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JP2539786Y2 - 映像信号伝送装置 - Google Patents

映像信号伝送装置

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Publication number
JP2539786Y2
JP2539786Y2 JP2012890U JP2012890U JP2539786Y2 JP 2539786 Y2 JP2539786 Y2 JP 2539786Y2 JP 2012890 U JP2012890 U JP 2012890U JP 2012890 U JP2012890 U JP 2012890U JP 2539786 Y2 JP2539786 Y2 JP 2539786Y2
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JP
Japan
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circuit
image data
video signal
data
frame memory
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JP2012890U
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JPH03111073U (ja
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和彦 並木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH03111073U publication Critical patent/JPH03111073U/ja
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Publication of JP2539786Y2 publication Critical patent/JP2539786Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 以下の順序で本考案を説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来の技術 D 考案が解決しようとする課題(第5図及び第6図) E 課題を解決するための手段(第1図、第3図及び第
4図) F 作用(第1図及、3図及び第4図) G 実施例(第1図〜第4図) (G1)実施例の構成(第1図及び第2図) (G−1)画像重畳処理部分(第3図及び第4図) (G2)実施例の動作 (G3)実施例の効果 (G4)他の実施例 H 考案の効果 A 産業上の利用分野 本考案は映像信号伝送装置に関し、例えば動画映像信
号を高能率符号化処理して伝送する映像信号伝送装置に
適用し得る。
B 考案の概要 本考案は、映像信号伝送装置において、ビデオ信号の
前処理又は動きベクトル検出用のフレームメモリ回路に
格納された画像データを、受信した画像データ格納用の
フレームメモリ回路に転送して画像を合成することによ
り、全体として簡易な構成で伝送対象から伝送された画
像と伝送対象に送出する画像とを同時に表示することが
できる。
C 従来の技術 従来、例えばテレビ会議システム、テレビ電話システ
ムなどのように動画映像でなる映像信号を遠隔地に伝送
するいわゆる映像通信伝送システムにおいては、伝送路
を効率良く利用するため、映像信号のフレーム間相関を
利用して映像信用をフレーム間符号化処理するようにな
され、これにより有意情報の伝送効率を高めるようにな
されている。
すなわち伝送装置側においては、動きベクトル検出回
路で、所定フレーム(以下基準フレームと呼ぶ)の画像
を基準にして伝送する画像の動きベクトルを検出する。
さらに送信装置側は、基準フレームの画像を動きベク
トルの分だけ移動させて比較基準の画像を生成した後、
伝送する画像との間で順次画素単位で差データを検出
し、当該差データを動きベクトルと共に伝送する。
受信装置においては、予め伝送された基準フレーム画
像を伝送された動きベクトルの分だけ移動させた後、伝
送された差データを加算して元の画像を再現する。
これにより1フレーム分の画像データを直接伝送する
場合に比して、少ないデータ量で1フレーム分の画像デ
ータを伝送し得、当該処理を繰り返すことにより、効率
良く映像信号を伝送することができる。
D 考案が解決しようとする課題 ところでこの種の映像信号伝送装置において、伝送対
象から伝送された画像と伝送する画像とを同時に表示
し、伝送対象にどのような画像が伝送されているのかモ
ニタすることができれば、便利であると考えられる。
このためには第5図に示すように、例えばテレビジヨ
ン受像機等に用いられるモジユール化されたピクチヤイ
ンピクチヤ回路1を用いて、映像信号伝送装置2の出力
ビデオ信号SVOUTに当該映像信号伝送装置2の入力ビデ
オ信号SVを合成する方法が考えられる(特願平1−1254
