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JP2743791B2 - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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Publication number
JP2743791B2
JP2743791B2 JP5270201A JP27020193A JP2743791B2 JP 2743791 B2 JP2743791 B2 JP 2743791B2 JP 5270201 A JP5270201 A JP 5270201A JP 27020193 A JP27020193 A JP 27020193A JP 2743791 B2 JP2743791 B2 JP 2743791B2
Authority
JP
Japan
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water
washing
nozzle
tableware
jet
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JP5270201A
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JPH06197857A (ja
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國彦 河上
隆雄 森崎
誠時 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to JP5270201A priority Critical patent/JP2743791B2/ja
Publication of JPH06197857A publication Critical patent/JPH06197857A/ja
Priority to US08/329,274 priority patent/US5601100A/en
Priority to EP94117068A priority patent/EP0650692B1/en
Priority to DE69409198T priority patent/DE69409198T2/de
Priority to CN94119919A priority patent/CN1111120A/zh
Priority to EP97111741A priority patent/EP0806172A3/en
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は噴流水により食器類や
食品等や手等を洗浄する洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図28は例えば実公昭55−34041
号公報に示された食器洗浄機を示す縦断面図である。
【0003】図において、1は本体、2は本体1の上方
に設けられた吸水弁、3は本体1内に設けられた内槽、
4は内槽3底面に固定されたノズル軸受、5はノズル軸
受4に回転可能に支持された噴射ノズル、6は噴射ノズ
ル5の中央に固定されたタワーノズル、7は噴射ノズル
5の直上に配置された内槽3の側壁に支持された下かご
で、食器8が収納されている。9はタワーノズル6の上
方に配置され内槽3の側壁に支持された上かごで、食器
8が収納されている。
【0004】10は内槽3の底面の一部に形成された凹
所で、残菜フィルタ11が設けられている。12はポン
プであり、その吸入口は吸込管13を介して凹所10に
接続され、ポンプ12の吐出口は吐出管14を介して軸
受4に接続されている。15は凹部10の底部に接続さ
れ本体1外に配管された排水管である。
【0005】従来の食器洗浄機は上記のように構成さ
れ、食器8は下かご7及び上かご9に収納され、内槽3
内にセットされる。その後、給水弁2を開いて内槽3内
に水道水を注入し、洗剤を混入して、ポンプ12を駆動
する。これで、ポンプ12で吸引された洗浄水は、吐水
管14を介して吐出され噴射ノズル5から上方へ噴射
し、その反動で回転しながら下かご7内の食器8を洗浄
する。同様に、タワーノズル6も洗浄水を噴射して回転
し、上かご9内の食器8を洗浄する。
【0006】このようにして食器8を洗浄した洗浄水は
内槽3内を落下して凹所10内に流入する。そして、残
菜フィルタ11により清浄されてポンプ12に吸い込ま
れ、再び吐出管14から噴射ノズル5及びタワーノズル
6に供給され、洗浄水は循環して洗浄動作を繰り返す。
そして、洗剤による洗浄が終了すると、汚濁水は排水管
15を通して排水される。
【0007】その後、再度給水弁2により新鮮な水を供
給し、洗浄時と同様に、噴射ノズル5及びタワーノズル
6から噴射させてすすぎ洗いをする。すすぎ洗いが終了
すると、再び排水する。そして、最後に送風機(図示し
ない)により食器8に送風し、食器8を乾燥するように
している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の食
