JP2771547B2 - 眼鏡レンズ周縁部面取装置 - Google Patents
眼鏡レンズ周縁部面取装置Info
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- JP2771547B2 JP2771547B2 JP63215992A JP21599288A JP2771547B2 JP 2771547 B2 JP2771547 B2 JP 2771547B2 JP 63215992 A JP63215992 A JP 63215992A JP 21599288 A JP21599288 A JP 21599288A JP 2771547 B2 JP2771547 B2 JP 2771547B2
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- lens
- radius
- chamfering
- axis
- grindstone
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B47/00—Drives or gearings; Equipment therefor
- B24B47/22—Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation
- B24B47/225—Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation for bevelling optical work, e.g. lenses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、眼鏡レンズ両側角部に面取を施すのに用
いる眼鏡レンズ周縁部面取装置に関するものである。
いる眼鏡レンズ周縁部面取装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、眼鏡レンズを眼鏡フレームのレンズ枠に装着
するためには、眼鏡レンズの周縁部にヤゲン加工又は溝
掘加工をする必要がある。第9図及び第10図は、生地レ
ンズにヤゲン加工をする際の原理を模式的に示したもの
である。この第9図,第10図において、今、生地レンズ
Lの周縁部に曲率半径Reで鋭角のヤゲン部Dを加工する
場合、動径γAをもつ経線上のレンズ回転軸OLとヤゲ
ン砥石Eの軸間距離はlA、レンズLの横移動位置はYAに
なる。
するためには、眼鏡レンズの周縁部にヤゲン加工又は溝
掘加工をする必要がある。第9図及び第10図は、生地レ
ンズにヤゲン加工をする際の原理を模式的に示したもの
である。この第9図,第10図において、今、生地レンズ
Lの周縁部に曲率半径Reで鋭角のヤゲン部Dを加工する
場合、動径γAをもつ経線上のレンズ回転軸OLとヤゲ
ン砥石Eの軸間距離はlA、レンズLの横移動位置はYAに
なる。
この生地レンズLにおいて、曲率半径Reのヤゲン部D
を径線に対応する位置も付けたとき、従来の玉摺機で
は軸間距離lBをlB=lA−x=lA−(γA−γB)だけを
変更すると共にレンズLの横移動位置をyだけ移動させ
YBにするように構成していた。
を径線に対応する位置も付けたとき、従来の玉摺機で
は軸間距離lBをlB=lA−x=lA−(γA−γB)だけを
変更すると共にレンズLの横移動位置をyだけ移動させ
YBにするように構成していた。
この様な被加工レンズLのヤゲン部Dの両側の角部に
面取を施す装置としては、例えば、第11図,第12図に示
した様なレンズ外周加工機がある(特開昭56−15964号
公報参照)。
面取を施す装置としては、例えば、第11図,第12図に示
した様なレンズ外周加工機がある(特開昭56−15964号
公報参照)。
このレンズ外周加工機では、本体1のレンズ軸2,3間
に被加工レンズ4を保持させて、レンズ軸2,3を低速回
転させる一方、モータ5により駆動される切削刃6を被
加工レンズ4側に移動させて、この切削刃6を被加工レ
ンズ4の周面に圧接制御することにより、被加工レンズ
4の形状を装着すべきメガネフレームのレンズ枠形状に
荒切削する様にしている。
に被加工レンズ4を保持させて、レンズ軸2,3を低速回
転させる一方、モータ5により駆動される切削刃6を被
加工レンズ4側に移動させて、この切削刃6を被加工レ
ンズ4の周面に圧接制御することにより、被加工レンズ
4の形状を装着すべきメガネフレームのレンズ枠形状に
荒切削する様にしている。
また、この様にして荒切削された被加工レンズ4上に
ヤゲン砥石7を移動させると共に、ヤゲン砥石7をモー
タ8により回転駆動させて、このヤゲン砥石7を被加工
レンズ4の周縁部に自重で軽圧接させることにより、被
加工レンズ4の周縁部に第9図の如くヤゲン部Dを形成
する様にしている。尚、この加工に際しては、被加工レ
ンズ4はレンズ軸2,3により回転させられるので、被加
工レンズ4のヤゲン砥石7への接触部までの長さ、すな
わち動径はその回転に伴って変化するが、この動径変化
に伴ってヤゲン砥石7は揺動自在なアーム9により上下
揺動する。
ヤゲン砥石7を移動させると共に、ヤゲン砥石7をモー
タ8により回転駆動させて、このヤゲン砥石7を被加工
レンズ4の周縁部に自重で軽圧接させることにより、被
加工レンズ4の周縁部に第9図の如くヤゲン部Dを形成
する様にしている。尚、この加工に際しては、被加工レ
ンズ4はレンズ軸2,3により回転させられるので、被加
工レンズ4のヤゲン砥石7への接触部までの長さ、すな
わち動径はその回転に伴って変化するが、この動径変化
に伴ってヤゲン砥石7は揺動自在なアーム9により上下
揺動する。
この機にヤゲン加工された被加工レンズ4は、ヤゲン
部4aの両側に角部a,bを有する。
部4aの両側に角部a,bを有する。
そして、この角部a,b面取をするために、上述のレン
ズ外周加工機では、ヤゲン砥石7よりもV溝Aの角度θ
が小さい面取砥石Gを用いている。
ズ外周加工機では、ヤゲン砥石7よりもV溝Aの角度θ
が小さい面取砥石Gを用いている。
この面取砥石GはモータMの出力軸に取り付けられて
いて、このモータMを保持する支持板SPは支軸SAに回動
自在且つ軸線方向に移動可能に装着されている。
いて、このモータMを保持する支持板SPは支軸SAに回動
自在且つ軸線方向に移動可能に装着されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、この様なレンズ外周加工機においては、作
業者が支持板SPを手で押圧して、面取砥石Gを被加工レ
ンズ4のヤゲン部Dに圧接させることにより、角部a,b
に面取を施すようにしている。しかし、その面取量は作
業者が目視しながら手作業で行うものであるため、熟練
を要するという問題があった。
業者が支持板SPを手で押圧して、面取砥石Gを被加工レ
ンズ4のヤゲン部Dに圧接させることにより、角部a,b
に面取を施すようにしている。しかし、その面取量は作
業者が目視しながら手作業で行うものであるため、熟練
を要するという問題があった。
また、この様な角部a,bの面取は別々に行なわれてい
たために、面取作業に時間がかかるという問題があっ
た。
たために、面取作業に時間がかかるという問題があっ
た。
そこで、この発明は、ヤゲン加工が施された被加工レ
ンズのヤゲン部側方の角部の面取に熟練を必要とせず、
しかも、面取作業時間を短縮できる眼鏡レンズ周縁部面
取装置を提供することを目的とするものである。
ンズのヤゲン部側方の角部の面取に熟練を必要とせず、
しかも、面取作業時間を短縮できる眼鏡レンズ周縁部面
取装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、この発明は、本体に上下駆
動可能かつ横移動可能に装着されたキャリッジと、該キ
ャリッジに横方向に向けて装着された一対のレンズ軸
と、前記一対のレンズ軸間に挾持された被加工レンズ周
縁部のコバ厚を各動径に対応させて測定するコバ厚測定
手段と、前記レンズ軸と平行な軸線を中心に回転駆動可
能に前記レンズ軸上方に配設され且つ前記被加工レンズ
に対して進退動可能に前記本体に装着される面取砥石
と、該面取砥石を回転駆動可能に軸支すると共に揺動可
能な揺動腕部材と、該揺動腕部材の揺動を抑制するため
の弾性部材と、前記コバ厚測定手段からの情報を基に前
記キャリッジを昇降駆動制御すると共に前記弾性部材に
より前記揺動腕部材の揺動を制御して被加工レンズ両側
角部の面取深さ制御する制御回路とを有する眼鏡レンズ
周縁部面取装置としたことを特徴とする。
動可能かつ横移動可能に装着されたキャリッジと、該キ
ャリッジに横方向に向けて装着された一対のレンズ軸
と、前記一対のレンズ軸間に挾持された被加工レンズ周
縁部のコバ厚を各動径に対応させて測定するコバ厚測定
手段と、前記レンズ軸と平行な軸線を中心に回転駆動可
能に前記レンズ軸上方に配設され且つ前記被加工レンズ
に対して進退動可能に前記本体に装着される面取砥石
と、該面取砥石を回転駆動可能に軸支すると共に揺動可
能な揺動腕部材と、該揺動腕部材の揺動を抑制するため
の弾性部材と、前記コバ厚測定手段からの情報を基に前
記キャリッジを昇降駆動制御すると共に前記弾性部材に
より前記揺動腕部材の揺動を制御して被加工レンズ両側
