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JP2600269Y2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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Publication number
JP2600269Y2
JP2600269Y2 JP1993048894U JP4889493U JP2600269Y2 JP 2600269 Y2 JP2600269 Y2 JP 2600269Y2 JP 1993048894 U JP1993048894 U JP 1993048894U JP 4889493 U JP4889493 U JP 4889493U JP 2600269 Y2 JP2600269 Y2 JP 2600269Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
light source
light
lamp body
vehicle
Prior art date
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Application number
JP1993048894U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0713581U (ja
Inventor
典弘 西谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0713581U publication Critical patent/JPH0713581U/ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、自動車等の後
部座席のシートバック後方のリアウインドの内側に構成
されるパーセルシェルフ上に装置して後続車両の運転者
に対して警告表示を行う標識灯等に用いられる偏平薄型
の車両用灯具に係り、特に光源の加熱によって生じる灯
具ボディの熱変形を防止することができるように構成し
た車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、道路交通上の安全を確保する
ために後続車両の運転者に対して警告表示を行う車両用
の標識灯として、所謂ハイマウントストップランプと称
する車両用灯具が多用されている。この種の車両用灯具
50は、図6(a)に示すように、灯具ボディ51及び
前面レンズ52とにより形成される灯室53内に、バル
ブ等の光源54を装着すると共に、スポイラーや車体の
狭い部分Aに装着するために、灯具ボディ51自体を偏
平薄型に形成する構造になっていた。また、最近ではこ
の種の偏平薄型の車両用灯具50を自動車の後部座席の
後方に構成されるパーセルシェルフPとリアウインドR
との間に配設し、後続車両に運転者に対する注意喚起性
や視認性を向上することが要望されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の車両用灯具50にあっては、灯具ボディ51が偏
平薄型に形成されているため、灯室53内に収容した光
源54が灯室53の内壁51aに近接しているため、該
光源54の放射熱により灯具ボディ51が熱変形してし
まうという問題があった。そこで、上記のようなパーセ
ルシェルフPとリアウインドR間のような狭い車体部分
Aに対する設置を可能にすると共に、灯具ボディ51の
内壁に対して光源54が余裕を以て配設される構造にす
るために、灯具ボディ51の後部に下方へ膨出する拡大
した光源収容部53aを形成し、該光源収容部53aの
下方から光源54を立設し、該光源54の放射有効部の
みを発光部Bとして車体の狭い取付空間Aに対応させる
ように構成し、該発光部に前面レンズ52を装着すると
共に、上記下方への膨出部を車体Cの内側へ収容し、灯
具ボディ51を相対的に大型化Dした構造の車両用灯具
50も提案されている(図6(b)参照)。しかし、車
両用灯具にあっては、灯具ボディ51の光源収容部53
aや該光源収容部53a内に立設した光源54のソケッ
ト部54a及び該ソケット部54aに対する配線等が該
車両用灯具50の下方へ大きく突出してしまい、車体側
の装置類と干渉する等の問題を有するものであった。
【0004】本考案は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、灯具ボディに対する光源収容部を灯具ボディ
の下部後方へ傾斜するように構成することにより、灯具
ボディの下方への拡大部の形成を最小に抑えると共に、
灯室内壁に対する光源の熱影響を少なくすることができ
る車両用灯具を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係る車両用灯具は、リフレクタを一体成型
してなる灯具ボディ内に点灯用の光源を装着すると共
に、該光源の前方を前面レンズで覆って灯室を構成した
車両用灯具において、前記前面レンズが、光を照射する
発光部と、該発光部の下方に延びる非発光部であるレン
ズ延長部とから成り、該レンズ延長部に対応する前記
具ボディの後部に傾斜壁を形成し、該傾斜壁と前記レン
ズ延長部との間に灯室拡大部を構成し、かつ前記傾斜壁
に前記光源を上部前方へ傾斜させて装着したことを要旨
とするものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、光源が灯具ボディの後方に
形成した灯室拡大部の傾斜壁に取り付けられるため相対
的に灯室内の容積が拡大することにより、灯室内壁に対
する光源の熱影響を減少し、灯具ボディの熱変形を防止
する。したがって、後部放熱効果が高まり灯具ボディが
熱変形することがない。また、前面レンズの発光部は偏
平薄型であるため、車両の後部座席の後方に構成したパ
ーセルシェルフ上等の狭い部分に設置して後続車両の運
転者に対する警告表示を行う標識灯として構成すること
ができる。更に、前面レンズが、光を照射する発光部
と、この発光部の下方に非発光部であるレンズ延長部と
から成るものであるため、この前面レンズを通して光源
の装着部分が見えることがなく、見栄えの向上を図るこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案に係る車両用灯具の一実施例を
