JP2694706B2 - 枚葉状記録媒体を収納するための仕分け装置 - Google Patents
枚葉状記録媒体を収納するための仕分け装置Info
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H31/24—Pile receivers multiple or compartmented, e.d. for alternate, programmed, or selective filling
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B07—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
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- B07C3/00—Sorting according to destination
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H39/00—Associating, collating, or gathering articles or webs
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- B65H39/11—Associating articles from a single source, to form, e.g. a writing-pad in superposed carriers
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- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前提部によ
る枚葉状記録媒体を収納するための仕分け装置に関す
る。
る枚葉状記録媒体を収納するための仕分け装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種類の仕分け装置は、DE−A 3
6 43 340により公知である。この仕分け装置は
上下に配置した幾つかの収納ケースを有する。収納ケー
スの前で、運搬装置が上下に移動できる。運搬装置は引
き出し位置で枚葉状記録媒体、特に事務機械の枚葉紙を
1対のローラの間に受け取る。記録媒体がローラの間に
固定されている間に、運搬装置は選択された収納ケース
の引き渡し位置の前に移動する。ここで、ローラは再び
駆動され、枚葉を収納ケースに入れる。
6 43 340により公知である。この仕分け装置は
上下に配置した幾つかの収納ケースを有する。収納ケー
スの前で、運搬装置が上下に移動できる。運搬装置は引
き出し位置で枚葉状記録媒体、特に事務機械の枚葉紙を
1対のローラの間に受け取る。記録媒体がローラの間に
固定されている間に、運搬装置は選択された収納ケース
の引き渡し位置の前に移動する。ここで、ローラは再び
駆動され、枚葉を収納ケースに入れる。
【0003】この公知の仕分け装置は、運搬装置を位置
決めし、ローラを駆動するための電動機をそれぞれ必要
とする。ローラを駆動するための電動機は運搬装置に付
けられ、運搬装置と一緒に移動する。それによって運搬
装置は高価となる。また、ローラの電動機の給電と制御
は、一緒に移動するケーブルを介して行われなければな
らない。
決めし、ローラを駆動するための電動機をそれぞれ必要
とする。ローラを駆動するための電動機は運搬装置に付
けられ、運搬装置と一緒に移動する。それによって運搬
装置は高価となる。また、ローラの電動機の給電と制御
は、一緒に移動するケーブルを介して行われなければな
らない。
【0004】この運搬装置は、記録媒体を事務機械から
排出された状態で引き出し、やはり同じ状態で収納ケー
スに入れる。この場合、事務機械とは、たとえば印刷機
である。この印刷機は枚葉紙を印刷された側を上にして
(フェイス・アップ)排出するので、連続的に印刷され
た枚葉紙は誤った順序で収納される。印刷された側を下
に向けた(フェイス・ダウン)正しい順序で収納するこ
とはできない。仕分け装置は、所定数の収納ケースを有
している。これらの収納ケースは所定の位置に配置さ
れ、所定の収納力を有する。収納ケースの数、特に収納
ケースの収納容量を変えることはできない。
排出された状態で引き出し、やはり同じ状態で収納ケー
スに入れる。この場合、事務機械とは、たとえば印刷機
である。この印刷機は枚葉紙を印刷された側を上にして
(フェイス・アップ)排出するので、連続的に印刷され
た枚葉紙は誤った順序で収納される。印刷された側を下
に向けた(フェイス・ダウン)正しい順序で収納するこ
とはできない。仕分け装置は、所定数の収納ケースを有
している。これらの収納ケースは所定の位置に配置さ
れ、所定の収納力を有する。収納ケースの数、特に収納
ケースの収納容量を変えることはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、製作
コストがより少なく、運転がよりフレキシブルな仕分け
装置を提供することである。
コストがより少なく、運転がよりフレキシブルな仕分け
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題、本発明によ
り、冒頭に記載した種類の仕分け装置において、請求項
1の特徴部の特徴によって解決される。
り、冒頭に記載した種類の仕分け装置において、請求項
1の特徴部の特徴によって解決される。
【0007】本発明の有利な実施態様および仕様が従属
項に記載されている。
項に記載されている。
【0008】
【作用】本発明により仕分け装置において、運搬装置は
エンドレスに周回する位置決め牽引手段、なるべくは位
置決めベルトを介して移動する。それゆえ、運搬装置は
常に周回軌道上を同一方向に移動する。収納すべき記録
媒体は、選択により、この記録媒体を受け取った状態
(たとえばフェイス・アップ)か、または裏返した状態
(フェイス・ダウン)で収納できる。このために、記録
媒体を周回軌道の反転中心点の前または後ろで受け取る
ように、仕分け装置の機能経過を制御するだけでよい。
エンドレスに周回する位置決め牽引手段、なるべくは位
置決めベルトを介して移動する。それゆえ、運搬装置は
常に周回軌道上を同一方向に移動する。収納すべき記録
媒体は、選択により、この記録媒体を受け取った状態
(たとえばフェイス・アップ)か、または裏返した状態
(フェイス・ダウン)で収納できる。このために、記録
媒体を周回軌道の反転中心点の前または後ろで受け取る
ように、仕分け装置の機能経過を制御するだけでよい。
【0009】運搬装置が上下運動する従来の技術と異な
り、本発明においては、運搬装置の周回運動によって、
2つの運搬装置を使用することも可能である。これらの
運搬装置は同一の位置決め牽引手段に正反対の位置に取
り付けられている。したがって、1つの運搬装置が収納
ケースの引き渡し位置にあるとき、他の運搬装置は引き
出し位置の直前にある。それゆえ、この1つの運搬装置
がある記録媒体を収納ケースに引き渡した直後に、もう
1つの運搬装置は次の記録媒体を受け取ることができ
る。これによって、仕分け装置は著しく速く作動でき
る。これは、とりわけ収納ケースの数が多く、したがっ
て運搬装置の運搬距離がより大きい場合に有効である。
り、本発明においては、運搬装置の周回運動によって、
2つの運搬装置を使用することも可能である。これらの
運搬装置は同一の位置決め牽引手段に正反対の位置に取
り付けられている。したがって、1つの運搬装置が収納
ケースの引き渡し位置にあるとき、他の運搬装置は引き
出し位置の直前にある。それゆえ、この1つの運搬装置
がある記録媒体を収納ケースに引き渡した直後に、もう