角部の面取深さ制御する制御回路とを有する眼鏡レンズ
周縁部面取装置としたことを特徴とする。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
装置構成 第1図〜第6図は本発明の第1実施例を示したもので
ある。尚、第1図は、本発明に係るレンズ加工装置すな
わち玉摺機の構成及び面取装置の構成の一部を、そのヤ
ゲン加工制御系及び面取制御系の電気回路ブロックダイ
ヤグラムとともに示す外観斜視図である。
ある。尚、第1図は、本発明に係るレンズ加工装置すな
わち玉摺機の構成及び面取装置の構成の一部を、そのヤ
ゲン加工制御系及び面取制御系の電気回路ブロックダイ
ヤグラムとともに示す外観斜視図である。
筐体10には砥石室11が設けられ、その中に図示しない
モータで高速回転される砥石が収納されている。この砥
石は荒砥石12とヤゲン砥石13とから構成されている。筐
体10の後には軸受14が設けられ、この軸受14にはキャリ
ッジ旋回軸21が回動自在且つ軸方向に移動可能に嵌挿さ
れている。このキャリッジ旋回軸21にはキャリッジ20の
後端部が固着されている。これによりキャリッジ20はキ
ャリッジ旋回軸21の軸回わりに旋回可能でかつ軸方向に
摺動可能に成っている。このキャリッジ20の自由端部両
側には突部20a,20bが設けられ、この突部20a,20bには同
軸上に配設したレンズ軸22a,22bが保持され、このレン
ズ軸22a,22bには被加工レンズLが挾着保持される様に
なっている。また、レンズ軸22a,22bは、キャリッジ20
内に配置されたレンズ軸モータ25により、公知の回転伝
達機構Qを介して回転される。レンズ軸22bの他端には
公知の型板保持手段24により型板Tが取付けられる。
モータで高速回転される砥石が収納されている。この砥
石は荒砥石12とヤゲン砥石13とから構成されている。筐
体10の後には軸受14が設けられ、この軸受14にはキャリ
ッジ旋回軸21が回動自在且つ軸方向に移動可能に嵌挿さ
れている。このキャリッジ旋回軸21にはキャリッジ20の
後端部が固着されている。これによりキャリッジ20はキ
ャリッジ旋回軸21の軸回わりに旋回可能でかつ軸方向に
摺動可能に成っている。このキャリッジ20の自由端部両
側には突部20a,20bが設けられ、この突部20a,20bには同
軸上に配設したレンズ軸22a,22bが保持され、このレン
ズ軸22a,22bには被加工レンズLが挾着保持される様に
なっている。また、レンズ軸22a,22bは、キャリッジ20
内に配置されたレンズ軸モータ25により、公知の回転伝
達機構Qを介して回転される。レンズ軸22bの他端には
公知の型板保持手段24により型板Tが取付けられる。
筐体10の側方にはキャリッジ横移動手段であるL形ア
ーム部材30があり、このアーム部材30は筐体10の側壁か
ら張り出された軸状のレール部材15に摺動可能に支持さ
れ、また、アーム部材30の一端部34にはキャリッジの旋
回軸21が回動可能ではあるが横移動不可に取付けられて
いる。アーム部材30には、さらに図示しない固定フレー
ム側の横移動(Y軸)用のモータ32に取付けられた送り
ネジ33が螺合している。そして、このモータ32の回転に
よりアーム部材30はY軸にそって移動し、このアーム部
材の移動によりキャリッジ20も同量同方向に移動され
る。アーム部材30の他端部には、X軸モータとしてのパ
ルスモータ200が保持されていると共に、後述の構造を
有する型受台38が取付けられている。この型受台38は型
受本体38bと型板当接用の当接片38cを有し、この当接片
38cは軸207を介して型受本体38bの一端に軸支されてい
る。しかも、型板Tは型受台38の上面すなわち型受面38
aに当接する様に構成されている。ここで型受面38aはヤ
ゲン砥石13の研削線と同一曲率半径を有している。
ーム部材30があり、このアーム部材30は筐体10の側壁か
ら張り出された軸状のレール部材15に摺動可能に支持さ
れ、また、アーム部材30の一端部34にはキャリッジの旋
回軸21が回動可能ではあるが横移動不可に取付けられて
いる。アーム部材30には、さらに図示しない固定フレー
ム側の横移動(Y軸)用のモータ32に取付けられた送り
ネジ33が螺合している。そして、このモータ32の回転に
よりアーム部材30はY軸にそって移動し、このアーム部
材の移動によりキャリッジ20も同量同方向に移動され
る。アーム部材30の他端部には、X軸モータとしてのパ
ルスモータ200が保持されていると共に、後述の構造を
有する型受台38が取付けられている。この型受台38は型
受本体38bと型板当接用の当接片38cを有し、この当接片
38cは軸207を介して型受本体38bの一端に軸支されてい
る。しかも、型板Tは型受台38の上面すなわち型受面38
aに当接する様に構成されている。ここで型受面38aはヤ
ゲン砥石13の研削線と同一曲率半径を有している。
また、型受本体38の当接片38cとの間にはバネ206が介
装されていて、当接片38cは型板Tが型受面38aに当接し
ないときはバネ206で上方にはね上げられている。さら
に、当接片38cには遮光棒205が渡されている。型受台38
の上面には、この遮光棒で光路を遮断可能な一対の発光
素子204a,受光素子204bからなる検出器204が設けられて
いる。
装されていて、当接片38cは型板Tが型受面38aに当接し
ないときはバネ206で上方にはね上げられている。さら
に、当接片38cには遮光棒205が渡されている。型受台38
の上面には、この遮光棒で光路を遮断可能な一対の発光
素子204a,受光素子204bからなる検出器204が設けられて
いる。
型受台38の下面に固着された雌ネジ203はアーム部材3
0の穴部に摺動可能に挿入され、かつ、パルスモータ200
に取付けられた送りネジ201と螺合している。また、型
受本体38bの下面には案内レール202が取付けられ、これ
はアーム部材の案内穴208に挿入されている。
0の穴部に摺動可能に挿入され、かつ、パルスモータ200
に取付けられた送りネジ201と螺合している。また、型
受本体38bの下面には案内レール202が取付けられ、これ
はアーム部材の案内穴208に挿入されている。
第1図の玉摺機の本体10には、第8図(C),(D)
に示した様に眼鏡レンズ両側角部面取装置の面取装置本
体40が装着される。
に示した様に眼鏡レンズ両側角部面取装置の面取装置本
体40が装着される。
この面取装置本体40は、下部が分岐部41a,41aから二
股に形成されたアーム支持部材41と、分岐部41a,41aの
対向面に装着されたラバー42,42と、アーム支持部材41
の上端部にレンズ軸22a,22bと平行に取り付けられた支
持軸43と、支持軸43に回動自在に保持された揺動アーム
44を有する。
股に形成されたアーム支持部材41と、分岐部41a,41aの
対向面に装着されたラバー42,42と、アーム支持部材41
の上端部にレンズ軸22a,22bと平行に取り付けられた支
持軸43と、支持軸43に回動自在に保持された揺動アーム
44を有する。
この揺動アーム44は、一対の側板45,45と、側板45,45
を間隔において平行に固定している連結軸46,46と、レ
ンズ軸22a,22bと平行に側板45,45間の中間部間に互いに
近接して渡架されたフレーム支持軸47,47を有する。側
板45の一方の先端部にはアーム側ストッパ45aが設けら
れている。
を間隔において平行に固定している連結軸46,46と、レ
ンズ軸22a,22bと平行に側板45,45間の中間部間に互いに
近接して渡架されたフレーム支持軸47,47を有する。側
板45の一方の先端部にはアーム側ストッパ45aが設けら
れている。
また、面取装置本体40は、フレーム支持軸47,47にベ
アリング48a,48aで軸線方向に摺動自在に取り付けられ
たスライド支持部材48,48と、スライド支持部材48,48に
固定されたスライドフレーム49と、スライドフレーム49
にビス50で固定した面取用のモータ51と、モータ51の出
力軸51aに着脱自在に嵌着した面取砥石52と、この面取
砥石52を出力軸51aに固定しているナット53を有する。
この出力軸51aはレンズ軸22a,22bと平行に設けられ、面
取砥石52は一対の面取砥石部材52a,52bから構成されて
いる。尚、第8図(G)の如く、面取砥石部材52aの面
取斜面52a′の傾斜角δは、面取砥石部材52bの面取斜面
52b′の傾斜角γより小さく設定されている。この面取
砥石52はレンズ軸22a,22b上に配置して使用される。こ
の配置は、分岐部41a,41aを玉摺機の本体10の前壁10aに
第8図(C),(D)の如く嵌着して、揺動アーム44を
レンズ軸22a,22b上に配設することにより為される。
尚、被加工レンズの型板による倣い加工及びヤゲン加工
時には面取装置本体40は本体10より取外しておく。
アリング48a,48aで軸線方向に摺動自在に取り付けられ
たスライド支持部材48,48と、スライド支持部材48,48に
固定されたスライドフレーム49と、スライドフレーム49
にビス50で固定した面取用のモータ51と、モータ51の出
力軸51aに着脱自在に嵌着した面取砥石52と、この面取
砥石52を出力軸51aに固定しているナット53を有する。
この出力軸51aはレンズ軸22a,22bと平行に設けられ、面
