JP2019138642A - 推定システム、及び推定プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】出発予定地を推定することが可能となる推定システム、及び推定プログラムを提供すること。【解決手段】出発予定地から目的予定地までの移動を予定している移動体の出発予定地を推定する通信システム100であって、移動体の目的予定地と、当該目的予定地への到着予定時間とを取得する取得部231と、移動を予定している移動体が、過去に出発履歴地から目的履歴地まで移動した場合の当該出発履歴地、当該目的履歴地、及び当該目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動履歴情報と、取得部231が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、出発予定地を推定する推定部232とを備え、推定部232は、移動を予定している移動体が過去に滞在した位置と、滞在した日付履歴又は曜日履歴とを相互に関連付けた移動体位置履歴情報と、取到着予定曜日又は到着予定日付とに基づいて、出発予定地を推定する。【選択図】図1
Description
本発明は、推定システム、及び推定プログラムに関する。
従来、運転スケジュールに基づいて車両が走行するべき走行経路を案内する車両用ナビゲーション装置が知られていた(例えば、特許文献1参照)。この車両用ナビゲーション装置は、目的地を含む運転者のスケジュールが記録されている当該運転者の端末装置(例えば、電子手帳やパーソナルコンピュータ等)から当該目的地を取得し、取得した目的地に至る走行経路を探索し、探索した走行経路を案内していた。
しかしながら、特許文献1の車両用ナビゲーション装置においては、車両の現在位置を出発地として走行経路を探索していたので、目的地に向けて車両が現在位置から即座に出発する場合には適切な走行経路を探索することができものの、後の時間(例えば、未来の時間であり3時間〜4時間後等)に現在位置とは異なる場所を出発地として当該出発地から目的地に向けて出発する予定をたてるために予め経路探索を行う場合には、走行経路を探索するための出発地がずれてしまい、当該予定をたてるために適切な走行経路を探索することができなくなる可能性があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、出発予定地を推定することが可能となる推定システム、及び推定プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る推定システムは、出発予定地から目的予定地までの移動を予定している移動体の前記出発予定地を推定する推定システムであって、前記移動体の前記目的予定地と、当該目的予定地への到着予定時間とを取得する取得手段と、移動を予定している前記移動体が、過去に出発履歴地から目的履歴地まで移動した場合の当該出発履歴地、当該目的履歴地、及び当該目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、前記取得手段が取得した前記目的予定地及び前記到着予定時間とに基づいて、前記出発予定地を推定する推定手段と、を備える。
また、本発明に係る推定プログラムは、出発予定地から目的予定地までの移動を予定している移動体の前記出発予定地を推定する推定プログラムであって、コンピュータを、前記移動体の前記目的予定地と、当該目的予定地への到着予定時間とを取得する取得手段と、移動を予定している前記移動体が、過去に出発履歴地から目的履歴地まで移動した場合の当該出発履歴地、当該目的履歴地、及び当該目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、前記取得手段が取得した前記目的予定地及び前記到着予定時間とに基づいて、前記出発予定地を推定する推定手段と、として機能させる。
本発明に係る推定システムによれば、出発履歴地、目的履歴地、及び目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、取得手段が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、出発予定地を推定することにより、例えば、目的予定地及び到着予定時間を取得することにより出発予定地を推定することが可能となる。また、移動体移動履歴情報という推定の対象となっている移動体に関連する情報を用いて推定することができるので、出発予定地の推定精度を向上させることが可能となる。
本発明に係る推定プログラムによれば、出発履歴地、目的履歴地、及び目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、取得手段が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、出発予定地を推定することにより、例えば、目的予定地及び到着予定時間を取得することにより出発予定地を推定することが可能となる。また、移動体移動履歴情報という推定の対象となっている移動体に関連する情報を用いて推定することができるので、出発予定地の推定精度を向上させることが可能となる。
以下、本発明に係る推定システム、及び推定プログラムの実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。ただし、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
本発明に係る推定システムは、出発予定地から目的予定地までの移動を予定している移動体の出発予定地を推定するシステムであり、例えば、出発予定地を推定する専用システム、あるいは、汎用的に用いられるコンピュータ(一例としては、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等の如き携帯端末等)に対して出発予定地を推定する機能を実装することにより実現されるシステム等を含む概念である。また、推定システムは、例えば、車載装置、あるいは、センター装置等に対して出発予定地を推定する機能を実装することにより実現されるシステム等を含む概念であり、一例としては、取得手段、及び推定手段を備える。
ここで、「車載装置」とは、車両に搭載される装置であり、具体的には、車載用ナビゲーション装置を含む概念である。「センター装置」とは、コンピュータ(一例としては、前述のパーソナルコンピュータ、スマートフォン等の如き携帯端末等)又は車載装置との間で通信を行う装置であり、具体的には、所定のコンピュータを搭載したサーバ装置を含む概念である。
また、「取得手段」とは、移動体の目的予定地と、当該目的予定地への到着予定時間とを取得する手段であり、例えば、目的予定地への到着予定曜日又は到着予定日付を取得する。
また、「推定手段」とは、移動を予定している移動体が、過去に出発履歴地から目的履歴地まで移動した場合の当該出発履歴地、当該目的履歴地、及び当該目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、取得手段が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、出発予定地を推定する手段であり、例えば、移動を予定している移動体が過去に滞在した位置と、滞在した日付履歴又は曜日履歴とを相互に関連付けた移動体位置履歴情報と、取得手段が取得した到着予定曜日又は到着予定日付とに基づいて、出発予定地を推定し、あるいは、移動体移動履歴情報と、取得手段が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、移動を予定している移動体が出発予定地から目的予定地に移動する場合の予定移動手段を推定する手段である。
なお、「移動体」とは、移動する者又は物であり、具体的には、出発予定地から目的地定地まで移動する者又は物であり、例えば、人、動物、コンピュータ(携帯端末等)、及び車両等を含む概念である。
また、「出発予定地」とは、未来の出発地であり、また、「出発履歴地」とは、過去の出発地であり、また、「出発地」とは、移動体が移動する場合に当該移動を開始する場所であり、具体的には、一連の移動において最初に移動を開始する場所、あるいは、一連の移動にておいて途中から移動を開始する場所(つまり、経由地)等を含む概念であり、例えば、会社、駅、遊園地、コンビニエンスストア、自宅、親戚の家、及び実家等を含む概念である。つまり、「出発予定地」とは、移動を予定している場合において、一連の当該移動において最初に移動を開始する場所、あるいは、一連の当該移動にておいて途中から移動を開始する場所(一例としては、移動手段を変更する場所となる経由地等)等を含む概念である。また、「目的予定地」とは、未来の目的地であり、また、「目的履歴地」とは、過去の目的地であり、また、「目的地」とは、移動体が移動する場合に当該移動にて到着する場所であり、具体的には、一連の移動において最終的に到着する場所、あるいは、一連の移動において途中で到着する場所(つまり、経由地)等を含む概念であり、例えば、会社、駅、遊園地、コンビニエンスストア、自宅、親戚の家、及び実家等を含む概念である。
