JP2017064931A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ジョブ実行時に意図しない用紙の利用をより確実に防止する。【解決手段】本発明の一態様は、1以上の給紙トレイを有する給紙部により、ジョブで指定された給紙トレイの用紙を給紙する処理と、画像形成部により給紙された用紙に画像を形成する処理と、ジョブを実行後、該ジョブで使用された給紙トレイ内の用紙を除去することを促す情報を報知部に報知するよう制御する処理と、給紙トレイ内の用紙が除去されるまで次のジョブの実行を許可しないよう制御する処理と、を含む。【選択図】図4
Description
本発明は、給紙トレイから給紙された用紙に画像を形成する画像形成装置及びその制御方法に関する。
従来、複写機、プリンタ、MFP(デジタル複合機)などの画像形成装置において、コピー処理やPC(パーソナルコンピュータ)からのジョブを行う際には、印刷処理対象の用紙の用紙属性に応じて最適な画像形成処理が行われる。用紙属性(用紙パラメータ)は、例えば用紙のサイズや紙種(コート紙、非コート紙など)である。
多様な用紙に画像を形成する画像形成装置において、誤って異なる用紙を用いてジョブを実行した場合、画像が形成された用紙(成果物)のすべてが無駄になってしまう。このような指定された用紙属性と異なる用紙に画像が形成されるなどして製品として使用できなくなった用紙は、「ヤレ紙」と呼ばれる。
このヤレ紙発生の対策として、ジョブと給紙トレイのそれぞれに用紙属性を設定し、これらが一致しない場合には画像形成装置が警告を出し、ジョブを実行しないことが行われている。しかし、ジョブの用紙設定が「指定なし(自動選択)」の場合や、用紙設定上区別できない用紙(異なる紙メーカーの同じ坪量の普通紙や、「色合いの違う赤」の色紙など)を複数使い分けている場合では先の機能が動作せず、ジョブが実行されてしまう。このようなヤレ紙の発生を防止する方法として、次のような技術が開示されている。
特許文献1には、画像形成装置の給紙トレイの開閉が検出された際に、開閉された給紙トレイの用紙が交換されたと判断して、ユーザに対してこの開閉された給紙トレイの用紙の用紙属性の設定指示を要求するとともに、この給紙トレイを使用不可状態に設定する技術が記載されている。そして、特許文献1に記載の技術は、設定指示の要求に応答するユーザの設定指示があると、この給紙装置の用紙属性の設定を有効にするとともに、この給紙トレイの使用不可状態を解除する。また特許文献1に記載の技術は、ユーザにより確実に用紙属性を設定させ、ユーザが設定した用紙属性と給紙装置に収容された用紙の用紙属性との整合性を可能な限り保証する
また、特許文献2には、認証手段により認証されたユーザに所望の給紙部を選択させる給紙部選択手段と、選択された給紙部をユーザの専用給紙部に設定し、他のユーザに対して認証されたユーザの専用給紙部の使用を禁止する専用給紙部設定手段と、を備える画像形成装置が記載されている。特許文献1に記載の技術は、利便性を向上させ、その他のユーザによる特殊用紙への印刷を防止することができる。
ところで、特許文献1に記載の技術は、設定した用紙属性と給紙トレイ内に収容した用紙の用紙属性との整合性を保証しているが、ジョブを実行する際に、直前のジョブで使用した給紙トレイをそのまま利用することで、意図しない用紙を利用してしまう恐れがある。
特許文献2に記載の技術は、給紙トレイを特定のユーザに占有させることでヤレ紙の発生を防止するが、給紙トレイを特定のユーザが占有することで、他のユーザが当該給紙トレイを使用できなくなるという不都合が生じる。
上記の状況から、ジョブ実行時に意図しない用紙の利用をより確実に防止することが望まれていた。
本発明の一態様の画像形成装置は、用紙を収納する1以上の給紙トレイを有し、ジョブで指定された前記給紙トレイの用紙を給紙する給紙部と、該給紙部により給紙された用紙に画像を形成する画像形成部と、情報を報知する報知部と、ジョブを実行後、該ジョブで使用された給紙トレイ内の用紙を除去することを促す情報を報知部に報知するよう制御するとともに、給紙トレイ内の用紙が除去されるまで次のジョブの実行を許可しないよう制御する制御部と、を備える。
本発明の一態様の制御方法は、用紙を収納する1以上の給紙トレイを有する給紙部により、ジョブで指定された給紙トレイの用紙を給紙する処理と、画像形成部により給紙部により給紙された用紙に画像を形成する処理と、ジョブを実行後、該ジョブで使用された給紙トレイ内の用紙を除去することを促す情報を報知部に報知するよう制御する処理と、給紙トレイ内の用紙が除去されるまで次のジョブの実行を許可しないよう制御する処理と、を含む。
本発明の少なくとも一態様によれば、ジョブ完了後に、ジョブで使用された給紙トレイ内の用紙が除去されるまで次のジョブの実行を許可しないことにより、ジョブ実行時に意図しない用紙が利用されることをより確実に防止できる。それにより、製品として使用できない用紙の発生をなくすことができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明を実施するための形態の例について、添付図面を参照しながら説明する。なお、各図において実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
<1.第1の実施形態>
[画像形成システムの全体構成]
まず、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を備える画像形成システムについて説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置を備える画像形成システムの全体構成例を示す説明図である。図1では、画像形成システム1が備える画像形成装置10を断面表示している。
[画像形成システムの全体構成]
まず、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を備える画像形成システムについて説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置を備える画像形成システムの全体構成例を示す説明図である。図1では、画像形成システム1が備える画像形成装置10を断面表示している。
画像形成システム1は、画像形成装置10の前段側(図1での右側)に大量の用紙を給紙する大容量給紙ユニット30が接続され、画像形成装置10の後段側(図1での左側)に後処理装置20が接続されている。画像形成システム1では、各装置間で用紙の搬送が可能になっているとともに、互いに通信可能になっている。なお、後処理装置20の機構は、画像形成装置10に内蔵されてもよい。本発明は、画像形成装置を備える画像形成システムの構成がこれに限定されるものではなく、画像形成装置のみで画像形成システムが構成されているものであってもよい。
画像形成装置10は、上部側に自動原稿給送装置(ADF:Auto Document Feeder)135が設けられており、自動原稿給送装置135で給送される原稿はスキャナ部130で画像読取が可能になっている。原稿は、プラテンガラス137(後述する図2を参照)上で読み込むこともできる。
また、画像形成装置10又は後処理装置20の上部側で、プラテンガラス137が位置しない箇所に、LCD141を備える操作部140(報知部の一例)が設置されている。LCD141はタッチパネルで構成されており、操作者(ユーザ)による操作及び情報の表示が可能になっている。LCD141は、操作部と表示部を兼用している。なお、操作部をマウスやタブレット等で構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、LCD141は移動可能となっているものであってもよい。
画像形成装置10の下部側には、複数の給紙トレイ12−1〜12−3を有する給紙部12が配置されている。画像形成装置10には、いずれかの給紙トレイ12−1〜12−3から給紙される用紙を搬送する搬送路13が設けられており、搬送路13の途中に、プリンタ部150が設けられている。プリンタ部150は、画像形成部151、給紙部12、搬送路13、反転搬送路14、搬送路切替部15等によって構成されている。感光体ドラム154の用紙搬送方向下流側(以下「下流側」と略記する)の搬送路13には定着器157が配置されている。
定着器157の下流側で、搬送路13が伸長して後処理装置20の搬送路24(図14参照)に接続されている。また、搬送路13には、定着器157の下流側で搬送路を切り替える搬送路切替部15が接続されるとともに、定着器157の下流側で分岐して、搬送路13の上流側に合流する反転搬送路14が接続されている。
用紙の両面に画像を形成(両面印刷)する場合には、第1面(表面)に画像が形成された用紙は、反転搬送路14に送り込まれて反転された後、再び搬送路13上にある画像形成部151において第2面(裏面)に画像が形成された後、後処理装置20へ排出される。反転排紙の場合には、定着器157の下流側において通常の排紙通路から分岐した用紙は、搬送路切替部15においてスイッチバックして表裏反転された後、後処理装置20に排出される。
給紙トレイ12−1〜12−3には、各給紙トレイを画像形成装置10本体に対して開閉可能にする開閉機構16が設けられている。開動作は、給紙トレイを画像形成装置10本体の手前側に引き出す動作であり、閉動作は、画像形成装置10本体から引き出された給紙トレイを画像形成装置10本体に収納する動作である。開閉機構16は、例えば給紙トレイの左側面と右側面に取り付けられたレール状のガイド機構と、給紙トレイをガイド機構に沿って移動させるための駆動部とから構成される。この開閉機構16により、ユーザは、給紙トレイを手で開閉させることができる。また、開閉機構16が、プリンタ制御部158(図2参照)の制御により給紙トレイを自動で開閉するように構成してもよい。
