JP2516998Y2 - ホイールカバー - Google Patents
ホイールカバーInfo
- Publication number
- JP2516998Y2 JP2516998Y2 JP1988056890U JP5689088U JP2516998Y2 JP 2516998 Y2 JP2516998 Y2 JP 2516998Y2 JP 1988056890 U JP1988056890 U JP 1988056890U JP 5689088 U JP5689088 U JP 5689088U JP 2516998 Y2 JP2516998 Y2 JP 2516998Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel cover
- wheel
- stopper
- holding portion
- wheel disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B7/00—Wheel cover discs, rings, or the like, for ornamenting, protecting, venting, or obscuring, wholly or in part, the wheel body, rim, hub, or tyre sidewall, e.g. wheel cover discs, wheel cover discs with cooling fins
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B7/00—Wheel cover discs, rings, or the like, for ornamenting, protecting, venting, or obscuring, wholly or in part, the wheel body, rim, hub, or tyre sidewall, e.g. wheel cover discs, wheel cover discs with cooling fins
- B60B7/06—Fastening arrangements therefor
- B60B7/08—Fastening arrangements therefor having gripping elements consisting of formations integral with the cover
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B7/00—Wheel cover discs, rings, or the like, for ornamenting, protecting, venting, or obscuring, wholly or in part, the wheel body, rim, hub, or tyre sidewall, e.g. wheel cover discs, wheel cover discs with cooling fins
- B60B7/06—Fastening arrangements therefor
- B60B7/12—Fastening arrangements therefor comprising an annular spring or gripping element mounted on the cover
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車の車輪に装着するホイールカバー
に関する。
に関する。
従来のホイールカバーとしては、例えば実開昭60-148
101号公報に記載され、また第9,10図に示されるような
ものがある。そこで、従来技術を第9,10図に基づいて説
明すると、車輪のホイールディスク1の内周に沿って、
径方向内側に向けて突設された保持部2先端2aに、ホイ
ールカバー3の裏面に一体成形された係合爪4を係合す
るとともに、保持部2における外側面2bに、前記ホイー
ルカバー3の裏面に一体成形されたストッパ5を当て
て、ホイールカバー3が車軸方向内側に移動することを
抑止している。6は、係合爪4を径方向内側から同外側
に向けて付勢する環状ばねである。
101号公報に記載され、また第9,10図に示されるような
ものがある。そこで、従来技術を第9,10図に基づいて説
明すると、車輪のホイールディスク1の内周に沿って、
径方向内側に向けて突設された保持部2先端2aに、ホイ
ールカバー3の裏面に一体成形された係合爪4を係合す
るとともに、保持部2における外側面2bに、前記ホイー