また、「到着予定時間」とは、目的予定地へ到着する予定の時間であり、例えば、時分で特定する1日における時間を含むものあって、一例としては、9時00分等を含む概念である。また、「到着履歴時間」とは、目的履歴地へ到着した時間であり、例えば、時分で特定する1日における時間、及び日付を含む1日における時間等を含むものあって、一例としては、17時00分、1月29日の18時00分等を含む概念である。
また、「移動体移動履歴情報」とは、移動体の過去の移動に関する情報であり、例えば、少なくとも出発履歴地、当該目的履歴地、及び当該目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた情報であり、任意で、履歴移動手段も関連付けた情報である。また、「移動体位置履歴情報」とは、移動体が過去に滞在した位置を特定する情報であり、例えば、少なくとも、移動体が過去に滞在した位置と、日付履歴又は曜日履歴とを相互に関連付けた情報である。
また、「履歴移動手段」とは、過去に用いた移動手段であり、また、「予定移動手段」とは、未来に用いられる移動手段であり、また、「移動手段」とは、移動体が出発地から目的地まで移動するために用いられる手段であり、例えば、徒歩、車両(自動車)、電車、及び飛行機等を含む概念である。「日付履歴」とは、過去の滞在した日付であり、また、「到着予定日付」とは、目的予定地へ到着する予定の日付であり、また、「日付」とは、日を特定する概念であり、具体的には、日の種類又は日自体を特定する概念であり、例えば、各ユーザに特有な日の種類である稼働日(つまり、勤務を行う日)、及び非稼働日(つまり、勤務を行わない日)等、各ユーザに共通な日の種類であるお正月(例えば、1月1日〜1月3日等)、及びお盆(8月15日)等、及び日自体である1月29日等を含む概念である。なお、前述の稼働日及び非稼働日については、曜日にて定義することも可能な概念である。また、「曜日履歴」とは、過去の滞在した曜日であり、また、「到着予定曜日」とは、目的予定地へ到着する予定の曜日であり、また、「曜日」とは、1週間の日の種類であり、例えば、日曜日、及び月曜日等を含む概念である。
そして、以下に示す実施の形態では、「推定システム」が、センター装置にて実現されており、当該センター装置が前述のコンピュータである携帯端末等に相当する端末装置との間で通信を行うように構成されており、当該端末装置を携帯しているユーザが、当該端末装置に、少なくとも目的予定地及び到着予定時間を入力し、センター装置が当該入力された目的予定地及び到着予定時間を取得して、取得した情報に基づいて出発予定地及び予定移動手段を推定する場合について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る通信システム100について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る通信システムを例示するブロック図である。通信システム100は、推定システムを含むシステムであり、例えば、端末装置1、及びセンター装置2を備える。なお、実際には、通信システム100には、端末装置1と同様な構成の端末装置が複数設けられているが、ここでは、説明の便宜上、特記する場合を除いて1つの端末装置1に着目して説明する(後述の処理についても同様とする)。
まず、本実施の形態に係る通信システム100について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る通信システムを例示するブロック図である。通信システム100は、推定システムを含むシステムであり、例えば、端末装置1、及びセンター装置2を備える。なお、実際には、通信システム100には、端末装置1と同様な構成の端末装置が複数設けられているが、ここでは、説明の便宜上、特記する場合を除いて1つの端末装置1に着目して説明する(後述の処理についても同様とする)。
(構成−端末装置)
端末装置1は、例えば、ユーザに携帯されるスマートフォンの如き携帯端末であり、一例としては、通信部11、撮影部12、タッチパッド13、ディスプレイ14、スピーカ15、現在位置検出部16、データ記録部17、及び制御部18を備える。
端末装置1は、例えば、ユーザに携帯されるスマートフォンの如き携帯端末であり、一例としては、通信部11、撮影部12、タッチパッド13、ディスプレイ14、スピーカ15、現在位置検出部16、データ記録部17、及び制御部18を備える。
(構成−端末装置−通信部)
通信部11は、ネットワーク(図示省略)を介して外部装置との間で通信するための通信手段である。この通信部11の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の無線通信回路を備えており、公知の移動体無線通信手段を用いることができる。
通信部11は、ネットワーク(図示省略)を介して外部装置との間で通信するための通信手段である。この通信部11の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の無線通信回路を備えており、公知の移動体無線通信手段を用いることができる。
(構成−端末装置−撮影部)
撮影部12は、画像を撮影する撮影手段である。この撮影部12の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、端末装置1の周辺画像を撮影するフロントカメラを備えて構成することができる。
撮影部12は、画像を撮影する撮影手段である。この撮影部12の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、端末装置1の周辺画像を撮影するフロントカメラを備えて構成することができる。
(構成−端末装置−タッチパッド)
タッチパッド13は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド13の具体的な構成は任意であるが、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
タッチパッド13は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。このタッチパッド13の具体的な構成は任意であるが、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。
(構成−端末装置−ディスプレイ)
ディスプレイ14は、制御部18の制御に基づいて各種の画像を表示する表示手段である。このディスプレイ14の具体的な構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。なお、上記のタッチパッド13とディスプレイ14とをタッチパネルとして一体形成しても構わない。
ディスプレイ14は、制御部18の制御に基づいて各種の画像を表示する表示手段である。このディスプレイ14の具体的な構成は任意であるが、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ等を用いることができる。なお、上記のタッチパッド13とディスプレイ14とをタッチパネルとして一体形成しても構わない。
(構成−端末装置−スピーカ)
スピーカ15は、制御部18の制御に基づいて各種の音声を出力する音声出力手段である。スピーカ15より出力される音声の具体的な態様は任意であり、必要に応じて生成された合成音声や、予め録音された音声を出力することができる。
スピーカ15は、制御部18の制御に基づいて各種の音声を出力する音声出力手段である。スピーカ15より出力される音声の具体的な態様は任意であり、必要に応じて生成された合成音声や、予め録音された音声を出力することができる。
(構成−端末装置−現在位置検出部)
現在位置検出部16は、端末装置1の現在位置を取得する現在位置取得手段である。この現在位置検出部16は、GPSやジャイロセンサ(方位を測定する手段)、距離センサ(いずれも図示省略)を有し、現在の端末装置1の位置(座標)及び方位等を公知の方法にて検出する。
現在位置検出部16は、端末装置1の現在位置を取得する現在位置取得手段である。この現在位置検出部16は、GPSやジャイロセンサ(方位を測定する手段)、距離センサ(いずれも図示省略)を有し、現在の端末装置1の位置(座標)及び方位等を公知の方法にて検出する。
(構成−端末装置−データ記録部)
データ記録部17は、端末装置1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのフラッシュメモリ(図示省略)を用いて構成されている。ただし、フラッシュメモリに代えてあるいはフラッシュメモリと共に、ハードディスク、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。
