JP2019070202A - 耐油紙および耐油紙の製造方法 - Google Patents
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項1. 紙基材と、前記紙基材の表面から少なくとも一部が露出するように形成されている耐油層と、を備えており、
前記耐油層は、炭素数7以上のペルフルオロアルキル基を有しない含フッ素ポリマーと、水溶性または水分散性セルロース誘導体とを含んでいる、耐油紙。
項2. 前記水溶性または水分散性セルロース誘導体が、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、及びメチルセルロースからなる群より選択される少なくとも1種である、項1に記載の耐油紙。
項3. 前記水溶性または水分散性セルロース誘導体が、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、及びヒドロキシプロピルメチルセルロースからなる群より選択される少なくとも1種である、項2に記載の耐油紙。
項4. 前記耐油層に含まれる前記水溶性または水分散性セルロース誘導体の量が、0.01〜5.0g/m2である、項1〜3のいずれか一項に記載の耐油紙。
項5. 前記耐油層に含まれる前記含フッ素ポリマーの量が、0.01〜5.0g/m2である、項1〜4のいずれか一項に記載の耐油紙。
項6. 前記紙基材がカチオン性高分子を含み、前記含フッ素ポリマーがアニオン性である、項1〜5のいずれか一項に記載の耐油紙。
項7. 炭素数7以上のペルフルオロアルキル基を有しない含フッ素ポリマー、及び水溶性または水分散性セルロース誘導体を、紙基材の表面から少なくとも一部が露出するように、前記紙基材に塗布または含浸して、耐油層を形成する、耐油紙の製造方法。
項8. 前記耐油層中の前記水溶性または水分散性セルロース誘導体の量が0.01〜5.0g/m2となるように、前記水溶性または水分散性セルロース誘導体を前記紙基材に塗布または含浸する、項7に記載の耐油紙の製造方法。
項9. 前記耐油層中の前記含フッ素ポリマーの量が0.01〜5.0g/m2となるように、前記含フッ素ポリマーを前記紙基材に塗布または含浸する、項7または8に記載の耐油紙の製造方法。
項10. 前記紙基材が、前記カチオン性高分子を含む、項7〜9のいずれか一項に記載の耐油紙の製造方法。
項11. 前記カチオン性高分子を含む前記紙基材が、前記カチオン性高分子を含むパルプスラリーを抄紙して製造された紙基材である、項10に記載の耐油紙の製造方法。
項12. 前記含フッ素ポリマー、及び水溶性または水分散性セルロース誘導体を、ツーロールサイズプレス機で塗布または含浸する、項7〜11のいずれか一項に記載の耐油紙の製造方法。
項13. 前記紙基材に、前記含フッ素ポリマー、及び水溶性または水分散性セルロース誘導体を塗布または含浸した後、120℃未満で乾燥させて前記耐油層を形成する、項7〜12のいずれか一項に記載の耐油紙の製造方法。
(紙基材)
本発明の耐油紙に用いられる紙基材としては、特に制限されず、公知の耐油紙に用いられる紙基材を用いることができる。紙基材としては、非塗工紙が挙げられる。
1≦D×(C/100)≦120 ・・・(I)
3≦D×(C/100)≦60 ・・・(II)
ただし、Dは、カチオン性高分子のカチオン電荷密度(μeq/g)であり、Cは、紙基材を構成するパルプ(100質量%)に対するカチオン性高分子の含有割合(質量%)である。
本発明の耐油紙において、耐油層は、紙基材の表面から少なくとも一部が露出するように形成されている。より具体的には、本発明の耐油紙において、耐油層は、紙基材の表面の上に存在しており、かつ、紙基材の表面から内側(厚み方向)の少なくとも一部にも存在している。本発明の耐油紙の優れた耐油性を発揮させる観点から、耐油層は、紙基材の表面から少なくとも一部が露出するように形成されていればよく、耐油層は、紙基材の表面から内側(厚み方向)の一部のみに存在してもよいし、耐油層が紙基材の内側(厚み方向)の全体に存在してもよい。耐油紙の製造工程において、耐油層を形成する成分が紙基材の一部に含浸した場合には、耐油層は、紙基材の表面から内側(厚み方向)の一部のみに存在し、耐油層を形成する耐油剤が紙基材の全体に含浸した場合には、耐油層は、紙基材の表面から内側(厚み方向)の全体に存在することになる。
C6F13C2H4OCOC(CH3)=CH2
C6F13C2H4OCOCH=CH2
C6F13C2H4OCOCCl=CH2
C4F9C2H4OCOC(CH3)=CH2
C4F9C2H4OCOCH=CH2
C4F9C2H4OCOCCl=CH2
本発明の耐油紙の製造方法は、炭素数7以上のペルフルオロアルキル基を有しない含フッ素ポリマー、及び水溶性または水分散性セルロース誘導体を、紙基材の表面から少なくとも一部が露出するように、前記紙基材に塗布または含浸して耐油層を形成する工程を備えている。当該製造方法によって、前述の本発明の耐油紙を好適に製造することができる。
[TAPPI KIT法]
TAPPI UM−557の規定に従い、ひまし油、n−ヘキサンの混合比が異なる試験液(下記表1のキット番号の混合比)の1滴を、耐油紙の表面に滴下し、15秒後に、試験液の浸透による耐油紙の表面の色の変化を目視にて評価した。試験の結果は、表面の色が濃くならない試験液のうち、数字が最も大きい試験液の番号で表す。結果を表2,3に示す。数字が大きい方が、耐油性に優れることを意味する。
耐油紙を5cm×5cmの正方形に断裁し、対角線で折り目をいれた。実油(大豆油(日清オイリオ社製)の適量(0.1ml)を耐油紙の表面に滴下し、150℃に設定した環境試験機に静置し、所定時間経過後(5分後、10分後、20分後)の実油(大豆油)の浸透の様子を裏面から目視にて観察し、下記の評価基準に基づいて評価した。結果を表2,3に示す。
○:全く浸透がない。
△:一部に浸透がみられる。
×:全面に浸透している。
以下の紙基材、塗工機、水溶性または水分散性セルロース誘導体、及びフッ素系耐油剤を用いて、実施例1〜19及び比較例1の耐油紙を製造した。その後、各耐油紙について、前述の各耐油性試験を行った。結果を表2,3に示す。