ルカバー3の裏面に一体成形されたストッパ5を当て
て、ホイールカバー3が車軸方向内側に移動することを
抑止している。6は、係合爪4を径方向内側から同外側
に向けて付勢する環状ばねである。
しかしながら、前記従来のストッパ5は、ホイールカ
バー3の周方向に沿った向きをなしていて、保持部2外
側面2bのホイールディスク外周側の盛り上がった部分に
不安定に当接しないように、径方向の厚みが小さく、且
つ突設位置をカバー外周に近い所に設定できなかったた
めに、ホイールカバー3の装着時に、ストッパ5が保持
部2の外側面2bに当たっている場合と、外側面2bに当た
らずに先端2a側に外れている場合とで、ホイールカバー
3の位置や姿勢が近似していた。
バー3の周方向に沿った向きをなしていて、保持部2外
側面2bのホイールディスク外周側の盛り上がった部分に
不安定に当接しないように、径方向の厚みが小さく、且
つ突設位置をカバー外周に近い所に設定できなかったた
めに、ホイールカバー3の装着時に、ストッパ5が保持
部2の外側面2bに当たっている場合と、外側面2bに当た
らずに先端2a側に外れている場合とで、ホイールカバー
3の位置や姿勢が近似していた。
第9図に示されるのが、ストッパ5が保持部2の外側
面2bに当たった状態で、係合爪4が保持部2先端2aに係
合する直前の状態であり、このまま矢印方向にホイール
カバー3を叩くことによって、ホイールカバー3の正常
な取付けをすることができる。第10図に示されるのが、
ストッパ5が保持部2の外側面2bから先端2a側に外れて
いる状態であって、ホイールカバー3全体が、図におい
て第9図の場合より少し上にある。この状態は、ホイー
ルカバー3の位置や姿勢が、第9図の正常な場合に比較
して少ししか変化していないために、ホイールカバー3
が正常状態でないことが分り難い。従って矢印方向にホ
イールカバー3を叩いても装着することができないし、
無理に叩くと保持部2が折損したりストッパ5が変形等
をして、ホイールカバー3が使用不能になる場合もあ
る。また、第10図の状態でもホイールカバー3をホイー
ルディスク1に装着できるように保持部2の径を拡大し
ておくと、正常な装着時に係合爪4が充分に保持部2に
係合できずに容易に脱落することになる。
面2bに当たった状態で、係合爪4が保持部2先端2aに係
合する直前の状態であり、このまま矢印方向にホイール
カバー3を叩くことによって、ホイールカバー3の正常
な取付けをすることができる。第10図に示されるのが、
ストッパ5が保持部2の外側面2bから先端2a側に外れて
いる状態であって、ホイールカバー3全体が、図におい
て第9図の場合より少し上にある。この状態は、ホイー
ルカバー3の位置や姿勢が、第9図の正常な場合に比較
して少ししか変化していないために、ホイールカバー3
が正常状態でないことが分り難い。従って矢印方向にホ
イールカバー3を叩いても装着することができないし、
無理に叩くと保持部2が折損したりストッパ5が変形等
をして、ホイールカバー3が使用不能になる場合もあ
る。また、第10図の状態でもホイールカバー3をホイー
ルディスク1に装着できるように保持部2の径を拡大し
ておくと、正常な装着時に係合爪4が充分に保持部2に
係合できずに容易に脱落することになる。
このように、従来技術においては、ホイールカバー3
の装着時に、ホイールディスク1に対するホイールカバ
ー3の係合位置が正常である場合と異常である場合との
明確な区別をつけ難いという未解決の課題があった。
の装着時に、ホイールディスク1に対するホイールカバ
ー3の係合位置が正常である場合と異常である場合との
明確な区別をつけ難いという未解決の課題があった。
この考案は、このような従来技術の課題に着目してな
されたものであって、ホイールカバーの装着時に、ホイ
ールディスクに対するホイールカバーの係合位置が正常
である場合と異常である場合とを明確に区別できるよう
にすることを目的としている。
されたものであって、ホイールカバーの装着時に、ホイ
ールディスクに対するホイールカバーの係合位置が正常
である場合と異常である場合とを明確に区別できるよう
にすることを目的としている。
上記目的を達成するため、この考案は、 車輪のホイールディスクの内周に沿って径方向内側に向
けて突設された保持部に対して車輪の径方向内側から同
方向外側に向けて係合する複数の係合爪と、前記ホイー
ルディスクの保持部外側面に当接して車軸方向内側への
ホイールカバーの移動を抑止する複数のストッパとを裏
面に備えたホイールカバーにおいて、 前記ホイールカバーのストッパは、前記ホイールディス
クの保持部の外側面に当接する当接部と、この当接部か
