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JP2596444Y2 - 打撃工具 - Google Patents

打撃工具

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Publication number
JP2596444Y2
JP2596444Y2 JP1993067436U JP6743693U JP2596444Y2 JP 2596444 Y2 JP2596444 Y2 JP 2596444Y2 JP 1993067436 U JP1993067436 U JP 1993067436U JP 6743693 U JP6743693 U JP 6743693U JP 2596444 Y2 JP2596444 Y2 JP 2596444Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer frame
frame case
cover
opening
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993067436U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0737581U (ja
Inventor
喜彦 渡辺
俊明 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP1993067436U priority Critical patent/JP2596444Y2/ja
Publication of JPH0737581U publication Critical patent/JPH0737581U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2596444Y2 publication Critical patent/JP2596444Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、打撃工具等の外枠に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の打撃工具は、減速歯車機構部、回
転軸及び回転を往復動に変換する変換機構部とを覆う外
枠ケースに潤滑剤の補給及び分解組立用のための開口部
を設けており、外枠ケースには開口部のみカバーするこ
とのできる開口部カバー部材が取付けられていた。また
外枠ケース内の内蔵物が露出しない部分に開口部を設け
ており、この開口部から異物が入らないようにスリット
の形成された開口部カバーを外枠ケースに取付け、モー
タの冷却用風路口としていた。更にこの外枠ケースは、
内蔵物を覆うため強度部材により成形されると共に電動
工具の外観形状を美しく見せる役目を有している。この
ため外枠ケースは強固な材料、例えばアルミ成形品等で
作られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来における打撃工具
等の外枠ケースは、ある程度の強度を確保するために必
要以上の肉厚及び容積を有して成形されており、このこ
とが電動工具における軽量化の障害となっていた。また
各々の開口部にそれぞれのカバーを固定することで部品
点数が増大し、価格高となってしまっていた。
【0004】本考案の目的は、打撃工具の軽量化を図
り、且つ外観形状を美しくすると共に部品点数を削減す
ることにより安価な打撃工具等を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、減速歯車機
構部、回転軸及び往復変換機構部を覆う外枠ケースを強
度部材の役目にしぼり込み、必要最小限な肉厚、容積及
び材質を考慮し設計され、外枠ケースの外周に外枠ケー
スの開口部(一つは潤滑剤の給油及び分解組立用の開口
部、もう一つはモートルの冷却風の風路口の開口部)を
覆う役目と外観形状を美しく見せる役目とを兼ね備えた
樹脂製の外枠ケースカバーを配設することで達成され
る。
【0006】
【作用】モータを覆うモータハウジングが、減速歯車機
構部、回転軸及び往復変換機構部を覆う外枠ケースAと
外枠ケースBとの一部を覆っている。この3部品は、ハ
ウジング止メネジにより固定されており、外枠ケースA
と外枠ケースBは内蔵部の軸受と外被用外枠部品であ
り、強度的に必要最小限な肉厚で設計されている。この
ため外枠ケースAと外枠ケースBの外観形状は、内蔵物
に合わせて複雑な凹凸形状となり美しさに欠けてしまう
ため、外枠ケースの外周を外観形状を美しく見せるため
の外枠ケースカバーで覆う。外枠ケースカバーはモータ
ハウジングに突当り、外枠ケースカバーAの一部と外枠
ケースBを覆い、外枠ケースBに外枠ケースカバー止メ
ネジで固定している。外枠ケースカバーは、外枠ケース
のカバー、外枠ケースB開口部のカバー及びモータの冷
却用風路口等の役目を兼ね備える部材であり、均一な肉
厚で軽量化を図るために樹脂製により成形されている。
【0007】
【実施例】本考案になる一実施例を図1乃至図4を用い
て説明する。図1及び図2において、モータハウジング
1には、固定子14と回転子13からなるモータが内蔵
されている。回転子13に設けられた回転子ピニオン1
3aの一方は、ファーストギヤ16とかみあい、ファー
ストギヤ16と固着したクランクシャフト17に回転を
伝達するクランクシャフト17の回転は、コンロッド1
8、ピストン19、ストライカ20により往復動から打
撃動に変換され、セカンドハンマ21を介して、工具保
持部6に取付く先端工具を打撃する。他方はセカンドギ
ヤ22とかみあい、かさ歯車を介してシリンダ23を回
転する。シリンダ23の回転は、工具保持部6に取付く
先端工具に伝えられる構造である。これらの内蔵物は、
分解組立の関係から外枠ケースA2、外枠ケースB3、
外枠ケースC4、フロントカバー5で分割された外枠ケ
