JP2016175551A - 助手席駆動制御システム及び制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が後席へ乗車する際、助手席の乗員の有無に応じて助手席を自動的に前方へ移動させることができる助手席駆動制御システムを提供する。
【解決手段】車両の助手席を前後方向へ移動させる助手席駆動部6を備える助手席駆動制御システムは、助手席への乗車又は助手席の乗員を検出する第1乗車検出部2と、車両の後席への乗車又は後席の乗員を検出する第2乗車検出部3と、第2乗車検出部3にて後席への乗車又は後席の乗員が検出され、かつ第1乗車検出部2にて助手席への乗車又は助手席の乗員が検出されなかった場合、助手席が前方へ移動するように助手席駆動部6の動作を制御する制御装置1とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】車両の助手席を前後方向へ移動させる助手席駆動部6を備える助手席駆動制御システムは、助手席への乗車又は助手席の乗員を検出する第1乗車検出部2と、車両の後席への乗車又は後席の乗員を検出する第2乗車検出部3と、第2乗車検出部3にて後席への乗車又は後席の乗員が検出され、かつ第1乗車検出部2にて助手席への乗車又は助手席の乗員が検出されなかった場合、助手席が前方へ移動するように助手席駆動部6の動作を制御する制御装置1とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の助手席を前後方向へ移動させる駆動部を備えた助手席駆動制御システム、及び該助手席駆動制御システムを構成する制御装置に関する。
車両の運転席を、電動で前後及び昇降方向へ移動させる駆動部を備えたパワーシートがある(例えば、特許文献1)。また、車両への乗り込みを容易にするために、車両ドアが開いたときに、運転席の高さを自動的に調整するパワーシートが考えられている。
しかしながら、特許文献1には、後席への乗車し易さを考慮して助手席の位置を自動的に移動させる技術は開示されておらず、使用者が車両の後席へ乗車する際に助手席が後方に位置していた場合、乗車し難いという問題がある。
本発明の目的は、使用者が後席へ乗車する際、助手席の乗員の有無に応じて助手席を自動的に前方へ移動させることができる助手席駆動制御システム、及び該助手席駆動制御システムを構成する制御装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る助手席駆動制御システムは、車両の助手席を前後方向へ移動させる駆動部を備える助手席駆動制御システムであって、前記助手席への乗車又は該助手席の乗員を検出する第1乗車検出部と、前記車両の後席への乗車又は該後席の乗員を検出する第2乗車検出部と、前記第2乗車検出部にて前記後席への乗車又は前記後席の乗員が検出され、かつ前記第1乗車検出部にて前記助手席への乗車又は該助手席の乗員が検出されなかった場合、前記助手席が前方へ移動するように前記駆動部の動作を制御する制御装置とを備える。
本発明の一態様に係る制御装置は、車両の助手席を前後方向へ移動させる駆動部の動作を制御する制御装置であって、前記助手席への乗車又は該助手席の乗員の有無に係る情報取得する第1取得部と、前記車両の後席への乗車又は該後席の乗員の有無に係る情報取得する第2取得部と、前記第1取得部にて取得した情報に基づいて、前記助手席への乗車又は該助手席の乗員の有無を判定する第1判定部と、前記第2取得部にて取得した情報に基づいて、前記後席への乗車又は該助手席の乗員の有無を判定する第2判定部と、前記後席への乗車又は前記後席の乗員が有り、かつ前記助手席への乗車又は該助手席の乗員が無い場合、前記助手席を前方へ移動させる制御信号を出力する出力部とを備える。
なお、本態様は、このような特徴的な処理部を備える助手席駆動制御システム及び制御装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする助手席駆動制御方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現したりすることができる。また、助手席駆動制御システム又は制御装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、助手席駆動制御システム又は制御装置を含むその他のシステムとして実現したりすることができる。
