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JP2598924B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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Publication number
JP2598924B2
JP2598924B2 JP27407687A JP27407687A JP2598924B2 JP 2598924 B2 JP2598924 B2 JP 2598924B2 JP 27407687 A JP27407687 A JP 27407687A JP 27407687 A JP27407687 A JP 27407687A JP 2598924 B2 JP2598924 B2 JP 2598924B2
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JP
Japan
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frequency
temperature
heating
washing
heater
Prior art date
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JP27407687A
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English (en)
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JPH01115332A (ja
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守人 高石
研治 二宮
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ヒータによって加熱される洗浄水を、交流
モータにより駆動される洗浄ポンプによって、洗浄槽内
で循環し且つ噴射させて食器を洗浄する食器洗浄機に関
する。
(ロ)従来の技術 この種の食器洗浄機は、洗浄水を加熱して噴射するこ
とにより、所望の洗浄率を得るものである。この噴射量
は洗浄ポンプを駆動する交流モータの能力に関連する
が、このモータは電源周波数が50Hz或いは60Hzと変化し
た時には能力を変化させる。例えば、60Hz仕様のモータ
に50Hzの電源を供給すれば、噴射水量は減少し、洗浄率
も低下する。
このような電源周波数の変化に対応して所望の洗浄率
を得るものとしては、洗濯機ではあるが、特開昭61−12
5389号公報に開示されものがある。このものは、電源周
波数の変化に対応して回転翼の反転周期を変え、結果と
して水の飛散、布いたみ、洗浄率を略同等としている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 食器洗浄機にあっては、洗濯機のようにポンプ間欠運
転しても、洗浄率が低くなるようなところでしか調整が
できず、高洗浄率で同等化を図ることができない。
そこで、本発明は、洗浄率に関与する他方の要素であ
る水温に着目し、電源周波数の変化に対して洗浄水の温
度を変化させ、また加熱の立上りを良くし、もって周波
数変化にも拘らず、洗浄率を同等化すると共に、運転時
間が長くなるのを防ぐものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明による解決手段は、洗浄水の温度が所定温度に
なるように上記ヒータを制御すると共に、上記所定温度
への立ち上げ時に所定加熱力が出力されるように上記ヒ
ータを動作させる加熱制御部と、供給電源の周波数を判
別する周波数判別部と、この周波数判別部によって上記
周波数が高いと判別されたときには上記所定加熱力を弱
い加熱力に指定し、上記周波数が低いと判別されたとき
には上記所定加熱力を強い加熱力に指定する加熱指定部
と、上記周波数判別部によって上記周波数が高いと判別
されたときには上記所定温度を低い値に、上記周波数が
低いと判別されたときには上記所定温度を高い値に変更
設定する温度変更設定部とを備えた構成である。
(ホ)作用 周波数判別部が60Hzを判別すると、温度変更設定部は
所定温度として例えば60℃を設定し、加熱指定部は加熱
力として通常のものを指定する。また、周波数50Hzを判
別すると、温度変更設定部は60℃より高い例えば65℃を
設定し、加熱指定部は加熱力としてより強い加熱力を指
