JP3020950B2 - 車両に設けられた少なくとも1つの前照灯から放射された光束の方向を調節するための装置 - Google Patents
車両に設けられた少なくとも1つの前照灯から放射された光束の方向を調節するための装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設けられた
少なくとも1つの前照灯から放射された光束の方向を調
節するための装置であって、前照灯が少なくとも1つの
光源を有しており、前照灯に対応する調節装置が設けら
れていて、該調節装置によって、前照灯から放射された
光束の方向が可変であり、少なくとも1つの光電式のセ
ンサ装置が設けられていて、該センサ装置によって照明
状況が、前照灯から放射されかつ車両前方の路面により
反射された光線の形で検出されるようになっており、さ
らに評価装置が設けられていて、該評価装置によって、
センサ装置により検出された実際の照明状況が、前照灯
から放射された光束の適正に調節された方向を有する、
少なくとも1つの記憶された目標照明状況と比較される
ようになっており、実際の照明状況と目標照明状況との
間に偏差が生じた場合には、該偏差を最小限に抑えるた
めに評価装置によって前記調節装置が制御されるように
なっている形式のものに関する。
少なくとも1つの前照灯から放射された光束の方向を調
節するための装置であって、前照灯が少なくとも1つの
光源を有しており、前照灯に対応する調節装置が設けら
れていて、該調節装置によって、前照灯から放射された
光束の方向が可変であり、少なくとも1つの光電式のセ
ンサ装置が設けられていて、該センサ装置によって照明
状況が、前照灯から放射されかつ車両前方の路面により
反射された光線の形で検出されるようになっており、さ
らに評価装置が設けられていて、該評価装置によって、
センサ装置により検出された実際の照明状況が、前照灯
から放射された光束の適正に調節された方向を有する、
少なくとも1つの記憶された目標照明状況と比較される
ようになっており、実際の照明状況と目標照明状況との
間に偏差が生じた場合には、該偏差を最小限に抑えるた
めに評価装置によって前記調節装置が制御されるように
なっている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の装置は、ドイツ連邦共
和国特許出願公開第4122531号明細書に基づき、
車両に設けられた少なくとも1つの前照灯から放射され
た光束の照明距離を制御するための装置として公知であ
る。この公知の装置は前照灯に対応する調節装置を有し
ており、この調節装置によって前照灯の照明距離が可変
となる。さらに上記公知の装置は少なくとも1つの光電
式のセンサ装置を有しており、このセンサ装置によって
照明状況が、前照灯から放射されかつ車両前方の路面に
より反射された光線の形で検出される。さらに上記公知
の装置は、センサ装置と調節装置とに接続された評価装
置を有しており、この評価装置によって、センサ装置に
より検出された実際の照明状況が、目標照明状況の記憶
されたデータと比較される。センサ装置により実際に検
出された照明状況と、記憶されたデータに相応する目標
照明状況との間に偏差が生じた場合には、評価装置によ
って調節装置が制御され、この場合、偏差が取り除かれ
るか、または少なくとも最小限に抑えられる。しかし、
センサ装置によって、自車の前照灯から放射されかつ路
面により反射された光線が検出されるだけではなく、別
の光源にから発してやはり路面により反射された光線も
検出されてしまう。この光線は、たとえば別の車両の前
照灯または道路照明設備から放射されたものであり、こ
のような光線は前照灯の照明距離の調節の不正確性を招
いてしまう。
和国特許出願公開第4122531号明細書に基づき、
車両に設けられた少なくとも1つの前照灯から放射され
た光束の照明距離を制御するための装置として公知であ
る。この公知の装置は前照灯に対応する調節装置を有し
ており、この調節装置によって前照灯の照明距離が可変
となる。さらに上記公知の装置は少なくとも1つの光電
式のセンサ装置を有しており、このセンサ装置によって
照明状況が、前照灯から放射されかつ車両前方の路面に
より反射された光線の形で検出される。さらに上記公知
の装置は、センサ装置と調節装置とに接続された評価装
置を有しており、この評価装置によって、センサ装置に
より検出された実際の照明状況が、目標照明状況の記憶
されたデータと比較される。センサ装置により実際に検
出された照明状況と、記憶されたデータに相応する目標
照明状況との間に偏差が生じた場合には、評価装置によ
って調節装置が制御され、この場合、偏差が取り除かれ
るか、または少なくとも最小限に抑えられる。しかし、
センサ装置によって、自車の前照灯から放射されかつ路
面により反射された光線が検出されるだけではなく、別
の光源にから発してやはり路面により反射された光線も
検出されてしまう。この光線は、たとえば別の車両の前
照灯または道路照明設備から放射されたものであり、こ
のような光線は前照灯の照明距離の調節の不正確性を招
いてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の装置を改良して、別の光源から発した光
線の影響を受けることなく、自車の前照灯から放射され
た光束の方向の調節が高い精度で行われるような装置を
提供することである。
で述べた形式の装置を改良して、別の光源から発した光
線の影響を受けることなく、自車の前照灯から放射され
た光束の方向の調節が高い精度で行われるような装置を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、少なくとも所定の時間毎に前照灯
の光線放射が時間的に変調されるようになっており、評
価装置よって、センサ装置により検出された実際の照明
状況が、ほとんど、時間的に変調された光線分に関して
しか評価されないようにした。
に本発明の構成では、少なくとも所定の時間毎に前照灯
の光線放射が時間的に変調されるようになっており、評
価装置よって、センサ装置により検出された実際の照明
状況が、ほとんど、時間的に変調された光線分に関して
しか評価されないようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明による装置には、従来のものに比
べて次のような利点がある。すなわち、車両の前照灯か
ら放射された光線が、光線の時間的に変化した特性曲線
に基づき、自車以外の別の光源から発した光線と区別さ
れる。したがって、少なくとも1つのセンサ装置により
検出された照明状況は的確に光線のこのような光線分に
