JP2988288B2 - モール付きウエザストリップの取付構造 - Google Patents
モール付きウエザストリップの取付構造Info
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- molding
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はモール付きウエザストリ
ップの取付構造、特に自動車のセンタピラーに沿って取
付けられる２本のウエザストリップと、これ等ウエザス
トリップの間に設けられるピラーモールとよりなるモー
ル付きウエザストリップの取付構造に関するものであ
る。
ップの取付構造、特に自動車のセンタピラーに沿って取
付けられる２本のウエザストリップと、これ等ウエザス
トリップの間に設けられるピラーモールとよりなるモー
ル付きウエザストリップの取付構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図７に示すようにサッシュレスドア車で
は、側面のドア開口のルーフサイド沿いにウエザストリ
ップ３が取付けられるとともに、センタピラーに沿って
ウエザストリップが取付けられ、前後のドアガラス２
Ａ，２Ｂまわりをシールするようになっている。
は、側面のドア開口のルーフサイド沿いにウエザストリ
ップ３が取付けられるとともに、センタピラーに沿って
ウエザストリップが取付けられ、前後のドアガラス２
Ａ，２Ｂまわりをシールするようになっている。
【０００３】センタピラーに沿うウエザストリップは前
後に並列する２本のウエザストリップ４Ａ，４Ｂで構成
されており、前側のウエザストリップ４Ａがフロントド
アガラス２Ａの後縁をシールし、後側のウエザストリッ
プ４Ｂがリヤドアガラス２Ｂの前縁をシールする。
後に並列する２本のウエザストリップ４Ａ，４Ｂで構成
されており、前側のウエザストリップ４Ａがフロントド
アガラス２Ａの後縁をシールし、後側のウエザストリッ
プ４Ｂがリヤドアガラス２Ｂの前縁をシールする。
【０００４】両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂは、センタ
ピラーの外面に設けたリテーナを介して取付けられる。
また最近ではリテーナを用いず、両面接着テープでセン
タピラーに接着固定することがなされるようになってき
た。
ピラーの外面に設けたリテーナを介して取付けられる。
また最近ではリテーナを用いず、両面接着テープでセン
タピラーに接着固定することがなされるようになってき
た。
【０００５】両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの間には、
間隙を埋めて両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂ間をシール
するとともに、センタピラーに意匠性を付与するために
ピラーモール５が設けられている。ピラーモール５は両
ウエザストリップ４Ａ，４Ｂ間の間隙を埋める幅を有し
ており、クリップあるいは裏面に一体に形成した係止部
によりセンタピラーの中央部に係止される。
間隙を埋めて両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂ間をシール
するとともに、センタピラーに意匠性を付与するために
ピラーモール５が設けられている。ピラーモール５は両
ウエザストリップ４Ａ，４Ｂ間の間隙を埋める幅を有し
ており、クリップあるいは裏面に一体に形成した係止部
によりセンタピラーの中央部に係止される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピラーモー
ル５は両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂ間の間隙を埋め、
前後の両周縁がウエザストリップ４Ａ，４Ｂに密着する
幅に形成されるが、ウエザストリップ４Ａ，４Ｂおよび
ピラーモール５の取付け位置バラツキ等により、両者間
に部分的に隙間が生じることがある。隙間が生じると、
そこから雨水や洗車水が侵入して車室内へ入り込むおそ
れがある。
ル５は両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂ間の間隙を埋め、
前後の両周縁がウエザストリップ４Ａ，４Ｂに密着する
幅に形成されるが、ウエザストリップ４Ａ，４Ｂおよび
