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JP2018508219A5 - - Google Patents

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JP2018508219A5
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上記の詳細な説明に照らして実施形態についてこれらおよび他の変更を行うことができる。一般的に、以下の特許請求の範囲において、使用される用語は、特許請求の範囲を、明細書および特許請求の範囲に開示される特定の実施形態に限定すると解釈されるべきではないが、すべての可能な実施形態、加えてそのような特許請求の範囲により権利が与えられる同等物のすべての範囲を含むと解釈すべきである。したがって、特許請求の範囲は本開示に限定されない。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
(a)標的に特異的に結合する結合ドメインで構成される細胞外成分、(b)細胞内シグナル伝達ドメインで構成される細胞内成分、および(c)前記細胞外成分と前記細胞内成分とを連結する疎水性成分を含む融合タンパク質であって、
前記融合タンパク質と前記標的の特異的な結合によって形成される複合体(融合タンパク質::標的複合体)の細胞外部分が、(i)最大でおよそ免疫学的シナプスの2つの細胞膜間の距離、(ii)最大で、T細胞受容体(TCR)と前記TCRが特異的に結合したMHC−ペプチド複合体との間の複合体の細胞外部分がまたがる距離とほぼ同じであるかまたは実質的に同じ、(iii)最大で、結合ドメインを含む天然分子とその同族結合パートナーとの間の複合体の細胞外部分がまたがる距離とほぼ同じであるかまたは実質的に同じ;(iii)約40nm未満もしくは最大で約40nm、約25nm未満もしくは最大で約25nm、約20nm未満もしくは最大で約20nm、約15nm未満もしくは最大で約15nm、または約14nm未満もしくは最大で約14nm;または(iv)それらの任意の組合せのサイズである、またはその距離にまたがる、融合タンパク質。
(項目2)
前記融合タンパク質::標的複合体が、超分子活性化クラスター(SMAC)に局在する、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目3)
前記融合タンパク質::標的複合体が、中心領域超分子活性化クラスター(cSMAC)に局在する、項目1または2に記載の融合タンパク質。
(項目4)
前記SMACが、抗原::ヒト白血球抗原(HLA)複合体と会合したT細胞受容体(TCR)の幅を有する、項目2または3に記載の融合タンパク質。
(項目5)
前記細胞外成分が負のシグナルに関連し、前記細胞内成分が正のシグナルに関連する、項目1から4までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目6)
(a)標的に特異的に結合する結合ドメインで構成される細胞外成分、(b)細胞内シグナル伝達ドメインで構成される細胞内成分、および(c)前記細胞外成分と前記細胞内成分とを連結する疎水性成分を含む融合タンパク質であって、
前記結合ドメインが、阻害分子結合ドメインであるかまたは阻害分子結合ドメインに対して少なくとも95%同一性を有し、前記細胞内シグナル伝達ドメインが、共刺激分子もしくは刺激分子結合ドメインであるかまたは共刺激分子もしくは刺激分子結合ドメインに対して少なくとも95%同一性を含み、
前記阻害分子が、B7−CD28スーパーファミリーメンバーではないか、CTLA4ではないか、PD1ではないか、B7に結合しないか、糖タンパク質であるか、またはそれらの任意の組合せである、
融合タンパク質。
(項目7)
抗原に特異的なTCRまたはキメラ抗原受容体を含むT細胞において前記融合タンパク質を発現させることにより、前記T細胞と実質的に同じであるが前記融合タンパク質を含有しない細胞と比較して、前記抗原との結合に応答して、かつ/もしくは被験体への投与後に、前記T細胞による、生存、拡大、細胞傷害性、サイトカイン分泌、および/もしくは多数回の刺激への応答の少なくとも約1.5倍、2倍、または3倍の増大をもたらし、かつ/または、前記細胞が投与される被験体の生存時間、無病生存期間、もしくは1つもしくは複数の疾患症状の改善の少なくとも約1.5倍、2倍、もしくは3倍の増大をもたらす、項目1から6までのいずれかに記載の融合タンパク質。
(項目8)
前記融合タンパク質が、T細胞において発現させると、前記T細胞によって発現されるTCRまたはCARと共局在することができる、項目1から7までのいずれかに記載の融合タンパク質。
(項目9)
前記結合ドメインおよび/または前記阻害分子が、CD200またはCD47に特異的に結合する、項目6から8までのいずれかに記載の融合タンパク質。
(項目10)
前記結合ドメインが、CD200R、SIRPα、TIM3、CD2、CD95(Fas)、CD223(LAG3)、A2aR、KIR、TIM3、CD300、またはLPA5に由来するものであり、かつ/または、前記阻害分子が、CD200R、SIRPα、TIM3、CD2、CD95(Fas)、CD223(LAG3)、A2aR、KIR、TIM3、CD300、またはLPA5である、項目6から9までのいずれかに記載の融合タンパク質。
(項目11)
前記阻害分子が、CD200Rである、またはそれを含む、項目6から9までのいずれかに記載の融合タンパク質。
(項目12)
前記阻害分子が、SIRPαである、またはそれを含む、項目6から9までのいずれかに記載の融合タンパク質。
(項目13)
前記結合ドメインが、抗体結合断片、受容体外部ドメイン、サイトカイン、またはリガンドである、項目1から12までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目14)
前記細胞外成分が、CD200R、SIRPα、CD279(PD−1)、CD2、CD95(Fas)、CD152(CTLA4)、CD223(LAG3)、CD272(BTLA)、A2aR、KIR、TIM3、CD300、またはLPA5の細胞外部分を含む、項目1から13までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目15)