取砥石52は一対の面取砥石部材52a,52bから構成されて
いる。尚、第8図(G)の如く、面取砥石部材52aの面
取斜面52a′の傾斜角δは、面取砥石部材52bの面取斜面
52b′の傾斜角γより小さく設定されている。この面取
砥石52はレンズ軸22a,22b上に配置して使用される。こ
の配置は、分岐部41a,41aを玉摺機の本体10の前壁10aに
第8図(C),(D)の如く嵌着して、揺動アーム44を
レンズ軸22a,22b上に配設することにより為される。
尚、被加工レンズの型板による倣い加工及びヤゲン加工
時には面取装置本体40は本体10より取外しておく。
一方、本体10には、面取装置の図示しないストッパ支
柱が上面よりキャリッジ20の突部20a,20b間に向けて上
下方向に出没自在に設けられ、このストッパ支柱の上端
部には固定ストッパ取付用の取付部54が設けられてい
る。この取付部54には第8図(E)の如く上下に貫通す
る取付孔55が形成されていて、この取付孔55にはアーム
ストッパ受け56の軸部56aが上下動自在に嵌合され、取
付孔55の下端部には固定ストッパとしてのストッパネジ
57が螺着されている。そして、このストッパネジ57はロ
ックナット58で固定されている。また、アームストッパ
受け56と取付部54との間にはゴム,合成樹脂等からなる
緩衝用の弾性部材59が装着されている。この弾性部材59
は、揺動アーム44側の自重がストッパ45aを介してアー
ムストッパ受け56に作用したときに圧縮されて、アーム
ストッパ受け56の軸部56aが固定ストッパとしてのスト
ッパネジ57に当接し得る様になっている。
柱が上面よりキャリッジ20の突部20a,20b間に向けて上
下方向に出没自在に設けられ、このストッパ支柱の上端
部には固定ストッパ取付用の取付部54が設けられてい
る。この取付部54には第8図(E)の如く上下に貫通す
る取付孔55が形成されていて、この取付孔55にはアーム
ストッパ受け56の軸部56aが上下動自在に嵌合され、取
付孔55の下端部には固定ストッパとしてのストッパネジ
57が螺着されている。そして、このストッパネジ57はロ
ックナット58で固定されている。また、アームストッパ
受け56と取付部54との間にはゴム,合成樹脂等からなる
緩衝用の弾性部材59が装着されている。この弾性部材59
は、揺動アーム44側の自重がストッパ45aを介してアー
ムストッパ受け56に作用したときに圧縮されて、アーム
ストッパ受け56の軸部56aが固定ストッパとしてのスト
ッパネジ57に当接し得る様になっている。
また、第1図中、100はこの様な面取装置の駆動制御
にも用いられるヤゲン加工制御装置である。
にも用いられるヤゲン加工制御装置である。
このヤゲン加工制御装置100は、検出器204からの信号
で制御されてパルス発生器103からのパルスを計数する
カウンタ301と、カウンタ301からの計数データを受ける
マイクロプロセッサからなる演算回路106と、演算回路1
06の演算結果を記憶するためのメモリ110と、ヤゲン加
工時にモータ25,32等を制御するための制御回路108と、
演算プログラムを記憶させる演算プログラムメモリ107
と、加工制御シーケンスを記憶しておくシーケンスプロ
グラムメモリ120と、演算回路106にヤゲンカーブ値を入
力させるカーブ入力装置121と、型受台38の降下量判定
用の判定回路302と、モータ32の駆動に用いるドライバ1
04と、レンズ軸モータ25の駆動に用いるドライバ102
と、パルスモータ200を駆動するのに用いるドライバ300
等から構成されている。また、メモリ110は、ヤゲン加
工に用いる第1〜第4メモリと、面取加工に用いる第5
〜第7メモリを有する。
で制御されてパルス発生器103からのパルスを計数する
カウンタ301と、カウンタ301からの計数データを受ける
マイクロプロセッサからなる演算回路106と、演算回路1
06の演算結果を記憶するためのメモリ110と、ヤゲン加
工時にモータ25,32等を制御するための制御回路108と、
演算プログラムを記憶させる演算プログラムメモリ107
と、加工制御シーケンスを記憶しておくシーケンスプロ
グラムメモリ120と、演算回路106にヤゲンカーブ値を入
力させるカーブ入力装置121と、型受台38の降下量判定
用の判定回路302と、モータ32の駆動に用いるドライバ1
04と、レンズ軸モータ25の駆動に用いるドライバ102
と、パルスモータ200を駆動するのに用いるドライバ300
等から構成されている。また、メモリ110は、ヤゲン加
工に用いる第1〜第4メモリと、面取加工に用いる第5
〜第7メモリを有する。
このヤゲン加工制御装置100及び面取装置の詳しい構
成と動作は以下の動作説明で説明する。
成と動作は以下の動作説明で説明する。
(1)レンズ形状研削,面取情報記憶動作 ステップ1 第1図において、型板Tは、第1図に示したキャリッ
ジ20のレンズ軸22bに取付けられ、且つ該キャリッジ20
が図示なき公知の保持手段によって第1図の如く初期定
位置に保持されているものとする。この状態でレンズ形
状研削加工開始用のスイッチLSをONさせると、制御回路
108は、ドライバ回路300を制御して、パルス発生器103
からのパルスをパルスモータ200に供給し、このパルス
モータ200を正回転させ、型受台38を上昇させる。この
ときパルスモータ200へ供給されるパルス数はカウンタ3
01にて計数される。
ジ20のレンズ軸22bに取付けられ、且つ該キャリッジ20
が図示なき公知の保持手段によって第1図の如く初期定
位置に保持されているものとする。この状態でレンズ形
状研削加工開始用のスイッチLSをONさせると、制御回路
108は、ドライバ回路300を制御して、パルス発生器103
からのパルスをパルスモータ200に供給し、このパルス
モータ200を正回転させ、型受台38を上昇させる。この
ときパルスモータ200へ供給されるパルス数はカウンタ3
01にて計数される。
そして、型受台38の当接片38cが型板Tに当接する
と、検出器204はその検出信号をカウンタ301にストップ
信号Sとして出力し、カウンタ301のパルス係数を停止
させる。カウンタ301はその時の計数値を演算回路106へ
入力する。
と、検出器204はその検出信号をカウンタ301にストップ
信号Sとして出力し、カウンタ301のパルス係数を停止
させる。カウンタ301はその時の計数値を演算回路106へ
入力する。
ここで、第3図に示した様に、型受台38の型受面38a
は、二点鎖線で示した如くヤゲン砥石13のヤゲン溝底13
aの曲率半径Rと一致する曲率半径を有している。そし
て、レンズLの回転中心すなわちレンズ軸22a,22bの回
転中心OLとヤゲン砥石溝底13aとの所定距離をMとする
と、型受台38が上昇し、その型受面38aが型板Tと当接
したときの型受台38の移動量をeiとすると、レンズ23と
ヤゲン砥石13の回転軸Oeとの軸間距離L0≒Lはこの軸間
距離L,レンズ軸−砥石間距離M,砥石半径Rから L=M+R としてあたえられる。
は、二点鎖線で示した如くヤゲン砥石13のヤゲン溝底13
aの曲率半径Rと一致する曲率半径を有している。そし
て、レンズLの回転中心すなわちレンズ軸22a,22bの回
転中心OLとヤゲン砥石溝底13aとの所定距離をMとする
と、型受台38が上昇し、その型受面38aが型板Tと当接
したときの型受台38の移動量をeiとすると、レンズ23と
ヤゲン砥石13の回転軸Oeとの軸間距離L0≒Lはこの軸間
距離L,レンズ軸−砥石間距離M,砥石半径Rから L=M+R としてあたえられる。
そして、型板Tの動径ρiにおける軸間距離liは型受
台の上昇量eiから li=(M−ei)+R ………(7) (ここで、i=0,1,2,3,…j…N) として演算回路106で求められ、メモリ110の第1メモリ
111に対応する型板動径ρiをρi番地に記憶される。
台の上昇量eiから li=(M−ei)+R ………(7) (ここで、i=0,1,2,3,…j…N) として演算回路106で求められ、メモリ110の第1メモリ
111に対応する型板動径ρiをρi番地に記憶される。
これが完了すると、次に、制御回路108はドライバ300
を制御してモータ200を反転させ、予め定めたΔd分だ
け型受台38を降下させた後、ドライバ102を介してモー
タ25を回転させ、型板Tを第4図の如く単位角Δθだけ
回転させて型板動径ρi+1を直線X上に位置させる。そ
して、制御回路108は、型板Tが単位角回転されるとカ
ウンタ301にリセット信号を出力し、カウンタ301をリセ
ットする。この単位角回転途中で検出器204から検出出
力があると、判定回路302はその指令を受けて型受台38
が次の動径ρi+1の長さより降下していないと判定し、
その旨を制御回路108へ出力する。制御回路108は、この
判定回路302からの指令を受け、更に、型受台38を降下
させる。又、レンズ軸22a,22bが単位角回転されると、
再びドライバ300を介してモータ200を正転させ、型受台
38を上昇させ、動径ρi+1の軸間距離li+1を測定する。
以下、これを繰り返し、全型板動径ρi(i=0,1,2,3,
……N)についての軸間距離li(ここで、i=0,1,2,3,
……N)を求める。
を制御してモータ200を反転させ、予め定めたΔd分だ