らホイールカバーの径方向外側に延びてホイールディス
クの保持部の外側面に当接する位置決め用としての逃げ
部とを有していることを特徴としている。
けて突設された保持部に対して車輪の径方向内側から同
方向外側に向けて係合する複数の係合爪と、前記ホイー
ルディスクの保持部外側面に当接して車軸方向内側への
ホイールカバーの移動を抑止する複数のストッパとを裏
面に備えたホイールカバーにおいて、 前記ホイールカバーのストッパは、前記ホイールディス
クの保持部の外側面に当接する当接部と、この当接部か
らホイールカバーの径方向外側に延びてホイールディス
クの保持部の外側面に当接する位置決め用としての逃げ
部とを有していることを特徴としている。
ホイールカバーのストッパの逃げ部は、ホイールディ
スクの保持部の外側面に対応する円弧面を形成するとよ
い。
スクの保持部の外側面に対応する円弧面を形成するとよ
い。
この考案のホイールカバーのストッパには、ホイール
ディスクの保持部の外側面に当接する当接部の径方向外
側に延びる逃げ部を設けているので、ストッパの径方向
の寸法が大になり、且つホイールカバー外周に近い位置
にストッパを設けられる。このため、ホイールカバーの
装着時に、ストッパの当接部がホイールディスクの保持
部外側面から先端側に外れて逃げ部が前記保持部の先端
側に乗り上っている場合は、ホイールカバーの位置はホ
イールディスクに対して径方向に大きくずれた位置にな
るから、作業者において、ホイールカバーの位置が正常
でないことを明確に認識することができる。
ディスクの保持部の外側面に当接する当接部の径方向外
側に延びる逃げ部を設けているので、ストッパの径方向
の寸法が大になり、且つホイールカバー外周に近い位置
にストッパを設けられる。このため、ホイールカバーの
装着時に、ストッパの当接部がホイールディスクの保持
部外側面から先端側に外れて逃げ部が前記保持部の先端
側に乗り上っている場合は、ホイールカバーの位置はホ
イールディスクに対して径方向に大きくずれた位置にな
るから、作業者において、ホイールカバーの位置が正常
でないことを明確に認識することができる。
また、ストッパの逃げ部に、ホイールディスクの保持
部の外側面に対応する円弧面を形成した場合は、ホイー
ルカバーの装着直前においてホイールディスクに対する
ホイールカバーの位置に多少のずれがあっても、ホイー
ルカバーを叩く力によって、ストッパの逃げ部が、ホイ
ールディスクの保持部の外側面を、径方向外側に滑って
ホイールカバー全体を所定位置に案内するため、前記位
置のずれが修正され、正常にホイールカバーの取付けが
行われる。
部の外側面に対応する円弧面を形成した場合は、ホイー
ルカバーの装着直前においてホイールディスクに対する
ホイールカバーの位置に多少のずれがあっても、ホイー
ルカバーを叩く力によって、ストッパの逃げ部が、ホイ
ールディスクの保持部の外側面を、径方向外側に滑って
ホイールカバー全体を所定位置に案内するため、前記位
置のずれが修正され、正常にホイールカバーの取付けが
行われる。
第1〜3図はこの考案の第1実施例である。3がホイ
ールカバーであり、その本体は円板状のもので周縁部か
ら中央部に向けて次第に厚みが大になっている。このホ
イールカバー3の裏面において、周縁に沿った内側に複
数の係合爪4とストッパ5とが立設されている。係合爪
4は、ホイールカバー3の周縁に沿う方向の板状をな
し、径方向内側に補強用のリブ4aが一体成形されてい
る。このリブ4aを径方向内側から同外側に向けて付勢し
ているのが、各係合爪4の夫々のリブ4aに係合している
環状ばね6である。
ールカバーであり、その本体は円板状のもので周縁部か
ら中央部に向けて次第に厚みが大になっている。このホ
イールカバー3の裏面において、周縁に沿った内側に複
数の係合爪4とストッパ5とが立設されている。係合爪
4は、ホイールカバー3の周縁に沿う方向の板状をな
し、径方向内側に補強用のリブ4aが一体成形されてい
る。このリブ4aを径方向内側から同外側に向けて付勢し
ているのが、各係合爪4の夫々のリブ4aに係合している
環状ばね6である。
ストッパ5は板状をなしてホイールカバー3の径方向
に沿って立設され、以てストッパ5は径方向にわたる寸
法が大になっており、この実施例においては2つのスト
ッパ5が1組をなし、この組と係合爪4とが、ホイール
カバー3の周縁に沿って交互に立設されている。
に沿って立設され、以てストッパ5は径方向にわたる寸
法が大になっており、この実施例においては2つのスト
ッパ5が1組をなし、この組と係合爪4とが、ホイール
カバー3の周縁に沿って交互に立設されている。
組をなす2つのストッパ5は、この実施例では径方向
内側端において連結リブ5aによって連結されてコ字状を
