JP2605648B2 - Ss受信機における逆拡散符号位相検出装置 - Google Patents
Ss受信機における逆拡散符号位相検出装置Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
- H04B1/7073—Synchronisation aspects
- H04B1/7075—Synchronisation aspects with code phase acquisition
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はSS(Spread S
pectrum)受信機に関し、特に復調に使用する逆
拡散符号位相を検出する逆拡散符号位相検出装置に関す
る。
pectrum)受信機に関し、特に復調に使用する逆
拡散符号位相を検出する逆拡散符号位相検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】SS受信機においては、復調に用いる逆
拡散符号位相の初期捕捉およびその後の保持が大切であ
る。こうした同期捕捉或いは同期追跡を容易にするた
め、1993年7月に北米において標準化されたCDM
A方式セルラ電話システム(TIA・IS−95)で
は、データ信号にパイロット信号を足し合わせて基地局
から移動局に送信する方式を採用している。また、各基
地局では同一周波数を用い、さらに互いの基地局間でパ
イロット信号の拡散符号の位相を数十〜数万チップシフ
トさせることによって互いの基地局の識別を行ってい
る。従って、受信機内の相関復調器において乗算する逆
拡散系列の位相をそれぞれ変更させることによって、異
なる基地局の送信信号を復調することができるなどの特
色を持つ。また、異なる逆拡散符号位相のそれぞれを用
いてデータ信号の逆拡散復調を独立に行い、それらの出
力を位相合わせしたのち所定の重みづけ処理後に合成し
出力するといったRAKE合成復調を行うことによっ
て、通信路の伝搬遅延、受信機の移動によって起こるレ
ーリー・フェージングによる受信電力の変動、さらに異
なる複数の基地局から同時に受信を行うようなソフトハ
ンドオフ(ソフトハンドオーバー)をそれぞれ可能とし
ている。
拡散符号位相の初期捕捉およびその後の保持が大切であ
る。こうした同期捕捉或いは同期追跡を容易にするた
め、1993年7月に北米において標準化されたCDM
A方式セルラ電話システム(TIA・IS−95)で
は、データ信号にパイロット信号を足し合わせて基地局
から移動局に送信する方式を採用している。また、各基
地局では同一周波数を用い、さらに互いの基地局間でパ
イロット信号の拡散符号の位相を数十〜数万チップシフ
トさせることによって互いの基地局の識別を行ってい
る。従って、受信機内の相関復調器において乗算する逆
拡散系列の位相をそれぞれ変更させることによって、異
なる基地局の送信信号を復調することができるなどの特
色を持つ。また、異なる逆拡散符号位相のそれぞれを用
いてデータ信号の逆拡散復調を独立に行い、それらの出
力を位相合わせしたのち所定の重みづけ処理後に合成し
出力するといったRAKE合成復調を行うことによっ
て、通信路の伝搬遅延、受信機の移動によって起こるレ
ーリー・フェージングによる受信電力の変動、さらに異
なる複数の基地局から同時に受信を行うようなソフトハ
ンドオフ(ソフトハンドオーバー)をそれぞれ可能とし
ている。
【0003】図6はSS送信機の一般的な構成と従来の
SS受信機の構成とを示すブロック図である。SS送信
機1は、情報変調器2と拡散変調器3と拡散符号発生器
4と変調器5と送信アンテナ6とでその主要部が構成さ
れる。拡散変調器3には、情報変調器2において情報変
調されたデータ信号(チャネルデータ信号)と、拡散符
号発生器4で発生された通信対象とする移動局に対応し
た拡散符号とが送り込まれ、拡散変調器3はこれら2つ
の信号を乗算し、拡散変調する。また、これと並行して
何も情報のない全零(または全1)系列からなる信号を
パイロット信号として、既知の拡散符号(以下PNとす
る)を用いて拡散変調する。こうして拡散変調された各
チャネルデータ信号とパイロット信号は、加算された
後、次段の変調器5に供給されて変調され、PF増幅し
た後に送信アンテナ6から放射される。
SS受信機の構成とを示すブロック図である。SS送信
機1は、情報変調器2と拡散変調器3と拡散符号発生器
4と変調器5と送信アンテナ6とでその主要部が構成さ
れる。拡散変調器3には、情報変調器2において情報変
調されたデータ信号(チャネルデータ信号)と、拡散符
号発生器4で発生された通信対象とする移動局に対応し
た拡散符号とが送り込まれ、拡散変調器3はこれら2つ
の信号を乗算し、拡散変調する。また、これと並行して
何も情報のない全零(または全1)系列からなる信号を
パイロット信号として、既知の拡散符号(以下PNとす
る)を用いて拡散変調する。こうして拡散変調された各
チャネルデータ信号とパイロット信号は、加算された
後、次段の変調器5に供給されて変調され、PF増幅し
た後に送信アンテナ6から放射される。
【0004】他方、従来のSS受信機7は、受信アンテ
ナ8と復調器9とAD変換器10と逆拡散復調器11と
同期捕捉追跡器12と情報復調器13とから構成され
る。受信アンテナ8にて送信電波を受信したSS受信機
7は、先ず復調器9においてRF信号を復調しその結果
をAD変換器10に送り込む。AD変換器10の出力に
は逆拡散復調器11と同期捕捉追跡器12とが並列に接
続されており、まず初期同期確立のため、AD変換器1
0の出力に含まれるパイロット信号から復調に使用する
逆拡散符号位相PN’を抽出する。これは同期捕捉追跡
器12が、送信側と同じ拡散符号PNを一定のウィンド
ウ周期でもってその位相を順に切り替えながらAD変換
器10の出力に乗算しその相関を求めるようなスライデ
ィング相関による符号位相の探索である。そして、この
スライディング相関による逆拡散復調において最大の相
関結果を与えるパイロット信号の位相を同期位相PN’
に定め、初期同期を確立する。初期同期確立後、同期捕
捉追跡器12は同期位相PN’を常にその相関結果が最
大なものとなるように保持する。
ナ8と復調器9とAD変換器10と逆拡散復調器11と
同期捕捉追跡器12と情報復調器13とから構成され
る。受信アンテナ8にて送信電波を受信したSS受信機
7は、先ず復調器9においてRF信号を復調しその結果
をAD変換器10に送り込む。AD変換器10の出力に
は逆拡散復調器11と同期捕捉追跡器12とが並列に接
続されており、まず初期同期確立のため、AD変換器1
0の出力に含まれるパイロット信号から復調に使用する
逆拡散符号位相PN’を抽出する。これは同期捕捉追跡
器12が、送信側と同じ拡散符号PNを一定のウィンド
ウ周期でもってその位相を順に切り替えながらAD変換
器10の出力に乗算しその相関を求めるようなスライデ
ィング相関による符号位相の探索である。そして、この
