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JP2022124248A - タッチセンサ、剥離層付きタッチセンサおよび画像表示装置 - Google Patents

タッチセンサ、剥離層付きタッチセンサおよび画像表示装置 Download PDF

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JP2022124248A
JP2022124248A JP2021021904A JP2021021904A JP2022124248A JP 2022124248 A JP2022124248 A JP 2022124248A JP 2021021904 A JP2021021904 A JP 2021021904A JP 2021021904 A JP2021021904 A JP 2021021904A JP 2022124248 A JP2022124248 A JP 2022124248A
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孝伸 矢野
Takanobu Yano
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Nitto Denko Corp
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Nitto Denko Corp
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Abstract

【課題】配線回路基板に対向する引き回し配線の損傷を抑制し、配線回路基板に対向するウインドウ部材の変形を抑制できながら、薄型化できるタッチセンサ、剥離層付きタッチセンサおよび画像表示装置を提供すること。【解決手段】タッチセンサ44は、ハードコート層3と、透明電極4と、第1粘着層5と、光学部材6と、第2粘着層7と、ウインドウ部材8とを厚み方向一方側に向かって順に備える。タッチセンサ44は、ハードコート層3の厚み方向一方面に配置され、透明電極4と電気的に接続される引き回し配線9と、光学部材6と隣接しており、引き回し配線9とウインドウ部材8の間に配置される接続部分24を有するフレキシブルプリント基板10と、接続部分24とウインドウ部材8とに粘着する第3粘着層11とをさらに備える。第2粘着層7は、光学部材6とウインドウ部材8とに粘着する。第3粘着層11は、第2粘着層7より薄い。第3粘着層11は、第2粘着層7と別体である。第3粘着層11は、第1粘着層5と一体または別体である。【選択図】図2

Description

本発明は、タッチセンサ、剥離層付きタッチセンサおよび画像表示装置に関する。
タッチパネルと、FPCと、上部カバーとを上側に向かって順に備える画像表示装置が知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。上部カバーは、平板形状を有する。FPCの先端部がタッチパネルの表面の端部に固定される。また、画像表示装置は、偏光板をさらに備える。
特開2015-133693号公報
偏光板を画像表示装置に備えるには、上部カバーと、タッチパネルおよびFPCとの間に偏光板を配置する。例えば、まず、上部カバーの裏面に粘着層を配置し、続いて、上部カバーを、粘着層を介して、偏光板に粘着する。FPCの一端部は、上部カバーとタッチパネルとに挟まれるが、粘着層と接触しない。そのため、FPCが折り曲げられるときには、FPCの一端部が変形し易い。そうすると、上記したFPCに対応するタッチパネルの電極パターン(引き回し配線)に損傷を生じるという不具合がある。
一方、FPCは、通常、偏光板より厚い。そのため、FPCの表面は、偏光板に対向する粘着層の表面より、高い位置(上側位置)に配置される。すると、FPCに対向する上部カバーのみが上側に押し上げられる。つまり、上部カバーが変形するという不具合がある。
他方、粘着層において偏光板に対向する部分を厚くして、FPCの表面と偏光板に対向する粘着層の表面とを、同一位置(同じ高さ)に配置すれば、上記した上部カバーの変形を防止できる。しかし、この場合には、偏光板に対向する粘着層が厚くなる。そのため、画像表示装置を薄くできないという不具合がある。
本発明は、配線回路基板に対向する引き回し配線の損傷を抑制し、配線回路基板に対向するウインドウ部材の変形を抑制できながら、薄型化できるタッチセンサ、剥離層付きタッチセンサおよび画像表示装置を提供する。
本発明(1)は、ハードコート層と、透明電極と、第1粘着層と、光学部材と、第2粘着層と、ウインドウ部材とを厚み方向一方側に向かって順に備え、前記ハードコート層の厚み方向一方面に配置され、前記透明電極と電気的に接続される引き回し配線と、前記光学部材と隣接しており、前記引き回し配線と前記ウインドウ部材の間に配置される部分を有する配線回路基板と、前記部分と前記ウインドウ部材とに粘着する第3粘着層とをさらに備え、前記第2粘着層は、前記光学部材と前記ウインドウ部材とに粘着し、前記第3粘着層は、前記第2粘着層より薄く、前記第2粘着層と別体であり、前記第3粘着層は、前記第1粘着層と一体または独立する、タッチセンサを含む。
このタッチセンサでは、第3粘着層が、配線回路基板の部分に粘着する。そのため、第3粘着層が部分を補強できる。従って、第3粘着層が上記した部分の変形を抑制できる。すると、部分に対向する引き回し配線に応力がかかることを抑制できる。そのため、引き回し配線の損傷を抑制できる。
また、このタッチセンサでは、第1粘着層と光学部材との総厚みが、配線回路基板より薄い場合であっても、第2粘着層を相対的に厚くし、第3粘着層を相対的に薄くできる。つまり、第2粘着層と、第2粘着層と別体である第3粘着層との厚みをそれぞれ調整でき、第2粘着層の厚み方向一方面と、第3粘着層の厚み方向一方面とを面一にできる。そのため、配線回路基板に対向するウインドウ部材の変形を抑制できる。
また、第3粘着層と第2粘着層とのうち、比較的厚い配線回路基板に粘着する第3粘着層は、第2粘着層より薄いので、タッチセンサを薄型化できる。
その結果、このタッチセンサは、配線回路基板に対向する引き回し配線の損傷を抑制し、配線回路基板に対向するウインドウ部材の変形を抑制できながら、薄型化できる。
本発明(2)は、前記ハードコート層において前記部分と前記厚み方向に対向する厚み方向一方面と、前記ウインドウ部材において前記部分と前記厚み方向に対向する厚み方向他方面との距離T2は、前記ハードコート層において前記光学部材と前記厚み方向に対向する厚み方向一方面と、前記ウインドウ部材において前記光学部材と前記厚み方向に対向する厚み方向他方面との距離T1と同一である、(1)に記載のタッチセンサを含む。