3号)。
すなわちテレビジヨンカメラで撮像された通話者のビ
デオ信号SVを、ピクチヤインピクチヤ回路1に出力する
と共にアナログデイジタル変換回路(A/D)4でデイジ
タル信号に変換した後、送信部5で符号化処理して出力
する。
これに対して伝送対象から到来する伝送データを受信
部6で復号し、デイジタルアナログ変換回路(D/A)7
でビデオ信号SVOUTに変換する。
さらにデイジタルアナログ変換回路7から出力される
ビデオ信号SVOUTを加算回路8に出力し、ここでピクチ
ヤインピクチヤ回路1から出力されるビデオ信号SVと合
成した後、モニタ装置に出力する。
このようにすれば、第6図に示すように、伝送対象側
の画像Aの隅に、通話者自身の画像Bを表示し得、伝送
された画像と共に、伝送対象にどのような画像が伝送さ
れているのかモニタすることができる。
ところが実際上、この種のピクチヤインピクチヤ回路
1においては、ビデオ信号SVを一旦デイジタル信号に変
換してフレームメモリ回路に格納した後、ビデオ信号S
VOUTを基準にしてアナログ信号に変換して出力すること
により、ビデオ信号SVOUTにビデオ信号SVを合成するよ
うになされている。
このためこの種の映像信号伝送装置に適用する場合、
映像信号伝送装置2本体と重複した構成になり、その分
全体構成が複雑になる問題があつた。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、全体と
して簡易な構成で伝送対象から伝送された画像と伝送対
象に送出した画像とを同時にモニタすることができる映
像信号伝送装置を提案しようとするものである。
E 課題を解決するための手段 かかる課題を解決するため本考案においては、入力映
像信号SVをデイジタル映像信号に変換するアナログデイ
ジタル変換回路60と、デイジタル映像信号を第1のフレ
ームメモリ回路66に格納して所定のタイミングで読み出
すことによつてデイジタル映像信号を間引いて所定フオ
ーマツトの画像データDINに変換するフオーマツト変換
回路14と、所定の基準画像データDSVに基づいて、画像
データDINの動きベクトルDUGを検出する動きベクトル検
出回路16と、動きベクトルDUGに基づいて、画像データD
INを符号化処理して伝送データを生成する符号化回路2
0、22、24と、伝送データを復号して第2のフレームメ
モリ回路80、78に格納した後、所定のタイミングで読み
出して基準画像データDSVを動きベクトル検出回路16に
出力する送信用デコーダ回路18と、伝送対象から到来す
る伝送データを復号して受信画像データDF3を作成する
受信用デコーダ回路46、48、50と、受信画像データDF3
を第3のフレームメモリ回路90に格納した後、所定のタ
イミングで読み出すことによつて受信用画像データDF3
を補間してデイジタル映像信号のフオーマツトに変換
し、受信デイジタル映像信号を出力するフオーマツト逆
変換回路52と、受信デイジタル映像信号をアナログ信号
に変換するデイジタルアナログ変換回路94とを備え、受
信画像データDF3を第3のフレームメモリ回路90に格納
する際、所定のタイミングで、受信画像データDF3に代
えて、第1のフレームメモリ回路66から出力される画像
データDF1又は第2のフレームメモリ回路80から出力さ
れる基準画像データDF4を格納することにより、受信画
像データDF3の画像の一部に、第1のフレームメモリ回
路66から出力される画像データDF1の画像又は第2のフ
レームメモリ回路80から出力される基準画像データDF2
の画像を表示する。
F 作用 受信画像データDF3を第3のフレームメモリ回路90に
格納する際、所定のタイミングで、受信画像データDF3
に代えて、第1のフレームメモリ回路66から出力される
画像データDF1又は第2のフレームメモリ回路80から出
力される基準画像データDF2を格納し、受信画像データD
F3の画像の一部に、第1のフレームメモリ回路66から出
力される画像データDF1の画像又は第2のフレームメモ
リ回路80から出力される基準画像データDF2を表示すれ
ば、別途回路を設けなくても、伝送対象の画像と伝送対
象に送出した画像とを同時にモニタすることができる。
G 実施例 以下図面について、本考案の一実施例を詳述する。
(G1)実施例の構成 第1図において、10は全体として映像信号伝送装置を
示し、伝送対象との間で通話者の映像及び音声を相互に
伝送する。
すなわち映像信号伝送10は、テレビジヨンカメラ12を
介して通話者を撮像し、当該テレビジヨンカメラ12から
出力されるビデオ信号SVをビデオ信号処理回路14に与え
る。
ビデオ信号処理回路14は、ビデオ信号SVを輝度信号及
び色差信号に変換した後、アナログデイジタル変換回路
でデイジタル信号に変換する。
さらにビデオ信号処理回路14は、デイジタル信号に変
換した輝度信号及び色差信号をCCITT(international t
elegraph and telephone consultative committee)勧
告のフオーマツトに変換する。
すなわち、所定フレーム毎に映像信号を間引きしてフ
