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JP2599405B2 - パンチプレスによる板材の追抜き加工方法 - Google Patents

パンチプレスによる板材の追抜き加工方法

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JP2599405B2
JP2599405B2 JP62295148A JP29514887A JP2599405B2 JP 2599405 B2 JP2599405 B2 JP 2599405B2 JP 62295148 A JP62295148 A JP 62295148A JP 29514887 A JP29514887 A JP 29514887A JP 2599405 B2 JP2599405 B2 JP 2599405B2
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JP
Japan
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punching
punch
contour line
along
product
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62295148A
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English (en)
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JPH01138025A (ja
Inventor
浩 渋谷
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、製品の輪郭に沿って追抜き加工を行う板材
の追抜き加工方法に関する。
(従来の技術) 従来、例えばタレットパンチプレスにおいて、板材に
追抜き加工を行なうには、打抜き加工部分の断面形状が
矩形状の金型により追抜き加工を行っている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のパンチプレスによる板材の追抜き加工方法にあ
っては、金型(パンチ)の打抜き加工部の断面形状が矩
形状であるので、この矩形状の各辺に沿った部分には打
抜き加工時にだれを生じるが、追抜き加工部の角部に対
応した部分にはだれを生じることがない。しがたって、
追抜き加工を行うと、前記角部に対応した部分にだれを
生じない状態で点状に残ることになる。よって、追抜き
加工によって板材から例えば製品を切断分離すると、製
品の輪郭にはだれを生じない部分が所定ピッチで残り、
外観を損ねると共に後工程に種々の不都合が生じ、追加
加工を必要とする等の問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、打抜き
加工部分の断面形状が矩形状のパンチを用いて、製品の
輪郭線に沿って追抜き加工を行う追抜き加工方法におい
て、前記パンチにおける矩形状の打抜き化合部分の角度
が前記輪郭線に沿って剪断する複数個所の部位に近接し
た位置に予め打抜き加工を行って前記輪郭線の複数個所
の前記部位に予めだれを生じされる(a)工程と、前記
パンチにおける矩形状の打抜き加工部の角部を、予め打
抜き加工を行った前記部位に合せて、前記輪郭線に沿っ
て追抜き加工を行う(b)工程、よりなることを特徴と
するパンチプレスによる板材の追抜き加工方法である。
(作用) 上記構成により、打抜き加工部分の断面形状が矩形状
のパンチを用いて製品の輪郭線に沿って追抜き加工を行
うと、打抜き加工部分の角部に対応してだれを生じない
部分が所定ピッチで点状に残る傾向にあるが、上記各部
が前記輪郭線に沿って剪断する複数箇所の部位には、当
該複数箇所の部位に近接して打抜き加工を行うことによ
って予めだれを生じせしめてあるので、前記輪郭線に沿
って追抜き加工を行うとき、前記角部に対応してだれを
生じない部分が解消される。
したがって、追付き加工によって板状のワークから例
えば製品を切断分離したとき、製品の周縁には全周に亘
ってだれが生じた状態にあり、だれを生じない部分が点
状に残るようなことがなく、外観が向上するものであ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図を参照するに、タレットパンチプレス1におけ
る、基台3の上方には上部フレーム5が基台3と一体的
に設けてある。
基台3と上部フレーム5にはそれぞれ円盤状の下部タ
レット7および上部タレット9が対向して回動自在に装
着してある。この上部タレット9と下部タレット7は同
期して同方向に回動するものであり、下部タレット7に
は複数のダイ11が同心円上に配置装着してある。また上
部タレット9にはダイ11と対応する複数のパンチ13が装
着してある。なお前記上部フレーム5の定位置には、パ
ンチ13を打圧するストライカ15が昇降自在に装着してあ
る。
前記基台3には、ワークWを前後左右方向へ移動位置
決めをするワーク移動位置決め装置が装着してある。す
なわち基台3の両側面には第2図において左右方向に延
伸したガイドバー17(第2図には一側部のガイドバーが
示されている)が取付けてあり、両側のガイドバー17に
はそれぞれ摺動体19が摺動自在に支持されている。前記
両側の摺動体19は第二ガイドバー21の両端部付近を支承
している。この第二ガイドバー21は前記基台3の上部に
取付けたテーブル23の上面を越えて、前記ガイドバー17
に対して直交する方向に延伸しており、前述のごとくそ
の両端部付近は前記両側の摺動体19に支承されている。