このタッチセンサでは、上記した距離T2が上記したT1と同一であるので、ウインドウ部材において第3粘着層に対向する厚み方向他方面と、ウインドウ部材において第2粘着層に対向する厚み方向他方面とを同じ高さに確実にできる。そのため、配線回路基板に対向するウインドウ部材の変形をより一層確実に抑制できる。
本発明(3)は、(1)または(2)に記載のタッチセンサと、前記ハードコート層に対して前記透明電極および前記引き回し配線の反対側に配置される剥離層とを備える、剥離層付きタッチセンサを含む。
この剥離層付きタッチセンサは、上記したタッチセンサを備えるので、配線回路基板に対向する引き回し配線の損傷を抑制し、配線回路基板に対向するウインドウ部材の変形を抑制できながら、薄型化できる。さらに、剥離層をハードコート層から剥離でき、かかるハードコート層に画像表示部を配置すれば、画像表示装置を簡便に製造できる。
本発明(4)は、タッチセンサと、前記ハードコート層に対して前記透明電極の反対側に配置される画像表示部とを備える、(1)から(3)のいずれか一項に記載の画像表示装置を含む。
この画像表示装置は、上記したタッチセンサを備えるので、配線回路基板に対向する引き回し配線の損傷を抑制し、配線回路基板に対向するウインドウ部材の変形を抑制できながら、薄型化できる。
本発明のタッチセンサ、剥離層付きタッチセンサおよび画像表示装置は、配線回路基板に対向する引き回し配線の損傷を抑制し、配線回路基板に対向するウインドウ部材の変形を抑制できながら、薄型化できる。
図1Aから図1Bは、本発明の剥離層付きタッチセンサの一実施形態を示す。図1Aが、分解斜視図である。図1Bは、一部拡大平面図である。 図2Aから図2Bは、図1Aに示す剥離層付きタッチセンサの断面図である。図2Aが、図1AのX-X線に沿う断面図である。図2Bが、図2Aの丸囲い部分の拡大断面図である。 図3は、隠蔽層を備える剥離層付きタッチセンサの断面図である。 図4Aから図4Dは、画像表示装置の製造工程図である。図4Aは、剥離層付きセンサ部材を準備する工程である。図4Bは、フレキシブルプリント基板を剥離層付きセンサ部材に接続する工程である。図4Cは、光学積層体を剥離層付きセンサ部材に貼着する工程である。図4Dは、表示積層体をタッチセンサに貼着する工程である。 図5は、フレキシブルプリント基板を折り曲げる工程である。 図6は、剥離層付きタッチセンサの変形例の拡大断面図である。 図7は、図6に示す剥離層付きタッチセンサの製法方法において、光学積層体を剥離層付きセンサ部材に貼着する工程である。 図8は、剥離層付きタッチセンサの変形例の拡大断面図である。 図9は、剥離層付きタッチセンサの変形例の拡大断面図である。 図10は、剥離層付きタッチセンサの変形例の拡大断面図である。 図11は、比較例1の剥離層付きタッチセンサの拡大断面図である。 図12は、比較例2の剥離層付きタッチセンサの拡大断面図である。 図13は、比較例3の剥離層付きタッチセンサの拡大断面図である。 図14は、比較例4の剥離層付きタッチセンサの拡大断面図である。
<剥離層付きタッチセンサの一実施形態>
本発明の剥離層付きタッチセンサの一実施形態を、図1Aから図2Bまでを参照して説明する。なお、図1Bにおいて、後述する第1切り欠き部18、第2切り欠き部19、および、フレキシブルプリント基板10の位置および形状を明瞭に示すために、後述する第1粘着層5およびウインドウ部材8を省略している。
剥離層付きタッチセンサ1は、厚みを有する。剥離層付きタッチセンサ1は、厚み方向に直交する面方向に延びる。面方向は、第1方向と第2方向とを含む。第1方向は、図1Aから図2Bにおける左右方向である。第2方向は、第1方向に直交する。第2方向は、図1Aおよび図1Bにおける上下方向であり、図2Aおよび図2Bにおける奥行き方向である。剥離層付きタッチセンサ1は、平面視略矩形状を有する。上記した矩形は、第1方向に沿う2つの横辺と、第2方向に沿う2つの縦辺とを含む。
剥離層付きタッチセンサ1は、剥離部材2と、ハードコート層3と、透明電極4(図1Aおよび図1Bにおいて図示せず)と、第1粘着層5と、光学部材6と、第2粘着層7と、ウインドウ部材8とを厚み方向一方側に向かって順に備える。図2Aに示すように、剥離層付きタッチセンサ1は、引き回し配線9と、配線回路基板の一例としてのフレキシブルプリント基板10と、第3粘着層11とをさらに備える。
<剥離部材2>
剥離部材2は、面方向に延びる。剥離部材2は、平面視略矩形状を有する。剥離部材2は、剥離層付きタッチセンサ1の厚み方向他方面を形成する。剥離部材2は、剥離基材シート13と、剥離層14とを厚み方向一方側に向かって順に備える。
剥離基材シート13は、剥離部材2の厚み方向他方面を形成する。剥離基材シート13の材料としては、例えば、樹脂が挙げられる。剥離基材シート13の厚みは、例えば、1μm以上、好ましくは、10μm以上であり、また、例えば、100μm以下、好ましくは、75μm以下である。
剥離層14は、剥離部材2の厚み方向一方面を形成する。剥離層14は、剥離基材シート13の厚み方向一方面に配置されている。具体的には、剥離層14は、剥離基材シート13の厚み方向一方面に接触している。剥離層14の材料としては、例えば、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、および、オイルが挙げられる。剥離層14の厚みは、例えば、0.01μm以上、好ましくは、0.5μm以上であり、また、例えば、5μm以下、好ましくは、3μm以下である。剥離基材シート13に対する剥離層14の剥離力は、次に説明するハードコート層3に対する剥離層14の剥離力より高い。
<ハードコート層3>
ハードコート層3は、次に説明する透明電極4および引き回し配線9を裏打ちする裏打ち層である。ハードコート層3は、面方向に延びるシート形状を有する。ハードコート層3は、平面視略矩形状を有する。ハードコート層3の材料としては、例えば、透明組成物が挙げられる。ハードコート層3の全光線透過率は、例えば、80%以上、好ましくは、85%以上、より好ましくは、90%以上であり、また、例えば、100%以下である。ハードコート層3の厚みは、例えば、0.5μm以上、好ましくは、2μm以上であり、また、例えば、10μm以下、好ましくは、5μm以下である。
<透明電極4>