前記細胞外成分が、追加的な細胞外部分をさらに含み、前記追加的な細胞外部分が、任意選択で、前記結合ドメインの供給源分子とは別個の分子の細胞外部分に由来するもしくはそれと同一性を共有する、または前記結合ドメインを含有しない、項目1から14までのいずれかに記載の融合タンパク質。
(項目16)
前記細胞外成分が、前記疎水性成分に由来する細胞外部分をさらに含む、または前記疎水性成分もしくはその一部を含有する、項目1から15までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目17)
前記追加的な細胞外部分が、マルチマー形成ドメインおよび/またはスペーサーを含む、項目15または16に記載の融合タンパク質。
(項目18)
前記細胞外成分が、CD200Rの細胞外部分を含む、または、前記結合ドメインが、CD200RのCD200結合部分もしくはその結合性改変体を含む、項目1から17までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目19)
前記細胞外成分が、SIRPαの細胞外部分を含む、または、前記結合ドメインが、SIRPαのCD47結合部分もしくはその結合性改変体を含む、項目1から17までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目20)
前記細胞外成分または前記追加的な細胞外部分が、マルチマー形成ドメインを含む、項目1から19までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目21)
前記マルチマー形成ドメインがシステイン残基を含む、項目20に記載の融合タンパク質。
(項目22)
前記マルチマー形成ドメインが、前記疎水性成分から約2〜約15アミノ酸内にシステイン残基を含有するように改変された細胞外成分を含む、項目20に記載の融合タンパク質。
(項目23)
前記疎水性成分が、CD2、CD3ε、CD3δ、CD3ζ、CD25、CD27、CD28、CD40、CD79A、CD79B、CD80、CD86、CD95(Fas)、CD134(OX40)、CD137(4−1BB)、CD150(SLAMF1)、CD152(CTLA4)、CD200R、CD223(LAG3)、CD270(HVEM)、CD272(BTLA)、CD273(PD−L2)、CD274(PD−L1)、CD278(ICOS)、CD279(PD−1)、CD300、CD357(GITR)、A2aR、DAP10、FcRα、FcRβ、FcRγ、Fyn、GAL9、KIR、Lck、LAT、LRP、NKG2D、NOTCH1、NOTCH2、NOTCH3、NOTCH4、PTCH2、ROR2、Ryk、Slp76、SIRPα、pTα、TCRα、TCRβ、TIM3、TRIM、LPA5、またはZap70の膜貫通ドメインを含む、項目1から22までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目24)
前記疎水性成分が、CD28の膜貫通ドメインを含む、項目1から23までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目25)
前記疎水性成分が、4−1BBの膜貫通ドメインを含む、項目1から23までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目26)
前記細胞内シグナル伝達ドメインが、共刺激分子の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目1から25までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目27)
前記共刺激分子が、CD28、CD137(4−1BB)、またはICOSを含む、項目26に記載の融合タンパク質。
(項目28)
前記細胞内シグナル伝達ドメインが、CD3ε、CD3δ、CD3ζ、CD25、CD27、CD28、CD40、CD47、CD79A、CD79B、CD134(OX40)、CD137(4−1BB)、CD150(SLAMF1)、CD278(ICOS)、CD357(GITR)、CARD11、DAP10、DAP12、FcRα、FcRβ、FcRγ、Fyn、Lck、LAT、LRP、NKG2D、NOTCH1、NOTCH2、NOTCH3、NOTCH4、ROR2、Ryk、Slp76、pTα、TCRα、TCRβ、TRIM、Zap70、PTCH2の細胞内シグナル伝達ドメイン、またはそれらの任意の組合せを含む、項目1から27までのいずれかに記載の融合タンパク質。
(項目29)
前記細胞内シグナル伝達ドメインが、CD137(4−1BB)、CD27、CD28、ICOS、OX40(CD134)の共刺激ドメイン、またはそれらの任意の組合せを含む、項目1から28までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目30)
前記細胞内シグナル伝達ドメインが、CD137(4−1BB)またはCD28の共刺激ドメイン、またはそれらの任意の組合せを含む、項目1から29までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目31)
前記細胞内シグナル伝達ドメインが、CD28の共刺激ドメインを含む、項目1から30までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目32)
前記細胞内シグナル伝達ドメインが、CD137(4−1BB)の共刺激ドメインを含む、項目1から31までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目33)
前記標的が、免疫抑制リガンドである、項目1から32までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目34)
前記標的が、CD47、CD58、CD95L(FasL)、CD200、CD270(HVEM)、CD274(PD−L1)、およびGAL9から選択される、項目1から32までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目35)
(a)前記細胞外成分が、CD200Rの細胞外部分を含み、(b)前記疎水性成分が、CD28の膜貫通ドメインを含み、(c)前記細胞内成分が、CD28または41BBの細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目1から34までのいずれかに記載の融合タンパク質。
