JP2777049B2 - 自動車用複合ヘッドランプ - Google Patents
自動車用複合ヘッドランプInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/0029—Spatial arrangement
- B60Q1/0041—Spatial arrangement of several lamps in relation to each other
-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/06—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
- B60Q1/068—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by mechanical means
- B60Q1/0683—Adjustable by rotation of a screw
- B60Q1/0686—Adjustable by rotation of a screw using a position indicator mounted on the headlight and permanently attached thereto
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/28—Cover glass
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一つの灯室内に二灯以
上のリフレクター付きヘッドランプを収容した複合ヘッ
ドランプに関する。
上のリフレクター付きヘッドランプを収容した複合ヘッ
ドランプに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の従来技術としては、特開平２−
１６２６０２号がある。ここには図７，８に示されるよ
うに、ランプボディ１と前面レンズ２によって画成され
る灯室内に、二つの投射型のランプ３，４が収容された
複合ヘッドランプが開示されている。ランプ３およびラ
ンプ４は、第１焦点に光源を配した楕円体リフレクター
ａと投射ンズｂとが円筒型のレンズホルダ−ｃによって
一体化された構造で、ランプ４はメインビーム専用のラ
ンプ、ランプ３はサブビームおよびメインビーム用のラ
ンプで、ランプ３のレンズホルダーｃ内にはクリアカッ
トライン形成用のシェードｅが立設されている。ランプ
ボディ１の前面開口部に組付けられた前面レンズ２は合
成樹脂で容器状に形成されており、ランプ３，４に対応
する正面視円形領域２ａ，２ｂが段差２ｃをもって前面
側に突出した形状に形成されている。
１６２６０２号がある。ここには図７，８に示されるよ
うに、ランプボディ１と前面レンズ２によって画成され
る灯室内に、二つの投射型のランプ３，４が収容された
複合ヘッドランプが開示されている。ランプ３およびラ
ンプ４は、第１焦点に光源を配した楕円体リフレクター
ａと投射ンズｂとが円筒型のレンズホルダ−ｃによって
一体化された構造で、ランプ４はメインビーム専用のラ
ンプ、ランプ３はサブビームおよびメインビーム用のラ
ンプで、ランプ３のレンズホルダーｃ内にはクリアカッ
トライン形成用のシェードｅが立設されている。ランプ
ボディ１の前面開口部に組付けられた前面レンズ２は合
成樹脂で容器状に形成されており、ランプ３，４に対応
する正面視円形領域２ａ，２ｂが段差２ｃをもって前面
側に突出した形状に形成されている。
【０００３】
【発明の解決しようとする課題】前記したヘッドランプ
では、灯室内に二つのランプ３，４を収容するため、灯
室内に単一のランプを収容するヘッドランプに比べて大
型化し、前面レンズ２もそれだけ平面的な拡がりが大き
い。しかし前記したヘッドランプなどに見られる従来の
複合ヘッドランプの前面レンズは、略平坦な形状で、単
一のランプを収容するヘッドランプの前面レンズを単に
平面的に大きくしたものに過ぎず、このため衝撃に対し
変形し易いという不安がある。
では、灯室内に二つのランプ３，４を収容するため、灯