レーム周波数を15〔HZ〕に変換した後、垂直及び水平走
査方向の画素数を低減する。
これにより輝度信号に関して、水平及び垂直走査方向
に352×288画素(すなわちCIFの画サイズでなる)又は1
76×144画素(すなわちQCIFの画サイズでなる)の画像
データDINが連続する入力映像信号を作成する。
かくしてビデオ信号処理回路14を介して、ビデオ信号
SVに予備的な処理を施してデータ量を低減し、ライン走
査の順序で画像データDINが連続する入力映像信号を得
ることができる。
第2図に示すように、動きベクトル検出回路16は、内
蔵の走査変換回路において、画像データDINをメモリ回
路に一旦格納した後、所定の順番で順次読み出すことに
より、当該画像データDINの配列を所定順序に並び換え
る。
すなわち動きベクトル検出回路16は、1フレームの画
像(第2図(A))を水平及び垂直走査方向に2×6の
ブロツクGOB(以下ブロツクグループと呼ぶ)に分割す
る(第2図(B))。
さらに動きベクトル検出回路16は、各ブロツクグルー
プGOBを11×3のマクロブロツクBKに分割した後、さら
に当該マクロブロツクBKを水平及び垂直走査方向に8×
8画素単位の微小ブロツクBLに分割する(第2図
(C))。
これにより当該映像信号処理装置1においては、ブロ
ツクグループGOB単位で画像データを転送すると共に処
理するようになされている。
さらにこのときブロツクグループGOB内の画像データD
INの配列においては、マクロブロツクBK単位で画像デー
タDINが連続するようになされ、マクロブロツクBK内に
おいては、ラスタ走査の順序で微小ブロツクBL単位で画
像データDINが連続するようになされる。
なおここでマクロブロツクBKは、輝度信号に対して、
水平及び垂直走査方向に連続する16×16画素の画像デー
タ(Y1〜Y4)を1つの単位とするのに対し、これに対応
する2つの色差信号においては、ビデオ信号処理回路14
でデータ量が低減処理された後時間軸多重化処理され、
それぞれ1つの微小ブロツクBL(Cr、CB)に16×16画素
分のデータが割り当てられる。
このとき動きベクトル検出回路16は、デコーダ回路18
で再現された1フレーム前の画像を基準フレームの画像
に設定し、マクロブロツクBK毎に動きベクトルを検出す
る。
さらに動きベクトル検出回路16は、検出した動きベク
トルの分だけ基準フレーム画像を移動させ、現フレーム
のマクロブロツクBKに対応する位置の16×16画素分の画
像データを作成した後、当該画像データDPRIを差データ
作成回路20に出力する。
同時に動きベクトル検出回路16は、配列を入れ換えた
画像データDINDを、動きベクトルの検出に要する時間だ
け遅延させて出力する。
さらに動きベクトル検出回路16は、画像データDIND
フレーム番号、ブロツクグループ及びマクロブロツクの
アドレスデータ、動きベクトルDUG、当該動きベクトル
検出の際に得られた絶対値和でヘツダDMETを生成し、差
データ作成回路20に出力する。
差データ作成回路20は、所定フレーム毎に、画像デー
タDINDを何ら処理することのなく、続くデイスクリート
コサイン変換回路22に出力し、これにより所定期間毎
に、フレーム内符号化処理した画像データを伝送対象に
伝送し得るようになされている。
これに対してフレーム内符号化処理するフレーム以外
については、画像データDINDから画像データDFRIを減算
し、その結果得られる差データDZをデイスクリートコサ
イン変換回路22に出力する。
これにより当該映像信号伝送装置10においては、差デ
ータDZを伝送することにより、画像データをフレーム間
符号化処理し、フレーム内符号化処理及びフレーム間符
号化処理を所定周期で切り換えることにより、伝送対象
に入力映像信号を効率良く伝送するようになされてい
る。
さらにこのとき差データ作成回路20は、画像データD
PRIを画像データDINDから減算する際に、必要に応じて
ループフイルタ回路を用いて画像データDPRIの高域成分
を抑圧する。
これにより当該映像信号処理装置10においては、マク
ロブロツクBK単位で動きベクトルを検出して差データDZ
を符号化処理しても、マクロブロツクBK間の境目が目立
たないようになされている。
さらに差データ作成回路20は、マクロブロツクBK単位
で伝送に要するデータ量を検出し、フレーム内符号化処
理して伝送した方がフレーム間符号化処理して伝送する
よりも少ないデータ量で伝送し得ると判断した場合は、
フレーム間符号化処理するフレームのマクロブロツクBK
であつても、フレーム内符号化処理して伝送する場合と
同様に画像データDINDを何ら処理することのなく続くデ
イスクリートコサイン変換回路22に出力する。
かくして映像信号伝送装置10においては、フレーム間
符号化処理する際に、伝送に要するデータ量に応じて、
画像データDUGの高域成分を抑圧すると共に、フレーム
間符号化処理からフレーム内符号化処理に処理方法を切
り換えるようになされ、これより選択予測の手法を用い
て効率良く映像信号を伝送するようになされている。
同時に差データ作成回路20は、動きベクトル検出回路
16から伝送されたヘツダDHETから絶対値和のデータを除