図面に従って説明する。図面において、符号1は前面開
口部に前面レンズ2を被設した灯具ボディであり、該灯
具ボディ1の後方にリフレクタ3を一体に形成して灯室
4を構成してある。本実施例において、上記リフレクタ
3はその内面に横方向に並列した2個の放物反射鏡面
5,5を形成すると共に、各放物反射鏡面5,5の略焦
点F位置にフィラメントが位置するように、光源用のバ
ルブ6,6を灯室4内に配置する構造になるものであ
る。該灯室4は、車両の後部座席の後方に形成されるパ
ーセルシェルフPとリアウインドR間に形成される狭い
取付空間Aに対応する発光部2aを形成した上記前面レ
ンズ2の下方にレンズ延長部2bを延設し、該レンズ延
長部2bの後方に位置する灯具ボディ1の下方に灯室4
内前方へ傾斜する傾斜壁7を形成し、該傾斜壁7部分に
よって灯室拡大部4aを形成したものである。光源と成
るバルブ6は、この傾斜壁7に前傾姿勢で取り付けら
れ、放物反射鏡面5を経由した反射光束を前面レンズ2
の発光部2aから灯具前方へ照射する構造になってい
る。
【0008】また、上記バルブ6は光軸Lに対して傾斜
姿勢で取り付けられると共に、該バルブ6のフィラメン
ト位置が上記前面レンズ2の発光部2aの中心を通る車
両用灯具の水平基準Hよりやや下方に位置するように支
持すると共に、バルブ6及びリフレクタ3の光軸Lを上
記水平基準Hに対して傾斜させ、かつ上記前面レンズ2
の内面にはリフレクタ3の放物反射鏡面5を経由した反
射光を所定方向へ屈折照射するレンズステップ8,8…
を形成してある。
【0009】本考案に係る上記構成の車両用灯具は、パ
ーセルシェルフPを介して車体に装着固定すると共に、
該パーセルシェルフPの表面側と、車両用灯具の前面レ
ンズ2の発光部2a下端部間にはシェードSを介装する
構造になっている。このシェードSは、その表面側にシ
ボ加工等の無反射加工が施されており、該シェードSに
太陽光等が照射して乱反射を生じ、前面レンズ2の表面
が輝光して後続車両の運転者に対する眩光誤認の発生を
防止するものである。また、灯具ボディ1の上部から後
方へ延びるカバーCを被せ、車室内外に対する車両用灯
具構成部のボロ隠しと共に、美観の向上を図る構成にな
っている。
【0010】図4は、リフレクタの内面に形成する放物
反射鏡の構造を示すものである。本考案に係る車両用灯
具は、上記の如く、灯具ボディ1を偏平薄型に形成した
ものであるため、放物反射鏡面5がリフレクタ3の後部
壁が横方向に曲成した放物曲面E上に形成されている。
本考案に係る放物反射鏡面5は、この放物曲面に添って
沿って横方向に並列し、かつ縦方向に延びる多数のシリ
ンドリカルな光拡散ステップ9,9…を等ピッチ幅Wで
形成したものであり、バルブ6から放射される光束を各
光拡散ステップ9,9…において拡散反射する構造にな
っている。この光拡散ステップ9,9…は、所望により
各ステップ曲面を形成する半径長さをリフレクタ3の内
側から外側へ順次に大きくなるように変化形成し、前面
レンズ2に対する配光が均一に成るように構成すること
もできる。なお、上記構成の光拡散ステップ9,9…
は、バルブ6から放射される光束を拡散反射することに
よって、同時に熱拡散作用をも奏するものである。
【0011】また、灯具ボディ1の上下内壁面には、バ
ルブ6の光放射に伴う熱を拡散反射させるための熱拡散
ステップ10を形成する構造になっている。本実施例に
おいては、図5に示すように灯具ボディ1の上下各内壁
に上記リフレクタ3の放物反射鏡面5に形成した光拡散
ステップ9,9…の構成形状に対応して該内壁の前後方
向に延びる凸条シリンドリカルな多数の熱拡散ステップ
10,10…を横方向へ並列させる構造になっており、
該熱拡散ステップ10,10…を多数形成することによ
って灯具ボディ1の上下内壁面の表面積を増大して熱拡
散効果を高めると共に、各熱拡散ステップ10,10…
の熱反射作用によって灯具ボディ1内壁面に対する熱影
響を減少し、かつ、前面レンズ2を透過して視認される
灯室内のデザイン性を向上することができる。
【0012】
【考案の効果】本考案に係る車両用灯具は、上記のごと
く、光源が前面レンズ発光部の下方に形成されたレンズ
延長部の後方に形成された灯室拡大部の傾斜壁に前傾姿
勢で取り付けられる構造になるため、光源装着部を車両
用灯具の下方へ大きく突出させることがなく、また偏平
薄型に構成した車両用灯具にあっても灯室を拡大してバ
ルブの放射熱による熱影響を減少することができ、車両
の後部座席の後方に構成するパーセルシェルフとリアウ
インド間等の狭い取付空間にも車両用灯具を配設し、標
識灯としての利用性を向上することができる。また、灯
具ボディの上下内壁面に形成した熱拡散ステップやリフ
レクタの内面に形成した光拡散ステップにより、バルブ
からの放射光束により前面レンズ面を平均的に輝光させ
ることができるものであり、本考案の実施により得られ
る効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両用灯具の実施例を示す正面図
である。
【図2】同じく平断面図である。
【図3】同じく拡大縦断面図である。
【図4】リフレクタに光拡散ステップを施した車両用灯
具の要部拡大平断面図である。
【図5】上下内壁面に熱拡散ステップを施した灯具ボデ
ィを示す斜視図である。
【図6】従来の車両用灯具の縦断面図である。
【符号の説明】
1 灯具ボディ 2 前面レンズ 3 リフレクタ 4 灯室 6 バルブ 7 傾斜壁 8 レンズステップ 9 光拡散ステップ 10 熱拡散ステップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフレクタを一体成型してなる灯具ボデ
    ィ内に点灯用の光源を装着すると共に、該光源の前方を
    前面レンズで覆って灯室を構成した車両用灯具におい
    て、 前記前面レンズが、光を照射する発光部と、該発光部の
    下方に延びる非発光部であるレンズ延長部とから成り、 該レンズ延長部に対応する前記灯具ボディの後部に傾斜
    壁を形成し、該傾斜壁と前記レンズ延長部との間に灯室
    拡大部を構成し、かつ前記傾斜壁に前記光源を上部前方
    へ傾斜させて装着したことを特徴とする車両用灯具。
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