透明電極4は、ハードコート層3の厚み方向一方面に配置されている。具体的には、透明電極4は、第1粘着層5の厚み方向一方面の略中央部(周端部に囲まれる部分)に接触している。透明電極4は、導体パターンである。透明電極4の材料としては、例えば、金属酸化物、および、金属ナノワイヤが挙げられる。金属酸化物としては、例えば、In、Sn、Zn、Ga、Sb、Ti、Si、Zr、Mg、Al、Au、Ag、Cu、Pd、Wからなる群より選択される少なくとも1種の金属を含む金属酸化物が挙げられ、好ましくは、インジウム含有酸化物、および、アンチモン含有酸化スズが挙げられる。インジウム含有酸化物としては、例えば、インジウム-スズ複合酸化物(ITO:Indium Tin Oxide)が挙げられる。金属酸化物には、必要に応じて、さらに上記群に示された金属原子をドープしていてもよい。透明電極4は、金属酸化物または金属で構成される導電性パターンであってもよい。導電性パターンの形状は、特に限定されない。具体的には、導電性パターンの形状としては、例えば、ストライプ状、スクエア状、および、格子状が挙げられる。透明電極4の表面抵抗は、例えば、150Ω/□以下、例えば、1Ω/□以上である。透明電極4の全光線透過率は、例えば、80%以上、好ましくは、85%以上、より好ましくは、90%以上であり、また、例えば、100%以下である。透明電極4の厚みは、例えば、10nm以上であり、また、例えば、200nm以下、好ましくは、100nm以下、より好ましくは、75nm以下である。
<第1粘着層5>
第1粘着層5は、ハードコート層3の厚み方向一方面に配置されている。第1粘着層5は、透明電極4と、次に説明する引き回し配線9とを覆う。第1粘着層5は、透明電極4の厚み方向一方面および側面と、引き回し配線9の厚み方向一方面および側面と、ハードコート層3の厚み方向一方面とに接触して粘着している。第1粘着層5は、面方向に延びるシート形状を有する。第1粘着層5の材料としては、例えば、粘着剤(感圧接着剤)が挙げられる。粘着剤は、限定されない。粘着剤としては、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、ビニルアルキルエーテル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ポリエステル系粘着剤、ポリアミド系粘着剤、ウレタン系粘着剤、フッ素系粘着剤、エポキシ系粘着剤、および、ポリエーテル系粘着剤が挙げられる。
第1粘着層5の25℃におけるせん断貯蔵弾性率G’は、例えば、0.01MPa以上であり、また、例えば、0.20MPa以下である。せん断貯蔵弾性率G’は、周波数1Hz、昇温速度5℃/min、せん断モードの動的粘弾性試験により求められる。
第1粘着層5の全光線透過率は、例えば、80%以上、好ましくは、85%以上であり、また、例えば、99%以下である。
第1粘着層5の厚みは、例えば、後述する距離T1が後述する距離T2と同一となるように設定されている。具体的には、第1粘着層5の厚みは、1μm以上、好ましくは、5μm以上であり、また、例えば、40μm以下、好ましくは、30μm以下である。本願において、第1粘着層5の厚みは、後述する引き回し配線9の周囲のハードコート層3の厚み方向一方面から第1粘着層5の厚み方向一方面(すなわち、光学部材6の厚み方向他方面)までの厚み方向長さである。なお、上記した距離T1と距離T2との同一は、完全一致に限定されず、後述する作用効果を有する微小なずれが、許容される。ずれは、例えば、3μm以下、さらには、1μm以下である。
<光学部材6>
光学部材6は、第1粘着層5の厚み方向一方面に配置されている。光学部材6は、平面視において、第1方向一端部に切り欠き部(以降、第1切り欠き部とする)18が形成された略矩形状を有する。第1切り欠き部18の形成によって、光学部材6の第1方向一端部は、平面視において、第1方向一方側に向かって開く略コ字形状を有する。また、光学部材6の周側面は、第1切り欠き部18に臨む第1内側面26を含む。図2Bに示すように、第1切り欠き部18を通過し、第1方向に沿う断面視(以降、第1方向断面視と単にいう場合がある)において、第1粘着層5の第1方向一端部が、第1内側面26から第1方向一方側に向かって突出する粘着突出部33となっている。粘着突出部33は、第1粘着層5に含まれる。光学部材6の厚み方向他方面は、第1粘着層5の厚み方向一方面において上記した粘着突出部33以外の部分に接触している。光学部材6としては、例えば、偏光板、および、光学フィルムが挙げられる。偏光板は、例えば、複数の層の積層体である。光学フィルムは、例えば、単数のフィルムである。光学部材6の全光線透過率は、例えば、30%以上、好ましくは、35%以上、より好ましくは、40%以上であり、また、例えば、50%以下である。光学部材6の厚みは、例えば、後述する距離T1が後述する距離T2と同一となるように設定されている。具体的には、光学部材6の厚みは、例えば、1μm以上、例えば、100μm以下である。
<第2粘着層7>
第2粘着層7は、光学部材6の厚み方向一方面に配置されている。具体的には、第2粘着層7は、光学部材6の厚み方向一方面に接触している。第2粘着層7は、光学部材6の厚み方向一方面に粘着している。図1Aおよび図1Bに示すように、第2粘着層7は、面方向に延びるシート形状を有する。第2粘着層7は、光学部材6と同一の平面視形状を有する。具体的には、第2粘着層7は、平面視において、第1方向一端部に切り欠き部(以降、第2切り欠き部とする)19が形成された略矩形状を有する。第2切り欠き部19は、平面視において、第1切り欠き部18と同一形状を有する。第2粘着層7は、断面視において、第2切り欠き部19に臨む第2内側面27を含む。第2内側面27は、第1内側面26と面一である。第2粘着層7の材料としては、例えば、粘着剤(感圧接着剤)が挙げられる。粘着剤は、限定されない。粘着剤は、第1粘着層5で例示した粘着剤から適宜選択される。第2粘着層7のせん断貯蔵弾性率G’および全光線透過率は、第1粘着層5のそれらと同一である。
第2粘着層7の厚みは、例えば、後述する距離T1が後述する距離T2と同一となるように設定されている。具体的には、第2粘着層7の厚みは、例えば、30μm以上、好ましくは、50μm以上、より好ましくは、100μm以上であり、また、例えば、200μm以下である。第2粘着層7の厚みは、光学部材6の厚み方向一方面から第2粘着層7の厚み方向一方面までの厚み方向長さである。
<ウインドウ部材8>
ウインドウ部材8は、剥離層付きタッチセンサ1における厚み方向最一方面を形成する。ウインドウ部材8は、第2粘着層7の厚み方向一方面に配置されている。ウインドウ部材8は、第2粘着層7に粘着されている。これにより、第2粘着層7は、光学部材6およびウインドウ部材8に粘着している。つまり、ウインドウ部材8は、第2粘着層7を介して光学部材6に固定されている。ウインドウ部材8は、シート形状を有する。また、ウインドウ部材8の第1方向一端面は、剥離部材2の第1方向一端面と、ハードコート層3の第1方向一端面とに対して、第1方向一方側に位置する。つまり、ウインドウ部材8の第1方向一端部は、厚み方向に投影したときに、剥離部材2とハードコート層3と重ならない。ウインドウ部材8の材料としては、例えば、ガラス、および、樹脂が挙げられる。ウインドウ部材8の全光線透過率は、例えば、80%以上、好ましくは、85%以上、より好ましくは、90%以上であり、また、例えば、100%以下である。ウインドウ部材8の厚みは、例えば、10μm以上、例えば、200μm以下である。
