JP2960499B2 - パンチプレス用金型装置 - Google Patents
パンチプレス用金型装置Info
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- JP2960499B2 JP2960499B2 JP22111090A JP22111090A JP2960499B2 JP 2960499 B2 JP2960499 B2 JP 2960499B2 JP 22111090 A JP22111090 A JP 22111090A JP 22111090 A JP22111090 A JP 22111090A JP 2960499 B2 JP2960499 B2 JP 2960499B2
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- molding die
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばタレットパンチプレス等のごときパ
ンチプレスに使用されるパンチプレス用金型装置に関す
る。
ンチプレスに使用されるパンチプレス用金型装置に関す
る。
(従来の技術) 第3図(a)に示すような板材Wの突出片aを曲げる
ことにより、第3図(b)に示すように突出片aを断面
L字状に形成させるための工程について説明する。
ことにより、第3図(b)に示すように突出片aを断面
L字状に形成させるための工程について説明する。
まず、パンチプレスを適宜に操作して板材Wに対して
ほぼU字形状のスリットbを抜き加工する。次に、板材
Wをパンチプレスから搬出して、折曲げ機に搬入する。
そして、折曲げ機を適宜に操作することにより、スリッ
トbに三方を囲まれた突出片aを折曲げて第3図(b)
に示すように突出片aの断面L字状に形成せしめてい
た。
ほぼU字形状のスリットbを抜き加工する。次に、板材
Wをパンチプレスから搬出して、折曲げ機に搬入する。
そして、折曲げ機を適宜に操作することにより、スリッ
トbに三方を囲まれた突出片aを折曲げて第3図(b)
に示すように突出片aの断面L字状に形成せしめてい
た。
(発明が解決しようとする課題) しかし、前述のごとき板材Wの突出片aを第3図
(b)に示すように断面L字状に形成せしめるために
は、パンチプレスから板材Wを搬出し、折曲げ機に板材
Wを搬入しなければならず、作業が煩雑化して手間がか
かるといった問題があった。
(b)に示すように断面L字状に形成せしめるために
は、パンチプレスから板材Wを搬出し、折曲げ機に板材
Wを搬入しなければならず、作業が煩雑化して手間がか
かるといった問題があった。
そこで本発明は上記の問題点を解決することができる
パンチプレス用金型装置を提供することを目的とする。
パンチプレス用金型装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前述のごとき問題に鑑みて、本発明は、上金型と下金
型とよりなるパンチプレス用金型装置において、前記下
金型は、下部成形金型を上方向へ突出して備えた下部成
形金型ホルダ上にワークエジェクタを上下動自在に設け
ると共に上方向へ付勢して設け、かつ上記ワークエジェ
クタに形成した細長の侵入孔の一端側に前記下部成形金
型を挿入した構成であり、前記上金型は、上部成形金型
ホルダに対して下降されて前記侵入孔内へ侵入するとき
に上記下部成形金型に備えた第1の成形部に沿ってワー
クの突出片を下方向へ折曲げるための第1のパンチボデ
ィを上記上部成形金型ホルダに上下動自在に備え、前記
ワークエジェクタとの間にワークを挟み込み付勢力に抗
して上記ワークエジェクタを下降せしめるときに上記下
部成形金型に備えた第2の成形部に沿って前記突出片を
上方向へ折曲げるための第2のパンチボディを、前記第
1のパンチボディに近接して前記上部成形金型ホルダに
上下動自在に備えた構成である。
型とよりなるパンチプレス用金型装置において、前記下
金型は、下部成形金型を上方向へ突出して備えた下部成
形金型ホルダ上にワークエジェクタを上下動自在に設け
ると共に上方向へ付勢して設け、かつ上記ワークエジェ
クタに形成した細長の侵入孔の一端側に前記下部成形金
型を挿入した構成であり、前記上金型は、上部成形金型
ホルダに対して下降されて前記侵入孔内へ侵入するとき
に上記下部成形金型に備えた第1の成形部に沿ってワー
クの突出片を下方向へ折曲げるための第1のパンチボデ
ィを上記上部成形金型ホルダに上下動自在に備え、前記
ワークエジェクタとの間にワークを挟み込み付勢力に抗
して上記ワークエジェクタを下降せしめるときに上記下
部成形金型に備えた第2の成形部に沿って前記突出片を
上方向へ折曲げるための第2のパンチボディを、前記第
1のパンチボディに近接して前記上部成形金型ホルダに
上下動自在に備えた構成である。