上記によれば、使用者が後席へ乗車する際、助手席の乗員の有無に応じて助手席を自動的に前方へ移動させることができる助手席駆動制御システム及び制御装置を提供することが可能となる。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本発明の一態様に係る助手席駆動制御システムは、車両の助手席を前後方向へ移動させる駆動部を備える助手席駆動制御システムであって、前記助手席への乗車又は該助手席の乗員を検出する第1乗車検出部と、前記車両の後席への乗車又は該後席の乗員を検出する第2乗車検出部と、前記第2乗車検出部にて前記後席への乗車又は前記後席の乗員が検出され、かつ前記第1乗車検出部にて前記助手席への乗車又は該助手席の乗員が検出されなかった場合、前記助手席が前方へ移動するように前記駆動部の動作を制御する制御装置とを備える。
本態様にあっては、第1乗車検出部は、助手席への乗車又は該助手席の乗員を検出する。第1乗車検出部は、後席への乗車時における助手席の適切な位置を、助手席の乗員の有無に応じて特定するためのものである。第1乗車検出部は、助手席に着座している状態の乗員を検出するものに限定されるものでは無く、助手席に着座しようとする乗員を検出するものも含まれる。
第2乗車検出部は、後席への乗車又は該後席の乗員を検出する。第2乗車検出部は、基本的に後席へ着座しようとする乗員を検出するものであるが、乗車する過程にある助手席の乗員を検出するものも含まれる。
制御装置は、後席への乗車又は後席の乗員が検出され、かつ助手席への乗車又は助手席の乗員が検出されなかった場合、助手席が前方へ移動するように駆動部の動作を制御する。従って、助手席に乗員が存在しない状態で、使用者が後席へ乗車する際、助手席は自動的に前方へ移動し、使用者は容易に後席へ乗車することができる。
第2乗車検出部は、後席への乗車又は該後席の乗員を検出する。第2乗車検出部は、基本的に後席へ着座しようとする乗員を検出するものであるが、乗車する過程にある助手席の乗員を検出するものも含まれる。
制御装置は、後席への乗車又は後席の乗員が検出され、かつ助手席への乗車又は助手席の乗員が検出されなかった場合、助手席が前方へ移動するように駆動部の動作を制御する。従って、助手席に乗員が存在しない状態で、使用者が後席へ乗車する際、助手席は自動的に前方へ移動し、使用者は容易に後席へ乗車することができる。
(2)前記制御装置は、前記第2乗車検出部にて前記後席への乗車又は該後席の乗員が検出され、かつ前記第1乗車検出部にて前記助手席への乗車又は該助手席の乗員が検出された場合、前記助手席が前後方向中間の位置へ移動するように前記駆動部の動作を制御する構成が好ましい。
本態様にあっては、制御装置は、後席への乗車又は後席の乗員が検出され、かつ助手席への乗車又は助手席の乗員が検出された場合、助手席が前後方向中間の位置へ移動するように駆動部の動作を制御する。
従って、助手席に乗員が存在する状態、又は助手席に乗車しようとする使用者が存在する状態で、他の使用者が後席へ乗車しようとする際、助手席は自動的に前後方向中間の位置へ移動するため、各使用者は容易に助手席及び後席へ乗車することができる。
従って、助手席に乗員が存在する状態、又は助手席に乗車しようとする使用者が存在する状態で、他の使用者が後席へ乗車しようとする際、助手席は自動的に前後方向中間の位置へ移動するため、各使用者は容易に助手席及び後席へ乗車することができる。
(3)前記第2乗車検出部にて前記後席への乗車又は該後席の乗員が検出され、かつ前記第1乗車検出部にて前記助手席への乗車又は該助手席の乗員が検出された場合、前記助手席の移動許可を受け付ける受付部を備え、前記制御装置は、前記受付部が移動許可を受け付けた場合、前記助手席が前後方向中間の位置へ移動するように前記駆動部の動作を制御する構成が好ましい。
本態様にあっては、制御装置は、後席への乗車又は後席の乗員が検出され、かつ助手席への乗車又は助手席の乗員が検出された場合、受付部は助手席の移動許可を受け付ける。制御装置は、受付部が移動許可を受け付けた場合、助手席が前後方向中間の位置へ移動するように駆動部の動作を制御する。
従って、助手席に乗員が存在する状態で不意に助手席が移動することを防ぐことができる。
従って、助手席に乗員が存在する状態で不意に助手席が移動することを防ぐことができる。
(4)前記第1乗車検出部は、助手席ドアの開閉を検出するスイッチ、前記助手席に設けられており、前記助手席に乗車した乗員の荷重を検出する荷重センサ、又は乗員を撮像する撮像部を含む構成が好ましい。
本態様にあっては、助手席ドアの開閉を検出するスイッチによって、助手席へ乗車する可能性がある乗員を予測的に検出することができる。また、荷重センサによって、助手席に着座し、又は着座過程にある乗員を検出することができる。更に、撮像部によって、助手席に乗車しようとする乗員又は乗車した乗員を直接的に検出することができる。
