JP2889968B2 - 包装方法およびその装置 - Google Patents
包装方法およびその装置Info
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- JP2889968B2 JP2889968B2 JP2125188A JP12518890A JP2889968B2 JP 2889968 B2 JP2889968 B2 JP 2889968B2 JP 2125188 A JP2125188 A JP 2125188A JP 12518890 A JP12518890 A JP 12518890A JP 2889968 B2 JP2889968 B2 JP 2889968B2
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- Japan
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- label
- packaging bag
- film
- ears
- packaging
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- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、包装方法およびその装置に関するもので
あって、更に詳細には、包装袋体の前後耳部を底面に沿
って折り曲げた状態とし、その外周にラベル(帯材)を
巻付けた外観形状を呈して付加価値を高めた包装袋体を
全自動で製造し得る包装方法と、これを好適に実施する
ための包装装置とに関するものである。
あって、更に詳細には、包装袋体の前後耳部を底面に沿
って折り曲げた状態とし、その外周にラベル(帯材)を
巻付けた外観形状を呈して付加価値を高めた包装袋体を
全自動で製造し得る包装方法と、これを好適に実施する
ための包装装置とに関するものである。
従来技術とその解決課題 例えば和菓子や洋菓子等の如く、雅趣性および審美性
を重んじる被包装物の包装形態として、包装袋体の前後
に形成した耳部を底面に沿って折り曲げると共に、該包
装袋体に所定幅の帯材を巻付けたものが知られている。
従来このような包装形態を得るには、先ず製袋充填包装
機により自動包装された包装袋体の前後の耳部を、該袋
体の底面に沿って折り曲げる。次いで、別途用意した帯
状の紙等を包装袋体に巻付け、該帯材の両端部を糊また
はテープで貼り付けることにより製造している。この場
合において、前述した作業は全て人手に頼っているのが
現状であり、生産効率を著しく低下させ、また人件費に
より生産コストを増加させる欠点があった。
を重んじる被包装物の包装形態として、包装袋体の前後
に形成した耳部を底面に沿って折り曲げると共に、該包
装袋体に所定幅の帯材を巻付けたものが知られている。
従来このような包装形態を得るには、先ず製袋充填包装
機により自動包装された包装袋体の前後の耳部を、該袋
体の底面に沿って折り曲げる。次いで、別途用意した帯
状の紙等を包装袋体に巻付け、該帯材の両端部を糊また
はテープで貼り付けることにより製造している。この場
合において、前述した作業は全て人手に頼っているのが
現状であり、生産効率を著しく低下させ、また人件費に
より生産コストを増加させる欠点があった。
発明の目的 この発明は、前述した課題に鑑み、これを好適に解決
するべく提案されたものであって、帯材を巻付けた如き
外観形状を呈する包装袋体を全自動で製造し得る手段を
提供することを目的とする。
するべく提案されたものであって、帯材を巻付けた如き
外観形状を呈する包装袋体を全自動で製造し得る手段を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため
本発明は、原反ロールから繰出される帯状フィルムを筒
状に形成し、得られた筒状フィルムに被包装物を供給し
た後、この筒状フィルムを被包装物を挟む前後でエンド
シールおよび切断して包装袋体を製造する方法におい
て、 前記帯状フィルムの筒状形成した際に表面となる側の
面に、該帯状フィルムの1包装長に相当するピッチに応
じて、前記筒状フィルムをエンドシールおよび切断した
ときに包装袋体の前後に所要寸法で形成される両耳部に
亘ると共に、該耳部が包装袋体に沿って折り癖が付与さ
れる部位で折り曲げられた際にその折り曲げ部位を越え
てフィルム切断端近傍まで延在する長さに設定した所定
幅寸法の第1ラベルを、該ラベルの幅方向中心が前記帯
状フィルムの給送中心と合致するように予め貼り付け、 前記帯状フィルムから形成した筒状フィルムを、被放
送物を挟む前後でエンドシールおよび切断を行なった際
に、これにより得られる包装袋体の耳部となる部位に、
前記エンドシールと平行でかつ前記ラベル貼り付け面と
反対側への折り曲げを許容する折り癖を付与し、 前記包装袋体の前後に形成した耳部を、前記折り癖を
付与した部位において前記第1ラベルの貼り付け面と反
対側に該ラベルと共に折り曲げ、夫々の耳部を該包装袋
体に第1ラベルが外表面側に臨むように止着し、 前記包装袋体における両耳部が折り曲げられた側で、
該両耳部に臨む第1ラベルの端部間に亘って延在するよ
う寸法設定した第2ラベルを両耳部に共通的に貼り付け
るようにしたことを特徴とする。
本発明は、原反ロールから繰出される帯状フィルムを筒
状に形成し、得られた筒状フィルムに被包装物を供給し
た後、この筒状フィルムを被包装物を挟む前後でエンド
シールおよび切断して包装袋体を製造する方法におい
て、 前記帯状フィルムの筒状形成した際に表面となる側の
面に、該帯状フィルムの1包装長に相当するピッチに応
じて、前記筒状フィルムをエンドシールおよび切断した
ときに包装袋体の前後に所要寸法で形成される両耳部に
亘ると共に、該耳部が包装袋体に沿って折り癖が付与さ
れる部位で折り曲げられた際にその折り曲げ部位を越え
てフィルム切断端近傍まで延在する長さに設定した所定
幅寸法の第1ラベルを、該ラベルの幅方向中心が前記帯
状フィルムの給送中心と合致するように予め貼り付け、 前記帯状フィルムから形成した筒状フィルムを、被放
送物を挟む前後でエンドシールおよび切断を行なった際
に、これにより得られる包装袋体の耳部となる部位に、
前記エンドシールと平行でかつ前記ラベル貼り付け面と
反対側への折り曲げを許容する折り癖を付与し、 前記包装袋体の前後に形成した耳部を、前記折り癖を
付与した部位において前記第1ラベルの貼り付け面と反
対側に該ラベルと共に折り曲げ、夫々の耳部を該包装袋
体に第1ラベルが外表面側に臨むように止着し、 前記包装袋体における両耳部が折り曲げられた側で、
該両耳部に臨む第1ラベルの端部間に亘って延在するよ
う寸法設定した第2ラベルを両耳部に共通的に貼り付け
るようにしたことを特徴とする。
また前述の包装方法を好適に実施するため本願の別の
発明は、原反ロールから繰出される帯状フィルムを筒状
に形成し、得られた筒状フィルム中に所定間隔毎に被包
装物を供給するようにした包装装置において、 前記筒状フィルムを挟んで上下に対向する一対のエン
ドシーラーを備え、該シーラーにより筒状フィルムの被
包装物を挟む前後で給送方向と交差する方向にシールお
よび切断を施すと共に、そのシール間隔を、被包装物の
前後に所要寸法の耳部が形成されるよう設定したエンド
シール装置と、 前記原反ロールから繰出される帯状フィルムの給送経
路に近接して配設され、該帯状フィルムの筒状形成した
際に表面となる側の面に、該帯状フィルムの1包装長に
相当するピッチに応じて第1ラベルを、その幅方向中心
が該帯状フィルムの給送中心と合致するように間欠的に
供給して貼り付ける第1のラベル貼着装置と、 前記エンドシール装置の下流側に配設され、得られた
包装袋体を上方へ押し上げるリフターと、 前記リフターにより押し上げられる包装袋体における
前後の耳部を下方に折り曲げる折り込み手段と、 前記リフターの上方に配設され、該リフターにより押
し上げられた包装袋体を垂下状態で吸着保持する吸着装
置と、 前記リフターの上方で循環走行する移送部材に所要間
隔毎に配設され、前記吸着装置に保持された包装袋体の
後側耳部を該袋体の下面に沿って折り込むと共に、包装
袋体を掬い受けた状態で移送する途次に前記折り込み手
段との協働作用下に前側耳部を袋体の下面に沿って折り
込むアタッチメントを備えた移送機構と、 前記移送機構における移送方向下流側に配設され、移
送機構により移送される包装袋体の下面に、前記両耳部
を該袋体に止着する第2ラベルを貼り付ける第2のラベ
ル貼着装置とから構成したことを特徴とする。
発明は、原反ロールから繰出される帯状フィルムを筒状
に形成し、得られた筒状フィルム中に所定間隔毎に被包
装物を供給するようにした包装装置において、 前記筒状フィルムを挟んで上下に対向する一対のエン