(実施例) 以下、本発明に係る実施例に係る実施例について図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第4図を参照するに、パンチプレスの一例としてタレ
ットパンチプレス1は、下部フレーム3の前後(第4図
において左右)に支柱5,7を一体的に立設し、かつ、支
柱5,7に上部フレーム9を設けて枠体を構成している。
ットパンチプレス1は、下部フレーム3の前後(第4図
において左右)に支柱5,7を一体的に立設し、かつ、支
柱5,7に上部フレーム9を設けて枠体を構成している。
上記上部フレーム9には円板状の上部タレット11が回
転軸13を介して回転自在に設けてあり、下部フレーム3
には上部タレット11に上下に対向した下部タレット15が
回転軸17を介して回転自在に設けてある。上記上部、下
部タレット11,15はサーボモータのごときタレット回転
装置(図示省略)を適宜に操作することにより、同期し
て同方向へ所定の角度だけ回動されるものである。
転軸13を介して回転自在に設けてあり、下部フレーム3
には上部タレット11に上下に対向した下部タレット15が
回転軸17を介して回転自在に設けてある。上記上部、下
部タレット11,15はサーボモータのごときタレット回転
装置(図示省略)を適宜に操作することにより、同期し
て同方向へ所定の角度だけ回動されるものである。
上記上部、下部タレット11,15は多数の金型ステーシ
ョン(図示省略)を備えており、多数の所定の金型ステ
ーションには種々の寸法形状をなした複数の打抜き用の
上部金型19、下部金型21が着脱自在に取付けてあり、上
下一対の上部、下部金型19,21は同寸法形状である。上
部フレーム9の中央部附近には上下動自在なストライカ
ー23が設けてある。ストライカー23は油圧シリンダ(図
示省略)の作用により上下動すると共に、液体圧シリン
ダ(図示省略)を介して前後に位置調節自在である。
ョン(図示省略)を備えており、多数の所定の金型ステ
ーションには種々の寸法形状をなした複数の打抜き用の
上部金型19、下部金型21が着脱自在に取付けてあり、上
下一対の上部、下部金型19,21は同寸法形状である。上
部フレーム9の中央部附近には上下動自在なストライカ
ー23が設けてある。ストライカー23は油圧シリンダ(図
示省略)の作用により上下動すると共に、液体圧シリン
ダ(図示省略)を介して前後に位置調節自在である。
また、上記下部フレーム3の上面には板材Wを支持す
る固定テーブルが設けてあり、この固定テーブルの左右
(第4図において紙面に向って裏表)両側には板材Wを
支持する可動テーブル27が設けてある。上記可動テーブ
ル27は下部フレーム3に取付けたレール29を介して前後
方向へ移動自在である。
る固定テーブルが設けてあり、この固定テーブルの左右
(第4図において紙面に向って裏表)両側には板材Wを
支持する可動テーブル27が設けてある。上記可動テーブ
ル27は下部フレーム3に取付けたレール29を介して前後
方向へ移動自在である。
板材Wの移動位置決めを行うために移動位置決め装置
31が設けてある。より詳細には、移動位置決め装置31の
一部を構成するキャレッジベース33が可動テーブル27に
一体的に設けてあり、キャレッジベース33には板材Wを
把持するクランプ装置35を備えたキャレッジ37が左右方
向へ移動自在に取付けてある。
31が設けてある。より詳細には、移動位置決め装置31の
一部を構成するキャレッジベース33が可動テーブル27に
一体的に設けてあり、キャレッジベース33には板材Wを
把持するクランプ装置35を備えたキャレッジ37が左右方
向へ移動自在に取付けてある。
上記構成により、板材Wをクランプ装置35により把持
した後に、可動テーブル27を前後方向へ移動させると共
に、キャレッジ37を左右方向へ移動させることにより、
板材Wを上部タレット11と下部タレット15の間の所定位
置に移動位置決めをする。板材Wを移動位置決めする
前、又は移動位置決めをするとほぼ同時に、タレット回
転装置を介して上部タレット11,下部タレット15を回動
せしめて、所定の打抜き用の上部金型19,下部金型21を
ストライカー23の垂直下一方位置に位置せしめる。
した後に、可動テーブル27を前後方向へ移動させると共
に、キャレッジ37を左右方向へ移動させることにより、
板材Wを上部タレット11と下部タレット15の間の所定位
置に移動位置決めをする。板材Wを移動位置決めする
前、又は移動位置決めをするとほぼ同時に、タレット回
転装置を介して上部タレット11,下部タレット15を回動
せしめて、所定の打抜き用の上部金型19,下部金型21を
ストライカー23の垂直下一方位置に位置せしめる。
そして、ストライカー23を下降させて、所定の打抜き
用の上部金型19を打圧することにより、板材Wに対して
打抜き下降を行うことができる。上記打抜き下降を行う
ことにより、第3図(a)に示すように板材WにほぼU
字形状のスリットbを形成せしめることができる。