(5)前記第2乗車検出部は、後席ドアの開閉を検出するスイッチ、前記後席に設けられており、前記後席に乗車した乗員の荷重を検出する荷重センサ、又は乗員を撮像する撮像部を含む構成が好ましい。
本態様にあっては、後席ドアの開閉を検出するスイッチによって、後席へ乗車する可能性がある乗員を予測的に検出することができる。また、荷重センサによって、後席に着座し、又は着座過程にある乗員を検出することができる。更に、撮像部によって、後席に乗車しようとする乗員又は乗車した乗員を直接的に検出することができる。
(6)本発明の一態様に係る制御装置は、車両の助手席を前後方向へ移動させる駆動部の動作を制御する制御装置であって、前記助手席への乗車又は該助手席の乗員の有無に係る情報取得する第1取得部と、前記車両の後席への乗車又は該後席の乗員の有無に係る情報取得する第2取得部と、前記第1取得部にて取得した情報に基づいて、前記助手席への乗車又は該助手席の乗員の有無を判定する第1判定部と、前記第2取得部にて取得した情報に基づいて、前記後席への乗車又は該助手席の乗員の有無を判定する第2判定部と、前記後席への乗車又は前記後席の乗員が有り、かつ前記助手席への乗車又は該助手席の乗員が無い場合、前記助手席を前方へ移動させる制御信号を出力する出力部とを備える。
本態様にあっては、態様(1)同様、制御装置は、後席への乗車又は後席の乗員が検出され、かつ助手席への乗車又は助手席の乗員が検出されなかった場合、助手席が前方へ移動するように駆動部の動作を制御する。従って、助手席に乗員が存在しない状態で、使用者が後席へ乗車する際、助手席は自動的に前方へ移動し、使用者は容易に後席へ乗車することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る助手席駆動制御システム及び制御装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態に係る助手席駆動制御システム及び制御装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る助手席駆動制御システムの一構成例を示すブロック図である。実施形態1に係る助手席駆動制御システムは、車両に設けられた助手席8(図4参照)を電動で前後方向へ移動させる、いわゆるパワーシートの動作を制御する制御装置1を備える。制御装置1には、第1乗車検出部2、第2乗車検出部3、助手席位置検出部4、受付部5、助手席駆動部6が接続されている。
図1は本発明の実施形態1に係る助手席駆動制御システムの一構成例を示すブロック図である。実施形態1に係る助手席駆動制御システムは、車両に設けられた助手席8(図4参照)を電動で前後方向へ移動させる、いわゆるパワーシートの動作を制御する制御装置1を備える。制御装置1には、第1乗車検出部2、第2乗車検出部3、助手席位置検出部4、受付部5、助手席駆動部6が接続されている。
車両には運転席、助手席8及び後席9が設けられており(図4参照)、助手席8は前後方向へ移動可能に構成されている。助手席8は、乗員の臀部を支持するシートクッションと、乗員の背中を支持するシートバックと、シートバックの上端部に設けられたヘッドレストとで構成されており、助手席8は助手席移動機構7によって、前後方向へ移動可能に支持されている。助手席移動機構7は、車両の床部に固定された前後方向のロアレールと、該ロアレールに沿って前後方向へスライドするアッパレールとを備え、アッパレールは助手席8の底部に固定されている。
助手席駆動部6は、例えば、助手席移動機構7のロアレールに沿って、アッパレールを移動させるための駆動力を出力するモータと、ボールネジ及びナットからなるボールネジ機構とを備える。ナットはアッパレールに固定されている。ボールネジはモータの出力に接続され、ロアレールに固定されている。助手席駆動部6はモータを回転させることによってボールネジ機構を駆動し、助手席8を前後方向へ移動させる。助手席駆動部6の動作は制御装置1によって制御されている。助手席駆動部6は、制御装置1から出力された制御信号に従ってモータに電力を供給することによって、アッパレールをロアレールに沿って移動させ、助手席8を前後方向へ移動させる。
第1乗車検出部2は、例えば、助手席ドア開閉検出スイッチ21及び助手席荷重センサ22を備える。助手席ドア開閉検出スイッチ21は、助手席ドアの開閉に応じてオンオフするカーテシースイッチであり、助手席ドアの開閉状態に応じた信号が制御装置1に入力される。助手席荷重センサ22は、助手席8のシートクッションの内部に配された圧電素子、圧力センサシート等を備え、助手席8に着座した乗員による荷重を検出し、助手席8に着座した乗員の荷重に応じた信号が制御装置1に入力される。