また、給紙トレイ12−1〜12−3の開閉機構16の近くには、各給紙トレイの開状態と閉状態を検知する開閉検知部17が設けられている。例えば給紙トレイが開状態のとき、開閉検知部17は検知信号を出力し、給紙トレイが開状態のとき、開閉検知部17は検知信号を出力しない。開閉検知部17の検知結果は、プリンタ制御部158へ出力される。
さらに、給紙トレイ12−1〜12−3の内部には、用紙の有無を検知する用紙検知センサ18(用紙検知部の一例)が設けられている。用紙検知センサ18は、用紙の有無に応じた検知信号を出力する。用紙検知センサ18には、一例として反射型の光検出器が用いられる。用紙検知センサ18の検知結果は、プリンタ制御部158へ出力される。
画像形成装置10では、その上部側に、CCD131(図2を参照)を含むスキャナ部130、自動原稿給送装置135が設けられており、プラテンガラス137又はADF原稿読み取り用スリットガラス138を通して原稿の画像読取が可能になっている。
スキャナ部130、自動原稿給送装置135、プラテンガラス137、ADF原稿読み取り用スリットガラス138等により、画像読込部が構成されている。
スキャナ部130、自動原稿給送装置135、プラテンガラス137、ADF原稿読み取り用スリットガラス138等により、画像読込部が構成されている。
画像形成装置10内には、いずれかの給紙トレイから給紙される用紙を搬送する搬送路13、給紙ローラ146等が設けられている。画像形成装置10内の搬送路13の途中には、帯電器152、LD153、感光体ドラム154、現像器155、転写部156、定着器157等で構成される画像形成部151が設けられている。また、大容量給紙ユニット30には、大容量給紙トレイ31(図10参照)に収容された用紙を画像形成装置10内に搬送する搬送路が設けられている。この大容量給紙トレイ31に、開閉機構16が設けられていて、大容量給紙トレイ31が開閉可能でもよい。
画像形成部151において、帯電器152、現像器155、転写部156は、感光体ドラム154の周囲に配置されている。帯電器152は、画像書き込み前に感光体ドラム154の表面を一様に帯電する。LD153は、表面が一様に帯電された感光体ドラム154に半導体レーザを照射することにより感光体ドラム154に静電潜像を形成する。現像器155は、LD153によって感光体ドラム154に形成された静電潜像をトナー部材によって現像する。この現像処理によって感光体ドラム154にトナー画像が形成される。転写部156は、給紙部12や大容量給紙ユニット30から搬送されてきた用紙に感光体ドラム154のトナー画像を転写する。トナー画像が転写された用紙は、感光体ドラム154から分離されて定着器157に搬送される。感光体ドラム154に残留したトナー部材は、クリーニング部によって除去される。
定着器157は、搬送された用紙を加熱することにより用紙の表面側に転写されたトナー画像を定着する。定着処理が施された用紙は、片面印刷の場合には画像形成装置10の側方に位置する後処理装置20にそのまま搬送される。両面印刷の場合には、定着後の用紙がスイッチバックされて当該用紙の裏面側に画像形成部151で所定の画像が転写される。そして、両面に画像が形成された用紙は定着後に後処理装置20に搬送される。
後処理装置20は、PI部21と排紙トレイ22,23を備える。後処理装置20は、画像形成装置10から搬送された用紙又はPI部21から給紙された用紙に後処理を施した後、排紙トレイ22,23に排紙する。
本実施形態の画像形成システム1は、画像形成装置10と、後処理装置20と、大容量給紙ユニット30とで構成されているが、画像形成システムを構成する装置は、画像形成装置の他にはその数や種別が特に限定されるものではない。例えば、画像形成システムは、複数の後処理装置を備えるものであってもよく、その他に、スタック装置等の各種の外部装置を接続することができる。
以下の説明において、給紙トレイには、給紙トレイ12−1〜12−3、大容量給紙トレイ31の他に、PI部21のPIトレイや手差しトレイも含まれる。
[画像形成システムの機能的構成]
次に、画像形成システム1の機能的構成について説明する。
図2は、画像形成システム1の機能的構成例を示すブロック図である。
次に、画像形成システム1の機能的構成について説明する。
図2は、画像形成システム1の機能的構成例を示すブロック図である。
画像形成装置10は、本体制御部100と、スキャナ部130と、操作部140と、プリンタ部150とを備える。さらに、画像形成装置10は、LAN2を通して端末PC等の外部機器60から入力される画像データを処理し、又はスキャナ部130で得た画像データを、LAN2を通して外部機器60に転送可能にするプリントコントローラ160を備えている。
本体制御部100は、プリントコントローラ160に接続されたPCIバス114を有しており、PCIバス114にDRAM制御IC115が接続されている。DRAM制御IC115には、画像メモリ120が接続されている。画像メモリ120として、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)が用いられる。画像メモリ120は、圧縮画像データを格納するための圧縮メモリ121と、画像形成前にプリント対象の非圧縮画像データを一時的に格納するための伸長メモリ122とを有している。
また、PCIバス114には、HDD(Hard Disk Drive)123が接続されており、HDD123には、スキャナ部130が取得した画像データやプリントコントローラ160に接続された外部機器60等により生成された画像データ等が保存される。
プリントコントローラ160で取得される画像データやHDD123に格納された画像データは、プリント動作に伴ってPCIバス114を通してDRAM制御IC115へと送信される。
プリントコントローラ160で取得される画像データやHDD123に格納された画像データは、プリント動作に伴ってPCIバス114を通してDRAM制御IC115へと送信される。
また、本体制御部100は、制御CPU110を備えている。制御CPU110には、DRAM制御IC115が接続されている。
また、制御CPU110には、ROM(Read Only Memory)で構成され、制御CPU110を動作させるためのプログラム等が格納されたプログラムメモリ111、RAM(Random Access Memory)で構成され、ワークエリア等として使用されるシステムメモリ112、フラッシュメモリ等により構成される不揮発メモリ113が接続されている。不揮発メモリ113には、画像形成装置10の初期印刷設定情報や、プロセス制御パラメータ等の機械設定情報、出力設定の初期データ、後処理設定等が読み出し可能に格納されている。
また、制御CPU110には、ROM(Read Only Memory)で構成され、制御CPU110を動作させるためのプログラム等が格納されたプログラムメモリ111、RAM(Random Access Memory)で構成され、ワークエリア等として使用されるシステムメモリ112、フラッシュメモリ等により構成される不揮発メモリ113が接続されている。不揮発メモリ113には、画像形成装置10の初期印刷設定情報や、プロセス制御パラメータ等の機械設定情報、出力設定の初期データ、後処理設定等が読み出し可能に格納されている。
例えば、不揮発メモリ113には、図3Aに示すような給紙手段(給紙トレイ等)に関する給紙トレイテーブル113Aが格納されてもよい。給紙トレイテーブル113Aは、画像形成システム1が備える給紙手段(給紙トレイ等)と、給紙手段の仕様が関連付けて登録されたテーブルであり、「給紙トレイ」、「開閉」、「自動開放」、及び「センサ」のフィールドを有する。ここで開閉とは、給紙トレイ等の給紙手段を各装置の本体から引き出せる機能を表す。また自動開放とは、制御CPU110が、給紙手段を自動的に各装置の本体から引き出せる機能を表す。さらにセンサとは、給紙トレイ等の給紙手段内の用紙の有無に応じた検知信号を出力する用紙検知センサを表す。なお、図3Aの本体トレイ1〜3は給紙トレイ12−1〜12−3に相当し、大容量トレイは大容量給紙トレイ31に相当し、PIトレイはPI部21に相当する。
また、システムメモリ112には、図3Bに示すようなジョブの設定情報に関するジョブ設定テーブル112Aが格納されてもよい。ジョブ設定テーブル112Aは、ジョブごとの設定内容が登録されたテーブルであり、「ジョブ」、「用紙属性」、「強制出力」、及び「ユーザ」のフィールドを有する。ここで、強制出力とは、ジョブが完了後に給紙トレイを空にすることなく次のジョブを実行して出力処理することである。ユーザとは、ジョブを入力(指示)したユーザの名前であり、一例として操作部140を操作したユーザの名前や外部機器60(図2参照)に登録されたユーザの名前が該当する。ジョブ設定テーブル112Aでは、画像の品質に直接関わる出力設定は含まれなくてもよい。
また、システムメモリ112には、図3Cに示すようなジョブで使用された給紙手段(給紙トレイ等)に関する使用済み情報テーブル112Bが格納されてもよい。使用済み情報テーブル112Bは、「給紙トレイ」と「使用済み情報」のフィールドを有する。使用済み情報とは、給紙トレイごとにジョブで使用されたかどうかを示す情報であり、ジョブで使用された場合には使用済みとし、ジョブで使用されなかった場合には未使用として表される。ただし、使用済みの給紙トレイ内の用紙が除去されると、使用済みから未使用に変わる。上述した図3A〜図3Cの各テーブルの各フィールドは、フラグのあり/なしで表すことができるため、情報量が少なくて済む。
図2の説明に戻る。制御CPU110は、不揮発メモリ113の不揮発データを読み取り可能であり、また、所望のデータを不揮発メモリ113に書き込むことが可能である。
