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JP2018184024A - ディスプレイ可動方法及びディスプレイ可動装置 - Google Patents

ディスプレイ可動方法及びディスプレイ可動装置 Download PDF

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JP2018184024A JP2017085187A JP2017085187A JP2018184024A JP 2018184024 A JP2018184024 A JP 2018184024A JP 2017085187 A JP2017085187 A JP 2017085187A JP 2017085187 A JP2017085187 A JP 2017085187A JP 2018184024 A JP2018184024 A JP 2018184024A
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Abstract

【課題】車両に搭載されるディスプレイを、乗員の姿勢を考慮した位置に応じて視認し易い位置に移動させることが可能なディスプレイ可動方法、及びディスプレイ可動装置を提供する。【解決手段】車両の乗員に情報を提示するディスプレイ31を可動させるディスプレイ可動装置のディスプレイ可動方法であり、乗員の着座姿勢を検出し、更に、ディスプレイ31と乗員の着座姿勢との相対的な位置関係を検出する。検出した相対的な位置関係応じてディスプレイ31の位置あるいは画面角度の少なくとも一方を変更する。乗員の姿勢を考慮した位置に応じてディスプレイ31を視認し易い位置に移動させることができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、車両に搭載されるディスプレイの位置を変更するディスプレイ可動方法及びディスプレイ可動装置に関する。
特許文献1には、車両のステアリング近傍に各種の情報を表示するディスプレイを設ける車両用表示装置が開示されている。該特許文献1では、ステアリングの内側に、中央で分割可能なディスプレイを配置しており、エアバッグが作動したときには、該ディスプレイを中央で分割することにより運転席の乗員を保護することが開示されている。
特開2012−71687号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された従来例は、ステアリングの内側にディスプレイを設けることにより乗員による視認性が向上するものの、自動運転時に乗員がリクライニングする場合等、乗員の姿勢を考慮したものではない。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、車両に搭載されるディスプレイを、乗員の姿勢を考慮した位置に応じて視認し易い位置に移動させることが可能なディスプレイ可動方法、及びディスプレイ可動装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願発明は、ディスプレイと乗員の着座姿勢との相対的な位置関係に応じてディスプレイの位置あるいは画面角度の少なくとも一方を変更する。
本発明に係るディスプレイ可動方法、及びディスプレイ可動装置では、車両に搭載されるディスプレイの位置あるいは画面角度の少なくとも一方を移動させることで、乗員の着座姿勢を考慮した位置に合わせて視認性を向上させることが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係るディスプレイ可動装置、及びその周辺機器の構成を示すブロック図である。 図2は、車両のステアリング近傍に設けられるディスプレイを示す説明図である。 図3Aは、手動運転時のシート位置及び乗員の様子を模式的に示す説明図である。 図3Bは、作業モード時のシート位置及び乗員の様子を模式的に示す説明図である。 図3Cは、リラックスモード時のシート位置及び乗員の様子を模式的に示す説明図である。 図3Dは、乗員が寝ているときのシート位置及び乗員の様子を模式的に示す説明図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係るディスプレイ可動装置の処理手順を示すフローチャートである。 図5は、本発明の第2実施形態に係るディスプレイ可動装置の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、本発明の第3実施形態に係るディスプレイ可動装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態の説明]
図1は、本発明の第1実施形態に係るディスプレイ可動装置の構成を示すブロック図である。ディスプレイ可動装置100は、自動運転機能を備えた車両に搭載されるタッチディスプレイ31(以下、「ディスプレイ31」と略す)を所望の位置及び所望の俯仰角に設定する制御を行う。「自動運転機能を備えた車両」とは、自動運転車両、及び手動運転と自動運転を切り換えて操作可能な車両を含む概念である。また、「タッチディスプレイ」とは、液晶パネルのような表示装置とタッチパッドのような位置入力装置を組み合わせた電子部品であり、画面上の表示に触れることで入力操作が可能である。即ち、ディスプレイ31は、車両の乗員に情報を提示する機能を備え、且つ、タッチ操作機能を備えている。本実施形態では、図2に示すようにディスプレイ31がステアリングZの内部に設けられる例について説明する。なお、ディスプレイ31の設置位置はこれに限定されず、ステアリングZの近傍の乗員から容易に視認できる位置に設けられていても良い。