器洗浄機では、ポンプ12によって吐出された洗浄水を
噴射させて、かご7,9に収納された食器8を洗浄する
ようにしているため、次のような問題点がある。
【0009】(1)手間がかかる。 a、食器8をかご7,9に1個ずつ洗浄し易くするよう
セットしなければならない。 b、内槽3に貯留する水で洗浄するため、汚れのはげし
い食器8を洗浄すると、洗浄水の汚れが増加して、洗浄
不完全にならざるを得ない。そのため、食器洗浄機で洗
浄する前に、大きな汚れを予洗いして落しておく必要が
ある。
【0010】(2)強力な水流で洗浄できない。食器8
はかご7,9内に置かれただけであるため、洗浄水の噴
射を強力にすると、食器8同士がかご7,9内で衝突
し、食器8を破損する虞がある。即ち従来の食器洗浄機
での洗浄水の噴出圧力は0.5kg/cm 2程度にする
ことが適度と考えられ、最大でも1kg/cm 2未満の
圧力を用いていた。従って強力な水流で洗浄できないた
め、洗浄促進用として強力な専用の洗剤が不可欠とな
る。さらに、水流の調整もできないという問題があっ
た。 (3)時間がかかる。上記(1)のように食器8のセッ
ティング自体に手間がかかり面倒なうえ、洗浄効果向上
のため、洗浄水のヒータによる加温が必要となり、その
加温時間、洗浄時間、洗浄水排水時間及びすすぎ時間が
必要となり、処理工程数が多いという問題がある。
【0011】(4)新鮮水での洗浄ができない。洗浄水
の汚れがはげしくなって、新鮮水を入れ換えながら洗浄
しようとすると、洗浄水の温度が下がるとともに、洗剤
濃度が低下する。 (5)貯め置き洗い(食器数がある程度まとまったとき
洗う)しかできない。 a、食器8の数に関係なく洗浄水量及び洗浄時間は一定
であるため、食器8の数が少ないときの食器洗浄機の使
用は効率が悪い。 b、貯め置き洗いをすると、その放置時間内に汚れが乾
燥したり、固化したりするため、汚れが落ちにくくな
る。
【0012】(6)食器類の検知機能がない。かご7,
9内における食器8の有無に関係なく運転ができ、空運
転をやってしまうと問題がある。 (7)温水の温度調整をしながらの洗浄ができない。水
道水と洗剤による洗浄で、汚れのひどい食器8に対して
任意に熱を加え洗浄効率を高める。さらに、熱にて洗浄
後食器8を乾燥させることができないという問題があ
る。
【0013】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、常に任意の温度の新鮮水で洗浄でき、洗
浄時間も短縮でき、また乾燥が容易かつ短時間にできる
使い勝っての良い洗浄装置を提供することを目的とする
ものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る洗浄装置
は、洗浄すべき食器類を出し入れ可能にするとともに洗
浄時には開放される作業用の開口を有し、この開口に連
通する洗浄空間を内部に形成する本体と、上記本体内部
の洗浄空間に設けられた上記食器類の検知手段と、上記
食器類を洗浄する新鮮水を供給する水源と、この水源か
ら上記新鮮水を受け、上記検知手段により食器類が検知
されると上記食器類に付着した汚れを落とし得る水勢に
まで上記新鮮水を加圧する加圧用ポンプと、この加圧用
ポンプに接続され、上記新鮮水を上記洗浄空間内の洗浄
ポイントに向け噴射する噴射水用ノズルとを備えたもの
である。
【0015】また、上記検知手段により食器類が洗浄空
間から取り除かれたことを検出してから一定時間後に噴
射水用ノズルからの噴流水を止める洗浄ポンプ制御手段
を備えたものである。
【0016】また、洗浄すべき食器類を出し入れ可能に
するとともに洗浄時には開放される作業用の開口を有
し、この開口に連通する洗浄空間を内部に形成する本体
と、上記食器類を洗浄する新鮮水を供給する水源と、こ
の水源から上記新鮮水を受け、上記食器類に付着した汚
れを落とし得る水勢にまで上記新鮮水を加圧する加圧用
ポンプと、この加圧用ポンプに接続され、上記新鮮水を
上記洗浄空間内の洗浄ポイントに向け噴射する噴射水用
ノズルとを備えたものである。
【0017】また、上記水源を加熱する加熱手段と、こ
の加熱手段により新鮮水を任意に温度可変する温度可変
手段とを備えたものである。
【0018】また、上記噴射用ノズルからの噴流水の圧
力を調節する噴流水強弱調整機構を備えたものである。
【0019】また、上記食器類に付着した噴射水用ノズ
ルよりの水滴を吹き飛ばし得る圧力の空気流を形成する
送風機と、この送風機に接続され上記空気流を上記洗浄
空間内に吐出すよう上記噴射水用ノズルより上記開口側
に配設された空気流用ノズルとを備えたものである。
【0020】また、上記空気流用ノズルを上記空気流が
異なる方向から吐出すよう配設したものである。
【0021】また、上記噴射水用ノズルを上記噴流水が
異なる方向から流れ出るよう配設したものである。
【0022】
【作用】この発明の第1の発明においては、検知手段に
より洗浄空間に配置された食器が検知され、これに連動
して供給源から連続的に供給される新鮮水を加圧した加
圧水が食器に噴射されることにて、食器に付着した汚れ
は衛生的な加圧水の衝撃力によってはじき飛ばされ、水
の流れによって落下し、短時間で洗浄が行われる。
【0023】また、第2の発明においては、検知手段に
