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JP3067433B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3067433B2
JP3067433B2 JP4350207A JP35020792A JP3067433B2 JP 3067433 B2 JP3067433 B2 JP 3067433B2 JP 4350207 A JP4350207 A JP 4350207A JP 35020792 A JP35020792 A JP 35020792A JP 3067433 B2 JP3067433 B2 JP 3067433B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チタンシリサイドを有
する半導体装置の製造方法に関し、特にチタンシリサイ
ドによるポリサイド構造の形成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の微細化が年々進み、
MOS型トランジスタ等のゲート長寸法も1μmを下回
るものが市販されるに至っている。この微細化の傾向が
進むに従い、多結晶シリコンを使用するゲートの配線遅
延が問題になり、低抵抗のゲート材料が求められてき
た。
【0003】近年、この要請に答え、タングステンシリ
サイドやモリブデンシリサイドをゲート電極上部に配置
し、下部に多結晶シリコンを配置したポリサイド構造の
ものが開発されてきた。それぞれの、ゲート材料のシー
ト抵抗を比較すると多結晶シリコンが20Ω/□、モリ
ブデンポリサイドで5Ω/□、タングステンポリサイド
で2Ω/□程度である。
【0004】実用化の面で、多結晶シリコンからモリブ
デンポリサイド、さらにタングステンポリサイドと進ん
できたが、これ以上の低抵抗材料の実用化は、あまり進
んでいない。
【0005】このような中で、タングステンポリサイド
を上回る低抵抗材料としてチタンポリサイドが知られて
いる。これは、シート抵抗で0.5Ω/□〜1.0Ω/
□程度のものが期待でき、ポリサイド構造を持つゲート
材料の中で最も低い抵抗値になる。このチタンポリサイ
ドを形成するための従来の方法としては、合金法と呼ば
れる製造方法が用いられてきた。合金法の概念図を図5
に示す。
【0006】まず、二酸化ケイ素など絶縁膜202上
に、多結晶シリコン203と純金属チタン204を堆積
させる。堆積方法は多結晶シリコン203が減圧CVD
法、純金属チタン204がスパッタ法で形成されること
が一般的である(図5(a))。
【0007】次にフォーミングガスなど、金属チタンに
対し不活性なガス中で、800℃程度の熱処理を施し、
上部チタン204と下部シリコン203のシリサイド反
応を起こさせ、上部にチタンシリサイド205を形成す
る(図5(b))。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】上記方法で形成さ
れたチタンポリサイドは、極めて低い抵抗値を示すが、
半導体素子の製造工程に応用しようとすると、次の2つ
の重大な欠点を持っている。
【0009】第1の欠点は、シリサイド化させる熱処理
の前の洗浄でフッ酸が使用できない点である。これは、
チタンがフッ酸に対し可溶で、瞬時に溶けてしまうから
である。シリサイド化の熱処理が800℃前後と比較的
高温であるため、もしフッ酸洗浄ができないとすると、
表面に付着した不純物が、半導体基板に拡散し、素子を
破壊する可能性が高くなる。チタンシリサイドを上部に
持つポリサイドが実用化されない最大の理由がこの点に
ある。
【0010】第2の欠点は、シリサイド化させる熱処理
にフォーミングガスなどの不活性ガスを使用しなければ
ならないことである。これはチタンが非常に活性な元素
のためで、微量の酸素で酸化してしまい、さらには窒素
で窒化してしまう。そのため、一般にはフォーミングガ
スを使用しているが、窒素と比較して、はるかに高価な
ガスで、製造原価を上昇させてしまう。これが、合金法
でチタンポリサイドを作成する、第2の欠点である。
【0011】[発明の目的]本発明の目的は、チタンシ
リサイドを有する半導体装置の製造方法において、半導
体装置の表面に付着した不純物を洗浄除去してから熱処
理を行なうことにより、素子の信頼性を向上させ、また
安価な窒素ガスによる熱処理を可能とすることにより、
コストを低減させた半導体装置の製造方法を実現するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するための手段として、チタン層上にシリコン層
を形成する工程と、該シリコン層表面を洗浄する工程
と、前記洗浄後に前記チタン層をチタンシリサイドとす