スライディング相関による逆拡散復調において最大の相
関結果を与えるパイロット信号の位相を同期位相PN’
に定め、初期同期を確立する。初期同期確立後、同期捕
捉追跡器12は同期位相PN’を常にその相関結果が最
大なものとなるように保持する。
【0005】以上の同期捕捉,保持において精度の良い
符号位相を得るために、通常、同期捕捉追跡器12では
1/2チップ以下(例えば1/4チップ)の精度で同期
捕捉追跡を行う。これはSS通信方式で一般に用いられ
ている拡散符号が例えばM系列PN符号のようなその相
関が大きい(自己相関関数がδ関数に近い)ものが使用
され、これは、僅か1チップずれただけでその相関値電
力出力が最大値のものに対して数十dB以上も小さくな
るような特徴を持つからである。実際にはサーチ処理で
はこのような自己相関の大きな拡散符号について更に細
かい精度(例えば1/4チップ精度)で復調に使用する
符号位相のサーチを行う。
符号位相を得るために、通常、同期捕捉追跡器12では
1/2チップ以下(例えば1/4チップ)の精度で同期
捕捉追跡を行う。これはSS通信方式で一般に用いられ
ている拡散符号が例えばM系列PN符号のようなその相
関が大きい(自己相関関数がδ関数に近い)ものが使用
され、これは、僅か1チップずれただけでその相関値電
力出力が最大値のものに対して数十dB以上も小さくな
るような特徴を持つからである。実際にはサーチ処理で
はこのような自己相関の大きな拡散符号について更に細
かい精度(例えば1/4チップ精度)で復調に使用する
符号位相のサーチを行う。
【0006】復調に逆拡散符号位相を一つしか使用しな
い場合、同期捕捉追跡の際に最大相関をもたらす符号位
相についてサーチを行えば良いが、RAKE合成復調を
行う場合にあっては、それに必要な個数分の符号位相に
ついてサーチ処理を行う。例えば3個の逆拡散符号位相
を使用する場合、その相関値結果の電力順位が第1,第
2,第3番目となる符号位相についてそれぞれサーチ処
理を行う。
い場合、同期捕捉追跡の際に最大相関をもたらす符号位
相についてサーチを行えば良いが、RAKE合成復調を
行う場合にあっては、それに必要な個数分の符号位相に
ついてサーチ処理を行う。例えば3個の逆拡散符号位相
を使用する場合、その相関値結果の電力順位が第1,第
2,第3番目となる符号位相についてそれぞれサーチ処
理を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のSS
受信機においては、相関結果の電力順位の大小関係をも
って、復調に使用する同期位相PN’を決定しており、
唯一の符号位相しか使用しない場合には問題はなかった
が、復調に複数の符号位相を使用するRAKE合成復調
の場合にあっては、第2番目以降の符号位相が誤って求
められてしまう可能性が高いという問題点があった。以
下、この点について説明する。
受信機においては、相関結果の電力順位の大小関係をも
って、復調に使用する同期位相PN’を決定しており、
唯一の符号位相しか使用しない場合には問題はなかった
が、復調に複数の符号位相を使用するRAKE合成復調
の場合にあっては、第2番目以降の符号位相が誤って求
められてしまう可能性が高いという問題点があった。以
下、この点について説明する。
【0008】図7は、横軸にサーチを行った符号位相
を、縦軸にその符号位相における相関器出力電力(相関
結果)をとって、符号位相の切り替えによって相関器出
力電力がどのように変化するかを示したディレイプロフ
ァイルである。前述したように従来技術では、相関器出
力電力が第1,第2,第3番目のものを求めるため、そ
の結果は順にB,A,C点となる。しかし、本来求める
べき符号位相はB,E,H点である。何故なら、B,
E,H点がそれぞれ異なる時間で到来した信号成分のそ
れぞれ大きな相関結果を持つ符号位相点で、E,H点が
それぞれB点を持つ信号(直接に到来した信号)の遅延
成分であり、A,C点はそれぞれB点を持つ信号成分の
自己相関関数の一部分だからである。
を、縦軸にその符号位相における相関器出力電力(相関
結果)をとって、符号位相の切り替えによって相関器出
力電力がどのように変化するかを示したディレイプロフ
ァイルである。前述したように従来技術では、相関器出
力電力が第1,第2,第3番目のものを求めるため、そ
の結果は順にB,A,C点となる。しかし、本来求める
べき符号位相はB,E,H点である。何故なら、B,
E,H点がそれぞれ異なる時間で到来した信号成分のそ
れぞれ大きな相関結果を持つ符号位相点で、E,H点が
それぞれB点を持つ信号(直接に到来した信号)の遅延
成分であり、A,C点はそれぞれB点を持つ信号成分の
自己相関関数の一部分だからである。
【0009】例として、先に述べたTIA・IS−95
においてパイロット信号として用いられている拡散符号
についてサーチの精度を1/4チップとした場合につい
ての自己相関関数について実際に計算機シミュレーショ
ンを行った結果を図8に示す。受信した系列(PNとす
る)と、受信機において相関に用いる系列(PN’とす
る)の位相が同じもの、即ち符号の位相ずれが無い場合
の自己相関出力をWとしたとき、PN’がPNに対して
±1/4チップずれた場合の出力は3W/4(約−1.3
dB:対W)、±1/2チップずれた場合はW/2(約
−3.0dB:対W)、±3/4チップずれた場合はW/
4(約6.0dB:対W)と、1チップ以上ずれた場合の
結果(−数十〜−十数dB:対W)に対して十分大きな
結果が得られた。このことはサーチ処理についてその精
度を高め、相関器出力の電力順位によって復調に使用す
る符号位相を求めるような従来の方法では、自己相関関
数の一部分が電力順位の上位を占め、その結果、それら
の符号位相が復調に使用される可能性を持つことを意味
する。
においてパイロット信号として用いられている拡散符号
についてサーチの精度を1/4チップとした場合につい
ての自己相関関数について実際に計算機シミュレーショ
ンを行った結果を図8に示す。受信した系列(PNとす
る)と、受信機において相関に用いる系列(PN’とす
る)の位相が同じもの、即ち符号の位相ずれが無い場合
の自己相関出力をWとしたとき、PN’がPNに対して
±1/4チップずれた場合の出力は3W/4(約−1.3
dB:対W)、±1/2チップずれた場合はW/2(約
−3.0dB:対W)、±3/4チップずれた場合はW/
4(約6.0dB:対W)と、1チップ以上ずれた場合の
結果(−数十〜−十数dB:対W)に対して十分大きな
結果が得られた。このことはサーチ処理についてその精
度を高め、相関器出力の電力順位によって復調に使用す
る符号位相を求めるような従来の方法では、自己相関関
数の一部分が電力順位の上位を占め、その結果、それら
の符号位相が復調に使用される可能性を持つことを意味
する。
【0010】以上の例ではRAKE合成復調に3つの異
なる符号位相を用いる場合について述べたが、この数に
ついて特別に限定する必要はない。またシミュレーショ
ンでは北米において標準化されたCDMA方式セルラ電