<光学部材6を挟むハードコート層3とウインドウ部材8との間の距離T1>
光学部材6を挟むハードコート層3とウインドウ部材8との間の距離T1を説明する。距離T1は、ハードコート層3において光学部材6と厚み方向に対向する厚み方向一方面と、ウインドウ部材8において光学部材6と厚み方向に対向する厚み方向他方面との距離である。本実施形態では、距離T1は、第1粘着層5と光学部材6と第2粘着層7との総厚みT1に相当する。距離T1は、例えば、30μm以上、好ましくは、50μm以上であり、また、例えば、200μm以下、好ましくは、150μm以下である。
<引き回し配線9>
引き回し配線9は、ハードコート層3の厚み方向一方面に配置されている。引き回し配線9は、透明電極4の周端縁に連続する導体パターンである。これにより、引き回し配線9は、透明電極4と電気的に接続される。なお、図1Aから図2Bまでにおいて、透明電極4および引き回し配線9の上記した連続の態様は、描画されていない。引き回し配線9は、ハードコート層3の厚み方向一方面の周端部に配置されている。なお、剥離層14は、ハードコート層3に対して透明電極4および引き回し配線9の反対側に配置されている。引き回し配線9は、端子16を含む。端子16は、ハードコート層3の厚み方向一方面の第1方向一端部に配置されている。なお、引き回し配線9の厚み方向一方面には、図示しない金属層が設けられていてもよい。引き回し配線9は、透明電極4と同じ厚みを有する。
<フレキシブルプリント基板10>
フレキシブルプリント基板10は、剥離層付きタッチセンサ1における第1方向一端部に配置されている。フレキシブルプリント基板10は、第1方向に延びる。フレキシブルプリント基板10は、略板形状を有する。フレキシブルプリント基板10は、接続部分24を含む。接続部分24は、フレキシブルプリント基板10の第1方向他端部である。接続部分24は、厚み方向に投影したときに、ハードコート層3と重なる。接続部分24は、図2Bに示すように、基板電極25を含む。基板電極25は、接続部分24の厚み方向他方面に配置されている。基板電極25は、端子16に対して厚み方向に対向配置されている。
フレキシブルプリント基板10は、上記した断面視において、第1粘着層5と、光学部材6と、第2粘着層7とに対して第1方向に並ぶ。接続部分24の第1方向他端面は、第1粘着層5の第1方向一端面と接触している。接続部分24は、第1内側面26および第2内側面27と、第1方向に間隔を隔てて対向配置される。第1方向に投影したときに、接続部分24の第1方向他端面は、引き回し配線9の厚み方向一方側に配置される第1粘着層5と、光学部材6と、第2粘着層7の厚み方向他方側部分とに重なる。図1Bに示すように、接続部分24は、厚み方向に投影したときに、第1切り欠き部18と、第2切り欠き部19とに収容されている。
フレキシブルプリント基板10は、第1方向他方側部分28と、第1方向一方側部分29とを含む。第1方向他方側部分28は、接続部分24を含む。第1方向他方側部分28は、厚み方向に投影したときに、ウインドウ部材8と重なる。具体的には、第1方向他方側部分28は、例えば、フレキシブルプリント基板10における第1方向他方側部分である。第1方向一方側部分29は、第1方向他方側部分28の第1方向一方側に配置される。第1方向一方側部分29は、厚み方向に投影したときに、ウインドウ部材8と重ならない。第1方向一方側部分29は、例えば、フレキシブルプリント基板10における第1方向一方側部分である。
フレキシブルプリント基板10は、比較的厚い。具体的には、フレキシブルプリント基板10の厚みは、例えば、40μm以上、好ましくは、60μm以上、より好ましくは、80μm以上であり、また、例えば、200μm以下である。
<第3粘着層11>
第3粘着層11は、接続部分24の厚み方向一方面と、ウインドウ部材8の厚み方向他方面において接続部分24に対向する部分30とに配置されている。つまり、第3粘着層11は、接続部分24と上記した部分30とによって挟まれ、それらに接触および粘着している。上記した部分30は、第3粘着層11を介して接続部分24に固定される。
第3粘着層11は、第2粘着層7と別体である。なお、第3粘着層11の材料が、第2粘着層7の材料と異なれば、それらの境界は観察可能である。一方、なお、第3粘着層11の材料が、第2粘着層7の材料と同一であれば、それらの境界は観察不可能な場合があるが、後述する製造方法においてそれらが別々の工程で配置されることから、第3粘着層11は、第2粘着層7と別体であると定義される。
本実施形態では、第3粘着層11は、第1粘着層5と一体である。第3粘着層11と第1粘着層5とが一体であるので、第3粘着層11と第1粘着層5とを1度の配置(具体的には、塗工)によって同時に形成できる。そのため、剥離層付きタッチセンサ1の製造効率が優れる。第3粘着層11と第1粘着層5とは、1つの粘着層35(後述)に含まれる。粘着層35において、ハードコート層3と透明電極4と光学部材6とに粘着する部分が第1粘着層5とされ、接続部分24と部分30とに粘着する部分が第3粘着層11とされる。粘着層35は、連結粘着部36をさらに含む。連結粘着部36は、断面視において、第1粘着層5の粘着突出部33と、第3粘着層11の第1方向他端部とを連結する。連結粘着部36は、厚み方向に延びる。連結粘着部36は、接続部分24の第1方向他端面と、光学部材6の第1内側面26と、第2粘着層7の第2内側面27の厚み方向他方側部分とに接触している。
第3粘着層11の材料は、第1粘着層5の材料と同一である。そのため、第3粘着層11のせん断貯蔵弾性率G’および全光線透過率は、第1粘着層5のそれらと同一である。
第3粘着層11の厚みは、例えば、上記した距離T1が後述する距離T2と同一となるように設定されている。第3粘着層11の厚みは、接続部分24の厚み方向一方面から第3粘着層11の厚み方向一方面までの厚み方向長さである。
第3粘着層11の厚みは、例えば、1μm以上、好ましくは、5μm以上であり、また、例えば、40μm以下、好ましくは、30μm以下である。
<接続部分24を挟むハードコート層3とウインドウ部材8との間の距離T2>
接続部分24を挟むハードコート層3とウインドウ部材8との間の距離T2を説明する。距離T2は、ハードコート層3において接続部分24と厚み方向に対向する厚み方向一方面と、ウインドウ部材8において接続部分24と厚み方向に対向する厚み方向他方面との距離である。本実施形態において、距離T2は、引き回し配線9と接続部分24と第3粘着層11との総厚みT2に相当する。距離T2は、なお、図2Bでは、後述する隠蔽層15が描画されていない。
