3は、直接肌に触れるため、肌触りが良く、通気性、吸水性を有する不織布或いは織布、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエステル繊維よりなる所要厚の不織布或いは織布等を用い、この防水布本体31の片面に、ポリウレタン等の樹脂をラミネートして構成する。このラミネート層32にて防水布3に防水性を有するようにする。
また、片面にラミネート層32を形成した防水布3の大きさ及びその形状は、クロッチ部Bとなるようにして設定するが、例えば、図2〜図3に示すように、前側を下腹部まで、後側を背側ウェストまで伸ばすような形状とすることで、経血がクロッチだけでなく、お尻への後ろ伝い漏れする場合でも吸収できるようになる。
そして、この防水布3をショーツ身生地1の裏側で、かつクロッチ部Bに当接し、防水布3の外周縁部を、特に限定されるものではないが、例えば、数mmから10mm程度の幅でアイロン等の加熱装置を用いて加圧しながら加熱する。この場合の加熱温度は、ラミネート層32のポリウレタン等の樹脂がショーツ身生地1と熱融着できる温度に設定する。
このアイロン等の加熱装置による加熱にてラミネート層32の樹脂を溶解してショーツ身生地1と熱融着する場合、該熱融着部33は防水布3の周縁とショーツ身生地1との間に段差が生じないようにして熱融着されるよう、所要の押圧力にて加圧しながら加熱するようにする。
次に、本考案のサニタリーショーツの作用について説明する。
本考案のサニタリーショーツは通常のショーツと同様にして着用するが、経血量が多い場合は、該サニタリーショーツの内側にナプキンを挟むようにして使用する。
従って、経血などはこのナプキンにて主に吸収するが、多い時等は、ナプキンで吸収できず、外部に漏れる場合がある。このような場合でも、サニタリーショーツの防水布3の肌と接する内側部にて吸収するようになるが、この防水布3は外側、即ちショーツ身生地1との間にラミネート層32が形成されているので、ナプキンから漏れた経血などはこのラミネート層32にて阻止され、外部への漏れを防ぐことができ、他の衣類、寝具、椅子への付着を防止することができる。
また、本考案のサニタリーショーツは、漏れた経血等を吸収するようにした防水布を、その周縁部をラミネート層32による熱融着にてショーツ身生地1と一体となるようにしているので、ショーツ身生地1と防水布周縁部との間に段差がないので、着用時に違和感や不快感がなく、また身体にフィットして装着感、さらにはファッション性が向上するものとなる。
なお、上記実施例は、後身ごろをクロッチ部まで伸ばし、前身ごろと直接はぎ合わせたはぎ合わせ式のものとしたが、立体編みによりサイドに縫い目のないシームレス式とすることもできる。
以上、本考案のサニタリーショーツについて、実施例に基づいて説明したが、本考案は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本考案のサニタリーショーツは、吸収、防水性を備えた防水布を、ショーツ身生地との間に段差を生じることなくクロッチ部に当接しているので、着用時に違和感や不快感を与えず、フィット感を良くするという特性を有していることから、サニタリーショーツの用途に好適に用いることができるほか、例えば、通常のショーツの用途にも用いることができる。
本考案のサニタリーショーツの一実施例を示す正面図である。 サニタリーショーツを裏返した状態を示し、(A)はその前側を見た正面図、(B)は後側を見た正面図である。 同サニタリーショーツの側面縦断面図を示し、(A)はサニタリーショーツの全体を示す側面縦断面図、(B)は防水布熱融着部の拡大側面縦断面図である。 同サニタリーショーツの横断面図を示し、(A)はサニタリーショーツの全体を示す横断面図、(B)は防水布熱融着部の拡大横断面図である。 防水布の拡大断面図である。
符号の説明
A サニタリーショーツ
B クロッチ部
1 ショーツ身生地
11 前身ごろ
12 後身ごろ
13 脚口
14 はぎ合わせ部
2 吸収層
3 防水布
31 防水布本体
32 ラミネート層

Claims (2)

  1. ショーツ本体となる身ごろのクロッチ部に、吸水性及び防水性を備えた防水布をあてがい、かつ防水布の周囲縁部を熱融着することにより一体に構成したことを特徴とするサニタリーショーツ。
  2. 防水布を、ポリエステル繊維の片面に樹脂によるラミネート層を形成して構成し、かつ該ラミネート層側をショーツ身生地の身ごろ側に当てがい、かつ熱融着にて一体となるようにしたことを特徴とする請求項1記載のサニタリーショーツ。
JP2008003257U 2008-05-20 サニタリーショーツ Expired - Lifetime JP3143651U6 (ja)

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JP2008003257U JP3143651U6 (ja) 2008-05-20 サニタリーショーツ

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JP2008003257U JP3143651U6 (ja) 2008-05-20 サニタリーショーツ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3143651U JP3143651U (ja) 2008-07-31
JP3143651U6 true JP3143651U6 (ja) 2008-09-18

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