データ記録部17は、端末装置1の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのフラッシュメモリ(図示省略)を用いて構成されている。ただし、フラッシュメモリに代えてあるいはフラッシュメモリと共に、ハードディスク、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。
また、このデータ記録部17は、地図情報データベース(以下、データベースを「DB」と称する)171を備える。
(構成−端末装置−データ記録部−地図情報DB)
地図情報DB171は、地図情報を格納する地図情報格納手段である。ここで、「地図情報」とは、ユーザに対して地図を提示するための情報であり、具体的には、道路、道路の交差点、道路構造物、施設等を含む各種の位置の特定に必要な情報であり、例えば、道路上に設定された各ノードに関するノードデータ(例えばノードID、座標等)や、道路上に設定された各リンクに関するリンクデータ(例えばリンクID(なお、リンクIDは地図情報の位置を特定する座標に関連付けられている)、リンク名、接続ノードID、道路座標、道路種別(例えば、細街路、一般道路、主要国道、及び高速道路等)、道路幅、道路に設けられている車線数、道路に設けられている各車線を一意に識別する車線ID、道路の進行方向等)、地物データ(例えば信号機、道路標識、ガードレール、施設(施設の名称又は住所を含む)等)、地形データ等を含んで構成されている。このような地図情報DB171の地図情報については、任意の手法で記録されるが、例えば、所定の記録媒体を介して入力することにより記録されたり、不図示の配信センターから配信された情報を受信することにより記録されたりする(後述する地図情報DB221の地図情報も同様とする)。
地図情報DB171は、地図情報を格納する地図情報格納手段である。ここで、「地図情報」とは、ユーザに対して地図を提示するための情報であり、具体的には、道路、道路の交差点、道路構造物、施設等を含む各種の位置の特定に必要な情報であり、例えば、道路上に設定された各ノードに関するノードデータ(例えばノードID、座標等)や、道路上に設定された各リンクに関するリンクデータ(例えばリンクID(なお、リンクIDは地図情報の位置を特定する座標に関連付けられている)、リンク名、接続ノードID、道路座標、道路種別(例えば、細街路、一般道路、主要国道、及び高速道路等)、道路幅、道路に設けられている車線数、道路に設けられている各車線を一意に識別する車線ID、道路の進行方向等)、地物データ(例えば信号機、道路標識、ガードレール、施設(施設の名称又は住所を含む)等)、地形データ等を含んで構成されている。このような地図情報DB171の地図情報については、任意の手法で記録されるが、例えば、所定の記録媒体を介して入力することにより記録されたり、不図示の配信センターから配信された情報を受信することにより記録されたりする(後述する地図情報DB221の地図情報も同様とする)。
(構成−端末装置−制御部)
制御部18は、端末装置1を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係るプログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して端末装置1にインストールされることで、制御部18の各部を実質的に構成する。なお、この制御部18の各部により行われる処理については、後述する。
制御部18は、端末装置1を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである。特に、実施の形態に係るプログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して端末装置1にインストールされることで、制御部18の各部を実質的に構成する。なお、この制御部18の各部により行われる処理については、後述する。
(構成−センター装置)
センター装置2は、推定システムであり、例えば、通信部21、データ記録部22、及び制御部23を備える。
センター装置2は、推定システムであり、例えば、通信部21、データ記録部22、及び制御部23を備える。
(構成−センター装置−通信部)
通信部21は、ネットワーク(図示省略)を介して外部装置(例えば、端末装置1等)との間で通信するための通信手段である。この通信部21の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、端末装置1の通信部11と同様にして構成することができる。
通信部21は、ネットワーク(図示省略)を介して外部装置(例えば、端末装置1等)との間で通信するための通信手段である。この通信部21の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、端末装置1の通信部11と同様にして構成することができる。
(構成−センター装置−データ記録部)
データ記録部22は、センター装置2の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、端末装置1のデータ記録部17と同様にして構成することができる。
データ記録部22は、センター装置2の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、端末装置1のデータ記録部17と同様にして構成することができる。
また、このデータ記録部22は、地図情報DB221、移動履歴情報DB222、位置履歴情報DB223、及び統計移動手段情報DB224を備える。
(構成−センター装置−データ記録部−地図情報DB)
地図情報DB221は、地図情報を格納する地図情報格納手段であり、例えば、端末装置1の地図情報DB171と同様な情報を格納しているものである。
地図情報DB221は、地図情報を格納する地図情報格納手段であり、例えば、端末装置1の地図情報DB171と同様な情報を格納しているものである。
(構成−センター装置−データ記録部−移動履歴情報DB)
移動履歴情報DB222は、前述の移動体移動履歴情報を格納する移動履歴情報格納手段である。図2は、移動履歴情報を例示した図である。この図2に示すように、「移動履歴情報」は、移動体移動履歴情報であり、例えば、項目「端末ID」、項目「目的履歴地情報」、項目「到着履歴時間情報」、項目「出発履歴地情報」、及び項目「履歴移動手段情報」と、各項目に対応する情報とを対応付けて格納している。
移動履歴情報DB222は、前述の移動体移動履歴情報を格納する移動履歴情報格納手段である。図2は、移動履歴情報を例示した図である。この図2に示すように、「移動履歴情報」は、移動体移動履歴情報であり、例えば、項目「端末ID」、項目「目的履歴地情報」、項目「到着履歴時間情報」、項目「出発履歴地情報」、及び項目「履歴移動手段情報」と、各項目に対応する情報とを対応付けて格納している。
項目「端末ID」に対応する情報は、通信システム100の端末装置を一意に識別する端末IDである(図2では、端末装置1の端末IDである「ID1」、及び不図示の端末装置の端末IDである「ID2」等)。
また、項目「目的履歴地情報」に対応する情報は、前述の目的履歴地を特定する目的履歴地情報である。図2では、目的履歴地情報は名称であり、地図情報DB221の地図情報が特定する地図において、直接的に又は間接的に場所を特定可能となっており、例えば、各ユーザに固有の情報、及び各ユーザに共通な情報を含むものであり、一例としては、各ユーザに共通な情報である「A会社」、「A駅」、「A遊園地」、「AAコンビニエンスストア」、「BBコンビニエンスストア」等、及び各ユーザに固有の情報である「親戚の家」、「実家」等である。なお、例えば、各ユーザに共通な情報である「A会社」、「A駅」、「A遊園地」、「AAコンビニエンスストア」、「BBコンビニエンスストア」については、地図情報の施設の名称を参照して直接的に場所を特定可能となっており、また、各ユーザに固有の情報である「親戚の家」及び「実家」については、ユーザ固有の情報であるので、端末IDと当該端末IDのユーザの固有の情報(例えば、「親戚の家」又は「実家」等の住所等)とを相互に関連付ける固有情報がデータ記録部22に記録されており、この固有情報を参照した上で地図情報の施設の住所を参照して間接的に場所を特定可能となっていることとする(なお、後述する出発履歴地情報、図3の滞在位置情報についても同様とする)。また、図2の「A駅、A遊園地」については、A駅を目的地として移動した後に、A駅を経由してA遊園地を目的地として移動したことに対応する事項を特定していることとする。つまり、一連の移動の中での最初の目的地がA駅であり、当該一連の移動の中で次の目的地がA遊園地となったことを特定していることとする。
