JP2018082872A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
Description
また、一対のレッグ開口部LH,LHそれぞれの開口縁部を形成するレッグ縁部LSには、糸状又は帯状の1本又は複数本のレッグギャザー形成用のレッグ弾性部材34が伸長状態で配されており、これによって一対のレッグ開口部LH,LHそれぞれの開口縁部には、その全周にわたって実質的に連続した環状のレッグギャザーが形成される。
外装体3における吸収性本体2の配置領域(平面視において吸収性本体2と重なる領域)においては、胴周り弾性部材33は分断されるなどして伸縮性が阻害されており、弾性伸縮性が発現される状態では配されていない。
以上の各弾性部材33,34は、何れも外装体3を構成する外層シート31と内層シート32との間に接着剤等の接合手段により挟持固定されている。各弾性部材33,34としては、天然ゴム、ポリウレタン系樹脂、発泡ウレタン系樹脂、ホットメルト系伸縮部材等の伸縮性素材を糸状(糸ゴム)又は帯状(平ゴム)に形成したものが好ましく用いられる。
同様の観点から、外装体横方向端部域8の開孔5の面積率は、外装体横方向中央域7の開孔5の面積率よりも小さいことを前提として、好ましくは0.5%以上、さらに好ましくは1%以上、そして、好ましくは40%以下、さらに好ましくは30%以下である。
同様の観点から、腹側部Aの開孔5の面積率は、股下部Bの開孔5の面積率よりも大きいことを前提として、好ましくは2%以上、さらに好ましくは3%以上、そして、好ましくは60%以下、さらに好ましくは50%以下である。
また、開孔形成領域6における毛羽立ちを防止して、止着部40の着脱を繰り返してもその止着力が低下し難いという効果をより一層確実に奏されるようにする観点から、開孔5の周囲、具体的には開孔5から外装体3の面内方向に3mm以内の領域が接着されていることが好ましい。即ち、開孔5の周囲に存する繊維どうしが、接着剤、融着などの接合手段によって接合されていることが好ましい。
開孔5,5どうしの縦方向Xの間隔5Sxと止着部40の縦方向Xの長さ40Lxとの比率は、前者/後者として、好ましくは0.03以上、さらに好ましくは0.05以上、そして、好ましくは0.8以下、さらに好ましくは0.6以下である。
開孔5の縦方向長さ5Lx(図6参照)は、好ましくは0.5mm以上、さらに好ましくは0.7mm以上、そして、好ましくは10mm以下、さらに好ましくは7mm以下である。
開孔5の横方向長さ(最大幅)5Ly(図6参照)は、好ましくは0.5mm以上、さらに好ましくは0.7mm以上、そして、好ましくは10mm以下、さらに好ましくは7mm以下である。
開孔5,5どうしの縦方向Xの間隔5Sx(図6参照)は、好ましくは1mm以上、さらに好ましくは2mm以上、そして、好ましくは20mm以下、さらに好ましくは15mm以下である。
開孔5,5どうしの横方向Yの間隔5Sy(図6参照)は、好ましくは1mm以上、さらに好ましくは2mm以上、そして、好ましくは20mm以下、さらに好ましくは15mm以下である。
外装体3の厚みT1は、好ましくは0.01mm以上、さらに好ましくは0.05mm以上、そして、好ましくは5mm以下、さらに好ましくは4mm以下である。
止着部40の厚みT2は、好ましくは0.05mm以上、さらに好ましくは0.1mm以上、そして、好ましくは2mm以下、さらに好ましくは1.5mm以下である。止着部40の厚みT2は下記方法により測定される。
厚みT1と厚みT2との総和は、好ましくは0.06mm以上、さらに好ましくは0.15mm以上、そして、好ましくは7mm以下、さらに好ましくは5.5mm以下である。厚みT1及びT2は何れも下記方法により測定される。
測定には、株式会社キーエンス製の非接触式レーザー変位計(レーザーヘッドLK−G30、変位計LK−GD500(商品名))を用いる。測定サンプル(外装体又は廃棄テープの止着部)にかかる荷重が0.05kPaとなるように、測定サンプルの上にプレートを載せ、その状態で測定サンプルの厚みを前記レーザー変位計にて測定する。2つ以上の測定サンプルに対し前記方法で止着部の厚みを測定し、その平均値を当該測定サンプルの厚みとする。
例えば、パンツ型使い捨ておむつ1における外装体3は、図3に示すように、腹側部Aと背側部Cとで分割されずに、腹側部A、股下部B及び背側部Cにわたる砂時計状等の連続した形状を有していたが、外装体はこのような連続した形状に制限されず、例えば、着用者の腹側(前側)に配される腹側シート部材と、着用者の背側(後側)に配される背側シート部材とに分割されており、吸収性本体がこれら両シート部材に架け渡して固定されていても良い。
また、吸収性や防漏性等の向上の観点から、表面シート21と吸収体23との間に、各種不織布からなる液透過性シートが介在配置されていても良い。同様の観点から、吸収性本体2の肌対向面に、表面シート21及び吸収体23が一体的に圧密化されてなる溝が形成されていても良い。
前述した一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
3 外装体
31 外層シート
32 内層シート
4 廃棄テープ
40 止着部
41 摘み部
5,5A 開孔
6 開孔形成領域
7 外装体横方向中央域
8 外装体横方向端部域
A 腹側部
B 股下部
C 背側部
X 縦方向
Y 横方向
Claims (5)
- 着用者の前後方向に対応する縦方向及びこれに直交する横方向を有すると共に、着用者の股間部に配される股下部並びにその前後に延在する腹側部及び背側部を有し、液保持性の吸収体と、該吸収体の非肌対向面側に固定された外装体とを備え、前記腹側部及び前記背側部それぞれの該外装体の縦方向に沿う両側縁部どうしが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型使い捨ておむつであって、
前記背側部又は前記股下部の前記外装体の非肌対向面の横方向中央部に、前記使い捨ておむつを廃棄する際に利用され、該外装体の非肌対向面に着脱自在に止着可能な止着部を有する廃棄テープが設けられていると共に、
前記腹側部又は前記股下部の前記外装体の非肌対向面における前記吸収体との重複部分に、複数の開孔が散在する開孔形成領域が設けられており、
前記外装体において、前記廃棄テープ及び該廃棄テープの縦方向への仮想的な延長領域を横方向中央に置いて該廃棄テープ及び該延長領域の横方向長さの3倍の横方向長さを有する領域を、外装体横方向中央域とした場合、該外装体横方向中央域は、その横方向外方に位置する外装体横方向端部域に比して、前記開孔の面積率が大きいパンツ型使い捨ておむつ。 - 前記開孔形成領域は、前記止着部に比して縦方向及び横方向の双方に長く、前記開孔の横方向長さは、前記止着部の横方向長さに比して短く、前記開孔どうしの縦方向の間隔は、前記止着部の縦方向長さに比して短い請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記股下部は前記腹側部に比して前記開孔の面積率が小さい請求項1又は2に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記開孔形成領域において前記開孔が千鳥状に配されている請求項1〜3の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
- 前記外装体の非肌対向面における前記廃棄テープの縦方向への延長線と重なる部位に、該延長線を示唆する表示が視認可能に設けられている請求項1〜4の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
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JP2016227458A JP2018082872A (ja) | 2016-11-24 | 2016-11-24 | パンツ型使い捨ておむつ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020137424A1 (ja) * | 2018-12-29 | 2020-07-02 | ユニ・チャーム株式会社 | パンツ型おむつ |
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2016
- 2016-11-24 JP JP2016227458A patent/JP2018082872A/ja active Pending
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