JP2019016893A - 画像処理装置およびその制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 HDR合成画像における動被写体の不自然なボケを低減させる。【解決手段】 露光時間の異なる複数の画像からHDR画像を生成する画像処理装置であって、第1の露光時間で撮像した第1の画像と、第1の露光時間よりも短い第2の露光時間で撮像した画像とを入力する入力部と、第2の画像を、第1の露光時間と第2の露光時間の比率に応じた巡回型フィルタを用いてフィルタ処理するフィルタ部と、該フィルタ部によるフィルタ処理後の第2の画像に対して、第1の露光時間と第2の露光時間との露光差に応じた補正を行う補正部と、第1の画像と、補正部による補正後の第2の画像とを合成して、HDR画像を生成する生成部とを有する。【選択図】 図2
Description
本発明は露光量の異なる複数の画像を入力し、それらを合成することでHDR動画を生成する技術に関するものである。
一般的に、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置において用いられるCCDやCMOSといった撮像センサーのダイナミックレンジは、人間の視覚のそれと比較して狭い。そのため、広いダイナミックレンジを有する撮像シーンを一般的な方法で撮像して得た画像には、黒潰れや白飛びなどが発生してしまう。このようなダイナミックレンジの広いシーン(本明細書ではHDRシーンと称す)を撮像するための手法としては、露光時間の異なる複数枚の画像を撮像し、得られた複数枚の画像を合成することにより、HDRシーンの画像(以下、HDR画像という)を取得する方法が知られている。この方法では、異なる露光時間で撮像した複数枚の画像群を露光時間に基づきゲイン補正を行い、ゲイン補正を行った画像群から、領域ごとに最適な画素を選択することでHDRシーンの画像を生成する。以下、このような処理をHDR合成と称する。
しかしながら、この方法で動被写体を撮影する場合には、各画像の露光タイミング差がある。さらに、フリッカーなどの光源がある場合には、特に、露光時間の長い画像(以下、長秒画像)に比べて、露光時間の短い画像(以下、短秒画像という)において、フリッカーの影響により、撮影画像の明るさがフレームごとに変化してしまう。そのため、そのまま合成してしまうと多重像などの画質劣化が生じてしまう。
このような課題に対して、被写体の動き量を検出し、検出結果に基づいて、露光時間の短い画像にのみ巡回型フィルタのフィルタ係数を制御することで動被写体に発生する多重像を軽減する方法が知られている(例えば、特許文献1)。
従来技術では、動被写体と判定された領域に対しては、巡回型フィルタのフィルタ係数を制御し、過去の画像データの重みを少なく設定することで、動被写体の巡回型フィルタによるボケを軽減する。その一方、動被写体領域以外では、過去の画像データの重みを大きく設定することで、フリッカーによる明るさの変動を低減させる。
しかしながら、このように生成された長秒画像と短秒画像を合成した場合、露光時間差による動体ブレの違いにより、動被写体の動き方向の逆側に不自然なボケが発生してしまうことがある。
本発明はかかる問題に鑑みなされたものであり、露光時間差に応じた巡回フィルタを短秒画像に適用することにより、長秒画像と動体ブレを同程度にすることでHDR合成後の不自然なボケを低減させる技術を提供しようとするものである。
この課題を解決するため、例えば本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
露光時間の異なる複数の画像からHDR画像を生成する画像処理装置であって、
第1の露光時間で撮像した第1の画像と、前記第1の露光時間よりも短い第2の露光時間で撮像した画像とを入力する入力手段と、
前記第2の画像を、前記第1の露光時間と前記第2の露光時間の比率に応じた巡回型フィルタを用いてフィルタ処理するフィルタ手段と、
該フィルタ手段によるフィルタ処理後の前記第2の画像に対して、前記第1の露光時間と前記第2の露光時間との露光差に応じた補正を行う補正手段と、
前記第1の画像と、前記補正手段による補正後の第2の画像とを合成して、HDR画像を生成する生成手段とを有する。
露光時間の異なる複数の画像からHDR画像を生成する画像処理装置であって、
第1の露光時間で撮像した第1の画像と、前記第1の露光時間よりも短い第2の露光時間で撮像した画像とを入力する入力手段と、