話システム(TIA・IS−95)でパイロット信号と
して用いられている拡散符号についてその結果を述べて
いるが、他のM系列PN符号等でも同様の結果を得る。
更に、シミュレーションでは拡散符号の全相関(1系列
長全てにわたって相関を行ったもの)について計算結果
を示したが、系列長の一部分について相関を行う部分相
関を用いた処理を考えた場合には更に悪い結果となる。
即ち、符号位相のずれが1チップ以下における相関出力
が、最大のものに対して−1.25dB(上記例では±1
/4チップずれの場合)より大きな結果を得ることがあ
る。参考として、図9にTIA・IS−95にて用いら
れている拡散符号の1024チップ部分相関,256チ
ップ部分相関(全系列長が32768チップであるのに
対してその一部分である1024チップ、256チップ
にわたってそれぞれ相関をとったもの)について示す。
なる符号位相を用いる場合について述べたが、この数に
ついて特別に限定する必要はない。またシミュレーショ
ンでは北米において標準化されたCDMA方式セルラ電
話システム(TIA・IS−95)でパイロット信号と
して用いられている拡散符号についてその結果を述べて
いるが、他のM系列PN符号等でも同様の結果を得る。
更に、シミュレーションでは拡散符号の全相関(1系列
長全てにわたって相関を行ったもの)について計算結果
を示したが、系列長の一部分について相関を行う部分相
関を用いた処理を考えた場合には更に悪い結果となる。
即ち、符号位相のずれが1チップ以下における相関出力
が、最大のものに対して−1.25dB(上記例では±1
/4チップずれの場合)より大きな結果を得ることがあ
る。参考として、図9にTIA・IS−95にて用いら
れている拡散符号の1024チップ部分相関,256チ
ップ部分相関(全系列長が32768チップであるのに
対してその一部分である1024チップ、256チップ
にわたってそれぞれ相関をとったもの)について示す。
【0011】このように従来のSS受信機においては、
相関関数の一部分を復調に使用する符号位相としてサー
チしてしまう。サーチが終了した後で、求められたそれ
らの値が、或る相関関数の一部分であるか、異なる時刻
に到来した信号成分であるかを調べることは困難である
ため、多くの場合そのような相関関数の一部分に当たる
符号位相をそのまま復調に使用し、復調結果の精度の劣
化の原因となっていた。
相関関数の一部分を復調に使用する符号位相としてサー
チしてしまう。サーチが終了した後で、求められたそれ
らの値が、或る相関関数の一部分であるか、異なる時刻
に到来した信号成分であるかを調べることは困難である
ため、多くの場合そのような相関関数の一部分に当たる
符号位相をそのまま復調に使用し、復調結果の精度の劣
化の原因となっていた。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たものであり、その目的は、複数の逆拡散符号位相のそ
れぞれを用いてデータ信号の逆拡散復調を行うRAKE
合成復調機能を有するSS受信機において、復調に使用
する複数の逆拡散符号位相を精度良く検出し得るように
することにある。
たものであり、その目的は、複数の逆拡散符号位相のそ
れぞれを用いてデータ信号の逆拡散復調を行うRAKE
合成復調機能を有するSS受信機において、復調に使用
する複数の逆拡散符号位相を精度良く検出し得るように
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、スペクトラム拡散変調されたパイロット
信号およびデータ信号を受信し、該パイロット信号の逆
拡散により互いに異なる複数の復調に使用する逆拡散符
号位相を検出し、これら複数の逆拡散符号位相のそれぞ
れを用いて前記データ信号の逆拡散復調を独立に行い、
それらの出力を位相合わせしたのち所定の重みづけ処理
後に合成し出力するRAKE合成復調機能を有するSS
受信機における逆拡散符号位相検出装置において、前記
パイロット信号と逆拡散符号との相関結果を、逆拡散符
号の位相を順次に切り替えながら求めるサーチ相関器
と、該サーチ相関器から順次に出力される相関結果を入
力してピーク値となる相関結果を抽出するサーチ処理制
御部と、該サーチ処理制御部で抽出された相関結果のう
ちから値の大きな順に複数の相関結果を求めることによ
り、復調の際に使用する複数の逆拡散符号位相を検出す
るサーチ処理部とを備えている。
成するために、スペクトラム拡散変調されたパイロット
信号およびデータ信号を受信し、該パイロット信号の逆
拡散により互いに異なる複数の復調に使用する逆拡散符
号位相を検出し、これら複数の逆拡散符号位相のそれぞ
れを用いて前記データ信号の逆拡散復調を独立に行い、
それらの出力を位相合わせしたのち所定の重みづけ処理
後に合成し出力するRAKE合成復調機能を有するSS
受信機における逆拡散符号位相検出装置において、前記
パイロット信号と逆拡散符号との相関結果を、逆拡散符
号の位相を順次に切り替えながら求めるサーチ相関器
と、該サーチ相関器から順次に出力される相関結果を入
力してピーク値となる相関結果を抽出するサーチ処理制
御部と、該サーチ処理制御部で抽出された相関結果のう
ちから値の大きな順に複数の相関結果を求めることによ
り、復調の際に使用する複数の逆拡散符号位相を検出す
るサーチ処理部とを備えている。
【0014】
【作用】図7のディレイプロファイル中のB,E,H点
に示すように、それぞれ異なる時間で到来した信号成分
のそれぞれ大きな相関結果を持つ符号位相点は、ディレ
イプロファイルの形状上、ピーク値となる。即ち、B,
E,H点の各々は、相隣り合う符号位相の何れの相関結
果よりも大きい。他方、A,C点の如き自己相関関数の
影響によるものは、ピーク値とはならず、相隣り合う符
号位相の何れか一方の相関結果より小さくなる。本発明
はこのようなディレイプロファイルの形状に着目してな
されたものであり、サーチ処理制御部が、サーチ相関器
から順次に出力される相関結果を入力してピーク値とな
る相関結果を抽出し、サーチ処理部が、サーチ処理制御
部で抽出された相関結果のうちから値の大きな順に複数
の相関結果を求めることにより、復調の際に使用する複
数の逆拡散符号位相を精度良く検出する。
に示すように、それぞれ異なる時間で到来した信号成分
のそれぞれ大きな相関結果を持つ符号位相点は、ディレ
イプロファイルの形状上、ピーク値となる。即ち、B,
E,H点の各々は、相隣り合う符号位相の何れの相関結
果よりも大きい。他方、A,C点の如き自己相関関数の
影響によるものは、ピーク値とはならず、相隣り合う符
号位相の何れか一方の相関結果より小さくなる。本発明
はこのようなディレイプロファイルの形状に着目してな
されたものであり、サーチ処理制御部が、サーチ相関器
から順次に出力される相関結果を入力してピーク値とな
る相関結果を抽出し、サーチ処理部が、サーチ処理制御
部で抽出された相関結果のうちから値の大きな順に複数