去した後、フレーム間符号化処理及びフレーム内符号化
処理の識別データ、ループフイルタ回路を介して得られ
た差データか否かの識別データを付加してデイスクリー
トコサイン変換回路22に出力する。
デイスクリートコサイン変換回路22は、映像信号の2
次元相関を利用して、差データ作成回路20から出力され
る画像データDIND及び差データDZを微小ブロツクBL単位
でDCT変換(discrete cosine transform)し、その結果
得られる変換データDDCTを再量子化回路24に出力する。
このときデイスクリートコサイン変換回路22は、差デ
ータ作成回路20から伝送されたヘツダに変換データDDCT
の累積コード長等のデータを付加して出力する。
再量子化回路24は、変換データDDCTを再量子化して出
力する。
このとき再量子化回路24は、デイスクリートコサイン
変換回路22から出力されるヘツダに基づいて変換データ
DDCTの累積コード長及びデータ量を検出すると共に伝送
バツフア回路33の残量を検出し、当該検出結果に基づい
て量子化ステツプサイズを切り換える。
これにより再量子化回路24は、伝送に要する1フレー
ム当たりのデータ量が所定値になるように保持する。
さらに再量子化回路24は、デイスクリートコサイン変
換回路22から出力されるヘツダから変換データDCTの累
積コード長のデータ等を除去した後、量子化ステツプサ
イズのデータを付加して出力する。
逆再量子化回路26は、再量子化回路24から出力される
ヘツダに基づいて再量子化回路24と逆の変換処理を実行
し、これにより伝送対象側で再現されるデイスクリート
コサイン変換回路20の変換データDDCTを当該伝送側で再
現する。
これに対してデイスクリートコサイン逆変換回路28
は、逆再量子化回路26を介して伝送されるヘツダに基づ
いてデイスクリートコサイン変換回路22の逆変換処理を
実行する。
これにより映像信号伝送装置10においては、伝送対象
側で再現されるデイスクリートコサイン変換回路22の入
力データを当該伝送側で再現することができる。
すなわち、デイスクリートコサイン逆変換回路28を介
して、フレーム内符号化処理されて伝送される映像信号
については、画像データDINDを再現することができのに
対し、フレーム間符号化処理して伝送する映像信号につ
いては、差データDZを再現することができる。
デコーダ回路18は、フレームメモリ回路及び加算回路
で構成され、デイスクリートコサイン逆変換回路28を介
して伝送されるヘツダに基づいて動作を切り換える。
すなわちデコーダ回路18は、デイスクリートコサイン
逆変換回路28からフレーム内符号化処理されたデータ
(すなわち画像データDINDを再現した画像データでな
る)が出力される場合、当該画像データを直接フレーム
メモリ回路に格納する。
さらに、フレームメモリ回路に格納された画像データ
に対して、次フレームの画像データDINが動きベクトル
検出回路16に入力されるタイミングで、当該フレームメ
モリ回路に格納された画像データDSVを動きベクトル検
出回路16に出力する。
これにより動きベクトル検出回路16においては、フレ
ーム内符号化処理したフレームに続くフレームについ
て、当該フレーム内符号化処理されたフレームを基準フ
レームに設定して動きベクトルを検出することができ
る。
さらにデコーダ回路18は、デイスクリートコサイン逆
変換回路28からフレーム間符号化処理されたデータ(す
なわち差データDZを再現したデータでなる)が出力され
る場合、フレームメモリ回路に格納された画像データD
SVを当該差データDZの動きベクトルの分だけ移動させた
後、当該移動させた画像データを差データDZに加算して
フレームメモリ回路に格納する。
これにより加算回路を介して、フレーム間符号化処理
したフレームの元の画像データを再現することができ、
かくして伝送対象側に伝送される画像を順次再現して、
フレームメモリ回路に格納することができる。
さらにデコーダ回路18は、当該フレームメモリ回路に
格納された画像データに対して、次フレームの画像デー
タDINが動きベクトル検出回路16に入力されるタイミン
グで、当該フレームメモリ回路に格納された画像データ
DSVを動きベクトル検出回路16に出力する。
これにより動きベクトル検出回路16においては、1フ
レーム前のフレームを基準フレームにして、順次現フレ
ームの動きベクトルを検出することができる。
さらにこのときデコーダ回路18においては、ループフ
イルタ回路を介して作成された差データDZについては、
ループフイルタ回路を用いて高域成分を抑圧して動きベ
クトルの分だけ移動させるようになされ、これにより差
データ作成回路20と連動してループフイルタ回路を切り
換え、マクロブロツクBK間の境目が目立たないようにす
る。
可変長符号化回路30は、バツフア回路32を介して得ら
れる再量子化回路24に出力データを動きベクトルのデー
タ等と共に可変長符号化処理した後、ヘツダと共に伝送
バツフア回路33に出力する。
伝送バツフア回路33は、可変長符号化回路30の出力デ
ータを一旦格納した後、所定の順序で順次出力する。