なお、図3に示すように、剥離層付きタッチセンサ1は、隠蔽層15を備えてもよい。隠蔽層15は、ユーザが厚み方向一方側から引き回し配線9を視認することを避ける層である。隠蔽層15は、ウインドウ部材8の周端部の厚み方向他方面に配置されている。隠蔽層15は、厚み方向に投影したときに、第3粘着層11と、第1粘着層5の周端部と、剥離部材2の周端部とに重なる。また、隠蔽層15は、厚み方向に投影したときに、第2粘着層7の周端部と、光学部材6の周端部とに重なる。隠蔽層15の材料としては、例えば、黒色成分を含む樹脂組成物などが挙げられる。隠蔽層15の全光線透過率は、例えば、10%以下、好ましくは、5%以下であり、また、例えば、0.0001%以上である。隠蔽層15の厚みは、例えば、0.5μm以上、さらに、1μm以上であり、また、例えば、50μm以下である。
図3に示す剥離層付きタッチセンサ1では、距離T2は、引き回し配線9と接続部分24と第3粘着層11と隠蔽層15との総厚みT2に相当する。
図3に示す剥離層付きタッチセンサ1では、第2粘着層7の厚みは、上記した隠蔽層15の厚みを含まない。具体的には、第2粘着層7の厚みは、光学部材6の厚み方向一方面と、ウインドウ部材8において第2粘着層7と直接接触する厚み方向他方面との距離と定義される。具体的には、第2粘着層7において隠蔽層15に重ならない領域の厚みが、第2粘着層7の厚みと定義される。
次に、剥離層付きタッチセンサ1の製造方法、および、剥離層付きタッチセンサ1を用いる画像表示装置21の製造方法を、図4Aから図4Dを参照して説明する。
この方法では、図4Aに示すように、まず、剥離層付きセンサ部材41を準備する。剥離層付きセンサ部材41は、剥離部材2と、ハードコート層3と、透明電極4と、引き回し配線9とを備える。剥離層付きセンサ部材41は、第1粘着層5と、光学部材6と、第2粘着層7と、ウインドウ部材8と、フレキシブルプリント基板10とをまだ備えない。剥離層付きセンサ部材41を準備するには、剥離部材2を準備する。剥離部材2を準備するには、まず、剥離層14を剥離基材シート13の厚み方向一方面に配置する。次いで、透明組成物を剥離層14の厚み方向一方面に塗布して、ハードコート層3を形成する。その後、スパッタリングにより、仮想線で示す透明導電層42をハードコート層3の厚み方向一方面の全部に形成する。続いて、エッチングにより、透明導電層42から、透明電極4と引き回し配線9とを形成する。
次いで、図4Bに示すように、フレキシブルプリント基板10を引き回し配線9の端子16に接続する。フレキシブルプリント基板10を端子16に接続するには、図4Bに示すように、フレキシブルプリント基板10の基板電極25(図2B参照)を、剥離層付きセンサ部材41の端子16と接触させる。これにより、フレキシブルプリント基板10と、透明電極4とを電気的に接続させる。具体的には、フレキシブルプリント基板10の基板電極25を、引き回し配線9の端子16に圧着する。なお、基板電極25および端子16の間に導電材料を介在させることもできる。
続いて、図4Cに示すように、光学積層体43(図4B参照)を剥離層付きセンサ部材41に貼着する。光学積層体43を剥離層付きセンサ部材41に貼着するには、まず、図4Bに示す光学積層体43を準備する。
光学積層体43は、粘着層35と、光学部材6と、第2粘着層7と、ウインドウ部材8とを備える。この光学積層体43では、粘着層35において第1粘着層5となる部分と、光学部材6と、第2粘着層7と、ウインドウ部材8とが厚み方向一方側に向かって順に配置される。また、粘着層35において第3粘着層11となる部分は、ウインドウ部材8において第1内側面26および第2内側面27に臨む厚み方向他方面に配置される。さらに、粘着層35において連結粘着部36となる部分は、第1内側面26および第2内側面27に配置される。光学積層体43は、必要により、図3に示す隠蔽層15をさらに備える。
光学積層体43を準備するには、例えば、まず、ウインドウ部材8と、第2粘着層7と、光学部材6とからなる積層体を準備する。例えば、ウインドウ部材8の厚み方向他方面、および/または、光学部材6の厚み方向一方面に第2粘着層7を配置し、次いで、第2粘着層7をウインドウ部材8と光学部材6とで挟む。この積層体に、粘着層35を配置する。例えば、図示しない剥離シートに形成された粘着層35を、積層体の厚み方向他方面に転写する。
光学積層体43に隠蔽層15を備える場合には、隠蔽層15をウインドウ部材8の厚み方向他方面に配置する。隠蔽層15が配置されたウインドウ部材8、および/または、光学部材6に第2粘着層7を配置して、次いで、第2粘着層7を、上記したウインドウ部材8と光学部材6とで挟む。次いで、積層体に、粘着シート35を配置する。
図4Cに示すように、その後、光学積層体43を剥離層付きセンサ部材41に貼着する。光学積層体43を剥離層付きセンサ部材41に貼着するには、粘着層35を、透明電極4と、引き回し配線9と、それらの周囲のハードコート層3と、フレキシブルプリント基板10の接続部分24とに対して圧着(感圧接着)する。粘着層35の圧着によって、粘着層35は、ハードコート層3と、透明電極4と、光学部材6とに粘着する第1粘着層5と、接続部分24と部分30とを粘着する第3粘着層11と、第1粘着層5と第3粘着層11とを連結し、第1内側面26および第2内側面27と接続部分24の第1方向他端面とを粘着する連結粘着部36とを供する。これにより、剥離層付きセンサ部材41と、フレキシブルプリント基板10と、光学積層体43とを備える剥離層付きタッチセンサ1を作製する。
次に、剥離層付きタッチセンサ1を用いて、画像表示装置21を製造する。
画像表示装置21を製造するには、まず、図4Cの仮想線で示すように、剥離層14をハードコート層3から剥離する。具体的には、剥離層14を剥離基材シート13とともに、ハードコート層3の厚み方向他方面から剥離する(引き剥がす)。これによって、剥離部材2が剥離層付きタッチセンサ1から除去されて、タッチセンサ44が作製される。タッチセンサ44は、ハードコート層3と、透明電極4と、第1粘着層5と、光学部材6と、第2粘着層7と、ウインドウ部材8と、引き回し配線9と、フレキシブルプリント基板10と、第3粘着層11とを備える。タッチセンサ44は、剥離部材2をもう備えない。
その後、図4Dに示すように、表示積層体45を、第4粘着層46を介して、タッチセンサ44の厚み方向他方面に圧着(感圧接着)する。
<表示積層体45>
表示積層体45は、面方向に延びる。表示積層体45は、平面視略矩形状を有する。表示積層体45は、表示基材51と、画像表示部52とを厚み方向一方側に向かって順に備える。
<表示基材51>