室内に単一のランプを収容するヘッドランプに比べて大
型化し、前面レンズ２もそれだけ平面的な拡がりが大き
い。しかし前記したヘッドランプなどに見られる従来の
複合ヘッドランプの前面レンズは、略平坦な形状で、単
一のランプを収容するヘッドランプの前面レンズを単に
平面的に大きくしたものに過ぎず、このため衝撃に対し
変形し易いという不安がある。
【０００４】さらに灯室に二灯のヘッドランプを一体に
収容した複合ヘッドランプでは、灯室に一灯のランプを
収容したヘッドランプを単に二個並べたものよりコンパ
クトとなるため、灯室内のランプ一灯あたりの占める灯
室空間の割合は小さくなる。このため、特に二灯が同時
に点灯するメインビームの形成時には、灯室内が高温と
なって前面レンズが熱変形するおそれがある。
収容した複合ヘッドランプでは、灯室に一灯のランプを
収容したヘッドランプを単に二個並べたものよりコンパ
クトとなるため、灯室内のランプ一灯あたりの占める灯
室空間の割合は小さくなる。このため、特に二灯が同時
に点灯するメインビームの形成時には、灯室内が高温と
なって前面レンズが熱変形するおそれがある。
【０００５】本発明は前記した問題点に鑑みなされたも
ので、その目的は、耐衝撃性と耐熱性に優れた前面レン
ズを持つ自動車用複合ヘッドランプを提供することにあ
る。
ので、その目的は、耐衝撃性と耐熱性に優れた前面レン
ズを持つ自動車用複合ヘッドランプを提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る自動車用複合ヘッドランプにおいて
は、容器状のランプボディの前面開口部に合成樹脂製前
面レンズが組付けられて灯室が画成され、この灯室内に
少なくとも二灯のリフレクター付きヘッドランプが収容
された自動車用複合ヘッドランプにおいて、前記前面レ
ンズのランプに対応する位置に、ランプに対応した大き
さの正面視略円形の断面皿型突出部をそれぞれ形成し、
前記皿型突出部の前面を前方に凸なる曲面に形成すると
ともに、皿型突出部の周りにすそ広がりのフレア領域を
形成するようにしたものである。
に、本発明に係る自動車用複合ヘッドランプにおいて
は、容器状のランプボディの前面開口部に合成樹脂製前
面レンズが組付けられて灯室が画成され、この灯室内に
少なくとも二灯のリフレクター付きヘッドランプが収容
された自動車用複合ヘッドランプにおいて、前記前面レ
ンズのランプに対応する位置に、ランプに対応した大き
さの正面視略円形の断面皿型突出部をそれぞれ形成し、
前記皿型突出部の前面を前方に凸なる曲面に形成すると
ともに、皿型突出部の周りにすそ広がりのフレア領域を
形成するようにしたものである。
【０００７】
【作用】前面レンズに形成されている略円形の断面皿型
突出部およびこの突出部周りのフレア領域が、前面レン
ズの断面二次モーメントを増加させて、前面レンズの耐
衝撃性を高める。またこの皿型突出部およびその周りの
フレア領域が前面レンズの表面積を拡大して、単位面積
当たりに伝達される熱量を小さくしかつ、放熱性を高め
る。
突出部およびこの突出部周りのフレア領域が、前面レン
ズの断面二次モーメントを増加させて、前面レンズの耐
衝撃性を高める。またこの皿型突出部およびその周りの
フレア領域が前面レンズの表面積を拡大して、単位面積
当たりに伝達される熱量を小さくしかつ、放熱性を高め
る。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１〜図６は、本発明の一実施例である複合ヘッ
ドランプを示すもので、図１は同ヘッドランプの正面
図、図２は同ヘッドランプの背面図、図３は同ヘッドラ
ンプの水平断面図（図１に示す線III−IIIに沿う断面
図）、図４は同ヘッドランプの縦断面図（図１に示す線
IV−IVに沿う断面図）、図５は同ヘッドランプの縦断面
図（図１に示す線Ｖ−Ｖに沿う断面図）、図６はヘッド
ランプの左右方向の照射角の傾斜を測定する傾斜測定器
の拡大縦断面図（図１に示す線VI−VIに沿う断面図）で
ある。
する。図１〜図６は、本発明の一実施例である複合ヘッ
ドランプを示すもので、図１は同ヘッドランプの正面
