JP2018127063A - ワイパ駆動制御装置、ワイパ駆動制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ワイパ駆動制御装置、ワイパ駆動制御方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】雨滴量を検知する検知センサの感度設定が可能であり、設定された感度にて検知センサにより検知された雨滴量に応じて、車両が備えるワイパの駆動を制御するワイパ駆動制御装置であって、車両が左折又は右折する可能性を判断する判断部と、判断部にて車両が左折又は右折する可能性があると判断した場合、設定された感度よりも高くなるように検知センサの感度を変更する感度変更部とを備える。【選択図】図4
Description
本発明は、ワイパ駆動制御装置、ワイパ駆動制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
従来、車両には、降雨時にフロントガラスの雨滴を払拭するためのワイパが備えられている。また近年では、雨滴を検知するセンサを利用して、降雨時にワイパを自動的に動作させる機能、いわゆるオートワイパ機能が設けられた車両が存在する(例えば、特許文献1を参照)。
オートワイパ機能が有効である場合、ワイパが動作するタイミングは雨滴を検知するセンサの検知結果に依存するため、乗員が意図していないタイミングでワイパが動作することがある。一方、雨滴を検知するセンサの感度を下げることにより、ワイパの動作を制限することが可能であるが、センサの感度を下げた状態では、例えば車両の左折時や右折時等の視野の確保が必要な状況下において、ワイパが動作しない可能性がある。
本発明の目的は、オートワイパ機能が有効となっている場合において、左折時又は右折時等の視野を確保すべき状況下でワイパを駆動させることができるワイパ駆動制御装置、ワイパ駆動制御方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本態様に係るワイパ駆動制御装置は、雨滴量を検知する検知センサの感度設定が可能であり、設定された感度にて前記検知センサにより検知された雨滴量に応じて、車両が備えるワイパの駆動を制御するワイパ駆動制御装置であって、前記車両が左折又は右折する可能性を判断する判断部と、該判断部にて前記車両が左折又は右折する可能性があると判断した場合、前記設定された感度よりも高くなるように前記検知センサの感度を変更する感度変更部とを備える。
本態様に係るワイパ駆動制御方法は、雨滴量を検知する検知センサの感度設定が可能であり、設定された感度にて前記検知センサにより検知された雨滴量に応じて、車両が備えるワイパの駆動を制御するワイパ駆動制御方法であって、前記車両が左折又は右折する可能性を判断し、前記車両が左折又は右折する可能性があると判断した場合、前記設定された感度よりも高くなるように前記検知センサの感度を変更する。
本態様に係るコンピュータプログラムは、雨滴量を検知する検知センサの感度設定が可能であり、設定された感度にて前記検知センサにより検知された雨滴量に応じて、車両が備えるワイパの駆動を制御するコンピュータに、前記車両が左折又は右折する可能性を判断し、前記車両が左折又は右折する可能性があると判断した場合、前記設定された感度よりも高くなるように前記検知センサの感度を変更する処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
上記によれば、オートワイパ機能が有効となっている場合において、左折時又は右折時等の車両前方の視野を確保すべきタイミングでワイパを動作させることができる。
本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
本願の一態様に係るワイパ駆動制御装置は、雨滴量を検知する検知センサの感度設定が可能であり、設定された感度にて前記検知センサにより検知された雨滴量に応じて、車両が備えるワイパの駆動を制御するワイパ駆動制御装置であって、前記車両が左折又は右折する可能性を判断する判断部と、該判断部にて前記車両が左折又は右折する可能性があると判断した場合、前記設定された感度よりも高くなるように前記検知センサの感度を変更する感度変更部とを備える。
上記一態様にあっては、車両が左折又は右折する可能性がある場合、検知センサの感度を一時的に高くする感度調整を行う。この結果、検知センサにより雨滴が検知され易くなるので、雨が降り始めた際のワイパの駆動開始タイミングを早めることができる。また、検知センサにより検知される雨滴量が多くなる程、より払拭頻度が高い払拭方式を選択してワイパを駆動する場合、車両の左折時又は右折時においてワイパによりフロントウインドを払拭する回数を増やすことができ、車両前方の視野を確保することができる。
本願の一態様に係るワイパ駆動制御装置は、前記検知センサにより検知された雨滴量に応じて、払拭頻度が異なる複数の払拭方式から一の払拭方式を選択する選択部を備え、該選択部が選択した一の払拭方式にて前記ワイパを駆動する。
上記一態様にあっては、検知センサにより検知された雨滴量が多くなる程、払拭頻度が高くなる払拭方式を選択することができ、降雨量に適した払拭頻度でワイパを駆動することができる。
本願の一態様に係るワイパ駆動制御装置は、前記車両の操舵角、方向指示器の動作状態、前記車両の位置情報、及び走行予定経路のうちの少なくとも1つを含む走行情報を取得する走行情報取得部を備え、前記判断部は、前記走行情報取得部が取得した走行情報に基づき、前記車両が左折又は右折する可能性を判断する。
