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JP2511737Y2 - ユニットル―ムにおけるパネル結合構造 - Google Patents

ユニットル―ムにおけるパネル結合構造

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Publication number
JP2511737Y2
JP2511737Y2 JP1990045810U JP4581090U JP2511737Y2 JP 2511737 Y2 JP2511737 Y2 JP 2511737Y2 JP 1990045810 U JP1990045810 U JP 1990045810U JP 4581090 U JP4581090 U JP 4581090U JP 2511737 Y2 JP2511737 Y2 JP 2511737Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
stopper piece
ceiling panel
fitting
unit room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990045810U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH044149U (ja
Inventor
琢洋 谷川
兼孝 堀田
順也 金子
武志 織田
Original Assignee
株式会社イナックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP1990045810U priority Critical patent/JP2511737Y2/ja
Publication of JPH044149U publication Critical patent/JPH044149U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はユニットルームにおけるパネル結合構造に
関する。
(考案の背景) 複数のパネルの組付けによって構成されるユニットル
ームにおいては、従来一般に、第8図(A),(B)に
示しているように側パネル100裏面側のフレーム102をボ
ルト,ナットにより締結し、以て両側パネル100を固定
するようにしていた。
(課題を解決するための手段) 本考案はこれとは異なったパネル結合手段を提供すべ
く為されたものであり、その要旨は、互に接合すべき側
パネルのそれぞれの上端に隣接して設けた上向きの凹所
に対して、下向きの一対の嵌合突起を有する連結具の各
突起をそれぞれ嵌め込むことによりそれら側パネルの上
端部同士を横方向に結合するように成すとともに、該連
結具に上向きのストッパ片を設けて該ストッパ片を天井
パネルの側端面に当接させて該天井パネルを位置決めす
るように成したことにある。
(作用及び考案の効果) 本考案の結合構造によれば、側パネル同士を並べてお
いて、連結具の下向きの嵌合突起を各側パネル上端の上
向きの凹所に挿入するだけで、簡単に側パネルの上端部
同士を結合することができる。
また本考案では連結具に上向きのストッパ片を設けて
あるため、天井パネルの側端面をこのストッパ片に当接
させることにより天井パネルの側端面を位置決めするこ
とができる。
またこのように上向きのストッパ片に対して天井パネ
ルの側端面を当接させるようにすれば、側パネルと天井
パネルとを組み付けるに際し、位置合わせのための特別
の作業を行わなくても良くなる外、天井パネル,側パネ
ルの相対的な位置ずれを防止でき、加えて各パネルを組
んだときの箱体の構造強度が増加する効果が生ずる。
ユニットルームにおいては、一般に天井パネルを側パ
ネルに対してビスのねじ込みにより固定するが、この場
合、天井パネルの側端面と側パネルの上端裏面とが予め
定めた位置関係となるように位置合せする作業が必要で
あった。
本考案の結合構造によれば、上向きのストッパ片の作
用により、こうした作業を省略することが可能となる。
またこのストッパ片が天井パネルの側端面に当接して位
置規制するため、天井パネル,側パネルの相対的な位置
ずれ、特にユニットルームを組付・施工する際の位置ず
れを防止できる効果が生ずる。
一般にユニットルームを組付・施工する際、天井パネ
ルを横方向に押してしまうことが多い。例えば天井パネ
ルの点検口から身を乗り出す際、天井パネルを横方向に
押してしまうことがあり、またドアの窓に額縁を付ける
際、側パネルを押してしまうことがある。このとき、ビ
スのみによる従来の固定方式では、側パネルが傾いた
り、天井パネルが位置ずれするのを十分に防止できず、
これにより予め施してあるコーキングが破断してしまっ
たりする不都合が生ずる。しかるに本考案の結合構造に
よれば、上向きのストッパ片により天井パネルと側パネ
ルとの相対位置が規定され、又はこのストッパ片の作用
により、側パネル,天井パネルの組付角度そのものが所
定角度(一般に90°)に保たれるから、即ちパネルによ
る箱体構造が堅固に保持されるから、ユニットルームの
構造強度も向上し、予めコーキングが施されている状態
でパネルに力が加えられても、コーキングが壊れてしま
うような不都合を生じない。
尚連結具に対し、側パネル外面に接触する下向きのス
トッパ片を設けておけば、側パネルに対する拘束力が更
に強くなって、ユニットルームにおける構造強度が高ま
る利点が生ずる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第1図,第2図及び第3図において、10は側パネル、
12は天井パネル、14は連結金具である。
側パネル10は、ボード16の表面側に複数のタイル18を
所定配列状態で固着した形態のタイルパネルであって、
裏面側に金属製の横フレーム20と縦フレーム22とが設け
られている。
連結金具14は、水平方向に90°の向きで延び出す一対
の連結片24を有しており、それぞれの下面側に下向きの
嵌合突起26が設けられている。また上面側には、天井パ
ネル12の周縁の立上り部34の外側面に当接する第一スト
ッパ片28が設けられている。
この連結金具14には、更に円弧状の周縁に沿って下向
きの第二ストッパ片30が設けられている。
本例の結合構造に従って側パネル10を組み付けるため