図、図２は同ヘッドランプの背面図、図３は同ヘッドラ
ンプの水平断面図（図１に示す線III−IIIに沿う断面
図）、図４は同ヘッドランプの縦断面図（図１に示す線
IV−IVに沿う断面図）、図５は同ヘッドランプの縦断面
図（図１に示す線Ｖ−Ｖに沿う断面図）、図６はヘッド
ランプの左右方向の照射角の傾斜を測定する傾斜測定器
の拡大縦断面図（図１に示す線VI−VIに沿う断面図）で
ある。
【０００９】符号１０は、前面側が横長矩形状に開口す
る合成樹脂製の容器状のランプボディで、ランプボディ
１０の前面には前面レンズ１１が装着されて灯室が画成
されており、この灯室内に、反射式ランプ２０と投射式
ランプ３０とが左右に並べて収容されて、ヘッドランプ
として一体化されている。前面レンズ１１は合成樹脂製
で、その外周縁にはシール脚１１ａが周設されており、
このシール脚１１ａが周設されており、このシール脚１
１ａをランプボディ１０の前面開口部に形成されている
シール溝１０ａに係合させることで、ランプボディ１０
に組付けられている。
る合成樹脂製の容器状のランプボディで、ランプボディ
１０の前面には前面レンズ１１が装着されて灯室が画成
されており、この灯室内に、反射式ランプ２０と投射式
ランプ３０とが左右に並べて収容されて、ヘッドランプ
として一体化されている。前面レンズ１１は合成樹脂製
で、その外周縁にはシール脚１１ａが周設されており、
このシール脚１１ａが周設されており、このシール脚１
１ａをランプボディ１０の前面開口部に形成されている
シール溝１０ａに係合させることで、ランプボディ１０
に組付けられている。
【００１０】そして前面レンズ１１のランプ２０，３０
にそれぞれ対応する位置には、ランプ２０，３０に対応
する正面視横長楕円形の領域１２，１３が前方に大きく
突出した形状に形成されて、合成樹脂製の前面レンズ１
１の耐衝撃強度が高められた構造となっている。即ち、
前面レンズ１１には、正面視楕円形の断面皿型の突出部
１２ａ，１３ａが形成され、さらにこの断面皿型の突出
部１２ａ，１３ａの前面領域は、前方に凸なる曲面に形
成されるとともに、皿型突出部１２ａ，１３ａの周りに
は、すそ広がりのフレア領域１２ｂ，１３ｂがそれぞれ
形成された構造で、単に皿型の領域１２ａが前方に突出
形成された構造の場合と比べて前後方向への凹凸量が大
きいため、断面二次モーメントが大きくなって、それだ
け曲げや捩りや圧縮等に対する強度に優れたものとなっ
ている。また、前面レンズ１１はこの様に凹凸量が大き
いため、それだけ前面レンズ１１の表面積が大きく、単
位面積当たり伝達される熱量が小さくなり、さらに放熱
性も良好となることから、耐熱性に優れているといえ
る。
にそれぞれ対応する位置には、ランプ２０，３０に対応
する正面視横長楕円形の領域１２，１３が前方に大きく
突出した形状に形成されて、合成樹脂製の前面レンズ１
１の耐衝撃強度が高められた構造となっている。即ち、
前面レンズ１１には、正面視楕円形の断面皿型の突出部
１２ａ，１３ａが形成され、さらにこの断面皿型の突出
部１２ａ，１３ａの前面領域は、前方に凸なる曲面に形
成されるとともに、皿型突出部１２ａ，１３ａの周りに
は、すそ広がりのフレア領域１２ｂ，１３ｂがそれぞれ
形成された構造で、単に皿型の領域１２ａが前方に突出
形成された構造の場合と比べて前後方向への凹凸量が大
きいため、断面二次モーメントが大きくなって、それだ
け曲げや捩りや圧縮等に対する強度に優れたものとなっ
ている。また、前面レンズ１１はこの様に凹凸量が大き
いため、それだけ前面レンズ１１の表面積が大きく、単
位面積当たり伝達される熱量が小さくなり、さらに放熱
性も良好となることから、耐熱性に優れているといえ
る。
【００１１】ランプ２０は、放物面形状のリフレクター
２２と、リフレクター２２のバルブ挿着孔に挿着された
バルブ２４とから構成され、バルブ２４の光はリフレク
ター２２で反射されて略平行光となり、前面レンズ１１
の裏面に形成されている配光制御ステップによって出射
方向が制御されて、メインビ−ム用の配光パタ−ンが形
成される反射式ランプである。
２２と、リフレクター２２のバルブ挿着孔に挿着された