上記一態様にあっては、取得した走行情報に基づいて、例えば、操舵角が設定された閾値角度以上であると判断した場合、方向指示器が点灯したことを検知した場合、左折路又は右折路を走行する予定であると判断した場合、車両が左折又は右折する可能性があると判断することができる。
本願の一態様に係るワイパ駆動制御装置は、前記車両の進行方向の画像を取得する画像取得部を備え、前記判断部は、前記画像取得部が取得した画像に基づき、前記車両が左折又は右折する可能性を判断する。
上記一態様にあっては、車両の進行方向の画像を取得し、取得した画像に基づいて、例えば左折レーン又は右折レーンを走行していると判断した場合、車両が左折又は右折する可能性があると判断することができる。
本願の一態様に係るワイパ駆動制御装置は、前記車両に乗車している乗員の行動に係る情報を取得する行動情報取得部を備え、前記判断部は、前記行動情報取得部が取得した情報に基づき、前記車両が左折又は右折する可能性を判断する。
上記一態様にあっては、取得した行動情報に基づいて、方向指示器を操作する行動、ステアリングホイールを所定角度以上回動させる行動を検知した場合、車両が左折又は右折する可能性があると判断することができる。
本願の一態様に係るワイパ駆動制御装置は、前記車両の走行経路上の交通情報を取得する交通情報取得部と、該交通情報取得部が取得した交通情報に基づき、前記車両の進行方向における交通流の多少を判定する交通流判定部とを備え、前記感度変更部は、前記交通流判定部の判定結果に基づき、前記検知センサの感度の変更を禁止すべきか否かを判断する。
上記一態様にあっては、走行方向における交通流が少ない場合、検知センサの感度を禁止することができ、乗員が意図していないタイミングでのワイパの動作を抑制することができる。
本願の一態様に係るワイパ駆動制御装置は、前記感度変更部は、前記車両の左折後又は右折後に、変更後の感度を変更前の感度に戻す。
上記一態様にあっては、車両の左折後又は右折後に、変更後の感度を変更前の感度に戻すので、乗員が意図していないタイミングでのワイパの動作を抑制することができる。
本願の一態様に係るワイパ駆動制御装置は、前記感度変更部にて前記検知センサの感度を変更した場合、感度を変更した旨の情報を出力する出力部を備える。
上記一態様にあっては、検知センサの感度を変更した場合、その旨を乗員に報知することができる。
本願の一態様に係るワイパ駆動制御方法は、雨滴量を検知する検知センサの感度設定が可能であり、設定された感度にて前記検知センサにより検知された雨滴量に応じて、車両が備えるワイパの駆動を制御するワイパ駆動制御方法であって、前記車両が左折又は右折する可能性を判断し、前記車両が左折又は右折する可能性があると判断した場合、前記設定された感度よりも高くなるように前記検知センサの感度を変更する。
上記一態様にあっては、車両が左折又は右折する可能性がある場合、検知センサの感度を一時的に高くする感度調整を行う。この結果、検知センサにより雨滴が検知され易くなるので、雨が降り始めた際のワイパの駆動開始タイミングを早めることができる。また、検知センサにより検知される雨滴量が多くなる程、より払拭頻度が高い払拭方式を選択してワイパを駆動する場合、車両の左折時又は右折時においてワイパによりフロントウインドを払拭する回数を増やすことができ、車両前方の視野を確保することができる。
本願の一態様に係るコンピュータプログラムは、雨滴量を検知する検知センサの感度設定が可能であり、設定された感度にて前記検知センサにより検知された雨滴量に応じて、車両が備えるワイパの駆動を制御するコンピュータに、前記車両が左折又は右折する可能性を判断し、前記車両が左折又は右折する可能性があると判断した場合、前記設定された感度よりも高くなるように前記検知センサの感度を変更する処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
上記一態様にあっては、車両が左折又は右折する可能性がある場合、検知センサの感度を一時的に高くする感度調整を行う。この結果、検知センサにより雨滴が検知され易くなるので、雨が降り始めた際のワイパの駆動開始タイミングを早めることができる。また、検知センサにより検知される雨滴量が多くなる程、より払拭頻度が高い払拭方式を選択してワイパを駆動する場合、車両の左折時又は右折時においてワイパによりフロントウインドを払拭する回数を増やすことができ、車両前方の視野を確保することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係るワイパ駆動制御装置の適用例を示す模式図である。実施の形態1に係るワイパ駆動制御装置100は、車両Cに設けられており、フロントウインドに付着した雨滴を払拭するワイパ130の駆動制御を行う。また、車両Cのフロントウインドには、フロントウインドに付着した雨滴量を検知するためのレインセンサ113が設けられており、レインセンサ113による検知結果はワイパ駆動制御装置100へ出力される。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係るワイパ駆動制御装置の適用例を示す模式図である。実施の形態1に係るワイパ駆動制御装置100は、車両Cに設けられており、フロントウインドに付着した雨滴を払拭するワイパ130の駆動制御を行う。また、車両Cのフロントウインドには、フロントウインドに付着した雨滴量を検知するためのレインセンサ113が設けられており、レインセンサ113による検知結果はワイパ駆動制御装置100へ出力される。