また、項目「到着履歴時間情報」に対応する情報は、前述の到着履歴時間を特定する到着履歴時間情報である(図2では、1日における時間(日付を特定しない時間)についての09時00分を特定する「0900」、及び日付と時間を特定する時間についての2017年1月2日の10時00分を特定する「2017/1/2:1000」等)。なお、図2の「0830,0900」については、前述の「A駅、A遊園地」に対応する到着履歴時間であり、A駅への到着時間が08時30分であり、A遊園地への到着時間が09時00分であることを特定していることとする。また、項目「出発履歴地情報」に対応する情報は、前述の出発履歴地を特定する出発履歴地情報である。図2では、出発履歴地情報は、目的履歴地情報と同様な名称であって、前述の目的履歴地情報と同様な情報であり、例えば、各ユーザに固有の情報である「自宅」等。なお、不図示であるが、各ユーザに共通な情報についても出発履歴地情報として記録され得る。また、項目「履歴移動手段情報」に対応する情報は、前述の履歴移動手段を特定する履歴移動手段情報である(図2では、自動車を特定する「車」、自動車及び電車を特定する「車・電車」等)。
そして、このような移動履歴情報の具体的な格納手法は任意であるが、例えば、ユーザが各端末装置を用いて経路探索を行い、探索結果に基づく案内に従って移動する度に、各端末装置からセンター装置2に対して図2の各情報に対応する情報が送信され、センター装置2の制御部23が当該送信された情報を受信することにより格納されることとする。なお、ここでの記録される情報については、例えば、センター装置2が受信した全ての情報を受信して蓄積してもよいし、直近の所定期間(例えば、6カ月〜1年以内、あるいは、2年〜3年以外等)の情報のみを蓄積してもよいし、あるいは、所定のアルゴリズム(例えば、いわゆる機械学習の技術に基づくアルゴリズム)にて任意の情報を選択して蓄積してもよい。
(構成−センター装置−データ記録部−位置履歴情報DB)
位置履歴情報DB223は、前述の移動体位置履歴情報を格納する位置履歴情報格納手段である。図3は、位置履歴情報を例示した図である。この図3に示すように、「位置履歴情報」は、移動体位置履歴情報であり、例えば、項目「端末ID」、項目「滞在日付曜日履歴情報」、項目「滞在時間情報」、及び項目「滞在位置情報」と、各項目に対応する情報とを対応付けて格納している。なお、項目「端末ID」に対応する情報は、図2の同一名称の項目の情報と同様である。項目「滞在日付曜日履歴情報」に対応する情報は、前述の日付履歴又は曜日履歴を特定する滞在日付曜日履歴情報である(図3では、「ID1」の端末装置1のユーザの稼働日(具体的には、月曜日〜金曜日)を特定する「稼働日(月火水木金)」、当該ユーザの非稼働日(具体的には、土曜日及び日曜日)を特定する「非稼働日(土日)」、正月(具体的には、1月1日〜1月3日)を特定する「正月(1/1−1/3)」、及びお盆(具体的には、8月15日を特定する「お盆(8/15)」等)。項目「滞在時間情報」に対応する情報は、滞在した時間を特定する滞在時間情報である(図3では、09時00分から18時00分までを特定する「0900−1800」等)。また、項目「滞在位置情報」に対応する情報は、過去に滞在した位置を特定する滞在位置情報である(図3では、「A会社」等)。
位置履歴情報DB223は、前述の移動体位置履歴情報を格納する位置履歴情報格納手段である。図3は、位置履歴情報を例示した図である。この図3に示すように、「位置履歴情報」は、移動体位置履歴情報であり、例えば、項目「端末ID」、項目「滞在日付曜日履歴情報」、項目「滞在時間情報」、及び項目「滞在位置情報」と、各項目に対応する情報とを対応付けて格納している。なお、項目「端末ID」に対応する情報は、図2の同一名称の項目の情報と同様である。項目「滞在日付曜日履歴情報」に対応する情報は、前述の日付履歴又は曜日履歴を特定する滞在日付曜日履歴情報である(図3では、「ID1」の端末装置1のユーザの稼働日(具体的には、月曜日〜金曜日)を特定する「稼働日(月火水木金)」、当該ユーザの非稼働日(具体的には、土曜日及び日曜日)を特定する「非稼働日(土日)」、正月(具体的には、1月1日〜1月3日)を特定する「正月(1/1−1/3)」、及びお盆(具体的には、8月15日を特定する「お盆(8/15)」等)。項目「滞在時間情報」に対応する情報は、滞在した時間を特定する滞在時間情報である(図3では、09時00分から18時00分までを特定する「0900−1800」等)。また、項目「滞在位置情報」に対応する情報は、過去に滞在した位置を特定する滞在位置情報である(図3では、「A会社」等)。
そして、このような位置履歴情報の具体的な格納手法は任意であるが、例えば、ユーザの各端末装置が一定時間毎に自己の現在位置と現在時間を取得して、取得した現在位置と現在時間をセンター装置2に送信し、センター装置2の制御部23が当該送信された情報を受信し、受信した情報について任意の処理(例えば、滞在日付曜日履歴情報及び滞在時間情報を基準に集計して格納する処理等)を行うことにより格納されることとする。あるいは、例えば、所定のアルゴリズム(例えば、いわゆる機械学習の技術に基づくアルゴリズム)にて前述の受信した情報から任意の情報を選択して蓄積してもよいし、又は、位置履歴情報についてユーザ又は管理者が入力することにより格納されることとしもてもよい。
(構成−センター装置−データ記録部−統計移動手段情報DB)
統計移動手段情報DB224は、統計移動手段情報を格納する統計移動手段情報格納手段である。「統計移動手段情報」とは、複数のユーザが利用した移動手段の統計を特定する情報である。図4は、統計移動手段情報を例示した図である。この図4に示すように、「統計移動手段情報」は、例えば、項目「第1地域情報」、項目「第2地域情報」、及び項目「統計履歴移動手段情報」と、各項目に対応する情報とを相互に対応付けて格納している。項目「第1地域情報」に対応する情報は、出発地又は目的地のうちの一方が属する地域である第1地域を特定する第1地域情報である(図4では、都道府県であり愛知県を特定する「愛知」等)。また、項目「第2地域情報」に対応する情報は、出発地又は目的地のうちの他方が属する地域である第2地域を特定する第2地域情報である(図4では、都道府県であり東京都を特定する「東京」等)。また、項目「統計履歴移動手段情報」とは、過去に用いた移動手段について統計処理することにより導き出された移動手段を特定する統計履歴移動手段情報である(図4では、電車を特定する「電車」等)。
統計移動手段情報DB224は、統計移動手段情報を格納する統計移動手段情報格納手段である。「統計移動手段情報」とは、複数のユーザが利用した移動手段の統計を特定する情報である。図4は、統計移動手段情報を例示した図である。この図4に示すように、「統計移動手段情報」は、例えば、項目「第1地域情報」、項目「第2地域情報」、及び項目「統計履歴移動手段情報」と、各項目に対応する情報とを相互に対応付けて格納している。項目「第1地域情報」に対応する情報は、出発地又は目的地のうちの一方が属する地域である第1地域を特定する第1地域情報である(図4では、都道府県であり愛知県を特定する「愛知」等)。また、項目「第2地域情報」に対応する情報は、出発地又は目的地のうちの他方が属する地域である第2地域を特定する第2地域情報である(図4では、都道府県であり東京都を特定する「東京」等)。また、項目「統計履歴移動手段情報」とは、過去に用いた移動手段について統計処理することにより導き出された移動手段を特定する統計履歴移動手段情報である(図4では、電車を特定する「電車」等)。
そして、このような統計移動手段情報の具体的な格納手法は任意であるが、例えば、前述の移動履歴情報の場合と同様にして、例えば、ユーザが各端末装置を用いて経路探索を行い、探索結果に基づく案内に従って移動する度に、各端末装置からセンター装置2に対して出発地と目的地と移動手段とが送信され、センター装置2の制御部23が当該送信された情報を受信して統計処理(例えば、最も多い移動手段を選択する処理等)することにより格納されることとする。あるいは、例えば、各移動手段に関連する施設(例えば、電車、飛行機を運行する施設、あるいは、高速道路の交通量を管理する施設等)から利用者数を取得して取得した利用者数に基づいて統計処理を行うことにより格納されることとしてもよいし、あるいは、統計的な移動手段の情報が予め公開されている場合には、この公開されている情報を入力することにより格納されることとしてもよい。
(構成−センター装置−制御部)
