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JP2020514375A5 - - Google Patents

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JP2020514375A5
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概要
本開示は、個体の免疫応答を調節する方法を提供する。本開示は、治療の方法を提供する。本開示は、個体に、多量体ポリペプチド(synTac)及び免疫チェックポイント阻害剤を投与することを含む、方法を提供する。本開示は、免疫チェックポイント阻害剤による治療を受けている個体に、多量体ポリペプチド(synTac)を投与することを含む、方法を提供する。
[本発明1001]
免疫応答を調節することを、それを必要とする個体において行う方法であって、前記個体に、多量体ポリペプチド及び免疫チェックポイント阻害剤を投与することを含み、
前記多量体ポリペプチドは、
a)N末端からC末端への順序で、
i)エピトープ、
ii)第1の主要組織適合遺伝子複合体(MHC)ポリペプチド
を含む、第1のポリペプチドと、
b)N末端からC末端への順序で、
i)第2のMHCポリペプチド、及び
ii)任意選択により、免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチドまたは非Ig骨格
を含む、第2のポリペプチドと
を含み、
前記多量体ポリペプチドは、1つ以上の免疫調節ポリペプチドを含み、前記1つ以上の免疫調節ポリペプチドは、
A)前記第1のポリペプチドのC末端、
B)前記第2のポリペプチドのN末端、
C)前記第2のポリペプチドのC末端、または
D)前記第1のポリペプチドのC末端及び前記第2のポリペプチドのN末端に位置し、
前記投与することは、前記個体において、免疫応答を調節する、前記方法。
[本発明1002]
前記多量体ポリペプチドが、
a)N末端からC末端への順序で、
i)エピトープ、
ii)第1のMHCポリペプチド、及び
iii)免疫調節ドメイン
を含む、第1のポリペプチドと、
b)N末端からC末端への順序で、
i)第2のMHCポリペプチド、及び
ii)Ig Fcポリペプチド
を含む、第2のポリペプチドと
を含む、本発明1001の方法。
[本発明1003]
前記多量体ポリペプチドが、
a)N末端からC末端への順序で、
i)エピトープ、及び
ii)第1のMHCポリペプチド
を含む、第1のポリペプチドと、
b)N末端からC末端への順序で、
i)免疫調節ドメイン、
iii)第2のMHCポリペプチド、及び
ii)免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチド
を含む、第2のポリペプチドと
を含む、本発明1001の方法。
[本発明1004]
前記多量体ポリペプチドが、
a)N末端からC末端への順序で、
i)エピトープ、及び
ii)第1のMHCポリペプチド
を含む、第1のポリペプチドと、
b)N末端からC末端への順序で、
i)第2のMHCポリペプチド、及び
ii)Ig Fcポリペプチド、及び
iii)免疫調節ドメイン
を含む、第2のポリペプチドと
を含む、本発明1001の方法。
[本発明1005]
前記多量体ポリペプチドが、
a)N末端からC末端への順序で、
i)エピトープ、及び
ii)第1のMHCポリペプチド
を含む、第1のポリペプチドと、
b)N末端からC末端への順序で、
i)第2のMHCポリペプチド、及び
ii)免疫調節ドメイン
を含む、第2のポリペプチドと
を含む、本発明1001の方法。
[本発明1006]
前記多量体ポリペプチドが、
a)N末端からC末端への順序で、
i)エピトープ、及び
ii)第1のMHCポリペプチド
を含む、第1のポリペプチドと、
b)N末端からC末端への順序で、
i)免疫調節ドメイン、及び
ii)第2のMHCポリペプチド
を含む、第2のポリペプチドと
を含む、本発明1001の方法。
[本発明1007]
前記多量体ポリペプチドが、
a)N末端からC末端への順序で、
i)エピトープ、
ii)第1のMHCポリペプチド、及び
iii)免疫調節ドメイン
を含む、第1のポリペプチドと、
b)N末端からC末端への順序で、
i)第2のMHCポリペプチド
を含む、第2のポリペプチドと
を含む、本発明1001の方法。
[本発明1008]
前記多量体ポリペプチドの前記非Ig骨格が、XTENポリペプチド、トランスフェリンポリペプチド、Fc受容体ポリペプチド、エラスチン様ポリペプチド、シルク様ポリペプチド、またはシルクエラスチン様ポリペプチドである、本発明1001の方法。
[本発明1009]
前記多量体ポリペプチドの前記第1のMHCポリペプチドがβ2−ミクログロブリンポリペプチドであり、前記第2のMHCポリペプチドがMHCクラスI重鎖ポリペプチドである、本発明1001〜1008のいずれかの方法。
[本発明1010]