1つの運搬装置は次の記録媒体を受け取ることができ
る。これによって、仕分け装置は著しく速く作動でき
る。これは、とりわけ収納ケースの数が多く、したがっ
て運搬装置の運搬距離がより大きい場合に有効である。
【0010】運搬装置が移動する際の位置決め牽引手段
の駆動と、記録媒体を引き渡したり受け取ったりするた
めの運搬装置のローラの駆動は、同一の電動機によって
行われる。位置決め牽引手段の駆動と運搬装置のローラ
の駆動を切換えるためには、電動機の回転方向を切り換
えるだけでよい。運搬装置は独自の電動機や給電および
制御のためのケーブル配線をもたない。そのため、仕分
け装置のコストは減り、その構造は著しく簡単になる。
の駆動と、記録媒体を引き渡したり受け取ったりするた
めの運搬装置のローラの駆動は、同一の電動機によって
行われる。位置決め牽引手段の駆動と運搬装置のローラ
の駆動を切換えるためには、電動機の回転方向を切り換
えるだけでよい。運搬装置は独自の電動機や給電および
制御のためのケーブル配線をもたない。そのため、仕分
け装置のコストは減り、その構造は著しく簡単になる。
【0011】本発明では、収納ケースを種々の間隔で使
用できるため、仕分け装置の高いフレキシビリティが得
られる。これによって、収納ケースの数および容量を変
えることができる。本発明の有利な実施態様において、
枚葉束を収納ケースに保持する支持壁が追加の枚葉スト
ッパを備えていることによって収納ケースの容量が増大
する。この枚葉ストッパは、支持壁を越えて動いて支持
壁を高くできるので、収納ケースは支持壁の高さ以上に
増える枚葉の束を収容できる。
用できるため、仕分け装置の高いフレキシビリティが得
られる。これによって、収納ケースの数および容量を変
えることができる。本発明の有利な実施態様において、
枚葉束を収納ケースに保持する支持壁が追加の枚葉スト
ッパを備えていることによって収納ケースの容量が増大
する。この枚葉ストッパは、支持壁を越えて動いて支持
壁を高くできるので、収納ケースは支持壁の高さ以上に
増える枚葉の束を収容できる。
【0012】収納ケースに押さえ部材を備えていること
が有利である。押さえ部材は、場所を取らない密な収納
を保証するために、収納ケースに収容された枚葉状記録
媒体の束を押さえつける。運搬装置がその都度の収納ケ
ースの前の引き渡し位置に到達すると、運搬装置によっ
て押さえ部材が収納された枚葉の束から持ち上げられる
ことが得策である。これによって押さえ部材は、収納す
べき記録媒体の投入口を自動的に開放させる。追加の高
価な制御・操作手段を不要である。
が有利である。押さえ部材は、場所を取らない密な収納
を保証するために、収納ケースに収容された枚葉状記録
媒体の束を押さえつける。運搬装置がその都度の収納ケ
ースの前の引き渡し位置に到達すると、運搬装置によっ
て押さえ部材が収納された枚葉の束から持ち上げられる
ことが得策である。これによって押さえ部材は、収納す
べき記録媒体の投入口を自動的に開放させる。追加の高
価な制御・操作手段を不要である。
【0013】さらに、押さえ部材の持ち上げ動作を制限
するストッパが設けられている。押さえ部材がこのスト
ッパと接触すると、その時々の収納ケースが一杯である
ことを知らせる満杯信号が発生する。満杯信号は、押さ
え部材がストッパと接触すると、この押さえ部材が運搬
装置による持ち上げ運動に対して強い抵抗を加えること
によって生じる点が有利である。したがって、各々収納
ケースに光電走査またはマイクロスイッチを必要とする
ことなく満杯信号を発生することが可能である。満杯信
号は、運搬装置の駆動において発生し、したがって、仕
分け装置の電子制御部に直接伝達されることが有利であ
る。このような満杯信号の発生方法により、収納ケース
を仕分け装置に任意に投入でき、それによって仕分け装
置のフレキシビリティが促進される。
するストッパが設けられている。押さえ部材がこのスト
ッパと接触すると、その時々の収納ケースが一杯である
ことを知らせる満杯信号が発生する。満杯信号は、押さ
え部材がストッパと接触すると、この押さえ部材が運搬
装置による持ち上げ運動に対して強い抵抗を加えること
によって生じる点が有利である。したがって、各々収納
ケースに光電走査またはマイクロスイッチを必要とする
ことなく満杯信号を発生することが可能である。満杯信
号は、運搬装置の駆動において発生し、したがって、仕
分け装置の電子制御部に直接伝達されることが有利であ
る。このような満杯信号の発生方法により、収納ケース
を仕分け装置に任意に投入でき、それによって仕分け装
置のフレキシビリティが促進される。
【0014】運搬装置を特別簡単に位置決めしたり、満
杯信号を発生したりすることは、運搬装置を駆動する電
動機のケーシングがばねの力に抗して旋回可能に支持さ
れていることによって実現される。運搬装置が抵抗に抗
して進むと、最初は押さえ部材を持ち上げたとき、次に
押さえ部材が満杯信号用ストッパと接触したときに、電
動機軸のトルクが急激に上昇し、電動機ケーシングがば
ねの力に抗して回転する。その際、電動機ケーシングは
スイッチ部材を作動させて必要な信号を発生する。必要
な信号とは、最初は記録媒体を収納ケースに引き渡すた
めの運搬装置ローラの駆動開始信号であり、次に満杯信
号である。これにより、走査・スイッチ部材は最小限に
押さえられる。
杯信号を発生したりすることは、運搬装置を駆動する電
動機のケーシングがばねの力に抗して旋回可能に支持さ
れていることによって実現される。運搬装置が抵抗に抗
して進むと、最初は押さえ部材を持ち上げたとき、次に
押さえ部材が満杯信号用ストッパと接触したときに、電
動機軸のトルクが急激に上昇し、電動機ケーシングがば
ねの力に抗して回転する。その際、電動機ケーシングは
スイッチ部材を作動させて必要な信号を発生する。必要
な信号とは、最初は記録媒体を収納ケースに引き渡すた
めの運搬装置ローラの駆動開始信号であり、次に満杯信
号である。これにより、走査・スイッチ部材は最小限に
押さえられる。
【0015】仕分け装置は、上下に配置された概ね水平
の収納ケースによって形成されていることが有利であ
る。しかし、収納ケースを概ね垂直に立てて配置するこ
とも可能である。この場合、運搬装置は収納ケースの上
方を水平に移動し、位置決めされる。
の収納ケースによって形成されていることが有利であ
る。しかし、収納ケースを概ね垂直に立てて配置するこ
とも可能である。この場合、運搬装置は収納ケースの上
方を水平に移動し、位置決めされる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明を図示した実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0017】図1に、事務機械10、たとえば印刷機と
結合した仕分け装置を示す。事務機械10は記録媒体を
印刷された枚葉紙12の形で排出する。これらの枚葉紙
は仕分けして収納しなければならない。仕分け装置は側
壁14を備えたケーシングを有する。これらの側壁に、
収納ケース16を水平面に対してわずかに傾けて上下に
挿入できる。このために、側壁14は、収納ケース16
を支持するため、打ち抜きして内側に折り曲げた垂直な
2列の支持片18を付けている。垂直な2列の支持片1
8は、収納ケース16の水平に対する傾きを設定するた
めに、互いに高さをずらしてある。支持片18の数と垂
直方向の間隔によって、収納ケース16の数と配置に大
幅な可変性をもたせることができる。収納された枚葉を
収納ケース16から取り出せるように、収納ケース16
の後端部は側壁14から突き出している。
結合した仕分け装置を示す。事務機械10は記録媒体を
印刷された枚葉紙12の形で排出する。これらの枚葉紙
は仕分けして収納しなければならない。仕分け装置は側
壁14を備えたケーシングを有する。これらの側壁に、