関して評価される。したがって、前照灯から放射された
光束の方向の調節を高い精度で行うことができる。なぜ
ならば、この調節が、別の光源から発した光線によって
影響を与えられないからである。
べて次のような利点がある。すなわち、車両の前照灯か
ら放射された光線が、光線の時間的に変化した特性曲線
に基づき、自車以外の別の光源から発した光線と区別さ
れる。したがって、少なくとも1つのセンサ装置により
検出された照明状況は的確に光線のこのような光線分に
関して評価される。したがって、前照灯から放射された
光束の方向の調節を高い精度で行うことができる。なぜ
ならば、この調節が、別の光源から発した光線によって
影響を与えられないからである。
【0006】請求項2以下には、少なくとも1つの前照
灯から放射された光束の方向を調節するための本発明に
よる装置の有利な構成および改良形が記載されている。
請求項3に記載の構成により、光源から放射された光線
の強さの時間的な変調が簡単に可能となる。請求項8に
記載の構成により、少なくともほぼ、自車の光源から放
射されかつ時間的に変調された光線だけが的確に処理さ
れることが確保されている。
灯から放射された光束の方向を調節するための本発明に
よる装置の有利な構成および改良形が記載されている。
請求項3に記載の構成により、光源から放射された光線
の強さの時間的な変調が簡単に可能となる。請求項8に
記載の構成により、少なくともほぼ、自車の光源から放
射されかつ時間的に変調された光線だけが的確に処理さ
れることが確保されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【0008】図1に示した車両、特に自動車は、車両の
フロント端部に公知の形式で2つのすれ違いビーム用前
照灯(ロービーム用ヘッドライト)10を有している。
両すれ違いビーム用前照灯10は車両のボディに固定さ
れている。すれ違いビーム用前照灯10はすれ違いビー
ム、つまりロービームを発生させるためだけに働くか、
または組み合わされたすれ違いビーム・走行ビーム用前
照灯として形成されていてもよい。このような組み合わ
されたすれ違いビーム・走行ビーム用前照灯により、選
択的にすれ違いビームまたは走行ビーム、つまりハイビ
ームを発生させることができる。各すれ違いビーム用前
照灯10はリフレクタ12を有しており、このリフレク
タ12には少なくとも1つの光源14が挿入されてい
る。すれ違いビーム用前照灯10全体または少なくとも
リフレクタ12は、ほぼ水平方向に延びる軸線16およ
び/またはほぼ鉛直方向に延びる軸線17を中心にして
旋回可能である。すれ違いビーム用前照灯10もしくは
そのリフレクタ12を水平方向の軸線16を中心にして
旋回させることにより、すれ違いビーム用前照灯10か
ら放射された光束の方向を鉛直方向の平面内で変化させ
ることができ、ひいてはすれ違いビーム用前照灯10か
ら放射された光束の照明距離(Leuchtweit
e)を変化させることができる。すれ違いビーム用前照
灯10もしくはそのリフレクタ12を鉛直方向の軸線1
7を中心にして旋回させることにより、すれ違いビーム
用前照灯10から放射された光束の方向を水平方向の平
面内で変化させることができ、ひいては光束の軌道を側
方の方向で変化させることができる。これにより、たと
えばすれ違いビーム用前照灯10から放射された光束の
方向を車両前方の路面軌道に適合させることができ、こ
れによって特にカーブ走行時において路面の十分な照明
を達成することができる。
フロント端部に公知の形式で2つのすれ違いビーム用前
照灯(ロービーム用ヘッドライト)10を有している。
両すれ違いビーム用前照灯10は車両のボディに固定さ
れている。すれ違いビーム用前照灯10はすれ違いビー
ム、つまりロービームを発生させるためだけに働くか、
または組み合わされたすれ違いビーム・走行ビーム用前
照灯として形成されていてもよい。このような組み合わ
されたすれ違いビーム・走行ビーム用前照灯により、選
択的にすれ違いビームまたは走行ビーム、つまりハイビ
ームを発生させることができる。各すれ違いビーム用前
照灯10はリフレクタ12を有しており、このリフレク
タ12には少なくとも1つの光源14が挿入されてい
る。すれ違いビーム用前照灯10全体または少なくとも
リフレクタ12は、ほぼ水平方向に延びる軸線16およ
び/またはほぼ鉛直方向に延びる軸線17を中心にして
旋回可能である。すれ違いビーム用前照灯10もしくは
そのリフレクタ12を水平方向の軸線16を中心にして
旋回させることにより、すれ違いビーム用前照灯10か
ら放射された光束の方向を鉛直方向の平面内で変化させ
ることができ、ひいてはすれ違いビーム用前照灯10か
ら放射された光束の照明距離(Leuchtweit
e)を変化させることができる。すれ違いビーム用前照
灯10もしくはそのリフレクタ12を鉛直方向の軸線1
7を中心にして旋回させることにより、すれ違いビーム
用前照灯10から放射された光束の方向を水平方向の平
面内で変化させることができ、ひいては光束の軌道を側
方の方向で変化させることができる。これにより、たと
えばすれ違いビーム用前照灯10から放射された光束の
方向を車両前方の路面軌道に適合させることができ、こ
れによって特にカーブ走行時において路面の十分な照明
を達成することができる。
【0009】以下に、すれ違いビーム用前照灯10から
放射された光束の方向の、鉛直方向の平面での調節がど
のように行われるか、ひいてはすれ違いビーム用前照灯
10から放射された光束の照明距離の調節がどのように
行われるのか、を具体的に説明する。各すれ違いビーム
用前照灯10には、調節装置18が対応配置されてい
る。この調節装置18により、すれ違いビーム用前照灯
10全体または少なくともそのリフレクタ12が水平方
向の軸線16を中心にして旋回可能となる。調節装置1
8は駆動装置として特に電動モータを有していてよい。
この電動モータは伝動装置を介して、すれ違いビーム用
前照灯10またはそのリフレクタ12に枢着された調節
エレメントを運動させる。択一的な構成では、調節装置
18をハイドロリック式、つまり液圧式、ニューマチッ
ク式、つまり空圧式または電磁式に操作することもでき
る。
放射された光束の方向の、鉛直方向の平面での調節がど
のように行われるか、ひいてはすれ違いビーム用前照灯
10から放射された光束の照明距離の調節がどのように
行われるのか、を具体的に説明する。各すれ違いビーム
用前照灯10には、調節装置18が対応配置されてい
る。この調節装置18により、すれ違いビーム用前照灯
10全体または少なくともそのリフレクタ12が水平方