ピラーモール５の取付け位置バラツキ等により、両者間
に部分的に隙間が生じることがある。隙間が生じると、
そこから雨水や洗車水が侵入して車室内へ入り込むおそ
れがある。
【０００７】そこで本発明は、ウエザストリップとピラ
ーモールとの間から水が侵入するおそれがなく、かつ取
付作業性のよいセンタピラーに沿うモール付きウエザス
トリップの取付構造を提供することを課題としてなされ
たものである。
ーモールとの間から水が侵入するおそれがなく、かつ取
付作業性のよいセンタピラーに沿うモール付きウエザス
トリップの取付構造を提供することを課題としてなされ
たものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は図１に示すよう
に、センタピラー１の前部および後部に沿う２本のウエ
ザストリップ４Ａ，４Ｂの対向端部沿いに突出部４４を
形成し、一方、ピラーモール５はこれをインナモール５
１とアウタモール５２とで構成し、インナモール５１を
その裏面に設けた係止部５１２によりセンタピラー１の
中央部に係止せしめ、アウタモール５２をその裏面に設
けた係止部５２２によりインナモール５１を覆うように
これに係止せしめるとともに、インナモール５１の前後
の周縁５１３とアウタモール５２の前後の周縁５２３と
で両ウエザストリップの上記突出部４４を挟む構造とす
る（請求項１）。
に、センタピラー１の前部および後部に沿う２本のウエ
ザストリップ４Ａ，４Ｂの対向端部沿いに突出部４４を
形成し、一方、ピラーモール５はこれをインナモール５
１とアウタモール５２とで構成し、インナモール５１を
その裏面に設けた係止部５１２によりセンタピラー１の
中央部に係止せしめ、アウタモール５２をその裏面に設
けた係止部５２２によりインナモール５１を覆うように
これに係止せしめるとともに、インナモール５１の前後
の周縁５１３とアウタモール５２の前後の周縁５２３と
で両ウエザストリップの上記突出部４４を挟む構造とす
る（請求項１）。
【０００９】両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの上記突出
部４４は、これを車外方向に開口する溝状に形成し、両
突出部４４にアウタモール５２の前後の周縁を嵌入せし
める構造とする（請求項２）。
部４４は、これを車外方向に開口する溝状に形成し、両
突出部４４にアウタモール５２の前後の周縁を嵌入せし
める構造とする（請求項２）。
【００１０】このようにして、インナモール５１とアウ
タモール５２とで相対向する端部が位置決め固定された
両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの基底部４１を、それぞ
れ両面接着テープ７によりセンタピラー１の前部および
後部に沿って接着固定する構造とする。
タモール５２とで相対向する端部が位置決め固定された
両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの基底部４１を、それぞ
れ両面接着テープ７によりセンタピラー１の前部および
後部に沿って接着固定する構造とする。
【００１１】
【作用】両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂおよびピラーモ
ール５は、先ずインナモール５１をセンタピラー１の中
央部に係止し、両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂをその突
出部４４をインナモール５Ａの前後周縁５１３の上に重
ねるように配し、次にアウタモール５２を、その前後周
縁５２３で両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの突出部４４
を上から押付けるようにして、インナモール５１に係止
する。これにより両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの突出
部４４はインナモール５１とアウタモール５２により挟
まれ良好なシール性が得られる。
ール５は、先ずインナモール５１をセンタピラー１の中
央部に係止し、両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂをその突
出部４４をインナモール５Ａの前後周縁５１３の上に重
ねるように配し、次にアウタモール５２を、その前後周