用の上部金型19を打圧することにより、板材Wに対して
打抜き下降を行うことができる。上記打抜き下降を行う
ことにより、第3図(a)に示すように板材WにほぼU
字形状のスリットbを形成せしめることができる。
上述のような、板材WにほぼU字形状のスリットを形
成せしめた後に、三方をスリットbに囲まれた突出片a
の第1曲げ部a1と第2曲げ部a2を二回に分けて曲げ成形
せしめて、第3図(b)に示すように突出片aを断面L
字状に形成せしめるために、第1図に示すような成形用
金型装置39が設けてある。
成せしめた後に、三方をスリットbに囲まれた突出片a
の第1曲げ部a1と第2曲げ部a2を二回に分けて曲げ成形
せしめて、第3図(b)に示すように突出片aを断面L
字状に形成せしめるために、第1図に示すような成形用
金型装置39が設けてある。
上記成形用金型装置39は、上部タレット11に装着した
上金型と下部タレット15に装着した下金型とよりなるも
のである。
上金型と下部タレット15に装着した下金型とよりなるも
のである。
上記成形用金型装置39の詳細について説明すると、上
部タレット11に設けた装着孔41には上部成形金型ホルダ
43が設けてあり、この上部成形金型ホルダ43には、突出
片aの第1曲げ部a1を曲げ成形する第1上部成形金型45
と、突出片aの第2曲げ部a2を曲げ成形する第2上部成
形金型47が設けてある。
部タレット11に設けた装着孔41には上部成形金型ホルダ
43が設けてあり、この上部成形金型ホルダ43には、突出
片aの第1曲げ部a1を曲げ成形する第1上部成形金型45
と、突出片aの第2曲げ部a2を曲げ成形する第2上部成
形金型47が設けてある。
上記第1上部成形金型45は、上部成形金型ホルダ43に
対して上下動自在なパンチガイド49と、このパンチガイ
ド49に対して上下動自在なパンチボディ51と、このパン
チボディ51の上部に設けたパンチヘッド53と、パンチヘ
ッド53の下側とパンチガイド49の上側にスプリング座5
5、57を介して設けたストリッパスプリング59とを備え
ている。
対して上下動自在なパンチガイド49と、このパンチガイ
ド49に対して上下動自在なパンチボディ51と、このパン
チボディ51の上部に設けたパンチヘッド53と、パンチヘ
ッド53の下側とパンチガイド49の上側にスプリング座5
5、57を介して設けたストリッパスプリング59とを備え
ている。
なお、上部成形金型ホルダ43にはパンチガイド49を上
方向へ付勢する復帰スプリング(図示省略)が設けてあ
る。また、上記第2上部成形金型47は、上部成形金型ホ
ルダ43に対して上下動自在なパンチボディ61と、このパ
ンチボディ61の上部に固定したパンチヘッド63と、この
パンチボディ61を上方向へ付勢する復帰スプリング65と
を備えている。
方向へ付勢する復帰スプリング(図示省略)が設けてあ
る。また、上記第2上部成形金型47は、上部成形金型ホ
ルダ43に対して上下動自在なパンチボディ61と、このパ
ンチボディ61の上部に固定したパンチヘッド63と、この
パンチボディ61を上方向へ付勢する復帰スプリング65と
を備えている。
下部タレット15に設けた装着孔67には、下部成形金型
ホルダ69が装着してあり、この下部成形金型ホルダ69に
は下部成形金型71が上方向へ突出して設けてある。上記
下部成形金型71は、第1上部成形金型45と協働して第1
曲げ部a1を曲げ成形するための第1成形部71aと、第2
上部成形金型47と協働して第2曲げ部a2を曲げ成形する
ための第2成形部71bとをそれぞれ反対側に備えてい
る。
ホルダ69が装着してあり、この下部成形金型ホルダ69に
は下部成形金型71が上方向へ突出して設けてある。上記
下部成形金型71は、第1上部成形金型45と協働して第1
曲げ部a1を曲げ成形するための第1成形部71aと、第2
上部成形金型47と協働して第2曲げ部a2を曲げ成形する
ための第2成形部71bとをそれぞれ反対側に備えてい
る。
また、下部成形金型ホルダ69にはワークエジェクタ73
がガイドボルト75を介して上下動自在に設けてあり、こ
のワークエジェクタ73の下側と下部金型ホルダ69の凹部
69aの曲にはスプリングのごとき弾性体77が設けてあ
る。
がガイドボルト75を介して上下動自在に設けてあり、こ
のワークエジェクタ73の下側と下部金型ホルダ69の凹部
69aの曲にはスプリングのごとき弾性体77が設けてあ
る。
第2曲げ部a2を曲げ成形するときに、第1曲げ部a1が
侵入するための侵入孔79が、ワークエジェクタ73におけ
る下部成形金型71の一側に設けてある。上記侵入孔79の
寸法は、第1曲げ部a1の長さと、第1曲げ部a1が侵入孔
79に侵入した状態のもとでの突出片aの移動長さの和よ
りも大きいものである。
侵入するための侵入孔79が、ワークエジェクタ73におけ
る下部成形金型71の一側に設けてある。上記侵入孔79の
寸法は、第1曲げ部a1の長さと、第1曲げ部a1が侵入孔