向の軸線16を中心にして旋回可能となる。調節装置1
8は駆動装置として特に電動モータを有していてよい。
この電動モータは伝動装置を介して、すれ違いビーム用
前照灯10またはそのリフレクタ12に枢着された調節
エレメントを運動させる。択一的な構成では、調節装置
18をハイドロリック式、つまり液圧式、ニューマチッ
ク式、つまり空圧式または電磁式に操作することもでき
る。
【0010】すれ違いビーム用前照灯10の作動時で
は、すれ違いビーム用前照灯10によって光束が放射さ
れる。この光束は車両前方の範囲を照明する。図1に
は、光束が同じ照度の複数の線、つまり等照度曲線21
により示されている。光束は自車の走行レーン、つまり
右側通行のための図示の構成では右側の走行レーンにお
いて、対向レーンにおけるよりも大きな到達距離を有し
ている。すれ違いビーム用前照灯10が車両のボディに
配置されていることに基づき、路面に対するすれ違いビ
ーム用前照灯10の傾きは車両のボディの傾きの変化と
共に変化する。車両のボディの傾きの変化は、たとえば
車両の交番積載時、車両の加速過程または制動過程ある
いは路面凹凸の乗越え時に発生する。すれ違いビーム用
前照灯10の傾きの変化は、すれ違いビーム用前照灯1
0の照明距離の変化をも招き、この場合、車両の後車軸
におけるバウンド時に車体後部が沈み込んだ場合には照
明距離が増大され、車両の前車軸におけるバウンド時に
車体前部が沈み込んだ場合には照明距離が減じられる。
照明距離の増大は対向交通の眩惑を招く。それに対して
照明距離の減少は、車両操縦者の視界が減じられること
につながる。車両のボディの傾き変化によって生ぜしめ
られる、すれ違いビーム用前照灯10の照明距離変化を
補償するためには、照明距離を制御するための装置が設
けられている。この装置により、照明距離は少なくとも
ほぼ一定に保持される。以下に、この装置について詳し
く説明する。
は、すれ違いビーム用前照灯10によって光束が放射さ
れる。この光束は車両前方の範囲を照明する。図1に
は、光束が同じ照度の複数の線、つまり等照度曲線21
により示されている。光束は自車の走行レーン、つまり
右側通行のための図示の構成では右側の走行レーンにお
いて、対向レーンにおけるよりも大きな到達距離を有し
ている。すれ違いビーム用前照灯10が車両のボディに
配置されていることに基づき、路面に対するすれ違いビ
ーム用前照灯10の傾きは車両のボディの傾きの変化と
共に変化する。車両のボディの傾きの変化は、たとえば
車両の交番積載時、車両の加速過程または制動過程ある
いは路面凹凸の乗越え時に発生する。すれ違いビーム用
前照灯10の傾きの変化は、すれ違いビーム用前照灯1
0の照明距離の変化をも招き、この場合、車両の後車軸
におけるバウンド時に車体後部が沈み込んだ場合には照
明距離が増大され、車両の前車軸におけるバウンド時に
車体前部が沈み込んだ場合には照明距離が減じられる。
照明距離の増大は対向交通の眩惑を招く。それに対して
照明距離の減少は、車両操縦者の視界が減じられること
につながる。車両のボディの傾き変化によって生ぜしめ
られる、すれ違いビーム用前照灯10の照明距離変化を
補償するためには、照明距離を制御するための装置が設
けられている。この装置により、照明距離は少なくとも
ほぼ一定に保持される。以下に、この装置について詳し
く説明する。
【0011】図2には、照明距離を制御するための装置
の簡単な原理図が示されている。この装置は少なくとも
1つの光電式のセンサ装置20を有している。この場
合、両すれ違いビーム用前照灯10のために1つの共通
のセンサ装置20しか設けられていないか、または各す
れ違いビーム用前照灯10のためにそれぞれ専用のセン
サ装置20が設けられていてもよい。センサ装置20に
より、車両前方の照明状況が、車両前方の路面から反射
された光線の形で検出される。センサ装置20は複数の
分散した光電変換素子22を有している。これらの光電
変換素子22は、たとえばフォトセル、フォトダイオー
ド、フォトトランジスタまたはCCD(Charge
Coupled Device=電荷結合装置)として
形成されている。光電変換素子22はマトリックス状ま
たは線状に分配されて配置されている。センサ装置20
は唯一つの光電変換素子しか有していなくてもよい。そ
の場合、この光電変換素子は一次元の線状の延びを有し
ているか、または二次元の面状の延びを有しており、こ
の場合、光電変換素子の複数の部分範囲に関して、これ
らの部分範囲に衝突する光線を別個に検出することがで
きる。光電変換素子はこの場合、PSD(Photo−
Sensing−Device)として形成されていて
よい。照明状況の結像23は複数の部分範囲24に格子
状に分割され、この場合、センサ装置20により、各部
分範囲24に存在する照度が検出される。センサ装置2
0はさらに、たとえば対物レンズ26の形の結像レンズ
系を有している。この結像レンズ系により、入射した光
線は1つまたは複数の光電変換素子22上に結像され
る。種々の部分範囲24に関して検出された照度は、時
間的な順序で順次、これらの部分範囲24に対応する光
電変換素子22に関してセンサ装置20から読み取るこ
とができる。複数の光電変換素子22が線状に配置され
ている場合には、個々の部分範囲24における照度を求
めるためにこれらの光電変換素子22を運動させ、これ
により結像23の全ての部分範囲24を捕捉することが
可能となる。この場合、光電変換素子22の各位置にお
いて、1つの列または段に配置された部分範囲24に関
して光線入射を検出することができる。次いで、光電変
換素子22は引き続き運動させられるので、隣接した列
または段に配置された部分範囲24に関して光線入射を
検出することができる。センサ装置20は、このセンサ
装置20がすれ違いビーム用前照灯10またはそのリフ
レクタ12と共に調節装置18によって軸線16を中心
にして旋回可能となるように、すれ違いビーム用前照灯
10に配置されていると有利である。
の簡単な原理図が示されている。この装置は少なくとも
1つの光電式のセンサ装置20を有している。この場
合、両すれ違いビーム用前照灯10のために1つの共通
のセンサ装置20しか設けられていないか、または各す
れ違いビーム用前照灯10のためにそれぞれ専用のセン
サ装置20が設けられていてもよい。センサ装置20に
より、車両前方の照明状況が、車両前方の路面から反射
された光線の形で検出される。センサ装置20は複数の
分散した光電変換素子22を有している。これらの光電
変換素子22は、たとえばフォトセル、フォトダイオー
ド、フォトトランジスタまたはCCD(Charge
Coupled Device=電荷結合装置)として
