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JP2017043171A - 車速制御装置 - Google Patents

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JP2017043171A JP2015166068A JP2015166068A JP2017043171A JP 2017043171 A JP2017043171 A JP 2017043171A JP 2015166068 A JP2015166068 A JP 2015166068A JP 2015166068 A JP2015166068 A JP 2015166068A JP 2017043171 A JP2017043171 A JP 2017043171A
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善貴 及川
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Makoto Tanaka
信 田中
芳男 モラレス
Yoshio Morales
芳男 モラレス
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Abstract

【課題】車両が走行している道路の制限速度を順守しつつ、カーブに適切な速度で進入できるようにする。
【解決手段】車速制御装置(11)は、車両前方の道路に係る制限速度を取得する制限速度取得手段(1141)と、車両前方のカーブの開始位置までの距離およびカーブの曲率半径を算出するカーブ情報取得手段(1142)と、算出された曲率半径に基づいて、車両がカーブにおける走行車線を逸脱しない第1最大速度を算出する算出手段(1143)と、第1最大速度が取得された制限速度を超えない場合に、開始位置における車両の速度を、第1最大速度にするように車両を制御する制御手段(1144)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば車両がカーブを走行する際に走行支援を行う装置に関し、特に車両がカーブに進入するまでの車速を制御する装置に関する。
この種の装置として、カーブの曲率半径の情報を取得し、該曲率半径からカーブを走行する際の許容速度を算出し、車両の速度が許容速度を超えている場合は、ドライバ(即ち運転者)に警報を行う装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平07−266919号公報
しかしながら、上述の背景技術によれば、許容速度を算出する際に車両が走行する道路の制限速度を考慮しておらず、制限速度を超える速度でカーブに進入してしまいかねないという技術的問題点がある。
本発明は、上述した問題点に鑑み、例えば、車両が走行している道路の制限速度を順守しつつ、カーブに適切な速度で進入できる車速制御装置を提供することを課題とする。
<1>
上記課題を解決するために本発明の車速制御装置は、車両前方の道路に係る制限速度を取得する制限速度取得手段と、前記道路のカーブの有無を検知し、前記車両の現在位置から前記カーブの開始位置までの距離および前記カーブの曲率半径を算出するカーブ情報取得手段と、前記算出された曲率半径に基づいて、前記車両が前記カーブにおける走行車線を逸脱しない第1最大速度を算出する算出手段と、前記算出された第1最大速度が前記取得された制限速度を超えない場合に、前記開始位置における前記車両の速度を、前記算出された第1最大速度にするように前記車両を制御する制御手段とを備える。
本発明の車速制御装置によれば、車両前方にカーブが有ると、カーブ情報取得手段により、これが検知され、更に、カーブの開始位置までの距離および曲率半径が算出される。これと並行して或いは相前後して制限速度取得手段により、制限速度が取得される。
本発明に係る「制限速度取得手段」は、例えば、車載カメラで撮像した画像中の、道路脇、陸橋などに設置された道路標識から制限速度を画像認識等により取得する。或いは、撮像した画像中の、路面などに描かれた路面標示から制限速度を取得するものでよい。制限速度取得手段は、例えば、交通情報を集約するセンタ(以下適宜、センタと称す)などの車両外部から制限速度を取得するものでよく、例えば、車路間通信や車々間通信を介して取得してもよい。
本発明に係る「カーブ情報取得手段」は、例えば、車載カメラで撮像した画像中の、車両前方にあるカーブの有無を画像認識等により検知する。更に、例えば、撮像した画像中のカーブの開始位置を、移動しながら複数回検知して該開始位置までの距離を算出する。更に例えば、車載カメラで撮像した画像中の、車両が走行している車線の左右の白線或いはセンターラインから、該車線の中央線の軌跡を生成し、該中央線の軌跡から曲率半径を算出する。或いは、カーブ情報取得手段は、例えば、カーブの開始位置、およびカーブの曲率半径を、車両に搭載されている地図データベースなどから取得してよい。この際の「カーブの開始位置」とは、前記算出した曲率半径がゼロ以上、或いは所定値以上になる位置のことを指してよい。