け型受台38を降下させた後、ドライバ102を介してモー
タ25を回転させ、型板Tを第4図の如く単位角Δθだけ
回転させて型板動径ρi+1を直線X上に位置させる。そ
して、制御回路108は、型板Tが単位角回転されるとカ
ウンタ301にリセット信号を出力し、カウンタ301をリセ
ットする。この単位角回転途中で検出器204から検出出
力があると、判定回路302はその指令を受けて型受台38
が次の動径ρi+1の長さより降下していないと判定し、
その旨を制御回路108へ出力する。制御回路108は、この
判定回路302からの指令を受け、更に、型受台38を降下
させる。又、レンズ軸22a,22bが単位角回転されると、
再びドライバ300を介してモータ200を正転させ、型受台
38を上昇させ、動径ρi+1の軸間距離li+1を測定する。
以下、これを繰り返し、全型板動径ρi(i=0,1,2,3,
……N)についての軸間距離li(ここで、i=0,1,2,3,
……N)を求める。
そして、全動径ρiにわたっての各軸間距離(li)が
第1メモリ111に型板動径ρiを意味するρi番地(i
=0,1,2,3,……N)に各々記憶される。
第1メモリ111に型板動径ρiを意味するρi番地(i
=0,1,2,3,……N)に各々記憶される。
ステップ2 次に演算回路106は、その演算プログラムメモリ107に
したがって第1メモリ111にメモリされているρ0番地
の軸間距離データ(l0)を読み込み、第4図に示すよう
にヤゲン砥石13の研削線13aの半径Rと軸間距離l0から
同型ρ0の仮想加工点P0までの距離を求める。すなわち
ヤゲン砥石13の回転軸中心Oeとレンズ軸22a,22bの回転
軸中心OLとを結ぶ直線を基準線Xとし、この基準線Xと
ヤゲン砥石13の研削線13aとの交点を仮想加工点P0とす
ると、演算回路106はレンズ回転軸中心OLから仮想加工
点P0までの距離[以下、これを仮想加工動径長ρ
i(lj)]は ρi(lj)=li−R ………(3) (ここでi,j=0,1,2,3………n) を使ってもとめる。本ステップではi=0,j=0と指定
された動径ρ0の仮想加工動径長ρ0(l0)が(3)式
よりρ0(l0)=l0−Rとして求められる。
したがって第1メモリ111にメモリされているρ0番地
の軸間距離データ(l0)を読み込み、第4図に示すよう
にヤゲン砥石13の研削線13aの半径Rと軸間距離l0から
同型ρ0の仮想加工点P0までの距離を求める。すなわち
ヤゲン砥石13の回転軸中心Oeとレンズ軸22a,22bの回転
軸中心OLとを結ぶ直線を基準線Xとし、この基準線Xと
ヤゲン砥石13の研削線13aとの交点を仮想加工点P0とす
ると、演算回路106はレンズ回転軸中心OLから仮想加工
点P0までの距離[以下、これを仮想加工動径長ρ
i(lj)]は ρi(lj)=li−R ………(3) (ここでi,j=0,1,2,3………n) を使ってもとめる。本ステップではi=0,j=0と指定
された動径ρ0の仮想加工動径長ρ0(l0)が(3)式
よりρ0(l0)=l0−Rとして求められる。
ステップ3 次に演算回路106は、レンズ軸22a,22bを単位回転角Δ
θ回転させたときの、すなわちlj+1(本ステップではl
0+1=l1)のρ1番地の軸間距離l1を第1メモリ111から
読み込み、この軸間距離l1における動径ρ0の仮想加工
点P1の仮想加工動径長ρ0(lo)を を使って として求める。
θ回転させたときの、すなわちlj+1(本ステップではl
0+1=l1)のρ1番地の軸間距離l1を第1メモリ111から
読み込み、この軸間距離l1における動径ρ0の仮想加工
点P1の仮想加工動径長ρ0(lo)を を使って として求める。
第4図は、この関係を理解し易くするために型板板T
を単位角Δθ回転させるかわりに、ヤゲン砥石13をレン
ズ軸OL回わりにΔθ回転させて、そのときの砥石研削線
13aが型板Tに当接する状態として示してある。これら
の両表記は同一現象を示している。
を単位角Δθ回転させるかわりに、ヤゲン砥石13をレン
ズ軸OL回わりにΔθ回転させて、そのときの砥石研削線
13aが型板Tに当接する状態として示してある。これら
の両表記は同一現象を示している。
ステップ4 次に、ステップ2で求めた仮想加工動径長ρi(lj)
とステップ3で求めた仮想加工動径長ρi(lj+1)とを
比較する。本段階ではι=0,j=0であるからρ
0(l0)とρ0(l1)とを比較する。第2図のフローチ
ャートの「/」記号は、その前後の値を比較することを
意味する(以下同じ)。そして、ρi(lj)≦ρi(l
j+1)すなわちρ0(l0)≦ρ0(l1)の場合には後述
するステップ10への移行する。また、ρi(lj)>ρi
(lj+1)すなわちρ0(l0)>ρ0(l1)の場合は次の
ステップ5へ移行する。
とステップ3で求めた仮想加工動径長ρi(lj+1)とを
比較する。本段階ではι=0,j=0であるからρ
0(l0)とρ0(l1)とを比較する。第2図のフローチ
ャートの「/」記号は、その前後の値を比較することを
意味する(以下同じ)。そして、ρi(lj)≦ρi(l
j+1)すなわちρ0(l0)≦ρ0(l1)の場合には後述
するステップ10への移行する。また、ρi(lj)>ρi
(lj+1)すなわちρ0(l0)>ρ0(l1)の場合は次の
ステップ5へ移行する。
第4図の例ではρ0(l0)>ρ0(l1)であるから次
ステップ5へ移行する。
ステップ5へ移行する。
ステップ5 型板を更に単位角Δθ回転させたときのlj+2(本ステ
ップではl0+2≡l2)のρ2番地の軸間距離データ(l2)
を演算回路106はメモリ111から読み込み上記第(4)式
を使って仮想加工動径長ρ0(l2)を求める。
ップではl0+2≡l2)のρ2番地の軸間距離データ(l2)
を演算回路106はメモリ111から読み込み上記第(4)式
を使って仮想加工動径長ρ0(l2)を求める。
ステップ6 ステップ4の仮想加工動径長ρi(lj+1)と前記ステ
ップ5の仮想加工動径長ρi(lj+2)と比較する。本段
階ではi=0,j=0であるからρ0(l1)とρ0(l2)
とを比較する。そして、ρi(lj+1)≦ρi(lj+2)の
ときは次ステップ7へ移動し、ρi(lj+1)>ρi(l
j+2)のときはステップ6′に移行する。第4図の例で
はρ0(l1)<ρ0(l2)であるから次ステップ7へ移
行する。
ップ5の仮想加工動径長ρi(lj+2)と比較する。本段
階ではi=0,j=0であるからρ0(l1)とρ0(l2)
とを比較する。そして、ρi(lj+1)≦ρi(lj+2)の
ときは次ステップ7へ移動し、ρi(lj+1)>ρi(l
j+2)のときはステップ6′に移行する。第4図の例で
はρ0(l1)<ρ0(l2)であるから次ステップ7へ移
行する。
ステップ6′ もし前ステップ6でρi(lj+1)>ρi(lj+2)すな
わちρ0(l1)>ρo(l2)であるときに本ステップに
移行すると、さらに型板Tを単位角Δθ回転させたこと
に相当する軸間距離データ{l(j+1)+2,θ(j+1)+2}の軸
間距離l(j+1)+2から仮想加工動径長ρi(l(j+1)+2)が
求められる。そして、それ前回のデータρi(lj+2)と
比較される。こうして更新された軸間距離に基づく仮想
加工動径長がそれより1つの前の軸間距離の仮想加工動
径長より大きくなるまで順次次々の軸間距離データに基
づいて仮想加工動径長を求め比較していく。
わちρ0(l1)>ρo(l2)であるときに本ステップに
移行すると、さらに型板Tを単位角Δθ回転させたこと
に相当する軸間距離データ{l(j+1)+2,θ(j+1)+2}の軸
間距離l(j+1)+2から仮想加工動径長ρi(l(j+1)+2)が
求められる。そして、それ前回のデータρi(lj+2)と
比較される。こうして更新された軸間距離に基づく仮想
加工動径長がそれより1つの前の軸間距離の仮想加工動
径長より大きくなるまで順次次々の軸間距離データに基
づいて仮想加工動径長を求め比較していく。
ステップ7 前ステップ6でρi(lj+1)≦ρi(lj+2)と判定さ
れた場合、ρi(lj+1)を動径ρiにおける砥石13で実
際に加工される加工動径長であると判定する。本段階す
なわち第4図の例ではi=0,j=0であるから動径ρ0
における加工動径長ρ0(l1)と決定される。
れた場合、ρi(lj+1)を動径ρiにおける砥石13で実
際に加工される加工動径長であると判定する。本段階す
なわち第4図の例ではi=0,j=0であるから動径ρ0
における加工動径長ρ0(l1)と決定される。
ステップ8 演算回路10は前ステップ7で決定された加工動径長ρ
i(lj+1)の此の軸間距離lj+1に対応するレンズ軸回転
角θj+1とを組として、加工動径長データ(▲▼,
▲▼)をメモリ回路110の第2メモリ112に記憶させ
る。第4図の例では として加工動径長(▲▼,▲▼)が型板動径ρ
0に対応して第2メモリ112のρ0番地にメモリされ
る。
i(lj+1)の此の軸間距離lj+1に対応するレンズ軸回転
角θj+1とを組として、加工動径長データ(▲▼,
▲▼)をメモリ回路110の第2メモリ112に記憶させ
る。第4図の例では として加工動径長(▲▼,▲▼)が型板動径ρ
0に対応して第2メモリ112のρ0番地にメモリされ
る。