79に侵入した状態のもとでの突出片aの移動長さの和よ
りも大きいものである。
上記構成により、三方をスリットbに囲まれた突出片
aの第1曲げ部a1及び第2曲げ部a2を二回に分けて曲げ
成形せしめる作用について、第2図に基づいて説明す
る。
aの第1曲げ部a1及び第2曲げ部a2を二回に分けて曲げ
成形せしめる作用について、第2図に基づいて説明す
る。
まず、第2図(a)に示すように、突出片aを第1上
部成形金型45と下部成形金型71の間における第1曲げ部
a1の長さに対した所定位置に位置せしめる。このとき、
図示は省略しているけれども、ストライカー23を第1上
部成形金型45の垂直上方位置に位置せしめておく。この
状態のもとで、ストライカー23を下降させて第1上部成
形金型45を打圧することにより、第2図(b)に示すよ
うに突出片aの第1曲げ部a1は、下部成形金型71の第1
の成形部71aに沿って下方向へほぼ直角に曲げ成形せし
められ、侵入孔79に侵入する。
部成形金型45と下部成形金型71の間における第1曲げ部
a1の長さに対した所定位置に位置せしめる。このとき、
図示は省略しているけれども、ストライカー23を第1上
部成形金型45の垂直上方位置に位置せしめておく。この
状態のもとで、ストライカー23を下降させて第1上部成
形金型45を打圧することにより、第2図(b)に示すよ
うに突出片aの第1曲げ部a1は、下部成形金型71の第1
の成形部71aに沿って下方向へほぼ直角に曲げ成形せし
められ、侵入孔79に侵入する。
次に、第2図(c)に示すように、第1曲げ部a1が侵
入孔79に侵入した状態のもとで、突出片aを移動させ
て、第2上部成形金型47と下部成形金型71の間における
第2曲げ部a2の長さに対応した所定位置に第2曲げ部a2
を移動位置決めする。またストライカー23は第2上部成
形金型47の垂垂直下方位置に位置せしめておく。そし
て、ストライカー23を下降させて、第2上部成形金型47
を打圧することにより、第2図(d)に示すように第2
曲げ部a2をほぼ直角に曲げ成形せしめて、突出片aを断
面L字状に形成せしめることができる。
入孔79に侵入した状態のもとで、突出片aを移動させ
て、第2上部成形金型47と下部成形金型71の間における
第2曲げ部a2の長さに対応した所定位置に第2曲げ部a2
を移動位置決めする。またストライカー23は第2上部成
形金型47の垂垂直下方位置に位置せしめておく。そし
て、ストライカー23を下降させて、第2上部成形金型47
を打圧することにより、第2図(d)に示すように第2
曲げ部a2をほぼ直角に曲げ成形せしめて、突出片aを断
面L字状に形成せしめることができる。
本実施例によれば、板材Wにスリットbを形成せしめ
て、三方をスリットbに囲まれた突出片aを断面L字状
に形成せしめる作業を、タレットパンチプレス1にのみ
によって行い得るので、上記作業に手間を要しないと共
に、作業能率の向上を図ることができる。
て、三方をスリットbに囲まれた突出片aを断面L字状
に形成せしめる作業を、タレットパンチプレス1にのみ
によって行い得るので、上記作業に手間を要しないと共
に、作業能率の向上を図ることができる。
なお、本発明は前述のごとき実施例の説明に限るもの
ではなく、適宜の変更を行うことによりその他種々の態
様で実施可能である。
ではなく、適宜の変更を行うことによりその他種々の態
様で実施可能である。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、本
発明においては、上金型と下金型とよりなるパンチプレ
ス用金型装置において、上金型は、下金型において下部
成形金型ホルダ69に上方向へ突出して備えた下部成形金
型71に備えた第1の成形部71aに沿ってワークWの突出
片aの先端部を下方向へ折曲げるための第1のパンチボ
ディ51とワークWの上記突出片aを前記下部成形金型71
に備えた第2の成形部71bに沿って上方向へ折曲げるた
めの第2のパンチボディ61とを近接した上部成形金型ホ
ルダ43に上下動自在に設けた構成であるから、例えばタ
レットパンチプレス等のごときパンチプレスにおいて、
ワークWの突出片aを逆L字形状に連続的に折曲げ加工
することができるものである。
発明においては、上金型と下金型とよりなるパンチプレ
ス用金型装置において、上金型は、下金型において下部
成形金型ホルダ69に上方向へ突出して備えた下部成形金
型71に備えた第1の成形部71aに沿ってワークWの突出
片aの先端部を下方向へ折曲げるための第1のパンチボ
ディ51とワークWの上記突出片aを前記下部成形金型71
に備えた第2の成形部71bに沿って上方向へ折曲げるた
めの第2のパンチボディ61とを近接した上部成形金型ホ
ルダ43に上下動自在に設けた構成であるから、例えばタ
レットパンチプレス等のごときパンチプレスにおいて、
ワークWの突出片aを逆L字形状に連続的に折曲げ加工
することができるものである。