制御CPU110は、プログラムメモリ111に格納されたプログラムにより動作し、不揮発メモリ113から読み出した機械設定情報や印刷設定情報、出力設定等に従って画像形成装置10の各部を動作制御する。
制御CPU110は、プログラムメモリ111、システムメモリ112、不揮発メモリ113等とともに制御部を構成し、ジョブの実行、ジョブの中止等を制御することができる。
制御CPU110は、ジョブの出力設定や操作指示等を、操作部140を通して行うことができる。
制御CPU110は、プログラムメモリ111に格納されたプログラムにより動作し、不揮発メモリ113から読み出した機械設定情報や印刷設定情報、出力設定等に従って画像形成装置10の各部を動作制御する。
制御CPU110は、プログラムメモリ111、システムメモリ112、不揮発メモリ113等とともに制御部を構成し、ジョブの実行、ジョブの中止等を制御することができる。
制御CPU110は、ジョブの出力設定や操作指示等を、操作部140を通して行うことができる。
この制御CPU110は、ジョブの実行可否を判断する手段、給紙トレイを空にすることを促すか否かの設定を保存する手段、及び各給紙トレイが使用済みか否かの情報を保持する手段である。
スキャナ部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナ部130全体の制御を行うスキャナ制御部132とを備えている。スキャナ制御部132は、制御CPU110とシリアル通信可能に接続されている。また、CCD131は、CCD131で読み取った画像データを処理する読み取り処理部116に接続され、読み取り処理部116は、DRAM制御IC115に制御可能に接続されている。
読み取り処理部116は、CCD131から入力されたアナログ画像信号に、アナログ信号処理、A/D(Analog to Digital)変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施し、デジタル画像データを生成して、圧縮・伸長IC124に出力する。
また、制御CPU110には、ADF制御部136が制御可能に接続されており、ADF制御部136によって自動原稿給送装置135が制御される。
スキャナ部130は、画像形成装置10のプラテンガラス137に置かれた原稿や、自動原稿給送装置135で自動搬送される原稿の画像を読み取る。
また、制御CPU110には、ADF制御部136が制御可能に接続されており、ADF制御部136によって自動原稿給送装置135が制御される。
スキャナ部130は、画像形成装置10のプラテンガラス137に置かれた原稿や、自動原稿給送装置135で自動搬送される原稿の画像を読み取る。
操作部140は、LCD141と、操作部全体を制御する操作部制御部142とを備えており、操作部制御部142は制御CPU110にシリアル通信可能に接続されている。
操作部140では、制御CPU110の制御を受けて、LCD141によって、画像形成装置10における出力条件設定や動作制御条件等の機械設定入力、各給紙トレイの用紙属性(サイズ、紙種など)の設定入力、オフライン作業の追加で所定の後処理出力物が得られる設定や、設定内容の表示、メッセージ等の所望の情報等の表示等が可能になっている。
操作部140では、制御CPU110の制御を受けて、LCD141によって、画像形成装置10における出力条件設定や動作制御条件等の機械設定入力、各給紙トレイの用紙属性(サイズ、紙種など)の設定入力、オフライン作業の追加で所定の後処理出力物が得られる設定や、設定内容の表示、メッセージ等の所望の情報等の表示等が可能になっている。
この操作部140は、給紙トレイを空にすることを促す情報を表示する手段、及び給紙トレイを空にしたことを入力する手段である。
DRAM制御IC115には、画像データを圧縮又は伸長することができる圧縮・伸長IC124が接続されている。DRAM制御IC115は、制御CPU110からの指示に従って、圧縮・伸長IC124による画像データの圧縮処理及び圧縮画像データの伸長処理を制御するとともに、画像メモリ120への画像データの入出力制御を行う。制御CPU110は、面付け処理を行った画像データをくるみ綴じ画像リストとして作成し、くるみ綴じ画像リストを画像メモリ120に記憶することができる。
書込み処理部125は、LD153等を備える画像形成部151に接続され、画像データに基づいてLD153の動作に用いられる書き込みデータを生成する。
書込み処理部125は、LD153等を備える画像形成部151に接続され、画像データに基づいてLD153の動作に用いられる書き込みデータを生成する。
プリンタ部150は、プリンタ部150の全体動作(給紙、画像形成等)を制御するプリンタ制御部158を備えており、プリンタ制御部158は制御CPU110にシリアル通信可能に接続されている。プリンタ制御部158は制御CPU110の制御指令に従って動作して、プリンタ部150を制御し、用紙搬送、画像形成等を行う。プリンタ制御部158は、制御CPU110等を含む制御部の一部を構成することがある。また、プリンタ制御部158は、圧縮・伸長IC124に圧縮画像データの伸長を指示することができる。
また、プリンタ制御部158には、大容量給紙ユニット30における給紙処理を制御する大容量給紙ユニット制御部171が制御可能に接続されている。プリンタ制御部158は、制御CPU110の指令に基づいて大容量給紙ユニット制御部171に給紙処理の指示を行うことができ、また、大容量給紙ユニット制御部171から大容量給紙ユニット30における状態情報を取得することができる。
また、プリンタ制御部158には、後処理装置20における各部の処理を制御する後処理制御部181が制御可能に接続されている。プリンタ制御部158は、制御CPU110の指令に基づいて後処理制御部181に後処理の指示を行うことができ、また、後処理制御部181から後処理装置20における状態情報を取得することができる。
また、DRAM制御IC115が接続されたPCIバス114には、プリントコントローラ160のDRAM制御IC161が接続されている。プリントコントローラ160は、画像形成装置10をネットワークプリンタやネットワークスキャナとして使用する場合に、LAN2に接続される外部機器60等から画像データ等を画像形成装置10で受信したり、スキャナ部130で取得した画像データをLAN2に接続される端末PC等の外部機器60等に送信したりするものである。
プリントコントローラ160では、DRAM制御IC161に、DRAM等で構成される画像メモリ162が接続されている。また、プリントコントローラ160では、共通バスにDRAM制御IC161と、プリントコントローラ160全体の制御を行うコントローラ制御CPU163、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、LAN2に接続されている。
さらに、制御CPU110には、IO部118が接続されている。IO部118は、画像形成装置10内の各部と制御CPU110との間で情報の授受を行うインターフェースとして動作する。
外部機器60は、表示を行う端末表示部61と、操作の受け付けが行われる端末操作部62とを有している。端末表示部61は、本発明における表示部として機能し、端末操作部62は、本発明における操作部として機能することができる。
外部機器60は、VNCクライアント等を介して端末操作部62上で、画像形成装置10に関する操作の入力が可能になっているものでもよく、また、端末表示部61で画像形成装置に関する表示を行えるものであってもよい。端末操作部62と端末表示部61とは、例えばタッチパネルで構成することができるが、これに限定されるものではなく、LCDやマウス等の操作部とディスプレイ等の表示部とが別に構成されているものであってもよい。
外部機器60は、VNCクライアント等を介して端末操作部62上で、画像形成装置10に関する操作の入力が可能になっているものでもよく、また、端末表示部61で画像形成装置に関する表示を行えるものであってもよい。端末操作部62と端末表示部61とは、例えばタッチパネルで構成することができるが、これに限定されるものではなく、LCDやマウス等の操作部とディスプレイ等の表示部とが別に構成されているものであってもよい。
次に、画像形成装置10の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置10において画像データを蓄積する手順について説明する。
スキャナ部130は、CCD131により原稿から画像を光学的に読み取って画像データを生成する。この際には、制御CPU110から指令を受けるスキャナ制御部132によってCCD131の動作制御を行う。原稿の読み取りは、自動原稿給送装置135によって原稿を自動給送しつつ行ってもよく、また、プラテンガラス137上に原稿を置いて行ってもよい。
先ず、画像形成装置10において画像データを蓄積する手順について説明する。
スキャナ部130は、CCD131により原稿から画像を光学的に読み取って画像データを生成する。この際には、制御CPU110から指令を受けるスキャナ制御部132によってCCD131の動作制御を行う。原稿の読み取りは、自動原稿給送装置135によって原稿を自動給送しつつ行ってもよく、また、プラテンガラス137上に原稿を置いて行ってもよい。
制御CPU110はプログラムによって動作し、操作部140による操作(読み取り指示やコピー指示)に基づいてスキャナ部130への指令を発行する。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、DRAM制御IC115を介して圧縮・伸長IC124に送られて所定の方法によって圧縮される。圧縮されたデータは、DRAM制御IC115を介して画像メモリ120に格納される。HDD123に格納する場合は、圧縮メモリ121に一旦格納したデータを、DRAM制御IC115を介してHDD123に送る。