このように算出された曲率半径に基づいて、算出手段により、第1最大速度を算出し、制御手段による制御下で、算出された第1最大速度が取得された制限速度を超えない場合に、開始位置における車両の速度を、算出された第1最大速度にする。ここに「第1最大速度にする」とは、第1最大速度に近付ける、理想的には文字通り一致させる又は実質的に一致させる(実践上、車両が走行車線を逸脱しない程度に一致させる)ことを意味する。
よって、この場合には、車両がカーブに進入する際に、速度が第1最大速度へと制御され(典型的には減速が適切に行われ)、走行車線を逸脱しないようにできる。逆に、算出された第1最大速度が取得された制限速度を超える場合には、制御手段による制御下で、車両の速度を、算出された第1最大速度にすることはない。
以上の結果、本発明の車速制限装置によれば、車両が走行している道路の制限速度を順守しつつ、カーブに適切な速度で進入できる車速制御装置を提供することができる。
<2>
上述した車速制御装置の一の態様では、前記算出手段は、前記車両に係る摩擦円に基づいて前記車両が前記走行車線を逸脱しない第2最大速度を更に算出し、前記制御手段は、前記第1最大速度に代えて、前記第1最大速度及び前記第2最大速度の小さい方が前記制限速度を超えない場合に、前記開始位置における前記速度を、前記小さい方にするように前記車両を制御する。
この態様によれば、制御手段は、単純に第1最大速度が制限速度を超えない場合に上述の如く速度を制御するのではなく、第1最大速度と異なる方法で算出された第2最大速度と第1最大速度との小さい方が、制限速度を超えない場合に上述の如く速度を制御する。即ち、第1最大速度及び第2最大速度の算出が夫々誤差等の影響で大なり小なり不正確であったとしても、制限速度を順守している可能性がより高い場合に、上述の如く速度を制御する。このため、車両が走行している道路の制限速度をより確実に順守しつつ、より安全な速度でカーブに進入することができる。
<3>
上述した車速制御装置の他の態様では、前記制御手段は、前記算出された第1最大速度が前記制限速度を超えている場合に、前記開始位置における前記速度を、前記制限速度にするように前記車両を制御する。
<4>
この態様では更に、前記制御手段は、前記算出された第1最大速度が前記制限速度を超えない場合に、前記算出された第1最大速度が目標速度として設定され、前記算出された第1最大速度が前記制限速度を超えている場合に、前記制限速度が目標速度として設定され、 前記開始位置における前記車両の速度を前記目標速度とするようにフィードバック制御するように構成してもよい。
これらの態様によれば、算出された第1最大速度が制限速度を超えている場合に、カーブの開始位置における速度を、制限速度にするように前記車両を制御する。即ち、制限速度を超える場合に、制御手段による制御下で、車両の速度を算出された第1最大速度にすることはないだけでなく、より積極的に車両の速度を制限速度にするように車両を制御する。ここに「制限速度にする」とは、制限速度に近付ける、理想的には文字通り一致させる又は実質的に一致させる(実践上、車両が制限速度を超えていないと言える程度に一致させる)ことを意味する。これにより、何れの場合にも、制御手段によりカーブの開始位置での車両速度を法規に反して制限速度以上にすることはない。特に、制御手段がF/B制御(フィードバック制御)を行う構成では、先ず、場合に応じて第1最大速度又は制限速度が目標速度として設定され、更に、車両の速度が該設定された目標速度となるようにF/B制御が行われるので、上述の如き本願発明独自の効果がより確実に得られる。
<5>
或いは、上述した第2最大速度を更に算出する車速制御装置の一の態様における、更なる態様では、前記制御手段は、前記小さい方が前記制限速度を超えている場合に、前記開始位置における前記速度を、前記制限速度にするように前記車両を制御する。
<6>
この態様では更に、前記制御手段は、前記小さい方が前記制限速度を超えない場合に、前記小さい方が目標速度として設定され、前記小さい方が前記制限速度を超えている場合に、前記制限速度が目標速度として設定され、前記開始位置における前記車両の速度を前記目標速度とするようにフィードバック制御するように構成してもよい。
これらの態様によれば、前記小さい方(即ち、第1最大速度及び前記第2最大速度の小さい方)が制限速度を超えている場合に、カーブの開始位置における速度を、制限速度にするように前記車両を制御する。即ち、制限速度を超える場合に、制御手段による制御下で、車両の速度を前記小さい方にすることはないだけでなく、より積極的に車両の速度を制限速度にするように車両を制御する。これにより、何れの場合にも、制御手段によりカーブの開始位置での車両速度を法規に反して制限速度以上にすることはない。特に、制御手段がF/B制御を行う構成では、先ず、場合に応じて前記小さい方又は制限速度が目標速度として設定され、更に、車両の速度が該設定された目標速度となるようにF/B制御が行われるので、上述の如き本願発明独自の効果がより確実に得られる。
<7>
上述した車速制御装置の他の態様では、前記車両前方の画像を撮像する撮像手段を更に備え、前記制限速度取得手段は、前記撮像された画像中から前記制限速度を取得し、前記カーブ情報取得手段は、前記撮像された画像中から前記距離および前記曲率半径を算出する。