形成されている。光電変換素子22はマトリックス状ま
たは線状に分配されて配置されている。センサ装置20
は唯一つの光電変換素子しか有していなくてもよい。そ
の場合、この光電変換素子は一次元の線状の延びを有し
ているか、または二次元の面状の延びを有しており、こ
の場合、光電変換素子の複数の部分範囲に関して、これ
らの部分範囲に衝突する光線を別個に検出することがで
きる。光電変換素子はこの場合、PSD(Photo−
Sensing−Device)として形成されていて
よい。照明状況の結像23は複数の部分範囲24に格子
状に分割され、この場合、センサ装置20により、各部
分範囲24に存在する照度が検出される。センサ装置2
0はさらに、たとえば対物レンズ26の形の結像レンズ
系を有している。この結像レンズ系により、入射した光
線は1つまたは複数の光電変換素子22上に結像され
る。種々の部分範囲24に関して検出された照度は、時
間的な順序で順次、これらの部分範囲24に対応する光
電変換素子22に関してセンサ装置20から読み取るこ
とができる。複数の光電変換素子22が線状に配置され
ている場合には、個々の部分範囲24における照度を求
めるためにこれらの光電変換素子22を運動させ、これ
により結像23の全ての部分範囲24を捕捉することが
可能となる。この場合、光電変換素子22の各位置にお
いて、1つの列または段に配置された部分範囲24に関
して光線入射を検出することができる。次いで、光電変
換素子22は引き続き運動させられるので、隣接した列
または段に配置された部分範囲24に関して光線入射を
検出することができる。センサ装置20は、このセンサ
装置20がすれ違いビーム用前照灯10またはそのリフ
レクタ12と共に調節装置18によって軸線16を中心
にして旋回可能となるように、すれ違いビーム用前照灯
10に配置されていると有利である。
【0012】すれ違いビーム用前照灯10の光源14は
放電ランプであると有利である。この放電ランプを作動
させるためには、電気的な供給装置として電気的な前置
接続装置30が設けられている。この前置接続装置30
は点弧装置を有しており、この点弧装置によって、放電
ランプもしくは光源14を始動させるために必要となる
高電圧が発生させられる。前置接続装置30はさらに、
放電ランプ14の連続作動のための作動装置32を有し
ており、この作動装置32は特に変換器34を有してい
る。この変換器34により、車両の搭載バッテリ36に
よって提供される直流電流および直流電圧から交流電流
および交流電圧を発生させることができる。交流電流お
よび交流電圧は放電ランプ14に供給される。
放電ランプであると有利である。この放電ランプを作動
させるためには、電気的な供給装置として電気的な前置
接続装置30が設けられている。この前置接続装置30
は点弧装置を有しており、この点弧装置によって、放電
ランプもしくは光源14を始動させるために必要となる
高電圧が発生させられる。前置接続装置30はさらに、
放電ランプ14の連続作動のための作動装置32を有し
ており、この作動装置32は特に変換器34を有してい
る。この変換器34により、車両の搭載バッテリ36に
よって提供される直流電流および直流電圧から交流電流
および交流電圧を発生させることができる。交流電流お
よび交流電圧は放電ランプ14に供給される。
【0013】作動装置32、特に変換器34には、制御
装置38が接続されている。この制御装置38により、
変換器34によって放電ランプ14に供給される交流電
流および交流電圧の経過には、少なくとも所定の時間毎
に影響が与えられる。放電ランプ14に供給される電流
および電圧もしくは供給される電気的な出力の経過は、
制御装置38によって少なくとも所定の時間毎に時間に
関連して変化させられるので、放電ランプ14から放射
された光線の強さも相応して、時間に関連して、制御装
置38によって規定された特性曲線に基づき変化させら
れる。変換器34により放電ランプ14には、放電ラン
プ14の安定した作動のために適当となるような規定の
基本周波数または規定の基本振幅を有する交流電流また
は交流電圧が供給されると有利である。次いで、制御装
置38により、放電ランプ14に作動量として供給され
る交流電流および/または交流電圧が、基本周波数およ
び基本振幅を起点として、規定の周波数および/または
振幅および/または位相で時間的に変化させられる。こ
の場合、基本周波数および基本振幅は、制御装置38に
よって生ぜしめられる、交流電流および/または交流電
圧の周波数および振幅の時間的変化よりも大きく形成さ
れていると有利である。
装置38が接続されている。この制御装置38により、
変換器34によって放電ランプ14に供給される交流電
流および交流電圧の経過には、少なくとも所定の時間毎
に影響が与えられる。放電ランプ14に供給される電流
および電圧もしくは供給される電気的な出力の経過は、
制御装置38によって少なくとも所定の時間毎に時間に
関連して変化させられるので、放電ランプ14から放射
された光線の強さも相応して、時間に関連して、制御装
置38によって規定された特性曲線に基づき変化させら
れる。変換器34により放電ランプ14には、放電ラン
プ14の安定した作動のために適当となるような規定の
基本周波数または規定の基本振幅を有する交流電流また
は交流電圧が供給されると有利である。次いで、制御装
置38により、放電ランプ14に作動量として供給され
る交流電流および/または交流電圧が、基本周波数およ
び基本振幅を起点として、規定の周波数および/または
振幅および/または位相で時間的に変化させられる。こ
の場合、基本周波数および基本振幅は、制御装置38に
よって生ぜしめられる、交流電流および/または交流電
圧の周波数および振幅の時間的変化よりも大きく形成さ
れていると有利である。
【0014】図3には、放電ランプ14に一定の基本周
波数および一定の基本振幅を有する交流電流および/ま
たは交流電圧が供給される場合に、放電ランプ14から
放射される光線の強さI(t)の時間的な経過、つまり
特性線が示されている。この場合、光線の強さI(t)
は電流または電圧の基本周波数に相応して、供給される
電流もしくは電圧の振幅により規定された平均値I0だ
け変動する。図4には、制御装置38によって時間的変
化が行われた場合に、放電ランプ14から放射された光
線の強さI(t)の時間的な経過もしくは特性線が示さ
れている。図4に示した光線の強さI(t)は、基本周
波数よりも小さな周波数で変化する。図5には、光線の
強さI(t)の時間的な経過が、より大きな時間的解像
度で描かれている。この場合、基本周波数f0を有する