の相関結果を求めることにより、復調の際に使用する複
数の逆拡散符号位相を精度良く検出する。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0016】図1は本発明を適用したSS受信機の構成
例を示すブロック図である。この例のSS受信機21
は、基地局から送信される電波を捕捉する移動局のため
のものであり、受信アンテナ22に接続されたRF復調
器23と、その出力をAD変換するAD変換器24と、
このAD変換器24の出力に並列に接続されたデータ復
調器25およびサーチ相関器26と、データ復調器25
およびサーチ相関器26に対して逆拡散に使用する拡散
符号を発生させる拡散符号発生器28と、サーチ相関器
26から出力される相関結果を入力してそのピーク値と
なる相関結果を抽出するサーチ処理制御部27と、この
サーチ処理制御部27で抽出された相関結果の大小比較
によって復調に使用する複数の符号位相を探索するサー
チ処理部29と、サーチ相関器26,サーチ処理制御部
27,サーチ処理部29および拡散符号発生器28を制
御するCPU30と、データ復調器25の出力を実際の
情報に復号する情報復調器31とから、その主要部が構
成されている。
例を示すブロック図である。この例のSS受信機21
は、基地局から送信される電波を捕捉する移動局のため
のものであり、受信アンテナ22に接続されたRF復調
器23と、その出力をAD変換するAD変換器24と、
このAD変換器24の出力に並列に接続されたデータ復
調器25およびサーチ相関器26と、データ復調器25
およびサーチ相関器26に対して逆拡散に使用する拡散
符号を発生させる拡散符号発生器28と、サーチ相関器
26から出力される相関結果を入力してそのピーク値と
なる相関結果を抽出するサーチ処理制御部27と、この
サーチ処理制御部27で抽出された相関結果の大小比較
によって復調に使用する複数の符号位相を探索するサー
チ処理部29と、サーチ相関器26,サーチ処理制御部
27,サーチ処理部29および拡散符号発生器28を制
御するCPU30と、データ復調器25の出力を実際の
情報に復号する情報復調器31とから、その主要部が構
成されている。
【0017】図1のSS受信機21において、復調に使
用する符号位相の初期捕捉のためのサーチを行う際、C
PU30は、拡散符号発生器28に対して、サーチを開
始する符号位相P(0)[phase ZERO],サ
ーチ範囲R[renge]及び相関の積算時間T[ti
me]を、サーチに関する情報として与えて起動する。
ここで、初期捕捉のためのサーチではRは全範囲が指定
される。拡散符号発生器28はこれに応答して、逆拡散
に使用する拡散符号を、その符号位相を順に切り替えな
がら所定時間ずつ発生する。ここで、発生される符号位
相をP(i)とすると、拡散符号発生器28は、符号位
相をP(0)からP(R−1)まで単位位相ずつ変化さ
せ、合計R個の符号位相を発生していく。
用する符号位相の初期捕捉のためのサーチを行う際、C
PU30は、拡散符号発生器28に対して、サーチを開
始する符号位相P(0)[phase ZERO],サ
ーチ範囲R[renge]及び相関の積算時間T[ti
me]を、サーチに関する情報として与えて起動する。
ここで、初期捕捉のためのサーチではRは全範囲が指定
される。拡散符号発生器28はこれに応答して、逆拡散
に使用する拡散符号を、その符号位相を順に切り替えな
がら所定時間ずつ発生する。ここで、発生される符号位
相をP(i)とすると、拡散符号発生器28は、符号位
相をP(0)からP(R−1)まで単位位相ずつ変化さ
せ、合計R個の符号位相を発生していく。
【0018】また、CPU30は、サーチ相関器26に
対して、相関の積算時間Tを与えて起動する。これに応
答してサーチ相関器26は、AD変換器24の出力と拡
散符号発生器28から順次出力される符号位相P(i)
の拡散符号との相関を各々時間Tにわたって求め、その
相関結果を順次にサーチ処理制御部27に出力する。こ
こで、拡散符号発生器28で発生された符号位相P
(i)に関する相関結果をW(i)とすると、サーチ相
関器26からは、W(0)から順にW(R−1)まで合
計R個の相関結果が順次出力される。
対して、相関の積算時間Tを与えて起動する。これに応
答してサーチ相関器26は、AD変換器24の出力と拡
散符号発生器28から順次出力される符号位相P(i)
の拡散符号との相関を各々時間Tにわたって求め、その
相関結果を順次にサーチ処理制御部27に出力する。こ
こで、拡散符号発生器28で発生された符号位相P
(i)に関する相関結果をW(i)とすると、サーチ相
関器26からは、W(0)から順にW(R−1)まで合
計R個の相関結果が順次出力される。
【0019】更にCPU30は、サーチ処理制御部27
にサーチを開始する符号位相P(0)およびサーチ範囲
Rを与えてサーチ処理制御の開始を指示すると共に、サ
ーチ処理部29に対してもサーチ処理の開始を指示す
る。サーチ処理制御部27は、サーチ相関器26から順
次に出力される相関結果W(i)を入力してピーク値と
なる相関結果を抽出し、サーチ処理部29に出力する。
サーチ処理部29は、サーチ処理制御部27から出力さ
れた相関結果のうちから値の大きな順に複数の相関結果
を求めることにより、復調の際に使用する複数の逆拡散
符号位相を検出する。そして、この求めた複数の逆拡散
符号位相を、データ復調に使用する逆拡散符号位相とし
て拡散符号発生器28に渡し、またCPU30に通知す
る。そしてCPU30は、この通知された複数の逆拡散
符号位相に基づき、同期追跡のためのサーチ範囲R(こ
れは初期捕捉時のRより小さい),初期位相P(0)を
決定し、そのサーチ範囲内で再び前述と同様なサーチ処
理を行わせる。このような動作が繰り返されることによ
り、同期追跡が実現される。
にサーチを開始する符号位相P(0)およびサーチ範囲
Rを与えてサーチ処理制御の開始を指示すると共に、サ
ーチ処理部29に対してもサーチ処理の開始を指示す
る。サーチ処理制御部27は、サーチ相関器26から順
次に出力される相関結果W(i)を入力してピーク値と
なる相関結果を抽出し、サーチ処理部29に出力する。
サーチ処理部29は、サーチ処理制御部27から出力さ
れた相関結果のうちから値の大きな順に複数の相関結果
を求めることにより、復調の際に使用する複数の逆拡散
符号位相を検出する。そして、この求めた複数の逆拡散
符号位相を、データ復調に使用する逆拡散符号位相とし
て拡散符号発生器28に渡し、またCPU30に通知す
る。そしてCPU30は、この通知された複数の逆拡散
符号位相に基づき、同期追跡のためのサーチ範囲R(こ
れは初期捕捉時のRより小さい),初期位相P(0)を
決定し、そのサーチ範囲内で再び前述と同様なサーチ処
理を行わせる。このような動作が繰り返されることによ
り、同期追跡が実現される。
【0020】基地局から送信されたデータ信号を逆拡散
復調する際、拡散符号発生器28は、渡された複数の逆
拡散符号位相を同時に発生してデータ復調器25に出力