この態様によれば、制限速度取得手段は、車両にセンタから制限速度を取得する機器や、制限速度を含む地図データベースを搭載していなくとも、例えば車載カメラ等の撮像手段で撮像した画像中の道路標識や路面表示から、制限速度を画像認識、文字認識等により取得できる。更に、カーブ情報取得手段は、車両にセンタからカーブ情報を取得する機器やカーブ情報を含む地図データベースを搭載していなくとも、撮像手段の撮像した画像から、例えば、撮像した画像中のカーブの開始位置を、移動しながら複数回検知して又は複数のカメラで一回若しくは複数回検知して、三角測量法等の要領で該開始位置までの距離を算出できる。更に、例えば、画像認識、文字認識等により線分として又は連なる点の配列として連続的又は断続的な認識される、画像中の車両が走行している車線の左右の白線或いはセンターラインから、該車線の中央線の軌跡を生成し、該中央線の軌跡から曲率半径を算出できる。
これらにより、撮像手段を備える車両であれば、車両が走行している道路の制限速度を順守しつつ、カーブに適切な速度で進入できる。
本発明のこのような作用及び他の利得は、これ以降に説明する実施形態により明らかにされる。
図1は、第1実施形態の車速制御装置を搭載する車両の構成を示すブロック図である。 図2は、第1最大速度の算出に係る説明図である。 図3は、第1実施形態の車速制御装置が行う処理の流れを示すフローチャートである。 図4は、第1実施形態の車速制御装置の動作の一例を示すタイムチャートである。 図5は、第1実施形態の車速制御装置の動作のその他一例を示すタイムチャートである。 図6は、第2実施形態の車速制御装置を搭載する車両の構成を示すブロック図である。 図7は、第2最大速度の算出に係る説明図である。 図8は、第2実施形態の車速制御装置が行う処理の流れを示すフローチャートである。
<第1実施形態>
以下、図1乃至図5を参照して本発明の車速制御装置の第1実施形態について説明する。
図1を参照しながら、第1実施形態の車速制御装置の一例について説明する。図1は、第1実施形態の車速制御装置を搭載する車両の構造の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、車両1は、車速制御装置11と、アクセル・ブレーキアクチュエータ12、エンジン13と、ブレーキ14と、トランスミッション15と、タイヤ16とを備えている。
車速制御装置11は、アクセル・ブレーキアクチュエータ12に対して出力する各種信号を算出するために、センサ111と、GPS(Global Positioning System)受信部112と、地図DB(DataBase)113と、制御ECU(Electronic Control Unit)114と、アクチュエータECU1144とを備えている。
センサ111は、車両の走行に必要な又は有用な情報を検出する検出機器である。センサ111の検出結果は、制御ECU114に対して適宜出力される。センサ111は、例えば、外部センサ1111と、内部センサ1112とを含む。
外部センサ1111は、車両の外部状況を検出する検出機器である。外部状況とは、例えば、車両の周囲の環境を含んでいてもよい。
外部センサ1111は、本発明に係る「撮像手段」の一具体例を構成するカメラ部1111Aを含む。カメラ部1111Aは、例えば車両のフロントガラス部、或いはバックミラー部に設置される。また、カメラ部1111Aは、車両の前方の車線(即ち、車両がこれから走行する車線)の画像を撮像する。なお、カメラ部1111Aのカメラは単眼、複眼どちらでもよい。更に、複数のカメラが、相互から一定の距離を隔てて配置されることで、カメラ部1111Aが構成されてもよい。
内部センサ1112は、車両の内部状況を検出する検出機器である。内部状況は、例えば、車両の走行状態を含んでいてもよい。また、内部状況は、例えば、車両の各種機器の作動状態を含んでいてもよい。
内部センサ1112は、速度センサ1112Aを含む。速度センサ1112Aは、車両の速度を検出する検出機器である。速度センサ1121の一例として、車輪即センサがあげられる。内部センサ1112は、更に加速度センサ、距離センサ、傾斜角度センサ等を含んで構成されてもよい。
GPS受信部112は、3個以上のGPS衛星からGPS信号を受信することで、車両の位置(以降適宜“車両位置”と称する)を計測する。GPS受信部12は、計測した車両位置を示す車両位置情報を、制御ECU114に対して出力する。なお、GPS受信部12に加えて又は代えて、車両位置を計測可能な計測機器を備えていてもよい。更に、これらに代えて又は加えて、路車間通信や車々間通信によって自車位置を特定可能に構成されてもよい。
地図DB113は地図を示す地図情報を格納するデータベースである。地図DB113は、車両に搭載された記録媒体(例えば、HDD(Hard Disk Drive))内に構築されている。地図情報は、例えば、地図内に含まれる道路、交差点、分岐点および信号等の位置を示す道路位置情報や、地図内に含まれる道路の形状を示す道路形状情報(例えば、曲線および直線等の種別を示す情報や、曲線の曲率等を示す情報)等を含む。地図情報は、更に、建物や壁等の遮蔽構造物の位置を示す建物位置情報を含んでいてもよい。このような地図情報は例えば、無線通信或いはインターネット通信を介してダウンロードされ、最新のものに適宜に更新されてよい。更に、地図DBが交通情報を集約するセンタ(以下適宜、センタと称す)センタに配備され、車両1の前方付近の地図情報が通信手段を介して順次或いは適宜ダウンロードされるように構成されてもよい。