ワイパ駆動制御装置100は、レインセンサ113により検知された雨滴量に応じて、ワイパ130の払拭頻度を自動的に調整する機能を有する。本実施の形態では、車両Cが左折又は右折する可能性がある場合、ワイパ130の払拭頻度が一時的に高くなるように、レインセンサ113の感度を一時的に変更することを特徴の1つとしている。
図2はワイパ駆動制御装置100の内部構成を説明するブロック図である。実施の形態1に係るワイパ駆動制御装置100は、例えば、制御部101、記憶部102、入力部103、出力部104、車内通信部105、及び車外通信部106を備える。
制御部101は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備える。制御部101が備えるCPUは、ROM又は記憶部102に記憶されている制御プログラムを実行することにより、ハードウェア各部の動作を制御し、本実施の形態に係るワイパ駆動制御等を実行する。
なお、制御部101は、上記の構成に限定されるものではなく、シングルコアCPU、マルチコアCPU、マイコン、揮発性又は不揮発性のメモリ等を含む1又は複数の処理回路であればよい。また、制御部101は、日時情報を出力するクロック、計測開始指示を与えてから計測終了指示を与えるまでの経過時間を計測するタイマ、数をカウントするカウンタ等の機能を備えていてもよい。
記憶部102は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。記憶部102は、例えばワイパ130を駆動制御するために必要な制御プログラムやデータを記憶する。記憶部102が記憶するデータには、レインセンサ113について設定された感度、ワイパ130の駆動モード等の情報が含まれる。
入力部103は、各種スイッチ、センサ、機器等を接続するための入力インタフェースを備え、接続された各種スイッチ、センサ、機器等から各種情報を取得する。入力部103には、例えば、ワイパスイッチ111、感度設定スイッチ112、レインセンサ113、車速センサ114、ウインカスイッチ115、操舵角センサ116、ナビゲーション装置117、車内カメラ118、車外カメラ119等が接続される。
ワイパスイッチ111は、ワイパ130の駆動及び駆動停止の切り替え、並びにワイパ130を駆動させる際の駆動モードの切り替えを行うためのスイッチである。ワイパスイッチ111の操作により、ワイパ130の駆動モードが切り替えられた場合、又はワイパ130の駆動が停止された場合、ワイパスイッチ111の操作情報が入力部103に入力される。
本実施の形態では、ワイパ130の駆動モードに関して、マニュアルモードとオートモードとを備える。マニュアルモードが選択されている場合、ワイパ駆動制御装置100は、一定の払拭頻度でワイパ130を継続的に駆動する。一方、オートモードが選択されている場合、ワイパ駆動制御装置100は、レインセンサ113にて検知された雨滴量等に応じて、払拭頻度が異なる複数の払拭レベル(払拭方式)のうちから一の払拭レベルを選択し、選択した払拭レベルにてワイパ130を駆動する。ここで、ワイパ130の払拭頻度は、例えば単位時間あたりの払拭回数により規定される。
図3は払拭レベルと払拭頻度との関係を記憶するテーブルの一例を示す模式図である。図3のテーブルでは、払拭レベル1で最も払拭頻度が低く、払拭レベル5で最も払拭頻度が高くなるように、払拭レベルと払拭頻度と間の関係が規定されている。このようなテーブルは、例えば記憶部102に記憶される。制御部101は、オートモードが選択されている場合、記憶部102に記憶されたテーブルを参照し、払拭レベルに応じて払拭頻度を決定し、決定した払拭頻度にてワイパ130の駆動を行う。例えば、制御部101は、レインセンサ113により検知された雨滴量が多い程、払拭頻度が高い払拭レベル(例えば払拭レベル4又は払拭レベル5)を選択してワイパ130の駆動を行うことが可能である。また、制御部101は、車速センサ114により計測される車速に応じて、払拭レベルを選択し、選択した払拭レベルにてワイパ130を駆動してもよい。例えば、車両Cの停止中は、走行中と比較して視野の確保が必要ではないため、払拭頻度が低い払拭レベル(例えば払拭レベル1)を選択してワイパ130の駆動を行うことが可能である。
感度設定スイッチ112は、レインセンサ113の感度を変更するためのスイッチである。感度設定スイッチ112の操作により、レインセンサ113の感度が変更された場合、感度設定スイッチ112の操作情報が入力部103に入力される。感度設定スイッチ112によりレインセンサ113の感度を高く設定した場合には、感度を低く設定した場合と比較して、雨滴がレインセンサ113により検知され易くなり、かつ同一の雨量であってもレインセンサ113にて検知される雨滴量は多くなる。上述の如く、オートモードでは、レインセンサ113により検知された雨滴量が多い程、払拭頻度が高い払拭レベルが選択されるので、レインセンサ113の感度を高くした場合、ワイパ130の駆動開始タイミングが早まり、しかもワイパ130の払拭頻度は高くなる。