ースで覆われ、ハウジング止メネジ10、ケース止メネ
ジ11、フロントカバ止メネジ12で固着している。モ
ータハウジング1は、外枠ケースA2と外枠ケースB3
の一部を覆い、ハウジング止メネジ10で固着し、スイ
ッチハンドル8は、モータハウジング1と外枠ケースB
3にハンドル止メネジ9で固着している。モータハウジ
ング1とスイッチハンドル8は、内蔵物を覆い強度的に
も十分な樹脂製で成形している。しかし、外枠ケースA
2、外枠ケースB3及び外枠ケースC4は強度的にアル
ミ鋳物となっている。このため内蔵物を覆い外観を美し
く見せることと、均一な最少限度の肉厚にすることがで
きず、軽量化を図る上で障害となる。このような障害を
解決するために図3及び図4に示す外枠ケースA2及び
外枠ケースB3の肉厚を均一に最少限とし、外枠ケース
A2及び外枠ケースB3を覆う外枠ケースカバー7を設
けている。外枠ケースカバー7には、図3に示すように
固定子14、回転子13の冷却のために、回転子13に
設けた冷却ファン15の回転より、冷却風の流れ方向2
5の風の流れが生じ、風路口A1aから入った冷却風が
風路口B7bより流出する構造となっている。また外枠
ケースB3には、分解組立の関係から開口部2aが必要
となりこの部分のカバーとして開口部カバー7aが必要
となってくる。これらの機能(製品の軽量化、外観を美
しくする、冷却風路の確保、開口部カバー)を盛り込ん
だ外枠ケースカバー7を外枠ケースB3にケース止メネ
ジにより固定する。
【0008】
【考案の効果】本考案によれば、外枠ケースを必要最小
限の均一な肉厚により形成し、外枠ケースカバーを外観
形状を美しく見せる構造とすることで、強度の必要な外
枠ケースをアルミ鋳物で成形し、外被のみの外枠ケース
カバーを比重の軽い樹脂製の成形品とすることで、製品
の軽量化を図ることが可能になると共に外枠ケースカバ
ーに開口部カバーと風路口とを一体形成することにより
部品点数の削減し安価な打撃工具等を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案になる外枠ケースカバーの一実施例を
示す打撃工具の側面図である。
【図2】 図1の部分断面図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 図2のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1はモータハウジング、1aは風路口A、2は外枠ケー
スA,2aは開口部、3は外枠ケースB、7は外枠ケー
スカバー、7aは開口部カバー、7bは風路口B、8は
スイッチハンドル、13は回転子、13aは回転子ピニ
オン、14は固定子、15は冷却ファン、16はファー
ストギヤ、17はクランクシャフト、22はセカンドギ
ヤ、24は外枠ケースカバ止メネジである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25D 16/00 B23B 45/16 B25F 5/02 B25D 17/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、該モータの回転動力を先端工
    具に伝達する歯車機構部と、該歯車機構部を覆う外枠ケ
    ースと前記モータを内蔵するモータハウジングと、前記
    モータの回転動力を往復動に変換する往復変換機構部を
    覆う外枠ケースと、該外枠ケースの開口部を覆う開口部
    カバーと、前記モータの冷却用風路口とを備えた打撃工
    具において、前記外枠ケースの外周に前記モータの冷却
    用風路口及び前記外枠ケースの開口部を覆う開口部カバ
    ーとを一体形成した樹脂製の外枠ケースカバーを前記モ
    ータハウジングに突接させて設けることを特徴とする打
    撃工具。
JP1993067436U 1993-12-17 1993-12-17 打撃工具 Expired - Lifetime JP2596444Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993067436U JP2596444Y2 (ja) 1993-12-17 1993-12-17 打撃工具

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JP1993067436U JP2596444Y2 (ja) 1993-12-17 1993-12-17 打撃工具

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JPH0737581U JPH0737581U (ja) 1995-07-11
JP2596444Y2 true JP2596444Y2 (ja) 1999-06-14

Family

ID=13344877

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JP1993067436U Expired - Lifetime JP2596444Y2 (ja) 1993-12-17 1993-12-17 打撃工具

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JP3872897B2 (ja) * 1998-06-17 2007-01-24 株式会社マキタ 電動工具
JP3740694B2 (ja) * 2002-02-22 2006-02-01 日立工機株式会社 電動工具
JP5534562B2 (ja) 2010-07-14 2014-07-02 日立工機株式会社 電動工具
KR101815188B1 (ko) * 2016-08-29 2018-01-08 (주)엔젤 제조가 용이하며 성능이 향상된 착즙기

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