より洗浄空間に配置された食器が検知され、これに連動
して供給源から連続的に供給される新鮮水を加圧した加
圧水が食器に噴射されることにて、食器に付着した汚れ
は衛生的に加圧水の衝撃力によってはじき飛ばされ、水
の流れによって落下する。そして、洗浄空間より食器を
取り除くと、検知手段がこれを検地し、その一定時間後
に洗浄ポンプ制御手段により噴射水が停止する。
【0024】また、第3の発明においては、本体外部か
ら開口を通じて本体内部に形成された洗浄空間内の食器
類を出し入れしたり、洗浄時には洗浄空間内の洗浄ポイ
ントに食器類の被洗浄面を位置させて保持することによ
り、加圧ポンプによって加圧された新鮮水がこの洗浄ポ
イントにおいて食器類の所望の位置に噴射され、食器に
付着した汚れは衛生的な加圧水の衝撃力によってはじき
飛ばされ、水の流れによって落下し、短時間で洗浄が行
われる。
【0025】また、第4の発明においては、加熱手段に
て加熱され、供給源から連続的に供給される新鮮水を加
圧した加圧水を食器類に噴射するようにしたため、食器
に付着した汚れは衛生的な加圧水の衝撃力によってはじ
き飛ばされ、水の流れによって落下し、短時間で洗浄が
行われる。
【0026】また、第5の発明においては、供給源から
連続的に供給される新鮮水を噴流水強弱調節機構によ
り、洗浄する食器類に合わせて加圧し、噴射するように
したため、食器に付着した汚れは衛生的な加圧水の衝撃
力によってはじき飛ばされ、水の流れによって落下し、
短時間で洗浄が行われる。
【0027】また、第6の発明において、噴射水用ノズ
ルよりの加圧水が食器類に噴射されると同時に洗浄空間
内に噴流水にて噴霧が発生するが、空気流用ノズルより
の規定圧力の空気流が形成されることにて噴射水より開
口側に空気流の壁ができ、上記噴霧の吹き上がりが上記
壁にて阻止され、本体周辺が噴霧にて湿気をもつことが
なくなる。
【0028】また、請求項7の発明においては、洗浄後
の食器類に対し複数方向から空気流が吐出されることに
て食器類が複数面から水切りができるとともに、食器類
に作用する空気流の吊り合いがとれ、食器類の水切り作
業が容易になる。
【0029】また、請求項8の発明においては、食器類
の複数面が同時に洗浄でき、噴流のぶつかり合うポイン
トに食器類が配置すると食器類を左右に振らす力はそれ
ぞれ同様に発生し食器類を洗浄空間内で保持するために
食器類に加える力が少なくてすみ、結果的に食器類が洗
浄空間内にて安定する。
【0030】
【実施例】
実施例1.図1〜図12はこの発明の実施例1を示す図
であり、図において8は上記従来例と同一または相当部
分を示し、21は内部に洗浄空間21aが形成され前面
上部の傾斜面に洗浄空間21aが外部に連通する開口2
1bを有する本体、22は本体21の上面にヒンジ23
で枢着され本体21の開口21bを開閉する三角柱状の
蓋で、本体21の側面から上面にかけ設けられ本体21
上面と閉時に同一面を形成するよう位置しており、内側
は食器8の収納空間が形成されている。24は洗浄空間
21aを形成する本体21の内壁のほぼ全面に貼着され
た吸音材である。
【0031】25は水道管に接続された吸水管、26は
本体21内の上部に配置され吸水管25が接続され、新
鮮水を連続的に供給する水源としての貯水タンクで、水
位調整用のボールタップ27を有している。28は本体
21内の下部に設けられ貯水タンク26に配管接続され
洗浄水を加温する洗浄水加温装置、29は本体21内底
部に設置され噴流水用モータ30により駆動される洗浄
水加圧用ポンプで、加温装置28に配管接続されてい
る。31はポンプ29の吸水側と吐出側とを結ぶバイパ
スに挿入された圧力調整弁からなる噴流水強弱調整装置
である。
【0032】32はポンプ29の吐出側に接続され2方
向に分岐された分岐管、33は本体21の上記傾斜面に
沿って2本並行配置され分岐管32のそれぞれに接続さ
れた噴流水用ノズル管で円孔を有する噴流水用ノズル3
4が設けられており、分岐管32にはその立上り部を上
下に伸縮させる上下装置35が設けられている。またこ
の噴流水用ノズル34からの水の噴出形状が扇形となる
ようなノズル形状としてある。
【0033】36は噴流水用ノズル管33をその軸の回
りに回動させる噴流水用ノズル回動機構で、分岐管32
の端部にねじ込まれるフランジナット36aと、ノズル
管33の端部に嵌入されたOリング36bと、分岐管3
2の端部とノズル管33の端部間に挿入されたパッキン
グ36cからなっている。37は噴流水用ノズル管33
と開口21bの間に2本並行配置された空気用ノズル管
で、スリット状の空気用ノズル38が設けられている。
39は噴流水用ノズル回動機構36と同様に構成され空
気用ノズル管37をその軸の回りに回動させる空気用ノ
ズル回動機構である。
【0034】40は2本の空気用ノズル管37に接続さ
れた送風機で、吸音材41に包囲された空気流用モータ
42を有し、前面にはフィルタが設けられた空気吸込口
43が装着されている。44は本体21上部に設けられ
洗剤が貯蔵され貯水タンク26に配管接続された洗剤容
器、45は洗剤の流れを開閉する洗剤用開閉弁、46は
本体21内下部に設けられ略中央に排水口を有する凹
所、47は凹所46に置かれた汚物収集かご、48は凹