レインセンサ113は、例えば車両Cのフロントウインドの上部に設けられ、フロントウインドに付着した雨滴量を検知し、検知結果をワイパ駆動制御装置100へ出力する。レインセンサ113は、例えば光学式のセンサであり、発光素子及び受光素子を備える。レインセンサ113は、発光素子からフロントウインドへ基準光を出射して、フロントウインドによって反射される反射光を受光素子にて受光する。フロントウインドに雨滴が付着していなければ、発光素子からの基準光はフロントウインドによって全反射される。一方、フロントウインドに雨滴が付着していれば、発光素子からの基準光はフロントウインドを透過する。レインセンサ113は、感度設定スイッチ112によって設定された感度と、基準光に対する反射光の減衰の度合いとに基づき、雨滴量を検知することができる。
なお、レインセンサ113は光学式のセンサに限らず、静電容量式のレインセンサ、画像処理技術を用いたレインセンサ等であってもよい。
なお、レインセンサ113は光学式のセンサに限らず、静電容量式のレインセンサ、画像処理技術を用いたレインセンサ等であってもよい。
車速センサ114は、車両Cの走行速度(車速)を計測するセンサである。車速センサ114は、計測した車速をワイパ駆動制御装置100へ出力する。
ウインカスイッチ115は、車両Cが備える左右のウインカの点灯及び消灯を切り替えるためのスイッチである。ウインカスイッチ115の操作により、ウインカの点灯及び消灯が切り替えられた場合、ウインカスイッチ115の操作情報が入力部103に入力される。
操舵角センサ116は、車両Cが備えるステアリングホイール(不図示)の回転角度を検出し、検出した回転角度(操舵角)の情報をワイパ駆動制御装置100へ出力する。
ナビゲーション装置117は、車両Cの乗員へナビゲーション情報を提供する装置であり、GPS信号(GPS : Global Positioning System)を受信する受信部、情報を表示する表示部、音声を出力する音声出力部、乗員の操作を受付ける操作部等(不図示)を備える。ナビゲーション装置117は、受信部にて受信したGPS信号等の情報に基づき、表示部に各種情報を表示し、音声出力部から音声を出力することにより、乗員に対してナビゲーション情報を提供する。また、ナビゲーション装置117は、GPS信号により得られる車両Cの現在位置情報や、車両Cの経路情報等を必要に応じてワイパ駆動制御装置100へ出力する。
車内カメラ118は、車両Cの車内を撮像する撮像装置である。車内カメラ118は、運転者を含む乗員を撮像できるように車内の適所に設置されており、撮像して得られる映像データをワイパ駆動制御装置100へ出力する。
車外カメラ119は、車両Cの周辺を撮像する撮像装置である。車外カメラ119は、車両Cの前方、側方、後方等を撮像できるように車両Cの適所に設置されており、撮像して得られる映像データをワイパ駆動制御装置100へ出力する。
出力部104は、各種機器を接続するための出力インタフェースを備え、接続された各種機器へ制御部101からの制御信号を出力する。出力部104には、例えば、ワイパ駆動装置131、表示装置132、音声出力装置133等が接続される。
ワイパ駆動装置131は、ワイパ130を往復運動させるモータ又はアクチュエータ、及びモータ又はアクチュエータを作動させるための駆動電圧を出力する駆動回路等を備える。ワイパ駆動装置131は、出力部104を通じて出力される制御部101からの制御信号に基づき、駆動回路から駆動電圧を出力し、モータ又はアクチュエータを作動させることにより、ワイパ130を駆動する。
表示装置132は、車両Cの乗員に対して報知すべき情報を表示する液晶ディスプレイ装置、有機ELディスプレイ、MID(Multi Information Display)等の装置である。表示装置132は、出力部104を通じて出力される制御部101からの情報を表示する。
音声出力装置133は、車両Cの乗員に対して報知すべき情報を音声により出力するスピーカ等の装置である。音声出力装置133は、出力部104を通じて出力される制御部101からの音声に基づき、音声を出力する。
車内通信部105は、例えばCAN(Controller Area Network)通信インタフェースを備える。車内通信部105は、CANなどの車内通信回線を介して、車両Cに設けられた各種ECU(Electronic Control Unit)と通信可能に接続されており、CANプロトコルなどのプロトコルに従って各種ECUと情報の送受信を行う。
車外通信部106は、道路周辺に設置されたビーコン又は路側機などの車外の通信装置と通信するための通信装置であり、例えば、信号機の灯色に係る情報、走行経路上の交通流に係る情報等を取得する。なお、車外通信部106は、車両Cの乗員が所持するスマートフォンなどの携帯型通信端末を介して、外部の通信装置と通信を行うものであってもよい。
なお、図2に示した構成例では、各種スイッチ、センサ、機器等を入力部103に接続し、入力部103に接続された各種スイッチ、センサ、機器等から出力される情報を入力部103にて取得する構成としたが、一部のスイッチ、センサ、機器をECUに接続し、車内通信部105とECUとの間で通信を行うことにより、スイッチ、センサ、機器から出力される情報を取得する構成としてもよい。
以下、ワイパ駆動制御装置100の動作について説明する。
図4は実施の形態1に係るワイパ駆動制御装置100が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。ワイパ駆動制御装置100は、図に示していないイグニッションスイッチがオンである場合、例えば定期的なタイミングで以下の処理を実行する。制御部101は、入力部103を通じて入力されるワイパスイッチ111の操作情報に基づき、ワイパ130の駆動モードに関してオートモードが設定されているか否かを判断する(ステップS101)。オートモードが設定されていない場合(S101:NO)、制御部101は、以下の処理を実行することなく、本フローチャートによる処理を終了する。