第2乗車検出部3は、例えば、後席ドア開閉検出スイッチ31及び後席荷重センサ32を備える。後席ドア開閉検出スイッチ31及び後席荷重センサ32の構成は、助手席ドア開閉検出スイッチ21及び助手席荷重センサ22と同様であり、後席ドアの開閉状態に応じた信号、及び後席9に着座した乗員の荷重に応じた信号がそれぞれ制御装置1に入力される。
助手席位置検出部4は、助手席8の前後方向の位置を検出し、検出結果を制御装置1へ出力する。例えば、助手席位置検出部4は、アッパレール又はロアレールに設けられた近接センサである。近接センサは、アッパレール又はロアレールの所定箇所に設けられた被検出部に対する接近を磁気的に検出するホール素子等を有し、所定箇所への接近を検出することによって、助手席8の位置を検出する。なお、近接センサは助手席8の位置を検出する手段の一例であり、助手席8の位置に応じてオンオフするリミットスイッチを、アッパレール又はロアレールの適宜箇所に設け、該リミットスイッチのオンオフによって、助手席8の位置を検出しても良い。
受付部5は、各種操作画面の画像を表示する液晶パネル、有機ELディスプレイ等の表示部と、表示された操作画面等への入力を受け付けるボタン又はタッチパネル等とを有する。受付部5は、助手席8に乗員が着座している場合に助手席8を電動で移動させても良いかどうかを受け付けるものであり、受付部5に対する操作の内容は制御装置1へ出力される。
図2は、本実施形態1に係る制御装置1の一構成例を示すブロック図である。制御装置1は、例えばCPU(Central Processing Unit)11を備えたマイコンであり、CPU11には、第1取得部12、第2取得部13、第3取得部14、記憶部15、入力部16及び出力部17が接続されている。
第1取得部12は、第1乗車検出部2に接続されており、助手席8への乗車又は助手席8の乗員の有無に係る情報を取得する。具体的には、第1取得部12は、助手席ドア開閉検出スイッチ21及び助手席荷重センサ22からの信号をAD変換し、AD変換されたデータを取得する。
第2取得部13は、第2乗車検出部3に接続されており、後席9への乗車又は後席9の乗員の有無に係る情報を取得する。具体的には、第2取得部13は、後席ドア開閉検出スイッチ31及び後席荷重センサ32からの信号をAD変換し、AD変換されたデータを取得する。
第3取得部14は、助手席位置検出部4に接続されており、助手席位置検出部4からの信号をAD変換し、AD変換されたデータを取得する。
第2取得部13は、第2乗車検出部3に接続されており、後席9への乗車又は後席9の乗員の有無に係る情報を取得する。具体的には、第2取得部13は、後席ドア開閉検出スイッチ31及び後席荷重センサ32からの信号をAD変換し、AD変換されたデータを取得する。
第3取得部14は、助手席位置検出部4に接続されており、助手席位置検出部4からの信号をAD変換し、AD変換されたデータを取得する。
記憶部15は、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリと、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリとを有する。CPU11は、不揮発性メモリが記憶する制御プログラムを読み出して実行することにより、助手席8の駆動制御を行う。
入力部16には、受付部5が接続されており、受付部5にて受け付けた操作内容が入力される。
出力部17には、助手席駆動部6が接続されており、CPU11の制御に応じた制御信号が出力部17から助手席駆動部6へ出力される。制御装置1の具体的な制御内容については後述する。
出力部17には、助手席駆動部6が接続されており、CPU11の制御に応じた制御信号が出力部17から助手席駆動部6へ出力される。制御装置1の具体的な制御内容については後述する。
なお、制御プログラムは、記録媒体にコンピュータ読み取り可能に記録されている態様でも良い。記憶部15は、図示しない読出装置によって記録媒体から読み出された制御プログラムを記憶する。記録媒体はCD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)等の光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等の磁気ディスク、磁気光ディスク、半導体メモリ等である。また、図示しない通信網に接続されている図示しない外部コンピュータから本実施形態1に係る制御プログラムをダウンロードし、記憶部15に記憶させても良い。