なし、連結リブ5aの中央部に補強リブ5bが形成されてい
る。ストッパ5のホイールカバー3径方向外側の先端面
は、ホイールカバー1の保持部2の外側面2bに対応する
円弧面が形成された逃げ部5cであり、この逃げ部5cのホ
イールカバー3径方向内側に隣接するホイールディスク
当接部5eを、ホイールディスク1における保持部2の外
側面2bに対接させるものとする。
内側端において連結リブ5aによって連結されてコ字状を
なし、連結リブ5aの中央部に補強リブ5bが形成されてい
る。ストッパ5のホイールカバー3径方向外側の先端面
は、ホイールカバー1の保持部2の外側面2bに対応する
円弧面が形成された逃げ部5cであり、この逃げ部5cのホ
イールカバー3径方向内側に隣接するホイールディスク
当接部5eを、ホイールディスク1における保持部2の外
側面2bに対接させるものとする。
ホイールディスク1は、例えばアルミニウム合金から
なり、その内周に沿って、径方向内側に向けて前記保持
部2が突設されて、その先端2aに、ホイールカバー3の
前記係合爪4を車輪の径方向内側から同方向外側に向け
て係合するとともに、保持部2における外側面2bで、前
記ストッパ5を支持するものである。
なり、その内周に沿って、径方向内側に向けて前記保持
部2が突設されて、その先端2aに、ホイールカバー3の
前記係合爪4を車輪の径方向内側から同方向外側に向け
て係合するとともに、保持部2における外側面2bで、前
記ストッパ5を支持するものである。
第2図には、鎖線で示すホイールディスク1にホイー
ルカバー3が正常に装着された状態が示されるが、以下
に、第4〜6図を用いて、ストッパ5の作用を説明す
る。
ルカバー3が正常に装着された状態が示されるが、以下
に、第4〜6図を用いて、ストッパ5の作用を説明す
る。
まず、第4図は、ストッパ5のホイールディスク当接
部5eが保持部2の外側面2bに当接した状態で、係合爪4
が保持部2先端2aに係合する直前の状態であり、このま
ま矢印方向にホイールカバー3を叩くことによって、ホ
イールカバー3の正常な取付けをすることができる。そ
の結果、第2図に示すようにホイールカバー3が取付け
られる。
部5eが保持部2の外側面2bに当接した状態で、係合爪4
が保持部2先端2aに係合する直前の状態であり、このま
ま矢印方向にホイールカバー3を叩くことによって、ホ
イールカバー3の正常な取付けをすることができる。そ
の結果、第2図に示すようにホイールカバー3が取付け
られる。
第5図は、ストッパ5の逃げ部5cが、保持部2の外側
面2bと先端2aとの間に当接している状態で、ホイールカ
バー3の径方向反対側においては係合爪4先端が保持部
2の外側面2bに当接している。この状態でホイールカバ
ー3を外側から矢印方向に叩くと、ホイールカバー3全
体が車軸方向内側に付勢される。このとき、ストッパ5
の逃げ部5cが円弧面になっているため、その円弧面がホ
イールディスク1の保持部2を滑って、その外側面2bに
案内される。
面2bと先端2aとの間に当接している状態で、ホイールカ
バー3の径方向反対側においては係合爪4先端が保持部
2の外側面2bに当接している。この状態でホイールカバ
ー3を外側から矢印方向に叩くと、ホイールカバー3全
体が車軸方向内側に付勢される。このとき、ストッパ5
の逃げ部5cが円弧面になっているため、その円弧面がホ
イールディスク1の保持部2を滑って、その外側面2bに
案内される。
ここで、ホイールカバー3が前記のように車軸方向内
側に付勢されるときには、その付勢力の一部がホイール
カバー3を図において下方に移動させる力として作用す
るとともに、ホイールカバー3が破線で示すように車軸
方向内側に反ることも影響して、ストッパ5が矢印Aに
示す方向に移動されつつ、ホイールカバー3が下方に移
動する。このため、係合爪4も一体に下方に移動して、
保持部2の外側面2bから先端2aに移動し、この先端2aに
係合される。この結果、第2図に示すようにホイールカ
バー3が正常に取付けられる。
側に付勢されるときには、その付勢力の一部がホイール
カバー3を図において下方に移動させる力として作用す
るとともに、ホイールカバー3が破線で示すように車軸
方向内側に反ることも影響して、ストッパ5が矢印Aに
示す方向に移動されつつ、ホイールカバー3が下方に移
動する。このため、係合爪4も一体に下方に移動して、
保持部2の外側面2bから先端2aに移動し、この先端2aに
係合される。この結果、第2図に示すようにホイールカ
バー3が正常に取付けられる。
第6図に示されるのが、ストッパ5の当接部5eが保持
部2の外側面2bから先端2a側に外れて逃げ部5cが保持部