図4は実施の形態1に係るワイパ駆動制御装置100が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。ワイパ駆動制御装置100は、図に示していないイグニッションスイッチがオンである場合、例えば定期的なタイミングで以下の処理を実行する。制御部101は、入力部103を通じて入力されるワイパスイッチ111の操作情報に基づき、ワイパ130の駆動モードに関してオートモードが設定されているか否かを判断する(ステップS101)。オートモードが設定されていない場合(S101:NO)、制御部101は、以下の処理を実行することなく、本フローチャートによる処理を終了する。
オートモードが設定されている場合(S101:YES)、制御部101は、入力部103を通じて入力される車速センサ114からの車速に基づき、車両Cの車速が所定速度以下であるか否かを判断する(ステップS102)。車両Cの車速が所定速度より高い場合(S102:NO)、制御部101は、以下の処理を実行することなく、本フローチャートによる処理を終了する。
車両Cの車速が所定速度以下であると判断した場合(S102:YES)、制御部101は、車両Cが左折又は右折する可能性を判断する(ステップS103)。例えば、制御部101は、入力部103を通じて入力されるウインカスイッチ115の操作情報に基づき、左右何れかのウインカが点灯したことを検知した場合、車両Cが左折又は右折する可能性があると判断することができる。
また、制御部101は、入力部103を通じて操舵角センサ116から操舵角の情報を取得し、操舵角が設定された閾値以上となった場合、車両Cが左折又は右折する可能性があると判断してもよい。
更に、制御部101は、入力部103を通じてナビゲーション装置117から車両Cの位置情報及び走行予定経路の情報を取得し、これらの位置情報及び走行予定経路の情報に基づき、車両Cが左折又は右折する可能性があるか否かを判断してもよい。
更に、制御部101は、入力部103を通じて入力される車内カメラ118からの画像情報に基づき、車両Cに乗車している乗員(運転者)の行動情報を取得し、取得した行動情報により車両Cの左折又は右折の可能性を判断してもよい。例えば、取得した行動情報がウインカスイッチ115を操作する行動、ステアリングホイールを所定角度以上回動させる行動を示す場合、車両Cが左折又は右折する可能性があると判断することができる。
更に、制御部101は、入力部103を通じて入力される車外カメラ119からの画像情報に基づき、例えば左折レーン又は右折レーンの走行を検知した場合、車両Cが左折又は右折する可能性があると判断してもよい。
車両Cが左折又は右折する可能性がないと判断した場合(S103:NO)、制御部101は、以下の処理を実行することなく、本フローチャートによる処理を終了する。
車両Cが左折又は右折する可能性があると判断した場合(S103:YES)、制御部101は、レインセンサ113の感度調整を行う(ステップS104)。例えば、制御部101は、感度設定スイッチ112により設定されている現行感度に対し、調整後の感度が現行感度よりも設定値だけ高くなるように、感度調整を行ってもよい。また、調整後の感度を目標値として予め設定しておき、現行感度が目標値よりも低い場合、レインセンサ113の感度を目標値に変更することより、感度調整を行ってもよい。なお、制御部101は、感度調整によりレインセンサ113の感度を変更する場合、変更前の感度(すなわち、感度設定スイッチ112により設定された感度)を記憶部102に記憶させる。また、制御部101は、感度を変更した旨の情報を出力部104から出力し、表示装置132にその旨の情報を表示させる処理、又は音声出力装置133から音声として出力させる処理を実行する。
次いで、制御部101は、感度調整を解除するか否かを判断する(ステップS105)。例えば、車両Cの左折又は右折が完了した場合、制御部101は、感度調整を解除すると判断する。また、ステップS103の判断で、車両Cが左折又は右折する可能性があると判断したにも関わらず、車両 Cが直進を継続している場合、感度調整を解除すると判断してもよい。感度調整を解除しないと判断した場合(S105:NO)、制御部101は、感度調整の解除条件が成立するまで待機する。
感度調整を解除すると判断した場合(S105:YES)、制御部101は、記憶させた変更前の感度を記憶部102から読み出して、レインセンサ113の感度を変更前の感度に戻す処理を実行し(ステップS106)、本フローチャートによる処理を終了する。
以上のように、実施の形態1では、車両Cが左折又は右折する可能性がある場合、レインセンサ113の感度を一時的に高くする感度調整を行う。この結果、レインセンサ113により雨滴が検知され易くなるので、雨が降り始めた際のワイパ130の駆動開始タイミングを早めることができる。また、ワイパ130の駆動モードに関してオートモードが選択されている場合、レインセンサ113により検知される雨滴量が多くなる程、より払拭頻度が高い払拭レベルを選択してワイパ130の駆動を行うので、車両Cの左折時又は右折時においてフロントウインドを払拭する回数を増やすことができ、車両前方の視野を確保することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、レインセンサ113により雨滴が検知されない場合、感度調整を行わない構成について説明する。