図3は助手席8の移動に係る処理手順を示すフローチャート、図4は助手席8の移動方法を示す説明図である。制御装置1は、後席ドア開閉検出スイッチ31にて、後席ドアが開扉したか否かを判定する(ステップS11)。後席ドアが開扉していないと判定した場合(ステップS11:NO)、制御装置1は処理を終える。後席ドアが開扉したと判定した場合(ステップS11:YES)、制御装置1は、助手席荷重センサ22にて、助手席8の乗員を検出する(ステップS12)。また、制御装置1は、助手席ドア開閉検出スイッチ21にて、助手席8への乗車を検出するようにしても良い。次いで、制御装置1は、助手席位置検出部4にて、助手席8の位置を検出する(ステップS13)。
そして、制御装置1は、ステップS12の検出結果に基づいて、助手席8に乗員が存在するか否かを判定する(ステップS14)。助手席8に乗員が存在しないと判定した場合(ステップS14:NO)、制御装置1は、ステップS13の検出結果に基づいて、助手席8が前方に位置しているか否かを判定する(ステップS15)。助手席8が前方に位置していると判定した場合(ステップS15:YES)、制御装置1は処理を終える。助手席8が前方に位置していないと判定した場合(ステップS15:NO)、制御装置1は、図4Aに示すように、助手席8が前方へ移動するように助手席駆動部6の動作を制御し(ステップS16)、処理を終える。
ステップS14において、助手席8に乗員が存在すると判定した場合(ステップS14:YES)、制御装置1は、ステップS13の検出結果に基づいて、助手席8が前後方向中間の位置にあるか否かを判定する(ステップS17)。助手席8が前後方向中間の位置にあると判定した場合(ステップS17:YES)、制御装置1は処理を終える。助手席8が前後方向中間の位置に無いと判定した場合(ステップS17:NO)、制御装置1は、受付部5にて助手席8の移動許可を受け付ける(ステップS18)。助手席8の乗員は、受付部5を操作することによって、助手席8を移動させても良いか否かを入力することができ、制御装置1は受付部5に対する操作を検出することによって、助手席8の移動許可又は不許可を受け付ける。
次いで、制御装置1は、助手席8の移動が許可されたか否かを判定する(ステップS19)。移動が許可されなかった場合(ステップS19:NO)、制御装置1は処理を終える。助手席8の移動が許可された場合(ステップS19:YES)、制御装置1は、助手席駆動部6へ制御信号を出力することによって、図4Bに示すように、助手席8が前後方向中間の位置へ移動するように助手席駆動部6の動作を制御し(ステップS20)、処理を終える。
なお、本実施形態1に係る処理によって助手席8の移動制御が行われている途中で、図示しないパワーシート操作スイッチが操作された場合、以後、助手席8の前後方向の移動をマニュアル操作によって受け付け、助手席駆動部6の動作を制御する。
このように構成された実施形態1に係る助手席駆動制御システム及び制御装置1によれば、制御装置1は、後席ドアが開扉した際、助手席8の乗員の有無を検出し、助手席8に乗員が存在しない場合、助手席8を前方へ移動させることができる。従って、使用者が後席ドアを開き後席9へ乗車する際、自動的に助手席8が前方へ移動するため、容易に乗車することができる。
また、制御装置1は、後席ドアが開扉した際、助手席8の乗員の有無を検出し、助手席8に乗員が存在する場合、助手席8を前後方向中間の位置へ移動させることができる。従って、助手席8に乗車している乗員が助手席8のシートの移動によって圧迫されること無く、乗員も後席9へ容易に乗車することができる。2人の使用者が助手席8及び後席9へそれぞれ乗車しようとする場合も、助手席8は前後方向中間の位置に移動するため、各使用者は容易に助手席8及び後席9へ乗車することができる。
更に、助手席8に乗員が存在する際に助手席8を移動させるとき、受付部5にて助手席8の移動許可を受け付けた上で、助手席8を移動させる構成であるため、助手席8に乗員が存在する状態で不意に助手席8が移動することを防ぐことができる。
更にまた、第1乗車検出部2及び第2乗車検出部3は、それぞれ助手席ドア開閉検出スイッチ21及び後席ドア開閉検出スイッチ31によって、乗員の乗車を検出するため、助手席8及び後席9の乗員を予測的に検出することができ、助手席8を移動させることができる。
更にまた、第1乗車検出部2及び第2乗車検出部3は、それぞれ助手席荷重センサ22及び後席荷重センサ32によって、乗員を検出することができるため、助手席8及び後席9の乗員を確定的に検出することができ、助手席8を的確に移動させることができる。
(実施形態2)
