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JPH10138109A - 眼鏡レンズ研削加工機及び眼鏡レンズ研削加工方法 - Google Patents

眼鏡レンズ研削加工機及び眼鏡レンズ研削加工方法

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Publication number
JPH10138109A
JPH10138109A JP8307183A JP30718396A JPH10138109A JP H10138109 A JPH10138109 A JP H10138109A JP 8307183 A JP8307183 A JP 8307183A JP 30718396 A JP30718396 A JP 30718396A JP H10138109 A JPH10138109 A JP H10138109A
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JP
Japan
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lens
data
processing
processed
rotation speed
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Application number
JP8307183A
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Ryoji Shibata
良二 柴田
Hirokatsu Oohayashi
裕且 大林
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Nidek Co Ltd
Original Assignee
Nidek Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE1997627279 priority patent/DE69727279T2/de
Priority to US08/961,952 priority patent/US6050877A/en
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B47/00Drives or gearings; Equipment therefor
    • B24B47/22Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation
    • B24B47/225Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation for bevelling optical work, e.g. lenses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
    • B24B9/08Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass
    • B24B9/14Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工レンズの加工時間を短縮して加工効率
の高め、また、精度良い加工を行う。 【解決手段】 被加工レンズを保持して回転するレンズ
回転手段と、眼鏡枠の形状デ−タを入力する形状デ−タ
入力手段と、眼鏡枠に対する被加工レンズのレイアウト
するためのデ−タを入力するレイアウトデ−タ入力手段
と、形状デ−タ及びレイアウトデ−タに基づいて加工デ
−タを演算する加工デ−タ演算手段と、少なくても加工
工程の一部について回転角に対する加工量の多寡にした
がって前記レンズ回転手段の回転速度を可変する回転速
度可変手段と、加工デ−タ演算手段による加工デ−タに
基づいて被加工レンズを研削加工する制御手段と、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡レンズを眼鏡
枠に枠入れ加工する眼鏡レンズ研削加工機及びその加工
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡枠トレ−ス装置により眼鏡枠をトレ
−スして得られる眼鏡枠形状デ−タに基づいて被加工レ
ンズを研削加工する眼鏡レンズ研削加工機が知られてい
る。装置は、高速回転されるレンズ研削用の砥石と、被
加工レンズを回転軸で挟持し回転可能に保持するキャリ
ッジとを有し、挟持した被加工レンズを回転させながら
眼鏡枠形状デ−タに基づいてキャリッジを回旋させてレ
ンズ回転軸と砥石回転軸の軸間距離を変化させることに
より、被加工レンズのコバを砥石に当接させて研削加工
する。このとき、キャリッジの回旋は砥石への研削圧を
バネ力等により一定にし、レンズに所定以上の負荷が掛
からないようようにしているので、被加工レンズは眼鏡
枠に一致する形状となるまでに複数回の回転が行われ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置
は、加工中のレンズ形状の状態にかかわらず、レンズの
回転速度は概ね一定の速度で回転するようになってい
た。そのため、加工径の大きいところは少ない回転数で
早く加工が終了するが、加工が終了した部分においても