前記第2の画像を、前記第1の露光時間と前記第2の露光時間の比率に応じた巡回型フィルタを用いてフィルタ処理するフィルタ手段と、
該フィルタ手段によるフィルタ処理後の前記第2の画像に対して、前記第1の露光時間と前記第2の露光時間との露光差に応じた補正を行う補正手段と、
前記第1の画像と、前記補正手段による補正後の第2の画像とを合成して、HDR画像を生成する生成手段とを有する。
本発明によれば、HDR合成画像における動被写体の不自然なボケを低減させることが可能になる。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態が適用する撮像装置は、長秒画像と短秒画像とを1セットとし、例えば60セット/秒で撮像し、得られた1セットの長秒画像と短秒画像とをHDR合成処理を行って、60フレーム/秒のHDR動画像を撮像する例を説明する。ただし、これらの数値は具体例を示すことで理解を容易にするためであり、あくまで提示である点に注意されたい。
本実施形態が適用する撮像装置は、長秒画像と短秒画像とを1セットとし、例えば60セット/秒で撮像し、得られた1セットの長秒画像と短秒画像とをHDR合成処理を行って、60フレーム/秒のHDR動画像を撮像する例を説明する。ただし、これらの数値は具体例を示すことで理解を容易にするためであり、あくまで提示である点に注意されたい。
また、HDR合成処理の際、長秒画像と短秒画像の露光時間比に応じた巡回型フィルタを選択し、選択した巡回型フィルタ(IIRフィルタ:Infinite Impulse Response フィルタ)を短秒画像にのみ適用する。さらに、短秒画像に対して、長秒画像との露光時間比に応じたゲイン補正(露光差の補正)を行い、これらを用いてHDR合成処理を行うことでHDR画像を取得する。
図1は本第1の実施形態が適用する撮像装置101のブロック構成図である。光学部102はズームレンズ、フォーカスレンズ、ブレ補正レンズ、絞り、シャッターから構成され被写体の光情報を集光する。撮像素子部103は、光学部102にて集光された光情報を電流値へと変換する素子で、カラーフィルタなどと組み合わせることで色情報を取得する。なお、後述から明らかになるが、撮像素子部103は長秒画像と短秒画像とを1セットとし、このセットを単位に連続して撮像する。
CPU104は、各構成の処理すべてに関わり、ROM(Read Only Memory)105や、RAM(Rondom Access Memory)106に格納された命令を順次に読み込み、解釈し、その結果に従って処理を実行する。
また、撮像系制御部107は撮像部102に対して、フォーカスを合わせる、シャッターを開く、絞りを調整するなどのCPU105から指示された制御を行う。制御部108は、撮影ボタン109や操作ボタン110からのユーザ指示によって、撮影動作の開始及び終了の制御を行う。キャラクタージェネレーション部111は文字やグラフィックなどを生成し、表示部116に表示する。
A/D変換部112は、撮像部102にて検知した被写体の光量を表すアナログ信号をデジタル信号(デジタルデータ)に変換する。画像処理部113は上記のデジタル信号の画像データに対して、デベイヤ処理をはじめとする現像処理、さらにはHDR合成処理等の画像処理を行う。エンコーダ部114は、画像処理部113で得られた画像データを符号化し、MPEGなどのファイルフォーマットのデータを生成処理を行う。
メディアI/F115は、PC/メディア117(例えば、ハードディスク、メモリカード、CFカード、SDカードなど)に画像データを送受信するためのインタフェースである。システムバス118はデータを送受信するためのバスである。
図2は、第1の実施形態における全体処理を示すフローチャートであり、図3は画像処理部113の詳細構成を示す図である。以下、図2及び図3を用いて説明する。
まず、ステップS201では、ユーザが操作ボタン109を操作して、撮影時のレンズの絞り値、ISO感度、長秒露光側の露光時間、及び、短秒露光側の露光時間を設定する。CPU104は、これらの設定情報を画像処理部113内の撮影条件記憶部303に記憶する。
ステップS202にて、ユーザが撮影ボタン110を押すことにより、撮影がスタートする。ステップS203では、巡回型フィルタ選択部304が、ステップS201にて撮影条件記憶部303に記憶している撮影条件に応じて、巡回型フィルタ記憶部305に記憶している複数の巡回型フィルタの1つを選択する(詳細後述)。