表示基材51は、画像表示装置21における厚み方向最他方面を形成する。表示基材51は、面方向に延びるシート形状を有する。表示基材51の材料としては、例えば、樹脂が挙げられる。表示基材51の厚みは、例えば、1μm以上、好ましくは、10μm以上であり、また、例えば、100μm以下、好ましくは、75μm以下である。
<画像表示部52>
画像表示部52は、面方向に延びるシート形状を有する。画像表示部52は、例えば、有機EL表示装置(OLED)である。画像表示部52は、表示基材51の厚み方向一方面に配置されている。画像表示部52は、ハードコート層3に対して透明電極4の反対側に配置される。画像表示部52の厚みは、例えば、0.1μm以上、好ましくは、1μm以上であり、また、例えば、15μm以下、好ましくは、10μm以下である。
<第4粘着層46>
第4粘着層46は、シート形状を有する。第4粘着層46は、表示積層体45と同一の平面視形状を有する。第4粘着層46の材料としては、粘着剤(感圧接着剤)が挙げられる。第4粘着層46のせん断貯蔵弾性率G’および全光線透過率は、第1粘着層5のそれらと同一である。第4粘着層46の厚みは、例えば、1μm以上、好ましくは、5μm以上であり、また、例えば、50μm以下、好ましくは、25μm以下である。
例えば、上記した第4粘着層46を、タッチセンサ44の厚み方向他方面、および/または、表示積層体45の厚み方向一方面に配置し、続いて、タッチセンサ44と表示積層体45とによって、第4粘着層46を挟む。これにより、表示積層体45と、第4粘着層46と、タッチセンサ44とを備える画像表示装置21が製造される。
<用途>
この画像表示装置21は、例えば、折り返し可能な(フォルダブル)画像表示装置として用いられる。また、図5に示すように、フレキシブルプリント基板10の第1方向一方側部分29を第1方向他方側部分28に対して折り返す。第1方向一方側部分29を、表示積層体45の第1方向一端部の厚み方向他方側に移動させる。
<一実施形態の作用効果>
図2Bに示す剥離層付きタッチセンサ1、および、図4Cに示すタッチセンサ44では、第3粘着層11が、フレキシブルプリント基板10の接続部分24に粘着する。そのため、第3粘着層11が接続部分24を補強できる。従って、第3粘着層11が上記した接続部分24の変形を抑制できる。すると、接続部分24に対向する引き回し配線9に応力がかかることを抑制できる。そのため、引き回し配線9の損傷を抑制できる。
図2Bに示す剥離層付きタッチセンサ1、および、図4Cに示すタッチセンサ44では、第1粘着層5と光学部材6との総厚みが、フレキシブルプリント基板10より薄い場合であっても、第2粘着層7を相対的に厚くし、第3粘着層11を相対的に薄くできる。つまり、第2粘着層7と、第2粘着層7と別体である第3粘着層11との厚みをそれぞれ調整でき、第2粘着層7の厚み方向一方面と、第3粘着層11の厚み方向一方面とを面一にできる。そのため、フレキシブルプリント基板10に対向するウインドウ部材8の変形を抑制できる。
また、第3粘着層11と第1粘着層5とのうち、比較的厚いフレキシブルプリント基板10に粘着する第3粘着層11は、第2粘着層7より薄いので、剥離層付きタッチセンサ1およびタッチセンサ44を薄型化できる。
その結果、剥離層付きタッチセンサ1およびタッチセンサ44は、フレキシブルプリント基板10に対向するウインドウ部材8の変形を抑制できながら、薄型化できる。
また、剥離層付きタッチセンサ1およびタッチセンサ44では、上記した距離T2が、上記した距離T1と同一であれば、ウインドウ部材8において部分30に対向する厚み方向他方面と、ウインドウ部材8において第2粘着層7に対向する厚み方向他方面とを同じ高さに確実にできる。そのため、フレキシブルプリント基板10に対向するウインドウ部材8の変形をより一層確実に抑制できる。
また、図2Aに示す剥離層付きタッチセンサ1は、図4Cに示すタッチセンサ44を備えるので、引き回し配線9の損傷を抑制でき、フレキシブルプリント基板10に対向するウインドウ部材8の変形を抑制できながら、薄型化できる。さらに、図4Cに示す剥離部材2をハードコート層3から剥離でき、図4Dに示すように、かかるハードコート層3に画像表示部52を配置すれば、画像表示装置21を簡便に製造できる。
また、図4Dに示すように、画像表示装置21は、図4Cに示すタッチセンサ44を備えるので、引き回し配線9の損傷を抑制でき、フレキシブルプリント基板10に対向するウインドウ部材8の変形を抑制できながら、薄型化できる。
<変形例>
以下の変形例において、上記した一実施形態と同様の部材および工程については、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、変形例は、特記する以外、一実施形態態と同様の作用効果を奏することができる。
図6に示すように、変形例の剥離層付きタッチセンサ1では、第3粘着層11が第1粘着層5と別体である。図6に示す変形例では、この剥離層付きタッチセンサ1は、連結粘着部36を備えない。第3粘着層11の材料は、第1粘着層5の材料と同一または相違する。また、第1粘着層5は、上記した粘着突出部33を含まない。第1粘着層5の第1方向一端面34は、光学部材6の第1内側面26(第1切り欠き部18に臨む第1方向一端面)と面一である。第1粘着層5の第1方向一端面34は、接続部分24の第1方向他端面と間隔が隔てられる。そのため、剥離層付きタッチセンサ1は、光学部材6と、接続部分24との間に形成される隙間37を含む。第1粘着層5の第1方向一端面34は、隙間37に臨む。図7に示すように、この変形例の剥離層付きタッチセンサ1の製造方法で用いられる光学積層体43は、1つの粘着層35に代えて、予め、第1粘着層5と、第3粘着層11とを備える。光学積層体43を剥離層付きセンサ部材41に貼着するときに、第1粘着層5を、ハードコート層3と透明電極4(図2A参照)と引き回し配線9とに粘着させ、第3粘着層11を、接続部分24に粘着させる。
一実施形態と、図6および図7の変形例とを対比すると、一実施形態が好適である。一実施形態では、剥離層付きタッチセンサ1が連結粘着部36を含み、第1粘着層5が粘着突出部33を含むので、接続部分24のハードコート層3とウインドウ部材8とに対する固定を強固にでき、透明電極4に対する接続信頼性を向上できる。また、一実施形態の製造方法では、1つの粘着層35からなる第1粘着層5と第3粘着層11とを一度に形成できるので、剥離層付きタッチセンサ1と、タッチセンサ44と、画像表示装置21とを簡便かつ低コストに製造できる。
図8に示すように、第1粘着層5が粘着突出部33を含んでもよい。この変形例では、粘着突出部33の厚み方向一方面が隙間37に臨む。図6の変形例に対して、図8の変形例は、好適である。図8の変形例では、接続部分24の第1方向他端面が粘着突出部33に粘着されるので、接続部分24の接続信頼性を向上できる。