定する。加熱制御部は、洗浄水が所定温度になるまでヒ
ータによる連続的な加熱を実行させると共に、その所定
温度になるとこの温度を維持するような加熱制御、例え
ばON−OFF制御を行なう。ヒータとしては大容量のもの
を準備し、通常の加熱力はこのヒータに印加される電流
(電圧)波形を数個毎に省略したり、位相制御すること
により得る。強い加熱力はヒータにそのまま電流(電
圧)を供給することにより得る。
従って、60Hzと50Hzの場合、一方が60℃、他方が65℃
に所定温度を設定したので、噴射水量の関係が逆になっ
ても、全体としては洗浄率が同等となるのである。そし
て、65℃に加熱するまでの時間は強い加熱力を用いたの
で、60℃でのその時間とほとんど変らない。このため
に、所定温度到達後の一定時間で運転を終了するとすれ
ば、50Hz、60Hzいずれの場合でも全運転時間に差はほと
んど無く、且つ洗浄率が例えば100%で同等化する。
(ヘ)実 施 例 以下図面に基づいて説明すると、第2図に於て(1)
は卓上型の食器洗浄機の本体であり、前面開口に下開き
のドア(2)を設け、内部には洗浄槽(3)を設けてい
る。この洗浄槽(3)内の中段には食器かご(4)を前
面開口から出し入れできるようにしてある。(5)は載
置用のレールである。
洗浄槽(3)の下部には食器かご(4)に対して洗浄
水を回転しつつ噴射するアームノズル(6)と大容量の
シーズヒータ(7)が配設してあり、底部には取外し自
在のフイルター(8)を設けた凹所(9)が形成してあ
る。(10)は洗浄槽(3)内の水位検出手段であり、フ
ロートの上下動によって洗浄水位を洗浄水位スイツチ
(11)が、異常な高水位を異常水位スイツチ(12)が夫
々検出するものである。また、洗浄槽(3)の前寄りの
外底部には槽内の水温を検出するサーミスタ(13)が設
けてあり、更に上記ドア(2)の開閉を検出するドアス
イツチ(14)も適所に設けてある。
(15)は給水弁(16)を有する洗浄槽(3)への給水
管路、(17)は凹所(9)から排水ポンプ(18)を経た
排水管路、(19)は凹所(9)からアームノズル(6)
に洗浄水を供給して噴射させて且つ循環させる洗浄ポン
プ、(20)は槽内に乾燥風を巡回させるブロワーであ
り、上記洗浄ポンプ(19)は誘導モータ等の交流モータ
(21)によって駆動される。
本体(1)の前面下部には操作面を有する制御ボツク
ス(22)が設けてあり、その操作面には一時停止キーを
兼ねるスタートキー(23)と、電源スイツチ(24)が設
けてある。
上記制御ボツクス(22)内にはROM、RAM、CPU、1/O等
から成るマイクロコンピュータ(25)(以下マイコン)
を中心とした制御回路が組込んであり、その回路図を第
1図で示してある。即ち、マイコン(25)は、洗浄水位
スチツチ(11)、異常水位スイツチ(12)、サーミスタ
(13)、ドアスイツチ(14)、スタートキー(23)から
信号を入力し、シーズヒータ(7)、給水弁(16)、排
水ポンプ(18)、洗浄ポンプ(19)(交流モータ(2
1))、ブロワー(20)に対して作動信号を出力する。
また、マイコン(25)は、閉成中の電源スイツチ(24)
を運転終了後の一定時間で自動的に開放させるACソレノ
イド(26)やブザー(27)に対して出力することができ
る。
次に、マイコン(25)による制御動作を第3図のフロ
ーチヤートに基づいて説明すると、まず電源スイツチ
(24)をONした後の初期設定ではRAM(28)をクリア
し、ROM(29)からコース及び時間を呼出して設定す
る。そして、サーミスタ(13)の検出温度を調べ、その
時にマイコン(25)で構成する異常温度制御部(30)は
80℃以上を検出すると、電源スイツチ(24)をACソレノ
イド(26)によりOFFするようにする。
また、同時にマイコン(25)で構成する周波数判別部
(31)は供給電源の周波数を判別し、50Hzの時に周波数
フラグを立て、60Hzの時にこのフラグを消す。この判別
部(31)はマイコン(25)に外付けの手段(回路)とし
ても良い。
コース、時間が設定されてスタートキー(23)が操作
されると、コース、時間に従って洗い、すすぎ、乾燥の
各行程がマイコン(25)で構成する各行程制御部(32)
によって実行されていく。コース中の洗い行程は第4図
のフローチヤートで説明されている。ここでは洗いと云
う内容を示す数値“1"を調べた後に給水のサブルーチン
がマイコン(25)で構成する給水制御部(33)によって
実行される。
この後、マイコン(25)で構成する温度変更設定部
(34)は、周波数フラグを見て、立っていれば所定温度
(T)を65℃に、立っていなければ所定温度(T)を60