この他に画像データは、LAN2を介して画像形成装置10に入力されることもある。画像データとしては、例えば外部機器60等のアプリケーションプログラム等により生成されたプリントファイルを展開したプリントデータ等が挙げられる。画像データの生成方法は特に限定されるものではない。
この画像データは、LAN2、LANインターフェース165を介してプリントコントローラ160で受信され、コントローラ制御CPU163で展開されたプリントデータがDRAM制御IC161によって画像メモリ162に一旦格納される。画像メモリ162に格納されたデータは、PCIバス114を介してDRAM制御IC115に転送され、伸長メモリ122に一旦格納される。伸長メモリ122に格納されたデータは、DRAM制御IC115を介して圧縮・伸長IC124に送られて圧縮処理され、DRAM制御IC115を介して圧縮メモリ121に格納される。HDD123に格納する場合は、圧縮メモリ121に一旦格納したデータを、DRAM制御IC115を介してHDD123に送る。
画像データの蓄積に際しては、画像データの蓄積前又は蓄積後に出力設定がなされる。この出力設定は、操作部140に設定画面を表示して、操作者による操作入力によって行うことができる。また、初期設定において出力設定項目が選択されており、操作者による設定入力がなされない場合にも初期設定によって出力設定がなされる。また、操作者は、設定画面により後処理設定を行うことができる。
画像形成装置10で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンタとして使用する場合、圧縮メモリ121に格納された画像データを、DRAM制御IC115を介して圧縮・伸長IC124に送出してデータを伸長し、伸長したデータを書込み処理部125に送出し、帯電部で帯電した感光体ドラム154へLD153によって書き込みを行う。なお、HDD123に格納された画像データを用いる場合は、HDD123に格納された画像データを、DRAM制御IC115を介して一旦、圧縮メモリ121に格納し、圧縮メモリ121に格納された画像データを、DRAM制御IC115を介して圧縮・伸長IC124に送出してデータを伸長し、伸長したデータを上記と同様に書込み処理部125に送出する。
プリンタ部150では、制御CPU110の指令を受けたプリンタ制御部158によって各部の制御が行われる。画像形成部151では感光体ドラム154に書き込まれた潜像が現像器155(図1)でトナー像として現像され、トナー像が転写部156(図1)で搬送路13によって供給される用紙に転写され、定着器157で定着がなされる。感光体ドラム154では、トナー像が用紙転写された後、図示しないクリーニング部によって残留トナーが除去される。このようにプリンタ制御部158の制御により、画像形成部151が用紙に画像を形成することを「プリントする」とも呼ぶ。
なお、本実施形態例では、モノクロの画像形成を前提にして説明したが、各色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)毎に感光体等を備える画像形成装置としたものであってもよい。
なお、本実施形態例では、モノクロの画像形成を前提にして説明したが、各色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)毎に感光体等を備える画像形成装置としたものであってもよい。
画像形成がなされた用紙は、搬送路13を経て後処理装置20に送られて、後処理設定に従って後処理装置20で所定の後処理が行われる。また、後処理が行われない場合、そのまま後処理装置20から用紙が排出される。
[第1の実施形態に係る処理の流れ]
次に、第1の実施形態に係る一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れを説明する。
次に、第1の実施形態に係る一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れを説明する。
図4は、第1の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れを示すフローチャートである。図4に示す流れは、本発明の基本的な処理の流れを表しており、ステップS3〜S5は新規な部分である。
まず画像形成装置10が起動すると、制御CPU110は、実行すべきジョブが存在するか否かを判定し(S1)、ジョブが存在しない場合には(S1のNO)、ジョブが入力されるまで待機する。
ステップS1においてジョブが存在する場合には(S1のYES)、制御CPU110は、ジョブを実行する(S2)。即ち、制御CPU110は、ジョブに基づいてプリンタ制御部158に制御指令を出力し、プリンタ制御部158は、用紙搬送、画像形成等を行う。
次に、制御CPU110は、少なくともジョブで使用した給紙トレイを空にすること、即ち該当給紙トレイ内の用紙を除去することを促す情報(例えばポップアップ画面)を、操作部140のLCD141に表示する(S3)。あるいは、給紙トレイを空にすることを音声によりユーザに知らせるようにしてもよい。このように、給紙トレイを空にすることを促す情報を、LCD141に表示したり音声を出力したりして、ユーザに報知する。そして、制御CPU110は、給紙トレイが空になったことを確認するまで次のジョブを実行不可とする。このように、給紙トレイを空にすることを促すことを報知することで、ユーザの注意を喚起することができる。
次に、制御CPU110は、ユーザが給紙トレイを空にするまで待機する処理を実行する(S4)。例えば、制御CPU110は、LCD141に「給紙トレイを空にしましたか?」というメッセージとともに、「はい」又は「いいえ」を選択させる画面を表示し、ユーザの回答に応じて、ユーザが給紙トレイを空にしたと判断する方法が挙げられる。
次に、制御CPU110は、給紙トレイが空になったと判断した場合には、LCD141に表示した給紙トレイを空にすることを促す情報を非表示とする(S5)。制御CPU110は、給紙トレイが空になったことを確認できたので次のジョブの実行を許可する。
制御CPU110は、ステップS5の処理が終了したらステップS1の判定処理に進み、ステップS1〜S5の処理を繰り返す。
[第1の実施形態の効果]
上述した第1の実施形態によれば、ユーザがジョブ完了後に給紙トレイを空にするとともに、次のジョブの実施の直前に必要な用紙を給紙トレイにセットする。画像形成装置10は、給紙トレイが空になるまで次のジョブの実行が許可されない。このような一連の処理の徹底することにより、画像形成装置10は、次のジョブで使用すべき用紙が給紙トレイにセットされたことを確実に確認することができ、それゆえヤレ紙を低減することができる。
上述した第1の実施形態によれば、ユーザがジョブ完了後に給紙トレイを空にするとともに、次のジョブの実施の直前に必要な用紙を給紙トレイにセットする。画像形成装置10は、給紙トレイが空になるまで次のジョブの実行が許可されない。このような一連の処理の徹底することにより、画像形成装置10は、次のジョブで使用すべき用紙が給紙トレイにセットされたことを確実に確認することができ、それゆえヤレ紙を低減することができる。
[第1の実施形態の具体例1]
次に、第1の実施形態に係る一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れについて、具体例1を説明する。
次に、第1の実施形態に係る一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れについて、具体例1を説明する。
図5は、第1の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例1を示す説明図(1)である。
図6は、第1の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例1を示す説明図(2)である。
図6は、第1の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例1を示す説明図(2)である。
図5において、画像形成装置10が起動後、最初のジョブが入力されると、制御CPU110は、そのジョブを実行するとともに、操作部140(LCD141)に「ジョブ実行中」のメッセージを表示する(状態1)。例えば、ジョブ又は画像形成装置10の設定が、本体トレイ1(給紙トレイ12−1に相当)を使用するものである場合、本体トレイ1に収納された用紙P1が給紙される。本体トレイ2(給紙トレイ12−2に相当)は、空である。
次に、ジョブが完了すると、制御CPU110は、本体トレイ1(給紙トレイ12−1)を空にすることを促す情報を操作部140に表示する。このとき、次のジョブは、制御CPU110によって実行不可の状態となる。制御CPU110は、「ジョブ実行不可」、「本体トレイ1を空にしてください」のメッセージを操作部140に表示する(状態2)。このように、給紙トレイ内の用紙が除去されるまでの間、次のジョブを実行できないことを報知することにより、給紙トレイを空にすることをユーザに強く促すことができる。
次に、ユーザが給紙トレイ1の用紙を取り除き給紙トレイ1が空になると、制御CPU110は、給紙トレイを空にすることを促す情報を非表示にし、次のジョブの実行を可能とする。そして、制御CPU110は、「ジョブ実行可能」のメッセージを操作部140に表示する(状態3)。