2の先端2aに乗り上げている状態であって、ホイールカ
バー3全体が、正常な状態である第4図の場合より大幅
に上にある。この状態は、ホイールカバー3の位置や姿
勢が、前記第4図の場合に比較して大きく変化している
ために、ホイールカバー3が正常状態ではないことがす
ぐに理解できる。このため、ホイールカバー3の装着の
やり直しをすることになるし、この再装着が必要なこと
が作業者に容易に理解できる。
部2の外側面2bから先端2a側に外れて逃げ部5cが保持部
2の先端2aに乗り上げている状態であって、ホイールカ
バー3全体が、正常な状態である第4図の場合より大幅
に上にある。この状態は、ホイールカバー3の位置や姿
勢が、前記第4図の場合に比較して大きく変化している
ために、ホイールカバー3が正常状態ではないことがす
ぐに理解できる。このため、ホイールカバー3の装着の
やり直しをすることになるし、この再装着が必要なこと
が作業者に容易に理解できる。
第7図は、1組のストッパ5を、前記第1実施例にお
ける連結リブ5a及び補強リブ5bを省略して、相互に独立
させた状態を示すものである。このストッパ5において
も、第1実施例と同じ逃げ部5c及びホイールディスク当
接部5eが形成されている。なお、この実施例は前記リブ
5a,5bが存在しない分の強度を確保するために、厚み寸
法を大としている。他の構成及び作用は第1実施例と同
様である。
ける連結リブ5a及び補強リブ5bを省略して、相互に独立
させた状態を示すものである。このストッパ5において
も、第1実施例と同じ逃げ部5c及びホイールディスク当
接部5eが形成されている。なお、この実施例は前記リブ
5a,5bが存在しない分の強度を確保するために、厚み寸
法を大としている。他の構成及び作用は第1実施例と同
様である。
第8図は、ストッパ5を組としないで単数とし、この
ストッパ5を、前記第1図において各係合爪4の間に配
置するものとする。逃げ部5c及びホイールディスク当接
部5eは前記両実施例と同一に形成され、且つその向きも
前記両実施例と同一である。なお、この実施例では、ス
トッパ5の両側面に補強リブ5dが設けられている。他の
構成及び作用は第1実施例と同様である。
ストッパ5を、前記第1図において各係合爪4の間に配
置するものとする。逃げ部5c及びホイールディスク当接
部5eは前記両実施例と同一に形成され、且つその向きも
前記両実施例と同一である。なお、この実施例では、ス
トッパ5の両側面に補強リブ5dが設けられている。他の
構成及び作用は第1実施例と同様である。
以上の各実施例において、ストッパ5の逃げ部5cに
は、円弧面が形成されているが、この円弧面の曲率は、
ホイールディスク1の保持部2外側面2bの断面の曲率と
の関係、及び前記第5図の場合におけるストッパ5の保
持部2外側面2bへの移動機能との関連で適宜設定される
ものとする。また、逃げ部5cを単なる平面に形成し、保
持部2外側面2bのホイールディスク外周側の盛り上がっ
た部分に対する逃げとして作用させるようにしてもよ
い。
は、円弧面が形成されているが、この円弧面の曲率は、
ホイールディスク1の保持部2外側面2bの断面の曲率と
の関係、及び前記第5図の場合におけるストッパ5の保
持部2外側面2bへの移動機能との関連で適宜設定される
ものとする。また、逃げ部5cを単なる平面に形成し、保
持部2外側面2bのホイールディスク外周側の盛り上がっ
た部分に対する逃げとして作用させるようにしてもよ
い。
以上説明したように、この考案においては、ホイール
カバーのストッパの当接部からホイールカバーの径方向
外側に延びてホイールディスクの保持部の外側面に当接
する逃げ部を形成することによりストッパの径方向の寸
法を大にし、且つホイールカバー外周に近い位置にスト
ッパを設けられるようにした。このため、ホイールカバ
ーの装着時に、ストッパの位置がホイールディスクの保
持部外側面から先端側に外れている場合には、ホイール
カバーの位置がホイールディスクに対して径方向に大き
くずれた位置にあるから、作業者が、ホイールカバーの
裏側にある係合爪やストッパを視認する必要もなく、装
着位置の不適当であることを、迷うことなく明確に認識
することができて、直ちに装着のやり直しをすることが
できる。
カバーのストッパの当接部からホイールカバーの径方向
外側に延びてホイールディスクの保持部の外側面に当接
する逃げ部を形成することによりストッパの径方向の寸
法を大にし、且つホイールカバー外周に近い位置にスト
ッパを設けられるようにした。このため、ホイールカバ
ーの装着時に、ストッパの位置がホイールディスクの保
持部外側面から先端側に外れている場合には、ホイール
カバーの位置がホイールディスクに対して径方向に大き