スタツフビツト付加回路34は、伝送バツフア回路33の
出力データを誤り訂正回路36に出力し、このとき伝送バ
ツフア回路33の入出力データのデータ量を検出して、回
線L1の伝送速度に比して伝送バツフア回路33の入力デー
タ量が極端に少なくなると、所定のタイミングでデータ
間にスタツフビツトを介挿する。
誤り訂正回路36は、スタツフビツト付加回路34の出力
データに応じてBCHコード(bose chaudhuri hocquenghe
m code)を生成し、スタツフビツト付加回路34から出力
される出力データに付加して出力する。
さらに誤り訂正回路36は、多重変換回路38を介して伝
送対象から得られるデータを当該データに付加されて伝
送されるBCHコードに基づいて誤り訂正し、これにより
伝送中にエラーが発生しても画質劣化を有効に回避し得
るようになされている。
多重変換回路38は、誤り訂正回路36の出力データにデ
イジタル音声信号を多重化した後、回線L1に送出する。
これにより、ビデオ信号SV及び音声信号を伝送対象に
効率良く伝送することができる。
同時に多重変換回路38は、回線L1を介して伝送対象か
ら伝送されたデータを入力し、多重化された映像信号と
デイジタル音声信号とを分離する。
さらに分離したデイジタル音声信号を所定の復号回路
に出力すると共に、映像信号をスタツフビツト除去回路
40に出力する。
スタツフビツト除去回路40は、伝送対象側のスタツフ
ビツト付加回路34で介挿されたスタツフビツトを除去す
る。
バツフア回路42は、スタツフビツトが除去されたデー
タを一旦格納した後、ヘツダを分離して復号回路44に出
力する。
復号回路44は、伝送対象側の可変長符号化回路30の逆
処理を実行する。
逆再量子化回路46は、複号回路44を介して入力される
ヘツダに基づいて、復号回路44の出力データを逆再量子
化処理し、これにより伝送対象側で再量子化処理された
再量子化回路24の入力データを再現する。
デイスクリートコサイン逆変換回路48は、デイスクリ
ートコサイン逆変換回路28と同様に、ヘツダに基づいて
逆再量子化回路46の出力データを処理し、これにより伝
送対象側でデイスクリートコサイン変換処理されたデー
タを再現する。
デコーダ回路50は、伝送されたヘツダに基づいて、デ
コーダ回路18と同様の処理を実行し、これにより伝送対
象側で符号化処理された画像データを再現する。
ビデオ信号処理回路52は、補間演算の手法を用いて、
ビデオ信号処理回路14の逆処理を実行した後、その結果
得られるビデオ信号をモニタ装置54に出力し、これによ
り伝送対象から送出された通話対象の映像をモニタする
ことができる。
(G1−1)画像重畳処理部分 第3図に示すように、この実施例においては、ビデオ
信号処理回路14及び52、デコーダ回路18とで、伝送対象
から伝送された画像と伝送対象に送出する画像とを合成
する。
すなわちビデオ信号処理回路14においては、ビデオ信
号SVを輝度信号及び色差信号に変換した後、アナログデ
イジタル変換回路(A/D)60でデイジタル信号に変換す
る。
さらに色差信号について1サンプリングおきに時間軸
多重化した後、輝度信号と共にプリフイルタ回路61で高
域を抑圧し、フレームメモリ回路63に格納する。
ライン数変換回路64は、フレームメモリ回路63に格納
された画像データを垂直走査方向に順次読み出し、補間
演算の手法を用いて画像データを作成し、これにより52
5本のライン数を180本のライン数に変換する。
フレームメモリ回路66は、ライン数変換回路64から順
次出力される画像データを一旦格納した後、所定の順序
で出力し、これにより画像データDINの配列を垂直走査
方向に連続する順序からラスタ走査の順序に変換して動
きベクトル検出回路16に出力する。
かくして動きベクトル検出回路16においては、フレー
ムメモリ回路66から出力される画像データDINを取り込
んで、マクロブロツク単位に分割した後、動きベクトル
を検出するようになされている。
さらにフレームメモリ回路66は、格納した画像データ
をサンプリングして選択回路88に出力する。
これによりフレームメモリ回路66は、動きベクトル検
出回路16に出力する画像データを間引きして送出し、例
えば水平及び垂直走査方向に画素数を1/3に低減した画
像データDF1を選択回路88に出力する。
このときフレームメモリ回路66は、デコーダ回路50か
ら出力される画像データDF3のタイミングに同期して画
像データDF1を出力する。
さらにこのときフレームメモリ回路66は、画像データ
DF3で形成される画像に対して、当該画像の右下隅の画
像データDF3が出力されるタイミングで画像データDF1
出力する。
これに対して第4図に示すように、デコーダ回路18
は、デイスクリートコサイン逆変換回路28から出力され
る画像データDHND及びDZを加算回路70に与える。
さらにデコーダ回路18は、ヘツダDNETを検出すること
により、フレーム間符号化処理及びフレーム内処理の識
別データ、ループフイルタ回路のオンオフ情報に応じて
選択回路72及び74の接点を切り換え、これにより符号化
処理された画像データを再現する。
すなわち、フレーム内符号化処理された画像データを