制御部23は、センター装置2を制御する制御手段であり、例えば、端末装置1の制御部18と同様にして構成することができる。この制御部18は、例えば、機能概念的には、取得部231、及び推定部232を備える。取得部231は、移動体の目的予定地と、当該目的予定地への到着予定時間とを取得する取得手段である。推定部232は、移動を予定している移動体が、過去に出発履歴地から目的履歴地まで移動した場合の当該出発履歴地、当該目的履歴地、及び当該目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、取得部231が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、出発予定地を推定する推定手段である。なお、この制御部23の各部により行われる処理については、後述する。
制御部23は、センター装置2を制御する制御手段であり、例えば、端末装置1の制御部18と同様にして構成することができる。この制御部18は、例えば、機能概念的には、取得部231、及び推定部232を備える。取得部231は、移動体の目的予定地と、当該目的予定地への到着予定時間とを取得する取得手段である。推定部232は、移動を予定している移動体が、過去に出発履歴地から目的履歴地まで移動した場合の当該出発履歴地、当該目的履歴地、及び当該目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、取得部231が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、出発予定地を推定する推定手段である。なお、この制御部23の各部により行われる処理については、後述する。
(処理)
次に、このように構成される通信システム100によって実行される推定処理について説明する。図5は、推定処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。推定処理は、概略的には、通信システム100のセンター装置2にて行われる処理であり、具体的には、出発予定地及び予定移動手段を推定する処理である。この推定処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、ユーザが自己の端末装置のタッチパッドを介して目的予定地、到着予定時間、到着予定曜日、及び到着予定日付を入力することにより、当該端末装置の制御部が、入力された目的予定地、到着予定時間、到着予定曜日、及び到着予定日付を取得し、また、自己の現在位置検出部にアクセスして現在位置を取得し、また、不図示の計時手段(例えば、時計等)にアクセスして現在時間を取得し、また、自己のデータ記録部22にアクセスして自己の端末IDを取得し、取得したこれらの情報(目的予定地、到着予定時間、到着予定曜日、到着予定日付、現在位置、現在時間、及び端末ID)を含む処理要求を送信し、一方、センター装置2が通信部21を介して当該処理要求を受信した場合に、起動されて実行を開始することとして、実行を開始したところから説明する。
次に、このように構成される通信システム100によって実行される推定処理について説明する。図5は、推定処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。推定処理は、概略的には、通信システム100のセンター装置2にて行われる処理であり、具体的には、出発予定地及び予定移動手段を推定する処理である。この推定処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、ユーザが自己の端末装置のタッチパッドを介して目的予定地、到着予定時間、到着予定曜日、及び到着予定日付を入力することにより、当該端末装置の制御部が、入力された目的予定地、到着予定時間、到着予定曜日、及び到着予定日付を取得し、また、自己の現在位置検出部にアクセスして現在位置を取得し、また、不図示の計時手段(例えば、時計等)にアクセスして現在時間を取得し、また、自己のデータ記録部22にアクセスして自己の端末IDを取得し、取得したこれらの情報(目的予定地、到着予定時間、到着予定曜日、到着予定日付、現在位置、現在時間、及び端末ID)を含む処理要求を送信し、一方、センター装置2が通信部21を介して当該処理要求を受信した場合に、起動されて実行を開始することとして、実行を開始したところから説明する。
図6は、端末装置のユーザの実家及び自宅とA会社を示す地図である。なお、図6においては、端末装置1のユーザの実家からA会社までの車での移動経路R1での所要時間が1時間であり、当該ユーザの自宅からA会社までの車での移動経路R2での所要時間が30分であることを示しており、また、自宅、実家、及びA会社が全て愛知県内に設けられていることを示している。ここでは、例えば、端末装置1のユーザが、自宅の近所(例えば、徒歩で5分程度離れた位置)で、08時15分に、「目的予定地」=「A会社」、「到着予定時間」=「09時00分」、「到着予定曜日」=「月曜日」、「到着予定日付」=「1月30日」を入力することにより、当該端末装置1の制御部18が、これらの入力された情報に加えて「現在位置」=「(x11,y11)」、及び「現在時間」=「08時15分」を含む処理要求を送信し、一方、センター装置2が通信部21を介して当該処理要求を受信した場合を「例示の場合」と称して適宜例示して説明する。
図5のSA1において取得部231は、情報を取得する。具体的には任意であるが、例えば、推定処理の起動時に受信した処理要求に含まれる各情報(つまり、目的予定地、到着予定時間、到着予定曜日、到着予定日付、現在位置、現在時間、及び端末ID)を取得する。ここでは、例えば、「目的予定地」=「A会社」、「到着予定時間」=「09時00分」、「到着予定曜日」=「月曜日」、「到着予定日付」=「1月30日」、「現在位置」=「(x11,y11)」、「現在時間」=「08時15分」、及び「端末ID」=「ID1」を取得する。
図5のSA2において制御部23は、所要時間計算処理を実行する。図7は、所要時間計算処理のフローチャートである。「所要時間計算処理」とは、出発予定地の候補から目的予定地までの所要時間を計算して計算結果に基づいて情報を格納する処理である。図7のSB1において推定部232は、情報を抽出する。具体的には任意であるが、例えば、SA1で取得した到着予定時間を取得し、図2の到着履歴時間情報を参照して、取得した到着予定時間に対応する出発履歴地情報を出発予定地の候補として特定して抽出する。なお、ここでは、図2の到着履歴時間情報の内のSA1で取得した到着予定時間と完全に一致する出発履歴地情報を特定してもよいが、例えば、所定のマージン(例えば、5分〜10分程度)を考慮してマージン以内で一致するものを特定してもよい。ここでは、例えば、SA1で取得した到着予定時間として「09時00分」を取得し、図2の到着履歴時間情報を参照して、取得した「到着予定時間」=「09時00分」に対応する出発履歴地情報である最上段の「自宅」と3段目の「実家」を出発予定地の候補として特定して抽出する。
次に以下に示す図7のSB2〜SB5については、SB1で抽出した出発予定地の候補の毎に実行し当該候補分だけ繰り返し実行する。図7のSB2において推定部232は、統計履歴移動手段情報を取得する。具体的には任意であるが、例えば、図5のSA1で取得した目的予定地、及び図7のSB1で抽出した出発履歴地情報を取得し、地図情報DB221の地図情報を参照して、取得した目的予定地が属する地域である都道府県、及び取得した出発履歴地情報が特定する出発履歴地が属する地域である都道府県を特定した上で、図4の第1地域情報及び第2地域情報の組み合わせから、当該特定した2つの都道府県の組み合わせに該当する組み合わせを取得し、取得した組み合わせに対応付けられている図4の統計履歴移動手段情報を、仮の移動手段として取得する。ここでは、例えば、図5のSA1で取得した「目的予定地」=「A会社」、及び図7のSB1で抽出した「出発履歴地情報」=「実家」を取得し、地図情報DB221の地図情報を参照して、取得した「目的予定地」=「A会社」が属する「愛知県」及び取得した「出発履歴地情報」=「実家」が属する「愛知県」を特定した上で、図4の「第1地域情報」=「愛知県」及び「第2地域情報」=「愛知県」の組み合わせに対応付けられている「統計履歴移動手段情報」=「車」を、仮の移動手段として取得する。
図7のSB3において推定部232は、経路を探索する。具体的には任意であるが、例えば、図7のSB1で抽出した出発履歴地情報が特定する出発履歴地に対応する出発地から、図5のSA1で取得した目的予定地に対応する目的地に、図7のSB2にて取得した仮の移動手段に対応する移動手段にて移動する場合の移動経路を、公知の手法を含む任意の手法で探索する。ここでは、例えば、図6に示す移動経路R1を探索する。
図7のSB4において推定部232は、SB1で抽出した出発予定地を候補として格納するか否かを判定する。具体的な手法は任意であるが、例えば、SB3で探索した移動経路にて移動した場合の所要時間を特定し、また、SA1で取得した現在時間及び到着予定時間を取得した上で、現在時間及び到着予定時間の相互間の差分を演算し、演算した差分と特定した所要時間とを比較して以下のように判定する。詳細には、特定した所要時間が演算した差分以上である場合、所要時間が長くてユーザが到着予定時間までに到着することが困難であり出発地としては不適切であるものと判断し、格納したものと判定した上で(SB4のNO)、SB5に移行せずに、繰り返し処理を適宜実行する。また、特定した所要時間が演算した差分未満である場合、所要時間が短くてユーザが到着予定時間までに到着することが可能あり出発地としては適切であるものと判断し、格納するものと判定した上で(SB4のYES)、SB5に移行する。