縁５２３で両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの突出部４４
を上から押付けるようにして、インナモール５１に係止
する。これにより両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの突出
部４４はインナモール５１とアウタモール５２により挟
まれ良好なシール性が得られる。
【００１２】この場合、上記突出部４４を溝状として、
これにアウタモール５２の周縁５２３を嵌め込むように
することで、シール性は更に良好となる。
これにアウタモール５２の周縁５２３を嵌め込むように
することで、シール性は更に良好となる。
【００１３】インナモール５１およびアウタモール５２
を取付けることにより、端部が位置固定された両ウエザ
ストリップ４Ａ，４Ｂをそれぞれ両面接着テープ７によ
りセンタピラー１に接着することで、両ウエザストリッ
プ４Ａ，４Ｂを正確な位置に、かつ作業性よく固定する
ことができる。
を取付けることにより、端部が位置固定された両ウエザ
ストリップ４Ａ，４Ｂをそれぞれ両面接着テープ７によ
りセンタピラー１に接着することで、両ウエザストリッ
プ４Ａ，４Ｂを正確な位置に、かつ作業性よく固定する
ことができる。
【００１４】
【実施例】図１ないし図３に本発明の実施例を示す。図
１に示すようにセンタピラー１はインナパネル１２およ
びアウタパネル１１を前後のフランジ１４で接合した閉
断面構造で、アウタパネル１１は山形の断面形状をなし
ている。前後のフランジ１４にはトリム６Ａ，６Ｂが取
付けられる。
１に示すようにセンタピラー１はインナパネル１２およ
びアウタパネル１１を前後のフランジ１４で接合した閉
断面構造で、アウタパネル１１は山形の断面形状をなし
ている。前後のフランジ１４にはトリム６Ａ，６Ｂが取
付けられる。
【００１５】フロントドアガラス２Ａの後縁をシールす
るウエザストリップ４Ａと、リヤドアガラス２Ｂの前縁
をシールするウエザストリップ４Ｂは実質的に同一構造
を有する中空状の押出成形体で、基底部４１、シール部
４２および中空内を仕切るブリッジ４３を備えている。
基底部４１はソリッドゴム、其の他の部分はスポンジゴ
ムからなる。両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの相対向す
る端部には、基底部４１から突出するＬ字形の突出部４
４が形成してあり、それぞれウエザストリップ４Ａ，４
Ｂの側端との間に溝を形成している。
るウエザストリップ４Ａと、リヤドアガラス２Ｂの前縁
をシールするウエザストリップ４Ｂは実質的に同一構造
を有する中空状の押出成形体で、基底部４１、シール部
４２および中空内を仕切るブリッジ４３を備えている。
基底部４１はソリッドゴム、其の他の部分はスポンジゴ
ムからなる。両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの相対向す
る端部には、基底部４１から突出するＬ字形の突出部４
４が形成してあり、それぞれウエザストリップ４Ａ，４
Ｂの側端との間に溝を形成している。
【００１６】図１および図２に示すように、両ウエザス
トリップ４Ａ，４Ｂ間に設けるピラーモール５はインナ
モール５１およびアウタモール５２からなり、いずれも
合成樹脂の型成形体である。図１および図２（Ａ）に示
すように、インナモール５１の周縁５１３は上方へ突出
するフランジとしてある。そして上面側には中央に一連
に先端が三角状をなす係止突起５１５が形成してある。
また裏面側には上下に所定の間隔をおいて先端に爪を備
えた係止部５１２が突設してある。
トリップ４Ａ，４Ｂ間に設けるピラーモール５はインナ
モール５１およびアウタモール５２からなり、いずれも
合成樹脂の型成形体である。図１および図２（Ａ）に示
すように、インナモール５１の周縁５１３は上方へ突出
するフランジとしてある。そして上面側には中央に一連
に先端が三角状をなす係止突起５１５が形成してある。
また裏面側には上下に所定の間隔をおいて先端に爪を備
えた係止部５１２が突設してある。
【００１７】一方、アウタモール５２は図１および図２
（Ｂ）に示すように、頭部５２１の周縁５２３が下方へ
突出するフランジ５２３としてある。頭部５２１の裏面
には上下に所定の間隔をおいて、かつ千鳥足状に、先端
に爪を有する係止部５２２が形成してある。
（Ｂ）に示すように、頭部５２１の周縁５２３が下方へ
突出するフランジ５２３としてある。頭部５２１の裏面