加工時と同じ回転速度であるため、全ての加工が終了す
るまでの加工時間に無駄があった。
【0004】また、レンズの回転速度が一定のときは、
加工形状によりレンズと砥石との接触点での移動速度が
異なる。例えば、図13のような形状のレンズでは、レ
ンズと砥石が接触するA点付近の移動速度は、B点付近
に対して著しく早くなる。これは加工径の加工誤差にな
る。特に、これはプラスレンズのように中心部にいくに
従ってコバが厚くなるレンズの場合に顕著に現れやす
い。
【0005】本発明は、上記従来技術の欠点に鑑み、被
加工レンズの加工時間を短縮して加工効率の高め、ま
た、精度良い加工を行うことができる眼鏡レンズ研削加
工機及びその加工方法を提供することを技術課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成を有することを特徴として
いる。
【0007】(1) 被加工レンズを眼鏡枠に枠入れ加
工する眼鏡レンズ研削加工機において、被加工レンズを
保持して回転するレンズ回転手段と、前記眼鏡枠又は型
板の形状デ−タを入力する形状デ−タ入力手段と、眼鏡
枠に対する被加工レンズのレイアウトするためのデ−タ
を入力するレイアウトデ−タ入力手段と、前記形状デ−
タ入力手段及び前記レイアウトデ−タ入力手段の入力デ
−タに基づいて加工デ−タを演算する加工デ−タ演算手
段と、少なくても加工工程の一部について回転角に対す
る加工量の多寡にしたがって前記レンズ回転手段の回転
速度を可変する回転速度可変手段と、前記加工デ−タ演
算手段による加工デ−タに基づいて被加工レンズを研削
加工する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】(2) (1)の眼鏡レンズ研削加工機に
おいて、さらに加工中における加工済み部分を検出する
検出手段を備え、前記回転速度可変手段は該検出結果に
基づいて加工済み部分を未加工部分に対して速く回転さ
せることを特徴とする。
【0009】(3) (1)の眼鏡レンズ研削加工機に
おいて、前記加工デ−タ演算手段による加工デ−タに基
づいて加工中における砥石と予定するレンズ形状との接
触点の移動速度を得て、移動速度に応じて前記回転速度
可変手段の回転速度を可変することを特徴とする。
【0010】(4) (3)の眼鏡レンズ研削加工機に
おいて、鏡面加工時又はヤゲン加工時に前記回転速度可
変手段により回転速度を可変することを特徴とする。
【0011】(5) 被加工レンズを眼鏡枠に枠入れ加
工する眼鏡レンズ研削加工機において、被加工レンズを
保持して回転するレンズ回転手段と、前記眼鏡枠又は型
板の形状デ−タを入力する形状デ−タ入力手段と、眼鏡
枠に対する被加工レンズのレイアウトするためのデ−タ
を入力するレイアウトデ−タ入力手段と、前記形状デ−
タ入力手段及び前記レイアウトデ−タ入力手段により入
力されたデ−タに基づいてコバ厚を検知するコバ厚検知
手段と、該コバ厚検知手段、前記形状デ−タ入力手段及
び前記レイアウトデ−タ入力手段の入力デ−タに基づい
て加工デ−タを演算する加工デ−タ演算手段と、少なく
ても加工工程の一部について回転角に対する加工量の多
寡にしたがって前記レンズ回転手段の回転速度を可変す
る回転速度可変手段と、前記加工デ−タ演算手段による
加工デ−タに基づいて被加工レンズを研削加工する制御
手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】(6) (5)の眼鏡レンズ研削加工機に
おいて、さらに加工中における加工済み部分を検出する
検出手段を備え、前記回転速度可変手段は該検出結果に
基づいて加工済み部分を未加工部分に対して速く回転さ
せることを特徴とする。
【0013】(7) (5)の眼鏡レンズ研削加工機に
おいて、前記加工デ−タ演算手段による加工デ−タに基
づいて加工中の砥石と予定するレンズ形状との接触点の
移動速度を得て、移動速度に応じて前記回転速度可変手
段の回転速度を可変することを特徴とする。
【0014】(8) (7)の眼鏡レンズ研削加工機に
おいて、前記回転速度可変手段は回転砥石とレンズの接
触点の移動速度が略一定になるように前記レンズ回転手
段の回転速度を可変することを特徴とする。
【0015】(9) (8)の眼鏡レンズ研削加工機に
おいて、鏡面加工時又はヤゲン加工時に回転砥石と予定
するレンズ形状との接触点の移動速度が略一定になるよ
うに前記回転速度可変手段により回転速度を可変するこ
とを特徴とする。
【0016】(10) (5)の眼鏡レンズ研削加工機
において、前記回転速度可変手段は前記コバ厚検出手段
によるコバ厚情報に基づいて可変することを特徴とす
る。
【0017】(11) 被加工レンズを眼鏡枠に枠入れ
加工する眼鏡レンズ研削加工方法において、前記眼鏡枠
又は型板の形状デ−タを得る第1ステップと、眼鏡枠に
対する被加工レンズのレイアウトするためのデ−タを得
る第2ステップと、眼鏡枠又は型板の前記形状デ−タ及
び前記レイアウトデ−タに基づいて加工デ−タを演算す
る第3ステップと、被加工レンズを保持してレンズ回転
手段により回転させる第4ステップと、少なくても加工
工程の一部について回転角に対する加工量の多寡にした
がって前記レンズ回転手段の回転速度を可変して被加工
レンズを研削加工する第5ステップと、を備えることを
特徴とする。
【0018】(12) 被加工レンズを眼鏡枠に枠入れ
加工する眼鏡レンズ研削加工方法において、前記眼鏡枠
又は型板の形状デ−タを得る第1ステップと、眼鏡枠に