原料パルプとして、LBKP(広葉樹晒クラフトパルプ)およびNBKP(針葉樹晒クラフトパルプ)を用いた。LBKPとNBKPとを70:30(質量比)で混合し、叩解機によってCSFが400mLとなるように叩解し、パルプスラリーを得た。当該パルプスラリーに、湿潤紙力増強剤(商品名:「FW−7280」星光PMC社製、ポリアミンエピクロルヒドリン樹脂)を対パルプで0.2質量%添加し、坪量が40g/m2となるように抄紙し、坪量が40g/m2の紙基材を得た。このようにして得られた紙基材のステキヒトサイズは0秒であった。
塗工機として、ツーロールサイズプレス機(Wernwe Mathis社製、HVF)を使用した。
・カルボキシメチルセルロース:第一工業製薬社製「セロゲン7A」
・ヒドロキシエチルセルロース:ダイセルファインケム社製「SP600」
・ヒドロキシエチルセルロース:ダイセルファインケム社製「SP200」
・ヒドロキシプロピルメチルセルロース:信越化学社製「メトローズSE−06」
・ヒドロキシプロピルセルロース:和光純薬社製「ヒドロキシプロピルセルロース6.0〜10.0」
フッ素系耐油剤としては、下記フッ素系耐油剤1〜2を使用した。
・フッ素系耐油剤1:旭硝子社製、AG−E060(炭素数6のRf基を有するアクリレートに基づく構成単位を有するカチオン性含フッ素ポリマーを20質量%含む。)
・フッ素系耐油剤2:旭硝子社製、AG−E080(炭素数6のRf基を有するアクリレートに基づく構成単位を有するアニオン性含フッ素ポリマーを15質量%含む。)
耐油層に含まれるカルボキシメチルセルロース(第一工業製薬社製:商品名「セロゲン7A」)が0.13g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるように、カルボキシメチルセルロース(セロゲン7A)とフッ素系耐油剤2とを混合して塗布液を調製し、これを坪量40g/m2の紙基材にツーロールサイズプレス機を用いて塗工し、105℃で1分間乾燥して、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるカルボキシメチルセルロース(セロゲン7A)が0.26g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるようにしたこと以外は、実施例1と同様にして、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシエチルセルロース(ダイセルファインケム社製:品番「SP600」)が0.12g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるように、ヒドロキシエチルセルロース(SP600)とフッ素系耐油剤2と混合して塗布液を調製し、これを坪量40g/m2の紙基材にツーロールサイズプレス機を用いて塗工し、105℃で1分間乾燥して、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシエチルセルロース(SP600)が0.24g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるようにしたこと以外は、実施例3と同様にして、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシエチルセルロース(ダイセルファインケム社製:品番「SP200」)が0.26g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるように、ヒドロキシエチルセルロース(SP200)とフッ素系耐油剤2と混合して塗布液を調製し、これを坪量40g/m2の紙基材にツーロールサイズプレス機を用いて塗工し、105℃で1分間乾燥して、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシエチルセルロース(SP200)が1.38g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるようにしたこと以外は、実施例5と同様にして、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシエチルセルロース(SP600)が0.06g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるように、ヒドロキシエチルセルロース(SP600)とフッ素系耐油剤1と混合して塗布液を調製し、これを坪量40g/m2の紙基材にツーロールサイズプレス機を用いて塗工し、105℃で1分間乾燥して、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシエチルセルロース(SP600)が0.12g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるようにしたこと以外は、実施例7と同様にして、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシエチルセルロース(SP600)が0.25g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるようにしたこと以外は、実施例7と同様にして、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシプロピルセルロース(和光純薬社製:6.0−10.0)が0.06g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるように、ヒドロキシプロピルセルロース(6.0−10.0)とフッ素系耐油剤1と混合して塗布液を調製し、これを坪量40g/m2の紙基材にツーロールサイズプレス機を用いて塗工し、105℃で1分間乾燥して、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシプロピルセルロース(6.0−10.0)が0.12g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるようにしたこと以外は、実施例10と同様にして、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシプロピルセルロース(6.0−10.0)が0.25g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるようにしたこと以外は、実施例10と同様にして、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシプロピルセルロース(6.0−10.0)が0.50g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるようにしたこと以外は、実施例10と同様にして、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシエチルセルロース(SP200)が0.20g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるように、ヒドロキシエチルセルロース(SP200)とフッ素系耐油剤1と混合して塗布液を調製し、これを坪量40g/m2の紙基材にツーロールサイズプレス機を用いて塗工し、105℃で1分間乾燥して、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシエチルセルロース(SP200)が1.30g/m2(固形分)、フッ素系耐油剤1が0.05g/m2(固形分)となるようにしたこと以外は、実施例14と同様にして、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシエチルセルロース(SP200)が2.50g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるようにしたこと以外は、実施例14と同様にして、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学社製:商品名「メトローズSE−06」)が0.14g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるように、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(メトローズSE−06)とフッ素系耐油剤1と混合して塗布液を調製し、これを坪量40g/m2の紙基材にツーロールサイズプレス機を用いて塗工し、105℃で1分間乾燥して、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシプロピルメチルセルロース(メトローズSE−06)が0.28g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるようにしたこと以外は、実施例17と同様にして、耐油紙を得た。
耐油層に含まれるヒドロキシプロピルメチルセルロース(メトローズSE−06)が0.57g/m2(固形分)、含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるようにしたこと以外は、実施例17と同様にして、耐油紙を得た。
耐油層に含まれる含フッ素ポリマーが0.05g/m2(固形分)となるように、フッ素系耐油剤2を坪量40g/m2の紙基材にツーロールサイズプレス機を用いて塗工し、105℃で1分間乾燥して、耐油紙を得た。
Claims (13)
- 紙基材と、前記紙基材の表面から少なくとも一部が露出するように形成されている耐油層と、を備えており、
前記耐油層は、炭素数7以上のペルフルオロアルキル基を有しない含フッ素ポリマーと、水溶性または水分散性セルロース誘導体とを含んでいる、耐油紙。 - 前記水溶性または水分散性セルロース誘導体が、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、及びメチルセルロースからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の耐油紙。
- 前記水溶性または水分散性セルロース誘導体が、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、及びヒドロキシプロピルメチルセルロースからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項2に記載の耐油紙。
- 前記耐油層に含まれる前記水溶性または水分散性セルロース誘導体の量が、0.01〜5.0g/m2である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の耐油紙。
- 前記耐油層に含まれる前記含フッ素ポリマーの量が、0.01〜5.0g/m2である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の耐油紙。
- 前記紙基材がカチオン性高分子を含み、前記含フッ素ポリマーがアニオン性である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の耐油紙。
- 炭素数7以上のペルフルオロアルキル基を有しない含フッ素ポリマー、及び水溶性または水分散性セルロース誘導体を、紙基材の表面から少なくとも一部が露出するように、前記紙基材に塗布または含浸して、耐油層を形成する、耐油紙の製造方法。
- 前記耐油層中の前記水溶性または水分散性セルロース誘導体の量が0.01〜5.0g/m2となるように、前記水溶性または水分散性セルロース誘導体を前記紙基材に塗布または含浸する、請求項7に記載の耐油紙の製造方法。
- 前記耐油層中の前記含フッ素ポリマーの量が0.01〜5.0g/m2となるように、前記含フッ素ポリマーを前記紙基材に塗布または含浸する、請求項7または8に記載の耐油紙の製造方法。
- 前記紙基材が、前記カチオン性高分子を含む、請求項7〜9のいずれか一項に記載の耐油紙の製造方法。
- 前記カチオン性高分子を含む前記紙基材が、前記カチオン性高分子を含むパルプスラリーを抄紙して製造された紙基材である、請求項10に記載の耐油紙の製造方法。
- 前記含フッ素ポリマー、及び水溶性または水分散性セルロース誘導体を、ツーロールサイズプレス機で塗布または含浸する、請求項7〜11のいずれか一項に記載の耐油紙の製造方法。
- 前記紙基材に、前記含フッ素ポリマー、及び水溶性または水分散性セルロース誘導体を塗布または含浸した後、120℃未満で乾燥させて前記耐油層を形成する、請求項7〜12のいずれか一項に記載の耐油紙の製造方法。
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