強さI(t)の変化と、周波数f1を有する強さI
(t)の変化とが互いに重畳されている。図5には、基
本周波数f0の周期時間t0と、制御装置38によって
生ぜしめられた周波数f1の周期時間t1とが描かれて
いる。周波数f1の周期時間t1の間には、基本周波数
f0の複数の周期時間t0が存在している。
波数および一定の基本振幅を有する交流電流および/ま
たは交流電圧が供給される場合に、放電ランプ14から
放射される光線の強さI(t)の時間的な経過、つまり
特性線が示されている。この場合、光線の強さI(t)
は電流または電圧の基本周波数に相応して、供給される
電流もしくは電圧の振幅により規定された平均値I0だ
け変動する。図4には、制御装置38によって時間的変
化が行われた場合に、放電ランプ14から放射された光
線の強さI(t)の時間的な経過もしくは特性線が示さ
れている。図4に示した光線の強さI(t)は、基本周
波数よりも小さな周波数で変化する。図5には、光線の
強さI(t)の時間的な経過が、より大きな時間的解像
度で描かれている。この場合、基本周波数f0を有する
強さI(t)の変化と、周波数f1を有する強さI
(t)の変化とが互いに重畳されている。図5には、基
本周波数f0の周期時間t0と、制御装置38によって
生ぜしめられた周波数f1の周期時間t1とが描かれて
いる。周波数f1の周期時間t1の間には、基本周波数
f0の複数の周期時間t0が存在している。
【0015】光線の強さI(t)の振幅Imaxは、制
御装置38によって周波数f1で高い方の第1の値I1
と、低い方の第2の値I2との間で変化させられる。両
値I1,I2の間で、光線の強さI(t)は極めて短い
時間間隔の間に、ゼロにまで減少することができる。光
線の強さI(t)の、制御装置38によって生ぜしめら
れた時間的変化の周波数f1は、一定であるか、または
時間的に可変であってよい。同じく、振幅I1,I2の
差も一定であるか、または時間的に可変であってよい。
放電ランプ14から放射された光線の強さI(t)の、
時間に関連した特徴的変化を達成するためには、制御装
置38によって、たとえば放電ランプ14に供給される
交流電圧および交流電流の位相変調を行うこともでき
る。
御装置38によって周波数f1で高い方の第1の値I1
と、低い方の第2の値I2との間で変化させられる。両
値I1,I2の間で、光線の強さI(t)は極めて短い
時間間隔の間に、ゼロにまで減少することができる。光
線の強さI(t)の、制御装置38によって生ぜしめら
れた時間的変化の周波数f1は、一定であるか、または
時間的に可変であってよい。同じく、振幅I1,I2の
差も一定であるか、または時間的に可変であってよい。
放電ランプ14から放射された光線の強さI(t)の、
時間に関連した特徴的変化を達成するためには、制御装
置38によって、たとえば放電ランプ14に供給される
交流電圧および交流電流の位相変調を行うこともでき
る。
【0016】制御装置38にはタイミング装置40が接
続されており、このタイミング装置40にはセンサ装置
20も接続されている。タイミング装置40により、セ
ンサ装置20の作動は放電ランプ14から放射される光
線の特性曲線の時間的変化と同期化される。すなわち、
放電ランプ14から放射される光線の強さが制御装置3
8により所定の特性曲線に基づき変調される間の時間
に、車両前方の照明状況がセンサ装置20によって検出
されるわけである。センサ装置20は放電ランプ14か
ら放射される光線の強さの、その都度の時点で存在す
る、時間的に変化する特性曲線と同期的に作動させられ
る。タイミング装置40により、センサ装置20の、線
状に配置された光電変換素子22の運動を制御すること
もできる。このような運動は、照明状況の結像23の全
ての部分範囲24における光線入射を捕捉するために必
要となる。
続されており、このタイミング装置40にはセンサ装置
20も接続されている。タイミング装置40により、セ
ンサ装置20の作動は放電ランプ14から放射される光
線の特性曲線の時間的変化と同期化される。すなわち、
放電ランプ14から放射される光線の強さが制御装置3
8により所定の特性曲線に基づき変調される間の時間
に、車両前方の照明状況がセンサ装置20によって検出
されるわけである。センサ装置20は放電ランプ14か
ら放射される光線の強さの、その都度の時点で存在す
る、時間的に変化する特性曲線と同期的に作動させられ
る。タイミング装置40により、センサ装置20の、線
状に配置された光電変換素子22の運動を制御すること
もできる。このような運動は、照明状況の結像23の全
ての部分範囲24における光線入射を捕捉するために必
要となる。
【0017】センサ装置20は評価装置42に接続され
ている。以下に、この評価装置42について説明する。
評価装置42は入力ユニット44を有している。この入
力ユニット44はセンサ装置20とタイミング装置40
とに接続されている。入力ユニット44は処理ユニット
46に接続されている。入力ユニット44により、セン
サ装置20から供給された信号は、放電ランプ14から
放射された光線の強さの、制御装置38によって生ぜし
められた時間的変化と同期化した形で処理ユニット46
に伝送される。センサ装置20の信号の、入力ユニット
44による処理ユニット46への伝送の同期化は、入力
ユニット44がタイミング装置40に接続されているこ
とに基づき確保される。センサ装置20の信号が、放電
ランプ14から放射された光線の強さの時間的変化と同
期化されて伝送されることに基づき、センサ装置20に
よって検出された光線の、自車の放電ランプ14から放
射された光線分が増幅され、ほとんどこの光線分だけが
処理されることが達成される。別の光源、たとえば別の
車両の前照灯または道路照明設備の光源から発した異種
光線は、放電ランプ14から放射された光線の強さの時
間的変化とは同期化していないか、もしくは統計的に相
関性を有していないので、このような異種光線は入力ユ
ニット44によってフィルタ除去され、処理ユニット4
6には全く伝送されないか、または僅かな量しか伝送さ
れない。したがって、入力ユニット44からは、ほとん
ど、自車のすれ違いビーム用前照灯10から発した光線
により行われた照明の光線分しか含まれていない、車両
前方の照明状況の結像が処理ユニット46へ伝送され
る。
ている。以下に、この評価装置42について説明する。
評価装置42は入力ユニット44を有している。この入
力ユニット44はセンサ装置20とタイミング装置40
とに接続されている。入力ユニット44は処理ユニット
46に接続されている。入力ユニット44により、セン
サ装置20から供給された信号は、放電ランプ14から
