JP5691564B2 - 電動車両の制御装置 - Google Patents
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Description
この従来装置は、電動モータの制御を回転数制御からトルク制御に切り替える際、回転数制御の最終モータ出力トルクからトルク制御開始時の目標モータトルクに差が発生した場合、所定の変化率をつけてモータトルクを変化させる制御を行うようにしている。
前記電動モータは、走行用駆動源に設けられる。
前記モータ制御切り替え手段は、前記電動モータの制御を、制御目標を目標モータ回転数とする回転数制御と、制御目標を目標モータトルクとするトルク制御と、の間で切り替える。
前記自動変速機は、前記電動モータと駆動輪の間に介装され、車両状態に応じて自動的に変速比を変更する。
前記トルク変化率選択処理手段は、前記電動モータの制御を回転数制御からトルク制御に切り替える切り替え開始条件が成立すると、アクセル操作と前記自動変速機の変速種により判別される走行シーンが、駆動力レスポンスが要求される走行シーンであるほど大きな値のトルク変化率を選択し、捩れ振動ショック低減が要求される走行シーンであるほど小さな値のトルク変化率を選択する。
前記モータトルク変化処理手段は、前記電動モータの制御を回転数制御からトルク制御に切り替える際、回転数制御の最終モータ出力トルクとトルク制御開始時の目標モータトルクのモータトルク差分を、選択された前記トルク変化率で変化する目標モータトルクにより繋ぐ。
すなわち、電動モータの下流位置に自動変速機が配置されるパワートレイン系では、アクセル操作と自動変速機の変速種を監視することにより、要求性能が異なる走行シーンが判別される。この走行シーンの判別に基づき、各走行シーンに適合するトルク変化率を選択することで、異なる要求性能が達成される。
例えば、判別される走行シーンが、駆動力レスポンス要求が高いにもかかわらず、大きなモータトルク差分になることがあるドライブダウン変速介入の走行シーンでは、かなり大きな値によるトルク変化率を選択することで、駆動力レスポンスが確保される。
例えば、判別される走行シーンが、捩れ振動ショック低減要求が高いにもかかわらず、捩れ振動によるショック感度が高いコーストダウン変速介入の走行シーンでは、かなり小さな値によるトルク変化率を選択することで、捩れ振動ショックが低減される。
この結果、電動モータを回転数制御からトルク制御に切り替える際、アクセル操作と自動変速機の変速種により判別される走行シーンに対応し、走行シーン毎に異なる要求性能を達成することができる。
図1は、実施例1の制御装置が適用されたハイブリッド車両(電動車両の一例)のパワートレインを示すパワートレイン構成図である。以下、図1に基づき、パワートレイン構成を説明する。
ここで、自動変速機3の状態監視により判別される走行シーンとは、自動変速機3での変速種(ドライブ/コーストによるダウン変速やアップ変速、等)や変速段の種類(1速段、2速段、3速段、等)を監視することにより判別される走行シーンをいう。
例えば、判別される走行シーンが、駆動力レスポンス要求が高いにもかかわらず、大きなモータトルク差分になることがあるドライブダウン変速介入の走行シーンのときは、かなり大きな値によるトルク変化率Aが選択される。
例えば、判別される走行シーンが、捩れ振動ショック低減要求が高いにもかかわらず、捩れ振動によるショック感度が高いコーストダウン変速介入の走行シーンのときは、かなり小さな値によるトルク変化率Bが選択される。
例えば、判別された走行シーンが、ドライブダウン変速やコーストダウン変速以外の走行シーンのときは、中間的な値によるトルク変化率Cが選択される。
ここで、変速に際しては、そのときの変速に関与する2つのクラッチのうち、一方のクラッチを開放し、他方のクラッチを締結するクラッチ掛け替えにより行われる。このクラッチ掛け替え時の開放側クラッチを「変速時開放クラッチ」といい、締結側クラッチを「変速時締結クラッチ」という。
ここで、変速制御は、変速開始フェーズ→トルクフェーズ→イナーシャフェーズ→変速終了フェーズを経過して行われるが、イナーシャフェーズが開始されると自動変速機3の入力回転数と出力回転数に差が生じる。よって、このスリップ判定は、言い換えると、イナーシャフェーズ領域に入ったイナーシャフェーズ開始判定ということができる。
ここで、変速処理終了は、例えば、変速時開放クラッチが完全開放で、変速時締結クラッチの油圧が所定値以上となった時をいう。
ここで、ギヤ段固定での走行中、例えば、エンジン始動要求やエンジン停止要求等があるとき、エンジン始動ショックやエンジン停止ショックの発生を未然に防止するため、第2クラッチ5のスリップ締結が要求される。
すなわち、CL2スリップ要求に対し、クラッチ出力回転数を上回る回転数を目標クラッチ入力回転数とするモータジェネレータ2の回転数制御を実行することで、第2クラッチ5のスリップ締結状態を確保する。