前記多量体ポリペプチドの前記β2−ミクログロブリンポリペプチドが、図6に記載されるアミノ酸配列のうちの1つに対して、少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1009の方法。
[本発明1011]
前記多量体ポリペプチドの前記MHCクラスI重鎖ポリペプチドが、HLA−A、HLA−BまたはHLA−Cの重鎖である、本発明1009の方法。
[本発明1012]
前記MHCクラスI重鎖ポリペプチドが、図5A〜5Cのうちの1つに記載されるアミノ酸配列に対して、少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1011の方法。
[本発明1013]
前記多量体ポリペプチドの前記第1のMHCポリペプチドがMHCクラスIIのα鎖ポリペプチドであり、前記第2のMHCポリペプチドがMHCクラスIIのβ鎖ポリペプチドである、本発明1001〜1008のいずれかの方法。
[本発明1014]
前記エピトープがT細胞エピトープである、本発明1001〜1013のいずれかの方法。
[本発明1015]
前記多量体ポリペプチドの多量体ポリペプチドが、Fcポリペプチドを含み、前記Ig Fcポリペプチドが、IgG1 Fcポリペプチド、IgG2 Fcポリペプチド、IgG3 Fcポリペプチド、IgG4 Fcポリペプチド、IgA Fcポリペプチド、またはIgM Fcポリペプチドである、本発明1001〜1007のいずれかの方法。
[本発明1016]
前記Ig Fcポリペプチドが、図4A〜4Cに示されるアミノ酸配列に対して、少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、本発明1015の方法。
[本発明1017]
前記多量体ポリペプチドの前記第1のポリペプチド及び前記第2のポリペプチドが、非共有結合的に会合している、本発明1001〜1016のいずれかの方法。
[本発明1018]
前記多量体ポリペプチドの前記第1のポリペプチド及び前記第2のポリペプチドが、共有結合的に連結されている、本発明1001〜1016のいずれかの方法。
[本発明1019]
前記共有結合が、ジスルフィド結合によるものである、本発明1013の方法。
[本発明1020]
前記多量体ポリペプチドの前記第1のMHCポリペプチド、または前記エピトープと前記第1のMHCポリペプチドとの間のリンカーが、第1のCys残基をもたらすアミノ酸置換を含み、前記多量体ポリペプチドの前記第2のMHCポリペプチドが、第2のCys残基をもたらすアミノ酸置換を含み、前記ジスルフィド連結が、前記第1のCys残基と前記第2のCys残基との間にある、本発明1019の方法。
[本発明1021]
前記多量体ポリペプチドが、前記エピトープと前記第1のMHCポリペプチドとの間、前記免疫調節ポリペプチドと前記MHCポリペプチドとの間、または前記MHCポリペプチドと前記Ig Fcとの間にリンカーを含む、本発明1001〜1008のいずれかの方法。
[本発明1022]
前記多量体ポリペプチドの前記免疫調節ポリペプチドが、4−1BBLポリペプチド、B7−1ポリペプチド、B7−2ポリペプチド、ICOS−Lポリペプチド、OX−40Lポリペプチド、CD80ポリペプチド、CD86ポリペプチド、PD−L1ポリペプチド、FasLポリペプチド、及びPD−L2ポリペプチドから選択される、本発明1001〜1008のいずれかの方法。
[本発明1023]
前記多量体ポリペプチドが2つ以上の免疫調節ポリペプチドを含む、本発明1001〜1022のいずれかの方法。
[本発明1024]
前記2つ以上の免疫調節ポリペプチドがタンデムに並んでいる、本発明1023の方法。
[本発明1025]
前記免疫調節ポリペプチドが、4−1BBLポリペプチド、CD80ポリペプチド、CD86ポリペプチド、IL−2ポリペプチド、B7−1ポリペプチド、B7−2ポリペプチド、ICOS−Lポリペプチド、OX−40Lポリペプチド、CD86ポリペプチド、PD−L1ポリペプチド、FasLポリペプチド、及びPD−L2ポリペプチドから選択される、本発明1001〜1024のいずれかの方法。
[本発明1026]
前記免疫調節ポリペプチドが、変異免疫調節ポリペプチドであり、前記免疫調節ポリペプチドの天然型と比較して1つ以上のアミノ酸置換を有し、前記変異免疫調節ポリペプチドは、前記免疫調節ポリペプチドの前記天然型が結合する共調節ポリペプチドに対して、結合親和性の低下を呈する、本発明1001〜1025のいずれかの方法。
[本発明1027]
前記免疫調節ポリペプチドが、配列番号1に記載のものに対して、少なくとも85%のアミノ酸配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、変異IL−2ポリペプチドであり、
前記変異IL−2ポリペプチドは、配列番号1に記載のものと比較して、1つ以上のアミノ酸置換を有し、
前記変異IL−2ポリペプチドは、図3A〜3Cに示されるアミノ酸配列を有するα、β及びγポリペプチドを含むIL−2受容体(IL2R)に対して、配列番号1のうち1つのものに記載されるIL−2アミノ酸配列の前記IL2Rに対する結合親和性と比較して、結合親和性の低下を呈する、