ドシーラーを備え、該シーラーにより筒状フィルムの被
包装物を挟む前後で給送方向と交差する方向にシールお
よび切断を施すと共に、そのシール間隔を、被包装物の
前後に所要寸法の耳部が形成されるよう設定したエンド
シール装置と、 前記原反ロールから繰出される帯状フィルムの給送経
路に近接して配設され、該帯状フィルムの筒状形成した
際に表面となる側の面に、該帯状フィルムの1包装長に
相当するピッチに応じて第1ラベルを、その幅方向中心
が該帯状フィルムの給送中心と合致するように間欠的に
供給して貼り付ける第1のラベル貼着装置と、 前記エンドシール装置の下流側に配設され、得られた
包装袋体を上方へ押し上げるリフターと、 前記リフターにより押し上げられる包装袋体における
前後の耳部を下方に折り曲げる折り込み手段と、 前記リフターの上方に配設され、該リフターにより押
し上げられた包装袋体を垂下状態で吸着保持する吸着装
置と、 前記リフターの上方で循環走行する移送部材に所要間
隔毎に配設され、前記吸着装置に保持された包装袋体の
後側耳部を該袋体の下面に沿って折り込むと共に、包装
袋体を掬い受けた状態で移送する途次に前記折り込み手
段との協働作用下に前側耳部を袋体の下面に沿って折り
込むアタッチメントを備えた移送機構と、 前記移送機構における移送方向下流側に配設され、移
送機構により移送される包装袋体の下面に、前記両耳部
を該袋体に止着する第2ラベルを貼り付ける第2のラベ
ル貼着装置とから構成したことを特徴とする。
実施例 次に、本発明に係る包装方法につき、これを好適に実
施し得る装置との関係において、好適な実施例を挙げ
て、添付図面を参照しながら以下説明する。なお説明の
便宜上、「前後」とは、包装袋体の移送方向の前後を指
称するものとする。
施し得る装置との関係において、好適な実施例を挙げ
て、添付図面を参照しながら以下説明する。なお説明の
便宜上、「前後」とは、包装袋体の移送方向の前後を指
称するものとする。
第1図は、実施例に係る包装装置1の前半部を構成を
示す概略図であって、該前半部の主要部を構成する横型
製袋充填包装機2により、被包装物3を充填した包装袋
体16が製造される。すなわち、横型製袋充填包装機2の
最上流側に位置する物品供給コンベヤ4は、無端チェン
5に所定ピッチで設けた物品位置決め用のアタッチメン
ト6を備え、各アタッチメント6により被包装物3を1
個当てづつ所定間隔で押送して、下流側に位置する製袋
器7に連続的に供給するよう構成されている。
示す概略図であって、該前半部の主要部を構成する横型
製袋充填包装機2により、被包装物3を充填した包装袋
体16が製造される。すなわち、横型製袋充填包装機2の
最上流側に位置する物品供給コンベヤ4は、無端チェン
5に所定ピッチで設けた物品位置決め用のアタッチメン
ト6を備え、各アタッチメント6により被包装物3を1
個当てづつ所定間隔で押送して、下流側に位置する製袋
器7に連続的に供給するよう構成されている。
前記物品供給コンベヤ4の上方には、帯状フィルム8a
を所要直径で巻回した原反ロール8が回転自在に配設さ
れている。この原反ロール8から引出された帯状フィル
ム8aは、一対の繰出しローラ9,9により挟圧され、物品
供給コンベヤ4の下流側に配設した製袋器7に向け繰出
される。そして、この製袋器7を経て筒状に形成された
筒状フィルム8bは、第4図(b)に示す如く、その長手
方向における端縁部の重合面を一対の送りローラ80,80
(図面には一方のみ示す)により挟圧されて下流側に給
送されると共に、一対のシール用ローラ81,81(図面に
は一方のみ示す)によりセンターシールが施される。
を所要直径で巻回した原反ロール8が回転自在に配設さ
れている。この原反ロール8から引出された帯状フィル
ム8aは、一対の繰出しローラ9,9により挟圧され、物品
供給コンベヤ4の下流側に配設した製袋器7に向け繰出
される。そして、この製袋器7を経て筒状に形成された
筒状フィルム8bは、第4図(b)に示す如く、その長手
方向における端縁部の重合面を一対の送りローラ80,80
(図面には一方のみ示す)により挟圧されて下流側に給
送されると共に、一対のシール用ローラ81,81(図面に
は一方のみ示す)によりセンターシールが施される。
前記原反ロール8から引出された帯状フィルム8aの給
送経路に近接する位置には、第1のラベル貼着装置82が
設けられ、該貼着装置82により所定寸法の第1ラベル83
を、帯状フィルム8aにおける表面側(該フィルム8aによ
り包装袋体16を製造した際に表側となる面)に1包装長
に相当するフィルムピッチに応じて所定間隔毎に貼り付
けるよう構成してある。すなわち、第1図に示す如く、
長尺な帯体84を所定直径で巻回したロール体85が適宜位
置に回転自在に配設され、帯体84には所定寸法長の第1
ラベル83が所定間隔で剥離可能に貼着されている。この
第1ラベル83の幅寸法は、第5図から明らかな如く、前
記帯状フィルム8aが前記製袋器7により筒状に形成され
たときの幅寸法(給送方向と交差する方向の寸法)の1/
2よりも短かく設定される。また、該第1ラベル83の長
さ寸法は、帯状フィルム8aの1包装長以下に設定され
る。
送経路に近接する位置には、第1のラベル貼着装置82が
設けられ、該貼着装置82により所定寸法の第1ラベル83
を、帯状フィルム8aにおける表面側(該フィルム8aによ
り包装袋体16を製造した際に表側となる面)に1包装長
に相当するフィルムピッチに応じて所定間隔毎に貼り付
けるよう構成してある。すなわち、第1図に示す如く、
長尺な帯体84を所定直径で巻回したロール体85が適宜位
置に回転自在に配設され、帯体84には所定寸法長の第1
ラベル83が所定間隔で剥離可能に貼着されている。この
第1ラベル83の幅寸法は、第5図から明らかな如く、前
記帯状フィルム8aが前記製袋器7により筒状に形成され
たときの幅寸法(給送方向と交差する方向の寸法)の1/
2よりも短かく設定される。また、該第1ラベル83の長
さ寸法は、帯状フィルム8aの1包装長以下に設定され
る。
すなわち、第1ラベル83が後述するエンドシール部に
臨んだ場合は、エンドシール不良を来たすおそれがある
ので、第5図(a)に示す如く、包装機2により包装袋
体16を製造した際に、当該第1ラベル83が、包装袋体16
の胴部16cを挟んで前後に位置する両耳部16a,16b間に亘
ると共に、図5(b)に示す如く、該耳部16a,16bが包
装袋体16に沿って折り癖が付与される部位で折り曲げら
れた際にその折り曲げ部位を越えてフィルム切断端近傍
まで延在し、かつ両エンドシール部には臨まないように
してある。
臨んだ場合は、エンドシール不良を来たすおそれがある
ので、第5図(a)に示す如く、包装機2により包装袋
体16を製造した際に、当該第1ラベル83が、包装袋体16
の胴部16cを挟んで前後に位置する両耳部16a,16b間に亘
ると共に、図5(b)に示す如く、該耳部16a,16bが包
装袋体16に沿って折り癖が付与される部位で折り曲げら
れた際にその折り曲げ部位を越えてフィルム切断端近傍
まで延在し、かつ両エンドシール部には臨まないように
してある。
前記ロール体85から引出された帯体84は、複数の案内
ローラ86を介して巻取りローラ87に間欠的に巻取られる
よう構成してある。そして、案内ローラ86により案内さ
れる帯体84は、その引出し途中において、前記帯状フィ
ルム8aにおける給送中心の移動軌跡上に臨み、該帯体84
から剥離された第1ラベル83は、その幅方向中心を帯状
フィルム8aの給送中心に合わせて貼り付けられる(第4
図(a)参照)。
ローラ86を介して巻取りローラ87に間欠的に巻取られる
よう構成してある。そして、案内ローラ86により案内さ
れる帯体84は、その引出し途中において、前記帯状フィ
ルム8aにおける給送中心の移動軌跡上に臨み、該帯体84
から剥離された第1ラベル83は、その幅方向中心を帯状
フィルム8aの給送中心に合わせて貼り付けられる(第4
図(a)参照)。
前記シール用ローラ81,81の下流側には、第1図に示
す如く、センターシールが施された筒状フィルム8bに被
包装物3を挟む前後でエンドシールおよび切断を施すエ
ンドシール装置20が配設されている。エンドシール装置
20は、第4図(c)に示す如く、上下に対向する一対の
エンドシーラー24,24を備え、両シーラー24,24の協働作
用下に、筒状フィルム8bの被包装物3を挟む前後にエン
ドシールおよび切断が施される。これにより、被包装物
3が充填された包装袋体16が製造される。なお、被包装
物3の寸法に対して筒状フィルム8bの包装長、すなわち
エンドシール部間の離間距離を長く設定することによ
り、第5図(a)に示す如く、被包装物3が充填される
胴部16cの前後に形成される耳部16a,16bの寸法を長く設
定している。
す如く、センターシールが施された筒状フィルム8bに被