バルブ２４とから構成され、バルブ２４の光はリフレク
ター２２で反射されて略平行光となり、前面レンズ１１
の裏面に形成されている配光制御ステップによって出射
方向が制御されて、メインビ−ム用の配光パタ−ンが形
成される反射式ランプである。
【００１２】一方、ランプ３０は、略楕円体形状のリフ
レクター３２と、リフレクター３２のバルブ挿着孔に挿
着されて、リフレクター３２の第１焦点に配置されたバ
ルブ３４と、リフレクター３２の前面に固定され、リフ
レクター３２の第２焦点位置に延出するシェ−ド３７の
形成された円筒型のレンズホルダ−３６と、レンズホル
ダ−３６に保持された投射レンズ３８とが一体化された
構造で、シェ−ド３７に対応するクリアカットラインを
持ったサブビ−ム用の配光パタ−ンが投射形成される投
射式ランプである。なおシェ−ド３７の巾方向中央部前
面には、舌片状の水平延出部３７ａが前方に延出形成さ
れており、この水平延出部３７ａは、図５矢印で示す様
に、ランプ３０の前方に出射しバンパ−１６で斜め上向
きに反射しようとする有害な反射光を遮る働きがある。
レクター３２と、リフレクター３２のバルブ挿着孔に挿
着されて、リフレクター３２の第１焦点に配置されたバ
ルブ３４と、リフレクター３２の前面に固定され、リフ
レクター３２の第２焦点位置に延出するシェ−ド３７の
形成された円筒型のレンズホルダ−３６と、レンズホル
ダ−３６に保持された投射レンズ３８とが一体化された
構造で、シェ−ド３７に対応するクリアカットラインを
持ったサブビ−ム用の配光パタ−ンが投射形成される投
射式ランプである。なおシェ−ド３７の巾方向中央部前
面には、舌片状の水平延出部３７ａが前方に延出形成さ
れており、この水平延出部３７ａは、図５矢印で示す様
に、ランプ３０の前方に出射しバンパ−１６で斜め上向
きに反射しようとする有害な反射光を遮る働きがある。
【００１３】ランプ２０とランプ３０は、ランプ２０，
３０を横切って左右に延びるアタッチメント４２によっ
て一体化されており、このアッタチメント４２には２本
のエイミングスクリュー（上下エイミン方向エイミング
スクリュー４４，左右方向エイミングスクリュー４５）
と一個の玉継手４６とからなるエイミング機構４０（図
１参照）によって、ランプボディ１０に対し傾動可能に
支持されている。即ち、ランプボディ背面壁を前後に貫
通して前方に延出するエイミングスクリュー４４，４５
は、ランプボディ背面壁に回転可能に支承されており、
それぞれのエイミングスクリュー４４，４５の先端部
は、アタッチメント４２に嵌着されたナット（図示せ
ず）にそれぞれ螺合すると共に、ランプボディ背面壁と
アタッチメント４２間には、玉継手４６が設けられてい
る。そしてエイミングスクリュー４４を回動することに
より、アタッチメント４２によって一体化されたランプ
２０，３０が水平軸Ｌｘ回りに一体に傾動し、一方、エ
イミングスクリュー４５を回動することにより、ランプ
２０，３０が垂直軸Ｌｙ回りに一対に傾動する。即ち、
エイミングスクリュー４４，４５によってランプ２０，
３０の光軸を上下左右方向に傾動調整できる。
３０を横切って左右に延びるアタッチメント４２によっ
て一体化されており、このアッタチメント４２には２本
のエイミングスクリュー（上下エイミン方向エイミング
スクリュー４４，左右方向エイミングスクリュー４５）
と一個の玉継手４６とからなるエイミング機構４０（図
１参照）によって、ランプボディ１０に対し傾動可能に
支持されている。即ち、ランプボディ背面壁を前後に貫
通して前方に延出するエイミングスクリュー４４，４５
は、ランプボディ背面壁に回転可能に支承されており、
それぞれのエイミングスクリュー４４，４５の先端部
は、アタッチメント４２に嵌着されたナット（図示せ
ず）にそれぞれ螺合すると共に、ランプボディ背面壁と
アタッチメント４２間には、玉継手４６が設けられてい
る。そしてエイミングスクリュー４４を回動することに
より、アタッチメント４２によって一体化されたランプ
２０，３０が水平軸Ｌｘ回りに一体に傾動し、一方、エ
イミングスクリュー４５を回動することにより、ランプ
２０，３０が垂直軸Ｌｙ回りに一対に傾動する。即ち、