対する被加工レンズのレイアウトするためのデ−タを得
る第2ステップと、前記形状デ−タ及び前記レイアウト
デ−タに基づいてコバ厚を検知する第3ステップと、該
コバ厚デ−タ、前記前記形状デ−タ及び前記レイアウト
デ−タに基づいて加工デ−タを演算する第4ステップ
と、被加工レンズを保持してレンズ回転手段により回転
させる第5ステップと、少なくても加工工程の一部につ
いて回転角に対する加工量の多寡にしたがって前記レン
ズ回転手段の回転速度を可変して被加工レンズを研削加
工する第5ステップと、を備えることを特徴とする。
【0019】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
【0020】<装置の全体構成>図1は本発明に係る眼
鏡レンズ研削加工機の全体構成を示す斜視図である。1
は装置のベースで本装置を構成する各部がその上に配置
されている。2は装置上部に内蔵される眼鏡枠形状測定
装置であり、眼鏡枠形状や型板の3次元形状デ−タを得
ることができる。その前方には測定結果や演算結果等を
文字またはグラフィックにて表示する表示部3と、デー
タを入力したり装置に指示を行う入力部4が並んでい
る。装置前部には未加工レンズの仮想コバ厚等を測定す
るレンズ形状測定装置5がある。
【0021】6はレンズ研削部で、ガラスレンズ用の粗
砥石60a、プラスティック用の粗砥石60b、ヤゲン
及び平加工用の仕上げ砥石60c、鏡面加工用砥石60
dとから成る砥石群60が回転軸61に回転可能に取付
けられている。回転軸61はベース1にバンド62で固
定されている。回転軸61の端部にはプーリ63が取付
けられている。プーリ63はベルト64を介してACモ
ータ65の回転軸に取付けられたプーリ66と連結され
ている。このためモータ65が回転すると砥石60が回
転する。7はキャリッジ部で、700はキャリッジであ
る。
【0022】<主要な各部の構成>(イ)キャリッジ部 図1〜図3に基いてその構造を説明する。図2はキャリ
ッジの断面図、図3はキャリッジの駆動機構を示す矢視
A図である。キャリッジ700は被加工レンズLEをチ
ャッキングしてレンズLEを回転させることができ、か
つ砥石回転軸61に対するレンズLEの距離とレンズ回
転軸方向の位置を変えることができるようになってい
る。なお、以下の説明では、回転軸61とレンズ回転軸
の軸間距離を変化させる方向の軸をY軸とし、レンズを
回転軸61と平行に移動させる軸をX軸と呼ぶものとす
る。
【0023】〔a:レンズチャック機構〕ベース1に固
定されたシャフト701にはキャリッジシャフト702
が回転摺動自在に軸支されており、さらにそれにキャリ
ッジ700が回動自在に軸支されている。キャリッジ7
00にはシャフト701と平行かつ距離不変にレンズ回
転軸704a、704bが同軸かつ回転可能に軸支され
ている。レンズ回転軸704bはラック705に回転自
在に軸支され、さらにラック705は軸方向に移動可能
であり、モータ706の回転軸に固定されたピニオン7
07により軸方向に移動することができ、これによりレ
ンズ回転軸704bは軸方向に移動されて開閉動作を行
い、レンズLEを回転軸704a、704bに挟持しう
る。
【0024】〔b:レンズ回転機構〕キャリッジ700
の左端には駆動板716が固定されており、駆動板71
6には回転軸717がシャフト701と平行かつ回転自
在に取付けられている。回転軸717の右端にはギヤ7
20が取付けてあり、ギヤ720はパルスモータ721
に付いているギヤと噛み合っている。パルスモータ72
1は駆動板716に回転軸717と同軸かつ回転自在に
取り付けられたブロック722に固定されている。パル
スモータ721が回転すると回転軸717の左端に取り
付けられたプーリ718が回転し、その回転はタイミン
グベルト719、プーリ703aを介してシャフト70
2に伝達される。さらに、シャフト702の回転は、シ
ャフト702に固着されたプーリ703c、703b
と、レンズ回転軸704a、704bにそれぞれ取り付
けられたプーリ708a、708bと、それらを繋ぐタ
イミングベルト709a、709bによりレンズチャッ
ク軸704a、704bに伝達される。従って、パルス
モータ721の回転によりレンズチャック軸704a、
704bは同期して回転する。
【0025】〔c:X軸方向移動機構〕キャリッジ70
0の左側には中間板710が回転自在に固定されてい
る。中間板710にはラック713がシャフト701と
平行な位置関係でベース1に固定されたキャリッジ移動
用モータ714の回転軸に取付けられたピニオン715
と噛み合っている。また、中間板710の奥側にはカム
フォロア711が2個付いており、それがシャフト70
1と平行な位置関係でベース1に固定されたガイドシャ
フト712を挟んでいる。これらの構造によりモータ7
14はキャリッジ700をシャフト701の軸方向(X
軸方向)に移動させることができる。
【0026】〔d:Y軸方向移動機構及び加工終了検出
機構〕キャリッジ700のY軸はパルスモータ728に
より変化させる。パルスモータ728はブロック722
に固定されており、パルスモータ728の回転軸729
に固定されたピニオン730が丸ラック725と噛み合
っている。丸ラック725は、回転軸717と中間板7
10に固定されたシャフト723との軸間を結ぶ最短の
線分に平行に位置するとともに、シャフト723に回転
自在に固定された補正ブロツク724とブロック722
との間である程度の自由度をもって摺動可能に保持され