(項目36)
前記CD200Rの細胞外部分が、CD200Rの細胞外ドメイン全体を含む、項目35に記載の融合タンパク質。
(項目37)
前記CD200Rの細胞外部分が、CD200RのN末端から少なくとも200アミノ酸を含む、項目35に記載の融合タンパク質。
(項目38)
前記CD200Rの細胞外部分が、CD200RのN末端から少なくとも約225アミノ酸〜少なくとも約235アミノ酸を含む、項目35に記載の融合タンパク質。
(項目39)
前記CD200Rの細胞外部分が、CD200RのN末端から少なくとも約234アミノ酸を含む、項目35に記載の融合タンパク質。
(項目40)
前記CD200RがヒトCD200Rである、項目35から39までのいずれかに記載の融合タンパク質。
(項目41)
前記細胞内成分が、第2の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目35から40までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目42)
前記第2の細胞内シグナル伝達ドメインが、CD137(4−1BB)の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目41に記載の融合タンパク質。
(項目43)
前記細胞外成分が、CD28膜貫通ドメインから伸長したCD28の細胞外部分を含む、項目35から42までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目44)
前記CD28の細胞外部分がシステイン残基を含む、項目43に記載の融合タンパク質。
(項目45)
細胞内シグナル伝達成分がCD3ζシグナル伝達ドメインを含有せず、かつ/または、T細胞に一次シグナルを送達することができるシグナル伝達ドメインを含有せず、かつ/または、天然にT細胞に一次シグナルを送達することができる分子に由来するシグナル伝達ドメインを含有しない、項目1から44までのいずれかに記載の融合タンパク質。
(項目46)
(a)前記細胞外成分が、配列番号2に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号3に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目47)
(a)前記細胞外成分が、配列番号2に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目48)
(a)前記細胞外成分が、配列番号8に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目49)
前記細胞外成分が、配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインをさらに含む、項目41に記載の融合タンパク質。
(項目50)
(a)前記細胞外成分が、配列番号11に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目51)
前記細胞外成分が、配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列をさらに含む、項目50に記載の融合タンパク質。
(項目52)
前記細胞内成分が、配列番号13に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有する第2の細胞内シグナル伝達ドメインをさらに含む、項目51に記載の融合タンパク質。
(項目53)
(a)前記細胞外成分が、CD200Rの細胞外部分を含み、(b)前記疎水性成分が、CD28の膜貫通ドメインを含み、(c)前記細胞内成分が、CD137(4−1BB)の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目54)
前記CD200Rの細胞外部分が、CD200Rの細胞外ドメイン全体を含む、項目53に記載の融合タンパク質。
(項目55)
前記CD200Rの細胞外部分が、CD200RのN末端から少なくとも200アミノ酸を含む、項目53に記載の融合タンパク質。
(項目56)
前記CD200Rの細胞外部分が、CD200RのN末端から少なくとも約225アミノ酸〜少なくとも約235アミノ酸を含む、項目53に記載の融合タンパク質。
(項目57)
前記細胞外成分が、CD28膜貫通ドメインから伸長したCD28の細胞外部分を含む、項目53から56までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目58)
前記CD28の細胞外部分がシステイン残基を含む、項目57に記載の融合タンパク質。
(項目59)
(a)前記細胞外成分が、CD200Rの細胞外部分を含み、(b)前記疎水性成分が、CD137(4−1BB)の膜貫通ドメインを含み、(c)前記細胞内成分が、CD137(4−1BB)の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目60)
前記CD200Rの細胞外部分が、CD200Rの細胞外ドメイン全体を含む、項目59に記載の融合タンパク質。
(項目61)
前記CD200Rの細胞外部分が、CD200RのN末端から少なくとも230アミノ酸である、細胞外ドメインの少なくとも一部分を含む、項目59に記載の融合タンパク質。
(項目62)
前記細胞外成分が、CD137(4−1BB)膜貫通ドメインから伸長したCD137(4−1BB)の細胞外部分を含む、項目59から61までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目63)
前記CD137(4−1BB)の細胞外部分が、システイン残基を含む、項目62に記載の融合タンパク質。
(項目64)
(a)前記細胞外成分が、配列番号8に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有する結合ドメインおよび配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号13に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目65)