する。データ復調器25は、AD変換器24の出力と拡
散符号発生器28で発生された複数の逆拡散符号位相と
をそれぞれ独立に1シンボル時間にわたって逆拡散を行
い、その出力の位相タイミングを合わせた後に所定の重
みづけ処理後に合成して、情報復調部31へ出力する。
復調する際、拡散符号発生器28は、渡された複数の逆
拡散符号位相を同時に発生してデータ復調器25に出力
する。データ復調器25は、AD変換器24の出力と拡
散符号発生器28で発生された複数の逆拡散符号位相と
をそれぞれ独立に1シンボル時間にわたって逆拡散を行
い、その出力の位相タイミングを合わせた後に所定の重
みづけ処理後に合成して、情報復調部31へ出力する。
【0021】以下、サーチ処理制御部27およびサーチ
処理部29について、より詳細に説明する。
処理部29について、より詳細に説明する。
【0022】図2は、3個の復調に使用する逆拡散符号
位相を求める場合のサーチ処理制御部27およびサーチ
処理部29の処理例を示すフローチャートである。CP
U30からサーチ処理の開始が指示されると、サーチ処
理部29は、内部の変数Wt(1),Wt(2),Wt
(3),Pt(1),Pt(2),Pt(3)を0に初
期化し、サーチ処理制御部27は変数iを0に初期化す
る(S1)。
位相を求める場合のサーチ処理制御部27およびサーチ
処理部29の処理例を示すフローチャートである。CP
U30からサーチ処理の開始が指示されると、サーチ処
理部29は、内部の変数Wt(1),Wt(2),Wt
(3),Pt(1),Pt(2),Pt(3)を0に初
期化し、サーチ処理制御部27は変数iを0に初期化す
る(S1)。
【0023】次にサーチ処理制御部27は、サーチ相関
器26から最初の相関結果W(0)が出力されるのを待
ち(S2)、相関結果W(0)が出力されると、変数i
を+1して1とし(S3)、次の相関結果W(1)がサ
ーチ相関器26から出力されるのを待つ(S5)。そし
て、相関結果W(1)が出力されると、前回出力された
相関結果W(i−1)がその直前に出力された相関結果
W(i−2)および今回出力された相関結果W(i)の
何れよりも大きいか否かを判定する(S6)。但し、i
=1の今の場合は W(−1)は存在しないので、W
(0)についてはW(1)より大きいか否かだけを判定
する。
器26から最初の相関結果W(0)が出力されるのを待
ち(S2)、相関結果W(0)が出力されると、変数i
を+1して1とし(S3)、次の相関結果W(1)がサ
ーチ相関器26から出力されるのを待つ(S5)。そし
て、相関結果W(1)が出力されると、前回出力された
相関結果W(i−1)がその直前に出力された相関結果
W(i−2)および今回出力された相関結果W(i)の
何れよりも大きいか否かを判定する(S6)。但し、i
=1の今の場合は W(−1)は存在しないので、W
(0)についてはW(1)より大きいか否かだけを判定
する。
【0024】ステップS6の判定の結果がYESであれ
ば、前回出力された相関結果W(0)をピーク値の相関
結果として、それに対応する符号位相P(0)と共にサ
ーチ処理部29に出力した後にステップS3に戻り、N
Oであればピーク値でないのでサーチ処理部29へは出
力せずにステップS3に戻る。ステップS3では再びi
を+1して2とし、次の相関結果W(2)を待つ(S
5)。そして、相関結果W(2)が出力されたら、前述
と同様に、前回出力された相関結果W(1)がその直前
に出力された相関結果W(0)および今回出力された相
関結果W(2)の何れよりも大きいか否かを判定し(S
6)、YESであれば前回出力された相関結果W(1)
をピーク値の相関結果として、それに対応する符号位相
P(1)と共にサーチ処理部29に出力してステップS
3に戻り、NOであれば直ちにステップS3に戻る。以
上のような動作をサーチ処理制御部27は、サーチ相関
器26から最後の相関結果W(R−1)が出力されるま
で繰り返す。そして、ステップS3においてiを+1し
た結果、i=Rとなった時点で、ステップS4からステ
ップS13を経てステップS6へ進み、この場合、相関
結果W(R)=W(i)は存在しないので相関結果W
(R−1)がその直前に出力された相関結果W(R−
2)より大きいか否かだけを判定し、大きければ相関結
果W(R−1)をピーク値として、それに対応する符号
位相P(R−1)と共にサーチ処理部29に出力してス
テップS3に戻り、大きくなければ直ちにステップS3
に戻る。そして、ステップS3で再びiを+1すると、
i=R+1になるので、ステップS4,S13を経て、
サーチ処理制御部27は今回の処理を終了する。
ば、前回出力された相関結果W(0)をピーク値の相関
結果として、それに対応する符号位相P(0)と共にサ
ーチ処理部29に出力した後にステップS3に戻り、N
Oであればピーク値でないのでサーチ処理部29へは出
力せずにステップS3に戻る。ステップS3では再びi
を+1して2とし、次の相関結果W(2)を待つ(S
5)。そして、相関結果W(2)が出力されたら、前述
と同様に、前回出力された相関結果W(1)がその直前
に出力された相関結果W(0)および今回出力された相
関結果W(2)の何れよりも大きいか否かを判定し(S
6)、YESであれば前回出力された相関結果W(1)
をピーク値の相関結果として、それに対応する符号位相
P(1)と共にサーチ処理部29に出力してステップS
3に戻り、NOであれば直ちにステップS3に戻る。以
上のような動作をサーチ処理制御部27は、サーチ相関
器26から最後の相関結果W(R−1)が出力されるま
で繰り返す。そして、ステップS3においてiを+1し
た結果、i=Rとなった時点で、ステップS4からステ
ップS13を経てステップS6へ進み、この場合、相関
結果W(R)=W(i)は存在しないので相関結果W
(R−1)がその直前に出力された相関結果W(R−
2)より大きいか否かだけを判定し、大きければ相関結
果W(R−1)をピーク値として、それに対応する符号
位相P(R−1)と共にサーチ処理部29に出力してス
テップS3に戻り、大きくなければ直ちにステップS3
に戻る。そして、ステップS3で再びiを+1すると、
i=R+1になるので、ステップS4,S13を経て、
サーチ処理制御部27は今回の処理を終了する。
【0025】他方、サーチ処理部29は、サーチ処理制
御部27からピーク値となる相関結果W(i−1)及び
それに対応する符号位相P(i−1)を受け取る毎に、
先ず、その相関結果W(i−1)が内部変数Wt(1)
より大きいか否かを判定し(S7)、大きければ、内部
変数Wt(2)の内容を内部変数Wt(3)へ、内部変
数Wt(1)の内容を内部変数Wt(2)へ移した後、
内部変数Wt(1)へ今回の相関結果W(i−1)を格
納し、且つ、内部変数Pt(2)の内容を内部変数Pt
(3)へ、内部変数Pt(1)の内容を内部変数Pt
(2)へ移した後、内部変数Pt(1)へ今回の符号位
相P(i−1)を格納する(S10)。