制御ECU114はセンサ111、GPS受信部112及び地図DB113の出力を受ける。制御ECU114は、アクチュエータECU1144に対して出力する各種信号を算出する。アクチュエータECU1144は、制御ECU114による制御下で、アクセル・ブレーキアクチュエータ12に対して出力する各種信号を算出する。
アクチュエータECU1144に対して出力する各種信号を算出するために、制御ECU114は、その内部に実現される論理的な処理ブロックまたは物理的な処理回路として、本発明に係る「制限速度取得手段」の一具体例である制限速度取得部1141と、本発明に係る「カーブ情報取得手段」の一具体例であるカーブ情報取得部1142と、本発明に係る「算出手段」の一具体例である目標速度算出部1143とを備えている。アクチュエータECU1144は、本発明に係る「制御手段」の一具体例を構成するものとして、アクセル・ブレーキアクチュエータ12を制御すべく、アクセル・ブレーキアクチュエータ12に対して出力する各種信号を算出するように構成されている。なお、本実施形態では、車速制御装置11は、アクチュエータECU1144を、制御ECU114と別途設けられたECUとして備えているが、アクチュエータECU1144は、制御ECU114に組み込まれていてもよい。
制限速度取得部1141は、例えば、プロセッサ、メモリ等から構成され、車両1がこれから走行する車線の制限速度を取得する。制限速度取得部1141は、例えば、カメラ部1111Aである車載カメラで撮像した画像中の、道路脇、陸橋などに設置された道路標識から制限速度を取得するものでよい。或いは、制限速度取得手部1141は、例えば、カメラ部1111Aで撮像した画像中の、路面などにえがかれた路面標示から制限速度を取得するものでよい。或いは、センタなどの車両外部から制限速度を取得するものでよい。例えば、車路間通信や車々間通信を介して取得してもよい。撮像した画像を車両1の側からセンタ側に送って、そこで画像認識等させてもよい。言いかえれば、制限速度取得部1141の少なくとも一部は、通信手段を介して接続された車両1の外部に設けられてもよい。なお、このような制限速度の取得は、カーブの有無と無関係に定期的に行われてもよいし、例えばカーブが有る場合などに不定期に行われてもよい。
カーブ情報取得部1142は、例えば、プロセッサ、メモリ等から構成され、カメラ部1111Aで撮像した画像中の、車両1の前方にあるカーブの有無を画像認識等により検知する。更に、例えば、撮像した画像中のカーブの開始位置を、移動しながら複数回検知して該開始位置までの距離を算出する。更に例えば、カメラ部1111Aで撮像した画像中の、車両1が走行している車線の左右の白線或いはセンターラインから、該車線の中央線の軌跡を生成し、該中央線の軌跡から曲率半径を算出する。或いは、カーブ情報取得部1142は、例えば、カーブの開始位置、およびカーブの曲率半径を、車両に搭載されている地図DB113から取得してよいし、センタにある地図DBから取得してもよいし、車路間通信や車々間通信を介して取得してもよい。撮像した画像を車両1側からセンタ側に送って、センタで曲率半径等を算出させてもよい。言いかえれば、カーブ情報取得部1142の少なくとも一部は、通信手段を介して接続された車両1の外部に設けられてもよい。この際の「カーブの開始位置」とは、前記算出した曲率半径がゼロ以上、或いは所定値以上になる位置のことを指してよい。
目標速度算出部1143は、例えば、プロセッサ、メモリ等から構成され、その最大速度算出部1143aにおいて、カーブ情報取得部1142が取得した曲率半径に基づいて、第1最大速度を算出する。そして、第1最大速度と制限速度取得部1141が取得した制限速度を比較し、第1最大速度が制限速度以下の場合に、第1最大速度を目標速度として設定する。即ち、このように決定される目標速度が、アクチュエータECU1144におけるF/B制御に用いられる目標速度として設定される。
ここで、第1最大速度の算出方法を、図2を参照しながら説明する。図2は、車両1が車線幅Rの車線Lに沿って、曲率半径Rのカーブに進入する際の第1最大速度Vmax1を求めるものである。目標速度算出部1143は、地図DB113の地図情報、およびカーブ情報取得部1142が取得したカーブ情報から、図2のような俯瞰図を作成する。そして、横幅がRの車両1(即ち自車両)を俯瞰図のカーブ開始位置に、車両1の右側面が車線Lの右白線Lと重なるようにプロットする。ここで、カーブを検知した時刻をゼロとし、車両1の左側側面の点Pがカーブの開始位置に至るまでの期間をT31、点Pが車線Lから逸脱を開始するまでの期間をT32、点Pが最大逸脱位置に到達するまでの期間をT33とすると、逸脱進入角度θは次の式で求められる。
Figure 2017043171
…式1
次に、点Pがカーブの開始位置に到達した時の速度V(t31)と、点Pが逸脱を開始した時の速度V(t32)とが差が無い(即ちV(t31)=V(t32))と仮定すると、期間T32は期間T31を用いて、以下のように示すことができる。
Figure 2017043171
…式2
また、車両1に対してかけられる限界横加速度をGcとすると、点Pと左白線Lとの距離L(t)は以下のように示すことができる。
Figure 2017043171
…式3