図9に示すように、第3粘着層11は、第2粘着層7と間隔が隔てられてもよい。第3粘着層11の第1方向他端面は、接続部分24の第1方向他端面と面一である。第3粘着層11の第1方向他端面は、隙間37に臨む。図9の変形例の製造方法では、光学積層体43のウインドウ部材8、および/または、剥離層付きセンサ部材41の接続部分24に配置できる。図9の変形例に対して、図6の変形例および図8の変形例が好適である。図6の変形例および図8の変形例では、第3粘着層11が第2粘着層7に接触して密着できるので、接続部分24が剥離層付きタッチセンサ1およびタッチセンサ44に対してより一層強固に固定される。そのため、接続部分24の接続信頼性を向上できる。
図10に示すように、剥離層付きタッチセンサ1は、隙間37を含まず、第1粘着層5と、第1粘着層5と別体の第3粘着層11とを備える。第3粘着層11は、断面視略L字形状を有する。なお、この変形例であっても、第3粘着層11の厚みは、接続部分24の厚み方向一方面から第3粘着層11の厚み方向一方面までの厚み方向長さである。図10の変形例は、図6の変形例と、図8の変形例と、図9の変形例とに対して、好適である。図10の変形例は、隙間37を備えないので、接続部分24の接続信頼性に優れる。
以下に調製例、実施例および比較例を示し、本発明をさらに具体的に説明する。なお、本発明は、何ら実施例および比較例に限定されない。また、以下の記載において用いられる配合割合(含有割合)、物性値、パラメータなどの具体的数値は、上記の「発明を実施するための形態」において記載されている、それらに対応する配合割合(含有割合)、物性値、パラメータなど該当記載の上限値(「以下」、「未満」として定義されている数値)または下限値(「以上」、「超過」として定義されている数値)に代替することができる。
[粘着層の調製]
以下の粘着層Aと粘着層Bとのそれぞれを調製した。
調製例1
[粘着層A]
攪拌羽根、温度計、窒素ガス導入管、冷却器を備えた4つ口フラスコに、ブチルアクリレート(BA)99質量部、4-ヒドロキシブチルアクリレート(HBA)1質量部を仕込んで、モノマー混合物を調製した。
さらに、モノマー混合物100質量部に対して、2,2’-アゾビスイソブチロニトリル0.1質量部を酢酸エチルと共に仕込み、緩やかに攪拌しながら窒素ガスを導入して窒素置換した後、フラスコ内の液温を55℃付近に保って7時間重合反応させて、反応液を得た。その後、反応液に、酢酸エチルおよびトルエンの混合溶媒(質量比で、95/5)を加えて、固形分濃度30%に調整した。これにより、重量平均分子量160万のアクリル系ベースポリマーの溶液を調製した。
アクリル系ベースポリマーの溶液の固形分100質量部に対して、イソシアネート系架橋剤(トリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパン変性体、日本ポリウレタン工業社製、商品名:コロネートL)0.15質量部、シランカップリング剤(商品名:KBM403、信越化学工業社製)0.08質量部を配合して、アクリル系粘着剤組成物を調製した。
アクリル系粘着剤組成物を、PETフィルムからなる剥離シート(剥離層14)の表面に、ファウンテンコータで均一に塗工し、155℃の空気循環式恒温オーブンで2分間乾燥した。これにより、材料がアクリル系粘着剤である粘着層Aを調製した。
続いて、粘着層Aの25℃におけるせん断貯蔵弾性率G’を測定した。具体的には、粘着層Aを円盤状に外形加工し、パラレルプレートに挟み込み、Rheometric Scientific社製「Advanced Rheometric Expansion System(ARES)」を用いて、以下の条件の動的粘弾性測定により、粘着層Aのせん断貯蔵弾性率G’を求めた。粘着層Aの25℃におけるせん断貯蔵弾性率G’は、0.11MPaであった。
<測定条件>
モード:ねじり
温度:-40℃~150℃
昇温速度:5℃/分
周波数:1Hz
調製例2
[粘着層B]
ラウリルアクリレート(LA)43質量部、2-エチルヘキシルアクリレート(2EHA)44質量部、4-ヒドロキシブチルアクリレート(4HBA)6質量部、N-ビニル-2-ピロリドン(NVP)7質量部、および、BASF製「イルガキュア184」0.015質量部を配合し、紫外線を照射して重合し、ベースポリマー組成物(重合率:約10%)を得た。
別途、メタクリル酸ジシクロペンタニル(DCPMA)60質量部、メタクリル酸メチル(MMA)40質量部、α-チオグリセロール3.5質量部、および、トルエン100質量部を混合し、窒素雰囲気下にて70℃で1時間撹拌した。次に、2,2’-アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.2質量部を投入し、70℃で2時間反応させた後、80℃に昇温して2時間反応させた。その後、反応液を130℃に加熱して、トルエン、連鎖移動剤および未反応モノマーを乾燥除去して、固形状のアクリル系オリゴマーを得た。アクリル系オリゴマーの重量平均分子量は5100であった。ガラス転移温度(Tg)は130℃であった。
ベースポリマー組成物の固形分100質量部に対して、1,6-ヘキサンジオールジアクリレート(HDDA)0.07質量部、アクリル系オリゴマー1質量部、シランカップリング剤(信越化学製「KBM403」)0.3質量部を添加した後、これらを均一に混合して、粘着剤組成物を調製した。
粘着剤組成物を、PETフィルム(三菱ケミカル製「ダイアホイルMRF75」)からなる剥離シートの表面に塗布し、その後、別のPETフィルムPETフィルム(三菱ケミカル製「ダイアホイルMRF75」)からなる剥離シートを塗膜に貼り合わせた。その後、塗膜に紫外線を照射して、粘着層Bを調製した。
続いて、粘着層Bの25℃におけるせん断貯蔵弾性率G’を測定した。測定方法は、調製例1の粘着層Aのそれと同様である。粘着層Bの25℃におけるせん断貯蔵弾性率G’は、0.03MPaであった。
実施例1
図4Aに示すように、剥離層付きセンサ部材41を準備した。剥離層付きセンサ部材41は、剥離部材2と、ハードコート層3と、厚み0.05μmの透明電極4と、厚み0.05μmの引き回し配線9とを備える。
図4Bに示すように、次いで、厚み100μmのフレキシブルプリント基板10を引き回し配線9の端子16に接続した。
図4Cに示すように、その後、光学積層体43を剥離層付きセンサ部材41に貼着した。図4Bに示すように、光学積層体43は、厚み25μmの粘着層Aからなる粘着層35と、厚み51μmの偏光板である光学部材6と、厚み50μmの粘着層Bからなる第2粘着層7と、ウインドウ部材8とを備える。また、光学積層体43は、厚み1μmの隠蔽層15(図3参照)をさらに備える。図4Cに示すように、これにより、剥離層付きタッチセンサ1を製造した。剥離層付きタッチセンサ1において、粘着層35において透明電極4と引き回し配線9とを覆う部分が、第1粘着層5となる。粘着層35において接続部分24と部分30とに配置されて部分が、第3粘着層11となる。粘着層35において光学部材6の第1内側面26と、接続部分24の第1方向他端面とに接触する部分が、連結粘着部36となる。