なお、ワイパ駆動制御装置100の内部構成については実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
実施の形態2では、レインセンサ113により雨滴が検知されない場合、感度調整を行わない構成について説明する。
なお、ワイパ駆動制御装置100の内部構成については実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
図5は実施の形態2に係るワイパ駆動制御装置100が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。ワイパ駆動制御装置100は、図に示していないイグニッションスイッチがオンである場合、例えば定期的なタイミングで以下の処理を実行する。制御部101は、入力部103を通じて入力されるワイパスイッチ111の操作情報に基づき、ワイパ130の駆動モードに関してオートモードが設定されているか否かを判断する(ステップS101)。オートモードが設定されていない場合(S101:NO)、制御部101は、以下の処理を実行することなく、本フローチャートによる処理を終了する。
オートモードが設定されている場合(S101:YES)、制御部101は、入力部103を通じて入力されるレインセンサ113からの検知結果に基づき、レインセンサ113が雨滴を検知したか否かを判断する(ステップS110)。制御部101は、レインセンサ113によって検知された雨滴量がゼロである場合、雨滴を検知していないと判断し、検知された雨滴量がゼロでない場合、雨滴を検知したと判断する。
雨滴を検知していないと判断した場合(S110:NO)、制御部101は、ワイパ130を駆動する必要がないため、感度調整を実行することなく、本フローチャートによる処理を終了する。
一方、雨滴を検知したと判断した場合(S110:YES)、制御部101は、実施の形態1で説明したステップS102以降の処理を実行し、車速が所定速度以下、かつ車両Cが左折又は右折する可能性がある場合、レインセンサ113の感度調整を行う。
以上のように、実施の形態2では、雨滴が検知されず、ワイパ130を駆動する必要がない状況下では、レインセンサ113の感度調整を行わないので、乗員が意図していないタイミングでワイパ130が動作することを抑えることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、外部から得られる交通情報に基づき、レインセンサ113の感度調整を行うか否かを決定する構成について説明する。
なお、ワイパ駆動制御装置100の内部構成については実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
実施の形態3では、外部から得られる交通情報に基づき、レインセンサ113の感度調整を行うか否かを決定する構成について説明する。
なお、ワイパ駆動制御装置100の内部構成については実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
図6は実施の形態3に係るワイパ駆動制御装置100の動作を説明する説明図である。実施の形態3では、インフラ側の構成として、交差点などに設置され、所定エリアを通過する車両や歩行者等の移動体Pの存在を検知する検知装置201、及び検知装置201により検知された移動体Pの情報を外部へ送信する路側通信装置202を備える。
検知装置201は、例えば撮像装置を用いて交差点付近を撮像し、得られた撮像画像と、予め撮像された背景画像との差分を算出することにより、移動体Pの存在を検知する。更に、撮像装置と測距センサとを組み合わせて、移動体の存在を検知すると共に、移動体Pの位置を検知してもよい。また、検知装置201は、交差点の適宜箇所に埋設された圧力センサを備えるものであっても良い。圧力センサによって所定範囲の圧力を検出した場合、検知装置201は、移動体Pが交差点の前記適宜箇所に存在しているものとして、移動体Pの存在及び位置に係る情報を路側通信装置202へ出力する。
路側通信装置202は、車両Cに搭載された通信装置(例えばワイパ駆動制御装置100が備える車外通信部106)と無線通信を行う無線通信装置であり、検知装置201と同様に交差点の適宜箇所に設置される。路側通信装置202は、例えばIEEE802.11pをベースとした所定の通信プロトコルに従って無線通信を行う。路側通信装置202と車両Cに搭載された通信装置との間の無線通信で用いる周波数帯域は特に限定されるものではないが、例えば5.9GHz帯、700MHz帯の周波数を用いることができる。
路側通信装置202には、前述の検知装置201が有線又は無線により接続されている。路側通信装置202は、検知装置201により検知された移動体Pの情報を取得し、取得した移動体Pの情報を外部へ送信する。また、路側通信装置202は、交差点に設置されている信号機の灯色に係る情報を取得し、取得した信号機の灯色に係る情報を外部へ送信する。これらの情報は、車両Cが交差点付近(車両Cが路側通信装置202と通信可能な路車情報エリア内)に存在する場合、当該車両Cに搭載された通信装置によって受信される。
本実施の形態では、車両Cが左折又は右折する際に、路側通信装置202から送信される路車情報エリア内の交通流に係る情報、信号機の灯色情報等の交通情報を受信した場合、ワイパ駆動制御装置100は、受信した交通情報に基づき、レインセンサ113の感度を調整するか否かの判断を行う。