収納ケース16を水平面に対してわずかに傾けて上下に
挿入できる。このために、側壁14は、収納ケース16
を支持するため、打ち抜きして内側に折り曲げた垂直な
2列の支持片18を付けている。垂直な2列の支持片1
8は、収納ケース16の水平に対する傾きを設定するた
めに、互いに高さをずらしてある。支持片18の数と垂
直方向の間隔によって、収納ケース16の数と配置に大
幅な可変性をもたせることができる。収納された枚葉を
収納ケース16から取り出せるように、収納ケース16
の後端部は側壁14から突き出している。
【0018】側壁14の間には、上側と下側にそれぞれ
1つの軸20が回転可能に支持されている。両側の軸2
0には、歯付きベルトプーリ22が着いている。ベルト
プーリ22の周りを、位置決め牽引手段としてエンドレ
スの歯付き位置決めベルト24が周回りしている。上側
の軸20は、側壁14に付けた電動ステップモータ26
により、歯付き駆動ベルト28を介して駆動される。歯
付き駆動ベルト28は歯車30とかみ合う。歯車30
は、一方向クラッチ(フリーホイールクラッチ)を介し
て軸20に着いている。図1においてステップモータ2
6が時計方向に回転すると、一方向クラッチが連結し、
位置決めベルト24が駆動されて時計方向に周回する。
ステップモータ26が反時計方向に駆動されると一方向
クラッチが解放され、位置決めベルト24は駆動されな
い。逆進防止装置が位置決めベルトが反時計方向に周回
するのを防げる。
1つの軸20が回転可能に支持されている。両側の軸2
0には、歯付きベルトプーリ22が着いている。ベルト
プーリ22の周りを、位置決め牽引手段としてエンドレ
スの歯付き位置決めベルト24が周回りしている。上側
の軸20は、側壁14に付けた電動ステップモータ26
により、歯付き駆動ベルト28を介して駆動される。歯
付き駆動ベルト28は歯車30とかみ合う。歯車30
は、一方向クラッチ(フリーホイールクラッチ)を介し
て軸20に着いている。図1においてステップモータ2
6が時計方向に回転すると、一方向クラッチが連結し、
位置決めベルト24が駆動されて時計方向に周回する。
ステップモータ26が反時計方向に駆動されると一方向
クラッチが解放され、位置決めベルト24は駆動されな
い。逆進防止装置が位置決めベルトが反時計方向に周回
するのを防げる。
【0019】2つの位置決めベルト24には、2つの運
搬装置32が固定されている。これらの運搬装置は位置
決めベルト24の周回方向に対して横断方向に延びてい
る。2つの運搬装置32は、位置決めベルト24に互い
に正反対の位置に取り付けられている。したがって、た
とえば、図1に示すように、1つの運搬装置32が右下
にあるときは他の運搬装置32は左上にある。
搬装置32が固定されている。これらの運搬装置は位置
決めベルト24の周回方向に対して横断方向に延びてい
る。2つの運搬装置32は、位置決めベルト24に互い
に正反対の位置に取り付けられている。したがって、た
とえば、図1に示すように、1つの運搬装置32が右下
にあるときは他の運搬装置32は左上にある。
【0020】運搬装置32には、それぞれ2つのローラ
34および36が回転可能に支持されている。これらの
ローラは運搬装置32の全幅にわたって延びている。2
つのローラ34および36の軸は、位置決めベルト24
に平行な面において互いに平行に延びている。ローラ3
4および36は摩擦係合面を有し、ローラ間隙沿いに互
いに接している。ローラ34および36の軸は、図2に
示すように、一方の端部が運搬装置32の側方に突き出
している。この端部で、軸はそれぞれ1つの歯車38も
しくは40を支持している。その際、2つの歯車38お
よび40は、それらの幅よりやや大きい距離だけ互いに
軸方向にずれている。歯車38および40は、その都度
一方向クラッチ104によりローラ34もしくは36の
軸とかみ合っている。一方向クラッチ104は、歯車3
8もしくは40が反時計方向(図1)において軸に対し
て相対的にねじれると連結する。エンドレスに周回する
駆動ベルト42の形態をとる駆動牽引手段は、その都度
エンドレスに周回する位置決めベルト24の垂直軌道部
分と平行に、運搬装置32の位置決めベルト24の外側
を通るように、ガイドプーリ44を介して案内されてい
る。図1に示すように、上下とも、駆動ベルト42はベ
ルトプーリ22の上方もしくは下方で、これらのベルト
プーリの周りを案内されている。2つの上側ガイドプー
リ44と2つの下側ガイドプーリ44は、駆動ベルト4
2が図1の左側でローラ36の歯車40とかみ合い、図
1の右側でローラ34の歯車38とかみ合うように、そ
れぞれ軸方向にずれている。これは図2に示されてい
る。
34および36が回転可能に支持されている。これらの
ローラは運搬装置32の全幅にわたって延びている。2
つのローラ34および36の軸は、位置決めベルト24
に平行な面において互いに平行に延びている。ローラ3
4および36は摩擦係合面を有し、ローラ間隙沿いに互
いに接している。ローラ34および36の軸は、図2に
示すように、一方の端部が運搬装置32の側方に突き出
している。この端部で、軸はそれぞれ1つの歯車38も
しくは40を支持している。その際、2つの歯車38お
よび40は、それらの幅よりやや大きい距離だけ互いに
軸方向にずれている。歯車38および40は、その都度
一方向クラッチ104によりローラ34もしくは36の
軸とかみ合っている。一方向クラッチ104は、歯車3
8もしくは40が反時計方向(図1)において軸に対し
て相対的にねじれると連結する。エンドレスに周回する
駆動ベルト42の形態をとる駆動牽引手段は、その都度
エンドレスに周回する位置決めベルト24の垂直軌道部
分と平行に、運搬装置32の位置決めベルト24の外側
を通るように、ガイドプーリ44を介して案内されてい
る。図1に示すように、上下とも、駆動ベルト42はベ
ルトプーリ22の上方もしくは下方で、これらのベルト
プーリの周りを案内されている。2つの上側ガイドプー
リ44と2つの下側ガイドプーリ44は、駆動ベルト4
2が図1の左側でローラ36の歯車40とかみ合い、図
1の右側でローラ34の歯車38とかみ合うように、そ
れぞれ軸方向にずれている。これは図2に示されてい
る。
【0021】駆動ベルト42もステップモータ26によ
って駆動される。このために、ステップモータ26は歯
付き駆動ベルト46を介して歯車48を駆動する。歯車
48それ自体は歯車50とかみ合う、歯車50は一方向
クラッチを介してガイドプーリ44の1つの軸に着いて
いる。ステップモータ26は反時計方向(図1)に駆動
されると、一方向クラッチが連結し、駆動ベルト42は
時計方向(図1)に駆動される。ステップモータ26が
時計方向に駆動されると、一方向クラッチは解放し、駆
動ベルト42は駆動されない。
って駆動される。このために、ステップモータ26は歯
付き駆動ベルト46を介して歯車48を駆動する。歯車
48それ自体は歯車50とかみ合う、歯車50は一方向
クラッチを介してガイドプーリ44の1つの軸に着いて
いる。ステップモータ26は反時計方向(図1)に駆動
されると、一方向クラッチが連結し、駆動ベルト42は
時計方向(図1)に駆動される。ステップモータ26が
時計方向に駆動されると、一方向クラッチは解放し、駆
動ベルト42は駆動されない。
【0022】ステップモータ26のケーシングは側壁1
4に回転可能に支持されていて、半径方向に突き出した
突起106付きのばね112により時計方向(図1)に
おいて側壁14のストッパに保持されている。ケーシン
グがばね112の力に坑して回転すると、突起部106
はある角度で互いにずれたスイッチ部材108および1
10を順次作動させる。これらのスイッチ部材は、たと
えば近接スイッチとすることができる。
4に回転可能に支持されていて、半径方向に突き出した