本発明1001〜1025のいずれかの方法。
[本発明1028]
前記変異IL−2ポリペプチドが、E15、H16、D20、F42、Y45及びQ126のうちの1つ以上の置換を含む、本発明1027の方法。
[本発明1029]
前記変異IL−2ポリペプチドが、
a)F42及びD20の置換、
b)F42及びH16の置換、
c)F42、D20及びY45の置換、または
d)F42、H16及びQ126の置換
を含む、本発明1028の方法。
[本発明1030]
前記免疫調節ポリペプチドが、変異4−1BBL免疫調節ポリペプチドであり、
前記変異4−1BBL免疫調節ポリペプチドが、図37に示されるアミノ酸配列を有する4−1BBポリペプチドに対して、図36Aに示される4−1BBLアミノ酸配列の結合親和性と比較して、結合親和性の低下を呈し、及び/または
前記変異4−1BBL免疫調節ポリペプチドが、図36Aに示される4−1BBLアミノ酸配列の産生レベルと比較して、哺乳動物細胞による産生レベルの増加を呈する、本発明1001〜1021のいずれかの方法。
[本発明1031]
前記変異4−1BBL免疫調節ポリペプチドが、図36Aに記載されるアミノ酸ナンバリングに基づいて、アミノ酸91、92、94〜115、117〜126、128〜132、144〜153、155〜158、184〜187、189〜191、193〜195、197、210〜219、221〜224、226、228〜231、233及び234のうちの1つの置換を含む、本発明1030の方法。
[本発明1032]
前記変異免疫調節ポリペプチドが、前記4−1BBポリペプチドに対して、図36Aに示されるまたは配列番号213〜215のうちの1つに記載される4−1BBLアミノ酸配列によって呈される結合親和性の50%未満の結合親和性を呈する、本発明1030または1031の方法。
[本発明1033]
前記多量体ポリペプチドが、N297A、L234A、L235A、L234F、L235E及びP331Sから選択される1つ以上のアミノ酸置換を含むIg Fcポリペプチドを含む、本発明1001〜1032のいずれかの方法。
[本発明1034]
前記Ig Fcポリペプチドが、
a)N297A置換、
b)L234A置換及びL235A置換、
c)L234F置換及びL235E置換、または
d)L234F置換、L235E置換及びP331S置換
を含む、本発明1033の方法。
[本発明1035]
前記多量体ポリペプチドの前記エピトープが、アミノ酸配列YMLDLQPETT(配列番号77)を含む、本発明1001〜1034のいずれかの方法。
[本発明1036]
前記多量体ポリペプチドの前記β2−ミクログロブリンポリペプチドが、図34Aに示されるアミノ酸配列を含む、本発明1001〜1035のいずれかの方法。
[本発明1037]
前記多量体ポリペプチドの前記主要組織適合遺伝子複合体(MHC)の重鎖ポリペプチドが、図34Cに示されるアミノ酸配列を含む、本発明1001〜1036のいずれかの方法。
[本発明1038]
前記免疫チェックポイント阻害剤が、前記免疫チェックポイント阻害剤に特異的な抗体である、本発明1001〜1037のいずれかの方法。
[本発明1039]
前記抗体がモノクローナル抗体である、本発明1038の方法。
[本発明1040]
前記抗体が、少なくとも1つのヒト化軽鎖及び/または重鎖フレームワーク領域を含む、本発明1038または1039の方法。
[本発明1041]
前記抗体が、Fcポリペプチドを含み、前記Ig Fcポリペプチドが、IgG1 Fcポリペプチド、IgG2 Fcポリペプチド、IgG3 Fcポリペプチド、IgG4 Fcポリペプチド、IgA Fcポリペプチド、またはIgM Fcポリペプチドである、本発明1038の方法。
[本発明1042]
前記抗体が、Fv断片、ナノボディまたはFab断片である、本発明1038の方法。
[本発明1043]
前記免疫チェックポイント阻害剤が、CD27、CD28、CD40、CD122、CD96、CD73、CD47、OX40、GITR、CSF1R、JAK、PI3Kδ、PI3Kγ、TAM、アルギナーゼ、CD137(4−1BBとしても知られる)、ICOS、A2AR、B7−H3、B7−H4、BTLA、CTLA−4、LAG3、TIM3、VISTA、CD96、TIGIT、CD122、PD−1、PD−L1及びPD−L2から選択される免疫チェックポイント阻害剤に特異的な抗体である、本発明1038〜1042のいずれかの方法。
[本発明1044]
前記免疫チェックポイント阻害剤が、PD1に特異的な抗体である、本発明1038〜1042のいずれかの方法。
[本発明1045]
前記抗体が、ペンブロリズマブ、ニボルマブ、ピジリズマブまたはBMS−39886である、本発明1044の方法。
[本発明1046]
前記免疫チェックポイント阻害剤が、PD−L1に特異的な抗体である、本発明1038〜1042のいずれかの方法。
[本発明1047]