ステップS204にて、入力部300が、A/D変換部112を介して露光時間の長い長秒画像301を取得する。また、ステップS205にて、入力部300が、A/D変換部112を介して露光時間の短い短秒画像302を取得する。
ステップS206にて、巡回型フィルタ処理部306はステップS205にて取得した短秒画像302に対して、ステップS203にて巡回型フィルタ選択部304が選択した巡回型フィルタを適用したフィルタ処理を行う。そして、巡回型フィルタ処理部306は、フィルタ処理後の短秒画像を巡回型フィルタ適用画像記憶部307に記憶する(詳細については、後述する。)。
ステップS207にて、長秒画像現像処理部308は長秒画像301に対して現像処理を行う。尚、長秒現像処理部308は、入力の長秒画像301に対して、ホワイトバランス処理や、デモザイク処理、ノイズリダクション、シャープネスなどの処理を行う。
ステップS208にて、短秒画像現像処理部309は短秒画像302に対して現像処理を行う。現像処理は長秒現像処理部308と同様の処理となる。
ステップS209にて、露出補正部310が、ステップS208にて現像した短秒画像に対して、長秒画像との露出差を補正する。具体的には、長秒画像の露光時間をTL、短秒画像の露光時間をTS、巡回フィルタ適用後の短秒画像をIsとしたとき、露出補正後の短秒画像Is’を次式(1)に従って算出する。
ステップS210にて、HDR合成処理部311は、ステップS207にて現像した長秒画像と、ステップS209にて露出補正を行った短秒画像とをHDR合成処理を行い、合成画像を生成する(詳細後述)。
ステップS211では、ステップS210にて生成したHDR合成画像に対して、出力ガンマ処理部312にて、出力ガンマ処理を行う。
ステップS212では、出力部314が、ステップS211にて出力ガンマ処理を行ったHDR合成画像をメディアI/F115を用いてPC/メディア117に出力する。
なお、HDR動画像を得る場合には、ステップS204乃至S212を繰り返し実行することになる。
<巡回型フィルタ選択部の説明>
ステップS203における巡回型フィルタ選択部304について、説明する。
ステップS203における巡回型フィルタ選択部304について、説明する。
一般的に巡回型フィルタは、次式(2)のようにあらわすことができる。
ここでwはカットオフ周波数と呼ばれ、wが大きい場合には、入力画像に対する重みが大きくなるため、動被写体がボケなくなる。また、wが小さい場合には、巡回型フィルタ後の画像データへの重みが大きくなるため、動被写体がぼける。
本実施形態では、短秒画像に対して、長秒画像と同等の動体ブレを付加する。このため、長秒露光と短秒露光の露光時間の比に応じて、P,Q,a,bの値を変更する。図4は巡回型フィルタ記憶部305に記憶している巡回型フィルタパラメータ(テーブル)の一例であり、長秒露光の露光時間をTL、短秒露光の露光時間をTSとすると、巡回型フィルタ選択部304は、露光時間比TL/LSに応じて、P,Q,a[n],b[n]のパラメータを選択し、使用する巡回型フィルタを決定することになる。
<巡回型フィルタ処理部>
次にステップS206における、巡回型フィルタ処理部306の処理について説明する。前述したように、巡回型フィルタ処理は、式(2)のようにして示すことができる。そこで、巡回型フィルタ処理部306は、ステップS203にて選択した巡回型フィルタ係数および巡回型フィルタ適用画像記憶部307に記憶している過去のフレームでの処理結果を用いて、着目している短秒画像に対して巡回型フィルタ処理を行う。そして、巡回型フィルタ処理部306は、巡回型フィルタ適用後の短秒画像を、巡回フィルタ適用画像記憶部307に記憶すると共に、短秒画像現像処理部309に供給する。
次にステップS206における、巡回型フィルタ処理部306の処理について説明する。前述したように、巡回型フィルタ処理は、式(2)のようにして示すことができる。そこで、巡回型フィルタ処理部306は、ステップS203にて選択した巡回型フィルタ係数および巡回型フィルタ適用画像記憶部307に記憶している過去のフレームでの処理結果を用いて、着目している短秒画像に対して巡回型フィルタ処理を行う。そして、巡回型フィルタ処理部306は、巡回型フィルタ適用後の短秒画像を、巡回フィルタ適用画像記憶部307に記憶すると共に、短秒画像現像処理部309に供給する。