ステップ9 型板Tの全動径ρi(i=0,1,2,3………n)につい
て加工動径長が求められるまで前記ステップ3〜8を順
次各動径ρiについて実行する。たとえば、第4図の例
では動径ρ0について加工動径データ(▲▼,▲
▼)が求められたのでステップ7′にしたがって動径
ρ0から動径ρ1に移り、新らたな動径ρ1について前
記ステップ3〜8を実行し、動径ρ1に関する加工動径
長をもとめ、その結果を第2メモリ112に型板動径ρ1
に対応させてρ1番地に記憶させる。以下同様の手順で
最終動径ρnについての加工動径長(▲▼,▲
▼)迄演算して求め、これらを第2メモリ部112のρN
番地に記憶させる。
て加工動径長が求められるまで前記ステップ3〜8を順
次各動径ρiについて実行する。たとえば、第4図の例
では動径ρ0について加工動径データ(▲▼,▲
▼)が求められたのでステップ7′にしたがって動径
ρ0から動径ρ1に移り、新らたな動径ρ1について前
記ステップ3〜8を実行し、動径ρ1に関する加工動径
長をもとめ、その結果を第2メモリ112に型板動径ρ1
に対応させてρ1番地に記憶させる。以下同様の手順で
最終動径ρnについての加工動径長(▲▼,▲
▼)迄演算して求め、これらを第2メモリ部112のρN
番地に記憶させる。
加工動径長データ(▲▼,▲▼)と型板動径
ρiとの関係を第6図に示した。型板Tがレンズ軸22a,
22bの軸Oe回りに回転されて型板の基準線Hから回転量i
XΔθの方向にある型板動径ρiが基準線X上に位置す
るように位置付けられたとき、レンズLは砥石13の研削
線13aと下降点Piで下降され、その加工線の加工動径長
は▲▼、加工角は▲▼となる。
ρiとの関係を第6図に示した。型板Tがレンズ軸22a,
22bの軸Oe回りに回転されて型板の基準線Hから回転量i
XΔθの方向にある型板動径ρiが基準線X上に位置す
るように位置付けられたとき、レンズLは砥石13の研削
線13aと下降点Piで下降され、その加工線の加工動径長
は▲▼、加工角は▲▼となる。
ステップ10 前記ステップ4でρi(lj)≦ρi(lj+1)となった
ときは、本ステップに移行させ、第5図に示すように型
板Tをレンズ軸22a,22bの回わりに単位角Δθ反転させ
た回転角θnの第1メモリ111のρn番地の軸間距離ln
に基づいて(4)式から仮想加工動径長ρi(lj-1)を
求める。第5図の例では動径ρ0について軸間距離ρ
0-1≡lnをもちいて仮想加工動径長ρ0(ln)を として求める。
ときは、本ステップに移行させ、第5図に示すように型
板Tをレンズ軸22a,22bの回わりに単位角Δθ反転させ
た回転角θnの第1メモリ111のρn番地の軸間距離ln
に基づいて(4)式から仮想加工動径長ρi(lj-1)を
求める。第5図の例では動径ρ0について軸間距離ρ
0-1≡lnをもちいて仮想加工動径長ρ0(ln)を として求める。
ステップ11 ステップ2で求めた仮想加工動径長ρi(lj)と前ス
テップ10で求められた仮想加工動径長ρi(lj-1)とを
比較する。そして、ρi(lj)≦ρi(lj-1)のときは
次のステップ12へ移行し、ρi(lj)>ρi(lj-1)の
ときはステップ11′に移行する。第5図の例ではi=0,
j=0であるρ0(l0)とρ0(l0-1)すなわちρ0(l
n)とが比較され、ρ0(l0)<ρ0(ln)であると次
ステップ12に移行する。
テップ10で求められた仮想加工動径長ρi(lj-1)とを
比較する。そして、ρi(lj)≦ρi(lj-1)のときは
次のステップ12へ移行し、ρi(lj)>ρi(lj-1)の
ときはステップ11′に移行する。第5図の例ではi=0,
j=0であるρ0(l0)とρ0(l0-1)すなわちρ0(l
n)とが比較され、ρ0(l0)<ρ0(ln)であると次
ステップ12に移行する。
計数ステップ11′ 前ステップ11でρi(lj)>ρi(lj-1)と判定され
ると本ステップに移行され、演算回路106はさらに型板
Tをレンズ軸OL回わりに単位角Δθ反転させたときの軸
間距離データ、すなわち新たな軸間距離lj-1として、軸
間距離データ(l(j-1)-1,θ(j-1)-1)の軸間距離l
(j-1)-1(図示せず)を使って第(4)式で仮想加工動
径長ρj(l(j-1)-1)を演算し、前回の仮想加工動径長
ρi(lj-1)と比較させる。こうして順次更新された仮
想加工動径長がその1つ前の仮想加工動径長より小さく
なるまで、この操作を繰り返す。
ると本ステップに移行され、演算回路106はさらに型板
Tをレンズ軸OL回わりに単位角Δθ反転させたときの軸
間距離データ、すなわち新たな軸間距離lj-1として、軸
間距離データ(l(j-1)-1,θ(j-1)-1)の軸間距離l
(j-1)-1(図示せず)を使って第(4)式で仮想加工動
径長ρj(l(j-1)-1)を演算し、前回の仮想加工動径長
ρi(lj-1)と比較させる。こうして順次更新された仮
想加工動径長がその1つ前の仮想加工動径長より小さく
なるまで、この操作を繰り返す。
ステップ12 前ステップ11でρj(li)≦ρi(lj-1)のとき本ス
テップに移行される。そして、演算回路106はρ
i(lj)を動径ρi上で実際に砥石13で加工される加工
動径長 を決定し、この軸間距離ljに対応する型板Tの回転角θ
jと組み合わせて、加工動径長データ(▲▼,▲
▼)とする。
テップに移行される。そして、演算回路106はρ
i(lj)を動径ρi上で実際に砥石13で加工される加工
動径長 を決定し、この軸間距離ljに対応する型板Tの回転角θ
jと組み合わせて、加工動径長データ(▲▼,▲
▼)とする。
第5図の例ではi=0,j=0であり、これらが加工動
径長と決定されるから、加工動径長データ となってデータ(▲▼,▲▼)が得られ、ステ
ップ8で第2メモリ112のρ0番地に記憶される。
径長と決定されるから、加工動径長データ となってデータ(▲▼,▲▼)が得られ、ステ
ップ8で第2メモリ112のρ0番地に記憶される。
ステップ9まで実行されると型板Tの各動径ρi(i
=0,1,2,3、…n)毎に、加工動径長データ が求められ、此れらが第2メモリ112の対応する各型板
動径ρiを示すρi番地(i=1,2,3,……n)に記憶さ
れる。
=0,1,2,3、…n)毎に、加工動径長データ が求められ、此れらが第2メモリ112の対応する各型板
動径ρiを示すρi番地(i=1,2,3,……n)に記憶さ
れる。
ステップ13 型板Tに倣って荒砥石12で公知の荒研削加工を実行さ
せる。
せる。
ステップ14 制御回路108は第2メモリ112から任意の4つの型板動
径ρa,ρb,ρc,ρdを選択する。その第1番目の型板動
径ρaに基づいてドライバー102を介してモータ25を駆
動し、レンズ軸22a,22bを(aXΔθ)回転させ、基準線
X(X軸)上に型板Tの動径をρaが位置するようにす
る。
径ρa,ρb,ρc,ρdを選択する。その第1番目の型板動
径ρaに基づいてドライバー102を介してモータ25を駆
動し、レンズ軸22a,22bを(aXΔθ)回転させ、基準線
X(X軸)上に型板Tの動径をρaが位置するようにす
る。
次に、制御回路108はモータ200を駆動して、型受台38
を降下させながら前ステップ12で粗研削された粗研削済
レンズLを第7図(A)に示す様にヤゲン砥石13と当接
するかを検知する。
を降下させながら前ステップ12で粗研削された粗研削済
レンズLを第7図(A)に示す様にヤゲン砥石13と当接
するかを検知する。
このときのレンズLのヤゲン砥石13への当接点Sは第
7図(B)に模試的に示す様に型板動径ρaに対応して
第2メモリ112のρa番地に記憶されている加工動径長
データ(▲▼,▲▼)の加工角▲▼分型板
動径▲▼の方向(今、この動径ρaはX軸上にある
から)すなわちX軸から▲▼分回転された加工線K
にある。
7図(B)に模試的に示す様に型板動径ρaに対応して
第2メモリ112のρa番地に記憶されている加工動径長
データ(▲▼,▲▼)の加工角▲▼分型板
動径▲▼の方向(今、この動径ρaはX軸上にある
から)すなわちX軸から▲▼分回転された加工線K
にある。
予め定めた基準高さχDに相当する予め定められたパ
ルス数を、パルス発生器103から制御回路108の制御のも
とにドライバ回路300を介してモータ200に供給し、基準
高さχDまで型受台38を下降させる。この際、モータ20
0への供給パルス数はカウンタ301で計数される。砥石13
が第7図(C)に示す様に2段V形状砥石13′いわゆる
「中V砥石」の場合は、χDは緩傾斜面13b′,13c′に
定める。この時に当接しない場合は、判定回路302はパ
ルス発生器103からの所定パルス数が供給されても検出
器204がON信号を発生しないため、非当接と判定し、そ
の旨、制御回路108へ出力する。制御回路108は、モータ
200を反転させ、レンズ軸22a,22bを初期の高さに復帰さ
せる。そして、制御回路108は、モータ32を作動させ
て、単位微少距離Y軸方向(レンズ軸の軸方向)に第7
図上の左方向へキャリッジ20を移動させた後、上記動作
を再実行し、レンズ前側コバ端Lfがヤゲン砥石13の前側
砥石面13bに基準高さχDで当接するまで繰り返す。こ
の基準高さχDになった時、検出器204は判定回路302に
ON信号を出力すると共に、カウンタ301にストップ信号