エイミングスクリュー４４，４５によってランプ２０，
３０の光軸を上下左右方向に傾動調整できる。
【００１４】そしてアタッチメント４２には、ランプ２
０、３０の上下方向の傾斜を測定する傾斜測定器である
直線型気泡管式水準器５０（図１，３参照）が配設され
ている。またこの水準器５０の上方のランプボディ上面
壁には、透明な覗き窓５２が設けられ、この覗き窓５２
から水準器５０の気泡位置を読み取ることで、ランプ２
０，３０の傾斜量を検出でき、零点に対し気泡がずれて
いる場合（ランプ２０，３０が適正位置から上下方向に
傾斜している場合）には、エイミングスクリュー４４を
回動することで、この傾斜をなくすことができる。
０、３０の上下方向の傾斜を測定する傾斜測定器である
直線型気泡管式水準器５０（図１，３参照）が配設され
ている。またこの水準器５０の上方のランプボディ上面
壁には、透明な覗き窓５２が設けられ、この覗き窓５２
から水準器５０の気泡位置を読み取ることで、ランプ２
０，３０の傾斜量を検出でき、零点に対し気泡がずれて
いる場合（ランプ２０，３０が適正位置から上下方向に
傾斜している場合）には、エイミングスクリュー４４を
回動することで、この傾斜をなくすことができる。
【００１５】またランプボディ１０とアッタアチメント
４２間には、ランプ２０，３０の左右方向の傾斜を検出
する傾斜測定器６０が介装されている。即ち、傾斜測定
器６０は、ランプボディ１０の背面壁に形成された円筒
形状外方突出部６１に挿着固定されて、前後方向に延び
る筒形状の固定ホルダー６２と、この固定ホルダー６２
に螺合して、前後方向に延出する零点調整用の筒形状の
透明な可動ホルダー６６と、可動ホルダー６６内に挿通
されて前後方向摺動可能に組付けられた棒状の摺動子７
０と、可動ホルダー６６内に収容されて摺動子７０を可
動ホルダー先端開口部６６ａから前方に突出する方向に
付勢する圧縮コイルスプリング７４と、可動ホルダ−６
６の後方延出部に付された指標６７および摺動子７０に
付された前記指標６７に対応する目盛７１とから構成さ
れている。
４２間には、ランプ２０，３０の左右方向の傾斜を検出
する傾斜測定器６０が介装されている。即ち、傾斜測定
器６０は、ランプボディ１０の背面壁に形成された円筒
形状外方突出部６１に挿着固定されて、前後方向に延び
る筒形状の固定ホルダー６２と、この固定ホルダー６２
に螺合して、前後方向に延出する零点調整用の筒形状の
透明な可動ホルダー６６と、可動ホルダー６６内に挿通
されて前後方向摺動可能に組付けられた棒状の摺動子７
０と、可動ホルダー６６内に収容されて摺動子７０を可
動ホルダー先端開口部６６ａから前方に突出する方向に
付勢する圧縮コイルスプリング７４と、可動ホルダ−６
６の後方延出部に付された指標６７および摺動子７０に
付された前記指標６７に対応する目盛７１とから構成さ
れている。
【００１６】ランプボディ１０に一体に形成されている
円筒形状外方突出部６１にはホルダ−挿着孔６１ａが形
成されており、このホルダ−挿着孔６１ａに固定ホルダ
−６２を挿着するとともに、固定ホルダ−６２に形成さ
れている一対のフランジ６２ａ，６２ａをランプボディ
１０の背面に突出されているボス部６１ｂにねじ止めす
ることで、固定ホルダ−６２をランプボディ１０に固定
できる。
円筒形状外方突出部６１にはホルダ−挿着孔６１ａが形
成されており、このホルダ−挿着孔６１ａに固定ホルダ
−６２を挿着するとともに、固定ホルダ−６２に形成さ
れている一対のフランジ６２ａ，６２ａをランプボディ
１０の背面に突出されているボス部６１ｂにねじ止めす
ることで、固定ホルダ−６２をランプボディ１０に固定
できる。
【００１７】またホルダー挿着孔６１ａの周縁には、外
方突出部６１から連続して後方に延出する一対の立壁８
０，８０が形成されている。この立壁８０は、図２に示
されるように、円筒の周方向対向２個所が切り欠かれた
筒型で、切り欠き部に担当する部位８２には、固定ホル
ダ−６２のフランジ６２ａが嵌まり込んでねじ止めされ
ている。即ち、立壁８０の切欠部８２は固定ホルダ−６
２のフランジ６２ａと係合して、固定ホルダ−６２を周