また、点Pが右白線Lから遠ざかる方を負とすると、L(t)の負の最大値Lmaxは微分で決まるので、上記式3を微分した式をゼロとおくと、T33はT32を用いて以下のように示すことができる。
Figure 2017043171
…式4
ここで、上記式2を上記式4に代入すると、T33はT31を用いて以下のように示すことができる。
Figure 2017043171
…式5
次に、式2と式5を、式3に代入すると、L(t)の負の最大値Lmaxは次のように示すことができる。
Figure 2017043171
…式6
上記式6をV(t32)について求めると、以下のようになる。
Figure 2017043171
…式7
ここで、第1最大速度Vmax1は式7のV(t32)でよい。又は、安全マージンを考慮し、第1最大速度Vmax1は式7に安全マージン係数をかけたもの或いは足し引きしたものでもよい。例えば、路面状態がよく車両がスリップし難いときは、第1最大速度Vmax1は式7のV(t32)でよい。一方で、雨や雪など車両1がスリップし易いときは、第1最大速度Vmax1は式7に安全マージン係数をかけたもの或いは足し引きしたものでもよい。
以上で、第1最大速度の算出に係る説明を終える。
図1に戻り、アクチュエータECU1144は、目標速度算出部1143が算出した目標速度と速度センサ1112Aで検出される現在の車両速度を比較する。目標速度と現在の車両速度が一致しない場合、アクチュエータECU1144は、カーブ情報取得部1142が取得したカーブの開始位置までに、現在の車両速度から目標速度まで加速或いは減速するのに必要な、スロットル開度或いはブレーキ油圧を算出する。即ち、この場合、アクチュエータECU1144は、車速を、アクセル・ブレーキアクチュエータ12を介して目標速度にF/B制御する。
アクセル・ブレーキアクチュエータ12は、アクチュエータECU1144からの出力に基づき、スロットル開度を調整し、エンジン13に流入する空気両を制御する。また、アクセル・ブレーキアクチュエータ12は、アクチュエータECU1144からの出力に基づき、ブレーキ油圧を調整し、車両1に対する制動力を制御する。なお、ハイブリッドは車両の場合は、アクセル・ブレーキアクチュエータ12が、モータジェネレータの出力を制御するようにしてよい。
エンジン13は、車両1に対して、動力を生成する機構であり、例えばガソリンエンジン又はディーゼルエンジンでよい。また、ブレーキ14は、車両1に対して、制動力を生成する機構であり、例えばブレーキキャリパ、ブレーキパッドなどで構成されている。なお、ハイブリッド車両の場合、モータジェネレータの発電電圧を調整する機構はブレーキ14に含まれる。
トランスミッション15は、エンジンの出力をタイヤ16に伝える機構である。
以上で、第1実施形態の車速制御装置11を搭載する車両1の構造の一例についての説明を終了する。
続いて、図3のフローチャートを参照しながら、第1実施形態の車速制御装置11が行う一連の処理について説明する。
図3に示すように、制限速度取得部1141は、カメラ部1111Aが撮像した画像から、制限速度情報を取得する(ステップS111)。次に、カーブ情報取得部1142は、カメラ部1111Aが撮像した画像から、車両前方におけるカーブの有無に応じて、車両前方にカーブが検知できたかを判定する(ステップS112)。ステップS112の判定の結果、カーブが検知されなかった場合(ステップS112:No)、車速制御装置11は、図3に示す一連の処理を終了する。なお、ステップS111とステップS112の順序は必ずしもフローチャートで示した順序でなくともよい。ステップS112が先でもよく、また、ステップS111とステップS112が同時に行われるものであってもよい。
他方で、ステップS112の判定の結果、カーブが検知された場合(ステップS112:Yes)、カーブ情報取得部1142は、カメラ部1111Aが撮像した画像から、カーブの開始位置、およびカーブの曲率半径を算出する(ステップS113)。次に、目標速度算出部1143が備える最大速度算出部1143aは、カーブ情報取部1142が算出したカーブの曲率半径に基づいて、第1最大速度を算出する(ステップS114)。
次に、目標速度算出部1143は、算出した第1最大速度が、制限速度取得部1111が取得した制限速度以下か否かを判定する(ステップS115)。ステップS115の判定の結果、第1最大速度が制限速度より大きい場合(ステップS115:No)、目標速度算出部1143は、制限速度を目標速度として設定する(ステップS119)。他方で、ステップS115の判定の結果、第1最大速度が制限速度以下の場合(ステップS115:Yes)、目標速度算出部1143は、第1最大速度を目標速度として設定する(ステップS116)。
続いて、アクチュエータECU1144は、目標速度算出部1143が設定した目標速度が現在の車両速度と一致しているか否かを判定する(ステップS117)。なお、「一致しているか否か」を判定する際、完全に一致していなくともよい。例えば、アクチュエータECU1144は、現在の車両速度が目標速度の上下時速5Kmほどなら一致と判定してよい。ステップS117の判定の結果、目標速度が現在の車両速度と一致していると判定された場合(ステップS117:Yes)、車速制御装置11は、図3に示す一連の処理を終了する。