実施形態2に係る助手席駆動制御装置1は、乗車する乗員を撮像する撮像部を更に備える点、制御装置1の処理手順が実施形態1と異なるため、以下では、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施形態2に係る助手席駆動制御装置1は、乗車する乗員を撮像する撮像部を更に備える点、制御装置1の処理手順が実施形態1と異なるため、以下では、主にかかる相違点を説明する。その他の構成及び作用効果は実施形態1と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5は本発明の実施形態2に係る助手席駆動制御システムの一構成例を示すブロック図である。実施形態2に係る助手席駆動制御システムは、実施形態1の構成に加え、撮像部210を備える。
図6は撮像部210の取り付け箇所及び撮像範囲を示す説明図である。撮像部210は、例えば、CMOSカメラ、CCDカメラ、赤外線カメラ等であり、助手席8又は後席9へ乗車する乗員が撮像範囲に収まるような姿勢で、ドアミラーに設置されている。撮像部210は撮像して得た画像データを制御装置1へ出力する。制御装置1は、撮像部210から出力された画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、移動体を特定し、該移動体が助手席8へ乗車しようとする乗員、後席9へ乗車しようとする乗員を検出する。
なお、図6に示した撮像部210の設置箇所は一例であり、助手席8又は後席9の乗員を撮像することができる箇所であれば、その設置箇所は特に限定されるものでは無い。例えば、車内の天井部に撮像部210を設置しても良い。
また、図6は、一つの撮像部210を用いて、助手席8へ乗車する乗員と、後席9へ乗車する乗員とを撮像する構成例を示しているが、助手席8を撮像する第1の撮像部210と、後席9を撮像する第2の撮像部210とをそれぞれ車両に設置し、各乗員を撮像するように構成しても良い。
また、図6は、一つの撮像部210を用いて、助手席8へ乗車する乗員と、後席9へ乗車する乗員とを撮像する構成例を示しているが、助手席8を撮像する第1の撮像部210と、後席9を撮像する第2の撮像部210とをそれぞれ車両に設置し、各乗員を撮像するように構成しても良い。
図7は助手席8の移動に係る処理手順を示すフローチャートである。制御装置1は、後席ドア開閉検出スイッチ31にて、後席ドアが開扉したか否かを判定する(ステップS211)。後席ドアが開扉していないと判定した場合(ステップS211:NO)、制御装置1は処理を終える。後席ドアが開扉したと判定した場合(ステップS211:YES)、制御装置1は、助手席荷重センサ22、助手席ドア開閉検出スイッチ21又は撮像部210にて、助手席8への乗車又は助手席8の乗員を検出する(ステップS212)。助手席ドア開閉検出スイッチ21又は撮像部210によれば、現に助手席8に着座している乗員のみならず、これから助手席8へ乗車しようとする乗員も検出することができる。次いで、制御装置1は、撮像部210又は後席荷重センサ32にて後席9への乗車を検出する(ステップS213)。ステップS213の処理によって、実際に後席9へ乗車しようとする乗員を検出することができる。
次いで、制御装置1は、助手席位置検出部4にて、助手席8の位置を検出する(ステップS214)。そして、制御装置1は、ステップS212の検出結果に基づいて、助手席8に乗員が存在するか否かを判定する(ステップS215)。助手席8へ乗車し又は助手席8に着座した乗員がいないと判定した場合(ステップS215:NO)、制御装置1は、後席9へ乗車し又は後席9に着座した乗員が存在するか否かを判定する(ステップS216)。後席9へ乗車し又は後席9に着座した乗員がいると判定した場合(ステップS216:YES)、制御装置1は、ステップS214の検出結果に基づいて、助手席8が前方に位置しているか否かを判定する(ステップS217)。助手席8が前方に位置していないと判定した場合(ステップS217:NO)、制御装置1は助手席8が前方へ移動するように助手席駆動部6の動作を制御する(ステップS218)。
ステップS216において、助手席8に乗車し又は着座した乗員が存在しないと判定した場合(ステップS216:NO)、制御装置1は、ステップS214の検出結果に基づいて、助手席8が所定位置にあるか否かを判定する(ステップS219)。所定位置は、車両の使用者によって予め設定された位置でも良いし、前回乗車した乗員が助手席8を使用したときの該助手席8の位置でも良い。助手席8が所定位置に位置していないと判定した場合(ステップS219:NO)、制御装置1は、助手席8が所定位置へ移動するように助手席駆動部6の動作を制御する(ステップS222)。