ここでは、例えば、SB3で探索した図6移動経路R1にて移動した場合の所要時間として「1時間」を特定し、また、SA1で取得した「現在時間」=「08時15分」及び「到着予定時間」=「09時00分」を取得した上で、「差分」=「45分」を演算し、特定した所要時間である「1時間」が「差分」=「45分」以上であるので、所要時間が長くてユーザが到着予定時間までに到着することが困難であり出発地としては不適切であるものと判断し、格納したものと判定した上で(SB4のNO)、SB5に移行せずに、繰り返し処理を適宜実行する。そして、ここでは、例えば、この繰り返し処理において、図7のSB1で抽出した「出発履歴地情報」=「自宅」について、SB2において「統計履歴移動手段情報」=「車」を、仮の移動手段として取得し、SB3にて、図6に示す移動経路R2を探索するが、この場合、SB4において、SB3で探索した図6の移動経路R1にて移動した場合の所要時間として「30分」を特定することになり、特定した所要時間である「30分」が「差分」=「45分」未満であるので、所要時間が短くてユーザが到着予定時間までに到着することが可能であり出発地としては適切であるものと判断し、格納したものと判定した上で(SB4のYES)、SB5に移行する。
図7のSB5において推定部232は、情報を格納する。具体的には任意であるが、例えば、SB4において格納するものと判定した出発予定地の候補を格納する。詳細には、SB4にて格納するものと判定した出発予定地の候補として、SB1で抽出した出発履歴地情報を取得して、取得した当該出発地履歴情報をデータ記録部22に記録する。ここでは、例えば、「自宅」を記録する。この後、SB1で抽出した出発予定地の候補の全てについてSB2〜SB5を実行した上で、実行が終了した場合にリターンする。
図5のSA3において推定部232は、移動履歴情報内で一致する情報があるか否かを判定する。具体的には任意であるが、まず、図7のSB5で格納した出発地履歴情報、SA1で取得した目的予定地、到着予定時間、及び端末IDを取得し、取得した出発地履歴情報が図2の出発履歴地情報と一致し、且つ、取得した目的予定地が図2の目的履歴地情報が特定する目的地と一致し、且つ、取得した到着予定時間が図2の到着履歴時間情報が特定する到着履歴時間と一致し、且つ、取得した端末IDと図2端末IDとが一致する組み合わせの情報が、図2において存在するか否かに基づいて判定する。そして、存在しないと判定した場合、移動履歴情報内で一致する情報がないものと判定し(SA3のNO)、SA7に移行する。また、存在すると判定した場合、移動履歴情報内で一致する情報があるものと判定し(SA3のYES)、SA4に移行する。また、ここでは、例えば、図7のSB4で格納した「目的予定地」=「A会社」、「到着予定時間」=「09時00分」、及び「端末ID」=「ID1」を取得し、取得したこれらの情報が図2の最上段の情報に一致しているので、移動履歴情報内で一致する情報があるものと判定する。
図5のSA4において推定部232は、出発予定地及び予定移動手段を推定する。具体的には任意であるが、例えば、図2の移動履歴情報を参照して、SA1で一致しているものと判定した情報を特定した上で、特定した情報に含まれる出発履歴地情報を取得し、また、特定した情報に対応付けられている履歴移動手段情報を取得し、取得した出発履歴地情報に対応する出発地を出発予定地として推定し、また、取得した履歴移動手段情報に対応する移動手段を予定移動手段として推定する。ここでは、例えば、図2の最上段の情報である「自宅」を出発予定地として推定し、また、「車」を予定移動手段として推定する。
なお、SA3において移動履歴情報内で一致すると判定される情報が複数組み存在し、当該複数の組みにおいて出発履歴地情報同士又は履歴移動手段情報同士が相互に異なる可能性も考えられるが、この場合、任意の手法で、出発予定地及び予定移動手段を1つずつ推定してもよい。ここでの任意の手法については、例えば、出発予定地については、まず、SA1で取得した到着予定時間及び図7のSB4で特定した用いた所要時間(SA3で処理対象となってものに対応する所要時間)を取得し、取得した到着予定時間から取得した所要時間を差し引くことにより、到着予定時間よりも所要時間だけ前の時間(以下、推定出発予定時間)を算出する。次に、SA1で取得した到着予定曜日、到着予定日付、及び端末IDを取得し、当該取得した到着予定曜日及び到着予定日付が該当する図3の滞在日付曜日履歴情報、取得した端末IDに対応する図3の端末ID、及び前述の算出した推定出発予定時間が該当する図3の滞在時間情報を特定し、これらの特定した情報に対応する滞在位置情報が特定する位置を、出発予定地として推定してもよい。なお、図3の滞在日付曜日履歴情報及び滞在時間情報については、1段目〜3段目の情報と4段目〜5段目の情報の両方に該当する場合は、特別な日を示している点を考慮して、後者を優先して上記の処理を行ってもよい。また、該当する組み合わせが存在しない場合には、予め定められている優先度(例えば、「自宅」が最も優先的に選択され、次に「A会社」が優先的に選択され、次に「実家」が優先的に選択される等の優先度)に従って1つを選択して出発予定地として推定してもよい。また、予定移動手段については、図7のSB2にて取得した統計履歴移動手段情報が特定する移動手段を、予定移動手段として推定してもよい。
図5のSA5において推定部232は、経路を探索する。具体的には任意であるが、例えば、SA4において推定した出発予定地に対応する出発地から、SA1で取得した目的予定地に対応する目的地に、SA4において推定した予定移動手段に対応する移動手段にて移動する場合の移動経路を、公知の手法を含む任意の手法で探索する。ここでは、例えば、図6に示す移動経路R2を探索する。
図5のSA6において推定部232は、情報を出力する。図8は、検索結果表示画面を例示した図である。「検索結果表示画面」とは、経路を探索した結果を表示する画面であり、例えば、第1情報G1、第2情報G2、及び第3情報G3を含んでいる画面である。第1情報G1は、出発予定地に関連する情報であり、当該出発予定地の名称、出発予定地を出発するべき時間である出発予定時間を含む情報である。第2情報G2は、予定移動手段を特定する情報である。第3情報G3は、目的予定地に関連する情報であり、当該目的予定地の名称、到着予定時間を含む情報である。具体的には、まず、SA1で取得した到着予定時間から、SA5での経路探索にて特定される所要時間を差し引いて出発予定時間を算出した上で、この算出した出発予定時間及びSA4で推定した出発予定地に基づいて第1情報G1を生成し、また、SA4で推定した予定移動手段に基づいて第2情報G2を生成し、また、SA1で取得した到着予定地及び到着予定時間に基づいて第3情報G3を生成した上で、当該生成した各情報をSA1で取得した端末IDに対応する端末装置に送信することにより、当該端末装置のディスプレイに図8に示すように各情報を表示して出力する。ここでは、例えば、図8に示す各情報を生成した上で、端末装置1に送信して当該端末装置1のディスプレイ14に図8の情報を表示して出力する。
また、図5のSA3において移動履歴情報内で一致する情報がないものと判定した(SA3のNO)後のSA7において、推定部232は、位置履歴情報内で一致する情報があるか否かを判定する。具体的には任意であるが、SA4の複数の場合に説明した「任意の手法」と同様な手法にて、推定出発予定時間を算出し、SA1で取得した到着予定曜日、到着予定日付、及び端末IDを取得し、当該取得した到着予定曜日及び到着予定日付が該当する図3の滞在日付曜日履歴情報、取得した端末IDに対応する図3の端末ID、及び前述の算出した推定出発予定時間が該当する図3の滞在時間情報が存在するか否かに基づいて判定する。そして、存在しない場合、位置履歴情報内で一致する情報がないものと判定し(SA7のNO)、SA9に移行する。また、存在する場合、位置履歴情報内で一致する情報があるものと判定し(SA7のYES)、SA8に移行する。
図5のSA8において推定部232は、SA4の複数の場合に説明した「任意の手法」と同様な手法にて、出発予定地及び予定移動手段を推定した後、SA5に移行する。