所46の排水口に連通する排水管である。
【0035】49は検知手段で、本体21の開口21b
内壁に対向して設けられた被洗浄物検出手段50と、凹
所46に設けられた残菜検出手段51と、上記凹所46
に接続された排水管48の外壁に設けられた排水つまり
検出手段53とよりなる。なお、各検出手段50,5
1,53は例えば発光ダイオード54からなり発光部側
55と受光部側56とよりなり、検出回路57を介して
電源に接続されており、光の透過・反射にて検知がなさ
れる。そして、被洗浄物検出手段50は制御回路58を
介して洗浄ポンプ制御手段61へ、残菜検出手段51と
排水つまり検出手段53は制御回路58を介して警報手
段59に接続されている。
【0036】特に、被洗浄物検出手段50においては図
12に示すような制御回路58における処理手順が設定
してある。すなわち洗浄空間21aに食器8を入れる
と、被洗浄物検出手段50により食器8の存在が検出さ
れ、洗浄ポンプ制御手段61により洗浄水加圧用ポンプ
29を自動的に作動させる。その後、食器8を洗浄空間
21aから取り出すと、被洗浄物検出手段50により食
器8が存在しないことが検知され、洗浄ポンプ制御手段
61により洗浄水加圧用ポンプ29を自動的に停止させ
ることにより、電気,水などの省エネ省資源と操作の簡
略化を実現することができる。また、食器8を洗浄空間
21aから取り出すと、被洗浄物検出手段50により食
器8が存在しないことが検知され、一定時間測定手段に
より時間の測定がスタートする。そして、一定時間内に
再び被洗浄物検出手段50により食器8の存在が検知さ
れなければ、洗浄ポンプ制御手段61により洗浄水加圧
用ポンプ29を停止させることにより、省エネと再起動
応答性維持を実現することができる。
【0037】62は本体21の上記傾斜部に設置された
操作部で、洗剤用スイッチ63、洗浄水加温温度設定器
64、噴流水用スイッチ65及び空気流スイッチ66が
設けられている。なお、これらの各スイッチ63,6
4,65,66と連動されるとともに、検知手段49関
係と接続されたセンサースイッチ67も上記操作部62
に設けてある。68は本体21が組み込まれるシステム
キッチンである。
【0038】上記のように構成された食器洗浄機はシス
テムキッチン68に組み込まれ、食器洗浄機の非使用時
は、図4に示すように開口部21bは蓋22で閉塞され
ており、使用時は図3に示すように蓋22を上方へ回動
させて、開口21bを開放する。蓋22の内側は洗浄作
業中の食器8の一時収納空間として利用される。吸水管
25から供給される水道水は、貯水タンク26内に貯留
され、ボールタップ27によりタンク26内の水位は一
定に保たれる。
【0039】ここで、加圧用ポンプ29は貯水タンク2
6の下方に配置されているが、これはポンプ29の内部
を常に水で満たしておくためである。すなわち、ポンプ
29が貯水タンク26の上方に配置されていると、ポン
プ29の停止時は貯水タンク26の液面(水面)が大気
開放となっているため、ポンプ29内の水が貯水タンク
26の方へ戻ってしまって、ポンプ29内には水がなく
なってしまう。この状態からポンプ29の運転を開始す
ると、一度ポンプ29内部が負圧となって、貯水タンク
26から水を吸引した後ポンプ29に水が入って来る。
【0040】このように、水と空気が混合し、かつ高圧
に圧縮されると、キャビテーションが発生し、構造体を
破壊する原因となる。ポンプ29を貯水タンク26の下
方に設置すれば、ポンプ29内部は常に貯水タンク26
からの水で満たされ、空気が混入することはなくなる。
【0041】センサースイッチ67の操作後温度設定器
64により洗浄水の温度を設定し、噴流水用スイッチ6
5及び空気流スイッチ66を操作すると、噴流水用モー
タ30及び空気流用モータ42が駆動される。モータ3
0が回転すると、加圧用ポンプ29が駆動され、洗浄水
は加圧され吐出側の配管に導かれる。一方、加温装置2
8では、ヒータにより洗浄水を洗浄に適した温度(冷た
さを感じず、かつ洗浄水に触れても火傷などの危険を生
じない温度)まで加温する。これで、加温かつ加圧され
た洗浄水はセンサースイッチ67の運転と連動して噴流
水用ノズル管33に供給される状態となる。
【0042】使用者は図5に示すように、食器8を手で
保持して開口21bからノズル管33,33の間に挿入
すると、被洗浄物検出手段50により食器8の存在が検
知され、洗浄ポンプ制御手段61により加圧用ポンプ2
9を作動させ、ノズル34から噴流が噴出される。ノズ
ル34から噴出した高速水流は食器8に衝突し、その衝
撃力と水の流れ落ちる作用によって、食器8に付着した
汚物をはぎ取り、食器8を洗浄する。
【0043】ノズル34からの噴射方向は、図7に示す
ように水平よりも下方に設定されている。これは、水平
又は開口21bの方向に向けると、食器8に衝突して各
方向に飛散した水が、開口21bから飛び出すことがあ
るため、及びはぎ取った汚物を流し落しやすくするため
である。このノズル34の方向は噴流水用ノズル回動機
構36のフランジナット36aを緩め、ノズル管33を
回動させた後、再びフランジナット36aを締め付ける
ことにより、簡単に変えることができる。
【0044】貯水タンク26からの新鮮水を食器に付着