ステップS215において、助手席8に乗車し又は助手席8に着座した乗員が存在すると判定した場合(ステップS215:YES)、制御装置1は、ステップS214の検出結果に基づいて、助手席8が前後方向中間の位置にあるか否かを判定する(ステップS221)。助手席8が前後方向中間の位置に無いと判定した場合(ステップS221:NO)、制御装置1は、受付部5にて助手席8の移動許可を受け付け(ステップS222)、助手席8の移動が許可されたか否かを判定する(ステップS223)。助手席8の移動が許可された場合(ステップS223:YES)、制御装置1は、助手席8が前後方向中間の位置へ移動するように助手席駆動部6の動作を制御する(ステップS224)。
ステップS224、ステップS218及びステップS222の処理を終えた場合、助手席8が前方に位置していると判定した場合(ステップS217:YES)、助手席8が所定位置に位置していると判定した場合(ステップS219:YES)、助手席8が前後方向中間の位置にあると判定した場合(ステップS221:YES)、移動が許可されなかった場合(ステップS223:NO)、制御装置1は、助手席ドア及び後席ドアが閉扉したか否かを判定する(ステップS225)。助手席ドア及び後席ドアが開扉していると判定した場合(ステップS225:NO)、制御装置1は処理をステップS212へ戻し、助手席8の駆動制御を継続する。つまり、制御装置1は、助手席8及び後席9への乗車又は乗員の有無を監視し、助手席8の位置制御を継続的に行う。助手席ドア及び後席ドアが閉扉したと判定した場合(ステップS225:YES)、制御装置1は最終的な助手席8の位置確定処理を行い(ステップS226)、処理を終える。
図8は助手席8の最終位置確認に係る処理手順を示すフローチャートである。ステップS226において制御装置1は以下の処理を実行することにより、助手席8及び後席9に乗車している乗員の存在を確定的に確認し、助手席8の位置を決定する。なお、以下の処理は必須の処理では無い。
まず、制御装置1は、助手席荷重センサ22にて助手席8に乗車している乗員を検出する(ステップS231)。なお、撮像部210の撮像範囲に助手席8が含まれている場合、撮像部210によって助手席8を撮像し、乗員の存在を確認するように構成しても良い。また、制御装置1は、後席荷重センサ32にて、後席9に乗車している乗員を検出する(ステップS232)。なお、撮像部210の撮像範囲に後席9が含まれている場合、撮像部210によって後席9を撮像し、乗員の存在を確認するように構成しても良い。
まず、制御装置1は、助手席荷重センサ22にて助手席8に乗車している乗員を検出する(ステップS231)。なお、撮像部210の撮像範囲に助手席8が含まれている場合、撮像部210によって助手席8を撮像し、乗員の存在を確認するように構成しても良い。また、制御装置1は、後席荷重センサ32にて、後席9に乗車している乗員を検出する(ステップS232)。なお、撮像部210の撮像範囲に後席9が含まれている場合、撮像部210によって後席9を撮像し、乗員の存在を確認するように構成しても良い。
次いで、制御装置1は、ステップS232の検出結果に基づいて、後席9に乗員が存在するか否かを判定する(ステップS233)。後席9に乗員が存在しないと判定した場合(ステップS233:NO)、制御装置1は、助手席8の位置が所定位置であるか否かを判定する(ステップS234)。助手席8の位置が所定位置にあると判定した場合(ステップS234:YES)、制御装置1は処理を終える。助手席8の位置が所定位置にないと判定した場合(ステップS234:NO)、制御装置1は、助手席8を所定位置へ移動させるように助手席駆動部6の動作を制御し(ステップS235)、処理を終える。
ステップS233において、後席9に乗員が存在すると判定した場合(ステップS233:YES)、制御装置1は、ステップS231の検出結果に基づいて、助手席8に乗員が存在するか否かを判定する(ステップS236)。助手席8に乗員が存在しないと判定した場合(ステップS236:NO)、制御装置1は、助手席8が前方に位置しているか否かを判定する(ステップS237)。前方に位置していと判定した場合(ステップS237:YES)、制御装置1は処理を終える。前方に位置していないと判定した場合(ステップS237:NO)、制御装置1は、助手席8が前方へ移動するように助手席駆動部6の動作を制御し(ステップS238)、処理を終える。
ステップS236において乗員が助手席8に存在すると判定した場合(ステップS236:YES)、制御装置1は、助手席8が前後方向中間の位置にあるか否かを判定する(ステップS239)。助手席8が前後方向中間の位置にあると判定した場合(ステップS239:YES)、制御装置1は処理を終える。助手席8が前後方向中間の位置に無いと判定した場合(ステップS239:NO)、制御装置1は、助手席8の移動が許可されているか否かを判定する(ステップS240)。助手席8の移動が許可されていないと判定した場合(ステップS240:NO)、制御装置1は処理を終える。助手席8の移動が許可されていると判定した場合(ステップS240:YES)、制御装置1は、助手席8が前後方向中間の位置へ移動するように助手席駆動部6の動作を制御し(ステップS241)、処理を終える。