また、図5のSA7において位置履歴情報内で一致する情報がないものと判定した(SA7のNO)後のSA9において、推定部232は、SA1で取得した現在位置を出発予定地として推定し、また、図7のSB2にて取得した統計履歴移動手段情報が特定する移動手段を、予定移動手段として推定した後、SA5に移行する。これにて、推定処理を終了する。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、出発履歴地、目的履歴地、及び目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動履歴情報と、取得部231が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、出発予定地を推定することにより、例えば、目的予定地及び到着予定時間を取得することにより出発予定地を推定することが可能となる。また、移動履歴情報という推定の対象となっている移動体に関連する情報を用いて推定することができるので、出発予定地の推定精度を向上させることが可能となる。
このように本実施の形態によれば、出発履歴地、目的履歴地、及び目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動履歴情報と、取得部231が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、出発予定地を推定することにより、例えば、目的予定地及び到着予定時間を取得することにより出発予定地を推定することが可能となる。また、移動履歴情報という推定の対象となっている移動体に関連する情報を用いて推定することができるので、出発予定地の推定精度を向上させることが可能となる。
また、過去に滞在した位置と滞在した日付履歴又は曜日履歴とを相互に関連付けた位置履歴情報と、取得部231が取得した到着予定曜日又は到着予定日付とに基づいて、出発予定地を推定することにより、例えば、日付又は曜日単位での過去に滞在した位置を考慮して出発予定地を推定することができるので、出発予定地の推定精度を一層向上させることが可能となる。
また、移動履歴情報と、取得部231が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、移動を予定している移動体が出発予定地から目的予定地に移動する場合の予定移動手段を推定することにより、例えば、予定移動手段を推定することが可能となる。また、例えば、予定移動手段を考慮することができるので、出発予定地を移動体が出発するべき時間である出発予定時間を案内することが可能となる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(分散や統合について)
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。例えば、端末装置1の機能の少なくとも一部をセンター装置2に設けた上で、端末装置1とセンター装置2とが相互に通信を行うことにより、実施の形態と同様な処理を行うように構成してもよい。また、逆に、センター装置2の機能の少なくとも一部を端末装置1に設けてもよい。
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。例えば、端末装置1の機能の少なくとも一部をセンター装置2に設けた上で、端末装置1とセンター装置2とが相互に通信を行うことにより、実施の形態と同様な処理を行うように構成してもよい。また、逆に、センター装置2の機能の少なくとも一部を端末装置1に設けてもよい。
(形状、数値、構造、時系列について)
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
(所要時間計算処理について)
また、上記実施の形態において、図5のSA2の所要時間計算処理を省略した上で、SA1で取得した各情報に該当する情報が図2の移動履歴情報に存在する場合に、当該情報における出発履歴地情報及び履歴移動手段情報を取得して、取得したこれらの情報が示す出発地及び移動手段を出発予定地及び予定移動手段として推定してもよい。
また、上記実施の形態において、図5のSA2の所要時間計算処理を省略した上で、SA1で取得した各情報に該当する情報が図2の移動履歴情報に存在する場合に、当該情報における出発履歴地情報及び履歴移動手段情報を取得して、取得したこれらの情報が示す出発地及び移動手段を出発予定地及び予定移動手段として推定してもよい。
(到着予定曜日又は到着予定日付について)
また、上記実施の形態の図3の位置履歴情報において、滞在日付曜日履歴情報として滞在した日付履歴又は曜日履歴の一方のみ又は両方を格納した上で、ユーザが端末装置に到着予定日付又は到着予定曜日の一方のみ又は両方を入力することにより、当該到着予定日付又は到着予定曜日の一方のみ又は両方を端末装置からセンター装置2に送信し、センター装置2の取得部231が、この到着予定日付又は到着予定曜日を取得し、推定部232が、取得部231が取得した到着予定日付又は到着予定曜日の一方のみ又は両方に対応する滞在位置情報を、この図3の位置履歴情報が取得した上で、当該取得した滞在位置情報が特定する位置を出発予定位置と推定してもよい。
また、上記実施の形態の図3の位置履歴情報において、滞在日付曜日履歴情報として滞在した日付履歴又は曜日履歴の一方のみ又は両方を格納した上で、ユーザが端末装置に到着予定日付又は到着予定曜日の一方のみ又は両方を入力することにより、当該到着予定日付又は到着予定曜日の一方のみ又は両方を端末装置からセンター装置2に送信し、センター装置2の取得部231が、この到着予定日付又は到着予定曜日を取得し、推定部232が、取得部231が取得した到着予定日付又は到着予定曜日の一方のみ又は両方に対応する滞在位置情報を、この図3の位置履歴情報が取得した上で、当該取得した滞在位置情報が特定する位置を出発予定位置と推定してもよい。
(情報出力について)
また、上記実施の形態では、図5のSA6にて情報を表示出力する場合につい説明したが、これに限らず、スピーカ15を介して情報を音声出力してもよい。また、当該情報についてはデータ記録部17に記録して、端末装置1のユーザのスケジュール帳に反映してもよい。
また、上記実施の形態では、図5のSA6にて情報を表示出力する場合につい説明したが、これに限らず、スピーカ15を介して情報を音声出力してもよい。また、当該情報についてはデータ記録部17に記録して、端末装置1のユーザのスケジュール帳に反映してもよい。
(変更等について)
また、各情報の一部を省略したり変更したりしてもよいし、各処理の任意のステップ又はステップ中の処理を任意に変更してもよい。また、「又は」にて記載した事項については、一方のみを用いてもよし、両方を用いてもよい。
また、各情報の一部を省略したり変更したりしてもよいし、各処理の任意のステップ又はステップ中の処理を任意に変更してもよい。また、「又は」にて記載した事項については、一方のみを用いてもよし、両方を用いてもよい。
〔実施の形態の特徴と効果の一部〕
最後に、これまでに説明した実施の形態の特徴と効果の一部を、以下に例示する。ただし、実施の形態の特徴と効果は、以下の内容に限定されず、以下の特徴の一部のみを具備することによって以下の効果の一部のみを奏する場合や、以下の特徴以外の他の特徴を具備することによって以下の効果以外の他の効果を奏する場合がある。
最後に、これまでに説明した実施の形態の特徴と効果の一部を、以下に例示する。ただし、実施の形態の特徴と効果は、以下の内容に限定されず、以下の特徴の一部のみを具備することによって以下の効果の一部のみを奏する場合や、以下の特徴以外の他の特徴を具備することによって以下の効果以外の他の効果を奏する場合がある。
実施の形態の1つの側面1に係る推定システムは、出発予定地から目的予定地までの移動を予定している移動体の前記出発予定地を推定する推定システムであって、前記移動体の前記目的予定地と、当該目的予定地への到着予定時間とを取得する取得手段と、移動を予定している前記移動体が、過去に出発履歴地から目的履歴地まで移動した場合の当該出発履歴地、当該目的履歴地、及び当該目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、前記取得手段が取得した前記目的予定地及び前記到着予定時間とに基づいて、前記出発予定地を推定する推定手段と、を備える。
上記側面1に係る推定システムによれば、出発履歴地、目的履歴地、及び目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、取得手段が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、出発予定地を推定することにより、例えば、目的予定地及び到着予定時間を取得することにより出発予定地を推定することが可能となる。また、移動体移動履歴情報という推定の対象となっている移動体に関連する情報を用いて推定することができるので、出発予定地の推定精度を向上させることが可能となる。