には上下に所定の間隔をおいて、かつ千鳥足状に、先端
に爪を有する係止部５２２が形成してある。
【００１８】両ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの上端は、
自動車のルーフサイドに沿うドア開口縁に取付けられる
ウエザストリップ３（図７）に接続せしめてある。図３
（Ａ）はその接続部を示すもので、ウエザストリップ３
はその中央部でウエザストリップ３Ａ，３Ｂに分離され
ており、ウエザストリップ３Ａ，３Ｂおよびウエザスト
リップ４Ａ，４Ｂは型成形接続してある。ウエザストリ
ップ４Ａ，４Ｂに連なる型成形接続部４Ｃの脚部４７の
内周側には、ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの上記溝状の
突出部４４に連なる突出部が形成してある。一方、両ウ
エザストリップ４Ａ，４Ｂの下端末には図３（Ｂ）に示
すように、型成形端末部４Ｄが形成してあり、その内周
側には、同じくウエザストリップ４Ａ，４Ｂの上記溝状
の突出部４４に連なる突出部が形成してある。
自動車のルーフサイドに沿うドア開口縁に取付けられる
ウエザストリップ３（図７）に接続せしめてある。図３
（Ａ）はその接続部を示すもので、ウエザストリップ３
はその中央部でウエザストリップ３Ａ，３Ｂに分離され
ており、ウエザストリップ３Ａ，３Ｂおよびウエザスト
リップ４Ａ，４Ｂは型成形接続してある。ウエザストリ
ップ４Ａ，４Ｂに連なる型成形接続部４Ｃの脚部４７の
内周側には、ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの上記溝状の
突出部４４に連なる突出部が形成してある。一方、両ウ
エザストリップ４Ａ，４Ｂの下端末には図３（Ｂ）に示
すように、型成形端末部４Ｄが形成してあり、その内周
側には、同じくウエザストリップ４Ａ，４Ｂの上記溝状
の突出部４４に連なる突出部が形成してある。
【００１９】ウエザストリップ４Ａ，４Ｂおよびピラー
モール５の組付けは次のように行われる。先ず、センタ
ピラー１のアウタパネル１１の中央頂面１３に沿ってイ
ンナモール５１を組付ける。上記頂面１３には所定の間
隔で係止穴が形成してあり、これにインナモール５１の
裏面に突設した係止部５１２を圧入することでインナモ
ール５１が組付けられる。
モール５の組付けは次のように行われる。先ず、センタ
ピラー１のアウタパネル１１の中央頂面１３に沿ってイ
ンナモール５１を組付ける。上記頂面１３には所定の間
隔で係止穴が形成してあり、これにインナモール５１の
裏面に突設した係止部５１２を圧入することでインナモ
ール５１が組付けられる。
【００２０】次に、ウエザストリップ３Ａ，３Ｂと接続
された前後のウエザストリップ４Ａ，４Ｂをピラーアウ
タパネル１１に沿うようにし、ウエザストリップ４Ａ，
４Ｂ、型成形接続部４Ｃおよび型成形端末部４Ｄの内周
縁に形成した突出部４４をインナモール５１のフランジ
状周縁５１３に重ねるように配し、続いてアウタモール
５２を組付ける。アウタモール５２は、ウエザストリッ
プ４Ａ，４Ｂ、型成形接続部４Ｃおよび型成形端末部４
Ｄで囲まれる空間の周縁に密嵌する形状寸法としてあ
り、フランジ状周縁５２３を上記空間の周縁に形成され
た溝状の突出部４４に嵌め込み、係止部５２２をインナ
モール５１の係止突起５１５に押込むことによりなされ
る。これによりインナモール５１およびアウタモール５
２は一体化されると同時に両ウエザストリップ４Ａ，４
Ｂの突出部４４はインナモール５１とアウタモール５２
とにより挟圧される。
された前後のウエザストリップ４Ａ，４Ｂをピラーアウ
タパネル１１に沿うようにし、ウエザストリップ４Ａ，
４Ｂ、型成形接続部４Ｃおよび型成形端末部４Ｄの内周
縁に形成した突出部４４をインナモール５１のフランジ
状周縁５１３に重ねるように配し、続いてアウタモール
５２を組付ける。アウタモール５２は、ウエザストリッ
プ４Ａ，４Ｂ、型成形接続部４Ｃおよび型成形端末部４
Ｄで囲まれる空間の周縁に密嵌する形状寸法としてあ
り、フランジ状周縁５２３を上記空間の周縁に形成され
た溝状の突出部４４に嵌め込み、係止部５２２をインナ
モール５１の係止突起５１５に押込むことによりなされ
る。これによりインナモール５１およびアウタモール５
２は一体化されると同時に両ウエザストリップ４Ａ，４
Ｂの突出部４４はインナモール５１とアウタモール５２
とにより挟圧される。
【００２１】かくして位置決めされた両ウエザストリッ