放射された光線の強さの、制御装置38によって生ぜし
められた時間的変化と同期化した形で処理ユニット46
に伝送される。センサ装置20の信号の、入力ユニット
44による処理ユニット46への伝送の同期化は、入力
ユニット44がタイミング装置40に接続されているこ
とに基づき確保される。センサ装置20の信号が、放電
ランプ14から放射された光線の強さの時間的変化と同
期化されて伝送されることに基づき、センサ装置20に
よって検出された光線の、自車の放電ランプ14から放
射された光線分が増幅され、ほとんどこの光線分だけが
処理されることが達成される。別の光源、たとえば別の
車両の前照灯または道路照明設備の光源から発した異種
光線は、放電ランプ14から放射された光線の強さの時
間的変化とは同期化していないか、もしくは統計的に相
関性を有していないので、このような異種光線は入力ユ
ニット44によってフィルタ除去され、処理ユニット4
6には全く伝送されないか、または僅かな量しか伝送さ
れない。したがって、入力ユニット44からは、ほとん
ど、自車のすれ違いビーム用前照灯10から発した光線
により行われた照明の光線分しか含まれていない、車両
前方の照明状況の結像が処理ユニット46へ伝送され
る。
【0018】処理ユニット46は入力ユニット44に接
続されていると同時に、記憶ユニット48にも接続され
ている。この記憶ユニット48には、すれ違いビーム用
前照灯10の照明距離が適正調節された状態で存在する
ような、車両前方の照明状況の少なくとも1つの結像に
関するデータが記憶されている。車両前方の照明状況の
結像23の部分範囲24には、照明距離が適正調節され
た状態で規定された照度が存在しており、種々の部分範
囲24にわたって照度の規定の分布が存在している。記
憶ユニット48には、たとえば種々異なる天候条件、乾
燥した路面または湿った路面または種々の路面舗装にお
いてセンサ装置20により検出されるような、車両前方
の照明状況の種々の結像のデータが記憶されていてよ
い。記憶ユニット48に記憶されたデータは、車両前方
の路面をすれ違いビーム用前照灯10によって実際に照
明し、かつセンサ装置20により照明状況を検出した状
態で求められる。
続されていると同時に、記憶ユニット48にも接続され
ている。この記憶ユニット48には、すれ違いビーム用
前照灯10の照明距離が適正調節された状態で存在する
ような、車両前方の照明状況の少なくとも1つの結像に
関するデータが記憶されている。車両前方の照明状況の
結像23の部分範囲24には、照明距離が適正調節され
た状態で規定された照度が存在しており、種々の部分範
囲24にわたって照度の規定の分布が存在している。記
憶ユニット48には、たとえば種々異なる天候条件、乾
燥した路面または湿った路面または種々の路面舗装にお
いてセンサ装置20により検出されるような、車両前方
の照明状況の種々の結像のデータが記憶されていてよ
い。記憶ユニット48に記憶されたデータは、車両前方
の路面をすれ違いビーム用前照灯10によって実際に照
明し、かつセンサ装置20により照明状況を検出した状
態で求められる。
【0019】入力ユニット44から処理ユニット46に
伝送された、センサ装置20により形成された照明状況
の結像の実際のデータIx(t,α)は、処理ユニット
46により、記憶ユニット48に存在するデータIs
(αs)と比較される。実際のデータIxは時間tと、
路面に対するすれ違いビーム用前照灯10もしくはその
リフレクタ12の傾き角度αとに関連しており、記憶ユ
ニット48に存在するデータIsは目標値を成す。デー
タの比較時では、処理ユニット46によって差E(t,
α)=Is(αs)−Ix(t,α)が形成され、この
差は目標照明距離からの実際照明距離の偏差を表す尺度
となる。差E(t,α)は、路面に対するすれ違いビー
ム用前照灯10の傾き角度α(t)に関連しており、こ
の傾き角度は時間tに関連している。差E(t,α)を
求めるためには、処理ユニット46によって公知の相関
法が使用される。
伝送された、センサ装置20により形成された照明状況
の結像の実際のデータIx(t,α)は、処理ユニット
46により、記憶ユニット48に存在するデータIs
(αs)と比較される。実際のデータIxは時間tと、
路面に対するすれ違いビーム用前照灯10もしくはその
リフレクタ12の傾き角度αとに関連しており、記憶ユ
ニット48に存在するデータIsは目標値を成す。デー
タの比較時では、処理ユニット46によって差E(t,
α)=Is(αs)−Ix(t,α)が形成され、この
差は目標照明距離からの実際照明距離の偏差を表す尺度
となる。差E(t,α)は、路面に対するすれ違いビー
ム用前照灯10の傾き角度α(t)に関連しており、こ
の傾き角度は時間tに関連している。差E(t,α)を
求めるためには、処理ユニット46によって公知の相関
法が使用される。
【0020】処理ユニット46によって出力信号が形成
される。この出力信号により、補正ユニット50を介し
てすれ違いビーム用前照灯10の調節装置18が制御さ
れる。処理ユニット46の出力信号は、調節装置18が
次のように操作されるように形成される。すなわち、こ
の場合、調節装置18は、すれ違いビーム用前照灯10
もしくはそのリフレクタ12の傾き角度αが変化させら
れて、これによってすれ違いビーム用前照灯10により
放射される光束が規定の目標照明距離を有し、ひいては
処理ユニット46により求められた差E(t,α)がゼ
ロとなるか、または少なくとも最小限にまで減じられる
ように操作される。すれ違いビーム用前照灯10もしく
はそのリフレクタ12が旋回させられると、センサ装置
20も軸線16を中心にして一緒に旋回させられる。
される。この出力信号により、補正ユニット50を介し
てすれ違いビーム用前照灯10の調節装置18が制御さ
れる。処理ユニット46の出力信号は、調節装置18が
次のように操作されるように形成される。すなわち、こ
の場合、調節装置18は、すれ違いビーム用前照灯10
もしくはそのリフレクタ12の傾き角度αが変化させら
れて、これによってすれ違いビーム用前照灯10により
放射される光束が規定の目標照明距離を有し、ひいては
処理ユニット46により求められた差E(t,α)がゼ
ロとなるか、または少なくとも最小限にまで減じられる
ように操作される。すれ違いビーム用前照灯10もしく
はそのリフレクタ12が旋回させられると、センサ装置
20も軸線16を中心にして一緒に旋回させられる。
【0021】補正ユニット50には、処理ユニット46
の出力信号の他にさらに別の信号、たとえば降雨または
霧のような天候条件に関する信号および/または車両の