Sを出力する。パルス発生器103からモータ32に供給さ
れたパルス数はカウンタ301で計数されており、カウン
タ301はモータ200とモータ32とへ供給されるパルス数を
各々独立に計数できる二重構造となっている。判定回路
302からの信号を受けた制御回路108はカウンタ301の計
数値を演算回路106に送り、演算回路106内の図示しない
内部メモリに一時的に記憶させる。基準高さχDで当接
した時点で、これをレンズの移動量Yfiとして第3メモ
リ113に型板動径ρiと対応させて記憶する(本実施例
の場合、動径ρaに対応しているのでYfaとして記憶さ
れる。)。カウンタ301はその時点でリセットされてい
る。1回目に型受台38を下降させながら、基準高さχD
まで降下する途中で、粗研削済みのレンズLの前側コバ
端Lfが当接する場合には、型受台38を降下させるために
パルス発生器103からモータ200に供給されていたパルス
数がカウンタ301で計数されており、検出器204からのス
トップ信号で当接時点で計数が停止される。判定回路30
2からの信号を受けた制御回路108は、その時点でカウン
タ301の計数値を演算回路106に送り、基準高さχDと比
較し、その差分ΔχDよりV形状砥石の傾斜角ε1に基
づいて でもとまるY移動分ΔYを制御回路108に送り、レンズ
軸方向右にそのY移動分ΔYだけ移動後、再度同様な操
作を繰り返す。
ルス数を、パルス発生器103から制御回路108の制御のも
とにドライバ回路300を介してモータ200に供給し、基準
高さχDまで型受台38を下降させる。この際、モータ20
0への供給パルス数はカウンタ301で計数される。砥石13
が第7図(C)に示す様に2段V形状砥石13′いわゆる
「中V砥石」の場合は、χDは緩傾斜面13b′,13c′に
定める。この時に当接しない場合は、判定回路302はパ
ルス発生器103からの所定パルス数が供給されても検出
器204がON信号を発生しないため、非当接と判定し、そ
の旨、制御回路108へ出力する。制御回路108は、モータ
200を反転させ、レンズ軸22a,22bを初期の高さに復帰さ
せる。そして、制御回路108は、モータ32を作動させ
て、単位微少距離Y軸方向(レンズ軸の軸方向)に第7
図上の左方向へキャリッジ20を移動させた後、上記動作
を再実行し、レンズ前側コバ端Lfがヤゲン砥石13の前側
砥石面13bに基準高さχDで当接するまで繰り返す。こ
の基準高さχDになった時、検出器204は判定回路302に
ON信号を出力すると共に、カウンタ301にストップ信号
Sを出力する。パルス発生器103からモータ32に供給さ
れたパルス数はカウンタ301で計数されており、カウン
タ301はモータ200とモータ32とへ供給されるパルス数を
各々独立に計数できる二重構造となっている。判定回路
302からの信号を受けた制御回路108はカウンタ301の計
数値を演算回路106に送り、演算回路106内の図示しない
内部メモリに一時的に記憶させる。基準高さχDで当接
した時点で、これをレンズの移動量Yfiとして第3メモ
リ113に型板動径ρiと対応させて記憶する(本実施例
の場合、動径ρaに対応しているのでYfaとして記憶さ
れる。)。カウンタ301はその時点でリセットされてい
る。1回目に型受台38を下降させながら、基準高さχD
まで降下する途中で、粗研削済みのレンズLの前側コバ
端Lfが当接する場合には、型受台38を降下させるために
パルス発生器103からモータ200に供給されていたパルス
数がカウンタ301で計数されており、検出器204からのス
トップ信号で当接時点で計数が停止される。判定回路30
2からの信号を受けた制御回路108は、その時点でカウン
タ301の計数値を演算回路106に送り、基準高さχDと比
較し、その差分ΔχDよりV形状砥石の傾斜角ε1に基
づいて でもとまるY移動分ΔYを制御回路108に送り、レンズ
軸方向右にそのY移動分ΔYだけ移動後、再度同様な操
作を繰り返す。
次に、レンズLの後側コバ端Lbが基準高さχD(この
基準高さχDは前側コバ端Lfの測定時と異なっていても
問題はない。)になるまで、コバ端Lbが砥石13の前側砥
石面13cと当接するかを検知しながら型受台38を降下さ
せる。ここで予めコバ端Lfが砥石13の前側砥石面13bと
当接しない位置まで、キャリッジを右方向へ移動してお
くことは言うまでもない。
基準高さχDは前側コバ端Lfの測定時と異なっていても
問題はない。)になるまで、コバ端Lbが砥石13の前側砥
石面13cと当接するかを検知しながら型受台38を降下さ
せる。ここで予めコバ端Lfが砥石13の前側砥石面13bと
当接しない位置まで、キャリッジを右方向へ移動してお
くことは言うまでもない。
後の動作は、レンズコバ端Lfを測定する時と同様であ
るが、Y方向の移動のみが逆方向となる。基準高さχD
になった時のY方向移動値をYbiとして第3メモリ113に
型板動径ρiと対応させて記憶する(本実施例の場合動
径ρaに対応しているのでYbaとして記憶される)。
るが、Y方向の移動のみが逆方向となる。基準高さχD
になった時のY方向移動値をYbiとして第3メモリ113に
型板動径ρiと対応させて記憶する(本実施例の場合動
径ρaに対応しているのでYbaとして記憶される)。
以下同様に型板動径ρb,ρc,ρdについて前記動作を
実行し、対応するY移動量Yfb,Yfc,Yfd及びYbb,Ybc,Ybd
を求め第3メモリ113に記憶する。
実行し、対応するY移動量Yfb,Yfc,Yfd及びYbb,Ybc,Ybd
を求め第3メモリ113に記憶する。
基準高さχDでのヤゲン砥石13の研削線13aのY方向
位置に対してコバ前側の接点の位置は χD/tanε1、
コバ後側の接点の位置はχD/tanε2となる。
位置に対してコバ前側の接点の位置は χD/tanε1、
コバ後側の接点の位置はχD/tanε2となる。
前側接点を測定した時のY座標メモリ値YfiをχD/tan
ε1だけ移動させると、前側接点がヤゲン砥石13の研削
線13a上にくる。このときのコバ厚Wiは、 Wi=[(χD/tanε1)+(χD/tanε2)]−|Yfi−Ybi| …… となる。
ε1だけ移動させると、前側接点がヤゲン砥石13の研削
線13a上にくる。このときのコバ厚Wiは、 Wi=[(χD/tanε1)+(χD/tanε2)]−|Yfi−Ybi| …… となる。
このコバ厚Wiをレンズ軸22a,22bの回転角θi及びそ
の動径ρiに対応させて第5メモリに記憶させる。この
際、各加工動径ρiとコバ厚Wiから動径の変化に対する
コバ厚の変化率ΔWiを第5メモリに記憶させる。
の動径ρiに対応させて第5メモリに記憶させる。この
際、各加工動径ρiとコバ厚Wiから動径の変化に対する
コバ厚の変化率ΔWiを第5メモリに記憶させる。
そして、レンズ軸22a,22b及び被加工レンズLを第7
図(A),(C)のxDだけ降下させて、被加工レンズL
の周縁部にヤゲン加工を施したときの動径ρi,コバ厚Wi
におけるヤゲン部の両側角部a,b間のコバ厚Wi′は、ヤ
ゲン砥石13の砥石面13b,13c間のV溝の幅の変化率ΔVi
と変化率ΔWiを基に求めることができる。そして、この
コバ厚Wi′をレンズ軸22a,22bの回転角θi,動径ρiと
共に第6メモリに記憶させる。
図(A),(C)のxDだけ降下させて、被加工レンズL
の周縁部にヤゲン加工を施したときの動径ρi,コバ厚Wi
におけるヤゲン部の両側角部a,b間のコバ厚Wi′は、ヤ
ゲン砥石13の砥石面13b,13c間のV溝の幅の変化率ΔVi
と変化率ΔWiを基に求めることができる。そして、この
コバ厚Wi′をレンズ軸22a,22bの回転角θi,動径ρiと
共に第6メモリに記憶させる。
ここで、面取装置本体40を第8図(C)の如く本体10
に装着して、揺動アーム44のストッパ45aをアームスト
ッパ受け56に当接させ、このアームストッパ受け56の軸
部56aをストッパネジ57に当接させたときのモータ51の
出力軸51aを含む水平な仮想線をKとし、この仮想線K
とヤゲン砥石13の回転中心θeとの距離をLXとする。
また、型受台38をeHiだけ上昇させて、被加工レンズL
の上部を面取砥石52のV溝の面取斜面52a′,52b′に当
接させたときのレンズ軸22a,22bと仮想線Kまでの距離
を とする。さらに、面取砥石52の半径をr0,面取砥石52の
V溝底部までの半径をr1,レンズ軸22a,22bの回転角がθ
iにおける被加工レンズLの型受台38への当接部までの
動径を 上のヤゲン部Dの高さをΔhi、このヤゲン部Dの両側角
部a,bのコバ厚を からπだけ進んだ動径で被加工レンズLの面取砥石52へ
の当接部を含む動径を この当接部までの動径を 上のヤゲン部D′の高さを このヤゲン部D′の両側角部間a′,b′のコバ厚を とし、この位置での仮想線Kから被加工レンズLのV溝
への当接部までの距離を 面取砥石52のV溝の深さをh0,このV溝の最大幅をWxと
する。
に装着して、揺動アーム44のストッパ45aをアームスト
ッパ受け56に当接させ、このアームストッパ受け56の軸
部56aをストッパネジ57に当接させたときのモータ51の
出力軸51aを含む水平な仮想線をKとし、この仮想線K
とヤゲン砥石13の回転中心θeとの距離をLXとする。