前記抗体が、デュルバルマブ、アテゾリズマブ、KN035またはアベルマブである、本発明1046の方法。
[本発明1048]
前記免疫チェックポイント阻害剤が、CTLA4に特異的な抗体である、本発明1038〜1042のいずれかの方法。
[本発明1049]
前記抗体が、イピリムマブまたはトレメリムマブである、本発明1048の方法。
[本発明1050]
前記多量体ポリペプチド及び前記免疫チェックポイント阻害剤が、同じ投与経路によって投与される、本発明1001〜1049のいずれかの方法。
[本発明1051]
前記多量体ポリペプチド及び前記免疫チェックポイント阻害剤が、異なる投与経路によって投与される、本発明1001〜1049のいずれかの方法。
[本発明1052]
前記多量体ポリペプチドが、皮下、静脈内、腫瘍近傍及び筋肉内から選択される投与経路によって投与される、本発明1001〜1051のいずれかの方法。
[本発明1053]
前記免疫チェックポイント阻害剤が、皮下、静脈内、腫瘍近傍、及び筋肉内から選択される投与経路によって投与される、本発明1001〜1051のいずれかの方法。
[本発明1054]
前記個体がヒトである、本発明1001〜1053のいずれかの方法。

Claims (48)

  1. それを必要とする個体において免疫応答を調節するための、多量体ポリペプチドを含む医薬であって、
    該多量体ポリペプチドは、
    a)i)がん細胞により提示されるエピトープである、ヒトパピローマウイルスE7エピトープまたはがん関連抗原中に存在するエピトープを含むペプチド、及び
    ii)第1の主要組織適合遺伝子複合体(MHC)クラスIポリペプチド
    を含む第1のポリペプチド、ならびに
    b)第2のMHCクラスIポリペプチドを含む第2のポリペプチド
    を含み、
    該多量体ポリペプチドは、1または複数の免疫調節ポリペプチドを含み、
    該第1および/または第2のポリペプチドは、任意で免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチドを含み、
    免疫チェックポイント阻害剤と組み合わせて用いられることを特徴とする、医薬。
  2. a)該第1のMHCクラスIポリペプチドが、β2−ミクログロブリン(β2M)ポリペプチドであり、および該第2のMHCポリペプチドが、MHCクラスI重鎖ポリペプチドである、または
    b)該第1のMHCクラスIポリペプチドが、MHCクラスI重鎖ポリペプチドであり、および該第2のMHCポリペプチドが、β2Mポリペプチドである、請求項1に記載の医薬。
  3. 該1または複数の免疫調節ポリペプチドの少なくとも1つが、対応する野生型免疫調節ポリペプチドの免疫共調節ポリペプチドに対する親和性と比較して、該免疫共調節ポリペプチドに対する低減した親和性を呈する変異免疫調節ポリペプチドである、請求項1または2に記載の医薬。
  4. 該免疫調節ポリペプチドが、4−1BBLポリペプチド、CD80ポリペプチド、CD86ポリペプチド、IL−2ポリペプチド、B7−1ポリペプチド、B7−2ポリペプチド、ICOS−Lポリペプチド、OX−40Lポリペプチド、PD−L1ポリペプチド、FasLポリペプチド、及びPD−L2ポリペプチドからなる群から選択される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の医薬。
  5. それを必要とする個体において免疫応答を調節するための、多量体ポリペプチドを含む医薬であって、
    該多量体ポリペプチドは、
    a)i)ヒトパピローマウイルスE7エピトープを含むペプチドエピトープ、及び
    ii)β2−ミクログロブリン(β2M)ポリペプチドである、第1の主要組織適合遺伝子複合体(MHC)ポリペプチド
    を含む第1のポリペプチド、ならびに
    b)MHCクラスI重鎖ポリペプチドである、第2のMHCポリペプチドを含む第2のポリペプチド
    を含み、
    該多量体ポリペプチドは、1または複数の免疫調節ドメインを含み、
    該第1および/または第2のポリペプチドは、任意で免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチドを含み、
    該1または複数の免疫調節ドメインの少なくとも1つが、配列番号1に記載されるアミノ酸配列を有するIL−2の、IL2Rに対する結合親和性と比較して、配列番号18、19及び20に記載されるアミノ酸配列をそれぞれ有するα、β及びγポリペプチドを含むIL−2受容体(IL2R)に対する低減した結合親和性を呈する変異IL−2ポリペプチドであり、
    免疫チェックポイント阻害剤と組み合わせて用いられることを特徴とする、医薬。
  6. 該免疫チェックポイント阻害剤および該多量体ポリペプチドが、個体に、同時にまたは異なる時間に投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の医薬。
  7. 該第2のポリペプチドが、1つまたは2つの免疫調節ポリペプチドを含み、ならびにそれぞれの免疫調節ポリペプチドが、