プ４Ａ，４Ｂにはあらかじめその基底部４１に両面接着
テープ７が貼着してあり、両ウエザストリップ４Ａ，４
Ｂはこれを外側から押付けることで、それぞれピラーア
ウタパネル１１の前後の傾斜面に接着固定される。
プ４Ａ，４Ｂにはあらかじめその基底部４１に両面接着
テープ７が貼着してあり、両ウエザストリップ４Ａ，４
Ｂはこれを外側から押付けることで、それぞれピラーア
ウタパネル１１の前後の傾斜面に接着固定される。
【００２２】このように上記取付構造によれば、インナ
モール５１およびアウタモール５２を取付けることによ
り、同時にウエザストリップ４Ａ，４Ｂとピラーモール
５との間のシール構造が実現する。このシール構造では
ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの突出部４４がインナモー
ル５１およびアウタモール５２の周縁間で挟圧されるか
ら、隙間が生じることがなく完全なシール性能が発揮さ
れる。また、ウエザストリップを両面接着テープで接着
する場合には位置ずれが問題となるが、本取付構造で
は、ウエザストリップ４Ａ，４Ｂとピラーモール５との
シール構造が形成されることで同時にウエザストリップ
４Ａ，４Ｂは位置決めされるから、両面接着テープで正
確な位置に接着され得る。
モール５１およびアウタモール５２を取付けることによ
り、同時にウエザストリップ４Ａ，４Ｂとピラーモール
５との間のシール構造が実現する。このシール構造では
ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの突出部４４がインナモー
ル５１およびアウタモール５２の周縁間で挟圧されるか
ら、隙間が生じることがなく完全なシール性能が発揮さ
れる。また、ウエザストリップを両面接着テープで接着
する場合には位置ずれが問題となるが、本取付構造で
は、ウエザストリップ４Ａ，４Ｂとピラーモール５との
シール構造が形成されることで同時にウエザストリップ
４Ａ，４Ｂは位置決めされるから、両面接着テープで正
確な位置に接着され得る。
【００２３】なお、ウエザストリップ４Ａ，４Ｂの突出
部４４は、平板フランジ状としてこれをインナモール５
１とアウタモール５２の周縁で挟む構造としてもよい
が、上記実施例のように溝状としてこれにアウタモール
５２の周縁を嵌め込むことで、より安定したシール性が
得られる。またウエザストリップ４Ａ，４Ｂは、センタ
ピラー１の前後にリテーナを設け、これに嵌め込むよう
にしてもよい。
部４４は、平板フランジ状としてこれをインナモール５
１とアウタモール５２の周縁で挟む構造としてもよい
が、上記実施例のように溝状としてこれにアウタモール
５２の周縁を嵌め込むことで、より安定したシール性が
得られる。またウエザストリップ４Ａ，４Ｂは、センタ
ピラー１の前後にリテーナを設け、これに嵌め込むよう
にしてもよい。
【００２４】図４、図５および図６はそれぞれ、ウエザ
ストリップ４Ａ，４Ｂ（図では４Ａのみを示す）とピラ
ーモール５の結合部構造の他の実施例を示すものであ
る。
ストリップ４Ａ，４Ｂ（図では４Ａのみを示す）とピラ
ーモール５の結合部構造の他の実施例を示すものであ
る。
【００２５】図４の構造では、ウエザストリップ４Ａの
溝状突出部４４の内面に、アウタモール５２のフランジ
状周縁５１３が押付けられるスポンジ層４５が形成して
ある。これにより、アウタモール５２とウエザストリッ
プ４Ａ間のシール性が一層向上する。
溝状突出部４４の内面に、アウタモール５２のフランジ
状周縁５１３が押付けられるスポンジ層４５が形成して
ある。これにより、アウタモール５２とウエザストリッ
プ４Ａ間のシール性が一層向上する。
【００２６】図５の構造では、ウエザストリップ４Ａの
突出部４４の先端には爪４６が形成してあり、一方、ア
ウタモール５２のフランジ状周縁５２３の先端はカギ型
としてある。これにより上記突出部４４とアウタモール
５２との結合力が強化される。
突出部４４の先端には爪４６が形成してあり、一方、ア
ウタモール５２のフランジ状周縁５２３の先端はカギ型
としてある。これにより上記突出部４４とアウタモール
５２との結合力が強化される。
【００２７】図６の構造では、ウエザストリップ４Ａの
端部には突出部４４の下に溝４７が形成してある。そし
てこの溝４７にはインナモール５１の平板状とした周縁
が嵌込まれるようになっている。これによりウエザスト
リップ４Ａとインナモール５１との間のシール性が一層