図7は実施の形態3に係るワイパ駆動制御装置100が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。ワイパ駆動制御装置100は、図に示していないイグニッションスイッチがオンである場合、例えば定期的なタイミングで以下の処理を実行する。制御部101は、実施の形態1と同様の手順にて、ワイパ130の駆動モードに関してオートモードが設定されているか否か、及び車速が所定速度以下であるか否かを判断する(ステップS201〜S202)。オートモードが設定されていない場合(S201:NO)、又は車速が所定速度以下でない場合(S202:NO)、制御部101は、本フローチャートによる処理を終了する。
オートモードが設定されており(S201:YES)、かつ車速が所定速度以下であると判断した場合(S202:YES)、制御部101は、車外通信部106を通じて受信した路側通信装置202からの交通情報に基づき、車両Cの進行方向における信号機の灯色が青色であるか否かを判断する(ステップS203)。
信号機の灯色が青色でないと判断した場合(S203:NO)、視野の確保が必要な状況ではないため、レインセンサ113の感度調整によりワイパ130の払拭頻度を高くする制御が不要であり、制御部101は、以下の処理を実行することなく、本フローチャートによる処理を終了する。
信号機の灯色が青色であると判断した場合(S203:YES)、制御部101は、車両Cが左折又は右折する可能性を判断する(ステップS204)。制御部101は、実施の形態1で説明したように、ウインカスイッチ115の操作情報、操舵角センサ116により検知される操舵角、ナビゲーション装置117から得られる車両Cの位置情報及び走行予定経路の情報、車内カメラ118又は車外カメラ119から得られる画像情報等に基づき、車両Cが左折又は右折する可能性があるか否かを判断することができる。
車両Cが左折又は右折する可能性がないと判断した場合(S204:NO)、制御部101は、以下の処理を実行することなく、本フローチャートによる処理を終了する。
車両Cが左折又は右折する可能性があると判断した場合(S204:YES)、制御部101は、車外通信部106を通じて受信した路側通信装置202からの交通情報に基づき、車両Cの進行方向における交通流の多少を判定し、交通流がビジーであるか否かを判断する(ステップS205)。例えば、検知装置201が路車情報エリア内で1又は複数の移動体Pを検知した旨の情報を路側通信装置202から受信した場合、交通流がビジーであると判断してもよい。
交通流がビジーでないと判断した場合(S205:NO)、制御部101は、以下の処理を実行することなく本フローチャートによる処理を終了する。
交通流がビジーであると判断した場合(S205:YES)、制御部101は、実施の形態1と同様に、レインセンサ113の感度を調整して(ステップS206)、一時的にワイパ130の払拭頻度を高くする制御を行う。制御部101は、調整を解除すべき条件が成立したか否かを判断し(ステップS207)、調整を解除すべき条件が成立していない場合(S207:NO)、成立するまで待機する。調整を解除すべき条件が成立した場合(S207:YES)、レインセンサ113の感度を元に戻す処理を実行する(ステップS208)。
以上のように、実施の形態3では、信号機が設けられた交差点を車両Cが左折又は右折する可能性がある場合、レインセンサ113の感度を一時的に高くする感度調整を行う。この結果、レインセンサ113により雨滴が検知され易くなるので、雨が降り始めた際のワイパ130の駆動開始タイミングを早めることができる。また、ワイパ130の駆動モードに関してオートモードが選択されている場合、レインセンサ113により検知される雨滴量が多くなる程、より払拭頻度が高い払拭レベルを選択してワイパ130の駆動を行うので、車両Cの左折時又は右折時においてフロントウインドを払拭する回数を増やすことができ、車両前方の視野を確保することができる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
100 ワイパ駆動制御装置
101 制御部(判断部、感度変更部、選択部)
102 記憶部
103 入力部(走行情報取得部、画像取得部、行動情報取得部)
104 出力部
105 車内通信部
106 車外通信部(交通情報取得部)
111 ワイパスイッチ
112 感度設定スイッチ
113 レインセンサ(検知センサ)
114 車速センサ
115 ウインカスイッチ
116 操舵角センサ
117 ナビゲーション装置
118 車内カメラ
119 車外カメラ
130 ワイパ
131 ワイパ駆動装置
132 表示装置
133 音声出力装置
C 車両
P 移動体
101 制御部(判断部、感度変更部、選択部)
102 記憶部
103 入力部(走行情報取得部、画像取得部、行動情報取得部)
104 出力部
105 車内通信部
106 車外通信部(交通情報取得部)
111 ワイパスイッチ
112 感度設定スイッチ
113 レインセンサ(検知センサ)
114 車速センサ
115 ウインカスイッチ
116 操舵角センサ
117 ナビゲーション装置
118 車内カメラ
119 車外カメラ
130 ワイパ
131 ワイパ駆動装置
132 表示装置
133 音声出力装置
C 車両
P 移動体
Claims (10)
- 雨滴量を検知する検知センサの感度設定が可能であり、設定された感度にて前記検知センサにより検知された雨滴量に応じて、車両が備えるワイパの駆動を制御するワイパ駆動制御装置であって、