<HDR合成部>
ステップS210における、HDR合成処理部311によるHDR合成処理について、図5を用いて説明する。HDR合成処理は、次式(4)のように表せる。
ステップS210における、HDR合成処理部311によるHDR合成処理について、図5を用いて説明する。HDR合成処理は、次式(4)のように表せる。
ここで、xは水平方向の画素の座標値、yは垂直方向の画素の座標位置を示す。また、O(x、y)は合成後の出力画像、Aは合成マップの画素位置(x、y)での値(合成比率)、Is'(x、y)はステップS209にて露出補正された短秒画像の画素位置(x、y)の値、ILは長秒画像の画素位置(x、y)の値である。また、式4では、1画素当たりのビット数を十分な精度が得られるように増加させて演算する。
ここで、Aの生成方法について説明する。合成マップAの生成には、巡回フィルタ適用後の短秒画像Isの輝度成分を用いる。ここで、輝度成分は、周知のRGB→Yuv変換やRGB→Lab変換を行った際のYまたはLを用いれば良い。HDR合成処理部311は、画像Isから各画素の輝度成分を求め、平滑化処理を行う。平滑化処理には、たとえば5×5のガウシアンフィルタを用いればよい。
平滑化処理後の輝度成分に対して、図5のように、輝度成分に対して、合成マップの出力値を決定するテーブルを参照する。その結果、各画素における合成マップAの値が決定する。
図5において、Aの決定方法は、HDR合成パラメータとして、あらかじめ設定した閾値th1、th2を用いて、輝度がth1より少なければ出力値は0、th2より大きければ出力値は1とし、th1とth2の間は線形補間した結果を用いている。本実施形態では上記のような出力値Aの決め方をしているが、このような決め方だけでなく、複数の閾値を持って補間しても良いし、他の式を用いてAの値を決定してもよい。
尚、本実施形態では、露光時間の異なる2つの画像を1セットとして合成画像を生成する例を説明したが、3種類以上の露光時間の異なるセットから1つの合成画像を生成するようにしても構わない。
例えば、露光時間がT1、T2、…、Tn(ただし、T1<T2<…<Tnの関係にあるものとする)のn枚の画像を1セットとして撮像する場合、最長の露光画像以外の画像に対して、巡回型フィルタを適用する場合のパラメータをTn/T1、Tn/T2、…、Tn/Tn-1して求め、それぞれに対してフィルタ処理を行って、合成処理を行えば良い。
以上説明したように、本実施例により、短秒画像の動被写体領域に対して、長秒画像と同等の動体ブレを付加することにより、HDR合成時の不自然なボケを低減させることができる。
<その他の実施例>
上記第1の実施形態では、巡回型フィルタをあらかじめ記憶した巡回フィルタ係数から選択するとしたが、図6に示すように、巡回型フィルタ算出部601が撮影条件に応じて、巡回型フィルタ係数を演算により導出する構成にしても構わない。
上記第1の実施形態では、巡回型フィルタをあらかじめ記憶した巡回フィルタ係数から選択するとしたが、図6に示すように、巡回型フィルタ算出部601が撮影条件に応じて、巡回型フィルタ係数を演算により導出する構成にしても構わない。
また、第1の実施形態では、巡回型フィルタの選択に露光時間比を用いたが、それに加え、図7に示すように各露光条件の感度差を更に加味してパラメータを決定しても構わない。なお、感度差に係る情報は、ユーザによる設定により決定し、撮影条件記憶部303に格納されるものとする。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101…撮像装置、102…光学部、103…撮像素子部、104…CPU、105…ROM、106…RAM、107…撮像系制御部、108…制御部、109…操作ボタン、110…撮影ボタン、112…A/D変換部、113…画像処理部、114…エンコーダ部、115…メディアI/F部
Claims (8)
- 露光時間の異なる複数の画像からHDR画像を生成する画像処理装置であって、
第1の露光時間で撮像した第1の画像と、前記第1の露光時間よりも短い第2の露光時間で撮像した画像とを入力する入力手段と、
前記第2の画像を、前記第1の露光時間と前記第2の露光時間の比率に応じた巡回型フィルタを用いてフィルタ処理するフィルタ手段と、