ている。丸ラック725にはストッパ726が固定され
ており、補正ブロック724の当接位置より下方にしか
摺動できないようになっている。これにより、パルスモ
ータ728の回転に応じて回転軸717とシャフト72
3の軸間距離r´を制御することができ、このr´と直
線的相関関係をもつレンズチャック軸704a,704
bと砥石回転軸との軸間距離rを制御することができる
(特開平5-212661号等を参照)。
【0027】また、キャリッジ700に固定された駆動
板716にはバネ731のフックが掛かっており、反対
側のフックにはワイヤ732が掛かっている。中間板7
10に固定されたモータ733の回転軸にはドラムが付
いており、ワイヤ732を巻き上げることによりバネ7
31のバネ力が調整できる。キャリッジ700はバネ7
31により砥石軸方向に引っ張られ、ストッパ726が
補正ブロック724に当接するまでY軸方向に移動可能
である。しかし、レンズの加工途中では、キャリッジ7
00が砥石の反力により押し上げられるため、パルスモ
ータ728の回転により制御されるY軸方向の必要な加
工が終了するまで、ストッパ726は補正ブロック72
4に当接しない。この当接状態は中間板710に設けら
れたセンサ727が確認し、これによりレンズの加工終
了を検出する。
【0028】(ロ)眼鏡枠形状測定部 図4は眼鏡枠形状測定装置2が持つ形状測定部2bの斜
視図である。形状測定部2bは、水平方向に移動可能な
可動ベ−ス21と、回転ベ−ス21に回転自在に軸され
パルスモ−タ30により回転される回転ベ−ス22と、
回転ベ−ス22に垂設された保持板35a,35bに支
持される2本のレ−ル36a,36b上を移動可能な移
動ブロック37と、移動ブロック37の中央に挿通され
て回転自在にかつ上下動可能な測定子軸23と、測定子
軸23の上端に取り付けられその先端が測定子軸23上
の軸心上にある測定子24と、測定子軸23の下端に回
転自在に取り付けられるとともに移動ブロック37から
垂直に伸びるピン42に固定されたア−ム41と、ア−
ム41の先端に取り付けられ、図5に示すように、垂直
なスリット26及び45度の傾斜角度を持つスリット2
7が形成された遮光板25と、遮光板25を挟むように
回転ベ−ス22に取り付けられた一対の発光ダイオ−ド
28及びリニアイメ−ジセンサ29と、回転ベ−ス22
に回転自在に軸支されたドラム44に取り付けられ、移
動ブロック37を常時測定子24の先端側へ引っ張る定
トルクバネ43と、を備える。
【0029】また、移動ブロック37には型板測定のと
きに使用する測定ピン50を挿入する取り付け穴51が
設けられている。
【0030】このよな構成の形状測定部2bにより、眼
鏡枠形状は次のようにして測定する。まず、眼鏡枠を図
示なき眼鏡保持部(特開平5-212661号等を参照)に固定
し、測定子24の先端を眼鏡枠の内溝に当接させる。続
いて、パルスモ−タ30を予め定めた単位回転パルス数
ごとに回転させる。このとき測定子24と一体の測定子
軸23は眼鏡枠の動径にしたがってレ−ル36a,36
bを移動し、また眼鏡枠のカ−ブにしたがって上下す
る。これらの動きにしたがって、遮光板25は発光ダイ
オ−ド28とリニアイメ−ジセンサ29との間を上下左
右に移動し、発光ダイオ−ド28からの光を遮光する。
遮光板25に形成されたスリット26、27を通過した
光がリニアイメ−ジセンサ29の受光部に達し、その移
動量が読み取られる。移動量は、図5に示すように、ス
リット26の位置を動径rとして読み取り、スリット2
6とスリット27の位置の差を眼鏡枠の高さ情報zとし
て読み取る。このようにしてN点計測することにより、
眼鏡枠形状が(rn ,θn ,zn )(n =1,2,…,
N)として計測される。なお、この眼鏡枠形状測定装置
は、本出願人と同一の出願である特開平4-105864号公報
に記載したものと基本的に同様であるので、これを参照
されたい。
【0031】また、型板を測定する場合は、型板を型板
保持部(特開平5-212661号等を参照)に固定するととも
に、測定ピン50を取り付け穴51に取り付ける。眼鏡
枠形状のときと同様に、型板の動径にしたがって測定ピ
ン50がレ−ル36a,36bを移動するので、リニア
イメ−ジセンサ29が検出するスリット26の位置が動
径情報として計測される。
【0032】(ハ)被加工レンズ形状測定部 図6は被加工レンズ形状測定部全体の概略図、図7は被
加工レンズの形状測定部5の断面図、図8は平面図であ
る。
【0033】フレーム500に軸501が軸受502に
よって回動自在に、またDCモータ503、ホトスイッ
チ504、505、ポテンションメータ506がそれぞ
れ組付けられている。軸501には、プーリー507が
回転自在に、またプーリー508、フランジ509がそ
れぞれ組付けられている。プーリー507にはセンサ板
510とバネ511が組付けられている。
【0034】プーリー508には図9に示すようにバネ
511がピン512を挟むように組付けられている。こ
のため、バネ511がプーリー507の回転とともに回
転した場合、バネ511は回転自在なプーリー508に
組付けられているピン512を回転させるバネ力を持
ち、ピン512がバネ511とは無関係に例えば矢印方
向に回転した場合にはピン512を元の位置に戻そうと
する力を加える。
【0035】モーター503の回転軸にはプーリー51
3が取付けられ、プーリー507との間に掛けられてい
るベルト514によりモータ503の回転がプーリー5