前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有する第2の細胞内シグナル伝達ドメインをさらに含む、項目64に記載の融合タンパク質。
(項目66)
(a)前記細胞外成分が、配列番号11に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有する結合ドメインおよび配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号13に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目67)
(a)前記細胞外成分が、SIRPαの細胞外部分を含み、(b)前記疎水性成分が、CD28の膜貫通ドメインを含み、(c)前記細胞内成分が、CD28の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目68)
前記SIRPαの細胞外部分が、SIRPαの細胞外ドメイン全体を含む、項目67に記載の融合タンパク質。
(項目69)
前記SIRPαの細胞外部分が、SIRPαのN末端から少なくとも361アミノ酸を含む、項目67に記載の融合タンパク質。
(項目70)
前記細胞内成分が、第2の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目67から69までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目71)
前記第2の細胞内シグナル伝達ドメインが、CD137(4−1BB)の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目70に記載の融合タンパク質。
(項目72)
前記細胞外成分が、CD28膜貫通ドメインから伸長したCD28の細胞外部分を含む、項目67から71までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目73)
前記CD28の細胞外部分がシステイン残基を含む、項目72に記載の融合タンパク質。
(項目74)
(a)前記細胞外成分が、配列番号17に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号18に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目75)
(a)前記細胞外成分が、配列番号17に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目76)
(a)前記細胞外成分が、配列番号21に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有する結合ドメインおよび配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目77)
(a)前記細胞外成分が、配列番号21に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有する結合ドメインおよび配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号13に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目78)
前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列をさらに含む、項目70に記載の融合タンパク質。
(項目79)
(a)前記細胞外成分が、CD279(PD−1)の細胞外部分を含み、(b)前記疎水性成分が、CD28の膜貫通ドメインを含み、(c)前記細胞内成分が、CD28の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目80)
前記CD279(PD−1)の細胞外部分が、CD279(PD−1)の細胞外ドメイン全体を含む、項目79に記載の融合タンパク質。
(項目81)
前記CD279(PD−1)の細胞外部分が、CD279(PD−1)のN末端から少なくとも100アミノ酸である、細胞外ドメインの一部を含む、項目79に記載の融合タンパク質。
(項目82)
前記CD279(PD−1)の細胞外部分が、CD279(PD−1)のN末端から少なくとも149アミノ酸である、細胞外ドメインの一部を含む、項目79に記載の融合タンパク質。
(項目83)
前記細胞外成分が、CD28膜貫通ドメインから伸長したCD28の細胞外部分を含む、項目79から82までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目84)
前記CD28の細胞外部分がシステイン残基を含む、項目83に記載の融合タンパク質。
(項目85)
(a)前記細胞外成分が、配列番号89に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列および配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目86)
(a)前記細胞外成分が、配列番号91に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列および配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目87)
(a)前記細胞外成分が、配列番号95に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列および配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目88)
(a)前記細胞外成分が、CD95(Fas)の細胞外部分を含み、(b)前記疎水性成分が、CD28の膜貫通ドメインを含み、(c)前記細胞内成分が、CD28の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目89)
前記CD95(Fas)の細胞外部分が、CD95(Fas)の細胞外ドメイン全体を含む、項目88に記載の融合タンパク質。
(項目90)
前記CD95(Fas)の細胞外部分が、CD95(Fas)のN末端から少なくとも175アミノ酸である、細胞外ドメインの少なくとも一部分を含む、項目88に記載の融合タンパク質。