他方で、ステップS117の判定の結果、目標速度が現在の車両速度と一致していないと判定された場合(ステップS117:No)、アクチュエータECU1144は、カーブ情報取得部1142が取得したカーブの開始位置までに、現在の車両速度から目標速度まで加速或いは減速するのに必要な、スロットル開度或いはブレーキ油圧を算出する。そして、算出したスロットル開度或いはブレーキ油圧の信号をアクセル・ブレーキアクチュエータ12に出力する。即ち、車速は、アクチュエータECU1144により、アクセル・ブレーキアクチュエータ12を介して目標速度にF/B制御される(ステップS118)。
以上で、第1実施形態の車速制御装置11が行う一連の処理が終了する。なお、図3に示した処理は、「リータン」までいくと「スタート」に戻る。そして、図3に示した処理は例えば、車両1の走行中にサブルーチン処理として繰り返して行われる(例えば、一秒間に数十〜数千回程度)。
次に、図4および図5を参照しながら、第1実施形態の車速制御装置11の動作の一例を車両の動きと共に説明する。
図4に示すように、車両1はカーブ区間に向かって、速度V1で直線区間を走行している(時刻t40)。そして、車両1はカメラ部1111Aの撮像した画像から、道路脇に設置された道路標識から制限速度V0を取得する(時刻t41)。
次に、時刻t42では以下のことが行われる。まず、車両1はカメラ部1111Aの撮像した画像から、カーブを検知し、該カーブの開始位置および該カーブの曲率半径を含む、カーブ情報を算出する(図3のステップS113参照)。そして、車両1は第1次最大速度V2を算出する(図3のステップS114参照)。続いて、車両1は第1最大速度V2が制限速度V0以下であると判定し(図3のステップS115参照)、更に、第1最大速度V2と現在の車両速度V1が等しくないと判定する(図3のステップS117参照)。最後に、車両1は第1最大速度V2を目標速度として設定し車速制御を開始する(図3のステップS118参照)。なお、上述において、カーブ検出から車速制御を開始することを決めるまでは、一定時間が必要であるが、実際には制御ECU114内での計算のため、前記一定時間は短い。このため、上述の内容は時刻t42で行われると仮定されている。
続いて、時刻t42から時刻t43の間、車両1はカーブの開始位置までに速度をV2まで減速させる。そして、車両1は速度V2でカーブ区間に進入する(時刻t43)。
以上で、図4の第1実施形態の車速制御装置11の動作の一例についての説明を終える。次に、図5の第1実施形態の車速制御装置11の動作のその他一例の説明を行う。なお、図5は、上述した図4と比べて一部の動作が異なるものの、その他の動作については同様の部分が多い。このため、以下では、既に述べた図4と異なる部分のみを詳細に説明し、重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
図5に示すように、車両1はカーブ区間に向かって、速度V4で直線区間を走行している(時刻t40)。時刻t52では以下のことが行われる。まず、車両1はカメラ部1111Aの撮像した画像から、カーブを検知し、該カーブの開始位置および該カーブの曲率半径を含む、カーブ情報を算出する(図3のステップS113に参照)。そして、車両1は第1次最大速度V5を算出する(図3のステップS114参照)。続いて、車両1は第1最大速度V5が制限速度V3より大きいと判定し(図3のステップS115参照)、更に、制限速度V3と現在の車両速度V4が等しくないと判定する(図3のステップS117参照)。最後に、車両は制限速度V3を目標速度として設定し車速制御を開始する(図3のステップS118参照)。なお、上記カーブ検出から車速制御を開始することを決めるまで一定時間が必要であるが、実際には制御ECU114内及びアクチュエータECU1144内での計算等の処理であるため、前記一定時間は短い。このため、上記のプロセスは時刻t52で行われると仮定されている。
続いて、時刻t52から時刻t53の間、車両1はカーブの開始位置までに速度をV3まで減速させる。そして、車両1は速度V3でカーブ区間に進入する(時刻t53)。
以上で、図5の第1実施形態の車速制御装置11の動作のその他一例についての説明を終える。
第1実施形態の車速制御装置11によれば、車両1が走行している道路の制限速度を順守しつつ、カーブに適切な速度で進入できるように車両1を制御できる。また、第1最大速度が制限速度を超えている場合に、カーブの開始位置における速度を、制限速度にするように車両1を制御する。即ち、制限速度を超える場合に、制御ECU114及びアクチュエータECU1144による制御下で、車両の速度を算出された第1最大速度にすることはないだけでなく、より積極的に車両1の速度を制限速度にするように車両を制御する。これにより、何れの場合にも、制御ECU114及びアクチュエータECU1144による制御下で、カーブの開始位置での車両速度を法規に反して制限速度以上にすることはない。更に、制限速度取得部1141およびカーブ情報取得部1142は、車両1にセンタから情報を取得する機器や、制限速度、カーブ情報を含む地図DB(図1の地図DB113参照)を搭載していなくとも、カメラ部1111Aで撮像した画像から、制限速度情報およびカーブ情報を取得することができる。これにより、カメラ部1111A等の撮像手段を備える車両1であれば、車両1が走行している道路の制限速度を順守しつつ、カーブに適切な速度で進入できる。なお、このような「撮像手段」は、自車たる車両1に備えられてもよいし、車々間通信で結ばれた前方車両に備えられていてもよいし、車路間通信で結ばれた道路に備えられてもよい。