した汚れを落し得る水勢はほぼ2kg/cm 2以上20
kg/cm 2以下であり、この値は洗浄効果が十分に得
られ、かつ噴流水が手に当っても痛みを感じさせない程
度であり、食器一枚につき3秒〜5秒で洗浄完了が可能
である。また、洗浄に必要な水量は、一般的に水道から
供給可能な流量(20リットル/分以下)である。洗浄
に大流量を必要とすると、流量を確保するため大きな貯
水タンク26を必要とし、食器洗浄機が大型になる。し
かし、上記流量であれば、水道水からの供給流量以内で
あるため、流量による制限がなく、連続洗浄ができる。
貯水タンク26は最低限の容量があればよい。
【0045】噴流水は非常に高速であるため、洗浄空間
21aを構成する壁面に衝突したとき騒音を発生するた
め、上記壁面には吸音材24が配置され防音するようし
ている。同様に空気流用モータ42にも吸音材41を設
けて、高速回転による騒音を抑制するようにしている。
【0046】一方、空気流用モータ42の駆動により、
高速空気流は空気用ノズル管37に導かれ空気用ノズル
38から噴出される。空気用ノズル38は噴流水用ノズ
ル34よりも上部にあり、若干下方へ向けられているた
め、ノズル38から吐出した空気は、食器8に衝突し、
食器8に付着した水滴を食器8に沿ってその端部まで運
ぶ。食器8の端部での水の表面張力よりも吐出空気の力
が勝っているため、水滴は飛散し、結果として食器8の
水切ができる。なお、水切りとは食器8を収納するまで
に水を排除した状態を意図する。また、水滴の一部は吐
出空気が衝突したことだけで飛散する。これらの状態を
図8に示している。なお、食器8に付着した水滴を吹き
飛ばし得る空気圧力は100mmH 2O以上500mm
2O以下に設定される。この値によれば、水切り時間
のみでは3〜5秒程度で完了しうる。
【0047】食器8を水切りさせた空気流は、送風機4
0の空気吸込口43から吸い込まれて、再びノズル管3
7に供給され、洗浄空間21a内で循環することにな
る。循環させないと洗浄空間21aに吐出された空気
は、開口21bの一部を通って外部に出て来ることにな
り、この空気流によって水滴も外部に漏れることにな
る。また、空気は噴流水の上部に吐出されるため、食器
8の水切りをするだけでなく、エアカーテンの作用もす
る。すなわち、ノズル34から噴出して食器8に高速で
衝突することにより発生する細かな霧状の水滴が開口2
1bから外部へ出て来るのを防止する。なお、空気吸込
口43のフィルタにより、水滴が送風機40内に吸い込
まれるのを防止する。また、吐出される空気流は開口2
1bからみて若干下方へ傾いて吐出されることが望まし
い。
【0048】そして、洗浄・水切り後、食器8を洗浄空
間21aから取り出すと、被洗浄物検出手段50により
食器8が存在しないことが検知され、一定時間測定手段
により時間の測定がスタートする。そして、一定時間内
に再び被洗浄物検出手段50により食器8の存在が検知
されなければ、洗浄ポンプ制御手段61により洗浄水加
圧用ポンプ29を停止させる。これにより、洗浄水加圧
用ポンプ29の過度な起動停止の防止がはかれ、ポンプ
29の保護ができる。噴流水によって洗い落された汚物
は、汚物収集かご47に捕集され、水分は排水管48か
ら排出される。なお、噴流水だけでは落せないような汚
れがあるときは、洗剤用スイッチ51を操作して洗剤用
閉止弁45を開放し、洗剤容器44内の洗剤を貯水タン
ク26に供給する。これで、洗剤の混入された洗浄水で
洗浄することができる。
【0049】このような食器洗浄機では、本体21の洗
浄空間21a内に洗浄すべき食器8を挿入して数秒新鮮
水にあてるようにし、次に吐出空気に食器8をさらすだ
けで作業工程が完了し、従来のもののようにし排水工程
やすすぎ工程等を必要とせず、そのくり返しもないか
ら、きわめて容易かつ短時間(5秒〜10秒)に食器を
洗浄でき、しかも衛生的である。また、必要な場合に必
要なだけ洗浄できるため効率がよい。更に予洗いの必要
もなく、特別な場合を除き洗剤は不要である。また噴流
水用ノズル34は両側に配置されているため食器8の表
裏を一度に洗浄できるから強い圧力で噴出する洗浄水に
より手が疲れる事もなく、更に短時間に洗浄できる。そ
して本体21から引きだした食器8はすぐに収納でき
る。なお、洗浄時間はきわめて短いため、実際の使用水
量が過大となることもない。
【0050】また、蓋22を開口21bに設けたことに
て蓋22閉時においては乾いた食器8が置け、システム
キッチン68の一部として蓋22が調理台に使え、より
システムキッチン68が広く使え、開口21bへの物の
落下が防止できる。また、ヒータよりなる加温装置28
で構成される加熱手段を設けたことにて、低い温度にて
はイチゴ等の野菜、高い温度では食器8・器具等の洗浄
ができ、洗浄物に合った温度条件を選定することにて、
洗浄物の保護と能率の良い洗浄ができる。洗浄物によっ
て適した洗浄条件が得られる。
【0051】実施例2.なお、上記実施例1では加熱装
置28をヒータにて開示したが、実施例2では混合栓7
0で説明する。すなわち、図13において吸水管25を
図示されない給湯器に接続された湯パイプ71、水道に
接続された水パイプ72より構成する。そして、これら