    配列番号1に記載されるアミノ酸配列と比較して、H16Aのアミノ酸置換を含む変異IL−2ポリペプチド、および
    配列番号1に記載のアミノ酸配列と比較して、H16AおよびF42Aのアミノ酸置換を含む、変異IL−2ポリペプチド
    からなる群から選択される、請求項5に記載の医薬。
  8. 該ペプチドエピトープが、HPV16E7/82−90(LLMGTLGIV;配列番号75)、HPV16E7/86−93(TLGIVCPI;配列番号76)、HPV16E7/ll−20(YMLDLQPETT;配列番号77)、およびHPV16E7/ll−19(YMLDLQPET;配列番号78)からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項5乃至7のいずれか一項に記載の医薬。
  9. 該第1および/または第2のポリペプチドが、IgG1 Fcポリペプチドを含み、ならびに該IgG1 Fcポリペプチドが、配列番号44のアミノ酸配列と比較して、L234AおよびL235Aのアミノ酸置換を含む、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の医薬。
  10. 該β2−ミクログロブリン(β2M)ポリペプチドが、配列番号95、195、96、97および98に記載されるアミノ酸配列のそれぞれの21乃至119位のアミノ酸を含み、該アミノ酸配列が、任意でR12Cのアミノ酸置換を含む、請求項2乃至9のいずれか一項に記載の医薬。
  11. 該MHCクラスI重鎖ポリペプチドが、HLA−A重鎖である、請求項2乃至10のいずれか一項に記載の医薬。
  12. 該MHCクラスI重鎖ポリペプチドが、配列番号29に記載されるアミノ酸配列の25乃至365位のアミノ酸を含み、該アミノ酸配列が、任意でY84Aのアミノ酸置換、A236Cのアミノ酸置換、またはY84AおよびA236Cのアミノ酸置換の両方を含む、請求項2乃至11のいずれか一項に記載の医薬。
  13. 該第1のポリペプチドおよび該第2のポリペプチドが、ジスルフィド結合を介して互いに共有結合的に連結され、該ジスルフィド結合は、該β2Mポリペプチド中のCys残基と、該MHC重鎖ポリペプチド中のCys残基を結ぶ、請求項2乃至12のいずれか一項に記載の医薬。
  14. 該β2Mポリペプチドのアミノ酸残基12位のCysが、該MHC重鎖ポリペプチドのアミノ酸残基236位のCysにジスルフィド結合している、請求項13に記載の医薬。
  15. 該第1のポリペプチドおよび該第2のポリペプチドが、ジスルフィド結合を介して互いに共有結合的に連結され、該第1のポリペプチドが、該ペプチドエピトープと該β2Mポリペプチドとの間にリンカーを含み、および該ジスルフィド結合が、該リンカー中に存在するCysを該MHC重鎖ポリペプチドのCysに連結する、請求項2乃至12のいずれか一項に記載の医薬。
  16. 該MHCクラスI重鎖ポリペプチドが、配列番号29に記載されるアミノ酸配列の25乃至365位のアミノ酸を含み、該アミノ酸配列が、任意でY84Aのアミノ酸置換、A236Cのアミノ酸置換、またはY84AおよびA236Cのアミノ酸置換の両方を含む、請求項2乃至15のいずれか一項に記載の医薬。
  17. 該多量体ポリペプチドが、
    a)N末端からC末端への順序で、
    i)アミノ酸配列YMLDLQPETT(配列番号77)を含み、10アミノ酸の長さを有するペプチドエピトープ、および
    ii)β2−ミクログロブリン(β2M)ポリペプチドである、第1の主要組織適合遺伝子複合体(MHC)ポリペプチド
    を含む、第1のポリペプチド、ならびに
    b)N末端からC末端への順序で、
    i)配列番号1に記載のアミノ酸配列と比較して、H16AおよびF42Aのアミノ酸置換を含む、変異IL−2ポリペプチドである、第1の免疫調節ポリペプチド、
    ii)配列番号1に記載のアミノ酸配列と比較して、H16AおよびF42Aのアミノ酸置換を含む、変異IL−2ポリペプチドである、第2の免疫調節ポリペプチド、
    iii)MHCクラスI重鎖ポリペプチドである、第2のMHCポリペプチド、および
    iv)免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチド
    を含む、第2のポリペプチド
    を含み、
    該β2−ミクログロブリン(β2M)ポリペプチドが、配列番号95、195、96、97および98に記載されるアミノ酸配列のそれぞれの21乃至119位のアミノ酸を含み、該アミノ酸配列が、任意でR12Cのアミノ酸置換を含み、
    該MHCクラスI重鎖ポリペプチドが、配列番号29に記載されるアミノ酸配列の25乃至365位のアミノ酸を含み、該アミノ酸配列が、任意でY84Aのアミノ酸置換、A236Cのアミノ酸置換、またはY84AおよびA236Cのアミノ酸置換の両方を含み、および