(項目91)
前記CD95(Fas)の細胞外部分が、CD95(Fas)のN末端から少なくとも173アミノ酸である、細胞外ドメインの少なくとも一部分を含む、項目88に記載の融合タンパク質。
(項目92)
前記CD95(Fas)の細胞外部分が、CD95(Fas)のN末端から少なくとも166アミノ酸である、細胞外ドメインの少なくとも一部分を含む、項目88に記載の融合タンパク質。
(項目93)
前記CD95(Fas)の細胞外部分が、CD95(Fas)のN末端から少なくとも161アミノ酸である、細胞外ドメインの少なくとも一部分を含む、項目88に記載の融合タンパク質。
(項目94)
前記細胞外成分が、CD28膜貫通ドメインから伸長したCD28の細胞外部分を含む、項目88から93までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目95)
前記CD28の細胞外部分がシステイン残基を含む、項目94に記載の融合タンパク質。
(項目96)
(a)前記細胞外成分が、配列番号71に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列および配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目97)
(a)前記細胞外成分が、配列番号73に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列および配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目98)
(a)前記細胞外成分が、配列番号75に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列および配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目99)
(a)前記細胞外成分が、CD2の細胞外部分を含み、(b)前記疎水性成分が、CD28の膜貫通ドメインを含み、(c)前記細胞内成分が、CD28の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目100)
前記CD2の細胞外部分が、CD2の細胞外ドメイン全体を含む、項目99に記載の融合タンパク質。
(項目101)
前記CD2の細胞外部分が、CD2のN末端から少なくとも175アミノ酸である、細胞外ドメインの少なくとも一部分を含む、項目99に記載の融合タンパク質。
(項目102)
前記細胞外成分が、CD28膜貫通ドメインから伸長したCD28の細胞外部分を含む、項目99から101までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目103)
前記CD28の細胞外部分がシステイン残基を含む、項目102に記載の融合タンパク質。
(項目104)
(a)前記細胞外成分が、配列番号61に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列および配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号4に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目105)
(a)前記細胞外成分が、TIM3の細胞外部分を含み、(b)前記疎水性成分が、CD28の膜貫通ドメインを含み、(c)前記細胞内成分が、CD28の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目106)
前記TIM3の細胞外部分が、TIM3の細胞外ドメイン全体を含む、項目105に記載の融合タンパク質。
(項目107)
前記TIM3の細胞外部分が、TIM3のN末端から少なくとも180アミノ酸である、細胞外ドメインの少なくとも一部分を含む、項目105に記載の融合タンパク質。
(項目108)
前記細胞外成分が、CD28膜貫通ドメインから伸長したCD28の細胞外部分を含む、項目105から107までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目109)
前記CD28の細胞外部分がシステイン残基を含む、項目108に記載の融合タンパク質。
(項目110)
(a)前記細胞外成分が、LAG3の細胞外部分を含み、(b)前記疎水性成分が、CD28の膜貫通ドメインを含み、(c)前記細胞内成分が、CD28の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、項目1に記載の融合タンパク質。
(項目111)
前記LAG3の細胞外部分が、LAG3の細胞外ドメイン全体を含む、項目110に記載の融合タンパク質。
(項目112)
前記LAG3の細胞外部分が、LAG3のN末端から少なくとも410アミノ酸である、細胞外ドメインの少なくとも一部分を含む、項目110に記載の融合タンパク質。
(項目113)
前記細胞外成分が、CD28膜貫通ドメインから伸長したLAG3の細胞外部分を含む、項目110から112までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
(項目114)
前記CD28の細胞外部分が、システイン残基を含む、項目113に記載の融合タンパク質。
(項目115)
前記細胞外成分が、配列番号31に記載のアミノ酸配列を有する結合ドメインおよび配列番号32に記載のアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号36に記載のアミノ酸を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目116)
前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列を有する第2の細胞内シグナル伝達ドメインをさらに含む、項目115に記載の融合タンパク質。
(項目117)
(a)前記細胞外成分が、配列番号34に記載のアミノ酸配列を有する結合ドメインおよび配列番号32に記載のアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号36に記載のアミノ酸配列を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目118)