突起106付きのばね112により時計方向(図1)に
おいて側壁14のストッパに保持されている。ケーシン
グがばね112の力に坑して回転すると、突起部106
はある角度で互いにずれたスイッチ部材108および1
10を順次作動させる。これらのスイッチ部材は、たと
えば近接スイッチとすることができる。
【0023】事務機械10の枚葉出口の向かい側で、運
搬装置32の運動軌道の直前に、旋回可能な枚葉ストッ
パ52が仕分け装置に設けられている。さらに、この高
さに、位置決めベルト24の周回軌道内側に水平方向に
貫通する案内板54が配置されている。案内板54の上
方に距離をおいて、転てつ器56が旋回可能に取り付け
られている。転てつ器56の自由端は事務機械10の方
向を向いている。転てつ器56は、その自由端が案内板
54とかみ合う図1に実線で示した位置と、図1に破線
で示した持ち上げられた位置の間で旋回できる。持ち上
げられた位置では、案内板54と転てつ器56の間の枚
葉通過口を開いている。転てつ器56の旋回軸から支持
糸58が上方に張られている。支持糸58は、位置決め
ベルト24の2つの軌道部分の間の中心面を通ってい
る。複数の支持糸58が、2つの位置決めベルト24の
間の自由な全幅にわたり互いに距離をおいて分布してい
る。
搬装置32の運動軌道の直前に、旋回可能な枚葉ストッ
パ52が仕分け装置に設けられている。さらに、この高
さに、位置決めベルト24の周回軌道内側に水平方向に
貫通する案内板54が配置されている。案内板54の上
方に距離をおいて、転てつ器56が旋回可能に取り付け
られている。転てつ器56の自由端は事務機械10の方
向を向いている。転てつ器56は、その自由端が案内板
54とかみ合う図1に実線で示した位置と、図1に破線
で示した持ち上げられた位置の間で旋回できる。持ち上
げられた位置では、案内板54と転てつ器56の間の枚
葉通過口を開いている。転てつ器56の旋回軸から支持
糸58が上方に張られている。支持糸58は、位置決め
ベルト24の2つの軌道部分の間の中心面を通ってい
る。複数の支持糸58が、2つの位置決めベルト24の
間の自由な全幅にわたり互いに距離をおいて分布してい
る。
【0024】図5に示すように、運搬装置32は位置決
めベルト24と反対側に、スライドバー60を有してい
る。スライドバー60は運搬装置32の全幅にわたって
延び、一端が運搬装置32から突き出している。スライ
ドバー60は長穴62を介して横断方向に移動できるよ
うに運搬装置32のピボットに支持されている。スライ
ドバー60はそれぞれ運搬装置32から垂直に突き出し
た2つの突起部66を有している。スライドバー60は
ばね68により図5に示す位置に保持されている。この
位置では、外端部が運搬装置32の側方に最大に付き出
している。
めベルト24と反対側に、スライドバー60を有してい
る。スライドバー60は運搬装置32の全幅にわたって
延び、一端が運搬装置32から突き出している。スライ
ドバー60は長穴62を介して横断方向に移動できるよ
うに運搬装置32のピボットに支持されている。スライ
ドバー60はそれぞれ運搬装置32から垂直に突き出し
た2つの突起部66を有している。スライドバー60は
ばね68により図5に示す位置に保持されている。この
位置では、外端部が運搬装置32の側方に最大に付き出
している。
【0025】これと同じ側で、側壁14と、図1の左側
の、位置決めベルト24の収納ケース16の前を通る車
間部分との間に、制御フラップ70が取り付けられてい
る。制御フラップ70は、運搬装置32の軌道全高にわ
たり垂直に延びていて、垂直軸の周りを回転できる。制
御フラップ70が戻しばね72の力に坑して旋回される
と、制御フラップ70はスライドバー60の対向する自
由端に当たり、スライドバー60をばね68の力に坑し
て移動させる。
の、位置決めベルト24の収納ケース16の前を通る車
間部分との間に、制御フラップ70が取り付けられてい
る。制御フラップ70は、運搬装置32の軌道全高にわ
たり垂直に延びていて、垂直軸の周りを回転できる。制
御フラップ70が戻しばね72の力に坑して旋回される
と、制御フラップ70はスライドバー60の対向する自
由端に当たり、スライドバー60をばね68の力に坑し
て移動させる。
【0026】本発明の他の実施態様では、このほかにロ
ーラ34および36が運搬装置32に軸方向に移動でき
るように支持されている。これも図5に示す。この場
合、ローラ34および36の軸は、運搬装置32の側方
に突き出して延びている。したがって、制御フラップ7
0はローラ34および36の軸にも当たり、ローラ34
および36を軸方向に、つまり運搬装置32の運動軌道
と横断方向に移動させることができる。その際、圧縮バ
ネ74はローラ34および36を基本位置に保持する。
図5に示すように、この基本位置で、ローラ34および
36の軸は運搬装置32から最大に突き出している。制
御フラップ70が旋回するとき、制御フラップ70は最
初にスライドバー60と当たり、スライドバー60を動
かす。制御フラップ70がさらに旋回すると、制御フラ
ップ70はローラ34および36の軸とも当たり、さら
にローラ34および36も動かす。この実施態様におい
て、歯車38および40は回転しないように、しかし、
軸方向を移動できるようにローラ34および36の軸に
取り付けられている。それゆえ、これらの軸は、歯車4
0が駆動ベルト42とのかみ合いから外れることなく、
制御フラップ70によって動かされることができる。
ーラ34および36が運搬装置32に軸方向に移動でき
るように支持されている。これも図5に示す。この場
合、ローラ34および36の軸は、運搬装置32の側方
に突き出して延びている。したがって、制御フラップ7
0はローラ34および36の軸にも当たり、ローラ34
および36を軸方向に、つまり運搬装置32の運動軌道
と横断方向に移動させることができる。その際、圧縮バ
ネ74はローラ34および36を基本位置に保持する。
図5に示すように、この基本位置で、ローラ34および
36の軸は運搬装置32から最大に突き出している。制
御フラップ70が旋回するとき、制御フラップ70は最
初にスライドバー60と当たり、スライドバー60を動
かす。制御フラップ70がさらに旋回すると、制御フラ
ップ70はローラ34および36の軸とも当たり、さら
にローラ34および36も動かす。この実施態様におい
て、歯車38および40は回転しないように、しかし、
軸方向を移動できるようにローラ34および36の軸に
取り付けられている。それゆえ、これらの軸は、歯車4
0が駆動ベルト42とのかみ合いから外れることなく、
制御フラップ70によって動かされることができる。
【0027】収納ケース16は、収納された枚葉紙束の
ために、側壁78と位置決めベルト24に向いた前側支
持壁80とを備えた床板76を有している。側壁78の
外側には、2つの脚部82が支持されている。これらの
脚部は支持壁80を越えて前方に突き出し、支持壁80
の前で枚葉ストッパ84によって互いに結合している。
さらに、脚部82の旋回中心点には、脚部86が支持さ
れている。脚部86は脚部82および枚葉ストッパ84
を越えて前方に突き出していて、前端部に互いに直角に
折り曲げた尾部88を有している。尾部88は運搬装置
32の運動軌道に向かって突き出している。収納ケース
16の前部には、脚部86が横断方向に延びた棒状押さ
え部材90によって互いに結合している。押さえ部材9
0は収納ケース16に収納された枚葉紙束の上に載り、
これを押さえ付ける。側壁78の切り抜き部92によ
り、押さえ部材90は枚葉紙束が低い場合でも枚葉紙束
の上に載ることができる。脚部86には、下方に向いた
長穴96付き目板94がそれぞれ1つ付いている。長穴
96は、脚部82のピン98が嵌められているため、脚