また、型受台38をeHiだけ上昇させて、被加工レンズL
の上部を面取砥石52のV溝の面取斜面52a′,52b′に当
接させたときのレンズ軸22a,22bと仮想線Kまでの距離
を とする。さらに、面取砥石52の半径をr0,面取砥石52の
V溝底部までの半径をr1,レンズ軸22a,22bの回転角がθ
iにおける被加工レンズLの型受台38への当接部までの
動径を 上のヤゲン部Dの高さをΔhi、このヤゲン部Dの両側角
部a,bのコバ厚を からπだけ進んだ動径で被加工レンズLの面取砥石52へ
の当接部を含む動径を この当接部までの動径を 上のヤゲン部D′の高さを このヤゲン部D′の両側角部間a′,b′のコバ厚を とし、この位置での仮想線Kから被加工レンズLのV溝
への当接部までの距離を 面取砥石52のV溝の深さをh0,このV溝の最大幅をWxと
する。
この様な条件の符号を用いると、第6メモリに記憶さ
れたコバ厚Wi′,回転角θi,動径ρi等から また、(イ)式における は、 となる。
れたコバ厚Wi′,回転角θi,動径ρi等から また、(イ)式における は、 となる。
この(イ),(ロ)式から は、 となる。
また、Lxは、 故に、この位置での型受台の上下動制御量 は、(イ)〜(ニ)から演算回路106により、 として求めることができる。
従って、この様にして求めた面取加工に必要な制御情
報すなわち をレンズ軸の各回転角θiに対応する動径 に対応させて第7メモリに記憶させておき、後述する面
取加工時に用いる。そして、この面取に際しては、 に面取高さhwを加えた量だけ上昇させる制御を行わせる
ことになる。
報すなわち をレンズ軸の各回転角θiに対応する動径 に対応させて第7メモリに記憶させておき、後述する面
取加工時に用いる。そして、この面取に際しては、 に面取高さhwを加えた量だけ上昇させる制御を行わせる
ことになる。
一方、上述のコバ厚Wiを基に実線のヤゲン位置をコバ
厚のq:Sの位置につけるならば、その時のY方向移動量
は、 として求められる。
厚のq:Sの位置につけるならば、その時のY方向移動量
は、 として求められる。
この加工点Piを含むヤゲン球面の中心は、被加工レン
ズの光軸がキャリッジのレンズ軸に偏心して取り付けら
れると、レンズ軸の回転軸に位置しない。このため、被
加工レンズLのレンズ軸22a,22bに対応する三次元座標
軸(X,Y,Z)方向へのヤゲン球面の曲率中心のズレ量を
A,B,Cとし、ヤゲン球面の曲率半径Reとすると、ヤゲン
球面は となる。
ズの光軸がキャリッジのレンズ軸に偏心して取り付けら
れると、レンズ軸の回転軸に位置しない。このため、被
加工レンズLのレンズ軸22a,22bに対応する三次元座標
軸(X,Y,Z)方向へのヤゲン球面の曲率中心のズレ量を
A,B,Cとし、ヤゲン球面の曲率半径Reとすると、ヤゲン
球面は となる。
従って、ズレ量A,B,C及び曲率半径Reは、加工角▲
▼と加工動径長▲▼を使って最低4つの型板動径
ρa,ρb,ρc,ρdに対応する加工点Pa,Pb,Pc,PdのY方
向移動量ya,yb,yc,ydを(6)式で求め、この求められ
たya,yb,yc,ydを代入して上記(7)式をとけば決定さ
れる。任意の型板動径ρiに対応する加工点Piについて
第2メモリ112に記憶されている動径ρiに対する加工
動径長データ(▲▼,▲▼)から移動量yiが決
定された後の(7)式からA,B,C,Reを求めることができ
る。また、第1図の実施例ではカーブ入力装置121でヤ
ゲン位置の比率q:Sを入力できるほか、使用者がヤゲン
カーブ値Ceをこの入力装置121で入力すると演算装置106
は (nはレンズの屈折率 通常n=1.525を使う) からReを演算し、このReの値の上記(7)式に代入して
任意のヤゲンカーブ値Ceに基づくレンズのY軸方向移動
量yiを求めることが出来る。
▼と加工動径長▲▼を使って最低4つの型板動径
ρa,ρb,ρc,ρdに対応する加工点Pa,Pb,Pc,PdのY方
向移動量ya,yb,yc,ydを(6)式で求め、この求められ
たya,yb,yc,ydを代入して上記(7)式をとけば決定さ
れる。任意の型板動径ρiに対応する加工点Piについて
第2メモリ112に記憶されている動径ρiに対する加工
動径長データ(▲▼,▲▼)から移動量yiが決
定された後の(7)式からA,B,C,Reを求めることができ
る。また、第1図の実施例ではカーブ入力装置121でヤ
ゲン位置の比率q:Sを入力できるほか、使用者がヤゲン
カーブ値Ceをこの入力装置121で入力すると演算装置106
は (nはレンズの屈折率 通常n=1.525を使う) からReを演算し、このReの値の上記(7)式に代入して
任意のヤゲンカーブ値Ceに基づくレンズのY軸方向移動
量yiを求めることが出来る。
求められたレンズのヤゲン加工時のY軸方向移動量yi
は型板動径ρiに対応させて第4メモリ114のρi番地
に記憶させ、Y軸方向移動量データ(ρi,yi)(i=0,
1,2,3……N)となる。
は型板動径ρiに対応させて第4メモリ114のρi番地
に記憶させ、Y軸方向移動量データ(ρi,yi)(i=0,
1,2,3……N)となる。
ステップ15 ヤゲン砥石加工時は制御回路108は第4メモリ114から
のY軸方向移動量データ(ρi,yi)を使ってモータ21と
モータ32を制御して型板動径ρiがX軸に位置すると、
キャリッジ20がyiの位置にくるように制御する。これに
よりレンズのコバ全周にわたって指定された比率q:Sの
位置にヤゲン頂点が形成できる。また、ヤゲンカーブ値
Ceを与えたときは、そのカーブをもつヤゲン曲面上に全
周のヤゲン頂点が位置するように加工がなされる。
のY軸方向移動量データ(ρi,yi)を使ってモータ21と
モータ32を制御して型板動径ρiがX軸に位置すると、
キャリッジ20がyiの位置にくるように制御する。これに
よりレンズのコバ全周にわたって指定された比率q:Sの
位置にヤゲン頂点が形成できる。また、ヤゲンカーブ値
Ceを与えたときは、そのカーブをもつヤゲン曲面上に全
周のヤゲン頂点が位置するように加工がなされる。
尚、ステップ14ではレンズLが偏心してキャリッジの
レンズ軸に取り付けられることを想定して4つの型板動
径ρa,ρb,ρc,ρdに基づくレンズ降下量χDa,χDb,χ
Dc,χDdを求め、これにより第(6)式,第(7)式を
利用してY軸方向移動量yiを求めたが、もしレンズLが
全く偏心されずにレンズ軸に取り付けられることが保障
されている場合は、第(7)式のズレ量A,B,Cは全てゼ
ロとなるから、1つの型板動径ρaに基づくレンズ降下
量χDaから得られる移動量yaと加工動径▲▼及び加
工角▲▼のみでヤゲン球面の曲率半径Reは決定で
き、曲率半径Reの決定後第(7)式を使って任意の型板
動径ρiに基づくY軸方向移動量yiは第2メモリ112の
動径ρiに対する加工動径長データ(▲▼,▲
▼)を使って求めることができる。
レンズ軸に取り付けられることを想定して4つの型板動
径ρa,ρb,ρc,ρdに基づくレンズ降下量χDa,χDb,χ
Dc,χDdを求め、これにより第(6)式,第(7)式を
利用してY軸方向移動量yiを求めたが、もしレンズLが
全く偏心されずにレンズ軸に取り付けられることが保障
されている場合は、第(7)式のズレ量A,B,Cは全てゼ
ロとなるから、1つの型板動径ρaに基づくレンズ降下
量χDaから得られる移動量yaと加工動径▲▼及び加
工角▲▼のみでヤゲン球面の曲率半径Reは決定で
き、曲率半径Reの決定後第(7)式を使って任意の型板
動径ρiに基づくY軸方向移動量yiは第2メモリ112の
動径ρiに対する加工動径長データ(▲▼,▲
▼)を使って求めることができる。
(2)面取加工動作 上述したレンズの形状研削加工が終了すると、玉摺機
すなわちレンズ研削装置は動作が停止状態となる。この
状態で面取装置本体40を第8図(C),(D)の如く本
体10に装着して、面取スイッチMSをONさせると、制御回
路108がシーケンスプログラムメモリ120のシーケンスプ
ログラムに従って作動する。これにより、制御回路108
は、取付部54を図示しない駆動装置により所定高さ即ち
第8図(C)の位置まで上昇させると共に、メモリ100
の第7メモリの に応じて昇降制御し、被加工レンズLのヤゲン部Dの両
側角部に面取を施す。
すなわちレンズ研削装置は動作が停止状態となる。この
状態で面取装置本体40を第8図(C),(D)の如く本
体10に装着して、面取スイッチMSをONさせると、制御回
路108がシーケンスプログラムメモリ120のシーケンスプ
ログラムに従って作動する。これにより、制御回路108
は、取付部54を図示しない駆動装置により所定高さ即ち
第8図(C)の位置まで上昇させると共に、メモリ100
の第7メモリの に応じて昇降制御し、被加工レンズLのヤゲン部Dの両
側角部に面取を施す。
この面取に際しては型受台38は、被加工レンズLを介
して面取砥石52をLxの高さの位置からhwだけ上昇させ
て、揺動アーム44を上方に若干上昇させ、ストッパ45a
をアームストッパ受け56からHWだけ上昇離反させる。こ
の状態では面取砥石52が被加工レンズLのヤゲン部Dの
両側角部a,bに揺動アーム44側の自重で圧接される。
尚、被加工レンズLが面取砥石52に当接する前に面取砥
石52はモータ51により回転駆動させておく。