    該第1のポリペプチドおよび該第2のポリペプチドが、ジスルフィド結合を介して互いに共有結合的に連結され、および該ジスルフィド結合は、該β2Mポリペプチドのアミノ酸残基12位のCysと、該MHC重鎖ポリペプチドのアミノ酸残基236位のCysを結ぶ、
    請求項5乃至16のいずれか一項に記載の医薬。
  18. i)該β2−ミクログロブリン(β2M)ポリペプチドが、配列番号48に示されるアミノ酸配列を含み、
    ii)該第1及び第2の変異IL−2ポリペプチドが、配列番号49に示されるアミノ酸配列を含み、
    iii)該MHCクラスI重鎖ポリペプチドが、配列番号50に示されるアミノ酸配列を含み、および
    iv)該Ig Fcポリペプチドが、IgG1 Fcポリペプチドであり、および配列番号44、45、46または47に示されるアミノ酸配列を含む、
    請求項17に記載の医薬。
  19. 該第1のポリペプチドが、該エピトープと該β2−ミクログロブリンポリペプチドとの間にリンカーを含み、および該第2のポリペプチドが、
    a)該変異IL−2ポリペプチドの第1のコピーと該変異IL−2ポリペプチドの第2のコピーとの間、
    b)該変異IL−2ポリペプチドと該MHC重鎖ポリペプチドとの間、および
    c)該MHC重鎖ポリペプチドと前記IgG1 Fcポリペプチドとの間
    の1つ以上にペプチドリンカーを含む、
    請求項18に記載の医薬。
  20. 該ペプチドリンカーが、(GGGGS) 、(GGGGS) 、及びAAAGGからなる群から選択される、請求項19に記載の医薬。
  21. 該多量体ポリペプチドが、
    a)配列番号42に示されるアミノ酸配列を含む第1のポリペプチド、および
    b)配列番号33に示されるアミノ酸配列を含む第2のポリペプチド、
    または
    a)配列番号42に示されるアミノ酸配列を含む第1のポリペプチド、および
    b)配列番号36に示されるアミノ酸配列を含む第2のポリペプチド、
    または
    a)配列番号42に示されるアミノ酸配列を含む第1のポリペプチド、及び
    b)配列番号39に示されるアミノ酸配列を含む第2のポリペプチド
    を含むヘテロ二量体ポリペプチドである、請求項17乃至20のいずれか一項に記載の医薬。
  22. 該免疫チェックポイント阻害剤が、CD27、CD28、CD40、CD122、CD96、CD73、CD47、OX40、GITR、CSF1R、JAK、PI3Kδ、PI3Kγ、TAM、アルギナーゼ、CD137、ICOS、A2AR、B7−H3、B7−H4、BTLA、CTLA−4、LAG3、TIM3、VISTA、CD96、TIGIT、CD122、PD−1、PD−L1及びPD−L2からなる群から選択されるポリペプチドに結合する抗体である、請求項1乃至21のいずれか一項に記載の医薬。
  23. 該免疫チェックポイント阻害剤が、PD−L1またはCTLA4に特異的な抗体である、請求項1乃至22のいずれか一項に記載の医薬。
  24. 該免疫チェックポイント阻害剤が、PD−1に特異的な抗体である、請求項1乃至22のいずれか一項に記載の医薬。
  25. それを必要とする個体において免疫応答を調節するための、多量体ポリペプチドを含む医薬の製造における、該多量体ポリペプチドの使用であって、
    該多量体ポリペプチドは、
    a)i)がん細胞により提示されるエピトープである、ヒトパピローマウイルスE7エピトープまたはがん関連抗原中に存在するエピトープを含むペプチド、及び
    ii)第1の主要組織適合遺伝子複合体(MHC)クラスIポリペプチド
    を含む第1のポリペプチド、ならびに
    b)第2のMHCクラスIポリペプチドを含む第2のポリペプチド
    を含み、
    該多量体ポリペプチドは、1または複数の免疫調節ポリペプチドを含み、
    該第1および/または第2のポリペプチドは、任意で免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチドを含み、
    免疫チェックポイント阻害剤と組み合わせて用いられることを特徴とする、使用。
  26. a)該第1のMHCクラスIポリペプチドが、β2−ミクログロブリン(β2M)ポリペプチドであり、および該第2のMHCポリペプチドが、MHCクラスI重鎖ポリペプチドである、または
    b)該第1のMHCクラスIポリペプチドが、MHCクラスI重鎖ポリペプチドであり、および該第2のMHCポリペプチドが、β2Mポリペプチドである、請求項25に記載の使用。
  27. 該1または複数の免疫調節ポリペプチドの少なくとも1つが、対応する野生型免疫調節ポリペプチドの免疫共調節ポリペプチドに対する親和性と比較して、該免疫共調節ポリペプチドに対する低減した親和性を呈する変異免疫調節ポリペプチドである、請求項25または26に記載の使用。