処理する場合、デコーダ回路18は、選択回路72のアース
側接点を選択する。
これにより、デイスクリートコサイン逆変換回路28で
再現された画像データDINDにおいては、加算回路70、ク
リツピング回路76を介してフレームメモリ回路78、80及
び82に格納される。
これに対してフレーム間符号化処理された画像データ
を処理する場合、デコーダ回路18は、選択回路72の選択
回路74側接点を選択する。
これにより選択回路72は、ループフイルタ回路84又は
レジスタ回路86を介して、フレームメモリ回路82から動
きベクトルDUGの分だけずれたタイミングで出力される
画像データを加算回路70に出力する。
従つて、デイスクリートコサイン逆変換回路28で再現
された差データDZにおいては、動きベクトルDUGの分だ
け移動させてフレームメモリ回路82から読み出される1
フレーム前の画像データに加算回路70で加算された後、
フレームメモリ回路78、80及び82に格納され、これによ
り元の画像データを再現することができる。
このとき選択回路74においては、差データ作成回路20
でループフイルタ回路が選択された場合は、対応する画
像データを再現する際にループフイルタ回路84側接点を
選択するように制御され、これにより高域を抑圧した前
フレームの画像データを基準にして元の画像データを再
現するようになされている。
これによりループフイルタ回路を介して作成された差
データDZをループフイルタ回路84を介して再現すること
ができ、マクロブロツクの境界を目立たなくすることが
できる。
なお、1フレーム前のフレームを基準フレームに設定
してフレーム間符号化処理を繰り返す場合、再量子化誤
差等が累積して誤つたデータが発生する場合がある。
このためクリツピング回路76は、加算回路70を介し
て、当該映像信号伝送装置10では使用されていない例え
ば負の値の加算データが得られると、これを値0にクリ
ツプすることにより、誤差の累積による画質劣化を有効
に回避し得るようになされている。
これに対してフレームメモリ回路78は、加算回路70を
介して得られる画像データを一旦格納した後、動きベク
トル検出回路16から出力されるアドレスデータに基づい
て、動きベクトル検出回路16にブロツクグループ単位で
出力する。
これにより動きベクトル検出回路16においては、再現
された画像データDSVに基づいて、順次動きベクトルを
検出することができる。
これに対してフレームメモリ回路80は、格納した画像
データをサンプリングして選択回路88に出力する。
これによりフレームメモリ回路80は、再現された画像
データDSVを間引きして送出し、例えば水平及び垂直走
査方向に画素数を1/3に低減した画像データDF2を選択回
路88に出力する。
このときフレームメモリ回路80は、デコーダ回路50か
ら出力される画像データDF3のタイミングに同期して画
像データDF2を出力する。
さらにこのときフレームメモリ回路80は、画像データ
DF3で形成される画像に対して、当該画像の右下隅の画
像データDF3が出力されるタイミング画像データDF2を出
力する。
かくして選択回路88においては、フレームメモリ回路
66に格納された符号化前の画像データDF1と、フレーム
メモリ回路80に格納された再現された画像データDF3
を選択出力することができる。
ここで選択回路88は、所定の操作子の操作に応動して
接点を切り換え、その選択出力をビデオ信号処理回路52
に出力する。
ビデオ信号処理回路52において、フレームメモリ回路
回路90は、デコーダ回路50から出力される画像データD
F3を取り込んだ後、垂直走査方向に連続する画像データ
に変換して出力する。
さらにフレームメモリ回路90は、所定の操作子がオン
操作されると、選択回路88から画像データDF1又はDF2
出力されるタイミングで、画像データDF3に代えて当該
画像データDF1又はDF2を取り込む。
従つてフレームメモリ回路回路90においては、画像デ
ータDF3で形成される画像の右下隅に、画像データDF1
はDF2で形成される画像を配置した画像データを得るこ
とができる。
ライン数逆変換回路91は、ライン数変換回路64と逆に
補間演算の手法を用いてフレームメモリ回路90から出力
される画像データを処理し、これにより、180本のライ
ン数を525本のライン数に変換する。
フレームメモリ回路92は、ライン数逆変換回路91から
順次出力される画像データを一旦格納した後、所定の順
序で出力し、これにより垂直走査方向に順次連続する画
像データをラスタ走査の順序に並び換える。
ポストフイルタ回路93は、プリフイルタ回路61とは逆
に画像データの高域を強調する。
ビデオ信号処理回路52は、強調した画像データの内、
時間軸多重化された色差信号を元の配列の戻した後、輝
度信号と共にデイジタルアナログ変換回路(D/A)94に
出力する。
これにより、フレームメモリ回路90に格納された画像
データをビデオ信号SVOUTに変換して出力することがで
き、伝送対象から送出された画像右下隅に通話者の画像
を表示することができる。
かくして、ピクチヤインピクチヤ回路1のような画像
合成専用の回路を用いなくても、伝送対象から伝送され