部86と脚部82は長穴96の長さによって規定された
角度だけ互いに旋回できる。脚部86と側壁78の間に
取り付けた引張ばね100が脚部86を下方に引っ張る
したがって、押さえ部材90はこの引っ張りばね100
の作用によって収納ケース16に収納された枚葉紙束の
上に載る。
ために、側壁78と位置決めベルト24に向いた前側支
持壁80とを備えた床板76を有している。側壁78の
外側には、2つの脚部82が支持されている。これらの
脚部は支持壁80を越えて前方に突き出し、支持壁80
の前で枚葉ストッパ84によって互いに結合している。
さらに、脚部82の旋回中心点には、脚部86が支持さ
れている。脚部86は脚部82および枚葉ストッパ84
を越えて前方に突き出していて、前端部に互いに直角に
折り曲げた尾部88を有している。尾部88は運搬装置
32の運動軌道に向かって突き出している。収納ケース
16の前部には、脚部86が横断方向に延びた棒状押さ
え部材90によって互いに結合している。押さえ部材9
0は収納ケース16に収納された枚葉紙束の上に載り、
これを押さえ付ける。側壁78の切り抜き部92によ
り、押さえ部材90は枚葉紙束が低い場合でも枚葉紙束
の上に載ることができる。脚部86には、下方に向いた
長穴96付き目板94がそれぞれ1つ付いている。長穴
96は、脚部82のピン98が嵌められているため、脚
部86と脚部82は長穴96の長さによって規定された
角度だけ互いに旋回できる。脚部86と側壁78の間に
取り付けた引張ばね100が脚部86を下方に引っ張る
したがって、押さえ部材90はこの引っ張りばね100
の作用によって収納ケース16に収納された枚葉紙束の
上に載る。
【0028】脚部86の1つは、上方に突き出したつま
み部102を供えている。つまみ部102は脚部86の
旋回運動を上方で制限するストッパと協働する。
み部102を供えている。つまみ部102は脚部86の
旋回運動を上方で制限するストッパと協働する。
【0029】仕分け装置は、次のとおり作用する。
【0030】最初に、所望の数の収納ケース16を支持
片18を介して側壁14に投入する。向き合う収納ケー
ス16の垂直方向の間隔は、所望の容量に応じて選ぶ。
投入された収納ケース16の位置は、電子制御装置によ
って記憶される。
片18を介して側壁14に投入する。向き合う収納ケー
ス16の垂直方向の間隔は、所望の容量に応じて選ぶ。
投入された収納ケース16の位置は、電子制御装置によ
って記憶される。
【0031】事務機械10から排出された枚葉紙12を
裏返した状態(フェイス・ダウン)で収納する場合は、
枚葉紙12を最初に事務機械10から枚葉ストッパ52
に押しやる。ここで枚葉紙12は図1に示すように腹状
に湾曲する。ステップモータ26に時計方向に給電され
るので、連結する一方向クラッチを介して位置決めベル
ト24が駆動されが、駆動ベルト42は駆動されない、
位置決めベルト24の図1で右側の軌道部分(第2軌
道)に存在する運搬装置32が、図1に示す枚葉ストッ
パ52における引き出し位置に移動する。その際、図4
に示すように、上側ローラ34の歯車38は駆動ベルト
42とかみ合う。運搬装置32が移動すると、歯車38
は静止した駆動ベルト42とかみ合って、歯車38は反
時計方向に回転する。このとき、一方クラッチ104が
外れ、ローラ34および36は駆動されない。
裏返した状態(フェイス・ダウン)で収納する場合は、
枚葉紙12を最初に事務機械10から枚葉ストッパ52
に押しやる。ここで枚葉紙12は図1に示すように腹状
に湾曲する。ステップモータ26に時計方向に給電され
るので、連結する一方向クラッチを介して位置決めベル
ト24が駆動されが、駆動ベルト42は駆動されない、
位置決めベルト24の図1で右側の軌道部分(第2軌
道)に存在する運搬装置32が、図1に示す枚葉ストッ
パ52における引き出し位置に移動する。その際、図4
に示すように、上側ローラ34の歯車38は駆動ベルト
42とかみ合う。運搬装置32が移動すると、歯車38
は静止した駆動ベルト42とかみ合って、歯車38は反
時計方向に回転する。このとき、一方クラッチ104が
外れ、ローラ34および36は駆動されない。
【0032】運搬装置32が図1に示す引き出し位置に
到着すると、ただちに枚葉ストッパ52が下方に旋回し
て、枚葉紙12の前縁が膨らみ圧力の作用でローラ34
と36のローラ間隙に突入する。このとき、電子制御装
置がステップモータ26の回転方向を反転させるので、
ステップモータ26は反時計方向に回転する。その際、
位置決めベルト24の駆動が外れる結果、位置決めベル
ト24は静止している。駆動ベルト42の駆動は連結す
る結果、駆動ベルト42は時計方向に回転する。つま
り、図4では下方に駆動される。歯車38の一方向クラ
ッチ104が連結し、ローラ34が駆動される。その
際、ローラ36が自由に一緒に回転する。枚葉紙12が
ローラ34および36に挿入され、下方に旋回した転て
つ器65を介して、支持系58によって図1に破線で示
した上方位置に送られる。
到着すると、ただちに枚葉ストッパ52が下方に旋回し
て、枚葉紙12の前縁が膨らみ圧力の作用でローラ34
と36のローラ間隙に突入する。このとき、電子制御装
置がステップモータ26の回転方向を反転させるので、
ステップモータ26は反時計方向に回転する。その際、
位置決めベルト24の駆動が外れる結果、位置決めベル
ト24は静止している。駆動ベルト42の駆動は連結す
る結果、駆動ベルト42は時計方向に回転する。つま
り、図4では下方に駆動される。歯車38の一方向クラ
ッチ104が連結し、ローラ34が駆動される。その
際、ローラ36が自由に一緒に回転する。枚葉紙12が
ローラ34および36に挿入され、下方に旋回した転て
つ器65を介して、支持系58によって図1に破線で示
した上方位置に送られる。
【0033】枚葉紙12の後縁がローラ34と36のロ
ーラ間隙から出る前に、ステップモータ26の回転方向
が再び反転し、ステップモータ26は再び時計方向(図
1)に回転する。これにより、位置決めベルト24の駆
動は再び連結し、駆動ベルト42の駆動が外れる。それ
によって、運搬装置32は下側ベルトプーリ22の周り
を時計方向に移動し、位置決めベルト24の左側軌道部
分(第1軌道)に到達する。その際、歯車38は、最初
に再び静止した駆動ベルト42とかみ合う。このとき、
歯車38の一方向クラッチ104は外れている。運搬装
置32が下側ベルトプーリ22の周りを移動すると、歯
車38は駆動ベルト42とのかみ合いから外れ、今度は
他のローラ36の歯車40が駆動ベルト42とかみ合
う。これを図3に示す。運搬装置32が位置決めベルト
24によって上方に駆動される間、歯車40は静止した
駆動ベルト42とかみ合い、反時計方向に回転する。そ
の際、一方向クラッチ104が解放するため、ローラ3
6は駆動されない。したがって、枚葉紙12は運搬装置
32が移動している間、ローラ34と36のローラ間隙
に挾まれ、運搬装置32によって運搬される。
ーラ間隙から出る前に、ステップモータ26の回転方向
が再び反転し、ステップモータ26は再び時計方向(図
1)に回転する。これにより、位置決めベルト24の駆
動は再び連結し、駆動ベルト42の駆動が外れる。それ
によって、運搬装置32は下側ベルトプーリ22の周り
を時計方向に移動し、位置決めベルト24の左側軌道部
分(第1軌道)に到達する。その際、歯車38は、最初
に再び静止した駆動ベルト42とかみ合う。このとき、
歯車38の一方向クラッチ104は外れている。運搬装
置32が下側ベルトプーリ22の周りを移動すると、歯
車38は駆動ベルト42とのかみ合いから外れ、今度は
他のローラ36の歯車40が駆動ベルト42とかみ合
う。これを図3に示す。運搬装置32が位置決めベルト
24によって上方に駆動される間、歯車40は静止した
駆動ベルト42とかみ合い、反時計方向に回転する。そ