御部27からピーク値となる相関結果W(i−1)及び
それに対応する符号位相P(i−1)を受け取る毎に、
先ず、その相関結果W(i−1)が内部変数Wt(1)
より大きいか否かを判定し(S7)、大きければ、内部
変数Wt(2)の内容を内部変数Wt(3)へ、内部変
数Wt(1)の内容を内部変数Wt(2)へ移した後、
内部変数Wt(1)へ今回の相関結果W(i−1)を格
納し、且つ、内部変数Pt(2)の内容を内部変数Pt
(3)へ、内部変数Pt(1)の内容を内部変数Pt
(2)へ移した後、内部変数Pt(1)へ今回の符号位
相P(i−1)を格納する(S10)。
【0026】また、相関結果W(i−1)が内部変数W
t(1)より大きくなければ、次の内部変数Wt(2)
より大きいか否かを判定し(S8)、大きければ、内部
変数Wt(2)の内容を内部変数Wt(3)へ移した
後、内部変数Wt(2)へ今回の相関結果W(i−1)
を格納し、且つ、内部変数Pt(2)の内容を内部変数
Pt(3)へ移した後、内部変数Pt(2)へ今回の符
号位相P(i−1)を格納する(S11)。
t(1)より大きくなければ、次の内部変数Wt(2)
より大きいか否かを判定し(S8)、大きければ、内部
変数Wt(2)の内容を内部変数Wt(3)へ移した
後、内部変数Wt(2)へ今回の相関結果W(i−1)
を格納し、且つ、内部変数Pt(2)の内容を内部変数
Pt(3)へ移した後、内部変数Pt(2)へ今回の符
号位相P(i−1)を格納する(S11)。
【0027】更に、相関結果W(i−1)が内部変数W
t(2)より大きくなければ、次の内部変数Wt(3)
より大きいか否かを判定し(S9)、大きければ、内部
変数Wt(3)へ今回の相関結果W(i−1)を格納
し、且つ、内部変数Pt(3)へ今回の符号位相P(i
−1)を格納する(S12)。
t(2)より大きくなければ、次の内部変数Wt(3)
より大きいか否かを判定し(S9)、大きければ、内部
変数Wt(3)へ今回の相関結果W(i−1)を格納
し、且つ、内部変数Pt(3)へ今回の符号位相P(i
−1)を格納する(S12)。
【0028】今回の相関結果W(i−1)が内部変数W
t(3)より大きくなければ、内部変数Wt(1)〜W
t(3)およびPt(1)〜Pt(3)は更新しない。
t(3)より大きくなければ、内部変数Wt(1)〜W
t(3)およびPt(1)〜Pt(3)は更新しない。
【0029】以上のような処理がサーチ処理制御部27
から出力される全てのピーク値となる相関結果まで終了
すると、サーチ処理制御部27で抽出された相関結果の
うち値の大きな上位3つの相関結果が、値の大きい順に
内部変数Wt(1),Wt(2),Wt(3)に格納さ
れ、復調の際に使用する複数の逆拡散符号位相が内部変
数Pt(1),Pt(2),Pt(3)に格納されるこ
とになる。サーチ処理部29は、この内部変数Pt
(1),Pt(2),Pt(3)に格納された復調の際
に使用する複数の逆拡散符号位相を拡散符号発生器28
およびCPU30に出力する(S14)。
から出力される全てのピーク値となる相関結果まで終了
すると、サーチ処理制御部27で抽出された相関結果の
うち値の大きな上位3つの相関結果が、値の大きい順に
内部変数Wt(1),Wt(2),Wt(3)に格納さ
れ、復調の際に使用する複数の逆拡散符号位相が内部変
数Pt(1),Pt(2),Pt(3)に格納されるこ
とになる。サーチ処理部29は、この内部変数Pt
(1),Pt(2),Pt(3)に格納された復調の際
に使用する複数の逆拡散符号位相を拡散符号発生器28
およびCPU30に出力する(S14)。
【0030】図10に、比較のために図6の従来のSS
受信機7の同期捕捉追跡器12で行われる、3個の復調
に使用する逆拡散符号位相を求める処理のフローチャー
トを示す。同図に示すように、従来は、符号位相P
(i)の逆拡散符号とAD変換器10の出力との相関結
果W(i)が得られる毎に、図2のステップS7〜S1
2と同様なステップS35〜S40を実行する。
受信機7の同期捕捉追跡器12で行われる、3個の復調
に使用する逆拡散符号位相を求める処理のフローチャー
トを示す。同図に示すように、従来は、符号位相P
(i)の逆拡散符号とAD変換器10の出力との相関結
果W(i)が得られる毎に、図2のステップS7〜S1
2と同様なステップS35〜S40を実行する。
【0031】図3に、図7のディレイプロファイルを例
にして、3個の符号位相Pt(1)〜Pt(3)を求め
る過程において本発明と従来技術とで実施されるサーチ
処理(本発明の実施例にあっては図2のS7〜S12の
処理,従来技術にあっては図10のS35〜S40の処
理)の様子とサーチ結果を示す。なお、サーチ処理にお
いて、○と◎はサーチ処理の対象となった符号位相を、
そのうち◎は最終的に得られたサーチ結果の符号位相を
示し、×はサーチ対象とならなかった符号位相をそれぞ
れ示す。
にして、3個の符号位相Pt(1)〜Pt(3)を求め
る過程において本発明と従来技術とで実施されるサーチ
処理(本発明の実施例にあっては図2のS7〜S12の
処理,従来技術にあっては図10のS35〜S40の処
理)の様子とサーチ結果を示す。なお、サーチ処理にお
いて、○と◎はサーチ処理の対象となった符号位相を、
そのうち◎は最終的に得られたサーチ結果の符号位相を
示し、×はサーチ対象とならなかった符号位相をそれぞ
れ示す。
【0032】図3に示すように、従来技術では、サーチ
範囲内全ての符号位相がサーチ処理の対象となってお
り、それらのうちで相関結果の大きなものから順に符号
位相B,C,A点がそれぞれ復調に使用されるものとし
て検出されている。これは、従来技術では相関器から出
力される各符号位相の相関結果をそれぞれ独立した”
点”として処理しているためである。これに対し本発明
の上記実施例では、サーチ処理制御部27でピーク値と
なる相関結果を抽出し、サーチ処理部29はこの抽出さ
れた相関結果に対してのみサーチ処理を行うため、従来
技術がサーチ結果として抽出した符号位相A,Cのよう
に、符号位相Bの相関関数の一部分となるような符号位
相はピーク値とならないためにサーチ処理の対象から除
外される。この結果、ある拡散符号の相関関数の一部分
を含まないような符号位相についてのみサーチ処理が行
われ、その結果、符号位相B,E,H点が復調に使用す
るものとして検出される。
範囲内全ての符号位相がサーチ処理の対象となってお
り、それらのうちで相関結果の大きなものから順に符号
位相B,C,A点がそれぞれ復調に使用されるものとし
て検出されている。これは、従来技術では相関器から出
力される各符号位相の相関結果をそれぞれ独立した”
点”として処理しているためである。これに対し本発明
の上記実施例では、サーチ処理制御部27でピーク値と
なる相関結果を抽出し、サーチ処理部29はこの抽出さ
れた相関結果に対してのみサーチ処理を行うため、従来
技術がサーチ結果として抽出した符号位相A,Cのよう
に、符号位相Bの相関関数の一部分となるような符号位
相はピーク値とならないためにサーチ処理の対象から除