た画像と伝送対象に送出した画像とを同時にモニタする
ことができ、その分全体構成を簡略化して使い勝手を向
上するとができる。
さらにこのとき選択回路88の接点を切り換えることに
より、撮像された画像及び伝送対象で表示される画像を
必要に応じて選択的に表示し得、その分当該映像信号伝
送装置10の使い勝手を向上することができる。
かくしてこの実施例において、アナログデイジタル変
換回路60は、入力映像信号SVをデイジタル映像信号に変
換するアナログデイジタル変換回路を構成するのに対
し、ビデオ信号処理回路14は、デイジタル映像信号を第
1のフレームメモリ回路66に格納して所定のタイミング
で読み出すことによつて当該デイジタル映像信号を間引
いて所定フオーマツトの画像データDINに変換するフオ
ーマツト変換回路を構成する。
さらに動きベクトル検出回路16は、所定の基準画像デ
ータDSVに基づいて、画像データDINの動きベクトルDUG
を検出する動きベクトル検出回路を構成するのに対し、
デイスクリートコサイン変換回路22、再量子化回路28
は、動きベクトルDUGに基づいて、画像データDINを符号
化処理して伝送データを生成する符号化回路を構成す
る。
さらに逆再量子化回路26、デイスクリートコサイン逆
変換回路28及びデコーダ回路18は、伝送データを復号し
て第2のフレームメモリ回路78、80に格納した後、所定
のタイミングで読み出して基準画像データDSVを動きベ
クトル検出回路16に出力する送信用デコーダ回路を構成
し、これに対応する逆再量子化回路46、デイスクリート
コサイン逆変換回路48及びデコーダ回路50は、伝送対象
から到来する伝送データを復号して受信画像データDF3
を作成する受信用デコーダ回路を構成する。
さらにビデオ信号処理回路52は、受信画像データDF3
を第3のフレームメモリ回路90に格納した後、所定のタ
イミングで読み出すことによつて受信用画像データDF3
を補間してデイジタル映像信号のフオーマツトに変換
し、受信デイジタル映像信号を出力するフオーマツト逆
変換回路52を構成し、デイジタルアナログ変換回路94
は、受信デイジタル映像信号をアナログ信号に変換する
デイジタルアナログ変換回路を構成する。
(G2)実施例の動作 以上の構成において、テレビジヨンカメラ12から出力
されるビデオ信号SVは、ビデオ信号処理回路14におい
て、デイジタル信号に変換された後、フレームメモリ回
路63、ライン数変換回路64及びフレームメモリ回路66で
ライン数が変換され、CCITT勧告フォーマツトの画像デ
ータDINに変換される。
このときフレームメモリ回路66から、ラスタ走査の順
序で連続する画像データDINが動きベクトル検出回路16
に出力されると共に、デコーダ回路50から出力される画
像データDF3を基準にしてサンプリング処理された画像
データDF1が選択回路88に出力される。
画像データDINは、動きベクトル検出回路16で画像デ
ータの配列が並び換えられた後、マクロブロツク毎に動
きベクトルが検出される。
ここで、検出された動きベクトルに基づいて比較基準
の画像データDPRIが生成され、当該画像データDPRIが画
像データDINDと共に差データ作成回路20に出力される。
差データ作成回路20において、所定フレーム周期でフ
レーム内符号化処理が選択され、フレーム内符号化処理
においては、画像データDINDが直接デイスクリートコサ
イン変換回路22に出力される。
これに対してフレーム間符号化処理においては、画像
データDINDから画像データDPRIが減算されて差データDZ
が作成され、当該差データDZがデイスクリートコサイン
変換回路22に出力される。
これによりデイスクリートコサイン変換回路22を介し
て変換データDDCTが得られ、当該変換データDDCTが再量
子化回路24で再量子化処理された後、バツフア回路32を
介して可変長符号化回路30で可変長符号化処理され、そ
の出力データが順次伝送バツフア回路33、スタツフデー
タ付加回路34、誤り訂正回路36及び多重変換回路38を介
して伝送対象に送出される。
さらに再量子化回路24の出力データは、逆再量子化回
路26及びデイスクリートコサイン逆変換回路28を順次介
して、デコーダ回路18に入力される。
ここでフレーム内符号化処理されて伝送された画像デ
ータDINVにおいては、フレームメモリ回路78、80、82に
直接格納されるのに対し、フレーム間符号化処理された
伝送されて差データDZにおいては、動きベクトルの分だ
けタイミングのずれた1フレーム前の画像データに加算
回路70で加算された後、フレームメモリ回路78、80、82
に格納される。
フレームメモリ回路78に格納された画像データは、動
きベクトル検出用の基準フレームの画像データDSVとし
て出力されるのに対し、フレームメモリ回路82に格納さ
れた画像データは、続くフレームの画像データ再現のた
めに加算回路70に出力される。
これに対してフレームメモリ回路80に格納された画像
データは、画像データDF3を基準にしてサンプリング処
理されて選択回路88に出力される。
選択回路88に出力された画像データDF1及びDF2におい