の際、一方向クラッチ104が解放するため、ローラ3
6は駆動されない。したがって、枚葉紙12は運搬装置
32が移動している間、ローラ34と36のローラ間隙
に挾まれ、運搬装置32によって運搬される。
【0034】電子制御装置が位置決めベルト24の駆動
を監視していて、運搬装置32が選択された収納ケース
の直前に位置する収納ケース16を通過すると、ただち
に制御フラップ70を作動させる。制御フラップ70は
旋回するとスライドバー60と接触し、スライドバー6
0を動かす。スライドバー60の突起部66は、図5に
示す位置においてスライドバー60の非動作位置にあ
る。この位置で、スライドバー60は収納ケース16の
尾部88を自由に通過できる。制御フラップ70が作動
すると、突起部66は尾部88の区域に進入する。この
とき、運搬装置32が選択された収納ケース16を通過
すると、突起部66が尾部88とかみ合い、収納ケース
16に収納された枚葉束から押さえ部材付き脚部86を
持ち上げる。これを図7に示す、その際、長穴96のた
めに、脚部86も脚部82から持ち上げられ、押さえ部
材90と枚葉ストッパー84の上縁の間で投入口が開
く。
を監視していて、運搬装置32が選択された収納ケース
の直前に位置する収納ケース16を通過すると、ただち
に制御フラップ70を作動させる。制御フラップ70は
旋回するとスライドバー60と接触し、スライドバー6
0を動かす。スライドバー60の突起部66は、図5に
示す位置においてスライドバー60の非動作位置にあ
る。この位置で、スライドバー60は収納ケース16の
尾部88を自由に通過できる。制御フラップ70が作動
すると、突起部66は尾部88の区域に進入する。この
とき、運搬装置32が選択された収納ケース16を通過
すると、突起部66が尾部88とかみ合い、収納ケース
16に収納された枚葉束から押さえ部材付き脚部86を
持ち上げる。これを図7に示す、その際、長穴96のた
めに、脚部86も脚部82から持ち上げられ、押さえ部
材90と枚葉ストッパー84の上縁の間で投入口が開
く。
【0035】押さえ部材90および脚部82の付いた脚
部86を持ち上げると、運搬装置32の運動に対して抵
抗が加えられる。この抵抗は、ステップモータ26によ
って与えられるトルクを高める。その結果、突起部10
6を付けたステップモータ26のケーシングは、ばね1
12の力に坑してモータ軸の回転方向と反対、すなわち
反時計方向に回転する。それによって突起部106は、
第1のスイッチ部材108を作動させる。それによって
電子制御装置に、運搬装置32が選択された引き渡し位
置に到着したことを知らせる。ステップモータ26の回
転方向は再び反転して、位置決めベルト24はもはや駆
動されない。その際、逆進防止装置が防げられ、位置決
めベルト24は運搬装置32の突起部66に載った押さ
え部材90の圧力のもとで後退する。このとき、駆動ベ
ルト42は時計方向に駆動される。これによって、駆動
ベルト42は図3の上方へ移動し、ローラ36の歯車4
0は時計方向に回転する。その結果、一方向クラッチ1
04が連結し、ローラ36が駆動される。その際、ロー
ラ34は自由に一緒に回転する。したがって、枚葉紙1
2はローラ34および36により、押さえ部材90と枚
葉ストッパ84の間の投入口を通って収納ケース16に
収納される。
部86を持ち上げると、運搬装置32の運動に対して抵
抗が加えられる。この抵抗は、ステップモータ26によ
って与えられるトルクを高める。その結果、突起部10
6を付けたステップモータ26のケーシングは、ばね1
12の力に坑してモータ軸の回転方向と反対、すなわち
反時計方向に回転する。それによって突起部106は、
第1のスイッチ部材108を作動させる。それによって
電子制御装置に、運搬装置32が選択された引き渡し位
置に到着したことを知らせる。ステップモータ26の回
転方向は再び反転して、位置決めベルト24はもはや駆
動されない。その際、逆進防止装置が防げられ、位置決
めベルト24は運搬装置32の突起部66に載った押さ
え部材90の圧力のもとで後退する。このとき、駆動ベ
ルト42は時計方向に駆動される。これによって、駆動
ベルト42は図3の上方へ移動し、ローラ36の歯車4
0は時計方向に回転する。その結果、一方向クラッチ1
04が連結し、ローラ36が駆動される。その際、ロー
ラ34は自由に一緒に回転する。したがって、枚葉紙1
2はローラ34および36により、押さえ部材90と枚
葉ストッパ84の間の投入口を通って収納ケース16に
収納される。
【0036】また、図7に示すように、収納ケース(1
6)の側壁高さを調整する枚葉ストッパ(84)を収納
ケース(16)に対して旋回可能に取り付け、収納され
た枚葉紙が収納ケース(16)の側壁を越えるようにな
るとき該枚葉ストッパ(84)を前記押さえ部材(9
0)に連動して旋回させ、前記側壁と該枚葉ストッパ
(84)とで収納ケース(16)の側壁高さを調整する
ようにする。これにより、収納ケース(16)に収納さ
れた枚葉紙束が前側壁80より高く積み上げられる時、
収納された枚葉紙の前縁が持ち上げられた枚葉ストッパ
(84)に当たり、枚葉紙は確実に収納ケース(16)
内に保持される。
6)の側壁高さを調整する枚葉ストッパ(84)を収納
ケース(16)に対して旋回可能に取り付け、収納され
た枚葉紙が収納ケース(16)の側壁を越えるようにな
るとき該枚葉ストッパ(84)を前記押さえ部材(9
0)に連動して旋回させ、前記側壁と該枚葉ストッパ
(84)とで収納ケース(16)の側壁高さを調整する
ようにする。これにより、収納ケース(16)に収納さ
れた枚葉紙束が前側壁80より高く積み上げられる時、
収納された枚葉紙の前縁が持ち上げられた枚葉ストッパ
(84)に当たり、枚葉紙は確実に収納ケース(16)
内に保持される。
【0037】枚葉紙をそれ以上収納できないほど収納さ
れた枚葉束が高くなると、突起部66により脚部86が
持ち上げられた際に、つまみ片102があらかじめ設け
られたストッパに当たるようにする。これにより運搬装
置32はブロックされ、ステップモータ26によって与
えられるトルクが急激に著しく増大する。それによっ
て、ステップモータ26のケーシングはばね112の力
に坑してさらに回転し、ついに突起部106が第2のス
イッチ部材110を作動させる。これにより、満杯信号
が発生する。この満杯信号は、例えば光学的に表示する
ことができる。
れた枚葉束が高くなると、突起部66により脚部86が
持ち上げられた際に、つまみ片102があらかじめ設け
られたストッパに当たるようにする。これにより運搬装
置32はブロックされ、ステップモータ26によって与
えられるトルクが急激に著しく増大する。それによっ
て、ステップモータ26のケーシングはばね112の力
に坑してさらに回転し、ついに突起部106が第2のス
イッチ部材110を作動させる。これにより、満杯信号
が発生する。この満杯信号は、例えば光学的に表示する
ことができる。
【0038】枚葉紙が完全に収納ケース16に収納され
ると、ただちに制御フラップ70は再び解放され、戻し
ばね72によって復帰する。フライドバー60はばね6
8によってリセットされ、突起部66が尾部88を再び
解放する。押さえ部材90は引っ張りばね100の作用
によって、収納ケース16に置かれた枚葉束を押さえ
る。
ると、ただちに制御フラップ70は再び解放され、戻し
ばね72によって復帰する。フライドバー60はばね6
8によってリセットされ、突起部66が尾部88を再び
解放する。押さえ部材90は引っ張りばね100の作用
によって、収納ケース16に置かれた枚葉束を押さえ
る。
【0039】このようにして収納動作が終了し、他の運
搬装置32を引き出し位置に運ぶために、位置決めベル
ト24が再び駆動される。2つの運搬装置32は互いに