07に伝達される。モーター503の回転はプーリー5
07に取付けられたセンサ板510によってホトスイッ
チ504、505が検出して制御する。
【0036】プーリー507の回転によりピン512が
組付けられたプーリー508が回転し、ポテンションメ
ータ506の回転軸にプーリー520との間に掛けられ
たロープ521によってプーリー508の回転はポテン
ションメータ506に検出される。このときプーリー5
08の回転と同時に軸501とフランジ509が回転す
る。
【0037】フィーラー523、524はピン525、
526によってそれぞれ測定用アーム527に回転自在
に組付けられ、測定用アーム527はフランジ509に
取付けられている。ホトスイッチ504により測定用ア
ーム527の初期位置と測定終了位置とを検出する。ま
たホトスイッチ505はレンズ前面屈折面、レンズ後面
屈折面それぞれに対してフィーラー523、524の逃
げの位置と測定の位置とをそれぞれ検出する。
【0038】レンズ形状の測定は、フィーラー523を
レンズ前面屈折面に(フィーラー524をレンズ後面屈
折面に)当接させながらレンズを回転させることによ
り、プーリー508の回転量をポテンションメータ50
6が検出して、その形状を得る。
【0039】(ニ)表示部及び入力部 図10は表示部3及び入力部4の外観図で、両者は一体
に形成されている。入力部4には、被加工レンズの材質
がプラスチックかガラスかを指示するレンズスイッチ4
02、フレームの材質がセルかメタルかを指示するフレ
ームスイッチ403、加工モード(ヤゲン加工、平加工
または平鏡面加工)を選択するモードスイッチ404、
被加工レンズが左眼用か右眼用か選択するR/Lスイッ
チ405、加工の開始及び停止を行うスタート・ストッ
プスイッチ411、レンズチャック開閉用のスイッチ4
13、レンズ枠、型板トレースの指示をするトレースス
イッチ416、レンズ枠及び型板形状測定部2で測定し
たデータを転送させる次データスイッチ417等があ
る。
【0040】表示部3は液晶ディスプレイにより構成さ
れており、加工情報の設定値、ヤゲン位置やヤゲンとレ
ンズ枠との嵌合状態をシュミレーションするヤゲンシュ
ミレーションや基準設定値等を後述する主演算制御回路
の制御により表示する。
【0041】(ホ)装置の電気制御系 図11は装置の電気制御系ブロック図の要部を示す図で
ある。主演算制御回路100は例えばマイクロプロセッ
サで構成され、その制御は主プログラムメモリ101に
記憶されているシーケンスプログラムで制御される。主
演算制御回路100はシリアル通信ポート102を介し
て、ICカード、検眼システム装置等とデータの交換を
行うことが可能である。また、眼鏡枠形状測定装置2の
トレーサ演算制御回路200とデータ交換・通信を行
う。眼鏡枠形状デ−タはデ−タメモリ103に記憶され
る。
【0042】主演算制御回路100には表示部3、入力
部4、音声再生装置104、レンズ形状測定装置5の測
定用のホトスイッチ504、505、DCモ−タ50
3、ポテンショメータ506が接続されている。ポテン
ショメータ506はA/Dコンバータに接続され、変換
された結果が主演算制御回路100に入力される。主演
算制御回路100で演算処理されたレンズの計測データ
はデータメモリ103に記憶される。キャリッジ移動モ
ータ714、パルスモータ728、721はパルスモー
タドライバ110、パルス発生器111を介して主演算
制御回路100に接続されている。パルス発生器11は
主演算制御回路100からの指令を受けて、それぞれの
パルスモータへ何Hzの周期で何パルス出力するかによ
り各モータの動作をコントロールする。
【0043】以上のような構成を持つ装置の動作を図1
2のフロ−チャ−トを使用して説明する。まず、眼鏡枠
(または型板)を眼鏡枠形状測定装置2にセットし、ト
レ−ススイッチ416を押してトレ−スする。形状測定
部2aにより得られた眼鏡枠の動径情報は眼鏡枠形状測
定装置2内のトレ−スデ−タメモリ202に記憶され
る。トレ−スしたデ−タは次データスイッチ417を押
すことにより、装置本体に転送入力されてデ−タメモリ
103に記憶される。同時に表示部3の画面上には眼鏡
枠デ−タに基づく枠形状図形が表示され、加工条件を入
力できる状態になる。なお、デ−タメモリ103に記憶
されるデ−タはICカ−ド等のような記憶媒体に記憶さ
れているデ−タでも、あるいは別途接続されたコンピュ
−タからのオンラインによるデ−タ転送でも良い。
【0044】次に、操作者は、表示部3に表示される画
面を見ながら入力部4により装用者のPD値、FPD
値、光学中心の高さ等のレイアウトデ−タを入力する。
続いて、加工するレンズの材質、フレームの材質、被加
工レンズが左眼用か右眼用かを入力する。また、ヤゲン
加工、平加工、平鏡面加工の加工モ−ドをモードスイッ
チ404により選択する。以下、ヤゲン加工モ−ドと平
鏡面加工モ−ドを選択した場合について説明する。
【0045】〔ヤゲン加工モ−ド〕加工条件の入力後、
被加工レンズに所定の処理(吸着カップの軸打ち等)を
施し、レンズ回転軸704a、704bにより被加工レ
ンズをチャッキングする。その後、スタート・ストップ
スイッチ411を押して装置を作動させる。
【0046】装置は、スタート信号の入力により、まず
入力されたデ−タに基づく加工補正(砥石径補正)の演
算処理(特開平5−212661号等参照)を行い、続
いてレンズ形状測定を行う。まず、レンズ回転軸モ−タ