前記第二ガイドバー21はワークWの一側縁を挾持するワ
ーククランプ装置25を移動自在に支承している。
上記のごとき構成におけるタレットパンチプレス1に
おいては、テーブル23上にワークWを載置してワークW
の一側縁をワーククランプ装置25により挾持固定する。
次に摺動体19をガイドバー17に沿って適宜に摺動すると
ともに第二のガイドバー21に沿ってワーククランプ装置
25を移動せしめて、ワークWの前後左右方向の位置決め
を行なった後、ストライカ15によりパンチ13を打圧して
パンチング加工を行なうものである。
前述のごとくパンチング加工を行なうパンチング加工
位置に近接した位置には、ワークWから切り離した製品
あるいはスクラップを受け取り排出するため、複数に分
割したテーブルに揺動機構を設けたワーク排出装置27が
装着されている。
次に、本発明に係るパンチプレス1による板材Wの打
抜き加工方法が第1図の(A),(B)および(C)に
示されている。すなわち、第1図の(A)において、ワ
ークWから製品Hを切断分離する場合に、まず製品Hの
輪郭線20が予め設定される。また、その輪郭線29に対し
て僅かな距離Xだけ離れた平行な近接線31が予め設定さ
れる。次に、打抜き加工部分の断面形状が矩形状のパン
チを用いて、製品Hの輪郭線29に沿って追抜き加工を行
ってワークWから前記製品Hを切断分離する追抜き加工
を行うに先立って、前記パンチにおける矩形状の打抜き
加工部分の角部が前記輪郭線29に沿って剪断する複数箇
所の部位に近接した位置33A,33Bに予め適宜形状の打付
き加工を行って前記輪郭線29の前記各部位に予めだれを
生じさせておく。
その後、第1図の(C)に示すように、打抜き加工部
分の断面形状が矩形状のパンチを用いて前記輪郭線29に
沿って、追抜き加工を行うと、上記パンチにおける打抜
き加工部の角部が前記各位置33A,33Bに対応することに
なる。したがって、上記角部が輪郭線29に沿って剪断す
る複数箇所の各部位には予めだれが生じており、角部に
対応した部分にだれを生じない状態の部分が点状に残る
ことがないものである。
その結果、追抜き加工された製品の輪郭線に沿って全
体にだれが生じた状態にあり、だれを生じない部分が点
状に残るようなことがなく、外観の向上を図ることがで
きる。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、打抜き加工部分の断面形状が矩形状の
パンチを用いて、製品(H)の輪郭線(29)に沿って追
抜き加工を行う追抜き加工方法において、前記パンチに
おける矩形状の打抜き加工部分の角度が前記輪郭線(2
9)に沿って剪断する複数個所の部位に近接した位置に
予め打抜き加工を行って前記輪郭線(29)の複数個所の
前記部位に予めだれを生じさせる(a)工程と、前記パ
ンチにおける矩形状の打抜き加工部の角部を、予め打抜
き加工を行った前記部位に合せて、前記輪郭線(29)に
沿って追抜き加工を行う(b)工程、よりなるパンチプ
レスによる板材の追抜き加工方法である。
上記構成より明らかなように、本発明においては、打
抜き加工部分の断面形状が矩形状のパンチを用いて製品
Hの輪郭線29に沿って追抜き加工を行うに当り、前記パ
ンチにおける矩形状の打抜き加工部分の角部が前記輪郭
線29に沿って剪断する複数個所の部位に近接した位置に
予め打抜き加工を行って、複数個所の前記部位に予めだ
れを生じさせておき(a工程)、その後にパンチの角部
を複数個所の前記部位に合せて輪郭線29に沿って追抜き
加工を行う(b工程)ものであるから、パンチの角部に
対応してだれを生じない部分が解消され、輪郭線29に沿
って全長に亘ってだれが生じた態様となり、だれを生じ
ない部分が所定ピッチで点状に残るようなことがなく、
従来の問題を解消することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図の(A),(B)および(C)は本発明の追抜き
加工方法の加工順序を説明する説明図、第2図はタレッ
トパンチプレスの概略的な正面図である。 1……タレットパンチプレス 11……ダイ 13……パンチ 29……輪郭線 W……ワーク H……製品

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】打抜き加工部分の断面形状が矩形状のパン
    チを用いて、製品(H)の輪郭線(29)に沿って追抜き
    加工を行う追抜き加工方法において、前記パンチにおけ
    る矩形状の打抜き加工部分の角度が前記輪郭線(29)に
    沿って剪断する複数個所の部位に近接した位置に予め打
    抜き加工を行って前記輪郭線(29)の複数個所の前記部
    位に予めだれを生じさせる(a)工程と、前記パンチに
    おける矩形状の打抜き加工部の角部を、予め打抜き加工
    を行った前記部位に合せて、前記輪郭線(29)に沿って
    追抜き加工を行う(b)工程、よりなることを特徴とす
    るパンチプレスによる板材の追抜き加工方法。
JP62295148A 1987-11-25 1987-11-25 パンチプレスによる板材の追抜き加工方法 Expired - Lifetime JP2599405B2 (ja)

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JPS56165532A (en) * 1980-05-26 1981-12-19 Amada Co Ltd Successive punching method with punching press and die for use of this punching method

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