正反対の位置に配置されているので、運搬装置32を引
き出し位置に運ぶためには、せいぜい、それぞれ位置決
めベルト24の右側車間部分の長さの行程だけが必要で
ある。これによって、仕分け装置は、非常に速く事務機
械10から次の枚葉紙12を受け取る準備が整う。
搬装置32を引き出し位置に運ぶために、位置決めベル
ト24が再び駆動される。2つの運搬装置32は互いに
正反対の位置に配置されているので、運搬装置32を引
き出し位置に運ぶためには、せいぜい、それぞれ位置決
めベルト24の右側車間部分の長さの行程だけが必要で
ある。これによって、仕分け装置は、非常に速く事務機
械10から次の枚葉紙12を受け取る準備が整う。
【0040】1つの運搬装置32のローラ34および3
6が引き出し位置に駆動されるとき、他の運搬装置32
はその枚葉紙を既に引き渡し終わっている。したがっ
て、他の運搬装置32のローラ34および36の駆動が
防げとはならない。
6が引き出し位置に駆動されるとき、他の運搬装置32
はその枚葉紙を既に引き渡し終わっている。したがっ
て、他の運搬装置32のローラ34および36の駆動が
防げとはならない。
【0041】図示した唯一の駆動ベルト42の代わりに
左右(図1)にそれぞれ1つの独立の駆動ベルトが周回
できることは、直ちに明察される。この場合、2つの駆
動ベルトはやはり共通のステップモータ26によって駆
動される。
左右(図1)にそれぞれ1つの独立の駆動ベルトが周回
できることは、直ちに明察される。この場合、2つの駆
動ベルトはやはり共通のステップモータ26によって駆
動される。
【0042】個別枚葉を収納する際に制御フラップ70
がスライドバー60の作動を越えてさらに旋回すると、
制御フラップ70はローラ間隙に枚葉紙を挾んだローラ
34および36も動かす。それによって枚葉紙は側方に
ずらされ、収納ケース16に収納される。このようにし
て、制御フラップ70を制御してその第1または第2の
旋回位置に旋回させることにより、たとえば枚葉紙の紙
さばきを簡単にするために、選択により側方段差(オフ
セット)あり、またはなしで枚葉紙を収納ケース16に
収納することが可能である。
がスライドバー60の作動を越えてさらに旋回すると、
制御フラップ70はローラ間隙に枚葉紙を挾んだローラ
34および36も動かす。それによって枚葉紙は側方に
ずらされ、収納ケース16に収納される。このようにし
て、制御フラップ70を制御してその第1または第2の
旋回位置に旋回させることにより、たとえば枚葉紙の紙
さばきを簡単にするために、選択により側方段差(オフ
セット)あり、またはなしで枚葉紙を収納ケース16に
収納することが可能である。
【0043】事務機械10から排出された枚葉紙12
を、事務機械10から排出された状態(フェイス・アッ
プ)で収納する場合、転てつ器56は図1に破線で示し
た位置に旋回し、運搬装置32が引き出し位置に移動す
る。この引き出し位置は位置決めベルト24の図1の左
側(第1軌道)部分において案内板54に接続してい
る。事務機械10から排出された枚葉紙12は前縁が案
内板54上を滑動し、運搬装置32のローラ間隙に到達
する。次に、駆動ベルト42が駆動され、その結果、上
述したように、歯車40が駆動されて、連結する一方向
クラッチ104を介してローラ36を駆動する。駆動
は、枚葉紙12の前縁を引き入れる時間だけ行われる。
次いで、運搬装置32は上述した方法で、選択された収
納ケース16に運ばれる。その際、運搬装置32は枚葉
紙12を運搬する。収納ケース16への引渡しは、上述
した方法で行われる。
を、事務機械10から排出された状態(フェイス・アッ
プ)で収納する場合、転てつ器56は図1に破線で示し
た位置に旋回し、運搬装置32が引き出し位置に移動す
る。この引き出し位置は位置決めベルト24の図1の左
側(第1軌道)部分において案内板54に接続してい
る。事務機械10から排出された枚葉紙12は前縁が案
内板54上を滑動し、運搬装置32のローラ間隙に到達
する。次に、駆動ベルト42が駆動され、その結果、上
述したように、歯車40が駆動されて、連結する一方向
クラッチ104を介してローラ36を駆動する。駆動
は、枚葉紙12の前縁を引き入れる時間だけ行われる。
次いで、運搬装置32は上述した方法で、選択された収
納ケース16に運ばれる。その際、運搬装置32は枚葉
紙12を運搬する。収納ケース16への引渡しは、上述
した方法で行われる。
【0044】ただちに明察できるように、仕分け装置が
水平方向に周回する位置決めベルト24および駆動ベル
ト42によって形成されていることも可能である。その
際、収納ケース16は、位置決めベルト24の水平の下
側車間部分の下に垂直に立っている。
水平方向に周回する位置決めベルト24および駆動ベル
ト42によって形成されていることも可能である。その
際、収納ケース16は、位置決めベルト24の水平の下
側車間部分の下に垂直に立っている。
【0045】このような実施態様において、運搬装置3
2から排出された枚葉紙は、自由に下方の収納ケースに
落下する。
2から排出された枚葉紙は、自由に下方の収納ケースに
落下する。
【図1】仕分け装置の図式的な側面図である。
【図2】図1の線II−IIに沿った仕分け装置の部分
正面図である。
正面図である。
【図3】引き渡し位置にある仕分け装置の運搬装置であ
る。
る。
【図4】受け取り位置にある運搬装置である。
【図5】収納ケースの部分断面図と運搬装置の平面図で
ある。
ある。
【図6】停止位置にある収納ケースの側面図である。
【図7】投入位置における収納ケースの図6に対応する
図である。
図である。
12 記録媒体 16 収納ケース 24 位置決めベルト 26 電動機 32 運搬装置 34 ローラ 36 ローラ 38 歯車 40 歯車 42 駆動ベルト 60 スライドバー 66 突起部 70 制御フラップ 80 前側壁 84 枚葉ストッパ 88 尾部 90 押さえ部材 108 スイッチ部材 110 スイッチ部材 112 ばね
Claims (12)
- 【請求項1】 記録媒体を取り込むため互いに平行に配
置された複数の収納ケースと、本仕訳け装置とは別の装
置から一対のローラを利用して記録媒体を受け取り前記
収納ケースへ引き渡す運搬装置と、該運搬装置を前記複
数の収納ケースの記録媒体取り込み側に沿って移動させ
る位置決め牽引手段とを備え、前記運搬装置が受け取っ
た記録媒体を前記収納ケースのうちの選択された任意の
収納ケースに引き渡す枚葉状記録媒体を収納するための
仕分け装置において、 前記位置決め牽引手段(24)を前記収納ケース(1
6)の記録媒体取り込み側の近くを走る第1軌道と該第
1軌道から本仕分け装置の内側方向に一定の距離を隔て
て該第1軌道と平行に走る第2軌道とを有する周回軌道
から構成し、前記運搬装置(32)を該周回軌道上に同
一方向に回動させ、 前記運搬装置(32)の記録媒体の受け取り位置を前記
第1軌道上または第2軌道上のいずれにも設定できるよ
うにしたことを特徴とする枚葉状記録媒体を収納するた
めの仕分け装置。 - 【請求項2】 前記運搬装置(32)を2個使用し、そ
れらの運搬装置(32)を前記周回軌道上において対称
に配置したことを特徴とする請求項1に記載の枚葉状記
録媒体を収納するための仕分け装置。 - 【請求項3】 記録媒体を取り込むため互いに平行に配
置された複数の収納ケースと、本仕訳け装置とは別の装
置から一対のローラを利用して記録媒体を受け取り前記
収納ケースへ引き渡す運搬装置と、該運搬装置を前記複
数の収納ケースの記録媒体取り込み側に沿って移動させ
る位置決め牽引手段とを備え、前記運搬装置が受け取っ
た記録媒体を前記収納ケースのうちの選択された任意の
収納ケースに引き渡す枚葉状記録媒体を収納するための
仕分け装置において、 前記位置決め牽引手段(24)を前記収納ケース(1