721を回転させ、レンズ枠形状デ−タによる動径情報
(rs δn ,rs θn )の動径角度rs θn が砥石回転
中心方向に向くようにレンズ軸704a、704bを回
転させる。次に、キャリッジ700側のモータ714を
回転させてキャリッジ700をキャリッジストロークの
左端にある測定基準位置に移動させる。その後、レンズ
形状測定装置5を使用して動径情報に基づくレンズ前面
及び後面の屈折面形状を測定する。
【0047】被加工レンズの形状(コバ位置)が得られ
たら、これに基づいてヤゲンを立てるためのヤゲン頂点
位置を求めるヤゲン計算を行い、ヤゲン加工デ−タを得
る。う。ヤゲン頂点位置の計算は、レンズコバ厚をある
レシオ(比率)を定める方法や、ヤゲン頂点位置をレン
ズ前面のコバ位置より一定量後面側にずらし、前面カ−
ブと同一のヤゲンカ−ブを立てるようにする等各種の方
法(特開平5−212661号等の方法等)で行うこと
ができる。
【0048】ヤゲン計算が完了すると、表示部3には枠
形状表示31の横に最小コバ厚における位置のヤゲン形
状が表示される(コバの位置は移動することができる)
ので、操作者は表示されたヤゲン形状を確認し、問題な
ければ再度スタ−ト・ストップスイッチ411を押すこ
とにより加工が開始する(勿論、再度スタ−ト・ストッ
プスイッチ411を押すことなく、加工をスタ−トする
こともできる)。
【0049】装置は眼鏡枠形状デ−タ、ヤゲン計算によ
る加工デ−タに基づきキャリッジ部7、レンズ研削部6
を制御して粗加工を行う。装置はレンズの材質の入力に
従い、所定の粗砥石の上に被加工レンズがくるようにモ
ータ714を駆動してキャリッジ700を移動する。次
に、砥石群60を回転させるとともに、パルスモータ7
28によりY軸を動作させる。Y軸の変化量は加工デ−
タに基づいて決定され、主演算制御回路100はレンズ
が所定の形状になるようにパルスモータ728を駆動す
る。レンズはバネ731のバネ力により砥石に押し当て
られて研削される。主演算制御回路100は回転基準位
置におけるY軸の動作信号をパルスモータ728に出力
した後、パルスモータ721を駆動させてレンズの回転
角度を微小角度回転させる。同時に、これに同期してY
軸も加工デ−タに基づいて変化させる動作信号をパルス
モータ728に出力する。主演算制御回路100は、加
工デ−タに基づいて微小角度ごとの回転によるY軸の移
動制御を連続して順次行い、レンズを研削する。
【0050】研削中は前述したY軸方向移動機構により
レンズが砥石に押しつけられ過ぎないようバネ圧で押し
つけられつつ逃げるようになっている。各微小角度ごと
位置での加工が終了したかどうかはセンサ727が監視
する。バネの逃げにより所定形状の加工が終了していな
い部分はセンサ727はOFF となる。レンズの回転にと
もないレンズには部分的な加工終了が表れるようにな
る。微小角回転の各位置での加工終了が確認されると、
主演算制御回路100はレンズの回転速度(レンズチャ
ック軸704a、704bの回転速度)を通常の研削加
工の速度に対して高速回転するようにパルスモータ72
1を駆動制御する。再び加工終了が確認できなくなる
と、回転速度を通常の研削加工の速度に戻す。このよう
にして加工デ−タに基づき動径角度ごとの加工終了を確
認し、加工終了が確認できたか否かによりレンズ回転の
速度を変化させながら被加工レンズを1回転して研削加
工する。
【0051】1回転して加工終了が確認できない部分が
あるときは、さらにレンズを1回転する。この場合、加
工が終了した部分は多くなっているので、この加工終了
部分に対するレンズの回転速度を早めることにより、常
に一定速度で回転させて加工するときに比べてその加工
をさらに短時間で行うことができる。このようにして微
小角度ごとに全周分の加工終了が全て確認されると、加
工デ−タに基づき仕上げしろを残した必要形状に加工さ
れる。
【0052】粗加工が終了したら仕上げ加工に移る。モ
−タ728によりレンズを粗砥石から離脱させてY軸を
原点に戻した後、キャリッジ移動モ−タ714により仕
上げ砥石60cのヤゲン溝とヤゲン加工デ−タの位置が
一致するようにX軸を移動する。続いて、Y軸の移動に
よりレンズを砥石に押しつけてヤゲン加工を行う。ヤゲ
ン加工のときには、装置はヤゲン加工デ−タに基づいて
微小角度ごとにパルスモータ728によりY軸を、モー
タ714によりX軸を同時に制御しながら加工を行う。
このときも粗加工と同様に、レンズはバネ731のバネ
力により砥石に押し当てられながら研削され、各微小角
度ごとの位置での加工が終了したかどうかがセンサ72
7により確認される。そして、加工終了が確認されると
レンズの回転速度が通常の加工速度に対して早く回転す
るようにパルスモータ721が制御され、加工終了が確
認できなくなると回転速度が通常に速度に戻される。こ
れにより、仕上げ加工においても加工終了部分に対して
レンズの回転速度が早められるので、加工時間を短くす
ることができる。
【0053】また、仕上げ加工のときには、装置は予定
するレンズ形状と砥石の接触点の移動速度に依存してレ
ンズの回転速度を変化させるように制御する。例えば、
図13のような四角形状にレンズを加工するものとした
場合、レンズの回転速度を一定にすると、砥石の接触点
に対する移動速度は、図14に示すように直線部分の中
心付近(A点付近)が相対的に最も速くなる。接触点の
移動速度が速すぎると、その部分には削れ残しが多く発
生しやすくなる。逆に、コ−ナ部(B点付近)を見てみ