前記車両が左折又は右折する可能性を判断する判断部と、
該判断部にて前記車両が左折又は右折する可能性があると判断した場合、前記設定された感度よりも高くなるように前記検知センサの感度を変更する感度変更部と
を備えるワイパ駆動制御装置。 - 前記検知センサにより検知された雨滴量に応じて、払拭頻度が異なる複数の払拭方式から一の払拭方式を選択する選択部
を備え、
該選択部が選択した一の払拭方式にて前記ワイパを駆動する
請求項1に記載のワイパ駆動制御装置。 - 前記車両の操舵角、方向指示器の動作状態、前記車両の位置情報、及び走行予定経路のうちの少なくとも1つを含む走行情報を取得する走行情報取得部
を備え、
前記判断部は、前記走行情報取得部が取得した走行情報に基づき、前記車両が左折又は右折する可能性を判断する
請求項1又は請求項2に記載のワイパ駆動制御装置。 - 前記車両の進行方向の画像を取得する画像取得部
を備え、
前記判断部は、前記画像取得部が取得した画像に基づき、前記車両が左折又は右折する可能性を判断する
請求項1又は請求項2に記載のワイパ駆動制御装置。 - 前記車両に乗車している乗員の行動に係る情報を取得する行動情報取得部
を備え、
前記判断部は、前記行動情報取得部が取得した情報に基づき、前記車両が左折又は右折する可能性を判断する
請求項1又は請求項2に記載のワイパ駆動制御装置。 - 前記車両の走行経路上の交通情報を取得する交通情報取得部と、
該交通情報取得部が取得した交通情報に基づき、前記車両の進行方向における交通流の多少を判定する交通流判定部と
を備え、
前記感度変更部は、前記交通流判定部の判定結果に基づき、前記検知センサの感度の変更を禁止すべきか否かを判断する
請求項1から請求項5の何れか1つに記載のワイパ駆動制御装置。 - 前記感度変更部は、前記車両の左折後又は右折後に、変更後の感度を変更前の感度に戻す
請求項1から請求項6の何れか1つに記載のワイパ駆動制御装置。 - 前記感度変更部にて前記検知センサの感度を変更した場合、感度を変更した旨の情報を出力する出力部
を備える請求項1から請求項7の何れか1つに記載のワイパ駆動制御装置。 - 雨滴量を検知する検知センサの感度設定が可能であり、設定された感度にて前記検知センサにより検知された雨滴量に応じて、車両が備えるワイパの駆動を制御するワイパ駆動制御方法であって、
前記車両が左折又は右折する可能性を判断し、
前記車両が左折又は右折する可能性があると判断した場合、前記設定された感度よりも高くなるように前記検知センサの感度を変更する
ワイパ駆動制御方法。 - 雨滴量を検知する検知センサの感度設定が可能であり、設定された感度にて前記検知センサにより検知された雨滴量に応じて、車両が備えるワイパの駆動を制御するコンピュータに、
前記車両が左折又は右折する可能性を判断し、
前記車両が左折又は右折する可能性があると判断した場合、前記設定された感度よりも高くなるように前記検知センサの感度を変更する
処理を実行させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017020736A JP2018127063A (ja) | 2017-02-07 | 2017-02-07 | ワイパ駆動制御装置、ワイパ駆動制御方法及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017020736A JP2018127063A (ja) | 2017-02-07 | 2017-02-07 | ワイパ駆動制御装置、ワイパ駆動制御方法及びコンピュータプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018127063A true JP2018127063A (ja) | 2018-08-16 |
Family
ID=63171964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017020736A Pending JP2018127063A (ja) | 2017-02-07 | 2017-02-07 | ワイパ駆動制御装置、ワイパ駆動制御方法及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018127063A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111376869A (zh) * | 2018-12-28 | 2020-07-07 | 本田技研工业株式会社 | 车辆控制系统、车辆控制方法及存储介质 |
JP2021033150A (ja) * | 2019-08-28 | 2021-03-01 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、コンピュータプログラム及び記憶媒体 |
-
2017
- 2017-02-07 JP JP2017020736A patent/JP2018127063A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7337602B2 (ja) | 2019-08-28 | 2023-09-04 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、コンピュータプログラム及び記憶媒体 |
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