6)の記録媒体取り込み側の近くを走る第1軌道と該第
1軌道から本仕分け装置の内側方向に一定の距離を隔て
て該第1軌道と平行に走る第2軌道とを有する周回軌道
から構成し、前記運搬装置(32)を該周回軌道上に同
一方向に回動させ、 前記位置決め牽引手段(24)を電動機(26)で駆動
するとともに、前記運搬装置(32)の前記ローラ(3
4、36)を駆動牽引手段(42)を介して前記電動機
(26)で駆動するように構成し、 位置決め牽引手段(24)の駆動と駆動牽引手段(4
2)の駆動との切り替えを電動機(26)の回転方向の
切り替えによって行うことを特徴とする枚葉状記録媒体
を収納するための仕分け装置。 - 【請求項4】 前記駆動牽引手段(42)を前記位置決
め牽引手段(24)の周回軌道を包囲して該位置決め牽
引手段(24)と同方向に回動するように配置した駆動
ベルト(42)によって形成し、 前記ローラ(34、36)の軸はそれぞれ歯車(38、
40)を備え、前記駆動ベルト(42)が前記第1軌道
上で歯車(40)と前記第2軌道上で歯車(38)とそ
れぞれかみ合い、 さらにこれらの歯車(38、40)が一方向クラッチ
(104)を介して前記ローラ(34、36)の軸と結
合することを特徴とする請求項3に記載の枚葉状記録媒
体を収納するための仕分け装置。 - 【請求項5】 前記歯車(38、40)は該歯車の軸方
向に互いにずれていていることを特徴とする請求項4に
記載の枚葉状記録媒体を収納するための仕分け装置。 - 【請求項6】 前記収納ケース(16)の数とそれら相
互の間隔を自由に選択できることを特徴とする請求項1
から5のいずれかに記載の枚葉状記録媒体を収納するた
めの仕分け装置。 - 【請求項7】 記録媒体を取り込むため互いに平行に配
置された複数の収納ケースと、本仕訳け装置とは別の装
置から一対のローラを利用して記録媒体を受け取り前記
収納ケースへ引き渡す運搬装置と、該運搬装置を前記複
数の収納ケースの記録媒体取り込み側に沿って移動させ
る位置決め牽引手段とを備え、前記運搬装置が受け取っ
た記録媒体を前記収納ケースのうちの選択された任意の
収納ケースに引き渡す枚葉状記録媒体を収納するための
仕分け装置において、 前記運搬装置(32)が前記収納ケース(16)に向か
って突き出す少なくとも1つの突起部(66)を、前記
収納ケース(16)が収納された記録媒体の束を上から
押さえる旋回可能な押さえ部材(90)を、さらに前記
押さえ部材(90)が収納ケース(16)から突き出す
尾部(88)をそれぞれ具備し、 前記突起部(66)を前記ローラ(34、36)の軸方
向に移動可能に構成して、前記運搬装置(32)が選択
された収納ケース(16)に対応する位置に来たとき、
前記尾部(88)と前記突起部(66)を当接させ、該
尾部(88)を介して押さえ部材(90)を持ち上げる
ようにしたことを特徴とする枚葉状記録媒体を収納する
ための仕分け装置。 - 【請求項8】 前記運搬装置(32)が前記押さえ部材
(90)を持ち上げる場合における電動機(26)のト
ルク増大を、前記運搬装置(32)が収納ケース(1
6)への記録媒体の引き渡し位置に位置決めされたこと
を表す信号として利用することを特徴とする請求項7に
記載の枚葉状記録媒体を収納するための仕分け装置。 - 【請求項9】 前記押さえ部材(90)の持ち上がりが
所定の高さに達すると予め設置していたストッパに当接
するようし、この当接による電動機(26)のトルク増
大を収納ケース(16)の満杯を示す信号の発生に利用
することを特徴とする請求項7又は8に記載の枚葉状記
録媒体を収納するための仕分け装置。 - 【請求項10】 旋回可能に支持した電動機(26)を
バネにより静止させておき、位置決め牽引手段(24)
を駆動するトルクが上昇した場合には電動機(26)が
バネの力に抗して回転するように構成し、この回転を本
装置に予め定めた所定の動作を開始させるスイッチの始
動に利用することを特徴とする請求項8又は9に記載の
枚葉状記録媒体を収納するための仕分け装置。 - 【請求項11】 収納ケース(16)の側壁高さを調整
する枚葉ストッパ(84)を収納ケース(16)に対し
て旋回可能に取り付け、収納された枚葉紙が収納ケース
(16)の側壁を越えるようになるとき該枚葉ストッパ
(84)を前記押さえ部材(90)に連動して旋回さ
せ、前記側壁と該枚葉ストッパ(84)とで収納ケース
(16)の側壁高さを調整するようにしたことを特徴と
する請求項7に記載の枚葉状記録媒体を収納するための
仕分け装置。 - 【請求項12】 運搬装置(32)に側方に突き出した
軸と、該側方に突き出した軸の近くに前記運搬装置(3
2)の軌道高さにわたって垂直に延び且つ垂直軸周りに
回転できる制御フラップ(70)とを設け、 前記制御フラップ(70)の回転を利用して前記側方に
突き出した軸を押圧して前記運搬装置(32)の突起部
(66)を移動させ、該突起部(66)を前記尾部(8
8)の下側に位置させることを特徴とする請求項7に記
載の枚葉状記録媒体を収納するための仕分け装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4009731-5 | 1990-03-27 | ||
DE4009731A DE4009731A1 (de) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | Sortiergeraet zur ablage von blattfoermigen aufzeichnungstraegern |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0769518A JPH0769518A (ja) | 1995-03-14 |
JP2694706B2 true JP2694706B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=6403111
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---|---|
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KR100812168B1 (ko) * | 2006-12-23 | 2008-03-12 | (주)대산공업 | 보드의 수직결변환시 모터와 캠을 이용한 이송속도 및위치제어장치 |
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DE202015106870U1 (de) | 2015-12-16 | 2016-01-13 | Rüdiger Sperling | System sowie Vorrichtung zum Sortieren, Detektieren und Notieren |
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-
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- 1991-03-08 DE DE59103254T patent/DE59103254D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-03-27 US US07/675,569 patent/US5172908A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-03-27 JP JP3062792A patent/JP2694706B2/ja not_active Expired - Lifetime
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