ると移動速度は極端に遅くなる。必要以上に移動速度が
遅い場合は、加工時間を長引かせることになりムダが多
い。そこで、本実施例の装置は、レンズの回転速度を一
定にするのではなく、予定するレンズ形状(加工後のレ
ンズ形状)と砥石との接触点の移動速度に応じてレンズ
の回転速度を変化させる。例えば、砥石との接点の移動
速度が一定、もしくは一定に近付くようにレンズの回転
速度を制御する。こうすると削れ残しを防止しつつ全体
の加工時間を短くすることができる。移動速度の設定は
削り残しが許容範囲に収まるように、諸条件を勘案して
適宜設定する。なお、接触点の移動速度は、ヤゲン加工
デ−タや眼鏡枠形状デ−タ等の(rs δn ,rs θn
による各デ−タ間の距離に基づいて求めることができ
る。
【0054】〔平鏡面加工モ−ド〕平鏡面加工モ−ドを
選択した場合について説明する。ヤゲン加工のときと同
様にレンズをチャッキングしてスイッチ411を押す
と、装置は加工補正計算を行った後にレンズ形状測定を
行う。続いて粗加工を行う。平鏡面加工モ−ドでの粗加
工も前述と同様、加工デ−タに基づき動径角度ごとの加
工終了を確認し、加工終了が確認できたか否かによりレ
ンズ回転の速度を変化させながら加工を行う。
【0055】粗加工が終了したら仕上げ加工に移る。ヤ
ゲン加工モ−ドと同じようにレンズと砥石の接触点の移
動速度に応じてレンズの回転速度が制御され、削れ残し
を防止しつつ全体の加工時間を短くして加工が行われ
る。
【0056】続いて鏡面加工に移る。レンズが鏡面加工
用砥石60dの上にくるようにキャリッジが移動され、
加工デ−タに基づいてY軸の移動が制御されてレンズが
砥石に押しつけられる。鏡面加工のときは前述のレンズ
形状測定により得られるコバ厚デ−タの変化量に基づ
き、コバ厚が厚くなるに従いレンズの回転速度を遅くす
るように制御する。こうすると加工面のムラがなく、均
一な鏡面に仕上げることができるようになる。逆に、コ
バ厚が薄くなるに従いレンズの回転速度を速くするよう
にしても良い。この場合は鏡面加工における加工時間を
短くすることができる。
【0057】以上の実施例は種々の変容が可能である。
例えば、粗加工においては、加工終了部分を砥石が通過
するときにレンズ回転を速める制御に加え、砥石が研削
加工を行う部分ではレンズと砥石の移動速度を一定にす
るようにレンズ回転を制御するようしても良い。さらに
は、コバ厚の変化量に応じてレンズ回転の速度を変化さ
せる制御を組み合わせることもできる。なお、このよう
な制御は粗加工に限らずヤゲン仕上げ加工や平仕上げ加
工のときも同様に種々の組み合わせができる。また、こ
れらの速度変化の制御は、加工するレンズの材質、加工
の段階、二度摺りを行う時等、レンズ研削の種々の諸条
件を考慮して組み合わせるようにするとさらに都合が良
い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レンズ研削加工のムダな動作をはぶくことにより加工速
度の向上を実現できた。
【0059】また砥石接触点の移動速度やレンズコバ厚
に依存してレンズを回転させることにより、加工面の向
上を図ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る眼鏡レンズ研削加工機の全体構成
を示す斜視図である。
【図2】キャリッジの断面図である。
【図3】キャリッジの駆動機構を示す矢視A図である。
【図4】眼鏡枠形状測定装置が持つ形状測定部の斜視図
である。
【図5】形状測定部が持つ遮光板とリニアイメ−ジセン
サの位置関係を示す説明図である。
【図6】被加工レンズ形状測定部全体の概略図である。
【図7】被加工レンズ形状測定部の断面図である。
【図8】被加工レンズ形状測定部を説明する平面図であ
る。
【図9】バネとピンの作動を説明する図である。
【図10】表示部及び入力部の外観図である。
【図11】装置全体の電気制御系ブロック図の要部を示
す図である。
【図12】装置の動作を説明ずるフロ−チャ−トであ
る。
【図13】砥石の接触点の移動速度を説明するためのレ
ンズ形状の例を示す図である。
【図14】図13に示したレンズ形状のおける、レンズ
回転角度と砥石の接触点の移動速度との関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
2 眼鏡枠形状測定装置 3 表示部 4 入力部 5 レンズ形状測定装置 60 砥石群 61 回転軸 100 主演算制御回路 700 キャリッジ 704a、704b レンズ回転軸 721 パルスモータ 727 センサ 728 パルスモータ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工レンズを眼鏡枠に枠入れ加工する
    眼鏡レンズ研削加工機において、被加工レンズを保持し
    て回転するレンズ回転手段と、前記眼鏡枠又は型板の形
    状デ−タを入力する形状デ−タ入力手段と、眼鏡枠に対
    する被加工レンズのレイアウトするためのデ−タを入力
    するレイアウトデ−タ入力手段と、前記形状デ−タ入力
    手段及び前記レイアウトデ−タ入力手段の入力デ−タに
    基づいて加工デ−タを演算する加工デ−タ演算手段と、
    少なくても加工工程の一部について回転角に対する加工
    量の多寡にしたがって前記レンズ回転手段の回転速度を
    可変する回転速度可変手段と、前記加工デ−タ演算手段
    による加工デ−タに基づいて被加工レンズを研削加工す