実施の形態の他の側面2に係る推定システムは、上記側面1に係る推定システムにおいて、前記取得手段は、前記目的予定地への到着予定曜日又は到着予定日付を取得し、前記推定手段は、移動を予定している前記移動体が過去に滞在した位置と、滞在した日付履歴又は曜日履歴とを相互に関連付けた移動体位置履歴情報と、前記取得手段が取得した前記到着予定曜日又は前記到着予定日付とに基づいて、前記出発予定地を推定する。
上記側面2に係る推定システムによれば、過去に滞在した位置と滞在した日付履歴又は曜日履歴とを相互に関連付けた移動体位置履歴情報と、取得手段が取得した到着予定曜日又は到着予定日付とに基づいて、出発予定地を推定することにより、例えば、日付又は曜日単位での過去に滞在した位置を考慮して出発予定地を推定することができるので、出発予定地の推定精度を一層向上させることが可能となる。
実施の形態の他の側面3に係る推定システムは、上記側面1又は2に係る推定システムにおいて、前記移動体移動履歴情報は、移動を予定している前記移動体が、過去に前記出発履歴地から前記目的履歴地まで移動した場合の履歴移動手段、を更に関連付けており、前記推定手段は、前記移動体移動履歴情報と、前記取得手段が取得した前記目的予定地及び前記到着予定時間とに基づいて、移動を予定している前記移動体が前記出発予定地から前記目的予定地に移動する場合の予定移動手段を推定する。
上記側面3に係る推定システムによれば、移動体移動履歴情報と、取得手段が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、移動を予定している移動体が出発予定地から目的予定地に移動する場合の予定移動手段を推定することにより、例えば、予定移動手段を推定することが可能となる。また、例えば、予定移動手段を考慮することができるので、出発予定地を移動体が出発するべき時間である出発予定時間を案内することが可能となる。
実施の形態の他の側面4に係る推定プログラムは、出発予定地から目的予定地までの移動を予定している移動体の前記出発予定地を推定する推定プログラムであって、コンピュータを、前記移動体の前記目的予定地と、当該目的予定地への到着予定時間とを取得する取得手段と、移動を予定している前記移動体が、過去に出発履歴地から目的履歴地まで移動した場合の当該出発履歴地、当該目的履歴地、及び当該目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、前記取得手段が取得した前記目的予定地及び前記到着予定時間とに基づいて、前記出発予定地を推定する推定手段と、として機能させる。
上記側面4に係る推定システムによれば、出発履歴地、目的履歴地、及び目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、取得手段が取得した目的予定地及び到着予定時間とに基づいて、出発予定地を推定することにより、例えば、目的予定地及び到着予定時間を取得することにより出発予定地を推定することが可能となる。また、移動体移動履歴情報という推定の対象となっている移動体に関連する情報を用いて推定することができるので、出発予定地の推定精度を向上させることが可能となる。
1 端末装置
2 センター装置
11 通信部
12 撮影部
13 タッチパッド
14 ディスプレイ
15 スピーカ
16 現在位置検出部
17 データ記録部
18 制御部
21 通信部
22 データ記録部
23 制御部
100 通信システム
171 地図情報DB
221 地図情報DB
222 移動履歴情報DB
223 位置履歴情報DB
224 統計移動手段情報DB
231 取得部
232 推定部
G1 第1情報
G2 第2情報
G3 第3情報
2 センター装置
11 通信部
12 撮影部
13 タッチパッド
14 ディスプレイ
15 スピーカ
16 現在位置検出部
17 データ記録部
18 制御部
21 通信部
22 データ記録部
23 制御部
100 通信システム
171 地図情報DB
221 地図情報DB
222 移動履歴情報DB
223 位置履歴情報DB
224 統計移動手段情報DB
231 取得部
232 推定部
G1 第1情報
G2 第2情報
G3 第3情報
Claims (4)
- 出発予定地から目的予定地までの移動を予定している移動体の前記出発予定地を推定する推定システムであって、
前記移動体の前記目的予定地と、当該目的予定地への到着予定時間とを取得する取得手段と、
移動を予定している前記移動体が、過去に出発履歴地から目的履歴地まで移動した場合の当該出発履歴地、当該目的履歴地、及び当該目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、前記取得手段が取得した前記目的予定地及び前記到着予定時間とに基づいて、前記出発予定地を推定する推定手段と、
を備える推定システム。 - 前記取得手段は、前記目的予定地への到着予定曜日又は到着予定日付を取得し、
前記推定手段は、移動を予定している前記移動体が過去に滞在した位置と、滞在した日付履歴又は曜日履歴とを相互に関連付けた移動体位置履歴情報と、前記取得手段が取得した前記到着予定曜日又は前記到着予定日付とに基づいて、前記出発予定地を推定する、
請求項1に記載の推定システム。 - 前記移動体移動履歴情報は、移動を予定している前記移動体が、過去に前記出発履歴地から前記目的履歴地まで移動した場合の履歴移動手段、を更に関連付けており、
前記推定手段は、前記移動体移動履歴情報と、前記取得手段が取得した前記目的予定地及び前記到着予定時間とに基づいて、移動を予定している前記移動体が前記出発予定地から前記目的予定地に移動する場合の予定移動手段を推定する、
請求項1又は2に記載の推定システム。 - 出発予定地から目的予定地までの移動を予定している移動体の前記出発予定地を推定する推定プログラムであって、
コンピュータを、
前記移動体の前記目的予定地と、当該目的予定地への到着予定時間とを取得する取得手段と、
移動を予定している前記移動体が、過去に出発履歴地から目的履歴地まで移動した場合の当該出発履歴地、当該目的履歴地、及び当該目的履歴地への到着履歴時間を相互に関連付けた移動体移動履歴情報と、前記取得手段が取得した前記目的予定地及び前記到着予定時間とに基づいて、前記出発予定地を推定する推定手段と、
として機能させる推定プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018019007A JP2019138642A (ja) | 2018-02-06 | 2018-02-06 | 推定システム、及び推定プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018019007A JP2019138642A (ja) | 2018-02-06 | 2018-02-06 | 推定システム、及び推定プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019138642A true JP2019138642A (ja) | 2019-08-22 |
Family
ID=67693595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018019007A Pending JP2019138642A (ja) | 2018-02-06 | 2018-02-06 | 推定システム、及び推定プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019138642A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023537448A (ja) * | 2021-07-20 | 2023-09-01 | ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス テクノロジー カンパニー リミテッド | 移動方式の推薦方法、装置、電子機器および記憶媒体 |
-
2018
- 2018-02-06 JP JP2018019007A patent/JP2019138642A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023537448A (ja) * | 2021-07-20 | 2023-09-01 | ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス テクノロジー カンパニー リミテッド | 移動方式の推薦方法、装置、電子機器および記憶媒体 |
JP7467680B2 (ja) | 2021-07-20 | 2024-04-15 | ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス テクノロジー カンパニー リミテッド | 移動方式の推薦方法、装置、電子機器および記憶媒体 |
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