JP3280246B2 - 枠体の組立装置 - Google Patents
枠体の組立装置Info
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Description
置、更に詳しくは、ドア外枠や窓枠等を構成する型材を
直角に結合すると共に、建物の胴縁に対する固定が行え
るようにした枠体の組立装置に関する。
材の端部を突き合せて直角に結合し、枠状に組立てるこ
とによって構成される。
の結合金具を用いて行ない、組上った枠体の建築物への
固定は、枠体の外周部に固定した取付金具を建物構造材
に対して釘等で固定するようにしていた。
金具は種々の構造が提案されているが、何れもその構造
が複雑で製作コストが高くつくと共に、従来は、結合金
具と枠体の現場取付金具が全く独立した別個のものであ
るため、枠体の建物に対する取付け作業に手間がかかる
という問題がある。
に組み合せるために、互の端部を嵌め合せる構造にしな
ければならず、このため、型材を結合したとき、結合部
分に一方型材の端面がそのまま露出し、枠体の取り扱い
時にこの端部に手等が接触すると怪我を生じさせる危険
がある。
操作で型材を直角に結合することができ、現場取付金具
を同時に固定することができると共に、型材の端部を覆
って怪我の発生を防止できる枠体の組立装置を提供する
ことにある。
めに、この発明は、基板の両側に対向して設けた側板の
端縁に内側へ向けての折り返し壁を各々連成した断面形
状の型材を用い、一方型材の端部における基板を切り欠
き、この切り欠き部分に他方型材の端部を嵌め合わせた
状態で、両型材の端部を直角に結合することにより枠体
を組み立てる組立装置であり、一方型材の基板と折り返
し壁の対向面間に差し込んだ状態で、両型材の基板にわ
たって外接させるL形のコーナ部材と、他方型材の内部
に固定する雌ねじ部材と、前記コーナ部材と雌ねじ部材
を引き締め結合するボルトとの組み合わせからなり、ボ
ルトの締め付けで両型材の端部を直角に結合するように
した枠体の組立装置において、前記コーナ部材の両側部
で外側コーナ部分の位置に、両型材の端部を直角に結合
した状態で、一方型材の側板と折り返し壁の端部を一体
に覆う矩形状に形成され、その外側二辺に一方型材の側
板と折り返し壁の端部外面を覆うための屈曲部が連成さ
れたキャップを一体に設けた構成を採用したものであ
る。
示例と共に説明する。
るドア外枠1は、両側の縦桟2、2と上桟3及び下桟4
を枠状に結合して形成され、両縦桟2、2と上桟3に用
いる型材5は、図3と図5に示すように、鋼板を用い、
帯状基板6の幅方向中央部から少し片側へ偏在した位置
に凹溝7を折曲げ形成し、該基板6の両側縁に側板8、
8を対向状に折り曲げ連成し、両側板8、8の端縁に各
々内側に向けて折り返し壁9、9を連成した断面形状を
有し、折り返し壁9、9は、側板8の端縁から連なって
直角に折れ曲る内向片10と、この内向片10の端縁か
ら連なって基板6側に屈曲する片11と、この片11の
端縁から連なって直角に屈曲する片12とによって形成
されている。なお、型材5の外表面は、塗膜や貼付けに
より、着色や模様が施されている。
上桟3を構成する型材5の両端は、直角に突き合せた状
態で互に嵌り合うような形状の端部処理加工がなされ、
縦桟2、2の上端間に上桟3の基板6が納まるようにな
っている。
上端部における基板6に上桟3が納まる深さで切欠部3
1を設け、上桟3の端部には凹溝7の部分に、縦桟2に
おける凹溝の背面側の部分に外嵌する切欠部32を設け
た形状に加工し、縦桟2の側板8、8間に上桟3の端部
を圧入することにより、縦桟2と上桟3を直角状の配置
とし、かつ、両者の基板6と6が直角の突き合せ状とな
るようにしている。
き、基板6に設けた凹溝7の外側部分が外枠1内に突出
し、ドアの当りになると共に、下桟4は、例えば断面下
向きコ字状の型材を用い、縦桟2と2の下端とビス結合
や適宜組立金具等の手段によって固定化される。
結合する組立装置は、上記上桟3と縦桟2の基板にわた
って外接させるL型のコーナ部材13と、上桟3の内部
で基板6と片12の対向面間に挿入して配置する雌ねじ
部材14と、上桟3の両側の片12、12間に重ね、片
12、12を挟んで雌ねじ部材14とカシメ固定する固
定金具15と、前記コーナ部材13と雌ねじ部材14を
引締め結合するボルト16と、前記固定金具15の外面
に固定する現場取付金具17との組み合せによって構成
されている。
型材5の両側板8、8間に納まる幅を有するL字状に屈
曲するよう形成され、一方が上桟挿入片13aで他方が
縦桟挿入片13bになり、両挿入片13a、13bの両
側縁に、基板6と内向片10の間に納まる高さの突条1
3cを各々設けて形成され、縦桟挿入片13bの上端部
で上桟3の凹溝7の端部と対応する位置にボルト16の
挿通用長孔18が設けられている。
8の上に上桟挿入片13aの厚みを貫通するように設け
た孔33は、凹溝7を省いた断面形状の型材に使用する
場合に対応するためのボルト孔である。
3c、13cの上端面でコーナ寄りの位置に、縦桟2の
端部を覆うキャップ34、34が一体に設けられてい
る。
3bを縦桟2内に挿入したとき、側板8と内向片10、
片11の上端を一体に覆える平面的な大きさの矩形状に
形成され、外側二辺には、内向片10と片11の外面に
重なる屈曲部35が連成されている。
ダイカスト製品であり、型材5の両側板8、8間に嵌り
合う長さと、基板6と片12の対向面間に納まる高さを
有し、両端部に基板6と内向片10の間に納まる高さの
側壁14aが設けられ、下面に凹溝7へ嵌合するよう設
けた突部19にボルト16を螺合するねじ孔20が形成
されている。
と略等しい幅と片11、11間に納まる長さの平板を用
いて形成され、この固定金具15と雌ねじ部材14の両
端部は片12、12を挾み込んだ状態でカシメ部21に
よって固定化する。
は、コーナ金具13から少し離れた位置において、上桟
3に固着化されることになる。
ある胴縁に外嵌する断面コ字状に形成され、両側の対向
壁22、22には釘の打込み孔23が互い違いの配置で
設けられ、固定金具15上に重ねて固定する。