    る制御手段と、を備えることを特徴とする眼鏡レンズ研
    削加工機。
  2. 【請求項2】 請求項1の眼鏡レンズ研削加工機におい
    て、さらに加工中における加工済み部分を検出する検出
    手段を備え、前記回転速度可変手段は該検出結果に基づ
    いて加工済み部分を未加工部分に対して速く回転させる
    ことを特徴とする眼鏡レンズ研削加工機。
  3. 【請求項3】 請求項1の眼鏡レンズ研削加工機におい
    て、前記加工デ−タ演算手段による加工デ−タに基づい
    て加工中における砥石と予定するレンズ形状との接触点
    の移動速度を得て、移動速度に応じて前記回転速度可変
    手段の回転速度を可変することを特徴とする眼鏡レンズ
    研削加工機。
  4. 【請求項4】 請求項3の眼鏡レンズ研削加工機におい
    て、鏡面加工時又はヤゲン加工時に前記回転速度可変手
    段により回転速度を可変することを特徴とする眼鏡レン
    ズ研削加工機。
  5. 【請求項5】 被加工レンズを眼鏡枠に枠入れ加工する
    眼鏡レンズ研削加工機において、被加工レンズを保持し
    て回転するレンズ回転手段と、前記眼鏡枠又は型板の形
    状デ−タを入力する形状デ−タ入力手段と、眼鏡枠に対
    する被加工レンズのレイアウトするためのデ−タを入力
    するレイアウトデ−タ入力手段と、前記形状デ−タ入力
    手段及び前記レイアウトデ−タ入力手段により入力され
    たデ−タに基づいてコバ厚を検知するコバ厚検知手段
    と、該コバ厚検知手段、前記形状デ−タ入力手段及び前
    記レイアウトデ−タ入力手段の入力デ−タに基づいて加
    工デ−タを演算する加工デ−タ演算手段と、少なくても
    加工工程の一部について回転角に対する加工量の多寡に
    したがって前記レンズ回転手段の回転速度を可変する回
    転速度可変手段と、前記加工デ−タ演算手段による加工
    デ−タに基づいて被加工レンズを研削加工する制御手段
    と、を備えることを特徴とする眼鏡レンズ研削加工機。
  6. 【請求項6】 請求項5の眼鏡レンズ研削加工機におい
    て、さらに加工中における加工済み部分を検出する検出
    手段を備え、前記回転速度可変手段は該検出結果に基づ
    いて加工済み部分を未加工部分に対して速く回転させる
    ことを特徴とする眼鏡レンズ研削加工機。
  7. 【請求項7】 請求項5の眼鏡レンズ研削加工機におい
    て、前記加工デ−タ演算手段による加工デ−タに基づい
    て加工中の砥石と予定するレンズ形状との接触点の移動
    速度を得て、移動速度に応じて前記回転速度可変手段の
    回転速度を可変することを特徴とする眼鏡レンズ研削加
    工機。
  8. 【請求項8】 請求項7の眼鏡レンズ研削加工機におい
    て、前記回転速度可変手段は回転砥石とレンズの接触点
    の移動速度が略一定になるように前記レンズ回転手段の
    回転速度を可変することを特徴とする眼鏡レンズ研削加
    工機。
  9. 【請求項9】 請求項8の眼鏡レンズ研削加工機におい
    て、鏡面加工時又はヤゲン加工時に回転砥石と予定する
    レンズ形状との接触点の移動速度が略一定になるように
    前記回転速度可変手段により回転速度を可変することを
    特徴とする眼鏡レンズ研削加工機。
  10. 【請求項10】 請求項5の眼鏡レンズ研削加工機にお
    いて、前記回転速度可変手段は前記コバ厚検出手段によ
    るコバ厚情報に基づいて可変することを特徴とする眼鏡
    レンズ研削加工機。
  11. 【請求項11】 被加工レンズを眼鏡枠に枠入れ加工す
    る眼鏡レンズ研削加工方法において、前記眼鏡枠又は型
    板の形状デ−タを得る第1ステップと、眼鏡枠に対する
    被加工レンズのレイアウトするためのデ−タを得る第2
    ステップと、眼鏡枠又は型板の前記形状デ−タ及び前記
    レイアウトデ−タに基づいて加工デ−タを演算する第3
    ステップと、被加工レンズを保持してレンズ回転手段に
    より回転させる第4ステップと、少なくても加工工程の
    一部について回転角に対する加工量の多寡にしたがって
    前記レンズ回転手段の回転速度を可変して被加工レンズ
    を研削加工する第5ステップと、を備えることを特徴と
    する眼鏡レンズ研削加工方法。
  12. 【請求項12】 被加工レンズを眼鏡枠に枠入れ加工す
    る眼鏡レンズ研削加工方法において、前記眼鏡枠又は型
    板の形状デ−タを得る第1ステップと、眼鏡枠に対する
    被加工レンズのレイアウトするためのデ−タを得る第2
    ステップと、前記形状デ−タ及び前記レイアウトデ−タ
    に基づいてコバ厚を検知する第3ステップと、該コバ厚
    デ−タ、前記前記形状デ−タ及び前記レイアウトデ−タ
    に基づいて加工デ−タを演算する第4ステップと、被加
    工レンズを保持してレンズ回転手段により回転させる第
    5ステップと、少なくても加工工程の一部について回転
    角に対する加工量の多寡にしたがって前記レンズ回転手
    段の回転速度を可変して被加工レンズを研削加工する第
    5ステップと、を備えることを特徴とする眼鏡レンズ研
    削加工方法。
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