くずれた位置にあるから、作業者が、ホイールカバーの
裏側にある係合爪やストッパを視認する必要もなく、装
着位置の不適当であることを、迷うことなく明確に認識
することができて、直ちに装着のやり直しをすることが
できる。
また、ストッパの逃げ部にホイールディスクの保持部
の外側面に対応する円弧面を形成した場合には、装着直
前のホイールカバーの位置に多少のずれがあっても、ホ
イールカバーを叩く力によってストッパの逃げ部がホイ
ールディスクの保持部外側面を滑って、ホイールカバー
全体を所定位置に案内するため、前記位置のずれが修正
されて正常にホイールカバーの取付けを行うことができ
るという効果もある。
の外側面に対応する円弧面を形成した場合には、装着直
前のホイールカバーの位置に多少のずれがあっても、ホ
イールカバーを叩く力によってストッパの逃げ部がホイ
ールディスクの保持部外側面を滑って、ホイールカバー
全体を所定位置に案内するため、前記位置のずれが修正
されて正常にホイールカバーの取付けを行うことができ
るという効果もある。
第1図はこの考案の第1実施例を示すホイールカバーの
一部を省略した背面図、第2図は第1図のII-II線断面
図、第3図はストッパの拡大斜視図、第4図は第1実施
例の正常な取付け直前の状態を示す説明図、第5図は第
1実施例における多少の位置ずれのある取付け直前の状
態を示す説明図、第6図は第1実施例における大幅な位
置ずれのある取付け直前の状態を示す説明図、第7図は
第2実施例の斜視図、第8図は第3実施例の斜視図、第
9図は従来技術における正常な取付け直前の状態を示す
説明図、第10図は従来技術における位置ずれのある取付
け直前の状態を示す説明図である。 1……ホイールディスク、2……保持部、2a……先端、
2b……外側面、3……ホイールカバー、4……係合爪、
5……ストッパ、5c……逃げ部、5e……ホイールディス
ク当接部。
一部を省略した背面図、第2図は第1図のII-II線断面
図、第3図はストッパの拡大斜視図、第4図は第1実施
例の正常な取付け直前の状態を示す説明図、第5図は第
1実施例における多少の位置ずれのある取付け直前の状
態を示す説明図、第6図は第1実施例における大幅な位
置ずれのある取付け直前の状態を示す説明図、第7図は
第2実施例の斜視図、第8図は第3実施例の斜視図、第
9図は従来技術における正常な取付け直前の状態を示す
説明図、第10図は従来技術における位置ずれのある取付
け直前の状態を示す説明図である。 1……ホイールディスク、2……保持部、2a……先端、
2b……外側面、3……ホイールカバー、4……係合爪、
5……ストッパ、5c……逃げ部、5e……ホイールディス
ク当接部。
Claims (2)
- 【請求項1】車輪のホイールディスク(1)の内周に沿
って径方向内側に向けて突設された保持部(2)に対し
て車輪の径方向内側から同方向外側に向けて係合する複
数の係合爪(4)と、前記ホイールディスク(1)の保
持部(2)外側面(2b)に当接して車軸方向内側へのホ
イールカバー(3)の移動を抑止する複数のストッパ
(5)とを裏面に備えたホイールカバー(3)におい
て、 前記ホイールカバー(3)のストッパ(5)は、前記ホ
イールディスク(1)の保持部(2)の外側面(2b)に
当接する当接部(5e)と、この当接部(5e)からホイー
ルカバー(3)の径方向外側に延びてホイールディスク
(1)の保持部(2)の外側面(2b)に当接する位置決
め用としての逃げ部(5c)とを有していることを特徴と
するホイールカバー(3)。 - 【請求項2】ストッパ(5)の逃げ部(5c)に、ホイー
ルディスク(1)の保持部(2)の外側面(2b)に対応
する円弧面が形成されていることを特徴とする請求項1
記載のホイールカバー(3)。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988056890U JP2516998Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | ホイールカバー |
US07/339,849 US4991909A (en) | 1988-04-27 | 1989-04-18 | Wheel cover |
EP89107261A EP0339513B1 (en) | 1988-04-27 | 1989-04-21 | Wheel cover |
DE8989107261T DE68900848D1 (de) | 1988-04-27 | 1989-04-21 | Radzierblende. |
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