<第2実施形態>
次に、図6乃至図8を参照して本発明の車速制御装置の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態は、上述した第1実施形態と比べて一部の動作が異なるものの、その他の動作については同様の部分も多い。このため、以下では、既に述べた第1実施形態と異なる部分のみを詳細に説明し、重複する部分については適宜説明を省略するものとする。
第2実施形態の車速制御装置の一例について説明する。図6は、第2実施形態の車速制御装置が搭載された車両の構造の一例を示すブロック図である。
図6に示す第2実施形態に係る車両制御装置21は、車両2に搭載されており、制御ECU214の構成、より詳細には本発明に係る「算出手段」の一具体例としての目標速度算出部2143の構成が、図1に示した第1実施形態と異なる。第2実施形態に係るその他の構成については図1に示した第1実施形態の場合とほぼ同様である。
目標速度算出部2143は、例えば、プロセッサ、メモリ等から構成され、カーブ情報取得部1142が取得した曲率半径に基づいて、第1最大速度および第2最大速度を算出し、第1最大速度と第2最大速度を比較する。より具体的には、第1最大速度算出部2143aにより、第1最大速度を上述の第1実施形態の場合と同様に算出し(図2、4及び5等参照)、第2最大速度算出部2143bにより、第2最大速度を後述の如く算出し(図7等参照)、比較判定部2143cにより、第1最大速度と第2最大速度との大小を比較判定し、小さい方を選択或いは決定する。更に、このように決定された小さい方を、制限速度取得部1141が取得した制限速度と比較し、該小さい方が制限速度以下の場合に、小さい方を目標速度として設定する。逆に、該小さい方が制限速度を超えている場合に、制限速度を目標速度として設定する。
ここで、第2最大速度の算出方法を、図7を参照しながら説明する。なお、第1最大速度の算出方法は、第1実施形態と同様なので省略する。
第2最大速度の算出は、摩擦円を利用し算出される。例えば、図7に示すように、車両2が曲率半径R、傾度αのカント(即ちバンク)路を横方向の位置を変えずに走行している。なお、曲率半径Rは、カーブ情報取得部1142(図6参照)により適宜に算定される。傾斜αは内部センサ1112が有する傾斜角度センサ或いはカメラ部1111Aにより撮像された画像から適宜得られる。この場合、車両2が路面Lに対して与える垂直方向の力Nはmg・cosαである。よって、摩擦円の最大半径(即ち、車両2にかけられる最大加速度)は、当該垂直方向の力Nに各車両に依存する係数μをかけ、μ・Nとして表せる。つまり、車両に係る前後加速度Gfrと、車両に係る横加速度Grlは以下のような式を満足させる必要がある。
Figure 2017043171
…式8
次に、車両2の速度をVとし、重力加速度をgとすると、車両が横方向の位置を変えずにいるには、車両2に係る遠心加速度は次の式を満たす必要がある。なお、速度Vは、速度センサ1112A(図6参照)から適宜得られ、重力加速度gは既定値として得られる。
Figure 2017043171
…式9
ここで、摩擦円を限界まで使用し、カーブを曲がる際の速度(即ち、第2最大速度)を求めるために、式7の不等号を等号にし、かつ、Gfrをゼロとし、式8に代入すると、第2最大速度Vmax2は以下のように示すことができる。
Figure 2017043171
…式10
ここで、第2最大速度Vmax2は、安全マージンを考慮し、式10の結果に安全マージン係数をかけたもの或いは足し引きしたものでもよい。例えば、路面状態がよく車両2がスリップし難いときは、第2最大速度Vmax2は式10の結果でよい。一方で、雨や雪など車両2がスリップし易いときは、第2最大速度Vmax2は式10に安全マージン係数をかけたもの或いは足し引きしたものでもよい。
以上で、第2最大速度の算出に係る説明を終える。
続いて、図8のフローチャートを参照しながら、第2実施形態の車速制御装置が行う一連の処理について説明する。図8において、図3に示した第1実施形態に係るフローチャートと同様のステップには同様の参照符号を付し、それらの説明については適宜省略する。
図8に示すように、カーブ情報取得部1142がカーブ情報を取得する(ステップS113)までは第1実施形態と同じである。その後、目標速度算出部2143は、第1最大速度算出部2143a及び第2最大速度算出部2143bにより夫々、第1最大速度および第2最大速度を算出する(ステップS214)。続いて、目標速度算出部2143は、比較判定部2143cにより、第1最大速度が第2最大速度以下か否かを判定する(ステップS215)。ステップS215の判定の結果、第1最大速度が第2最大速度以下である場合(ステップS215:Yes)、ステップS115に進む。