の下壁24を挿入する一対の切起し25と、両切起し2
5間の位置に突起26とが設けられ、現場取付金具17
の下壁24における先端に設けた突片27に突起26へ
嵌合する透孔28が設けられている。
内へ完全に挿入すると、突片27の透孔28が突起26
へ嵌合し、固定金具15に対して現場取付金具17は抜
止状に結合固定化されることになる。
ため、両縦桟2、2には、片12、12間に固定金具1
5を上下に適当な間隔でカシメ固定し、この固定金具1
5に現場取付金具17を固定することにより、両縦桟
2、2を胴縁に対して固定化するようになっている。
あり、外枠1を組立てるには、縦桟2、2と上桟3を構
成する型材5の端部を所定の突き合せ形状に加工した
後、縦桟2の端部にコーナ部材13の縦桟挿入片13b
を挿入し、上桟3の端部をコーナ部材13の上桟挿入片
13aに挿入し、縦桟2と上桟3の端部を直角に突き合
せ、両者の基板6、6に対してコーナ部材13を外接状
とする。このとき、コーナ部材13に設けたキャップ3
4、34が上端部を覆うことになる。
4と固定金具15を片12を一体に挟んでカシメ固定し
ておき、前記コーナ部材13の長孔18から上桟3の凹
溝7に沿って挿入したボルト16を雌ねじ部材14のね
じ孔20に螺合して締付ければ、図2に示すように、上
桟3の端部に対して縦桟2の上端が引寄せられ、コーナ
部材13を介して縦桟2と上桟3が直角に結合される。
なお、縦桟2、2の下端は下桟4を介して結合し、これ
によって外枠1を完成する。
は、外枠1を建物の胴縁内に嵌込んで配置し、外枠1に
対して固定した各固定金具15の近接位置において、胴
縁に外嵌状とした現場取付金具17をスライドさせ、こ
の現場取付金具17の下壁24を対応する固定金具15
の切起し25内に挿入し、突片27の透孔28を突起2
6へ弾力的に嵌合させ、現場取付金具17を縦桟2及び
上桟3に対して固定化する。
対して釘の打込みにより固定化すれば、建物に対する外
枠1の取付けが完了する。
に突き合せた型材の端部をボルトの締付けによりコーナ
部材を介して強固に結合することができる。
分の位置に、両型材の端部を直角に結合した状態で、一
方型材の側板と折り返し壁の端部と、他方型材の折り返
し壁の端部外面とを覆うキャップを一体に設けたので、
両型材の端部を直角に結合すると同時に一方型材の側板
と折り返し壁の端部と他方型材の折り返し壁の端部外面
とをキャップで覆うことができ、これにより、直角に結
合した両型材の端部露出がなくなり、両型材の端部に接
触して怪我をするようなことがなく、組み上がった枠体
の取り扱いが安全になる。
(B)は図2の矢印b−bに沿う縦断側面図
図、(C)は同正面図
視図
係を示す分解斜視図
Claims (1)
- 【請求項1】 基板の両側に対向して設けた側板の端縁
に内側へ向けての折り返し壁を各々連成した断面形状の
型材を用い、一方型材の端部における基板を切り欠き、
この切り欠き部分に他方型材の端部を嵌め合わせた状態
で、両型材の端部を直角に結合することにより枠体を組
み立てる組立装置であり、一方型材の基板と折り返し壁
の対向面間に差し込んだ状態で、両型材の基板にわたっ
て外接させるL形のコーナ部材と、他方型材の内部に固
定する雌ねじ部材と、前記コーナ部材と雌ねじ部材を引
き締め結合するボルトとの組み合わせからなり、ボルト
の締め付けで両型材の端部を直角に結合するようにした
枠体の組立装置において、前記コーナ部材の両側部で外
側コーナ部分の位置に、両型材の端部を直角に結合した
状態で、一方型材の側板と折り返し壁の端部を一体に覆
う矩形状に形成され、その外側二辺に一方型材の側板と
折り返し壁の端部外面を覆うための屈曲部が連成された
キャップを一体に設けたことを特徴とする枠体の組立装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29004696A JP3280246B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 枠体の組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29004696A JP3280246B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 枠体の組立装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10131635A JPH10131635A (ja) | 1998-05-19 |
JP3280246B2 true JP3280246B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=17751093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29004696A Expired - Lifetime JP3280246B2 (ja) | 1996-10-31 | 1996-10-31 | 枠体の組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3280246B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003239646A (ja) * | 2001-12-13 | 2003-08-27 | Murakoshi Mfg Corp | 開閉体 |
WO2022079950A1 (ja) | 2020-10-16 | 2022-04-21 | 株式会社ユニウッドコーポレーション | 不燃処理薬剤を含有する木材とその生産方法 |
-
1996
- 1996-10-31 JP JP29004696A patent/JP3280246B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10131635A (ja) | 1998-05-19 |
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