ては、画像データDF3に同期してフレームメモリ回路90
に出力され、これにより当該フレームメモリ回路90に、
画像データDF3で形成される画像の右下隅に、画像デー
タDF1又はDF2で形成される画像を配置した画像データが
格納される。
当該画像データは、ライン数逆変換回路91及びフレー
ムメモリ回路92でライン数が変換された後、ポストフイ
ルタ回路93及びデイジタルアナログ変換回路94を介して
ビデオ信号SVOUTに変換され、これによりモニタ装置54
を介して伝送対象から送出された画像右下隅に通話者の
画像を表示することができる。
(G3)実施例の効果 以上の構成によれば、画像データのフオーマツト変換
用のフレームメモリ回路66又は動きベクトル検出用のフ
レームメモリ回路80に格納された画像データをサンプリ
ングして、デコーダ回路50から出力される画像データD
F3と共にフオーマツト逆変換用のフレームメモリ回路90
に格納することにより、簡易な構成で伝送対象の画像と
伝送する画像とを同時に表示することができる。
(G4)他の実施例 なお上述の実施例においては、撮像された画像又は伝
送対象で表示される画像を選択し、伝送された画像と共
に表示する場合について述べたが、本考案はこれに限ら
ず、何れか1つだけを表示するようにしてもよい。
このとき例えば撮像された画像を表示する場合、フレ
ームメモリ回路66からフレームメモリ回路90に画像デー
タを転送する代わりに、フレームメモリ回路63からフレ
ームメモリ回路92に画像データを転送するようにしても
よい。
さらに上述の実施例においては、音声信号と共に映像
信号を伝送する映像信号伝送装置に本考案を適用した場
合について述べたが、本考案はこれに限らず、映像信号
を高能率符号化処理して伝送する場合、記録媒体に記録
する場合に広く適用することができる。
H 考案の効果 上述のように本考案によれば、ビデオ信号のフオーマ
ツト変換用又は動きベクトル検出用のフレームメモリ回
路に格納された画像データを、受信した画像データ格納
用のフレームメモリ回路に転送して画像を合成すること
により、全体として簡易な構成で伝送対象から伝送され
た画像と、伝送対象に送出した画像とを同時にモニタす
ることができる映像信号伝送装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による映像信号伝送装置を示
すブロツク図、第2図は動きベクトル検出回路の動作の
説明に供する略線図、第3図は画像重畳処理部分を示す
ブロツク図、第4図はデコーダ回路を示すブロツク図、
第5図は従来の画像合成方法を示すブロツク図、第6図
はその合成画像を示す略線図である。 10……映像信号伝送装置、14、52……ビデオ信号処理回
路、16……動きベクトル検出回路、18、50……デコーダ
回路、60……アナログデイジタル変換回路、63、66、7
8、80、82、90、92……フレームメモリ回路、94……デ
イジタルアナログ変換回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号をデイジタル映像信号に変換
    するアナログデイジタル変換回路と、 上記デイジタル映像信号を第1のフレームメモリ回路に
    格納して所定のタイミングで読み出すことによつて上記
    デイジタル映像信号を間引いて所定フオーマツトの画像
    データに変換するフオーマツト変換回路と、 所定の基準画像データに基づいて、上記画像データの動
    きベクトルを検出する動きベクトル検出回路と、 上記動きベクトルに基づいて、上記画像データを符号化
    処理して伝送データを生成する符号化回路と、 上記伝送データを復号して第2のフレームメモリ回路に
    格納した後、所定のタイミングで読み出して上記基準画
    像データを上記動きベクトル検出回路に出力する送信用
    デコーダ回路と、 伝送対象から到来する伝送データを復号して受信画像デ
    ータを作成する受信用デコーダ回路と、 上記受信画像データを第3のフレームメモリ回路に格納
    した後、所定のタイミングで読み出すことによつて上記
    受信用画像データを補間して上記デイジタル映像信号の
    フオーマツトに変換し、受信デイジタル映像信号を出力
    するフオーマツト逆変換回路と、 上記受信デイジタル映像信号をアナログ信号に変換する
    デイジタルアナログ変換回路と、 を具え、 上記受信画像データを第3のフレームメモリ回路に格納
    する際、所定のタイミングで、上記受信画像データに代
    えて、上記第1のフレームメモリ回路から出力される上
    記画像データ又は上記第2のフレームメモリ回路から出
    力される上記基準画像データを格納することにより、 上記受信画像データの画像の一部に、上記第1のフレー
    ムメモリ回路から出力される上記画像データの画像又は
    上記第2のフレームメモリ回路から出力される上記基準
    画像データの画像を表示する ことを特徴とする映像信号伝送装置。
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