他方で、ステップS215の判定の結果、第1最大速度が第2最大速度よりも大きい場合(ステップS215:No)、目標速度算出部2143は、第2最大速度が、制限速度取得部1111が取得した制限速度以下か否かを判定する(ステップS216)。ステップS216の判定の結果、第2最大速度が制限速度より大きい場合(ステップS216:No)、目標速度算出部2143は、制限速度を目標速度として設定する(ステップS218)。他方で、ステップS216の判定の結果、第2最大速度が制限速度以下の場合(ステップS216:Yes)、目標速度算出部2143は、第2最大速度を目標速度として設定する(ステップS217)。
以上で、第2実施形態の車速制御装置21が行う一連の処理が終了する
第2実施形態の車速制御装置によれば、単純に第1最大速度が制限速度を超えない場合に第1実施形態のように車速制御を行うのではなく、第1最大速度と異なる方法で算出された第2最大速度と第1最大速度との小さい方が、制限速度を超えない場合に車速制御を行う。即ち、第1最大速度及び第2最大速度の算出が夫々誤差等の影響で大なり小なり不正確であったとしても、制限速度を順守している可能性がより高い場合に、上述の如く速度を制御する。このため、車両2が走行している道路の制限速度をより確実に順守しつつ、より安全な速度でカーブに進入することができる。
なお、本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取るこのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う車速制御装置もまた本発明の技術思想に含まれる。
1、2 車両
11、21 車速制御装置
111 センサ
112 GPS受信部
113 地図DB
114、214 制御ECU
1141 制限速度取得部
1142 カーブ情報取得部
1143、2143 目標速度算出部
1144 アクチュエータECU
12 アクセル・ブレーキアクチュエータ

Claims (7)

  1. 車両前方の道路に係る制限速度を取得する制限速度取得手段と、
    前記道路のカーブの有無を検知し、前記車両の現在位置から前記カーブの開始位置までの距離および前記カーブの曲率半径を算出するカーブ情報取得手段と、
    前記算出された曲率半径に基づいて、前記車両が前記カーブにおける走行車線を逸脱しない第1最大速度を算出する算出手段と、
    前記算出された第1最大速度が前記取得された制限速度を超えない場合に、前記開始位置における前記車両の速度を、前記算出された第1最大速度にするように前記車両を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする車速制御装置。
  2. 前記算出手段は、前記車両に係る摩擦円に基づいて前記車両が前記走行車線を逸脱しない第2最大速度を更に算出し、
    前記制御手段は、前記第1最大速度に代えて、前記第1最大速度及び前記第2最大速度の小さい方が前記制限速度を超えない場合に、前記開始位置における前記速度を、前記小さい方にするように前記車両を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車速制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記算出された第1最大速度が前記制限速度を超えている場合に、前記開始位置における前記速度を、前記制限速度にするように前記車両を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車速制御装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記算出された第1最大速度が前記制限速度を超えない場合に、前記算出された第1最大速度が目標速度として設定され、前記算出された第1最大速度が前記制限速度を超えている場合に、前記制限速度が目標速度として設定され、
    前記開始位置における前記車両の速度を前記目標速度とするようにフィードバック制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の車速制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記小さい方が前記制限速度を超えている場合に、前記開始位置における前記速度を、前記制限速度にするように前記車両を制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の車速制御装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記小さい方が前記制限速度を超えない場合に、前記小さい方が目標速度として設定され、前記小さい方が前記制限速度を超えている場合に、前記制限速度が目標速度として設定され、
    前記開始位置における前記車両の速度を前記目標速度とするようにフィードバック制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載の車速制御装置。
  7. 前記車両前方の画像を撮像する撮像手段を更に備え、
    前記制限速度取得手段は、前記撮像された画像中から前記制限速度を取得し、
    前記カーブ情報取得手段は、前記撮像された画像中から前記距離および前記曲率半径を算出する
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の車速制御装置。
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