のパイプ71,72を混合水栓70に接続する。この混
合水栓70は例えば図14に示すような混合栓73を用
い、上部に温度設定部74、その下に温水混合部75、
さらに、この温水混合部75にて生成された温水が貯水
タンク26に入るように構成されている。
【0052】上記のように構成された実施例2における
食器洗浄機においても、上記実施例1と同様の効果が得
られ、特に洗浄水の温度設定が容易になり、使い勝っ手
が向上される。
【0053】実施例3.図15〜図17はこの発明の実
施例3を示す図であり、図において80は本体21の下
部に設けられ噴流水の圧力及び空気流の圧力を変化させ
る足踏み式の噴流水強弱調整機構である。この噴流水強
弱調整機構はポンプ29の吸水側と吐出側とを結ぶバイ
パスに挿入された圧力調整弁81と、この圧力調整弁に
接続され、調整をなすシャフト82と、このシャフトに
接続され、第1の支点83を介して上記シャフト82を
上下移動させる自由継手84と、シャフトの先端に設け
られ、一定圧力が必要な場合にシャフト82を第2の支
点85を介して上下移動させるレバー86とよりなる。
87は上記自由継手84を上下移動させるよう第3の支
点88を介して足踏みされるフットペダルである。
【0054】上記のように構成された実施例3における
食器洗浄機においては、野菜等の弱い物を洗浄する場合
においては、フットペダル87より足を離すことにてシ
ャフト82が上昇し、圧力調整弁81が開き、噴流水の
吐出圧力が低下し、野菜を傷めることなく合った圧力に
て洗浄ができる。水量低下、モータ30の入力低下等の
省エネが図れる。
【0055】一方、油汚れ、付着物の多い食器8の洗浄
する場合においては、フットペダル87を足にて押し下
げることにて、シャフト82が下がり圧力調整弁81が
閉じ、噴流水の吐出圧力が上昇しフットペダル87の踏
み具合にて任意の吐出圧力が得られ、洗浄物毎に適切な
吐出圧力が設定され洗浄ができる。また、一定の吐出圧
力が必要な場合はレバー86を下げることにて設定した
吐出圧力が保持され、且つロック機構となり、常に一定
の吐出圧力が得られる。さらに、足踏み方式により、洗
浄時の圧力調整に手がふさがれることがなく、洗浄作業
に影響を与えなく、より便利となる。
【0056】実施例4.上記実施例3では噴流水強弱調
整機構80を圧力調整弁81を用いて開示したが、図1
8および図19に示すように強弱調整装置30Aを有す
る噴流水用モータ30に制御装置90を接続し、入・切
スイッチ91にて操作し、強弱制御をモータ30の強運
転・弱運転にて実施してもよい。これにより、上記実施
例3と同様の効果に加え、構造が回路と入・切スイッチ
91とモータ30との構成にて簡単になる。
【0057】また、図20に示すように例えばタトス
イッチからなる強弱調整装置92の状態を判断し、例え
ばインバータ制御からなるモータ駆動回路93に信号を
送る信号処理回路94にて構成し、さらに現在状況がど
こにあるか表示する強弱表示装置95を設けることに
て、上記実施例1および3の効果をより高め、さらに使
い勝っ手が向上される。
【0058】実施例5.図21〜図23は上記実施例1
以外の噴流水用ノズル部分の他の実施例を示し、図21
は実施例1と同様ノズル管33は両側に配設され、その
先端にノズル34が装着されているものである。図22
はノズル管33は両側に配置され、ノズル管33の側面
に複数個の噴出口(ノズル)34が開口したものであ
る。
【0059】また、図23は1個のモータ30で2個の
加圧用ポンプ29A,29Bを駆動し、ポンプ29A,
29Bごとにノズル管33A,33Bを設け、それぞれ
ノズル34A,34Bを装着したものである。このた
め、ノズル34A,34Bごとに圧力及び流量が設定可
能となるものである。
【0060】これらの噴流水用ノズル部の実施例は上記
実施例1を含め、新鮮水を洗浄空間21aに保持された
食器8類に噴射するよう一方の口から出る流れと異なる
方向から流れ出る流れからなるノズル34,34から構
成されている。これにより、図24に示すように噴流9
6,96のぶつかり合うポイント=干渉点97に食器8
が置かれた時、食器8を左右に振らす力はそれぞれ同様
に発生する為、食器8に加わる力は少なくてすみ、すな
わち食器8の保持が安定する。さらに、下方へのベクト
ル98は食器8に沿って流れる物であり、保持力には大
きく関与しない。
【0061】但し、噴流96,96の力自体は必要以上
に大きくない為、均等なベクトルとならないポイント9
7に食器8が置かれても、通常の洗浄に対して保持の問
題はない。以上、洗浄水を複数の方向から噴出すること
にて、食器8の多面が同時に洗浄でき、短時間洗浄が可
能となる。さらに、噴流96,96による力が打ち消し
合って洗浄空間21aにおける食器8の保持が容易にな
る。
【0062】実施例6.図25〜図27はこの発明の空
気用ノズル管部分の他の実施例を示す斜視図で、図25
においては1個のモータ42で2個の送風機40A,4
0Bを駆動し、それぞれの吸込口43A,43Bから空
気を吸い込み、送風機40A,40Bにそれぞれ乾燥用
空気ノズル管37A及び水滴飛散防止用空気ノズル管3
7Bを接続したものである。ノズル管37Aのノズル3
8Aは斜め下方向に、ノズル管37Bのノズル38Bは