つまり、変速制御処理を示す図10のステップS4またはステップS9にて回転数制御フラグ=1に書き換えられるとYESと判断され、後述するステップS25にて回転数制御フラグ=0に書き換えられるとNOと判断される。
ここで、回転数制御の目標値である目標MG回転数は、アップ変速の場合、現ギヤ段での変速機入力回転数から徐々に次ギヤ段での変速機入力回転数まで低下するように算出される。一方、ダウン変速の場合、現ギヤ段での変速機入力回転数から徐々に次ギヤ段での変速機入力回転数まで上昇するように算出される。また、エンジン始動要求やエンジン停止要求の場合、第2クラッチ5のスリップ締結状態を確保する回転数とされる。
ここで、回転数制御終了条件成立とは、変速の場合、変速後の次ギヤ段でのギヤ比により決まる変速機入力回転数と変速機出力回転数の差が、ロックアップしていると判定できる回転差になったときをいう。言い換えると、変速機入力回転数が、変速後の次ギヤ段による変速機入力回転数に収束し、イナーシャフェーズ領域から抜け出したイナーシャフェーズ終了を判定していることになる。また、エンジン始動要求やエンジン停止要求の場合、CL2スリップが要求される領域から抜け出したとき、あるいは、設定時間を経過したときをいう。
ここで、ドライブダウン変速時のトルク変化率は、図13に示すように、要求される駆動力レスポンスに適合させ、時間に対するトルクの変化勾配が最も高い大きな値に設定される。
ここで、コーストダウン変速時のトルク変化率は、図13に示すように、要求される捩れ振動ショック低減に適合させ、時間に対するトルクの変化勾配が最も低い小さな値に設定される。なお、コーストダウン変速時のトルク変化率は、所定時間までは小さな値を維持するが、所定時間を超えるとそれまでより大きな値とし、捩れ振動ショック低減要求に応えつつ、レスポンスを確保するように、折れ線特性により設定される。
ここで、複数の変速段のうち1つの変速段が選択されているときのトルク変化率は、図13に示すように、変速段毎の設定であって、通常変速時のトルク変化率に基づき、ドライブダウン変速時のトルク変化率とコーストダウン変速時のトルク変化率との間の値に設定される。そして、変速段が減速側(1速側)であるほど大きな値に設定され、変速段が等速(5速)あるいは増速側(7速側)であるほど小さな値に設定される。
まず、「比較例の課題」の説明を行う。続いて、実施例1のハイブリッド車両の制御装置における作用を、「モータ制御切り替え作用」、「ドライブダウン変速介入時のモータトルク変化処理作用」、「コーストダウン変速介入時のモータトルク変化処理作用」、「変速が介入しない時のモータトルク変化処理作用」に分けて説明する。
例えば、モータ制御を切り替える際にトルク変化率を、アクセル踏み込みのドライブダウン変速後に生じる大きなモータトルク差分に対し、駆動力レスポンスを確保する一つの大きな値により与える。この場合、ドライブダウン変速に適合する変化率ではあるが、コーストダウン変速には変化率が大き過ぎてしまい、モータトルク差分を繋ぐトルク変化勾配が急になる。このため、コースト減速中のローギヤ段へのダウン変速後の回転数制御からトルク制御に切り替わる際、プロペラシャフト等のパワートレイン系の捩れ振動ショックが発生しやすい。
上記のように、本技術は、モータ制御を回転数制御からトルク制御に切り替える際、モータトルク差分を、如何に繋ぐかに係るものである。以下、前提となるモータ制御切り替え作用を説明する。
そして、イナーシャフェーズが開始されることでスリップ判定が成立すると、図10のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→リターンへと進む流れが繰り返される。つまり、イナーシャフェーズの開始が判定されると、ステップS4において、回転数制御フラグが0から1に書き換えられ、トルク制御から回転数制御へと切り替えられる。
さらに、ステップS2とステップS5において、変速時開放クラッチと変速時締結クラッチに対し指令を出力することにより変速の進行が図られる。
そして、変速終了条件が成立すると、図10のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS5→ステップS6→ステップS7→リターンへと進み、ステップS7にて変速を終了する。
上記比較例の課題を解決するには、ドライブダウン変速介入時に駆動力レスポンスを確保することが必要である。以下、これを反映するドライブダウン変速介入時のモータトルク変化処理作用を説明する。
したがって、大きなモータトルク差分になることがあるドライブダウン変速時には、駆動力レスポンス要求に応え、大きなモータトルク差分が急勾配のトルク変化率により繋がれることで、回転数制御からトルク制御への駆動力レスポンスが確保される。