速度に関する信号および/または車両の加速度に関する
信号および/または車両の機関回転数に関する信号およ
び/または車両のオートマチック変速機の制御の信号を
供給することができる。補正ユニット50により、処理
ユニット46の出力信号の妥当性チェックが行われる。
すなわち、付加的な信号に基づき補正ユニット50に提
供された情報を考慮して、調節装置18を制御するため
の出力信号が照明距離の適正な調節をもたらすことがで
きるかどうかがチェックされる。補正ユニット50によ
り、処理ユニット46の出力信号の信頼性を、提供され
た付加的な情報、たとえば天候条件を考慮して判定し、
かつこの信頼性の度合いに関連して出力信号を補正する
こともできる。このためには、補正ユニット50におい
て、たとえばあいまいなロジックを用いた方法、いわゆ
る「ファジーロジック」を使用することができる。
の出力信号の他にさらに別の信号、たとえば降雨または
霧のような天候条件に関する信号および/または車両の
速度に関する信号および/または車両の加速度に関する
信号および/または車両の機関回転数に関する信号およ
び/または車両のオートマチック変速機の制御の信号を
供給することができる。補正ユニット50により、処理
ユニット46の出力信号の妥当性チェックが行われる。
すなわち、付加的な信号に基づき補正ユニット50に提
供された情報を考慮して、調節装置18を制御するため
の出力信号が照明距離の適正な調節をもたらすことがで
きるかどうかがチェックされる。補正ユニット50によ
り、処理ユニット46の出力信号の信頼性を、提供され
た付加的な情報、たとえば天候条件を考慮して判定し、
かつこの信頼性の度合いに関連して出力信号を補正する
こともできる。このためには、補正ユニット50におい
て、たとえばあいまいなロジックを用いた方法、いわゆ
る「ファジーロジック」を使用することができる。
【0022】制御ユニット38によって生ぜしめられ
た、放電ランプ14により放射された光線の強さの時間
的変化は、有利にはその振幅および周波数の点で、この
ような時間的変化が人間の目には感じられず、ひいては
車両操縦者にとって路面の照明が損なわれないように行
われる。また、各すれ違いビーム用前照灯10において
光源14から放射される光線の強さをそれぞれ変調する
こともできる。この場合、各すれ違いビーム用前照灯1
0には、それぞれ1つのセンサ装置20と評価装置42
とが対応しており、したがって両すれ違いビーム用前照
灯において、互いに別個に照明距離が調節可能となる。
択一的な構成では、両すれ違いビーム用前照灯10には
それぞれ1つのセンサ装置20が対応していて、両セン
サ装置20が1つの共通の評価装置42に接続されてい
てよい。さらに別の構成では、一方のすれ違いビーム用
前照灯10でのみ、光源14から放射される光線の強さ
が変調されるようになっていてよい。したがって、この
すれ違いビーム用前照灯10にのみセンサ装置20と評
価装置42とが対応している。他方のすれ違いビーム用
前照灯10の調節装置18は評価装置42の出力信号に
よって一緒に制御することができる。ただしこの場合に
は、両すれ違いビーム用前照灯10の傾き角度αが等し
いことが確保されていなければならない。
た、放電ランプ14により放射された光線の強さの時間
的変化は、有利にはその振幅および周波数の点で、この
ような時間的変化が人間の目には感じられず、ひいては
車両操縦者にとって路面の照明が損なわれないように行
われる。また、各すれ違いビーム用前照灯10において
光源14から放射される光線の強さをそれぞれ変調する
こともできる。この場合、各すれ違いビーム用前照灯1
0には、それぞれ1つのセンサ装置20と評価装置42
とが対応しており、したがって両すれ違いビーム用前照
灯において、互いに別個に照明距離が調節可能となる。
択一的な構成では、両すれ違いビーム用前照灯10には
それぞれ1つのセンサ装置20が対応していて、両セン
サ装置20が1つの共通の評価装置42に接続されてい
てよい。さらに別の構成では、一方のすれ違いビーム用
前照灯10でのみ、光源14から放射される光線の強さ
が変調されるようになっていてよい。したがって、この
すれ違いビーム用前照灯10にのみセンサ装置20と評
価装置42とが対応している。他方のすれ違いビーム用
前照灯10の調節装置18は評価装置42の出力信号に
よって一緒に制御することができる。ただしこの場合に
は、両すれ違いビーム用前照灯10の傾き角度αが等し
いことが確保されていなければならない。
【0023】放電ランプ14の代わりに、すれ違いビー
ム用前照灯10は1つまたは複数の別の光源、たとえば
発光ダイオードの形の半導体光源を有していてもよい。
このような発光ダイオードの形の半導体光源では、光源
から放射された光線の強さに制御装置38によって影響
を与えることができる。すれ違いビーム用前照灯10か
ら放射された光束の照明距離の前で説明した調節と同様
に、センサ装置20と評価装置42と制御装置38とを
用いた照明距離の調節に対して付加的にまたは択一的
に、別の調節装置、つまりすれ違いビーム用前照灯10
もしくは少なくともそのリフレクタ12を鉛直方向の軸
線17を中心にして旋回させることのできる調節装置を
介して、すれ違いビーム用前照灯10から放射される光
束の方向を水平方向の平面内で調節することもできる。
評価装置42はこの場合、たとえば別のセンサ装置に接
続されていてよい。この別のセンサ装置によって車両前
方の路面の経過もしくは軌道が検出されるので、すれ違
いビーム用前照灯10から放射された光束の方向を路面
軌道に合わせて調整することができる。センサ装置とし
ては、たとえば車両に搭載された衛星ナビゲーション装
置を使用することもできる。この衛星ナビゲーション装
置には路面軌道に関するデータが記憶されており、この
衛星ナビゲーション装置によって、路面における車両の
現在地が検出される。
ム用前照灯10は1つまたは複数の別の光源、たとえば
発光ダイオードの形の半導体光源を有していてもよい。
このような発光ダイオードの形の半導体光源では、光源
から放射された光線の強さに制御装置38によって影響
を与えることができる。すれ違いビーム用前照灯10か
ら放射された光束の照明距離の前で説明した調節と同様
に、センサ装置20と評価装置42と制御装置38とを
用いた照明距離の調節に対して付加的にまたは択一的
に、別の調節装置、つまりすれ違いビーム用前照灯10
もしくは少なくともそのリフレクタ12を鉛直方向の軸
線17を中心にして旋回させることのできる調節装置を
介して、すれ違いビーム用前照灯10から放射される光
束の方向を水平方向の平面内で調節することもできる。