開口21bとほぼ平向方向に開口している。
【0063】ノズル38Aからの空気流は既述のように
食器8を乾燥させ、ノズル38Bからの空気流は水が食
器8に衝突して細かな霧状の水滴が開口21bから外部
に出て来るのを防止するエアーカーテンの役目をする。
このとき、各ノズル38A,38Bの空気量は、両者同
等又はノズル管38Bが少なくなるように設定される。
これは、霧状の水滴は洗浄用の水滴と比較して十分小さ
く、霧状の水滴が開口21bから出て来ないようにする
ための空気量は少なくてよいからである。
【0064】図26においては一体ノズル管100(た
だし偏平管で図示してある)を用いたもので、その噴流
水用ノズル管33は加圧用ポンプ30に、空気用ノズル
管37は送風機40に接続されている。図27は図25
に示すノズル管37A,37Bを1個の送風機40に接
続したものであり、図25のものよりも簡単な構成とな
る。
【0065】これらの空気用ノズル管部分の実施例は上
記実施例1を含め、一方の口から吐出される空気流と異
なる方向の口から吐出される空気流とを形成する空気用
ノズル38を備えたことになり、上記実施例5と同様に
ノズル38よりの空気流のベクトルが打ち消し合って洗
浄空間21aにおける食器8の保持が容易となる。さら
に、食器8の表面が多面的に同時に水切りができ、短時
間の水切りが可能となる。
【0066】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、洗浄す
べき食器類を出し入れ可能にするとともに洗浄時には開
放される作業用の開口を有し、この開口に連通する洗浄
空間を内部に形成する本体と、上記本体内部の洗浄空間
に設けられた上記食器類の検知手段と、上記食器類を洗
浄する新鮮水を供給する水源と、この水源から上記新鮮
水を受け、上記検知手段により食器類が検知されると上
記食器類に付着した汚れを落とし得る水勢にまで上記新
鮮水を加圧する加圧用ポンプと、この加圧用ポンプに接
続され、上記新鮮水を上記洗浄空間内の洗浄ポイントに
向け噴射する噴射水用ノズルとを備えたので、検知手段
にて食器類の有無による洗浄運転動作の調整ができ、電
力・水等の省エネルギー化が図れ、水の浪費がなくな
り、さらに運転操作の簡略化が図れるという効果が得ら
れる。
【0067】また、上記検知手段により食器類が洗浄空
間から取り除かれたことを検出してから一定時間後に噴
射水用ノズルからの噴流水を止める洗浄ポンプ制御手段
を備えたので、頻繁なポンプの起動・停止がなくなり、
ポンプの保護ができるとともに、水の浪費が低減できる
という効果が得られる。
【0068】また、洗浄すべき食器類を出し入れ可能に
するとともに洗浄時には開放される作業用の開口を有
し、この開口に連通する洗浄空間を内部に形成する本体
と、上記食器類を洗浄する新鮮水を供給する水源と、こ
の水源から上記新鮮水を受け、上記食器類に付着した汚
れを落とし得る水勢にまで上記新鮮水を加圧する加圧用
ポンプと、この加圧用ポンプに接続され、上記新鮮水を
上記洗浄空間内の洗浄ポイントに向け噴射する噴射水用
ノズルとを備えたので、洗浄時に食器類を洗浄ポイント
に誘導しながら簡単且つ効率的に食器を洗浄することが
できる効果が得られる。
【0069】また、上記水源を加熱する加熱手段と、こ
の加熱手段により新鮮水を任意に温度可変する温度可変
手段とを備えたので、水源を被洗浄物に合わせた温度設
定にすることができ、多種のものを効率よく洗浄できる
という効果が得られる。
【0070】また、上記噴射用ノズルからの噴流水の圧
力を調節する噴流水強弱調整機構を備えたので、新鮮水
の加圧力を洗浄するものに合わせて設定でき、被洗浄物
に応じて適した洗浄ができるという効果が得られる。
【0071】また、上記食器類に付着した噴射用ノズル
よりの水滴を吹き飛ばし得る圧力の空気流を形成する送
風機と、この送風機に接続され上記空気流を上記洗浄空
間内に吐出すよう上記噴射水用ノズルより上記開口側に
配設された空気流用ノズルとを備えたので、噴射水ノズ
ルよりの噴流水の噴霧の吹き上がりが空気流用ノズルよ
りの空気流にて阻止され、被洗浄物の水切りがよくなる
という効果が得られる。
【0072】また、上記空気流用ノズルを上記空気流が
異なる方向から吐出すよう配設したので、食器を多面が
同時に水切りでき、短時間での水切りが可能となる効果
が得られる。
【0073】また、上記噴射水用ノズルを上記噴流水が
異なる方向から流れ出るよう配設したので、食器の多面
が同時に洗浄でき、短時間洗浄が可能となる効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す内部透視斜視図。
【図2】この発明の実施例1を示す非使用時の外観斜視
図。
【図3】この発明の実施例1を示す使用時の外観斜視
図。
【図4】この発明の実施例1を示し、システムキッチン
に組み込んだ場合の非使用時の外観斜視図。
【図5】図1による洗浄・乾燥作業説明図。
【図6】図1の噴流水用ノズル管部分の一部破断拡大
図。
【図7】図1による噴流水の方向設定説明図。
【図8】図1による噴射水流及び空気流の作用説明図。
【図9】図1による検知手段設定説明図。
【図10】図9による検知手段を示す回路構成図。