(a)前記細胞外成分が、配列番号40に記載のアミノ酸配列を含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号41に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目119)
(a)前記細胞外成分が、配列番号40に記載のアミノ酸配列を含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目120)
(a)前記細胞外成分が、配列番号44に記載のアミノ酸配列を有する結合ドメインおよび配列番号32に記載のアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目121)
(a)前記細胞外成分が、配列番号44に記載のアミノ酸配列を有する結合ドメインおよび配列番号32に記載のアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号36に記載のアミノ酸配列を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目122)
前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列をさらに含む、項目121に記載の融合タンパク質。
(項目123)
(a)前記細胞外成分が、配列番号90に記載のアミノ酸配列および配列番号32に記載のアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目124)
(a)前記細胞外成分が、配列番号92に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列および配列番号32に記載のアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目125)
(a)前記細胞外成分が、配列番号96に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列および配列番号32に記載のアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目126)
(a)前記細胞外成分が、配列番号72に記載のアミノ酸配列および配列番号32に記載のアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目127)
(a)前記細胞外成分が、配列番号74に記載のアミノ酸配列および配列番号32に記載のアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目128)
(a)前記細胞外成分が、配列番号76に記載のアミノ酸配列および配列番号32に記載のアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目129)
(a)前記細胞外成分が、配列番号62に記載のアミノ酸配列および配列番号32に記載のアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列を含む、項目5に記載の融合タンパク質。
(項目130)
項目1から129までのいずれか一項に記載の融合タンパク質をコードする核酸分子。
(項目131)
項目130に記載の核酸分子を含むベクター。
(項目132)
ウイルスベクターである、項目131に記載のベクター。
(項目133)
前記ウイルスベクターがレンチウイルスベクターまたはレトロウイルスベクターである、項目132に記載のベクター。
(項目134)
前記ウイルスベクターがレンチウイルスベクターである、項目133に記載のベクター。
(項目135)
抗原特異的TCRをさらにコードする、項目131から134までのいずれか一項に記載のベクター。
(項目136)
前記TCRが、宿主細胞に対して外因性である、項目135に記載のベクター。
(項目137)
前記TCRが、HLAクラスI制限抗原に特異的である、項目135または136に記載のベクター。
(項目138)
前記抗原が、がん特異的抗原である、項目135から137までのいずれか一項に記載のベクター。
(項目139)
前記がん特異的抗原が、WT−1、メソテリン、またはサイクリン−A1を含む、項目138に記載のベクター。
(項目140)
リガンドをさらにコードする、項目131から139までのいずれか一項に記載のベクター。
(項目141)
前記リガンドが、CD200、CD47、PD−L1、またはCD58である、項目140に記載のベクター。
(項目142)
内因性受容体の発現を低下させるためのsiRNAをさらにコードする、項目131から141までのいずれか一項に記載のベクター。
(項目143)
前記内因性受容体が、CD200R、SIRPα、CD279(PD−1)、CD95(Fas)、もしくはCD2を含む、または、TCRもしくはその一部である、項目142に記載のベクター。
(項目144)
項目1から129までのいずれか一項に記載の融合タンパク質を含む宿主細胞。
(項目145)
項目1から129までのいずれか一項に記載の少なくとも2つの異なる融合タンパク質を含む宿主細胞。
(項目146)
項目79に記載の融合タンパク質;および
項目105に記載の融合タンパク質
を含む、項目145に記載の宿主細胞。
(項目147)
項目130に記載の核酸分子を含む宿主細胞。
(項目148)
項目131から143までのいずれか一項に記載のベクターを含む宿主細胞。
(項目149)
免疫系細胞である、項目144から148までのいずれか一項に記載の宿主細胞。
(項目150)
前記免疫系細胞が、T細胞である、項目149に記載の宿主細胞。
(項目151)
前記T細胞が、CD4+T細胞である、項目150に記載の宿主細胞。
(項目152)
前記T細胞が、CD8+T細胞である、項目150に記載の宿主細胞。
(項目153)
任意選択で抗原特異的TCRである抗原受容体をさらに含む、項目144から152までのいずれか一項に記載の宿主細胞。
(項目154)
前記抗原特異的TCRが、前記細胞または前記宿主に対して外因性である、項目153のいずれか一項に記載の宿主細胞。
(項目155)
前記TCRが、抗原::HLA複合体に高親和性で結合する、項目153または154に記載の宿主細胞。
(項目156)
前記高親和性結合のK が、10 −1 に等しいかまたはそれよりも大きい、項目155に記載の宿主細胞。