次に、図6において次のジョブが投入されると、次のジョブの開始時には本体トレイ1(給紙トレイ12−1)に用紙P1が存在しないため、制御CPU110は、ジョブを停止し本体トレイ1への給紙を促す。次のジョブは、最初のジョブと連続するジョブ、あるいはユーザが手動で入力したジョブであり、本体トレイ1を使用する設定である。制御CPU110は、「ジョブ停止」、「本体トレイ1に用紙を入れてください」のメッセージを操作部140に表示する(状態4)。本具体例1では、このタイミングで確実に人の手を介すことで、ヤレ紙の低減を図る。
次に、制御CPU110は、本体トレイ1に用紙P1が給紙されたこと(給紙完了)を確認すると、ジョブを再開するとともに、制御CPU110は、「ジョブ実行可能」のメッセージを操作部140に表示する(状態5)。例えば、制御CPU110は、本体トレイ1に用紙P1を給紙したことが操作部140に入力されたこと、本体トレイ1内の用紙検知センサの検知結果等により、本体トレイ1に用紙P1が給紙されたことを確認する。
そして、制御CPU110は、本体トレイ1に給紙された用紙P1を使用してジョブを実行するとともに、操作部140に「ジョブ実行中」のメッセージを表示する(状態6)。
上述した第1の実施形態に係る具体例1によれば、画像形成装置10にジョブが連続して投入される場合又はユーザが手動でジョブを入力する場合でも、直前のジョブの完了後にジョブを停止してユーザが給紙トレイを空にし、次のジョブの開始前にユーザに該当給紙トレイに用紙をセットするよう促す。このように、確実に人の手を介すことで、ヤレ紙を低減することができる。
[第1の実施形態の具体例2]
次に、第1の実施形態に係る一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れについて、具体例2を説明する。この具体例2は、上記具体例1において本体トレイに用紙をセットした後に、次のジョブが投入される場合の例である。
次に、第1の実施形態に係る一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れについて、具体例2を説明する。この具体例2は、上記具体例1において本体トレイに用紙をセットした後に、次のジョブが投入される場合の例である。
図7は、第1の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例2を示す説明図(1)である。
図8は、第1の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例2を示す説明図(2)である。
図8は、第1の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例2を示す説明図(2)である。
図7における状態11〜状態13は、図6の状態1〜状態3と同じであるので、状態11〜状態13の説明は割愛する。
状態13において本体トレイ1は空である。図8において、ユーザは本体トレイ1を空にした後、改めて次のジョブで使用する用紙を本体トレイ1にセットする。このタイミングで確実に人の手を介すことで、ヤレ紙の低減を図る。制御CPU110は、本体トレイ1に用紙P1がセットされたこと(給紙完了)を確認すると、「ジョブ実行可能」のメッセージを操作部140に表示する(状態14)。なお、次のジョブが投入される前に給紙が行われる場合として、例えば直前のジョブと次のジョブが同一ユーザによって入力されたものである場合や、プリント枚数が多いために同一給紙トレイに同じ用紙を補給する場合などが想定される。
そして、次のジョブが投入されると、制御CPU110は、本体トレイ1にセットされた用紙P1を使用してジョブを実行するとともに、操作部140に「ジョブ実行中」のメッセージを表示する(状態15)。
上述した第1の実施形態に係る具体例2によれば、画像形成装置10に次のジョブが投入される前にユーザが該当給紙トレイに用紙をセットするようにした場合には、生産性の低下が抑えられる。
<2.第2の実施形態>
第2の実施形態は、第1の実施形態に対して、より具体的な設定や条件を加味したものである。
[第2の実施形態に係る処理の流れ]
図9は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れを示すフローチャートである。図9のフローチャートは、図4のフローチャートに対して具体的な設定や条件が反映されている。
第2の実施形態は、第1の実施形態に対して、より具体的な設定や条件を加味したものである。
[第2の実施形態に係る処理の流れ]
図9は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れを示すフローチャートである。図9のフローチャートは、図4のフローチャートに対して具体的な設定や条件が反映されている。
まず画像形成装置10が起動すると、制御CPU110は、画像形成装置10の本体内部の設定が、給紙トレイを空にすること(給紙トレイ内の用紙を除去すること)を促す設定であるか否かを判定する(S11)。本実施形態では、少なくとも最初に入力されるジョブに対しては、給紙トレイを空にすることを促さない。
次に、ステップS11において設定が給紙トレイを空にすることを促すものではない場合(S11のNO)、制御CPU110は、実行すべきジョブが存在するか否かを判定する(S29)。ジョブが存在しない場合には(S29のNO)、制御CPU110は、ステップS11の判定処理に戻る。一方、ジョブが存在する場合には(S29のYES)、制御CPU110は、給紙トレイを空にすることなくジョブを実行する(S30)。制御CPU110は、ジョブに基づいてプリンタ制御部158に制御指令を出力し、プリンタ制御部158は、搬送路13への用紙搬送、画像形成等を行う。制御CPU110は、ジョブ終了後にステップS11の判定処理に進む。
一方、ステップS11において設定が給紙トレイを空にすることを促すものである場合(S11のYES)、制御CPU110は、実行すべきジョブが存在するか否かを判定する(S12)。ジョブが存在しない場合には(S12のNO)、制御CPU110は、ステップS28に進む。
次に、ステップS12においてジョブが存在する場合には(S12のYES)、制御CPU110は、システムメモリ112のジョブ設定テーブル112A(図3B)を参照し、そのジョブが強制出力する設定であるか否かを判定する(S13)。ジョブが強制出力する設定である場合には(S13のYES)、制御CPU110は、ステップS26の処理に進む。
次に、ステップS13においてジョブが強制出力する設定ではない場合には(S13のNO)、制御CPU110は、ジョブ設定テーブル112Aを参照し、そのジョブが直前に完了したジョブと同じユーザにより作成されたものであるか否かを判定する(S14)。2つのジョブが同じユーザにより作成されたものである場合には(S14のYES)、制御CPU110は、ステップS26の処理に進む。2つのジョブが同じユーザにより作成されたものである場合、給紙トレイに意図しない用紙がセットされている可能性は低いと想定される。
次に、ステップS14においてジョブが同じユーザにより作成されたものではない場合(S14のNO)、制御CPU110は、使用済み情報テーブル112B(図3C)を参照し、そのジョブは「使用済み」情報が付与された給紙トレイを利用するものであるか否かを判定する(S15)。当該ジョブは「使用済み」情報が付与された給紙トレイを利用するものではない場合には(S15のNO)、制御CPU110は、制御CPU110は、ステップS26の処理に進む。
ステップS15においてジョブは「使用済み」情報が付与された給紙トレイを利用するものである場合には(S15のYES)、ステップS16に進む。
上述したステップS13〜S15は、順不同でもよい。
次に、ステップS13のYES、ステップS14のYES、又はステップS15のNOの場合には、制御CPU110は、給紙トレイを空にすることなくジョブを実行する(S26)。制御CPU110は、ジョブに基づいてプリンタ制御部158に制御指令を出力し、プリンタ制御部158は、搬送路13への用紙搬送、画像形成等を行う。
次に、制御CPU110は、ジョブ実行により使用した給紙トレイのうち予め設定によって対象外としていたもの以外に「使用済み」情報を付与し、使用済み情報テーブル112Bを更新する(S27)。使用した給紙トレイのうち予め対象外とする給紙トレイを設定するのは、使用頻度の高い用紙などがセットされた給紙トレイを除くためであり、意図しない用紙を用いてジョブを実行する可能性が低い。制御CPU110は、直前のジョブが予め用紙除去の対象外に設定された給紙トレイのみを使用していた場合には、次のジョブの実行を不可としない。
ステップS12のNOの場合、又はステップS27の処理が終了後、制御CPU110は、使用済み情報テーブル112Bを参照し、「使用済み」情報が付与された給紙トレイがあるか否かを判定する(S28)。「使用済み」情報が付与された給紙トレイがない場合(S28のNO)、制御CPU110は、ステップS11の判定処理に進む。
次に、ステップS28において「使用済み」情報が付与された給紙トレイがある場合(S28のYES)、制御CPU110は、ステップS16に進む。
ステップS15のYES、又はステップS28のYESの場合には、制御CPU110は、「使用済み」情報が付与された給紙トレイを空にすることを促す情報を操作部140に表示する(S16)。ステップS16は、図4のステップS3に対応する。
次に、制御CPU110は、「使用済み」情報が付与された給紙トレイから1つの給紙トレイを選択する(S17)。例えば画像形成装置10内の給紙トレイから優先的に選択するなど、選択順序は任意である。また、次のジョブがどの給紙トレイを使用するか決まっていれば、その給紙トレイから優先的に選択してもよい。
次に、制御CPU110は、選択された給紙トレイが開閉機構16を備え、開閉可能であるか否かを判定する(S18)。その給紙トレイが開閉可能ではない場合(S18のNO)、制御CPU110は、ステップS21に進む。