包装物3を挟む前後でエンドシールおよび切断を施すエ
ンドシール装置20が配設されている。エンドシール装置
20は、第4図(c)に示す如く、上下に対向する一対の
エンドシーラー24,24を備え、両シーラー24,24の協働作
用下に、筒状フィルム8bの被包装物3を挟む前後にエン
ドシールおよび切断が施される。これにより、被包装物
3が充填された包装袋体16が製造される。なお、被包装
物3の寸法に対して筒状フィルム8bの包装長、すなわち
エンドシール部間の離間距離を長く設定することによ
り、第5図(a)に示す如く、被包装物3が充填される
胴部16cの前後に形成される耳部16a,16bの寸法を長く設
定している。
前記エンドシーラー24,24の前後両側には、第4図
(c)に示す如く、上下の関係で対をなす折り癖成形具
22,22が夫々配設され、両折り癖成形具22,22の協働作用
下に、包装袋体16の胴部16cと前後の耳部16a,16bとの間
に折り癖が付けられる。すなわち、上部エンドシーラー
24に配設した折り癖成形具22の下部対向面に凹部22aが
形成され、また下部エンドシーラー24に配設した折り癖
成形具22の上部対向面に凸部22bが形成されている。そ
して、前記エンドシーラー24,24が当接した際に、対を
なす上下の折り癖成形具22,22の対向する凹部22aと凸部
22bとが噛合するよう構成してある。しかも、該折り癖
成形具22は、エンドシーラー24を介して加熱されている
ので、凹部22aと凸部22bとの噛合部において筒状フィル
ム8bに折り癖を付与し得る。
(c)に示す如く、上下の関係で対をなす折り癖成形具
22,22が夫々配設され、両折り癖成形具22,22の協働作用
下に、包装袋体16の胴部16cと前後の耳部16a,16bとの間
に折り癖が付けられる。すなわち、上部エンドシーラー
24に配設した折り癖成形具22の下部対向面に凹部22aが
形成され、また下部エンドシーラー24に配設した折り癖
成形具22の上部対向面に凸部22bが形成されている。そ
して、前記エンドシーラー24,24が当接した際に、対を
なす上下の折り癖成形具22,22の対向する凹部22aと凸部
22bとが噛合するよう構成してある。しかも、該折り癖
成形具22は、エンドシーラー24を介して加熱されている
ので、凹部22aと凸部22bとの噛合部において筒状フィル
ム8bに折り癖を付与し得る。
すなわち、筒状フィルム8bにエンドシールおよび切断
を施す際に、エンドシーラー24,24の前後に配設した折
り癖成形具22,22により、包装袋体16の前後の耳部16a,1
6bに対応的に折り癖が付与される(第1図参照)。従っ
て、後述する如く、耳部16a,16bを折り癖に沿って確実
かつ奇麗に折り曲げることができる。なお、この場合に
おいて、筒状フィルム8bにおける第1ラベル83の貼り付
け位置に、折り癖が付けられないように前記折り癖成形
具22の形状を設定することが望ましい。
を施す際に、エンドシーラー24,24の前後に配設した折
り癖成形具22,22により、包装袋体16の前後の耳部16a,1
6bに対応的に折り癖が付与される(第1図参照)。従っ
て、後述する如く、耳部16a,16bを折り癖に沿って確実
かつ奇麗に折り曲げることができる。なお、この場合に
おいて、筒状フィルム8bにおける第1ラベル83の貼り付
け位置に、折り癖が付けられないように前記折り癖成形
具22の形状を設定することが望ましい。
前記エンドシール装置20を経て製造された包装袋体16
を排出する排出コンベヤ12の下流側には、第2図に示す
如く、耳部折り曲げ装置10が配設され、ここで包装袋体
16の両耳部16a,16bが袋体16の下面(底面)に沿って折
り曲げられると共に、両耳部16a,16bが止着される。
を排出する排出コンベヤ12の下流側には、第2図に示す
如く、耳部折り曲げ装置10が配設され、ここで包装袋体
16の両耳部16a,16bが袋体16の下面(底面)に沿って折
り曲げられると共に、両耳部16a,16bが止着される。
すなわち、排出コンベヤ12の下流側に渡りコンベヤ14
が配設され、排出コンベヤ12から渡りコンベヤ14に受け
渡された包装袋体16は、渡りコンベヤ14の下流側に配設
したリフター18に供給される(第4図(d)参照)。
が配設され、排出コンベヤ12から渡りコンベヤ14に受け
渡された包装袋体16は、渡りコンベヤ14の下流側に配設
したリフター18に供給される(第4図(d)参照)。
前記リフター18は、包装袋体16が載置される支持台26
と、該支持台26の底部に垂設した昇降バー28と、該昇降
バー28に連結した昇降機構30とから基本的に構成され
る。そして支持台26は、第3図に示す如く、包装袋体16
の胴部16cが載置される保持台32と、該保持台32の前後
両端に配設した一対の耳部折り込み部材34,34とからな
り、保持台32の移送方向と交差する方向の寸法は、折り
込み部材34の寸法よりも短く設定されている。また、耳
部折り込み部材34の上端は、保持台32の載置面よりも上
方に突出し、該保持台32に包装袋体16の胴部16cが載置
された状態で、折り込み部材34の上端が、胴部16cと耳
部16a(16b)との間の下面(前記折り癖が付けられた部
位)に当接するよう構成されている(第4図(e)参
照)。そして、該折込み部材34と後述する耳部折り曲げ
ガイド55とから構成される折り込み手段により、耳部16
a(16b)が下方に折り曲げられる(第4図(f)参
照)。
と、該支持台26の底部に垂設した昇降バー28と、該昇降
バー28に連結した昇降機構30とから基本的に構成され
る。そして支持台26は、第3図に示す如く、包装袋体16
の胴部16cが載置される保持台32と、該保持台32の前後
両端に配設した一対の耳部折り込み部材34,34とからな
り、保持台32の移送方向と交差する方向の寸法は、折り
込み部材34の寸法よりも短く設定されている。また、耳
部折り込み部材34の上端は、保持台32の載置面よりも上
方に突出し、該保持台32に包装袋体16の胴部16cが載置
された状態で、折り込み部材34の上端が、胴部16cと耳
部16a(16b)との間の下面(前記折り癖が付けられた部
位)に当接するよう構成されている(第4図(e)参
照)。そして、該折込み部材34と後述する耳部折り曲げ
ガイド55とから構成される折り込み手段により、耳部16
a(16b)が下方に折り曲げられる(第4図(f)参
照)。
前記支持台26の下方には、図示しない基枠に昇降バー
28と平行に延在する支持板36が配設され、この支持板36
には、昇降バー28を挟む左右の関係で対をなす案内ロー
ラ38,38が、上下に所定間隔離間して2組配設され、昇
降バー28は4個の案内ローラ38に案内されて垂直に昇降
する。なお、昇降バー28の案内ローラ38と対向する両側
面には、第3図に示す如く、長手方向に沿って長溝28a
が形成されており、案内ローラ38はこの長溝28aに摺動
自在に嵌合している。
28と平行に延在する支持板36が配設され、この支持板36
には、昇降バー28を挟む左右の関係で対をなす案内ロー
ラ38,38が、上下に所定間隔離間して2組配設され、昇
降バー28は4個の案内ローラ38に案内されて垂直に昇降
する。なお、昇降バー28の案内ローラ38と対向する両側
面には、第3図に示す如く、長手方向に沿って長溝28a
が形成されており、案内ローラ38はこの長溝28aに摺動
自在に嵌合している。
前記昇降バー28の下端部近傍には、第2図に示す如
く、昇降機構30を構成するロッド40の上端が回動自在に
枢支されている。また前記支持板36の下方には、基枠に
突設したピン42に長手方向の一端が回動自在に枢支され
たアーム44が配設され、該アーム44の他端に前記ロッド
40の下端が回転自在に枢支されている。なお、ロッド40
は、長さ寸法が可変可能なターンバックルで構成され、
前記支持台26の昇降高さを適宜調節し得るよう構成して
ある。
く、昇降機構30を構成するロッド40の上端が回動自在に
枢支されている。また前記支持板36の下方には、基枠に
突設したピン42に長手方向の一端が回動自在に枢支され
たアーム44が配設され、該アーム44の他端に前記ロッド
40の下端が回転自在に枢支されている。なお、ロッド40
は、長さ寸法が可変可能なターンバックルで構成され、
前記支持台26の昇降高さを適宜調節し得るよう構成して
ある。
第2図に示す如く、アーム44に近接して正面カム46が
回転自在に配設され、該カム46に設けた図示形状のカム
溝46aに、アーム44に枢支したカムフォロワ48が摺動自
在に臨んでいる。この正面カム46は、チェン−スプロケ
ット等の連繋手段50を介して駆動モータ51に接続されて
いる。従って、駆動モータ51を所定方向に回転駆動する
ことにより、正面カム46と係合するアーム44が揺動し、
これによって支持台26が昇降移動する(第4図(e),