外される。この結果、ある拡散符号の相関関数の一部分
を含まないような符号位相についてのみサーチ処理が行
われ、その結果、符号位相B,E,H点が復調に使用す
るものとして検出される。
【0033】更に、図3の×の数から判るように、従来
技術ではサーチ範囲内の全ての符号位相がサーチ処理の
対象であるのに対し、本実施例ではサーチ範囲内の全符
号位相の相関結果のうちその半数以上がピーク値となら
ないためにサーチ処理の対象から除外されている。従っ
て、サーチ処理制御部27による処理の増加を考慮して
も全体の処理量を削減でき、ひいては受信機全体の消費
電力を削減できる。
技術ではサーチ範囲内の全ての符号位相がサーチ処理の
対象であるのに対し、本実施例ではサーチ範囲内の全符
号位相の相関結果のうちその半数以上がピーク値となら
ないためにサーチ処理の対象から除外されている。従っ
て、サーチ処理制御部27による処理の増加を考慮して
も全体の処理量を削減でき、ひいては受信機全体の消費
電力を削減できる。
【0034】図4は本発明を適用したSS受信機の別の
例を示すブロック図であり、図1と同一符号は同一部分
を示し、27’はサーチ処理制御部、29’はサーチ処
理部、41はSS受信機、42は閾値設定手段である。
また図5は、3個の復調に使用する逆拡散符号位相を求
める場合のサーチ処理制御部27’およびサーチ処理部
29’の処理例を示すフローチャートであり、図2のフ
ローチャートと相違するところは、ステップS5とステ
ップS6の間に新たなステップS20を設け、またステ
ップS14の次にステップS21を設けた点にある。
例を示すブロック図であり、図1と同一符号は同一部分
を示し、27’はサーチ処理制御部、29’はサーチ処
理部、41はSS受信機、42は閾値設定手段である。
また図5は、3個の復調に使用する逆拡散符号位相を求
める場合のサーチ処理制御部27’およびサーチ処理部
29’の処理例を示すフローチャートであり、図2のフ
ローチャートと相違するところは、ステップS5とステ
ップS6の間に新たなステップS20を設け、またステ
ップS14の次にステップS21を設けた点にある。
【0035】図4に示した実施例では、サーチ処理部2
9’がサーチ結果を得た際に、今回のサーチ処理により
求められた3個の相関結果Wt(1),Wt(2),W
t(3)のうち、最も小さな相関結果Wt(3)を閾値
設定手段42に出力する(S21)。閾値設定手段42
は、このWt(3)からサーチ処理制御部26’の次回
のサーチ処理制御時に使用する閾値αを求める。例えば
Wt(3)の半分の値を閾値αとする。サーチ処理制御
部27’は、図5に示すように、サーチ相関器26から
相関結果W(i)が得られたとき、前回得られた相関結
果W(i−1)をその直前および直後の相関結果W(i
−2),W(i)と比較する処理S6の前に、先ず前回
得られた相関結果W(i−1)を閾値設定手段42に設
定された閾値αと比較し(S20)、閾値αより大きい
場合にステップS6に進む。これにより、或る閾値を超
える相関結果であって、且つピーク値となる相関結果の
みがサーチ処理部29’に出力されることになり、全体
の処理量のより一層の削減と低消費電力化が可能とな
る。
9’がサーチ結果を得た際に、今回のサーチ処理により
求められた3個の相関結果Wt(1),Wt(2),W
t(3)のうち、最も小さな相関結果Wt(3)を閾値
設定手段42に出力する(S21)。閾値設定手段42
は、このWt(3)からサーチ処理制御部26’の次回
のサーチ処理制御時に使用する閾値αを求める。例えば
Wt(3)の半分の値を閾値αとする。サーチ処理制御
部27’は、図5に示すように、サーチ相関器26から
相関結果W(i)が得られたとき、前回得られた相関結
果W(i−1)をその直前および直後の相関結果W(i
−2),W(i)と比較する処理S6の前に、先ず前回
得られた相関結果W(i−1)を閾値設定手段42に設
定された閾値αと比較し(S20)、閾値αより大きい
場合にステップS6に進む。これにより、或る閾値を超
える相関結果であって、且つピーク値となる相関結果の
みがサーチ処理部29’に出力されることになり、全体
の処理量のより一層の削減と低消費電力化が可能とな
る。
【0036】なお、上記の例では、閾値αをサーチ処理
により求められた3個の相関結果Wt(1),Wt
(2),Wt(3)のうちの最も小さな相関結果Wt
(3)に基づいて設定したが、他の相関結果に基づいて
設定するようにしても良く、複数の相関結果あるいは全
相関結果を総合的に判断して閾値を設定するようにして
も良い。更に、過去何回かのサーチ処理の状況から閾値
を設定することもできる。
により求められた3個の相関結果Wt(1),Wt
(2),Wt(3)のうちの最も小さな相関結果Wt
(3)に基づいて設定したが、他の相関結果に基づいて
設定するようにしても良く、複数の相関結果あるいは全
相関結果を総合的に判断して閾値を設定するようにして
も良い。更に、過去何回かのサーチ処理の状況から閾値
を設定することもできる。
【0037】以上の実施例では、3個の復調に使用する
逆拡散符号位相を求める場合を例にしたが、3個に限定
されず、複数であればその効果を発揮する。
逆拡散符号位相を求める場合を例にしたが、3個に限定
されず、複数であればその効果を発揮する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、サーチ相
関器から順次に出力される相関結果のうち、相隣り合う
符号位相の相関結果より大きな値となる相関結果をピー
ク値の相関結果として抽出し、こうして抽出された相関
結果のうちから値の大きな順に複数の相関結果を求める
ことにより、復調の際に使用する複数の逆拡散符号位相
を検出するようにしたので、受信した信号中の異なる時
間で到来した信号成分についてその電力の大きなものを
サーチすることができ、ひいては復調結果の精度を高め
ることが可能となる。
関器から順次に出力される相関結果のうち、相隣り合う
符号位相の相関結果より大きな値となる相関結果をピー
ク値の相関結果として抽出し、こうして抽出された相関
結果のうちから値の大きな順に複数の相関結果を求める
ことにより、復調の際に使用する複数の逆拡散符号位相
を検出するようにしたので、受信した信号中の異なる時
間で到来した信号成分についてその電力の大きなものを
サーチすることができ、ひいては復調結果の精度を高め
ることが可能となる。
【0039】また、全符号位相の相関結果のうちその半
数以上はピーク値になり得ないため、サーチ処理部が処
理する相関結果の個数が大幅に削減され、サーチ処理制
御部による処理の増加を考慮しても全体の処理量を削減
でき、ひいては受信機全体の消費電力を削減できる。
数以上はピーク値になり得ないため、サーチ処理部が処
理する相関結果の個数が大幅に削減され、サーチ処理制
御部による処理の増加を考慮しても全体の処理量を削減
でき、ひいては受信機全体の消費電力を削減できる。