図14において、時刻t1はアクセル踏み込み開始時を示す。時刻t2はアクセル踏み込み終了時を示す。時刻t3は3速から2速へのダウン変速要求時を示す。時刻t4はトルク制御から回転数制御への切り替え時を示す。時刻t5は回転数制御からトルク制御への切り替え時を示す。時刻t6は実施例1でのモータトルク変化処理の終了時を示す。時刻t7は比較例でのモータトルク変化処理の終了時を示す。
この構成により、モータジェネレータ2の制御を回転数制御からトルク制御に切り替える際、回転数制御とトルク制御の大きなモータトルク差分が、選択したドライブダウン変速時のトルク変化率による急勾配のトルクにて繋がれる。
したがって、ドライブダウン変速介入時にモータジェネレータ2を回転数制御からトルク制御に切り替える際、大きなモータトルク差分の発生にかかわらず、要求される駆動力レスポンスが確保される。
上記比較例の課題を解決するには、コーストダウン変速介入時に捩れ振動ショックを低減することが必要である。以下、これを反映するコーストダウン変速介入時のモータトルク変化処理作用を説明する。
したがって、ショック感度が高いコーストダウン変速時には、捩れ振動ショック低減要求に応え、モータトルク差分が緩勾配のトルク変化率により繋がれることで、回転数制御からトルク制御への切り替え時に捩れ振動ショックが低減される。
図15において、時刻t1はアクセル足離し開始時を示す。時刻t2はアクセル足離し終了時を示す。時刻t3は3速から2速へのダウン変速要求時を示す。時刻t4はトルク制御から回転数制御への切り替え時を示す。時刻t5は回転数制御からトルク制御への切り替え時を示す。時刻t6は比較例でのモータトルク変化処理の終了時を示す。時刻t7は実施例1でのモータトルク変化処理の終了時を示す。
この構成により、モータジェネレータ2の制御を回転数制御からトルク制御に切り替える際、回転数制御とトルク制御のモータトルク差分が、選択したコーストダウン変速時のトルク変化率による緩勾配のトルクにて繋がれる。
したがって、コーストダウン変速介入時にモータジェネレータ2を回転数制御からトルク制御に切り替える際、ショック感度が高いコースト減速中であるにもかかわらず、要求される捩れ振動ショックの低減が達成される。
変速が介入しない時には、ある変速段に固定されているが、各変速段でギヤ比(トルク分担比)が異なるため、トルク変化率を一定値により与えると、駆動力レスポンスや捩れ振動ショックが悪化することがあり、これらをうまく回避する必要がある。以下、これを反映する変速が介入しない時のモータトルク変化処理作用を説明する。
したがって、駆動力レスポンス要求が高いアンダードライブ側の変速段が選択されている時には、要求に適合する急勾配側のトルク変化率により繋がれることで、モータ制御の切り替え時に駆動力レスポンスが確保される。一方、ショック感度が高いオーバードライブ側の変速段が選択されている時には、要求に適合する緩勾配側のトルク変化率により繋がれることで、モータ制御の切り替え時に捩れ振動ショックが低減される。
図16において、時刻t1は加速度の低下開始時を示す。時刻t2は加速度が減速側に移行した時を示す。時刻t3は目標回転数の上昇開始時を示す。時刻t4はトルク制御から回転数制御への切り替え時を示す。時刻t5は回転数制御からトルク制御への切り替え時を示す。時刻t6は比較例でのモータトルク変化処理の終了時を示す。時刻t7は実施例1でのモータトルク変化処理の終了時を示す。
この構成により、モータジェネレータ2の制御を回転数制御からトルク制御に切り替える際、回転数制御とトルク制御のモータトルク差分が、変速段に応じて選択したトルク変化率による勾配のトルクにて繋がれる。
したがって、変速が介入しない時にモータジェネレータ2を回転数制御からトルク制御に切り替える際、ローギヤ比のときに要求される駆動力レスポンスを確保し、ハイギヤ比のときに要求される捩れ振動ショックの低減が達成される。
実施例1のハイブリッド車両の制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
前記電動モータ(モータジェネレータ2)の制御を、制御目標を目標モータ回転数とする回転数制御と、制御目標を目標モータトルクとするトルク制御と、の間で切り替えるモータ制御切り替え手段(図10)と、
前記電動モータ(モータジェネレータ2)と駆動輪(タイヤ7,7)の間に介装され、車両状態に応じて自動的に変速比を変更する自動変速機3と、
前記電動モータ(モータジェネレータ2)の制御を回転数制御からトルク制御に切り替える際、アクセル操作と前記自動変速機3の変速種により判別される走行シーンが、駆動力レスポンスが要求される走行シーンであるほど大きな値のトルク変化率を選択し、ショック低減が要求される走行シーンであるほど小さな値のトルク変化率を選択し、回転数制御の最終モータ出力トルクとトルク制御開始時の目標モータトルクのモータトルク差分を、前記トルク変化率で変化する目標モータトルクにより繋ぐモータトルク変化処理手段(図11,図12)と、