(項目157)
前記TCRが、HLAクラスI制限抗原に特異的である、項目153から156までのいずれか一項に記載の宿主細胞。
(項目158)
前記抗原が、がん特異的抗原である、項目153から156までのいずれか一項に記載の宿主細胞。
(項目159)
前記がん特異的抗原が、WT−1、メソテリン、またはサイクリン−A1を含む、項目158に記載の宿主細胞。
(項目160)
前記抗原が、ウイルス抗原である、項目153から156までのいずれか一項に記載の宿主細胞。
(項目161)
前記抗原受容体が、キメラ抗原受容体である、項目153に記載の宿主細胞。
(項目162)
前記キメラ抗原受容体が、細胞外抗原結合ドメイン、およびT細胞に一次シグナルを送達することができる細胞内シグナル伝達ドメイン、ならびに任意選択で共刺激ドメインを含む、項目161に記載の宿主細胞。
(項目163)
リガンドをさらにコードする、項目144から162までのいずれか一項に記載の宿主細胞。
(項目164)
前記リガンドが、CD200、CD47、PD−L1、またはCD58である、項目163に記載の宿主細胞。
(項目165)
内因性受容体の発現を低下させるためのsiRNAをさらにコードする、項目144から164までのいずれか一項に記載の宿主細胞。
(項目166)
前記内因性受容体が、CD200R、SIRPα、CD279(PD−1)、CD95(Fas)またはCD2を含む、項目165に記載の宿主細胞。
(項目167)
被験体において疾患を処置する方法であって、項目1から129までのいずれか一項に記載の融合タンパク質を前記被験体に投与するステップを含む、方法。
(項目168)
被験体において疾患を処置する方法であって、項目131から143までのいずれか一項に記載のベクターを前記被験体に投与するステップを含む、方法。
(項目169)
被験体において疾患を処置する方法であって、項目144から166までのいずれか一項に記載の宿主細胞を前記被験体に投与するステップを含む、方法。
(項目170)
前記疾患が、ウイルス感染、細菌感染、がん、および自己免疫疾患からなる群より選択される、項目167から169までのいずれか一項に記載の方法。
(項目171)
前記被験体が、ヒトである、項目167から170までのいずれか一項に記載の方法。
(項目172)
がんの処置において使用するための、項目1から129までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。

Claims (27)

  1. (a)標的に特異的に結合する結合ドメインで構成される細胞外成分、(b)細胞内シグナル伝達ドメインで構成される細胞内成分、および(c)前記細胞外成分と前記細胞内成分とを連結する疎水性成分を含む融合タンパク質であって、
    前記融合タンパク質と前記標的の特異的な結合によって形成される複合体(融合タンパク質::標的複合体)の細胞外部分が、(i)最大でおよそ免疫学的シナプスの2つの細胞膜間の距離、(ii)最大で、T細胞受容体(TCR)と前記TCRが特異的に結合したMHC−ペプチド複合体との間の複合体の細胞外部分がまたがる距離とほぼ同じであるかまたは実質的に同じ、(iii)最大で、結合ドメインを含む天然分子とその同族結合パートナーとの間の複合体の細胞外部分がまたがる距離とほぼ同じであるかまたは実質的に同じ;(iii)約40nm未満もしくは最大で約40nm、約25nm未満もしくは最大で約25nm、約20nm未満もしくは最大で約20nm、約15nm未満もしくは最大で約15nm、または約14nm未満もしくは最大で約14nm;または(iv)それらの任意の組合せのサイズである、またはその距離にまたが
    前記細胞外成分が、CD200R、SIRPα、CD279(PD−1)、CD2、CD95(Fas)、CD152(CTLA4)、CD223(LAG3)、CD272(BTLA)、A2aR、KIR、TIM3、CD300、またはLPA5の細胞外部分を含む、
    融合タンパク質。
  2. 前記融合タンパク質::標的複合体が、超分子活性化クラスター(SMAC)または中心領域超分子活性化クラスター(cSMAC)に局在する、請求項1に記載の融合タンパク質。
  3. 前記SMACが、抗原::ヒト白血球抗原(HLA)複合体と会合したT細胞受容体(TCR)の幅を有する、請求項に記載の融合タンパク質。
  4. 記結合ドメインが、阻害分子結合ドメインであるかまたは阻害分子結合ドメインに対して少なくとも95%同一性を有し、前記細胞内シグナル伝達ドメインが、共刺激分子もしくは刺激分子結合ドメインであるかまたは共刺激分子もしくは刺激分子結合ドメインに対して少なくとも95%同一性を含み、
    前記阻害分子が、B7−CD28スーパーファミリーメンバーではないか、CTLA4ではないか、PD1ではないか、B7に結合しないか、糖タンパク質であるか、またはそれらの任意の組合せであ
    前記結合ドメインが、CD200R、SIRPα、CD2、CD95(Fas)、CD223(LAG3)、A2aR、KIR、TIM3、CD300、もしくはLPA5に由来するか、および/または前記阻害分子がCD200R、SIRPα、CD2、CD95(Fas)、CD223(LAG3)、A2aR、KIR、TIM3、CD300、もしくはLPA5である、
    請求項1から3までのいずれかに記載の融合タンパク質。
  5. 抗原に特異的なTCRまたはキメラ抗原受容体を含むT細胞において前記融合タンパク質を発現させることにより、前記T細胞と実質的に同じであるが前記融合タンパク質を含有しない細胞と比較して、前記抗原との結合に応答して、かつ/もしくは被験体への投与後に、前記T細胞による、生存、拡大、細胞傷害性、サイトカイン分泌、および/もしくは多数回の刺激への応答の少なくとも約1.5倍、2倍、または3倍の増大をもたらし、かつ/または、前記細胞が投与される被験体の生存時間、無病生存期間、もしくは1つもしくは複数の疾患症状の改善の少なくとも約1.5倍、2倍、もしくは3倍の増大をもたらす、請求項1からまでのいずれかに記載の融合タンパク質。
  6. 前記細胞外成分が、追加的な細胞外部分をさらに含み、前記追加的な細胞外部分が、任意選択で、前記結合ドメインの供給源分子とは別個の分子の細胞外部分に由来するもしくはそれと同一性を共有する、または前記結合ドメインを含有しない、請求項1からまでのいずれかに記載の融合タンパク質。