  28. 該免疫調節ポリペプチドが、4−1BBLポリペプチド、CD80ポリペプチド、CD86ポリペプチド、IL−2ポリペプチド、B7−1ポリペプチド、B7−2ポリペプチド、ICOS−Lポリペプチド、OX−40Lポリペプチド、PD−L1ポリペプチド、FasLポリペプチド、及びPD−L2ポリペプチドからなる群から選択される、請求項25乃至27のいずれか一項に記載の使用。
  29. それを必要とする個体において免疫応答を調節するための、多量体ポリペプチドを含む医薬の製造における、該多量体ポリペプチドの使用であって、
    該多量体ポリペプチドは、
    a)i)ヒトパピローマウイルスE7エピトープを含むペプチドエピトープ、及び
    ii)β2−ミクログロブリン(β2M)ポリペプチドである、第1の主要組織適合遺伝子複合体(MHC)ポリペプチド
    を含む第1のポリペプチド、ならびに
    b)MHCクラスI重鎖ポリペプチドである、第2のMHCポリペプチドを含む第2のポリペプチド
    を含み、
    該多量体ポリペプチドは、1または複数の免疫調節ドメインを含み、
    該第1および/または第2のポリペプチドは、任意で免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチドを含み、
    該1または複数の免疫調節ドメインの少なくとも1つが、配列番号1に記載されるアミノ酸配列を有するIL−2の、IL2Rに対する結合親和性と比較して、配列番号18、19及び20に記載されるアミノ酸配列をそれぞれ有するα、β及びγポリペプチドを含むIL−2受容体(IL2R)に対する低減した結合親和性を呈する変異IL−2ポリペプチドであり、
    免疫チェックポイント阻害剤と組み合わせて用いられることを特徴とする、使用。
  30. 該免疫チェックポイント阻害剤および該多量体ポリペプチドが、個体に、同時にまたは異なる時間に投与されるように用いられることを特徴とする、請求項25乃至29のいずれか一項に記載の使用。
  31. 該第2のポリペプチドが、1つまたは2つの免疫調節ポリペプチドを含み、ならびにそれぞれの免疫調節ポリペプチドが、
    配列番号1に記載されるアミノ酸配列と比較して、H16Aのアミノ酸置換を含む変異IL−2ポリペプチド、および
    配列番号1に記載のアミノ酸配列と比較して、H16AおよびF42Aのアミノ酸置換を含む、変異IL−2ポリペプチド
    からなる群から選択される、請求項29に記載の使用。
  32. 該ペプチドエピトープが、HPV16E7/82−90(LLMGTLGIV;配列番号75)、HPV16E7/86−93(TLGIVCPI;配列番号76)、HPV16E7/ll−20(YMLDLQPETT;配列番号77)、およびHPV16E7/ll−19(YMLDLQPET;配列番号78)からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項29乃至31のいずれか一項に記載の使用。
  33. 該第1および/または第2のポリペプチドが、IgG1 Fcポリペプチドを含み、ならびに該IgG1 Fcポリペプチドが、配列番号44のアミノ酸配列と比較して、L234AおよびL235Aのアミノ酸置換を含む、請求項25乃至32のいずれか一項に記載の使用。
  34. 該β2−ミクログロブリン(β2M)ポリペプチドが、配列番号95、195、96、97および98に記載されるアミノ酸配列のそれぞれの21乃至119位のアミノ酸を含み、該アミノ酸配列が、任意でR12Cのアミノ酸置換を含む、請求項26乃33のいずれか一項に記載の使用。
  35. 該MHCクラスI重鎖ポリペプチドが、HLA−A重鎖である、請求項26乃至34のいずれか一項に記載の使用。
  36. 該MHCクラスI重鎖ポリペプチドが、配列番号29に記載されるアミノ酸配列の25乃至365位のアミノ酸を含み、該アミノ酸配列が、任意でY84Aのアミノ酸置換、A236Cのアミノ酸置換、またはY84AおよびA236Cのアミノ酸置換の両方を含む、請求項26乃至35のいずれか一項に記載の使用。
  37. 該第1のポリペプチドおよび該第2のポリペプチドが、ジスルフィド結合を介して互いに共有結合的に連結され、該ジスルフィド結合は、該β2Mポリペプチド中のCys残基と、該MHC重鎖ポリペプチド中のCys残基を結ぶ、請求項26乃至36のいずれか一項に記載の使用。
  38. 該β2Mポリペプチドのアミノ酸残基12位のCysが、該MHC重鎖ポリペプチドのアミノ酸残基236位のCysにジスルフィド結合している、請求項37に記載の使用。
  39. 該第1のポリペプチドおよび該第2のポリペプチドが、ジスルフィド結合を介して互いに共有結合的に連結され、該第1のポリペプチドが、該ペプチドエピトープと該β2Mポリペプチドとの間にリンカーを含み、および該ジスルフィド結合が、該リンカー中に存在するCysを該MHC重鎖ポリペプチドのCysに連結する、請求項26乃至36のいずれか一項に記載の使用。
  40. 該MHCクラスI重鎖ポリペプチドが、配列番号29に記載されるアミノ酸配列の25乃至365位のアミノ酸を含み、該アミノ酸配列が、任意でY84Aのアミノ酸置換、A236Cのアミノ酸置換、またはY84AおよびA236Cのアミノ酸置換の両方を含む、請求項26乃至39のいずれか一項に記載の使用。