【図11】図9による検知手段を示すシステム回路図。
【図12】図9による検知手段の動作フローチャート。
【図13】この発明の実施例2を示す内部透視斜視図。
【図14】この発明の実施例2に用いられる混合水栓の
斜視図。
【図15】この発明の実施例3を示す内部透視斜視図。
【図16】この発明の実施例3を示す噴流水強弱調整機
構の部分断面図。
【図17】図16による回路動作図。
【図18】この発明の実施例4を示す噴流水強弱調整機
構の回路図。
【図19】図18における動作フローチャート。
【図20】この発明の実施例4を示す噴流水強弱調整機
構の回路図。
【図21】この発明の実施例5を示す図であり、(A)
は噴流水用ノズル管部分の平面図、(B)は同じく正面
図。
【図22】この発明の実施例5を示す図であり、(A)
は噴流水用ノズル管部分の平面図、(B)は同じく正面
図。
【図23】この発明の実施例5を示す加圧用ポンプおよ
び噴流水用ノズル部分の斜視図。
【図24】この発明の実施例5を示す図であり、(A)
は被洗浄物とノズルとの位置関係を示す図、(B)は同
じくベクトル図。
【図25】この発明の実施例6を示す空気用ノズル管部
分を示す斜視図である。
【図26】この発明の実施例6を示す内部透視斜視図で
ある。
【図27】この発明の実施例6を示す内部透視斜視図で
ある。
【図28】従来の食器洗浄機を示す縦断面図。
【符号の説明】
8 食器 21 本体 21a 洗浄空間 22 蓋 25 吸水管 28 洗浄水加温装置 29,29A,29B 洗浄水加圧用ポンプ 31 噴流水強弱調整装置 33,33A,33B 噴流水用ノズル管 34 噴流水用ノズル 37,37A,37B 空気用ノズル管 38,38A,38B 空気用ノズル 40 送風機 49 検知手段 70,73 混合栓 80 噴流水強弱調整機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−115332(JP,A) 特開 昭61−109979(JP,A) 特開 平4−49936(JP,A) 特開 平4−33633(JP,A) 特開 平3−207329(JP,A) 実開 平3−19182(JP,U)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄すべき食器類を出し入れ可能にする
    とともに洗浄時には開放される作業用の開口を有し、こ
    の開口に連通する洗浄空間を内部に形成する本体と、上
    記本体内部の洗浄空間に設けられた上記食器類の検知手
    段と、上記食器類を洗浄する新鮮水を供給する水源と、
    この水源から上記新鮮水を受け、上記検知手段により食
    器類が検知されると上記食器類に付着した汚れを落とし
    得る水勢にまで上記新鮮水を加圧する加圧用ポンプと、
    この加圧用ポンプに接続され、上記新鮮水を上記洗浄空
    間内の洗浄ポイントに向け噴射する噴射用ノズルとを
    備えたことを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】 上記検知手段により食器類が洗浄空間か
    ら取り除かれたことを検出してから一定時間後に噴射水
    用ノズルからの噴流水を止める洗浄ポンプ制御手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 洗浄すべき食器類を出し入れ可能にする
    とともに洗浄時には開放される作業用の開口を有し、こ
    の開口に連通する洗浄空間を内部に形成する本体と、
    記食器類を洗浄する新鮮水を供給する水源と、この水源
    から上記新鮮水を受け、上記食器類に付着した汚れを落
    とし得る水勢にまで上記新鮮水を加圧する加圧用ポンプ
    と、この加圧用ポンプに接続され、上記新鮮水を上記洗
    浄空間内の洗浄ポイントに向け噴射する噴射水用ノズル
    とを備えたことを特徴とする洗浄装置。
  4. 【請求項4】 上記水源を加熱する加熱手段と、この加
    熱手段により新鮮水を任意に温度可変する温度可変手段
    とを備えたことを特徴とする請求項1又は3記載の洗浄
    装置。
  5. 【請求項5】 上記噴射用ノズルからの噴流水の圧力を
    調節する噴流水強弱調整機構を備えたことを特徴とする
    請求項1又は3記載の洗浄装置。
  6. 【請求項6】 上記食器類に付着した噴射水用ノズルよ
    りの水滴を吹き飛ばし得る圧力の空気流を形成する送風
    機と、この送風機に接続され上記空気流を上記洗浄空間
    内に吐出すよう上記噴射水用ノズルより上記開口側に配
    設された空気流用ノズルとを備えたことを特徴とする請
    求項1又は3記載の洗浄装置。
  7. 【請求項7】 上記空気流用ノズルを上記空気流が異な
    る方向から吐出すよう配設したことを特徴とする請求項
    6記載の洗浄装置。
  8. 【請求項8】 上記噴射水用ノズルを上記噴流水が異な
    る方向から流れ出るよう配設したことを特徴とする請求
    項1又は3記載の洗浄装置。
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