る熱処理工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の
製造方法を提供するものである。また本発明は、チタン
シリサイド層を有する半導体装置の製造方法において、
チタン層上に、該チタン層全面を覆うようにシリコン層
を形成する工程と、該シリコン層の表面を洗浄する工程
と、前記洗浄の後に、前記チタン層をチタンシリサイド
層に変える為の熱処理を行なう熱処理工程と、前記熱処
理工程の後に、前記シリコン層及び前記チタンシリサイ
ド層をエッチングして所定の形状に加工する工程と、を
含むことを特徴とする半導体装置の製造方法でもある。
また、前記半導体装置は、電界効果トランジスタであ
り、前記チタン層を多結晶シリコン層上に形成する工程
と、前記所定の形状に加工された前記シリコン層及び前
記チタンシリサイド層を含む電極を熱酸化膜により覆う
工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法
でもある。
【0013】また、前記洗浄はフッ酸を用いることを特
徴とし、また、前記熱処理は、窒素ガスを用いることを
特徴とし、また、前記熱処理は、700℃以上で行なう
ことを特徴とし、また、前記チタン層は、その上下をシ
リコン層によって挟まれる構造で形成され、前記熱処理
工程により上下両面からシリサイド化されることを特徴
とする半導体装置の製造方法により、上記課題を解決し
ようとするものである。
【0014】
【作用】本発明によれば、従来の合金法と異なり、多結
晶シリコンの上にチタンを堆積させ、さらにその上に、
スパッタなどでシリコンを堆積させ、熱処理前のチタン
表面をシリコンで覆うことにより、表面のフッ酸洗浄を
可能にし、かつ、金属チタンと外気との反応を阻止でき
るため、コストの高いフォーミングガス等の不活性ガス
を用いなくても、コストの安い窒素ガス等を用いて熱処
理を行なうことができる。
【0015】また、チタン層の上下をシリコン層で挟む
ことにより、熱処理中のチタンのシリサイド化反応を上
下両方向にすることができ、より均一なチタンシリサイ
ド層を短時間で得ることができる。
【0016】
【実施例】
[実施例1]図1は本発明の特徴を最もよく表わす図面
であり、同図に於いて101は半導体基板、102は二
酸化ケイ素などの絶縁膜、103は多結晶シリコン、1
04は純金属チタン、105は熱処理後に形成されたチ
タンシリサイド、106はスパッタなどで堆積されたシ
リコンである。図1(a)は、熱処理前の状態で、シリ
コン、チタン、シリコンの順で堆積させた直後のもので
ある。図1(b)は熱処理後の状態で、多結晶シリコン
103及びシリコン膜106はチタン104との反応で
薄くなっており、チタン104自体は反応により消滅す
る。シリサイド化反応の結果、チタンシリサイド105
が中間に形成される。
【0017】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
【0018】図2,図3は、本発明を利用した電界効果
トランジスタの製作工程の途中を示す模式図である。
【0019】まず、公知の技術である選択酸化法によ
り、非素子域に8000Åの熱酸化膜、素子域に300
Åの熱酸化膜302をシリコン基板301表面に形成す
る。実施例では、Nチャネル型のMOSトランジスタを
作製するため、基板301はP型基板を用いたが、Pチ
ャネル型のMOSトランジスタを作製する場合はn型基
板を用いればよい。なお、8000Åのフィールド酸化
膜302の下には、4×1013ドーズ/cm2 のホウ素を
チャネルストップとして、イオン注入している(以上図
2(a))。
【0020】次に、図2(b)〜(d),図3(e)〜
(g)までが本発明の特徴的な工程になるが、第一段階
として、多結晶シリコンを減圧CVD法により2500
Å堆積させた。ガスはSiH4 を用い、堆積温度は62
0℃である(図2(b))。
【0021】次に、図2(b)の状態にあるシリコン基
板を、真空槽で継れた、図4のような、スパッタ装置の
中に入れる。まず、ゲートバルブ408を開け、ロード
ロック室401に、基板を入れる。そして、ロードロッ
ク室を排気し、ゲートバルブ409を開け、搬送室40
2に基板を搬送する。
【0022】次に、ゲートバルブ410を開け、第1ス
パッタ室403にウエハを搬送し、ゲートバルブ410
を閉じる。第1スパッタ室には、純金属チタンターゲッ
トが、基板に対向して配置されている。この状態でチタ
ンのスパッタを行う。ガスはアルゴンを用い25SCC
M流し、基板温度は200℃に設定した。また電極への
DCパワーは1kWである。1分8秒のスパッタで約1
000Åのチタンが堆積される(図2(c))。
【0023】次に、図4で示した装置のゲートバルブ4
10を開け、1度搬送室402に基板をもどす。次にゲ
ートバルブ410を閉じゲートバルブ411を開け、第