(f)参照)。なお、前記駆動モータ51としては、サー
ボモータが好適に使用され、後述する製品検知センサ52
の製品検知に基づく制御指令により間欠駆動される。
回転自在に配設され、該カム46に設けた図示形状のカム
溝46aに、アーム44に枢支したカムフォロワ48が摺動自
在に臨んでいる。この正面カム46は、チェン−スプロケ
ット等の連繋手段50を介して駆動モータ51に接続されて
いる。従って、駆動モータ51を所定方向に回転駆動する
ことにより、正面カム46と係合するアーム44が揺動し、
これによって支持台26が昇降移動する(第4図(e),
(f)参照)。なお、前記駆動モータ51としては、サー
ボモータが好適に使用され、後述する製品検知センサ52
の製品検知に基づく制御指令により間欠駆動される。
前記リフター18の配設位置には、第3図に示す如く、
形状を呈する一対の載置台53,53が、前記支持台26を
挟んで移送方向と交差する方向に対向的に配設されてい
る。該載置台53における水平部53aの上面レベルは、前
記耳部折り込み部材34の上端レベルと略一致するよう設
定される。また両載置台53,53は、支持台26(保持台3
2)の昇降を許容する長さだけ離間して配設されてい
る。すなわち、前記渡りコンベヤ14により移送される包
装袋体16は、第4図(d)に示す如く、先ず両載置台5
3,53に載置されて、リフター18による押し上げを待機す
るよう構成されている。そして、リフター18が上昇する
と、第4図(e)に示す如く、支持台26の保持台32に包
装袋体16の胴部16cが載置されると共に、両耳部折り込
み部材34,34の上端が、対応の耳部16a,16bの下面に当接
するようになっている。
形状を呈する一対の載置台53,53が、前記支持台26を
挟んで移送方向と交差する方向に対向的に配設されてい
る。該載置台53における水平部53aの上面レベルは、前
記耳部折り込み部材34の上端レベルと略一致するよう設
定される。また両載置台53,53は、支持台26(保持台3
2)の昇降を許容する長さだけ離間して配設されてい
る。すなわち、前記渡りコンベヤ14により移送される包
装袋体16は、第4図(d)に示す如く、先ず両載置台5
3,53に載置されて、リフター18による押し上げを待機す
るよう構成されている。そして、リフター18が上昇する
と、第4図(e)に示す如く、支持台26の保持台32に包
装袋体16の胴部16cが載置されると共に、両耳部折り込
み部材34,34の上端が、対応の耳部16a,16bの下面に当接
するようになっている。
前記渡りコンベヤ14とリフター18を挟む位置にストッ
パ54が配設され、該ストッパ54は、第4図(d)に示す
如く、渡りコンベヤ14により移送される包装袋体16にお
ける前側耳部16aの先端が当接されて、該包装袋体16の
停止位置決めを行なうべく機能する。このストッパー54
には、例えば光電管からなる製品検知センサ52が配設さ
れ、該センサ52が包装袋体16の前側耳部16aを検知する
よう構成されている。そして、該検知センサ52の製品検
知に基づいて、前記駆動モータ51が起動される。
パ54が配設され、該ストッパ54は、第4図(d)に示す
如く、渡りコンベヤ14により移送される包装袋体16にお
ける前側耳部16aの先端が当接されて、該包装袋体16の
停止位置決めを行なうべく機能する。このストッパー54
には、例えば光電管からなる製品検知センサ52が配設さ
れ、該センサ52が包装袋体16の前側耳部16aを検知する
よう構成されている。そして、該検知センサ52の製品検
知に基づいて、前記駆動モータ51が起動される。
前記リフター18の上方には、第2図に示す如く、包装
袋体16の移送方向に前記支持台26の通過を許容する距離
だけ離間して一対の耳部折り曲げガイド55,55が平行に
配設されている。この折り曲げガイド55,55は、第4図
(e),(f)に示す如く、前記リフター18の耳部折り
込み部材34,34との協働作用下に、包装袋体16の前後の
耳部16a,16bを下方に折り曲げるべく機能する。また、
後述するアタッチメント56の移送方向前側に位置する折
り曲げガイド55は、包装袋体16の前側耳部16aを底面に
沿って折り込む機能も兼ねる。なお、耳部折り曲げガイ
ド55は、第3図に示す如く、長手方向の両端部近郷の上
部が所定長さに亘って切欠かれており、該切欠部55aは
アタッチメント56の上方通過を許容するべく機能する。
袋体16の移送方向に前記支持台26の通過を許容する距離
だけ離間して一対の耳部折り曲げガイド55,55が平行に
配設されている。この折り曲げガイド55,55は、第4図
(e),(f)に示す如く、前記リフター18の耳部折り
込み部材34,34との協働作用下に、包装袋体16の前後の
耳部16a,16bを下方に折り曲げるべく機能する。また、
後述するアタッチメント56の移送方向前側に位置する折
り曲げガイド55は、包装袋体16の前側耳部16aを底面に
沿って折り込む機能も兼ねる。なお、耳部折り曲げガイ
ド55は、第3図に示す如く、長手方向の両端部近郷の上
部が所定長さに亘って切欠かれており、該切欠部55aは
アタッチメント56の上方通過を許容するべく機能する。
前記耳部折り曲げガイド55,55の上方には、吸着面を
下方に指向した吸着装置57が配設され、第4図(f)に
示す如く、前記リフター18により押し上げられた包装袋
体16の上面を吸着保持するよう構成されている。なお、
吸着装置57の吸着力は、リフター18が下降しても包装袋
体16を落下させることなく保持するが、前記アタッチメ
ント56による包装袋体16の移送は許容する値に設定され
ている。
下方に指向した吸着装置57が配設され、第4図(f)に
示す如く、前記リフター18により押し上げられた包装袋
体16の上面を吸着保持するよう構成されている。なお、
吸着装置57の吸着力は、リフター18が下降しても包装袋
体16を落下させることなく保持するが、前記アタッチメ
ント56による包装袋体16の移送は許容する値に設定され
ている。
また耳部折り曲げガイド55の上方には、包装袋体16の
移送機構として機能する移送コンベヤ58が配設されてい
る。この移送コンベヤ58は、第2図に示す如く、前記渡
りコンベヤ14の走行方向と平行な方向に所定間隔離間し
て配設した一対のスプロケット59,59と、両スプロケッ
ト59,59間に巻掛けられた無端チェン60と、該無端チェ
ン60の走行方向に所定間隔毎に配設したアタッチメント
56とから構成される。該移送コンベヤ58における上流側
のスプロケット59には、同軸的に別のスプロケット61が
一体回転可能に配設されている。なお、前記正面カム46
に隣接して、該正面カム46に歯車等の動力伝達手段62を
介して連結されるスプロケット63が回転自在に配設され
ており、このスプロケット63と前記スプロケット61との
間にチェン64が巻掛けられている。すなわち、当該移送
コンベヤ58は、前記リフター18を昇降駆動する駆動モー
タ51により駆動される。
移送機構として機能する移送コンベヤ58が配設されてい
る。この移送コンベヤ58は、第2図に示す如く、前記渡
りコンベヤ14の走行方向と平行な方向に所定間隔離間し
て配設した一対のスプロケット59,59と、両スプロケッ
ト59,59間に巻掛けられた無端チェン60と、該無端チェ
ン60の走行方向に所定間隔毎に配設したアタッチメント
56とから構成される。該移送コンベヤ58における上流側
のスプロケット59には、同軸的に別のスプロケット61が
一体回転可能に配設されている。なお、前記正面カム46
に隣接して、該正面カム46に歯車等の動力伝達手段62を
介して連結されるスプロケット63が回転自在に配設され
ており、このスプロケット63と前記スプロケット61との
間にチェン64が巻掛けられている。すなわち、当該移送
コンベヤ58は、前記リフター18を昇降駆動する駆動モー
タ51により駆動される。
なお、実施例では前記アタッチメント56をスプロケッ
ト−チェンにより移動するよう構成したが、例えばプー
リとベルトまたはワイヤ等により移動させるようにして
もよい。
ト−チェンにより移動するよう構成したが、例えばプー
リとベルトまたはワイヤ等により移動させるようにして
もよい。
前記アタッチメント56は、第3図に示す如く、側面に
おいてL字形状に形成されると共に、略中央部がL字形
状に切欠かれており、前記耳部折り曲げガイド55の上方
を干渉することなく移動し得るよう構成されている。ま
た、この切欠部56aは、後述する第2ラベル65の貼着に
際し、該ラベル65の包装袋体16底面への貼着を許容する
べく機能する。なお、図面に示す如く、アタッチメント
56における垂直部56bの後面側には、移送方向と交差す
る方向に延出する連結杆66が配設され、この連結杆66の
突出端部が前記無端チェン60に連結されている。すなわ