方向に位置決めする働きがある。
方突出部６１から連続して後方に延出する一対の立壁８
０，８０が形成されている。この立壁８０は、図２に示
されるように、円筒の周方向対向２個所が切り欠かれた
筒型で、切り欠き部に担当する部位８２には、固定ホル
ダ−６２のフランジ６２ａが嵌まり込んでねじ止めされ
ている。即ち、立壁８０の切欠部８２は固定ホルダ−６
２のフランジ６２ａと係合して、固定ホルダ−６２を周
方向に位置決めする働きがある。
【００１８】透明な合成樹脂よりなる可動ホルダー６６
の前端側外周面には雄ねじ部６６ａが形成され、この雄
ねじ部６６ａが固定ホルダー６２の小径部６３の雌ねじ
部６３ａに螺合して、可動ホルダー６６がランプボディ
背面壁後方に大きく突出している。また可動ホルダー６
６は後端の閉塞された円筒形状で、閉塞後端部には、可
動ホルダ−回動用の治具（図示せず）の係合できる横断
面六角形の係合凹部６８が形成されている。即ち、治具
を使ってこの係合凹部６８を回動操作することで、可動
ホルダ−６６が固定ホルダ−６２に対し進退し、これに
よって簡単に零点調整ができる。
の前端側外周面には雄ねじ部６６ａが形成され、この雄
ねじ部６６ａが固定ホルダー６２の小径部６３の雌ねじ
部６３ａに螺合して、可動ホルダー６６がランプボディ
背面壁後方に大きく突出している。また可動ホルダー６
６は後端の閉塞された円筒形状で、閉塞後端部には、可
動ホルダ−回動用の治具（図示せず）の係合できる横断
面六角形の係合凹部６８が形成されている。即ち、治具
を使ってこの係合凹部６８を回動操作することで、可動
ホルダ−６６が固定ホルダ−６２に対し進退し、これに
よって簡単に零点調整ができる。
【００１９】可動ホルダー６６内の摺動子７０は、圧縮
コイルスプリング７４のばね力によって前方に付勢突出
されて、リフレクター１４の背面に延在するアタッチメ
ント４２の縦壁４３に先端が当接する状態に保持されて
いる。そして摺動子７０は、アタッチメント４２の垂直
軸Ｌｙ回りの傾動に連動して、可動ホルダー６６内を前
後スライドする。摺動子７０に付された目盛７１は、中
央目盛とその他の目盛とで色分けされており、予め指標
６７に中央目盛を一致させておく、即ち、零点調整する
ことにより、ランプ２０，３０の左右方向の傾き具合を
この目盛のずれから読み取ることができる。
コイルスプリング７４のばね力によって前方に付勢突出
されて、リフレクター１４の背面に延在するアタッチメ
ント４２の縦壁４３に先端が当接する状態に保持されて
いる。そして摺動子７０は、アタッチメント４２の垂直
軸Ｌｙ回りの傾動に連動して、可動ホルダー６６内を前
後スライドする。摺動子７０に付された目盛７１は、中
央目盛とその他の目盛とで色分けされており、予め指標
６７に中央目盛を一致させておく、即ち、零点調整する
ことにより、ランプ２０，３０の左右方向の傾き具合を
この目盛のずれから読み取ることができる。
【００２０】また前記した立壁８０は、後方に大きく突
出する可動ホルダ−６６を取り囲んで延びており、しか
もランプボディ１０のコ−ナ周縁位置１０ｂに対応した
位置に形成されている。従って傾斜測定器６０の組付け
られたヘッドランプを搬送したり車体に取付たりする際
に、物が可動ホルダ−６６に直接当たることが少なく、
それだけ傾斜測定器６０が破損損傷するおそれが少ない
といえる。
出する可動ホルダ−６６を取り囲んで延びており、しか
もランプボディ１０のコ−ナ周縁位置１０ｂに対応した
位置に形成されている。従って傾斜測定器６０の組付け
られたヘッドランプを搬送したり車体に取付たりする際
に、物が可動ホルダ−６６に直接当たることが少なく、
それだけ傾斜測定器６０が破損損傷するおそれが少ない
といえる。
【００２１】符号１８は、投射式ランプ３０を包囲する
位置に配置された鏡面色を帯びたエクステンションで、
このエクステンション１８が設けられることによって、
灯室内全体が反射式ランプ２０のリフレクター２２と同
一の鏡面色に見えて、ヘッドランプ内全体が明るくかつ
豪華に見える。
位置に配置された鏡面色を帯びたエクステンションで、
このエクステンション１８が設けられることによって、