良好となる。
端部には突出部４４の下に溝４７が形成してある。そし
てこの溝４７にはインナモール５１の平板状とした周縁
が嵌込まれるようになっている。これによりウエザスト
リップ４Ａとインナモール５１との間のシール性が一層
良好となる。
【００２８】
【発明の効果】本発明によれば、ピラーモールを構成す
るインナモールとアウタモールとをセンタピラーに取付
けることにより、同時に両モールおよび前後のウエザス
トリップ相互間に完全なシール構造が実現する。また同
時に両ウエザストリップはその端部が位置決めされるか
ら、両ウエザストリップを両面接着テープにより作業性
よく、かつ正確な位置でセンタピラーに接着固定するこ
とができる。
るインナモールとアウタモールとをセンタピラーに取付
けることにより、同時に両モールおよび前後のウエザス
トリップ相互間に完全なシール構造が実現する。また同
時に両ウエザストリップはその端部が位置決めされるか
ら、両ウエザストリップを両面接着テープにより作業性
よく、かつ正確な位置でセンタピラーに接着固定するこ
とができる。
【図１】図７のＩ−Ｉ線に沿う位置での本発明の実施例
構造の断面図である。
構造の断面図である。
【図２】図２（Ａ）は本発明に用いるインナモールをそ
の外面側および裏面側から見た斜視図、図２（Ｂ）はア
ウタモールをその外面側および内面側から見た斜視図で
ある。
の外面側および裏面側から見た斜視図、図２（Ｂ）はア
ウタモールをその外面側および内面側から見た斜視図で
ある。
【図３】図３（Ａ）および図３（Ｂ）は本発明のウエザ
ストリップの要部斜視図である。
ストリップの要部斜視図である。
【図４】ウエザストリップとピラーモールとの結合部の
他の実施例を示す要部断面図である。
他の実施例を示す要部断面図である。
【図５】ウエザストリップとピラーモールとの結合部の
更に他の実施例を示す要部断面図である。
更に他の実施例を示す要部断面図である。
【図６】ウエザストリップとピラーモールとの結合部の
また更に他の実施例の要部断面図である。
また更に他の実施例の要部断面図である。
【図７】本発明が適用される自動車の側面図である。
１ センタピラー ４Ａ，４Ｂ ウエザストリップ ４１ 基底部 ４４ 突出部 ５ ピラーモール ５１ インナモール ５１２ 係止部 ５１３ 周縁 ５２ アウタモール ５２２ 係止部 ５２３ 周縁 ７ 両面接着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60J 10/04 B60R 13/04 B60R 13/06
Claims (2)
- 【請求項１】 自動車のセンタピラーの前部および後部
に沿って取付ける２本のウエザストリップの間にピラー
モールを設けたモール付きウエザストリップにおいて、
上記両ウエザストリップの相対向する端部沿いに突出部
を形成する一方、上記ピラーモールをインナモールとア
ウタモールで構成して、インナモールをその裏面に設け
た係止部よりセンタピラーの中央部に係止せしめ、アウ
タモールをその裏面に設けた係止部によりインナモール
を覆うようにこれに係止せしめるとともに、インナモー
ルの前後の周縁とアウタモールの前後の周縁とで上記両
ウエザストリップの突出部を挟んで上記両ウエザストリ
ップを位置決め固定し、位置決め固定された上記両ウエ
ザストリップの基底部を、それぞれ両面接着テープでセ
ンタピラーの前部および後部に沿って接着固定してなる
モール付きウエザストリップの取付構造。 - 【請求項２】 上記両ウエザストリップの突出部を車外
方向に開口する溝状に形成し、これ等突出部にアウタモ
ールの前後の周縁を嵌入せしめるようになした請求項１
記載のモール付きウエザストリップの取付構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6303107A JP2988288B2 (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | モール付きウエザストリップの取付構造 |
| US08/534,970 US5860692A (en) | 1994-09-28 | 1995-09-28 | Weather strip for motor vehicle and method for manufacturing the same |
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