ち、無端チェン60が前記吸着装置56に干渉することな
く、アタッチメント56を吸着装置57の下方を移動させ得
るよう構成してある。
おいてL字形状に形成されると共に、略中央部がL字形
状に切欠かれており、前記耳部折り曲げガイド55の上方
を干渉することなく移動し得るよう構成されている。ま
た、この切欠部56aは、後述する第2ラベル65の貼着に
際し、該ラベル65の包装袋体16底面への貼着を許容する
べく機能する。なお、図面に示す如く、アタッチメント
56における垂直部56bの後面側には、移送方向と交差す
る方向に延出する連結杆66が配設され、この連結杆66の
突出端部が前記無端チェン60に連結されている。すなわ
ち、無端チェン60が前記吸着装置56に干渉することな
く、アタッチメント56を吸着装置57の下方を移動させ得
るよう構成してある。
前記アタッチメント56は、第4図(g)に示す如く、
その水平部56c上に前記吸着装置57に吸着保持された包
装袋体16を掬い受けた状態で、後述する排出コンベヤ67
まで移送すると共に、該水平部56cの先端を包装袋体16
の後側耳部16bに当接して、これを袋体16の底面に沿っ
て折り込むべく機能する。
その水平部56c上に前記吸着装置57に吸着保持された包
装袋体16を掬い受けた状態で、後述する排出コンベヤ67
まで移送すると共に、該水平部56cの先端を包装袋体16
の後側耳部16bに当接して、これを袋体16の底面に沿っ
て折り込むべく機能する。
前記耳部折り曲げガイド55,55の配設位置より移送方
向下流側には、第3図に示す如く、前記アタッチメント
56により移送される包装袋体16の両側面(移送方向と交
差する方向の両側面)の位置規制を行なう一対の側部案
内部材68,68が所定間隔離間して配設される。また、両
側部案内部材68,68の中間には、アタッチメント56の切
欠部56aに対応する位置に底部案内部材69が配設され、
該底部案内部材69に、包装袋体16の底面側に折り込まれ
た前側耳部16aが摺接するよう構成されている。両案内
部材68,69は、後述する排出コンベヤ67の近傍まで、移
送コンベヤ58と平行に配設される。なお、第2図に示す
如く、底部案内部材69の上方には、前記アタッチメント
56により移送される包装袋体16の上方への浮き上がりを
防止する上部案内部材79が、底部案内部材69と平行に延
在している。
向下流側には、第3図に示す如く、前記アタッチメント
56により移送される包装袋体16の両側面(移送方向と交
差する方向の両側面)の位置規制を行なう一対の側部案
内部材68,68が所定間隔離間して配設される。また、両
側部案内部材68,68の中間には、アタッチメント56の切
欠部56aに対応する位置に底部案内部材69が配設され、
該底部案内部材69に、包装袋体16の底面側に折り込まれ
た前側耳部16aが摺接するよう構成されている。両案内
部材68,69は、後述する排出コンベヤ67の近傍まで、移
送コンベヤ58と平行に配設される。なお、第2図に示す
如く、底部案内部材69の上方には、前記アタッチメント
56により移送される包装袋体16の上方への浮き上がりを
防止する上部案内部材79が、底部案内部材69と平行に延
在している。
前記底部案内部材69の下流側の適宜位置には、包装袋
体16の底面に第2ラベル65を貼り付ける第2のラベル貼
着装置70が配設されている。すなわち、第2図に示す如
く、底部案内部材69の下方に長尺な帯体71を所定直径で
巻回したロール体72が回転自在に配設され、帯体71には
包装袋体16の耳部16a,16bを袋体16に止着する第2ラベ
ル65が所定間隔で剥離可能に貼着されている。また、ロ
ール体72から引出された帯体71は、複数の案内ローラ73
を介して巻取りローラ74に巻取られるようになってい
る。そして、案内ローラ73により案内される帯体71は、
その引出し途中において、前記アタッチメント56により
移送される包装袋体16における底面の移動軌跡上に臨
み、帯体71から剥離された第2ラベル65を包装袋体16の
底面に貼り付けるよう構成されている。
体16の底面に第2ラベル65を貼り付ける第2のラベル貼
着装置70が配設されている。すなわち、第2図に示す如
く、底部案内部材69の下方に長尺な帯体71を所定直径で
巻回したロール体72が回転自在に配設され、帯体71には
包装袋体16の耳部16a,16bを袋体16に止着する第2ラベ
ル65が所定間隔で剥離可能に貼着されている。また、ロ
ール体72から引出された帯体71は、複数の案内ローラ73
を介して巻取りローラ74に巻取られるようになってい
る。そして、案内ローラ73により案内される帯体71は、
その引出し途中において、前記アタッチメント56により
移送される包装袋体16における底面の移動軌跡上に臨
み、帯体71から剥離された第2ラベル65を包装袋体16の
底面に貼り付けるよう構成されている。
ここで、第2ラベル65の長さ寸法は、第5図(b)に
示す如く、包装袋体16の両耳部16a,16bを袋体16に止着
すると共に、前記第1ラベル83の端部間に亘って延在す
るよう設定されている。これにより、あたかも包装袋体
16の外周に帯材を巻付けた形態の袋体16が得られる。な
お、第2ラベル65の貼着位置には、前記底部案内部材69
は配設されておらず、第2ラベル65の貼着に支障を来た
すことがないようになっている。
示す如く、包装袋体16の両耳部16a,16bを袋体16に止着
すると共に、前記第1ラベル83の端部間に亘って延在す
るよう設定されている。これにより、あたかも包装袋体
16の外周に帯材を巻付けた形態の袋体16が得られる。な
お、第2ラベル65の貼着位置には、前記底部案内部材69
は配設されておらず、第2ラベル65の貼着に支障を来た
すことがないようになっている。
また、第2ラベル65の貼着位置の下流側に、アタッチ
メント56により移送される包装袋体16の底面に当接する
貼着ローラ75が回転自在に配設される。更に、第2ラベ
ル65の貼着位置の上方に、例えばスポンジ等からなる弾
性ベルト76を走行自在に配設した押え装置77が配設され
ている。すなわち、包装袋体16に第2ラベル65を貼り付
けるに際しては、第4図(h)に示す如く、該袋体16は
押え装置77と貼着ローラ75とにより挟持されるので、第
2ラベル65の確実な貼り付けを達成し得る。
メント56により移送される包装袋体16の底面に当接する
貼着ローラ75が回転自在に配設される。更に、第2ラベ
ル65の貼着位置の上方に、例えばスポンジ等からなる弾
性ベルト76を走行自在に配設した押え装置77が配設され
ている。すなわち、包装袋体16に第2ラベル65を貼り付
けるに際しては、第4図(h)に示す如く、該袋体16は
押え装置77と貼着ローラ75とにより挟持されるので、第
2ラベル65の確実な貼り付けを達成し得る。
前記貼着ローラ75の更に下流側には、第2図に示す如
く、排出コンベヤ67および排出シュート78が配設されて
いる。そして、アタッチメント56により移送されて、そ
の移送途中に耳部16a,16bの折り曲げおよび第2ラベル6
5の貼り付けがなされた第5図に示す如き包装袋体16
は、該排出コンベヤ67および排出シュート78を介して後
工程に回されるよう構成してある。
く、排出コンベヤ67および排出シュート78が配設されて
いる。そして、アタッチメント56により移送されて、そ
の移送途中に耳部16a,16bの折り曲げおよび第2ラベル6
5の貼り付けがなされた第5図に示す如き包装袋体16
は、該排出コンベヤ67および排出シュート78を介して後
工程に回されるよう構成してある。
実施例の作用 次に、前述した実施例に係る包装装置の作用につき説
明する。
明する。
(第1ラベルの貼り付け工程) 包装装置1を起動すると、第1図に示すように、前記
物品供給コンベヤ4が駆動され、該コンベヤ4に設けた
アタッチメント6によって被包装物3が、1個当てづつ
押送されて来る。また、原反ロール8から引出された帯
状フィルム8aは、一対の繰出しローラ9,9に挟圧され、
物品供給コンベヤ4の下流側に配設した製袋器7に向け
て所定ピッチづつ間欠的に繰出される。このとき、前記
第1のラベル貼着装置82の巻取りローラ87が所定方向に
間欠回転し、ロール体85から帯体84を所定長さづつ引出
す。
物品供給コンベヤ4が駆動され、該コンベヤ4に設けた
アタッチメント6によって被包装物3が、1個当てづつ
押送されて来る。また、原反ロール8から引出された帯
状フィルム8aは、一対の繰出しローラ9,9に挟圧され、
物品供給コンベヤ4の下流側に配設した製袋器7に向け
て所定ピッチづつ間欠的に繰出される。このとき、前記
第1のラベル貼着装置82の巻取りローラ87が所定方向に
間欠回転し、ロール体85から帯体84を所定長さづつ引出
す。
この帯体84は、複数の案内ローラ86に案内されて帯状