ステップS18において選択した給紙トレイが開閉可能である場合(S18のYES)、制御CPU110は、選択した給紙トレイを自動で開く、即ち開閉機構16を制御して選択した給紙トレイを開く(S19)。直前のジョブにおいて複数の給紙トレイを使用した場合、制御CPU110は、開閉機構16を制御して選択された給紙トレイを順次開く。なお、ユーザが手動で、選択した給紙トレイを開いてもよい。
次に、制御CPU110は、開閉検知部17の検知結果から選択した給紙トレイの開閉(開動作と閉動作)を確認する(S20)。制御CPU110は、選択した給紙トレイの開閉を確認できなかった場合には(S20のNO)、ステップS11の判定処理に進む。
次に、ステップS18のNOの場合、又はステップS20において選択した給紙トレイの開閉を確認できた場合(S20のYES)、制御CPU110は、用紙検知センサ18の検知結果から選択した給紙トレイが空であるか否かを判定する(S21)。用紙検知センサ18の検知結果から選択した給紙トレイが空であることを検知した場合(S21のNO)、制御CPU110は、ステップS11の判定処理に進む。
次に、ステップS21において選択した給紙トレイが空である場合(S21のYES)、制御CPU110は、操作部140から出力されるユーザの操作情報を元に、給紙トレイが空になったか否かを判定する(S22)。ユーザの操作情報から給紙トレイが空になっていないことを検知した場合(S22のNO)、制御CPU110は、ステップS11の判定処理に進む。
選択した給紙トレイが空になったか否かの判定処理は、少なくともステップS20〜S22の判定処理のうちどれか一つでも実施すればよい。ステップS20〜S22の判定処理を複数実施することで、選択した給紙トレイが空になったか否かをより正確に判定することができ、ヤレ紙の低減につながる。
次に、ユーザの操作情報から給紙トレイが空になっていることを検知した場合(S22のYES)、制御CPU110は、使用済み情報テーブル112Bにおける選択した給紙トレイの「使用済み」情報を除去し、使用済み情報テーブル112Bを更新する(S23)。
次に、制御CPU110は、使用済み情報テーブル112Bを参照し、他にも「使用済み」情報が付与された給紙トレイがあるか否かを判定する(S24)。「使用済み」情報が付与された給紙トレイがある場合(S24のYES)、制御CPU110は、ステップS17の処理に進む。上述したステップS17〜S24までの処理は、図4のステップS4の処理に対応する。
また、ステップS24において「使用済み」情報が付与された給紙トレイがある場合(S24のNO)、制御CPU110は、操作部140のLCD141に表示した給紙トレイを空にすることを促す情報を非表示とする(S25)。ステップS25の処理は、図4のステップS5の処理に対応する。
制御CPU110は、ステップS25の処理が終了したらステップS11の判定処理に進み、ステップS11以降の処理を適宜繰り返す。
なお、本発明で実行不可とするジョブは、直前のジョブで使用した1つ又は複数の給紙トレイを使用するジョブを想定したが、過去のジョブ(例えば2回前のジョブ)で使用した1つ又は複数の給紙トレイを使用するものでもよい。
[第2の実施形態の効果]
上述した第2の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果の他に、次のような効果がある。ジョブが強制出力設定である場合、次のジョブが直前のジョブを作成したユーザと同じユーザにより作成されたものである場合、又はジョブが「使用済み」情報が付与された給紙トレイを利用しない場合(S13〜S15)には、次のジョブを実行する。それにより、強制的にジョブを実行すべきとき、又は意図しない用紙を利用して画像形成が行われる可能性が低いときには、ジョブが実行される。それゆえ、生産性が低下することなく、ジョブの実行が可能である。
上述した第2の実施形態は、第1の実施形態と同様の効果の他に、次のような効果がある。ジョブが強制出力設定である場合、次のジョブが直前のジョブを作成したユーザと同じユーザにより作成されたものである場合、又はジョブが「使用済み」情報が付与された給紙トレイを利用しない場合(S13〜S15)には、次のジョブを実行する。それにより、強制的にジョブを実行すべきとき、又は意図しない用紙を利用して画像形成が行われる可能性が低いときには、ジョブが実行される。それゆえ、生産性が低下することなく、ジョブの実行が可能である。
また、本実施形態では、給紙トレイが開閉可能な場合には、選択した給紙トレイを自動で開くため(S19)、ユーザは失念することなく該当給紙トレイから用紙を取り除いて該当給紙トレイに目的の用紙をセットすることができる。
また、本実施形態では、開閉検知部の検知結果、用紙検知センサの検知結果、又は操作部からの空情報の入力(S20〜S22)を利用して、選択した給紙トレイに用紙がないことを確認するので、給紙トレイを確実に空にすることができる。
[第2の実施形態の具体例1]
次に、第2の実施形態に係る一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れについて、具体例1を説明する。前提として、給紙トレイ12−1(本体トレイ1)、給紙トレイ12−2(本体トレイ2)、大容量給紙トレイ31(大容量トレイ)にそれぞれ、用紙P1〜P3がセットされている。大容量給紙ユニット30の大容量給紙トレイ31は対象外に設定されているものとする。
次に、第2の実施形態に係る一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れについて、具体例1を説明する。前提として、給紙トレイ12−1(本体トレイ1)、給紙トレイ12−2(本体トレイ2)、大容量給紙トレイ31(大容量トレイ)にそれぞれ、用紙P1〜P3がセットされている。大容量給紙ユニット30の大容量給紙トレイ31は対象外に設定されているものとする。
図10は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例1を示す説明図(1)である。
図11は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例1を示す説明図(2)である。
図12は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例1を示す説明図(3)である。
図13は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例1を示す説明図(4)である。
図11は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例1を示す説明図(2)である。
図12は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例1を示す説明図(3)である。
図13は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例1を示す説明図(4)である。
図10において、画像形成装置10の起動後、制御CPU110は、画像形成装置10の本体内部の設定が給紙トレイを空にすることを促すものであって(S11のYES)、実行待ちのジョブがないときに(S12のNO)、「使用済み」情報が付与された給紙トレイがない場合には(S28のNO)、待機状態となる(状態21)。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行可能」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、制御CPU110は、最初のジョブが投入された際(S12のYES)、ジョブに強制出力設定がされておらず(S13のNO)、直前に完了したジョブと同じユーザが作成したジョブでもなく(S14のNO)、さらにジョブが「使用済み」情報が付与された給紙トレイも利用しない場合には(S15のNO)、ジョブを実行する(S26)(状態22)。制御CPU110は、ジョブに基づいてプリンタ制御部158に制御指令を出力し、プリンタ制御部158は、大容量給紙ユニット制御部171に制御指令を出力する。そして、プリンタ制御部158は、給紙トレイ12−1の用紙P1、給紙トレイ12−2の用紙P2及び大容量給紙トレイ31の用紙P3を用いて画像形成等を行う。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行中」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、制御CPU110は、ジョブ完了後、予め対象外に設定していた大容量給紙トレイ31を除く給紙トレイ12−1,12−2に「使用済み」情報を付与する(S27)(状態23)。このとき、制御CPU110は、「使用済み」情報が付与された給紙トレイが存在するため(S28のYES)、「ジョブ実行不可」、「給紙トレイ(本体トレイ1,2)を空にしてください」のメッセージを操作部140に表示する(S16)。