を備える。
このため、電動モータ(モータジェネレータ2)を回転数制御からトルク制御に切り替える際、アクセル操作と自動変速機3の変速種により判別される走行シーンに対応し、走行シーン毎に異なる要求性能を達成することができるができる。つまり、駆動力レスポンスが要求される走行シーンにおいて、要求に応えて駆動力レスポンスを確保できるし、ショック低減が要求される走行シーンにおいて、要求に応えて捩れ振動ショックを低減することができる。
このため、上記(1)の効果に加え、ドライブダウン変速介入時に電動モータ(モータジェネレータ2)を回転数制御からトルク制御に切り替える際、大きなモータトルク差分の発生にかかわらず、要求される駆動力レスポンスを確保することができる。
このため、上記(1),(2)の効果に加え、コーストダウン変速介入時に電動モータ(モータジェネレータ2)を回転数制御からトルク制御に切り替える際、ショック感度が高いコースト減速中であるにもかかわらず、要求される捩れ振動ショックの低減を達成することができる。
前記複数の変速段のうち1つの変速段の選択による走行シーンであるとき、前記トルク変化率を、変速段毎の設定であって、変速段が減速側であるほど大きな値に設定し、変速段が等速あるいは増速側であるほど小さな値に設定する変速段対応モータトルク変化処理手段を備える(ステップS285、図13)。
このため、上記(1)〜(3)の効果に加え、変速が介入しない時に電動モータ(モータジェネレータ2)を回転数制御からトルク制御に切り替える際、ローギヤ比のときに要求される駆動力レスポンスを確保することができ、ハイギヤ比のときに要求される捩れ振動ショックの低減を達成することができる。
2 モータジェネレータ(電動モータ)
3 自動変速機
4 第1クラッチ
5 第2クラッチ
6 ディファレンシャルギア
7 タイヤ(駆動輪)
8 インバータ
9 バッテリ
10 エンジン回転センサ
11 MG回転センサ
12 AT入力回転センサ
13 AT出力回転センサ
14,15 ソレノイドバルブ
16 SOCセンサ
17 アクセル開度センサ
20 統合コントローラ
21 エンジンコントローラ
22 モータコントローラ
23 ブレーキ油圧センサ
Claims (4)
- 走行用駆動源に設けられる電動モータと、
前記電動モータの制御を、制御目標を目標モータ回転数とする回転数制御と、制御目標を目標モータトルクとするトルク制御と、の間で切り替えるモータ制御切り替え手段と、
前記電動モータと駆動輪の間に介装され、車両状態に応じて自動的に変速比を変更する自動変速機と、
前記電動モータの制御を回転数制御からトルク制御に切り替える切り替え開始条件が成立すると、アクセル操作と前記自動変速機の変速種により判別される走行シーンが、駆動力レスポンスが要求される走行シーンであるほど大きな値のトルク変化率を選択し、捩れ振動ショック低減が要求される走行シーンであるほど小さな値のトルク変化率を選択するトルク変化率選択処理手段と、
前記電動モータの制御を回転数制御からトルク制御に切り替える際、回転数制御の最終モータ出力トルクとトルク制御開始時の目標モータトルクのモータトルク差分を、選択された前記トルク変化率で変化する目標モータトルクにより繋ぐモータトルク変化処理手段と、
を備えることを特徴とする電動車両の制御装置。 - 請求項1に記載された電動車両の制御装置において、
前記トルク変化率選択処理手段は、前記判別される走行シーンが、アクセル踏み込みによるドライブダウン変速介入の走行シーンであるとき、前記トルク変化率を、要求される駆動力レスポンスに適合する大きな値に設定する
ことを特徴とする電動車両の制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載された電動車両の制御装置において、
前記トルク変化率選択処理手段は、前記判別される走行シーンが、アクセル足離しによるコーストダウン変速介入の走行シーンであるとき、前記トルク変化率を、要求されるショック低減に適合する小さな値に設定する
ことを特徴とする電動車両の制御装置。 - 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載された電動車両の制御装置において、
前記自動変速機は、車両状態に応じて自動的にギヤ比が異なる複数の変速段を変更する有段変速機であり、
前記トルク変化率選択処理手段は、複数の変速段のうち1つの変速段の選択による走行シーンであるとき、前記トルク変化率を、変速段毎の設定であって、変速段が減速側であるほど大きな値に設定し、変速段が等速あるいは増速側であるほど小さな値に設定する
ことを特徴とする電動車両の制御装置。
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