フィルム8aの給送経路に近接し、ここで該帯体84から第
1ラベル83が剥離され、第4図(a)に示す如く、該第
1ラベル83がその幅方向中心をフィルム8aの給送中心に
合わせて貼り付けられる。なお、第1ラベル83は、後述
するエンドシール装置20によりエンドシール・切断が施
される部分には臨まないよう設定される。
フィルム8aの給送経路に近接し、ここで該帯体84から第
1ラベル83が剥離され、第4図(a)に示す如く、該第
1ラベル83がその幅方向中心をフィルム8aの給送中心に
合わせて貼り付けられる。なお、第1ラベル83は、後述
するエンドシール装置20によりエンドシール・切断が施
される部分には臨まないよう設定される。
(帯状フィルムの製袋・充填工程) 前述した如く、帯状フィルム8aの1包装長に相当する
フィルムピッチに応じて所定間隔毎に第1ラベル83が貼
り付けられた帯状フィルム8aは、第4図(b)に示す如
く、製袋器7を経て筒状に形成される。そして、前記物
品供給コンベヤ4により供給される被包装物3が、該筒
状フィルム8bに所定間隔毎に充填される。このとき被包
装物3は、筒状フィルム8bの上面(表面側)に貼り付け
た第1ラベル83における長手方向の略中央の下方に位置
する。
フィルムピッチに応じて所定間隔毎に第1ラベル83が貼
り付けられた帯状フィルム8aは、第4図(b)に示す如
く、製袋器7を経て筒状に形成される。そして、前記物
品供給コンベヤ4により供給される被包装物3が、該筒
状フィルム8bに所定間隔毎に充填される。このとき被包
装物3は、筒状フィルム8bの上面(表面側)に貼り付け
た第1ラベル83における長手方向の略中央の下方に位置
する。
また、筒状フィルム8bは、その長手方向における端縁
部の重合面を一対の送りローラ80,80により挟圧されて
下流側に給送されると共に、一対のシール用ローラ81,8
1によりセンターシールが施される。
部の重合面を一対の送りローラ80,80により挟圧されて
下流側に給送されると共に、一対のシール用ローラ81,8
1によりセンターシールが施される。
(筒状フィルムのエンドシール・切断工程) センターシールが施されると共に、所定間隔毎に被包
装物3が充填された筒状フィルム8bは、第4図(c)に
示す如く、シール用ローラ81の下流側に配設したエンド
シール装置20に到来する。包装装置1の稼動により所要
の動作(例えば回転やブロックモーション)を行なうエ
ンドシーラー24,24により、筒状フィルム8bの被包装物
3を挟む前後に、給送方向と交差するエンドシールおよ
び切断が施される。これにより、被包装物3が充填され
ると共に、前後に所定長さ寸法の耳部16a,16bが形成さ
れた包装袋体16が製造される。
装物3が充填された筒状フィルム8bは、第4図(c)に
示す如く、シール用ローラ81の下流側に配設したエンド
シール装置20に到来する。包装装置1の稼動により所要
の動作(例えば回転やブロックモーション)を行なうエ
ンドシーラー24,24により、筒状フィルム8bの被包装物
3を挟む前後に、給送方向と交差するエンドシールおよ
び切断が施される。これにより、被包装物3が充填され
ると共に、前後に所定長さ寸法の耳部16a,16bが形成さ
れた包装袋体16が製造される。
なお、各エンドシーラー24には、折り癖成形具22,22
が配設されているので、エンドシールが施されると同時
に、胴部16cと耳部16a,16bとの間に前記エンドシールと
平行で、かつ前記第1ラベル83の貼り付け面側に隆起す
る折り癖が付けられる(第4図(d)参照)。従って、
後工程での耳部の折り曲げを円滑かつ綺麗に行ない得
る。
が配設されているので、エンドシールが施されると同時
に、胴部16cと耳部16a,16bとの間に前記エンドシールと
平行で、かつ前記第1ラベル83の貼り付け面側に隆起す
る折り癖が付けられる(第4図(d)参照)。従って、
後工程での耳部の折り曲げを円滑かつ綺麗に行ない得
る。
(包装袋体の耳部折り曲げ工程) 前記包装袋体16は、第2図に示す如く、排出コンベヤ
12を介して渡りコンベヤ14まで移送され、更に渡りコン
ベヤ14によりリフター18に供給される。渡りコンベヤ14
により供給された包装袋体16は、第4図(d)に示す如
く、前記載置台53,53に移載されると共に、その前側耳
部16aの先端がストッパ54に当接して停止位置決めされ
る。このとき、ストッパ54に配設した製品検知センサ52
が、リフター18の適宜位置への包装袋体16の到来を検知
する。
12を介して渡りコンベヤ14まで移送され、更に渡りコン
ベヤ14によりリフター18に供給される。渡りコンベヤ14
により供給された包装袋体16は、第4図(d)に示す如
く、前記載置台53,53に移載されると共に、その前側耳
部16aの先端がストッパ54に当接して停止位置決めされ
る。このとき、ストッパ54に配設した製品検知センサ52
が、リフター18の適宜位置への包装袋体16の到来を検知
する。
前記製品検知センサ52の製品検知により、前記駆動モ
ータ51が運転を開始して、前記正面カム46を回転させ
る。正面カム46の回転によりカムフォロワ48を介して係
合するアーム44がピン42を支点として揺動し、これによ
り昇降バー28は複数の案内ローラ38に案内されつつ上昇
する。このとき、支持台28の保持台32に包装袋体16の胴
部16cが載置支持されると共に、一対の耳部折り込み部
材34,34の先端が、包装袋体16における前後の耳部16a,1
6bに形成した折り癖に対応する下面に当接する。
ータ51が運転を開始して、前記正面カム46を回転させ
る。正面カム46の回転によりカムフォロワ48を介して係
合するアーム44がピン42を支点として揺動し、これによ
り昇降バー28は複数の案内ローラ38に案内されつつ上昇
する。このとき、支持台28の保持台32に包装袋体16の胴
部16cが載置支持されると共に、一対の耳部折り込み部
材34,34の先端が、包装袋体16における前後の耳部16a,1
6bに形成した折り癖に対応する下面に当接する。
そして、支持台26に支持されて押し上げられる包装袋
体16の前後の耳部16a,16bは、第4図(e)に示す如
く、その上面が前記一対の耳部折り曲げガイド55,55に
当接して上方への移動が阻止される。また、耳部16a(1
6b)における胴部16cとの間の下面には前記耳部折り込
み部材34の先端が当接しているので、耳部16a(16b)
は、耳部折込み部材34および耳部折り曲げガイド55から
構成される折り込み手段により、前記折り癖に沿って垂
直下方に折り曲げられる。
体16の前後の耳部16a,16bは、第4図(e)に示す如
く、その上面が前記一対の耳部折り曲げガイド55,55に
当接して上方への移動が阻止される。また、耳部16a(1
6b)における胴部16cとの間の下面には前記耳部折り込
み部材34の先端が当接しているので、耳部16a(16b)
は、耳部折込み部材34および耳部折り曲げガイド55から
構成される折り込み手段により、前記折り癖に沿って垂
直下方に折り曲げられる。
前述した如く両耳部16a,16bが折り曲げられた包装袋
体16は、更に上方に押し上げられ、第4図(f)に示す
如く、前記吸着装置57に上面が吸着保持される。このと
き、包装袋体16の耳部16a,16bは、その下端近傍が対応
の折り曲げガイド55に当接して、元に戻るのを規制され
ている。次いで支持台26が下降するタイミングに調時し
て、リフター18と同一の駆動モータ51により間欠的に駆
動される前記移送コンベヤ58のアタッチメント56が、第
4図(g)に示す如く、包装袋体16の垂下位置に到来す
る。
体16は、更に上方に押し上げられ、第4図(f)に示す
如く、前記吸着装置57に上面が吸着保持される。このと
き、包装袋体16の耳部16a,16bは、その下端近傍が対応
の折り曲げガイド55に当接して、元に戻るのを規制され
ている。次いで支持台26が下降するタイミングに調時し
て、リフター18と同一の駆動モータ51により間欠的に駆
動される前記移送コンベヤ58のアタッチメント56が、第
4図(g)に示す如く、包装袋体16の垂下位置に到来す
る。
前述した如く、アタッチメント56はL字形状を呈して
いるので、その水平部56cの先端が包装袋体16の折り曲
げられた後側耳部16bに当接し、これを袋体16の底面に
沿って折り込む。更に吸着装置57に吸着保持された包装
袋体16は、アタッチメント56の水平部56cに掬い受けら
れた状態で移送される。このとき、第4図(g)に示す
如く、包装袋体16の前側耳部16aは、折り込み手段を構
成する耳部折り曲げガイド55により前進が阻止されてい
るので、アタッチメント56の移動に伴って該前側耳部16
aは袋体16の底面に沿って折り込まれる。
いるので、その水平部56cの先端が包装袋体16の折り曲
げられた後側耳部16bに当接し、これを袋体16の底面に