2スパッタ室404に基板を搬送し、ゲートバルブ41
1を閉じる。第2スパッタ室にはシリコンターゲットが
基板に対向して配置されている。この状態でシリコンの
スパッタを行う。ガスはアルゴンを用い、30SCCM
流し、基板温度は150℃に設定した。また電極へのR
Fパワーは1kWである。実施例ではRFスパッタを行
ったが、シリコンターゲットに、ボロンまたはリンをド
ープすればDCスパッタでもよい。3分30秒のスパッ
タで1500Åのシリコン306が堆積される(図2
(d))。
【0024】この後、図4で示した装置のゲートバルブ
411を開け搬送室402に基板をもどす。ゲートバル
ブ411を閉じ、ゲートバルブ409を開け、ロードロ
ック室401に基板をもどす。ゲートバルブ409を閉
じ、ここで、はじめて大気にもどす。ゲートバルブ40
8を開け、外に基板を取り出す。基板は図2(b)の状
態から図2(d)の状態まで真空中にあるので、チタン
層304が大気に晒されることはない。
【0025】図2(d)の状態で、フッ酸含有量2.5
%の溶液中で40秒の洗浄を行い、窒素雰囲気中で熱処
理を行った。熱処理温度は800℃で、30分の処理を
行っている。この熱処理で、チタンのシリサイド反応が
進み、チタン層304が消滅し、チタンシリサイド層3
05が、中間に2400Å程度形成される(図3
(e))。熱処理が700℃以下では、TiSi2 より
TiSiになり、抵抗が高くなってしまうので800℃
を選んだ。熱処理前のフッ酸洗浄は、本実施例では2.
5%のもので行ったが、含有量10%の溶液でも、表面
が溶解しないことは確認できている。また、窒素雰囲気
中での熱処理でも通常の反応炉を使用しており酸化防止
のための特別な装置改造は不必要である。
【0026】次に、フォトリソグラフィー技術により、
所定のゲート電極形状に堆積膜を加工する。エッチング
はCl2 +SF6 系にて行い、圧力は6pa、RFパワ
ーは40Wに設定した。ドライエッチング装置は、リア
クティブイオンエッチング方式のものを使用している。
エッチングはスパッタシリコン残存膜306、チタンシ
リサイド305、多結晶シリコン303の3層同時に行
い、ゲート酸化膜及びフィールド酸化膜302は残す
(図3(f))。
【0027】次に、ゲート電極の表面を熱酸化膜で覆
う。通常のドライ酸化でSiO2 を形成するが、ゲート
電極の上面は、スパッタシリコンの残存層306が有
り、シリコンの単純な熱酸化反応が起こり、SiO2
形成される。チタンシリサイド層305の側面は、下部
多結晶シリコン層303からシリコンが供給され、やは
り、SiO2 が形成される。また下部多結晶シリコン層
303の側面は、単純に熱酸化反応が起こり、SiO2
が形成される。結局、ゲート電極の外周は全てシリコン
熱酸化膜で覆れることになる(図3(g))。
【0028】なお、この熱酸化の前洗浄は、チタンシリ
サイド層の側面が、やや溶解するが、SiO2 同様、
2.5%フッ酸で150Å/min程度のエッチングレ
ートなので、素子製作上に問題は無い。
【0029】以下、公知の技術であるイオンインプラン
テーション法などを用い電界効果形トランジスタを試作
した。多結晶シリコン層303とチタンシリサイド層3
05を合わせたポリサイド構造で、シート抵抗0.7Ω
/□が得られている。通常の多結晶シリコンで20Ω/
□、タングステンポリサイドで2〜5Ω/□なので、前
者と比較して約1/30、後者との比較で1/5〜1/
3の低抵抗特性が得られている。
【0030】[実施例2]前記実施例は、電界効果型ト
ランジスタのゲート電極への応用例を示したが、本発明
は単純な配線部分にも転用できる。特にメモリーのビッ
ト線等に有効である。
【0031】[実施例3]また他の実施例としては、バ
イポーラトランジスタのエミッタやベース電極の引き出
し線にも応用できる。
【0032】実施例2や3の場合、最下層に多結晶シリ
コンを堆積させておく必要は無く、基板とのコンタクト
部では基板の上にチタン、その上にスパッタシリコンと
いう構造でよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
熱処理前のチタン表面をシリコンで覆うことにより、表
面のフッ酸洗浄が可能になるため、熱処理後の素子の品
質を向上させることができる。
【0034】また、金属チタンと外気との反応を阻止で
きるため、高価なフォーミングガス等の不活性ガスを用
いなくても、安価な窒素ガス等を用いて熱処理を行なう
ことができ、これによりコストダウンすることができ
る。
【0035】また、チタン層の上下をシリコン層で挟む
ことにより、熱処理中のチタンのシリサイド化反応を上
下両方向にすることができ、より均一なチタンシリサイ