該フィルタ手段によるフィルタ処理後の前記第2の画像に対して、前記第1の露光時間と前記第2の露光時間との露光差に応じた補正を行う補正手段と、
前記第1の画像と、前記補正手段による補正後の第2の画像とを合成して、HDR画像を生成する生成手段と
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記フィルタ手段は、
巡回型フィルタの係数を決定するためのテーブルを記憶する記憶手段と、
前記第1の露光時間と前記第2の露光時間の比率に応じて、前記記憶手段を参照して前記巡回型フィルタを導出するための係数を選択する選択手段と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記記憶手段は、前記第1の画像と前記第2の画像との感度差に基づくテーブルを記憶し、
前記選択手段は、前記第1の画像と前記第2の画像との露光時間の比率及び感度差に基づき、前記記憶手段を参照して前記巡回型フィルタを導出するための係数を選択する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記フィルタ手段は、
前記第1の露光時間と前記第2の露光時間の比率に応じて、巡回型フィルタを算出する手段と
を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記第1の画像と前記第2の画像のセットを、連続して撮像する撮像手段を更に有し、
前記生成手段は、1つのセットから1つのHDR画像を生成することを繰り返して、HDR動画像を生成する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記HDR画像を符号化する符号化手段を更に有することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 露光時間の異なる複数の画像からHDR画像を生成する画像処理装置の制御方法であって、
入力手段が、第1の露光時間で撮像した第1の画像と、前記第1の露光時間よりも短い第2の露光時間で撮像した画像とを入力する入力工程と、
フィルタ手段が、前記第2の画像を、前記第1の露光時間と前記第2の露光時間の比率に応じた巡回型フィルタを用いてフィルタ処理するフィルタ工程と、
補正手段が、該フィルタ工程によるフィルタ処理後の前記第2の画像に対して、前記第1の露光時間と前記第2の露光時間との露光差に応じた補正を行う補正工程と、
生成手段が、前記第1の画像と、前記補正工程による補正後の第2の画像とを合成して、HDR画像を生成する生成工程と
を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータに、請求項7に記載の方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017132256A JP2019016893A (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 画像処理装置およびその制御方法及びプログラム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11330189B2 (en) | 2019-06-18 | 2022-05-10 | Aisin Corporation | Imaging control device for monitoring a vehicle occupant |
WO2023080667A1 (ko) * | 2021-11-04 | 2023-05-11 | 한화테크윈 주식회사 | Ai 기반 객체인식을 통한 감시카메라 wdr 영상 처리 |
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2017
- 2017-07-05 JP JP2017132256A patent/JP2019016893A/ja active Pending
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WO2023080667A1 (ko) * | 2021-11-04 | 2023-05-11 | 한화테크윈 주식회사 | Ai 기반 객체인식을 통한 감시카메라 wdr 영상 처리 |
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