沿って折り込む。更に吸着装置57に吸着保持された包装
袋体16は、アタッチメント56の水平部56cに掬い受けら
れた状態で移送される。このとき、第4図(g)に示す
如く、包装袋体16の前側耳部16aは、折り込み手段を構
成する耳部折り曲げガイド55により前進が阻止されてい
るので、アタッチメント56の移動に伴って該前側耳部16
aは袋体16の底面に沿って折り込まれる。
(第2ラベルの貼り付け工程) 前記両耳部16a,16bが折り込まれた包装袋体16は、耳
部折り曲げガイド55の下流側に配置した側部案内部材6
8,68と、底部案内部材69および上部案内部材79により案
内されつつ移送される。そして、包装袋体16が前記第2
のラベル貼着装置70の配設位置の上方に到来すると、第
4図(h)に示す如く、前記帯体71から剥離された第2
ラベル65が、包装袋体16の底面に折り込まれた前後の耳
部16a,16bに共通的に貼り付けられる。このとき、該包
装袋体16は、前記押え装置77および貼着ローラ75により
挟持されつつ移動するので、第2ラベル65を包装袋体16
の底面に確実に貼り付けることができる。なお、第2ラ
ベル65は、前記アタッチメント56に形成した切欠部56a
に対応する袋体底面に貼り付けられるようになってい
る。
部折り曲げガイド55の下流側に配置した側部案内部材6
8,68と、底部案内部材69および上部案内部材79により案
内されつつ移送される。そして、包装袋体16が前記第2
のラベル貼着装置70の配設位置の上方に到来すると、第
4図(h)に示す如く、前記帯体71から剥離された第2
ラベル65が、包装袋体16の底面に折り込まれた前後の耳
部16a,16bに共通的に貼り付けられる。このとき、該包
装袋体16は、前記押え装置77および貼着ローラ75により
挟持されつつ移動するので、第2ラベル65を包装袋体16
の底面に確実に貼り付けることができる。なお、第2ラ
ベル65は、前記アタッチメント56に形成した切欠部56a
に対応する袋体底面に貼り付けられるようになってい
る。
すなわち、第5図に示す如く、両耳部16a,16bが第2
ラベル65を介して底面に貼着されると共に、表面外周に
第1ラベル83が貼着された、あたかも帯材を巻付けた如
き外観形状を呈する包装袋体16が製造される。そしてこ
の包装袋体16は、第4図(i)に示すように、前記排出
コンベヤ67および排出シュート78を経て次工程に向けて
排出される。
ラベル65を介して底面に貼着されると共に、表面外周に
第1ラベル83が貼着された、あたかも帯材を巻付けた如
き外観形状を呈する包装袋体16が製造される。そしてこ
の包装袋体16は、第4図(i)に示すように、前記排出
コンベヤ67および排出シュート78を経て次工程に向けて
排出される。
発明の効果 以上説明した如く、本発明に係る包装方法によれば、
包装袋体の外側の略全周に亘ってラベルを貼り付けるこ
とにより、あたかも帯材を巻付けた如き外観形状を呈す
る商品価値の高い包装袋体を、全自動で製造することが
でけいる。すなわち、従来人手に頼っていたために低能
率でしかもコストが嵩む形態の包装袋体を、極めて効率
的に製造することができ、これにより製造コストの低減
を実現し得る。またラベルは、帯状フィルムの段階で所
要位置に予め貼り付けるので、高速処理が可能になる。
しかも該ラベルは包装袋体のエンドシール部には臨まな
いよう設定してあるので、エンドシールを常に円滑に達
成し得る。また、筒状フィルムにエンドシールを施す際
に、包装袋体の耳部となる部位に予め折り癖を付与する
ので、後工程での該耳部の折り曲げが確実かつ綺麗にな
し得る。
包装袋体の外側の略全周に亘ってラベルを貼り付けるこ
とにより、あたかも帯材を巻付けた如き外観形状を呈す
る商品価値の高い包装袋体を、全自動で製造することが
でけいる。すなわち、従来人手に頼っていたために低能
率でしかもコストが嵩む形態の包装袋体を、極めて効率
的に製造することができ、これにより製造コストの低減
を実現し得る。またラベルは、帯状フィルムの段階で所
要位置に予め貼り付けるので、高速処理が可能になる。
しかも該ラベルは包装袋体のエンドシール部には臨まな
いよう設定してあるので、エンドシールを常に円滑に達
成し得る。また、筒状フィルムにエンドシールを施す際
に、包装袋体の耳部となる部位に予め折り癖を付与する
ので、後工程での該耳部の折り曲げが確実かつ綺麗にな
し得る。
更に、包装袋体を上昇させる際に前後の耳部を下方に
折り曲げ、次いで該包装袋体を水平方向に移送する際に
両耳部を袋体下面に折り込むよう構成したので、簡単な
構成で確実に耳部の折り曲げを達成し得る。また、包装
袋体を吸着装置により吸着保持した状態で耳部の折り曲
げを行なうので、被包装物が生菓子等の変形し易いもの
であっても、該被包装物が変形したり潰れることがな
い、等の有益な効果を奏する。
折り曲げ、次いで該包装袋体を水平方向に移送する際に
両耳部を袋体下面に折り込むよう構成したので、簡単な
構成で確実に耳部の折り曲げを達成し得る。また、包装
袋体を吸着装置により吸着保持した状態で耳部の折り曲
げを行なうので、被包装物が生菓子等の変形し易いもの
であっても、該被包装物が変形したり潰れることがな
い、等の有益な効果を奏する。
第1図は、実施例に係る包装装置の前半部の構成を示す
概略構成図、第2図は、実施例に係る包装装置の後半部
の構成を示す概略構成図、第3図は、リフターおよび耳
部折り曲げガイドの配設部位を示す要部概略斜視図、第
4図(a)〜(i)は、包装装置により外周に帯材を巻
付けた外観形状を呈する包装袋体を製造する工程を経時
的に示す説明図、第5図(a)は、実施例に係る包装装
置により製造された包装袋体を上面側から観察した概略
斜視図、第5図(b)は、実施例に係る包装装置により
製造された包装袋体を下面側から観察した概略斜視図で
ある。 3……被包装物、4……物品供給コンベヤ 7……製袋器、8……原反ロール 8a……帯状フィルム、8b……筒状フィルム 16……包装袋体16a……前側耳部 16b……後側耳部、18……リフター 20……エンドシール装置、34……耳部折り込み部材 55……耳部折り曲げガイド、56……アタッチメント 57……吸着装置、58……移送コンベヤ 60……無端チェン、65……第2ラベル 70……第2のラベル貼着装置、82……第1のラベル貼着
装置 83……第1ラベル
概略構成図、第2図は、実施例に係る包装装置の後半部
の構成を示す概略構成図、第3図は、リフターおよび耳
部折り曲げガイドの配設部位を示す要部概略斜視図、第
4図(a)〜(i)は、包装装置により外周に帯材を巻
付けた外観形状を呈する包装袋体を製造する工程を経時
的に示す説明図、第5図(a)は、実施例に係る包装装
置により製造された包装袋体を上面側から観察した概略
斜視図、第5図(b)は、実施例に係る包装装置により
製造された包装袋体を下面側から観察した概略斜視図で
ある。 3……被包装物、4……物品供給コンベヤ 7……製袋器、8……原反ロール 8a……帯状フィルム、8b……筒状フィルム 16……包装袋体16a……前側耳部 16b……後側耳部、18……リフター 20……エンドシール装置、34……耳部折り込み部材 55……耳部折り曲げガイド、56……アタッチメント 57……吸着装置、58……移送コンベヤ 60……無端チェン、65……第2ラベル 70……第2のラベル貼着装置、82……第1のラベル貼着
装置 83……第1ラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武山 明義 愛知県名古屋市西区中小田井4丁目380 番地 株式会社フジキカイ名古屋工場内 (56)参考文献 特開 昭61−11312(JP,A) 実開 昭61−80205(JP,U) 実開 昭55−173402(JP,U) 特公 昭62−20094(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 9/00 - 9/24 B65B 61/24
Claims (2)
- 【請求項1】原反ロール(8)から繰出される帯状フィ
ルム(8a)を筒状に形成し、得られた筒状フィルム(8
b)に被包装物(3)を供給した後、この筒状フィルム
(8b)を被包装物(3)を挟む前後でエンドシールおよ
び切断して包装袋体(16)を製造する方法において、 前記帯状フィルム(8a)の筒状形成した際に表面となる
側の面に、該帯状フィルム(8a)の1包装長に相当する
ピッチに応じて、前記筒状フィルム(8b)をエンドシー
ルおよび切断したときに包装袋体(16)の前後に所要寸
法で形成される両耳部(16a,16b)に亘ると共に、該耳
部(16a,16b)が包装袋体(16)に沿って折り癖が付与
される部位で折り曲げられた際にその折り曲げ部位を越
えてフィルム切断端近傍まで延在する長さに設定した所