【0040】特に、過去に出力された相関結果に基づい
て閾値を設定する閾値設定手段を備え、この閾値を超え
る相関結果であって且つ前後に出力された相関結果より
大きな値の相関結果を抽出してサーチ処理部に処理させ
る構成によれば、全体の処理量のより一層の削減と低消
費電力化が可能である。
て閾値を設定する閾値設定手段を備え、この閾値を超え
る相関結果であって且つ前後に出力された相関結果より
大きな値の相関結果を抽出してサーチ処理部に処理させ
る構成によれば、全体の処理量のより一層の削減と低消
費電力化が可能である。
【図1】本発明を適用したSS受信機の構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1のSS受信機におけるサーチ処理制御部お
よびサーチ処理部の処理例を示すフローチャートであ
る。
よびサーチ処理部の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図3】復調に使用する逆拡散符号位相を求める過程に
おいて本発明と従来技術とで実施されるサーチ処理の様
子とサーチ結果とを示す図である。
おいて本発明と従来技術とで実施されるサーチ処理の様
子とサーチ結果とを示す図である。
【図4】本発明を適用したSS受信機の別の構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】図4のSS受信機におけるサーチ処理制御部お
よびサーチ処理部の処理例を示すフローチャートであ
る。
よびサーチ処理部の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図6】SS送信機の一般的な構成と従来のSS受信機
の構成とを示すブロック図である。
の構成とを示すブロック図である。
【図7】符号位相の切り替えによって相関器出力電力が
どのように変化するかを示したディレイプロファイルを
示す図である。
どのように変化するかを示したディレイプロファイルを
示す図である。
【図8】CDMA方式セルラ電話システム(TIA・I
S−95)においてパイロット信号として用いられてい
る拡散符号の1系列長全てにわたっての自己相関関数の
計算機シミュレーション結果例を示す図である。
S−95)においてパイロット信号として用いられてい
る拡散符号の1系列長全てにわたっての自己相関関数の
計算機シミュレーション結果例を示す図である。
【図9】CDMA方式セルラ電話システム(TIA・I
S−95)においてパイロット信号として用いられてい
る拡散符号の1024チップ,256チップにわたって
の自己相関関数の計算機シミュレーション結果例を示す
図である。
S−95)においてパイロット信号として用いられてい
る拡散符号の1024チップ,256チップにわたって
の自己相関関数の計算機シミュレーション結果例を示す
図である。
【図10】図6の従来のSS受信機における逆拡散符号
位相のサーチ処理例を示すフローチャートである。
位相のサーチ処理例を示すフローチャートである。
1…SS送信機 2…情報変調器 3…拡散変調器 4…拡散符号発生器 5…変調器 6…送信アンテナ 7…SS受信機 8…受信アンテナ 9…復調器 10…AD変換器 11…逆拡散復調器 12…同期捕捉追跡器 13…情報復調器 21…SS受信機 22…受信アンテナ 23…RF復調器 24…AD変換器 25…データ復調器 26…サーチ相関器 27,27’…サーチ処理制御部 28…拡散符号発生器 29,29’…サーチ処理部 30…CPU 31…情報復調部 41…SS受信機 42…閾値設定手段
Claims (3)
- 【請求項1】 スペクトラム拡散変調されたパイロット
信号およびデータ信号を受信し、該パイロット信号の逆
拡散により互いに異なる複数の復調に使用する逆拡散符
号位相を検出し、これら複数の逆拡散符号位相のそれぞ
れを用いて前記データ信号の逆拡散復調を独立に行い、
それらの出力を位相合わせしたのち所定の重みづけ処理
後に合成し出力するRAKE合成復調機能を有するSS
受信機における逆拡散符号位相検出装置において、 前記パイロット信号と逆拡散符号との相関結果を、逆拡
散符号の位相を順次に切り替えながら求めるサーチ相関
器と、 該サーチ相関器から順次に出力される相関結果を入力し
てピーク値となる相関結果を抽出するサーチ処理制御部
と、 該サーチ処理制御部で抽出された相関結果のうちから値
の大きな順に複数の相関結果を求めることにより、復調
の際に使用する複数の逆拡散符号位相を検出するサーチ
処理部とを備えることを特徴とするSS受信機における
逆拡散符号位相検出装置。 - 【請求項2】 前記サーチ処理制御部は、前記サーチ相
関器から出力された相関結果をその直前および直後に出
力された相関結果と比較することによりピーク値となる
相関結果を判定することを特徴とする請求項1記載のS
S受信機における逆拡散符号位相検出装置。 - 【請求項3】 前記サーチ相関器から過去に出力された
相関結果に基づいて閾値を設定する閾値設定手段を備
え、 前記サーチ処理制御部は、前記閾値設定手段に設定され
た閾値を超える相関結果であって且つ前後に出力された
相関結果より大きな値の相関結果を抽出することを特徴
とする請求項2記載のSS受信機における逆拡散符号位
相検出装置。
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US08/575,579 US5812593A (en) | 1994-12-22 | 1995-12-20 | De-spread code phase detection apparatus in spread spectrum type receiver |
AU40641/95A AU692006B2 (en) | 1994-12-22 | 1995-12-21 | De-spread code phase detection apparatus in spread spectrum type receiver |
KR1019950072148A KR100199237B1 (ko) | 1994-12-22 | 1995-12-22 | 확산 스펙트럼형 수신기 내의 역확산 코드 위상 검출 장치 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=18296435
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Country | Link |
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EP (1) | EP0718998A3 (ja) |
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AU (1) | AU692006B2 (ja) |
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