図面は本発明に係る実施例を説明するものであり、第1
図は本実施例の要部である成形用金型装置を示す図であ
る。第2図(a)、(b)、(c)、(d)は本実施例
の作用説明図である。第3図(a)は板材にスリットを
形成せしめた図である。第3図(b)は三方をスリット
に囲まれた突出片を断面L字状に形成せしめた図であ
る。第4図はタレットパンチプレスの側面図である。 1……タレットパンチプレス 19……打抜用の上部金型 21……打抜用の下部金型 23……ストライカー 43……上部金型ホルダ 45……第1上部成形金型 47……第2上部成形金型 69……下部金型ホルダ 71……下部成形金型
図は本実施例の要部である成形用金型装置を示す図であ
る。第2図(a)、(b)、(c)、(d)は本実施例
の作用説明図である。第3図(a)は板材にスリットを
形成せしめた図である。第3図(b)は三方をスリット
に囲まれた突出片を断面L字状に形成せしめた図であ
る。第4図はタレットパンチプレスの側面図である。 1……タレットパンチプレス 19……打抜用の上部金型 21……打抜用の下部金型 23……ストライカー 43……上部金型ホルダ 45……第1上部成形金型 47……第2上部成形金型 69……下部金型ホルダ 71……下部成形金型
Claims (1)
- 【請求項1】上金型と下金型とよりなるパンチプレス用
金型装置において、前記下金型は、下部成形金型(71)
を上方向へ突出して備えた下部成形金型ホルダ(69)上
にワークエジェクタ(73)を上下動自在に設けると共に
上方向へ付勢して設け、かつ上記ワークエジェクタ(7
3)に形成した細長の侵入孔(79)の一端側に前記下部
成形金型(71)を挿入した構成であり、前記上金型は、
上部成形金型ホルダ(43)に対して下降されて前記侵入
孔(79)内へ侵入するときに上記下部成形金型(71)に
備えた第1の成形部(71a)に沿ってワーク(W)の突
出片(a)を下方向へ折曲げるための第1のパンチボデ
ィ(51)を上記上部成形金型ホルダ(43)に上下動自在
に備え、前記ワークエジェクタ(73)との間にワーク
(W)を挟み込み付勢力に抗して上記ワークエジェクタ
(73)を下降せしめるときに上記下部成形金型(71)に
備えた第2の成形部(71b)に沿って前記突出片(a)
を上方向へ折曲げるための第2のパンチボディ(61)
を、前記第1のパンチボディ(51)に近接して前記上部
成形金型ホルダ(43)に上下動自在に備えた構成である
ことを特徴とするパンチプレス用金型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22111090A JP2960499B2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | パンチプレス用金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22111090A JP2960499B2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | パンチプレス用金型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04105717A JPH04105717A (ja) | 1992-04-07 |
JP2960499B2 true JP2960499B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=16761640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22111090A Expired - Fee Related JP2960499B2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | パンチプレス用金型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2960499B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101714071B1 (ko) * | 2011-07-28 | 2017-03-22 | 정옥임 | 도어 프레임의 패킹채널 절곡장치 |
CN109926494A (zh) * | 2017-12-19 | 2019-06-25 | 郭玲 | 一种冲压件 |
-
1990
- 1990-08-24 JP JP22111090A patent/JP2960499B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04105717A (ja) | 1992-04-07 |
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