℃に夫々設定する。同時にマイコン(25)で構成する加
熱指定部(35)は、クラグが立っていればヒータ(7)
による加熱力(P)が全出力(強)になるように、フラ
グが立っていなければヒータ(7)を零クロスのON−OF
F制御、位相制御等によって少し低い出力(並)になる
ように、夫々指定する。マイコン(25)で構成する加熱
制御部(36)は、指定どおりにヒータ(7)による加熱
を制御することに成る。マイコン(25)で構成する温度
検出部(37)は、水温を調べて温度チエツクフラグを立
て、水温が既に所定温度(T)以上であれば、時間短縮
フラグを立てる。
洗いの行程制御部(32)は、まず洗浄ポンプ(19)を
交流モータ(21)によって駆動させ、水温が所定温度
(T)以上でなければ、加熱制御部(36)が指定どおり
の加熱力でヒータ(7)による加熱を実行させ、(T)
以上であればヒータ(7)をOFFさせる。温度到達フラ
グは水温が一度でも所定温度(T)以上に成ると立てら
れる。
一方、最低の洗浄時間を確保する12分カウンタ(38)
がカウントしており、12分経過すると、12分経過フラグ
を立てる。最初から水温が所定温度(T)以上であった
時は、この12分経過時点で洗浄ポンプ(19)及びヒータ
(7)がOFFとなる。
通常の場合は、12分以上経過しており、水温が所定温
度(T)以上になり、更にここから1分カウンタ(39)
がカウントアツプした時に洗浄ポンプ(19)及びヒータ
(7)がOFFする。
この洗い行程中、洗浄水の温度は50Hzの場合に全出力
(強)での加熱により立上り良く上昇し、65℃に到達す
ることになるが、その到達時間は60Hzの場合に(並)の
加熱力で60℃に到達する時間と略同じになる。洗浄率
は、50Hzでは相対的に低噴射水量・高温化、60Hzでは高
噴射水量・低温であることから、略同等(100%)と成
る。
こうして、洗い行程が終了すると、順次すすぎ行程
(コース内容“2")、乾燥行程が実行され、コース終了
時にはブザー(27)による終了報知を行なわせる。
尚、本実施例ではヒータ(7)の加熱力の調節をON−
OFF制御や位相制御にて実行したが、複数のヒータの単
純な切換えによって実行しても良い。
(ト)発明の効果 本発明に依れば、電源周波数の変化に対して洗浄水の
加熱温度を変化させることで応じ、洗浄ポンプによる噴
射水量が変った場合でも水量変化を温度変化で調整して
略均等の洗浄率を得ることができると共に、高く設定さ
れた所定温度に対して速やかに応答して立上り時間の長
尺化を防止できる。従って、どんな場所でも洗浄むらが
少く、またそのために運転時間を延長することの無い、
極めて実用的な食器洗浄機を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による食器洗浄機の制御ブロツク図、第
2図は内部機構図、第3図は全体の主要な動作を説明す
るためのフローチヤート、第4図は洗い行程の動作を説
明するためのフローチヤートである。 (25)……マイコン、(31)……周波数判別部、(34)
……温度変更設定部、(35)……加熱指定部、(36)…
…加熱制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータによって加熱される洗浄水を、交流
    モータにより駆動される洗浄ポンプによって、洗浄槽内
    で循環し且つ噴射させて食器を洗浄する食器洗浄機に於
    いて、洗浄水の温度が所定温度になるように上記ヒータ
    を栄御すると共に、上記所定温度への立ち上げ磁に所定
    加熱力が出力されるように上記ヒータを動作させる加熱
    制御部と、供給電源の周波数を判別する周波数判別部
    と、この周波数判別部によって上記周波数が高いと判別
    されたときには上記所定加熱力を弱い加熱力に指定し、
    上記周波数が低いと判別されたときには上記所定加熱力
    を強い加熱力に指定する加熱指定部と、上記周波数判別
    部によって上記周波数が高いと判別されたときには上記
    所定温度を低い値に、上記周波数が低いと判別されたと
    きには上記所定温度を高い値に変更設定する温度変更設
    定部とを備えたことを特徴とする食器洗浄機。
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JP2743791B2 (ja) * 1992-10-30 1998-04-22 三菱電機株式会社 洗浄装置
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