このように構成された実施形態2に係る助手席駆動制御システム及び制御装置1によれば、実施形態1と同様、使用者が後席ドアを開き後席9へ乗車する際、助手席8の乗員に有無に応じて助手席8を特定の位置へ移動させることができ、更に、後席ドアが開扉した後、乗車状況が変化した場合であっても、その状況に応じて、乗員が車両に乗車し易いような位置へ助手席8を移動させることができる。
また、全ての車両ドアが閉じた際、助手席8及び後席9に存在する乗員の有無を再確認し、各乗員に快適な位置へ助手席8を移動させることができる。
1 制御装置
2 第1乗車検出部
3 第2乗車検出部
4 助手席位置検出部
5 受付部
6 助手席駆動部
7 助手席移動機構
8 助手席
9 後席
11 CPU
12 第1取得部
13 第2取得部
14 第3取得部
15 記憶部
16 入力部
17 出力部
21 助手席ドア開閉検出スイッチ
22 助手席荷重センサ
31 後席ドア開閉検出スイッチ
32 後席荷重センサ
210 撮像部
2 第1乗車検出部
3 第2乗車検出部
4 助手席位置検出部
5 受付部
6 助手席駆動部
7 助手席移動機構
8 助手席
9 後席
11 CPU
12 第1取得部
13 第2取得部
14 第3取得部
15 記憶部
16 入力部
17 出力部
21 助手席ドア開閉検出スイッチ
22 助手席荷重センサ
31 後席ドア開閉検出スイッチ
32 後席荷重センサ
210 撮像部
Claims (6)
- 車両の助手席を前後方向へ移動させる駆動部を備える助手席駆動制御システムであって、
前記助手席への乗車又は該助手席の乗員を検出する第1乗車検出部と、
前記車両の後席への乗車又は該後席の乗員を検出する第2乗車検出部と、
前記第2乗車検出部にて前記後席への乗車又は前記後席の乗員が検出され、かつ前記第1乗車検出部にて前記助手席への乗車又は該助手席の乗員が検出されなかった場合、前記助手席が前方へ移動するように前記駆動部の動作を制御する制御装置と
を備える助手席駆動制御システム。 - 前記制御装置は、
前記第2乗車検出部にて前記後席への乗車又は該後席の乗員が検出され、かつ前記第1乗車検出部にて前記助手席への乗車又は該助手席の乗員が検出された場合、前記助手席が前後方向中間の位置へ移動するように前記駆動部の動作を制御する
請求項1に記載の助手席駆動制御システム。 - 前記第2乗車検出部にて前記後席への乗車又は該後席の乗員が検出され、かつ前記第1乗車検出部にて前記助手席への乗車又は該助手席の乗員が検出された場合、前記助手席の移動許可を受け付ける受付部を備え、
前記制御装置は、
前記受付部が移動許可を受け付けた場合、前記助手席が前後方向中間の位置へ移動するように前記駆動部の動作を制御する
請求項1又は請求項2に記載の助手席駆動制御システム。 - 前記第1乗車検出部は、
助手席ドアの開閉を検出するスイッチ、前記助手席に設けられており、前記助手席に乗車した乗員の荷重を検出する荷重センサ、又は乗員を撮像する撮像部を含む
請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の助手席駆動制御システム。 - 前記第2乗車検出部は、
後席ドアの開閉を検出するスイッチ、前記後席に設けられており、前記後席に乗車した乗員の荷重を検出する荷重センサ、又は乗員を撮像する撮像部を含む
請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載の助手席駆動制御システム。 - 車両の助手席を前後方向へ移動させる駆動部の動作を制御する制御装置であって、
前記助手席への乗車又は該助手席の乗員の有無に係る情報取得する第1取得部と、
前記車両の後席への乗車又は該後席の乗員の有無に係る情報取得する第2取得部と、
前記第1取得部にて取得した情報に基づいて、前記助手席への乗車又は該助手席の乗員の有無を判定する第1判定部と、
前記第2取得部にて取得した情報に基づいて、前記後席への乗車又は該助手席の乗員の有無を判定する第2判定部と、
前記後席への乗車又は前記後席の乗員が有り、かつ前記助手席への乗車又は該助手席の乗員が無い場合、前記助手席を前方へ移動させる制御信号を出力する出力部と
を備える制御装置。
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2015
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