灯室内全体が反射式ランプ２０のリフレクター２２と同
一の鏡面色に見えて、ヘッドランプ内全体が明るくかつ
豪華に見える。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る自動車用複合ヘッドランプによれば、略円形の断
面皿型突出部およびこの突出部周りに形成されているフ
レア領域によって前面レンズ断面二次モーメントが増加
し、前面レンズの耐衝撃性が高く、さらにこの皿型突出
部およびフレア領域によって前面レンズの表面積が拡大
し、前面レンズの耐熱性及び放熱性も高く、耐久性に優
れた複合ヘッドランプが得られる。
に係る自動車用複合ヘッドランプによれば、略円形の断
面皿型突出部およびこの突出部周りに形成されているフ
レア領域によって前面レンズ断面二次モーメントが増加
し、前面レンズの耐衝撃性が高く、さらにこの皿型突出
部およびフレア領域によって前面レンズの表面積が拡大
し、前面レンズの耐熱性及び放熱性も高く、耐久性に優
れた複合ヘッドランプが得られる。
【図１】本発明の一実施例である複合ヘッドランプの正
面図
面図
【図２】同ヘッドランプの背面図
【図３】同ヘッドランプの水平断面図（図１に示す線II
I−IIIに沿う断面図）
I−IIIに沿う断面図）
【図４】同ヘッドランプの縦断面図（図１に示す線IV−
IVに沿う断面図）
IVに沿う断面図）
【図５】同ヘッドランプの縦断面図（図１に示す線Ｖ−
Ｖに沿う断面図）
Ｖに沿う断面図）
【図６】ヘッドランプの左右方向の照射角の傾斜を測定
する傾斜測定器の拡大縦断面図（図１に示す線VI−VIに
沿う断面図）
する傾斜測定器の拡大縦断面図（図１に示す線VI−VIに
沿う断面図）
【図７】従来のヘッドランプの正面図
【図８】同ヘッドランプの縦断面図（図７に示す線VIII
−VIIIに沿う断面図）
−VIIIに沿う断面図）
１０ ランプボディ １１ 前面レンズ ２２，３２ リフレクター ２０，３０ リフレクター付ランプ ２３，３４ 光源であるバルブ １２ａ，１３ａ 皿型突出部 １２ｂ，１３ｂ フレア領域
Claims (1)
- 【請求項１】 容器状のランプボディの前面開口部に合
成樹脂製前面レンズが組付けられて灯室が画成され、こ
の灯室内に少なくとも二灯のリフレクター付きヘッドラ
ンプが収容された自動車用複合ヘッドランプにおいて、
前記前面レンズには、灯室内のランプに対応した大きさ
の正面視略円形の断面皿型突出部がそれぞれ形成され、
前記皿型突出部の前面が前方に凸なる曲面に形成される
とともに、皿型突出部の周りにはすそ広がりのフレア領
域が形成されたことを特徴とする自動車用複合ヘッドラ
ンプ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5183015A JP2777049B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 自動車用複合ヘッドランプ |
| US08/277,750 US5526239A (en) | 1993-07-23 | 1994-07-20 | Combination headlamp for a motor vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5183015A JP2777049B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 自動車用複合ヘッドランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0737402A JPH0737402A (ja) | 1995-02-07 |
| JP2777049B2 true JP2777049B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=16128251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5183015A Expired - Lifetime JP2777049B2 (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 自動車用複合ヘッドランプ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5526239A (ja) |