  7. 前記細胞外成分が、前記疎水性成分に由来する細胞外部分をさらに含む、または前記疎水性成分もしくはその一部を含有する、請求項1からまでのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
  8. 前記細胞外成分または前記追加的な細胞外部分が、マルチマー形成ドメインおよび/またはスペーサーを含む、請求項6または7に記載の融合タンパク質。
  9. 前記マルチマー形成ドメインが、前記疎水性成分から約2〜約15アミノ酸内にシステイン残基を含有するように改変された細胞外成分を含む、請求項に記載の融合タンパク質。
  10. 前記疎水性成分が、CD2、CD3ε、CD3δ、CD3ζ、CD25、CD27、CD28、CD40、CD79A、CD79B、CD80、CD86、CD95(Fas)、CD134(OX40)、CD137(4−1BB)、CD150(SLAMF1)、CD152(CTLA4)、CD200R、CD223(LAG3)、CD270(HVEM)、CD272(BTLA)、CD273(PD−L2)、CD274(PD−L1)、CD278(ICOS)、CD279(PD−1)、CD300、CD357(GITR)、A2aR、DAP10、FcRα、FcRβ、FcRγ、Fyn、GAL9、KIR、Lck、LAT、LRP、NKG2D、NOTCH1、NOTCH2、NOTCH3、NOTCH4、PTCH2、ROR2、Ryk、Slp76、SIRPα、pTα、TCRα、TCRβ、TIM3、TRIM、LPA5、またはZap70の膜貫通ドメインを含む、請求項1からまでのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
  11. 前記細胞内シグナル伝達ドメインが、共刺激分子の細胞内シグナル伝達ドメインを含前記共刺激分子が、CD28、CD137(4−1BB)、またはICOSを含む、請求項1から10までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
  12. 前記細胞内シグナル伝達ドメインが、CD3ε、CD3δ、CD3ζ、CD25、CD27、CD28、CD40、CD47、CD79A、CD79B、CD134(OX40)、CD137(4−1BB)、CD150(SLAMF1)、CD278(ICOS)、CD357(GITR)、CARD11、DAP10、DAP12、FcRα、FcRβ、FcRγ、Fyn、Lck、LAT、LRP、NKG2D、NOTCH1、NOTCH2、NOTCH3、NOTCH4、ROR2、Ryk、Slp76、pTα、TCRα、TCRβ、TRIM、Zap70、PTCH2の細胞内シグナル伝達ドメイン、またはそれらの任意の組合せを含む、請求項1から11までのいずれかに記載の融合タンパク質。
  13. 前記標的が、CD47、CD58、CD95L(FasL)、CD200、CD270(HVEM)、CD274(PD−L1)、およびGAL9から選択される、請求項1から12までのいずれか一項に記載の融合タンパク質。
  14. (a)前記細胞外成分が、CD200R、SIRPα、CD279(PD−1)、CD95(Fas)、CD2、TIM3、またはLAG3の細胞外部分を含み、(b)前記疎水性成分が、CD28またはCD137(4−1BB)の膜貫通ドメインを含み、(c)前記細胞内成分が、CD28または41BBの細胞内シグナル伝達ドメインを含む、請求項1から13までのいずれかに記載の融合タンパク質。
  15. 前記細胞内成分が、第2の細胞内シグナル伝達ドメインを含む、請求項14に記載の融合タンパク質。
  16. 前記細胞外成分が、CD28膜貫通ドメインから伸長したCD28の細胞外部分を含む、請求項14または15に記載の融合タンパク質。
  17. (a)前記細胞外成分が、配列番号2、8、11、17、21、89、91、95、71、73、75または61に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号3、4または18に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号5または13に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の融合タンパク質。
  18. 前記細胞外成分が、配列番号9に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインをさらに含む、請求項14に記載の融合タンパク質。
  19. 前記細胞内成分が、配列番号5または13に記載の核酸分子によりコードされるアミノ酸配列を有する第2の細胞内シグナル伝達ドメインをさらに含む、請求項18に記載の融合タンパク質。
  20. 前記細胞外成分が負のシグナルに関連し、前記細胞内成分が正のシグナルに関連し、前記細胞外成分が、配列番号31、34、40、44、90、92、96、72、74、76または62に記載のアミノ酸配列を有する結合ドメインおよび配列番号32に記載のアミノ酸配列を有するマルチマー形成ドメインを含み、(b)前記疎水性成分が、配列番号27または41に記載のアミノ酸配列を含み、(c)前記細胞内成分が、配列番号36または28に記載のアミノ酸を含む、請求項に記載の融合タンパク質。
  21. 前記細胞内成分が、配列番号28に記載のアミノ酸配列を有する第2の細胞内シグナル伝達ドメインをさらに含む、請求項20に記載の融合タンパク質。
  22. 請求項1から21までのいずれか一項に記載の融合タンパク質をコードする核酸分子。
  23. 請求項22に記載の核酸分子を含むベクター。
  24. 前記ベクターがウイルスベクターであ任意選択で、前記ウイルスベクターがレンチウイルスベクターまたはレトロウイルスベクターである、請求項23に記載のベクター。
  25. 抗原特異的TCRをさらにコードする、請求項23から24までのいずれか一項に記載のベクター。
  26. 請求項1から21までのいずれか一項に記載の融合タンパク質を含む宿主細胞。
  27. 被験体における疾患処置において使用するための、請求項1から21までのいずれか一項に記載の融合タンパク質、請求項23から25までのいずれか一項に記載のベクター、または請求項26に記載の宿主細胞を含む組成物。
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