ド層を短時間で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を最もよく表わしたもので、半導体装置
のシリサイド反応の前後の状態を示す模式的断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例のMOSトランジスタ製作の途
中工程断面図である。
【図3】本発明の実施例のMOSトランジスタ製作の途
中工程断面図である。
【図4】本発明の実施例で使用したスパッタ装置の模式
的構成図である。
【図5】従来例のチタン合金法による、チタンシリサイ
ド形成方法を示す半導体装置の模式的工程断面図であ
る。
【符号の説明】
101,201,301 シリコン等半導体基板 102,202,302 二酸化ケイ素 103,203,303 多結晶シリコン 104,204,304 純金属チタン 105,205,305 チタンシリサイド 106,306 スパッタ等で堆積させたシリコン 401 ロードロック室 402 搬送室 403 第1スパッタ室 404 第2スパッタ室 406 チタンターゲット 407 シリコンターゲット 408,409,410,411 ゲートバルブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−230373(JP,A) 特開 昭63−299377(JP,A) 特開 平3−9530(JP,A) 特開 平4−137622(JP,A) 特開 平3−155641(JP,A) 特開 昭62−239576(JP,A) 特開 昭61−271828(JP,A) Appl.Phys.Lett.,V ol.54,No.8(1989)p.693− 695 Journal of Materi als Science,Vol.25 (1990)p.98−102 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/28 H01L 21/3205

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタンシリサイド層を有する半導体装置
    の製造方法において、 チタン層上にシリコン層を形成する工程と、該シリコン
    層表面を洗浄する工程と、前記洗浄後に前記チタン層を
    チタンシリサイドとする熱処理工程と、を含むことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記洗浄は、フッ酸を用いて行なうこと
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記熱処理は、窒素ガスを用いることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記熱処理は、700℃以上で行なうこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記チタン層は、その上下をシリコン層
    によって挟まれる構造で形成され、前記熱処理工程によ
    り上下両面からチタンシリサイドとされることを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 チタンシリサイド層を有する半導体装置
    の製造方法において、 チタン層上に、該チタン層全面を覆うようにシリコン層
    を形成する工程と、 該シリコン層の表面を洗浄する工程と、 前記洗浄の後に、前記チタン層をチタンシリサイド層に
    変える為の熱処理を行なう熱処理工程と、 前記熱処理工程の後に、前記シリコン層及び前記チタン
    シリサイド層をエッチングして所定の形状に加工する工
    程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記半導体装置は、電界効果トランジス
    タであり、 前記チタン層を多結晶シリコン層上に形成する工程と、 前記所定の形状に加工された前記シリコン層及び前記チ
    タンシリサイド層を含む電極を熱酸化膜により覆う工程
    と、 を含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記洗浄は、フッ酸を用いて行なうこと
    を特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記熱処理は、窒素ガスを用いることを
    特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記熱処理は、700℃以上で行なう
    ことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方
    法。
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