定幅寸法の第1ラベル(83)を、該ラベル(83)の幅方
向中心が前記筒状フィルム(8a)の給送中心と合致する
ように予め貼り付け、 前記帯状フィルム(8a)から形成した筒状フィルム(8
b)を、被包装物(3)を挟む前後でエンドシールおよ
び切断を行なった際に、これにより得られる包装袋体
(16)の耳部(16a,16b)となる部位に、前記エンドシ
ールと平行でかつ前記ラベル貼り付け面と反対側への折
り曲げを許容する折り癖を付与し、 前記包装袋体(16)の前後に形成した耳部(16a,16b)
を、前記折り癖を付与した部位において前記第1ラベル
(83)の貼り付け面と反対側に該ラベル(83)と共に折
り曲げ、夫々の耳部(16a,16b)を該包装袋体(16)に
第1ラベル(83)が外表面側に臨むように止着し、 前記包装袋体(16)における両耳部(16a,16b)が折り
曲げられた側で、該両耳部(16a,16b)に臨む第1ラベ
ル(83)の端部間に亘って延在するよう寸法設定した第
2ラベル(65)を両耳部(16a,16b)に共通的に貼り付
けるようにした ことを特徴とする包装方法。 - 【請求項2】原反ロール(8)から繰出される帯状フィ
ルム(8a)を筒状に形成し、得られた筒状フィルム(8
b)中に所定間隔毎に被包装物(3)を供給するように
した包装装置において、 前記筒状フィルム(8b)を挟んで上下に対向する一対の
エンドシーラー(24,24)を備え、該シーラー(24,24)
により筒状フィルム(8b)の被包装物(3)を挟む前後
で給送方向と交差する方向にシールおよび切断を施すと
共に、そのシール間隔を、被包装物(3)の前後に所要
寸法の耳部(16a,16b)が形成されるよう設定したエン
ドシール装置(20)と、 前記原反ロール(8)から繰出される筒状フィルム(8
a)の給送経路に近接して配設され、該帯状フィルム(8
a)の筒状形成した際に表面となる側の面に、該帯状フ
ィルム(8a)の1包装長に相当するピッチに応じて第1
ラベル(83)を、その幅方向中心が該帯状フィルム(8
a)の給送中心と合致するように間欠的に供給して貼り
付ける第1のラベル貼着装置(82)と、 前記エンドシール装置(20)の下流側に配設され、得ら
れた包装袋体(16)を上方へ押し上げるリフター(18)
と、 前記リフター(18)により押し上げられる包装袋体(1
6)における前後の耳部(16a,16b)を下方に折り曲げる
折り込み手段(34,55)と、 前記リフター(18)の上方に配設され、該リフター(1
8)により押し上げられた包装袋体(16)を垂下状態で
吸着保持する吸着装置(57)と、 前記リフター(18)の上方で循環走行する移送部材(6
0)に所要間隔毎に配設され、前記吸着装置(57)に保
持された包装袋体(16)の後側耳部(16b)を該袋体(1
6)の下面に沿って折り込むと共に、包装袋体(16)を
掬い受けた状態で移送する途次に前記折り込み手段(3
4,55)との協働作用下に前側耳部(16a)を袋体(16)
の下面に沿って折り込むアタッチメント(56)を備えた
移送機構(58)と、 前記移送機構(58)における移送方向下流側に配設さ
れ、移送機構(58)により移送される包装袋体(16)の
下面に、前記両耳部(16a,16b)を該袋体(16)に止着
する第2ラベル(65)を貼り付ける第2のラベル貼着装
置(70)とから構成した ことを特徴とする包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2125188A JP2889968B2 (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | 包装方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2125188A JP2889968B2 (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | 包装方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431206A JPH0431206A (ja) | 1992-02-03 |
JP2889968B2 true JP2889968B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=14904092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2125188A Expired - Fee Related JP2889968B2 (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | 包装方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2889968B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008506605A (ja) * | 2004-07-22 | 2008-03-06 | パルサー ソチエタ レスポンサビリタ リミテ | 品物のグループを梱包するための装置 |
JP2016159969A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | トキワ工業株式会社 | 包装体およびその製造方法 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0699935A (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-12 | Showa Phoenix Kogyo Kk | 袋詰包装体の内容物ならし装置 |
JP2668315B2 (ja) * | 1992-12-08 | 1997-10-27 | 株式会社フジキカイ | 包装方法および装置 |
KR100471125B1 (ko) * | 1997-11-27 | 2005-06-07 | 삼성전자주식회사 | 반도체 패키지 운반용 튜브의 자동 포장 방법 및장치 |
ITTO20010191A1 (it) * | 2001-03-05 | 2002-09-05 | Tetra Laval Holdings & Finance | Unita' di piegatura per una macchina confezionatrice di prodotti alimentari versabili. |
JP4644581B2 (ja) * | 2005-10-17 | 2011-03-02 | 大森機械工業株式会社 | 包装機並びに耳折り装置 |
JP4914709B2 (ja) * | 2006-12-20 | 2012-04-11 | 大森機械工業株式会社 | 耳折り装置付ロボットハンド及びそれを用いた箱詰め装置 |
JP6381949B2 (ja) * | 2014-04-17 | 2018-08-29 | 大森機械工業株式会社 | 耳折り装置及び包装装置 |
CN114104369B (zh) * | 2022-01-24 | 2022-04-08 | 昆山鸿仕达智能科技有限公司 | 自动包膜设备及包膜方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59187505A (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-24 | 株式会社 太洋商会 | 吊り下げ部成形包装方法及びその装置 |
JPS6147334A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-03-07 | アンリツ株式会社 | 包装値付装置 |
-
1990
- 1990-05-14 JP JP2125188A patent/JP2889968B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008506605A (ja) * | 2004-07-22 | 2008-03-06 | パルサー ソチエタ レスポンサビリタ リミテ | 品物のグループを梱包するための装置 |
JP2016159969A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | トキワ工業株式会社 | 包装体およびその製造方法 |
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---|---|
JPH0431206A (ja) | 1992-02-03 |
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