第1粘着層5と光学部材6と第2粘着層7との総厚みT1は、126μmであった。総厚みT1は、光学部材6を厚み方向に挟むウインドウ部材8とハードコート層3との間の距離T1である。
また、引き回し配線9と接続部分24と第3粘着層11と隠蔽層15との総厚みT2は、126.05μmであった。総厚みT2は、接続部分24を挟むハードコート層3とウインドウ部材8との間の距離T2である。
その後、図4Cの仮想線で示すように、剥離部材2をハードコート層3から剥離した。これにより、タッチセンサ44を作製した。
その後、図4Dに示すように、表示積層体45をタッチセンサ44の厚み方向他方面に圧着した。これにより、画像表示装置21を製造した。
比較例1
実施例1と同様にして、剥離層付きタッチセンサ1、タッチセンサ44および画像表示装置21を順に製造した。但し、図11に示すように、剥離層付きタッチセンサ1の製造において、粘着層35から、第3粘着層11と連結粘着部36とを形成せず、第1粘着層5のみを形成した。つまり、比較例1の剥離層付きタッチセンサ1、タッチセンサ44および画像表示装置21のそれぞれは、第3粘着層11と連結粘着部36とを備えない。引き回し配線9と接続部分24との総厚みは、100.05μmである。なお、図11では、隠蔽層15(図3参照)が省略されている。
比較例2
実施例1と同様にして、剥離層付きタッチセンサ1、タッチセンサ44および画像表示装置21を順に製造した。但し、図12に示すように、剥離層付きタッチセンサ1の製造において、粘着層35から、第3粘着層11と連結粘着部36とを形成せず、第1粘着層5のみを形成した。また、第2粘着層7の第1方向一方側端部は、接続部分24の厚み方向一方面と、第1方向側他端面の厚み方向一方側部分とに接触した。第2粘着層7における上記した第1方向一方側端部を、第3粘着層11と定義する。距離T2は、151.05μmであった。なお、図12では、隠蔽層15(図3参照)が省略されている。
比較例3
比較例2と同様にして、剥離層付きタッチセンサ1、タッチセンサ44および画像表示装置21を順に製造した。但し、図13および表1に示すように、光学部材6の厚みを51μmから71μmに変更した。つまり、光学部材6を厚くした。距離T1は、146μmであった。なお、図13では、隠蔽層15(図3参照)が省略されている。
比較例4
比較例2と同様にして、剥離層付きタッチセンサ1、タッチセンサ44および画像表示装置21を順に製造した。但し、図14および表1に示すように、第1粘着層5の厚みを25μmから50μmに変更した。つまり、第1粘着層5を厚くした。また、第2粘着層7の厚みを50μmから25μmに変更した。つまり、第2粘着層7を薄くした。なお、図14では、隠蔽層15(図3参照)が省略されている。
<評価>
実施例および比較例1~4のそれぞれについて、下記の事項を評価した。その結果を、表1に示す。
<引き回し配線9の損傷>
図5が参照されるように、画像表示装置21のフレキシブルプリント基板10の第1方向一方側部分29を第1方向他方側部分28に対して折り返した。この操作を10個の画像表示装置21について実施した。
その後、画像表示装置21が異常なく動作する場合には、引き回し配線9に損傷がないと判断し、その数をカウントした。
<ウインドウ部材8の変形>
図4Cに示す剥離層付きタッチセンサ1におけるウインドウ部材8の変形の有無を観察した。実施例1と、比較例1と、比較例3とでは、ウインドウ部材8の変形が観察されなかった。一方、比較例2と、比較例4では、ウインドウ部材8の変形が観察された。比較例2では、フレキシブルプリント基板10の接続部分24の段差に起因する変形が考えられる。この段差は、厚みT1とT2との差が大きいことに基づく。比較例4では、隠蔽層15の段差に起因する変形が考えられる。このことは、隠蔽層15の厚みに対して第2粘着層が比較的薄いことに基づく。
<薄型化>
比較例3のT1 146μmは、T1が126μmである実施例1に比べて、厚かった。つまり、比較例3は、少なくとも実施例1に対して、薄型化が図れていない。
Figure 2022124248000002
1 剥離層付きタッチセンサ
2 剥離部材
3 ハードコート層
4 透明電極
5 第1粘着層
6 光学部材
7 第2粘着層
8 ウインドウ部材
9 引き回し配線
10 フレキシブルプリント基板
11 第3粘着層
14 剥離層
16 端子
21 画像表示装置
24 接続部分
25 基板電極
30 部分
44 タッチセンサ
45 表示積層体
52 画像表示部
T1 第1粘着層と光学部材と第2粘着層との総厚み
T2 部分に厚み方向に対向する引き回し配線の厚み方向他方面と、部分に第3粘着層を介して厚み方向に対向するウインドウ部材の厚み方向他方面との距離

Claims (4)

  1. ハードコート層と、透明電極と、第1粘着層と、光学部材と、第2粘着層と、ウインドウ部材とを厚み方向一方側に向かって順に備え、
    前記ハードコート層の厚み方向一方面に配置され、前記透明電極と電気的に接続される引き回し配線と、
    前記光学部材と隣接しており、前記引き回し配線と前記ウインドウ部材の間に配置される部分を有する配線回路基板と、
    前記部分と前記ウインドウ部材とに粘着する第3粘着層とをさらに備え、
    前記第2粘着層は、前記光学部材と前記ウインドウ部材とに粘着し、
    前記第3粘着層は、前記第2粘着層より薄く、前記第2粘着層と別体であり、
    前記第3粘着層は、前記第1粘着層と一体または独立する、タッチセンサ。
  2. 前記ハードコート層において前記部分と前記厚み方向に対向する厚み方向一方面と、前記ウインドウ部材において前記部分と前記厚み方向に対向する厚み方向他方面との距離T2は、前記ハードコート層において前記光学部材と前記厚み方向に対向する厚み方向一方面と、前記ウインドウ部材において前記光学部材と前記厚み方向に対向する厚み方向他方面との距離T1と同一である、請求項1に記載のタッチセンサ。
  3. 請求項1または2に記載のタッチセンサと、
    前記ハードコート層に対して前記透明電極および前記引き回し配線の反対側に配置される剥離層とを備える、剥離層付きタッチセンサ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のタッチセンサと、
    前記ハードコート層に対して前記透明電極の反対側に配置される画像表示部とを備える、画像表示装置。
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