次に、図11において、制御CPU110は、給紙トレイ12−1を選択し(S17)、選択した給紙トレイ12−1は開閉可能であるため(S18のYES)、開閉機構16を制御して給紙トレイ12−1を自動で開く(S19)(状態24)。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行不可」、「給紙トレイ(本体トレイ1,2)を空にしてください」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、制御CPU110は、給紙トレイ12−1を閉じたことを確認し(S20YES)、給紙トレイ12−1内の用紙検知センサ18が用紙なしを検知し(S21のYES)、操作部140から給紙トレイ12−1が空であることを示す情報(図9では「空情報」と表記)が入力された場合には(S22のYES)、選択した給紙トレイ12−1に付与した「使用済み」情報を除去する(S23)(状態25)。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行不可」、「給紙トレイ(本体トレイ2)を空にしてください」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、給紙トレイ12−2に「使用済み」情報が付与されているため(S24のYES)、給紙トレイ12−2の用紙を取り除く処理(状態24及び状態25の場合と同じ処理)が行われる(状態26)。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行不可」、「給紙トレイ(本体トレイ2)を空にしてください」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、図12において、制御CPU110は、「使用済み」情報が付与された給紙トレイがなくなったため(S24のNO)、給紙トレイを空にすることを促す情報を非表示にする(S25)(状態27)。そして、制御CPU110は、「ジョブ実行可能」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、制御CPU110は、次のジョブ(給紙トレイ12−1を使う設定)の投入時には(S12のYES)、給紙トレイ12−1に用紙が存在しないため、ジョブを停止して給紙を促す(状態28)。このとき、制御CPU110は、「ジョブ停止」、「本体トレイ1(給紙トレイ12−1)に用紙を入れてください」のメッセージを操作部140に表示する。このタイミングで確実に人の手を介すことで、ヤレ紙の低減を図る。
次に、給紙トレイ12−1に用紙P1がセット(給紙完了)されると、制御CPU110は、ジョブを再開する(S26)(状態29)。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行可能」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、図13において、制御CPU110は、ジョブに基づいてプリンタ制御部158に制御指令を出力し、プリンタ制御部158は、大容量給紙ユニット制御部171に制御指令を出力する。そして、プリンタ制御部158は、給紙トレイ12−1の用紙P1及び大容量給紙トレイ31の用紙P3を用いて画像形成等を行う(状態30)。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行中」のメッセージを操作部140に表示する。
上述した第2の実施形態に係る具体例1に示したように、本発明は、大容量給紙ユニット30の大容量給紙トレイ31にも適用可能である。大容量給紙トレイ31内の用紙を交換する機会は少ないため、大容量給紙トレイ31を予め対象外に設定することで、生産性を低下させることなく、大容量給紙トレイ31を利用するジョブを、実行することができる。
[第2の実施形態の具体例2]
次に、第2の実施形態に係る一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れについて、具体例2を説明する。前提として、給紙トレイ12−1(本体トレイ1)、給紙トレイ12−2(本体トレイ2)、PI部21(PIトレイ)にそれぞれ、用紙P1,P2,P4がセットされている。給紙トレイ12−1は対象外に設定されているものとする。
次に、第2の実施形態に係る一のジョブの実行から次のジョブの開始までの流れについて、具体例2を説明する。前提として、給紙トレイ12−1(本体トレイ1)、給紙トレイ12−2(本体トレイ2)、PI部21(PIトレイ)にそれぞれ、用紙P1,P2,P4がセットされている。給紙トレイ12−1は対象外に設定されているものとする。
図14は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例2を示す説明図(1)である。
図15は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例2を示す説明図(2)である。
図16は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例2を示す説明図(3)である。
図17は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例2を示す説明図(4)である。
図15は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例2を示す説明図(2)である。
図16は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例2を示す説明図(3)である。
図17は、第2の実施形態に係る、一のジョブの実行から次のジョブの開始までの具体例2を示す説明図(4)である。
図14において、画像形成装置10の起動後、制御CPU110は、画像形成装置10の本体内部の設定が給紙トレイを空にすることを促すものであって(S11のYES)、実行待ちのジョブがないときに(S12のNO)、「使用済み」情報が付与された給紙トレイがない場合には(S28のNO)、待機状態となる(状態41)。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行可能」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、制御CPU110は、最初のジョブが投入された際(S12のYES)、ジョブに強制出力設定がされておらず(S13のNO)、直前に完了したジョブと同じユーザが作成したジョブでもなく(S14のNO)、さらにジョブが「使用済み」情報が付与された給紙トレイも利用しない場合には(S15のNO)、ジョブを実行する(S26)(状態42)。制御CPU110は、ジョブに基づいてプリンタ制御部158に制御指令を出力し、プリンタ制御部158は、後処理制御部181に制御指令を出力する。そして、プリンタ制御部158は、給紙トレイ12−1,12−2の用紙P1,P2及びPI部21の用紙P4を用いて画像形成等を行う。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行中」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、制御CPU110は、ジョブ完了後、予め対象外に設定していた給紙トレイ12−1を除く給紙トレイ12−2及びPI部21に「使用済み」情報を付与する(S27)(状態43)。このとき、制御CPU110は、「使用済み」情報が付与された給紙トレイが存在するため(S28のYES)、「ジョブ実行不可」、「給紙トレイ(本体トレイ2、PIトレイ)を空にしてください」のメッセージを操作部140に表示する(S16)。
次に、図15において、制御CPU110は、PI部21を選択し(S17)、選択したPI部21は開閉不可であるため(S18のNO)、開閉(開閉検知部17)によるPI部21が空であることを示す情報の取得を行わない。例えば、制御CPU110は、PI部21に設けられた不図示の用紙検知センサの検知結果(S11)、又は操作部140から出力されるPI部21が空であることを示す情報を元に、PI部21が空であるか否かを判定する(状態44)。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行不可」、「給紙トレイ(本体トレイ2、PIトレイ)を空にしてください」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、制御CPU110は、次のジョブが投入(給紙トレイ12−1を使う設定)された際(S12のYES)、「使用済み」情報を付与された給紙トレイ12−2及びPI部21は依然として存在しているが、「使用済み」情報が付与された給紙トレイは利用しないジョブであるため(S15のNO)、ジョブを実行する(S26)(状態45)。制御CPU110は、ジョブに基づいてプリンタ制御部158に制御指令を出力し、プリンタ制御部158は、給紙トレイ12−1の用紙P1を用いて画像形成等を行う。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行中」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、制御CPU110は、ジョブ完了後、予め対象外に設定された給紙トレイ12−1には「使用済み」情報は付与されないが、「使用済み」情報が付与された給紙トレイ12−2及びPI部21が存在するため(S28のYES)、給紙トレイを空にすることを促す情報を操作部140に表示する(S16)(状態46)。制御CPU110は、「ジョブ実行不可」、「給紙トレイ(本体トレイ2、PIトレイ)を空にしてください」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、図16において、制御CPU110は、次のジョブ(給紙トレイ12−1,12−2、PI部21を使う設定)が投入された際(S12のYES)、「使用済み」情報を付与された給紙トレイ12−2及びPI部21は依然として存在しても、強制出力設定のジョブである場合には(S13のYES)、ジョブを実行する(S26)(状態47)。制御CPU110は、ジョブに基づいてプリンタ制御部158に制御指令を出力し、プリンタ制御部158は、後処理制御部181に制御指令を出力する。そして、プリンタ制御部158は、給紙トレイ12−1,12−2の用紙P1,P2及びPI部21の用紙P4を用いて画像形成等を行う。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行中」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、制御CPU110は、予め対象外に設定された給紙トレイ12−1を除く、給紙トレイ12−2及びPI部21に「使用済み」情報を付与し(S27)、「使用済み」情報が付与された給紙トレイが存在するため(S28のYES)、給紙トレイを空にすることを促す情報を表示する(S16)(状態48)。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行不可」、「給紙トレイ(本体トレイ2、PIトレイ)を空にしてください」のメッセージを操作部140に表示する。なお、給紙トレイ12−2及びPI部21には、既に「使用済み」情報が付与されているため、実際には変化はない。