して面取砥石52をLxの高さの位置からhwだけ上昇させ
て、揺動アーム44を上方に若干上昇させ、ストッパ45a
をアームストッパ受け56からHWだけ上昇離反させる。こ
の状態では面取砥石52が被加工レンズLのヤゲン部Dの
両側角部a,bに揺動アーム44側の自重で圧接される。
尚、被加工レンズLが面取砥石52に当接する前に面取砥
石52はモータ51により回転駆動させておく。
この回転と圧接により角部a,bに面取が為されていく
と、揺動アーム44が下方に徐々に変位させられて、スト
ッパ45aがアームストッパ受け56に当接する。この当接
後は、揺動アーム44側の自重の一部が弾性部材59の弾性
力で受けられるので、揺動アーム44側の自重により面取
砥石52が被加工レンズLに圧接する圧接力は揺動アーム
44が下方に変位するに従って徐々に小さくなる。そし
て、アームストッパ受け56の軸部56aがストッパネジ57
の上端に当接すると、揺動アーム44の下方への変位が停
止されて、面取砥石52の被加工レンズLへの圧接力がゼ
ロとなり、動径 における面取が完了することになる。従って、この様な
面取動作を各動径毎に対応して僅かずつ行わせることに
より、被加工レンズLのヤゲン部の両側角部に略一様な
深さの面取が為される。
と、揺動アーム44が下方に徐々に変位させられて、スト
ッパ45aがアームストッパ受け56に当接する。この当接
後は、揺動アーム44側の自重の一部が弾性部材59の弾性
力で受けられるので、揺動アーム44側の自重により面取
砥石52が被加工レンズLに圧接する圧接力は揺動アーム
44が下方に変位するに従って徐々に小さくなる。そし
て、アームストッパ受け56の軸部56aがストッパネジ57
の上端に当接すると、揺動アーム44の下方への変位が停
止されて、面取砥石52の被加工レンズLへの圧接力がゼ
ロとなり、動径 における面取が完了することになる。従って、この様な
面取動作を各動径毎に対応して僅かずつ行わせることに
より、被加工レンズLのヤゲン部の両側角部に略一様な
深さの面取が為される。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、本体に上下駆
動可能かつ横移動可能に装着されたキャリッジと、該キ
ャリッジに横方向に向けて装着された一対のレンズ軸
と、前記一対のレンズ軸間に挾持された被加工レンズ周
縁部のコバ厚を各動径に対応させて測定するコバ厚測定
手段と、前記レンズ軸と平行な軸線を中心に回転駆動可
能に前記レンズ軸上方に配設され且つ前記被加工レンズ
に対して進退動可能に前記本体に装着される面取砥石
と、該面取砥石を回転駆動可能に軸支すると共に揺動可
能な揺動腕部材と、該揺動腕部材の揺動を抑制するため
の弾性部材と、前記コバ厚測定手段からの情報を基に前
記キャリッジを昇降駆動制御すると共に前記弾性部材に
より前記揺動腕部材の揺動を制御して被加工レンズ両側
角部の面取深さを制御す制御回路とを有する構成とした
ので、熟練者でなくても被加工レンズの両側角部の面取
を自動的に容易にでき、しかも、面取作業を短縮でき
る。また、被加工レンズの両側角部の面取深さを略一定
にできる。
動可能かつ横移動可能に装着されたキャリッジと、該キ
ャリッジに横方向に向けて装着された一対のレンズ軸
と、前記一対のレンズ軸間に挾持された被加工レンズ周
縁部のコバ厚を各動径に対応させて測定するコバ厚測定
手段と、前記レンズ軸と平行な軸線を中心に回転駆動可
能に前記レンズ軸上方に配設され且つ前記被加工レンズ
に対して進退動可能に前記本体に装着される面取砥石
と、該面取砥石を回転駆動可能に軸支すると共に揺動可
能な揺動腕部材と、該揺動腕部材の揺動を抑制するため
の弾性部材と、前記コバ厚測定手段からの情報を基に前
記キャリッジを昇降駆動制御すると共に前記弾性部材に
より前記揺動腕部材の揺動を制御して被加工レンズ両側
角部の面取深さを制御す制御回路とを有する構成とした
ので、熟練者でなくても被加工レンズの両側角部の面取
を自動的に容易にでき、しかも、面取作業を短縮でき
る。また、被加工レンズの両側角部の面取深さを略一定
にできる。
第1図は本発明に係る面取装置をレンズ研削装置適用し
た例を示すブロック図、 第2図はその動作を説明するフローチャート、 第3図は軸間距離を求める方法を示す模式図、 第4図,第5図は加工動径長データを得る方法を示す模
式図、 第6図はレンズ回転角,加工動径長及び加工角の関係を
示す模式図、 第7図(A),(B),(C)はレンズ降下量を測定す
る方法を示す模式図、 第8図(A),(B)はY軸方向移動量を求める方法を
示す模式図、 第8図(C)はこの発明の要部説明図、 第8図(D)は第8図(C)の平面図、 第8図(E)は第8図(D)のE−E線に沿う断面図、 第8図(F)は第8図(C)のF−F線に沿う断面の作
動説明図、 第8図(G)は第8図(F)の部分説明図、 第9図及び第10図はレンズの径と横移動の関係を示す模
式図、 第11図は従来の面取装置を備えるレンズ加工機の斜視
図、 第12図は第11図の面取砥石と被加工レンズとの関係を示
す説明図である。 10……本体 12……荒砥石 13……ヤゲン砥石 22a,22b……レンズ軸 25,32,37……モータ 38……型受台 40……面取装置本体 44……揺動アーム 45a……ストッパ 51……モータ 52……面取砥石 56……ストッパ受け 56a……軸部 57……ストッパネジ(固定ストッパ) 301……カウンタ 302……制御回路 106……演算回路 108……制御回路 110……メモリ L……被加工レンズ
た例を示すブロック図、 第2図はその動作を説明するフローチャート、 第3図は軸間距離を求める方法を示す模式図、 第4図,第5図は加工動径長データを得る方法を示す模
式図、 第6図はレンズ回転角,加工動径長及び加工角の関係を
示す模式図、 第7図(A),(B),(C)はレンズ降下量を測定す
る方法を示す模式図、 第8図(A),(B)はY軸方向移動量を求める方法を
示す模式図、 第8図(C)はこの発明の要部説明図、 第8図(D)は第8図(C)の平面図、 第8図(E)は第8図(D)のE−E線に沿う断面図、 第8図(F)は第8図(C)のF−F線に沿う断面の作
動説明図、 第8図(G)は第8図(F)の部分説明図、 第9図及び第10図はレンズの径と横移動の関係を示す模
式図、 第11図は従来の面取装置を備えるレンズ加工機の斜視
図、 第12図は第11図の面取砥石と被加工レンズとの関係を示
す説明図である。 10……本体 12……荒砥石 13……ヤゲン砥石 22a,22b……レンズ軸 25,32,37……モータ 38……型受台 40……面取装置本体 44……揺動アーム 45a……ストッパ 51……モータ 52……面取砥石 56……ストッパ受け 56a……軸部 57……ストッパネジ(固定ストッパ) 301……カウンタ 302……制御回路 106……演算回路 108……制御回路 110……メモリ L……被加工レンズ
Claims (1)
- 【請求項1】本体に上下駆動可能かつ横移動可能に装着
されたキャリッジと、 該キャリッジに横方向に向けて装着された一対のレンズ
軸と、 前記一対のレンズ軸間に挾持された被加工レンズ周縁部
のコバ厚を各動径に対応させて測定するコバ厚測定手段
と、 前記レンズ軸と平行な軸線を中心に回転駆動可能に前記
レンズ軸上方に配設され且つ前記被加工レンズに対して
進退動可能に前記本体に装着される面取砥石と、 該面取砥石を回転駆動可能に軸支すると共に揺動可能な
揺動腕部材と、 該揺動腕部材の揺動を抑制するための弾性部材と、 前記コバ厚測定手段からの情報を基に前記キャリッジを
昇降駆動制御すると共に前記弾性部材により前記揺動腕
部材の揺動を制御して被加工レンズ両側角部の面取深さ
を制御する制御回路とを有することを特徴とする眼鏡レ
ンズ周縁部面取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63215992A JP2771547B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 眼鏡レンズ周縁部面取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63215992A JP2771547B2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 眼鏡レンズ周縁部面取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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-
1988
- 1988-08-30 JP JP63215992A patent/JP2771547B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US6478657B1 (en) | 1999-07-07 | 2002-11-12 | Nidek Co., Ltd. | Eyeglass lens processing apparatus |
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