| JP (1) | JP2777049B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3075957B2 (ja) | 1995-05-30 | 2000-08-14 | 株式会社東芝 | コンピュータシステム |
| DE19820656A1 (de) * | 1998-05-08 | 1999-11-11 | Hella Kg Hueck & Co | Mehrkammerleuchte für Fahrzeuge |
| JP4047185B2 (ja) * | 2003-02-06 | 2008-02-13 | 株式会社小糸製作所 | 車両用前照灯及び発光モジュール |
| JP4858722B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2012-01-18 | 市光工業株式会社 | 車両用灯具 |
| US7891835B2 (en) | 2008-07-15 | 2011-02-22 | Ruud Lighting, Inc. | Light-directing apparatus with protected reflector-shield and lighting fixture utilizing same |
| JP5847105B2 (ja) | 2013-03-22 | 2016-01-20 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
| CN105584566B (zh) * | 2014-10-24 | 2021-09-24 | 雅马哈发动机株式会社 | 速克达型车辆 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2544660B2 (ja) * | 1988-12-15 | 1996-10-16 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用前照灯装置 |
| JPH0428102A (ja) * | 1990-05-23 | 1992-01-30 | Koito Mfg Co Ltd | 自動車用ヘッドランプ |
| JPH0740441B2 (ja) * | 1990-08-17 | 1995-05-01 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用前照灯装置 |
| JP2663310B2 (ja) * | 1991-04-05 | 1997-10-15 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用前照灯 |
| JP2768074B2 (ja) * | 1991-09-09 | 1998-06-25 | 日産自動車株式会社 | 灯 具 |
| JPH06283002A (ja) * | 1993-03-26 | 1994-10-07 | Koito Mfg Co Ltd | 自動車用ヘッドランプ |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP5183015A patent/JP2777049B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-07-20 US US08/277,750 patent/US5526239A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0737402A (ja) | 1995-02-07 |
| US5526239A (en) | 1996-06-11 |
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