次に、制御CPU110は、PI部21を選択し(S17)、PI部21内の用紙検知センサ18が用紙なしを検知し(S21のYES)、操作部140からPI部21が空であることを示す情報が入力された場合には(S22のYES)、選択したPI部21に付与した「使用済み」情報を除去する(S23)(状態49)。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行不可」、「給紙トレイ(本体トレイ2)を空にしてください」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、図17において、給紙トレイ12−2に「使用済み」情報が付与されているため(S24のYES)、給紙トレイ12−2の用紙を取り除く処理(図11の状態24及び状態25の場合と同じ処理)が行われる(状態50)。このとき、制御CPU110は、「ジョブ実行不可」、「給紙トレイ(本体トレイ2)を空にしてください」のメッセージを操作部140に表示する。
次に、ユーザが給紙トレイ1の用紙を取り除き給紙トレイ12−2が空になると、制御CPU110は、給紙トレイを空にすることを促す情報を非表示にし、次のジョブの実行を可能とする。そして、制御CPU110は、「ジョブ実行可能」のメッセージを操作部140に表示する(状態51)。
上述した第2の実施形態に係る具体例2に示したように、本発明は、給紙トレイとして後処理装置20に設けられたPI部21(PIトレイ)にも適用可能である。また、本発明は、不図示の手差しトレイにも適用可能である。
また、本発明は、PI部21のような開閉機構を持たない給紙トレイにも適用可能である。
また、第2の実施形態に係る具体例2では、次のジョブが投入された際、「使用済み」情報を付与された給紙トレイは依然として存在していても、「使用済み」情報が付与された給紙トレイを利用しないジョブである場合には、ジョブが実行される。それゆえ、生産性を低下させることなく、ジョブを実行することが可能である。
<3.その他>
また、CMYK等によるカラー印刷が可能な画像形成装置に、上述した実施形態における給紙トレイを空にするまで次のジョブの実行を許可しない処理を適用してもよい。
また、CMYK等によるカラー印刷が可能な画像形成装置に、上述した実施形態における給紙トレイを空にするまで次のジョブの実行を許可しない処理を適用してもよい。
さらに、本発明は上述した各実施形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態例の構成の一部を他の実施形態例の構成に置き換えることは可能である。また、ある実施形態例の構成に他の実施形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又はICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、本明細書において、時系列的な処理を記述する処理は、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)をも含むものである。
1…画像形成システム、 10…画像形成装置、 12…給紙部、 12−1〜12−3…給紙トレイ、 13…搬送路、 16…開閉機構、 17…開閉検知部、 18…用紙検知センサ、 20…後処理装置、 21…PI部、 24…搬送路、 30…大容量給紙ユニット、 31…大容量給紙トレイ、 110…制御CPU、 140…操作部、 141…LCD、 150…プリンタ部、 151…画像形成部、 158…プリンタ制御部、 171…大容量給紙ユニット制御部
Claims (13)
- 用紙を収納する1以上の給紙トレイを有し、ジョブで指定された前記給紙トレイの用紙を給紙する給紙部と、
前記給紙部により給紙された前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
情報を報知する報知部と、
前記ジョブを実行後、前記ジョブで使用された前記給紙トレイ内の用紙を除去することを促す情報を前記報知部に報知するよう制御するとともに、前記給紙トレイ内の用紙が除去されるまで次のジョブの実行を許可しないよう制御する制御部と、を備える
画像形成装置。 - 前記次のジョブは、直前の前記ジョブで使用された1以上の前記給紙トレイを使用する
請求項1に記載の画像形成装置。 - ユーザの操作を受け付ける操作部、を更に備え、
前記制御部は、前記給紙トレイ内の用紙が除去されたことが前記操作部に入力された場合に、前記給紙トレイ内の用紙が除去されたと判断する
請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記給紙トレイごとに設けられた、該給紙トレイの開閉動作を行う開閉機構と、
前記開閉機構が設けられた前記給紙トレイごとに設けられた、該給紙トレイの開状態及び閉状態を検知する開閉検知部、を更に備え、
前記制御部は、前記開閉検知部の検知結果から前記給紙トレイが開閉動作したことを検知した場合には、前記給紙トレイ内の用紙が除去されたと判断する
請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、次のジョブを受け付けた場合には、選択された前記給紙トレイが開くよう前記開閉機構を制御する
請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 直前のジョブにおいて複数の前記給紙トレイを使用した場合、前記制御部は、選択された前記給紙トレイが順次開くよう前記開閉機構を制御する
請求項5に記載の画像形成装置。 - 複数の前記給紙トレイの各々に設けられた、用紙の有無を検知する用紙検知部、を更に備え、
前記制御部は、前記用紙検知部の検知結果に基づいて、前記給紙トレイ内の用紙が除去されたと判断する
請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記報知部は、前記給紙トレイ内の用紙が除去されるまでの間、前記次のジョブを実行できないことを報知する
請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、直前のジョブが予め用紙除去の対象外に設定された給紙トレイのみを使用していた場合には、次のジョブの実行を許可する
請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、次のジョブが直前のジョブと同じユーザにより入力されたものである場合には、次のジョブの実行を許可する
請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、ジョブに強制出力することを示す出力設定が付与されていた場合には、次のジョブの実行を許可する
請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、当該画像形成装置の本体内部の設定が、前記給紙トレイ内の用紙を除去することを促さない設定である場合には、次のジョブの実行を許可する
請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。 - 用紙を収納する1以上の給紙トレイを有する給紙部により、ジョブで指定された前記給紙トレイの用紙を給紙する処理と、
画像形成部により前記給紙部により給紙された前記用紙に画像を形成する処理と、
前記ジョブを実行後、前記ジョブで使用された前記給紙トレイ内の用紙を除去することを促す情報を報知部に報知するよう制御する処理と、
前記給紙トレイ内の用紙が除去されるまで次のジョブの実行を許可しないよう制御する処理と、を含む
制御方法。
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JP2015189693A JP2017064931A (ja) | 2015-09-28 | 2015-09-28 | 画像形成装置及びその制御方法 |
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WO2018181845A1 (ja) | 2017-03-29 | 2018-10-04 | パウダーテック株式会社 | 電子写真現像剤用フェライトキャリア芯材、フェライトキャリア及びこれらの製造方法、並びに該フェライトキャリアを用いた電子写真現像剤 |
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-
2015
- 2015-09-28 JP JP2015189693A patent/JP2017064931A/ja active Pending
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