の手順は以下の通りである。
先ず一対の側パネル10を90°を成す向きに隣接して並
べ、そして連結金具14の下向きの嵌合突起26を、各側パ
ネル10における縦フレーム22の上端開口32に所定の力で
挿入する。このとき連結金具14における円弧状且つ下向
きの第二ストッパ片30が、各側パネル10の裏面(フレー
ム22の裏面)にほぼ接触した状態となる。
次に連結金具14の上に天井パネル12のコーナー部を載
せて、立上り部34の外側面を連結金具14の上向きのスト
ッパ片28に当接させる。そしてこれをビスにより或いは
他の固定手段によって、側パネル10に固定する。
以上で側パネル10のコーナー部及び天井パネル12が互
いに結合される。
このように本例の結合構造によれば、側パネル10同士
を簡単に結合することができる外、天井パネル12の固定
に際して位置合せ作業を特にする必要がなく、単に天井
パネルの側端面を連結金具14の第一ストッパ片28に対し
て当接させた上、所定の固定手段により側パネル10に固
定すれば良い。
この結合構造の場合、第一ストッパ片28が天井パネル
12の側端面、厳密には立上り部34の外側面に面接触して
その姿勢,向きを拘束するため、天井パネル12が位置ず
れせず、また側パネル10,天井パネル12から成る箱体の
構造強度が高くなる特徴がある。
次に本考案の他の実施例を第4図及び第5図に基づい
て説明する。
この例は一方の側パネル10の側端面と他方の側パネル
10の裏面とを面一に配置してそれらを結合する場合の例
であり、これに応じて連結金具36の一対の下向きの嵌合
突起26が同一列上に配置されている。
この例においても、連結金具36に上向きの第一ストッ
パ片38、下向きの第二ストッパ片40がそれぞれ設けられ
ている。但しここでは第一ストッパ片38は、連結金具36
の角周部に沿って平面L字形状に形成されており、また
下向きの第二ストッパ片40は直線上に形成されている。
この例における側パネル10の結合手順及び各部の作用
については上記実施例とほぼ同様であるので、詳しい説
明は省略する。
第6図及び第7図は、本考案の他の実施例を示してい
る。この例は同一の壁面を構成する側パネル10と10との
結合構造に関するものであり、連結金具42の下向きの嵌
合突起26及び上向きの第一ストッパ片44はそれぞれ同一
列上に形成されている。また同じく下向きの第二ストッ
パ片46もまた直線上に、即ち平板状に形成されている。
他の点については上記2つの実施例と同様である。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案は例えば連
結金具による連結と併せてボルト,ナットによる結合を
併用しても良く、その他本考案の主旨を逸脱しない範囲
において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形
態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図,第2図及び第3図はそれぞれ本考案の一実施例
であるパネル結合構造の分解斜視図,要部平面図及び要
部断面図であり、第4図及び第5図はそれぞれ本考案の
他の実施例であるパネル結合構造の要部分解斜視図及び
要部断面図である。第6図及び第7図はそれぞれ本考案
の更に他の実施例であるパネル結合構造の要部分解斜視
図及び要部断面図であり、第8図は従来のパネル結合構
造の一例を示す説明図である。 10:側パネル 14,36,42:連結金具 26:嵌合突起 28,38,44:第一ストッパ片 30,40,46:第二ストッパ片 32:開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 織田 武志 愛知県常滑市鯉江本町3丁目6番地 株 式会社イナックス内 (56)参考文献 特開 昭63−151764(JP,A) 実開 昭63−134012(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互に接合すべき側パネルのそれぞれの上端
    に隣接して設けた上向きの凹所に対して、下向きの一対
    の嵌合突起を有する連結具の各突起をそれぞれ嵌め込む
    ことによりそれら側パネルの上端部同士を横方向に結合
    するように成すとともに、該連結具に上向きのストッパ
    片を設けて該ストッパ片を天井パネルの側端面に当接さ
    せて該天井パネルを位置決めするように成したことを特
    徴とするユニットルームにおけるパネル結合構造。
JP1990045810U 1990-04-27 1990-04-27 ユニットル―ムにおけるパネル結合構造 Expired - Lifetime JP2511737Y2 (ja)

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JP1990045810U JP2511737Y2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 ユニットル―ムにおけるパネル結合構造

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JP1990045810U JP2511737Y2 (ja) 1990-04-27 1990-04-27 ユニットル―ムにおけるパネル結合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH044149U JPH044149U (ja) 1992-01-14
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ID=31560319

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63151764A (ja) * 1986-12-15 1988-06-24 松下電工株式会社 壁パネルの取り付け構造
JPH0440328Y2 (ja) * 1987-02-24 1992-09-22

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JPH044149U (ja) 1992-01-14

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