評価装置42はこの場合、たとえば別のセンサ装置に接
続されていてよい。この別のセンサ装置によって車両前
方の路面の経過もしくは軌道が検出されるので、すれ違
いビーム用前照灯10から放射された光束の方向を路面
軌道に合わせて調整することができる。センサ装置とし
ては、たとえば車両に搭載された衛星ナビゲーション装
置を使用することもできる。この衛星ナビゲーション装
置には路面軌道に関するデータが記憶されており、この
衛星ナビゲーション装置によって、路面における車両の
現在地が検出される。
【図1】車両前方に位置する路面を照明するすれ違いビ
ーム用前照灯を備えた車両を示す概略図である。
ーム用前照灯を備えた車両を示す概略図である。
【図2】車両のすれ違いビーム用前照灯の照明距離を制
御するための装置の原理図である。
御するための装置の原理図である。
【図3】すれ違いビーム用前照灯の光源から放射された
一定の光線分の強さの時間的な経過を示す線図である。
一定の光線分の強さの時間的な経過を示す線図である。
【図4】すれ違いビーム用前照灯の光源から放射された
可変の光線分の強さの時間的な経過を示す線図である。
可変の光線分の強さの時間的な経過を示す線図である。
【図5】光源から放射された一定の光線分と、可変の光
線分との時間的経過を重畳させて示す線図である。
線分との時間的経過を重畳させて示す線図である。
10 すれ違いビーム用前照灯、 12 リフレクタ、
14 光源、 16,17 軸線、 18 調節装
置、 20 センサ装置、 21 等照度曲線、22
光電変換素子、 23 結像、 24 部分範囲、 2
6 対物レンズ、 30 前置接続装置、 32 作動
装置、 34 変換器、 36 搭載バッテリ、 38
制御装置、 40 タイミング装置、 42 評価装
置、 44 入力ユニット、 46 処理ユニット、
48 記憶ユニット、 50 補正ユニット
14 光源、 16,17 軸線、 18 調節装
置、 20 センサ装置、 21 等照度曲線、22
光電変換素子、 23 結像、 24 部分範囲、 2
6 対物レンズ、 30 前置接続装置、 32 作動
装置、 34 変換器、 36 搭載バッテリ、 38
制御装置、 40 タイミング装置、 42 評価装
置、 44 入力ユニット、 46 処理ユニット、
48 記憶ユニット、 50 補正ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エラディオ ロペス スイス国 ラ クロワ ルート デュ ブワ ド ラ ショ (番地なし) (56)参考文献 特開 平5−229383(JP,A) 特開 平10−297358(JP,A) 特開 平7−186818(JP,A) 特開 平7−69125(JP,A) 特開 平4−66343(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60Q 1/00 - 1/56
Claims (10)
- 【請求項1】 車両に設けられた少なくとも1つの前照
灯から放射された光束の方向を調節するための装置であ
って、前照灯(10)が少なくとも1つの光源(14)
を有しており、前照灯(10)に対応する調節装置(1
8)が設けられていて、該調節装置(18)によって、
前照灯(10)から放射された光束の方向が可変であ
り、少なくとも1つの光電式のセンサ装置(20)が設
けられていて、該センサ装置(20)によって照明状況
が、前照灯(10)から放射されかつ車両前方の路面に
より反射された光線の形で検出されるようになってお
り、さらに評価装置(42)が設けられていて、該評価
装置(42)によって、センサ装置(20)により検出
された実際の照明状況が、前照灯(10)から放射され
た光束の適正調節された方向を有する、少なくとも1つ
の記憶された目標照明状況と比較されるようになってお
り、実際の照明状況と目標照明状況との間に偏差が生じ
た場合には、該偏差を最小限に抑えるために評価装置
(42)によって前記調節装置(18)が制御されるよ
うになっている形式のものにおいて、少なくとも所定の
時間毎に前照灯(10)の光線放射が時間的に変調され
るようになっており、評価装置(42)よって、センサ
装置(20)により検出された実際の照明状況が、ほと
んど、時間的に変調された光線分に関してしか評価され
ないようになっていることを特徴とする、車両に設けら
れた少なくとも1つの前照灯から放射された光束の方向
を調節するための装置。 - 【請求項2】 光源(14)から放射された光線の強さ
が、時間的に変調されるようになっている、請求項1記
載の装置。 - 【請求項3】 光源(14)のために電気的な供給装置
(30)が設けられており、光源(14)から放射され
た光線の強さを時間的に変調するために、前記供給装置
(30)の少なくとも1つの電気的な作動量が変調され
るようになっている、請求項2記載の装置。 - 【請求項4】 電気的な供給装置(30)の電気的な作
動量として、該供給装置(30)により光源(14)に
供給される電流が時間的に変調されるようになってい
る、請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 電気的な供給装置(30)の電気的な作
動量として、該供給装置(30)により光源(14)に
供給される電圧が時間的に変調されるようになってい
る、請求項3または4記載の装置。 - 【請求項6】 電気的な作動量の時間的変調を生ぜしめ
るために前記供給装置(30)に作用する制御装置(3
8)が設けられている、請求項3から5までのいずれか
1項記載の装置。 - 【請求項7】 光源(14)が、規定された光線の基本
強さ(I0)で作動させられるようになっていて、該基
本強さに少なくとも所定の時間毎に光線の強さの時間的
な変化(I(t))が重畳されるようになっている、請
求項2から6までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項8】 前記センサ装置(20)による照明状況
の検出および前記評価装置(42)による処理が、前照
灯(10)の光線放射の時間的変調と同期的に行われる
ようになっている、請求項1から7までのいずれか1項
記載の装置。 - 【請求項9】 光源(14)が放電ランプである、請求
項1から8までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項10】 光源(14)が半導体光源である、請
求項1から8までのいずれか1項記載の装置。
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