  41. 該多量体ポリペプチドが、
    a)N末端からC末端への順序で、
    i)アミノ酸配列YMLDLQPETT(配列番号77)を含み、10アミノ酸の長さを有するペプチドエピトープ、および
    ii)β2−ミクログロブリン(β2M)ポリペプチドである、第1の主要組織適合遺伝子複合体(MHC)ポリペプチド
    を含む、第1のポリペプチド、ならびに
    b)N末端からC末端への順序で、
    i)配列番号1に記載のアミノ酸配列と比較して、H16AおよびF42Aのアミノ酸置換を含む、変異IL−2ポリペプチドである、第1の免疫調節ポリペプチド、
    ii)配列番号1に記載のアミノ酸配列と比較して、H16AおよびF42Aのアミノ酸置換を含む、変異IL−2ポリペプチドである、第2の免疫調節ポリペプチド、
    iii)MHCクラスI重鎖ポリペプチドである、第2のMHCポリペプチド、および
    iv)免疫グロブリン(Ig)Fcポリペプチド
    を含む、第2のポリペプチド
    を含み、
    該β2−ミクログロブリン(β2M)ポリペプチドが、配列番号95、195、96、97および98に記載されるアミノ酸配列のそれぞれの21乃至119位のアミノ酸を含み、該アミノ酸配列が、任意でR12Cのアミノ酸置換を含み、
    該MHCクラスI重鎖ポリペプチドが、配列番号29に記載されるアミノ酸配列の25乃至365位のアミノ酸を含み、該アミノ酸配列が、任意でY84Aのアミノ酸置換、A236Cのアミノ酸置換、またはY84AおよびA236Cのアミノ酸置換の両方を含み、および
    該第1のポリペプチドおよび該第2のポリペプチドが、ジスルフィド結合を介して互いに共有結合的に連結され、および該ジスルフィド結合は、該β2Mポリペプチドのアミノ酸残基12位のCysと、該MHC重鎖ポリペプチドのアミノ酸残基236位のCysを結ぶ、
    請求項29乃至40のいずれか一項に記載の使用。
  42. i)該β2−ミクログロブリン(β2M)ポリペプチドが、配列番号48に示されるアミノ酸配列を含み、
    ii)該第1及び第2の変異IL−2ポリペプチドが、配列番号49に示されるアミノ酸配列を含み、
    iii)該MHCクラスI重鎖ポリペプチドが、配列番号50に示されるアミノ酸配列を含み、および
    iv)該Ig Fcポリペプチドが、IgG1 Fcポリペプチドであり、および配列番号44、45、46または47に示されるアミノ酸配列を含む、
    請求項41に記載の使用。
  43. 該第1のポリペプチドが、該エピトープと該β2−ミクログロブリンポリペプチドとの間にリンカーを含み、および該第2のポリペプチドが、
    a)該変異IL−2ポリペプチドの第1のコピーと該変異IL−2ポリペプチドの第2のコピーとの間、
    b)該変異IL−2ポリペプチドと該MHC重鎖ポリペプチドとの間、および
    c)該MHC重鎖ポリペプチドと前記IgG1 Fcポリペプチドとの間
    の1つ以上にペプチドリンカーを含む、
    請求項42に記載の使用。
  44. 該ペプチドリンカーが、(GGGGS) 、(GGGGS) 、及びAAAGGからなる群から選択される、請求項43に記載の使用。
  45. 該多量体ポリペプチドが、
    a)配列番号42に示されるアミノ酸配列を含む第1のポリペプチド、および
    b)配列番号33に示されるアミノ酸配列を含む第2のポリペプチド、
    または
    a)配列番号42に示されるアミノ酸配列を含む第1のポリペプチド、および
    b)配列番号36に示されるアミノ酸配列を含む第2のポリペプチド、
    または
    a)配列番号42に示されるアミノ酸配列を含む第1のポリペプチド、及び
    b)配列番号39に示されるアミノ酸配列を含む第2のポリペプチド
    を含むヘテロ二量体ポリペプチドである、請求項41乃至44のいずれか一項に記載の使用。
  46. 該免疫チェックポイント阻害剤が、CD27、CD28、CD40、CD122、CD96、CD73、CD47、OX40、GITR、CSF1R、JAK、PI3Kδ、PI3Kγ、TAM、アルギナーゼ、CD137、ICOS、A2AR、B7−H3、B7−H4、BTLA、CTLA−4、LAG3、TIM3、VISTA、CD96、TIGIT、CD122、PD−1、PD−L1及びPD−L2からなる群から選択されるポリペプチドに結合する抗体である、請求項25乃至45のいずれか一項に記載の使用。
  47. 該免疫チェックポイント阻害剤が、PD−L1またはCTLA4に特異的な抗体である、請求項25乃至46のいずれか一項に記載の使用。
  48. 該免疫チェックポイント阻害剤が、PD−1に特異的な抗体である、請求項25乃至46のいずれか一項に記載の使用。
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