図1に示すように、ディスプレイ可動装置100は、ディスプレイ31を移動させ、且つ、左右方向(車幅方向)の角度及び俯仰角度を制御するディスプレイアクチュエータ11を備えている。俯角とは水平方向から下向きの角度であり、仰角とは水平方向から上向きの角度である。
更に、車両の運転席に着座した乗員の視線方向を推定或いは検出する相対位置検出回路12と、運転席のシート32の位置を検出するシートセンサ13と、過去に設定されたディスプレイの位置情報を記憶するデータベース14と、可動制御回路15と、を備えている。
シートセンサ13は、シートバックの傾斜角度を検出するシートバックセンサ131と、シートクッションの傾斜角度、回転角度を検出するシートクッションセンサ132を備えている。また、シートバック及びシートクッションに加えられる圧力を検出する圧力センサ133を備えている。
相対位置検出回路12は、シートセンサ13の検出データに基づいて、乗員の着座姿勢を検出する。即ち、シートバックセンサ131で検出されるシートバックの位置及び角度、シートクッションセンサ132で検出されるシートクッションの位置及び角度、及び圧力センサ133で検出される乗員の着座位置(例えば、肩の位置)に基づいて、乗員の着座姿勢を推定する。或いは、シートセンサ13の検出データを用いる方法以外でも、例えば車両のインパネ近傍にカメラ34を搭載し、該カメラ34で乗員の目を撮像し、撮像した目の画像に基づいて乗員の視線を検出する方法を採用することもできる。カメラ34で視線を検出する方法として、例えば、特開2008−210239号公報に記載した技術を用いることができる。つまりは、乗員の着座姿勢として、シートバックの位置及び姿勢、シートクッションの位置及び姿勢、乗員の体の位置及び姿勢、ヒップポイントの位置及び姿勢、乗員がステアリングを把持しているか否か、乗員が自動運転中の時にステアリングを把持していない場合は、自動運転機能の走行モードなどが含まれる。またここでいう位置には、車両前後方向の位置、車両上下方向の位置、車幅方向の位置が含まれ、姿勢には、車両前後方向を回転軸とする姿勢(角度)、車両上下方向を回転軸とする姿勢(角度)、車幅方向を回転軸とする姿勢(角度)が含まれる。このように乗員の視線方向を推定、或いは検出することにより乗員の着座姿勢を検出することができる。以上のようにして、相対位置検出回路12は、乗員の着座姿勢を検出した後、ステアリングとの相対的な位置関係を検出する。この相対的な位置関係には、ステアリングと乗員の着座姿勢の相対位置及び相対角度が含まれる。
ディスプレイアクチュエータ11は、ディスプレイ31を前後方向に移動させる前後方向モータM1と、上下方向に移動させる上下方向モータM2と、左右方向(車幅方向)に移動させる左右方向モータM3と、ディスプレイ31の俯仰角度に沿って画面角度を操作する俯仰モータM4、及びディスプレイ31の左右方向(車幅方向)の角度を操作する左右傾動モータM5を備えている。そして、可動制御回路15より出力される制御指令信号に基づいて各モータM1〜M5を作動させて、ディスプレイ31が所望の位置、所望の角度となるように制御する。また、ディスプレイアクチュエータ11は、ディスプレイ31の現在の位置データ(前後、上下、左右の位置を示すデータ)、及び角度データ(左右角度、俯仰角度を示すデータ)を可動制御回路15に出力する。
データベース14は、乗員が過去に自動運転で車両を走行させた際の、シート32の着座位置とディスプレイ31の位置との関係を、該乗員のIDと対応して記憶する。例えば、図示省略の入力部(ディスプレイ31と兼用してもよい)にて乗員のID「乗員A」が入力されると、このときのディスプレイ31の位置、角度を乗員のIDと対応付けて記憶する。記憶したデータは、次回この乗員(乗員A)がシート32に着座した場合に、データベース14に記憶されているデータを参照して、ディスプレイ31を所望の位置及び角度を設定する。
可動制御回路15は、手動運転から自動運転への切替指令が入力された際には、ディスプレイ31の現在の位置及び角度のデータと、シート32の状態、及び相対位置検出回路12で検出された乗員の視線方向に基づいて、ディスプレイ31が所望の位置、角度となるように、ディスプレイアクチュエータ11に制御指令信号を出力する。自動運転への切替指令は、例えば、車両が高速道路の導入路へ侵入したことを示す信号であり、図示省略のGPSより与えられる。或いは、乗員によるスイッチ操作により入力される信号である。
また、可動制御回路15は、自動運転への切替指令が与えられたときには、運転席のシート位置を制御するシートアクチュエータ33にシート位置の変更指令を出力する。これにより、自動運転に適したシート位置に設定する。
可動制御回路15は、例えばCPU、メモリ、及び入出力部を備える汎用のマイクロコントローラで構成することができる。マイクロコントローラは、車両にかかわる他の制御に用いる電子制御ユニット(ECU;Electronic Control Unit)と兼用してもよい。
シートアクチュエータ33は、シートクッション321を前後方向に移動するスライド機構、シートクッション321の高さを変更するシートリフタ、シートバック322の傾斜角度を制御するリクライニング機構、シートクッション321を回転させるシート回転機構を備えている。更に、オットマン323(レッグレスト)の位置を変更する機構を備えている。そして、可動制御回路15より自動運転への切替指令が与えられたときには、シート位置が所望の自動運転位置となるように、各機構に制御信号を出力する。例えば、手動運転から自動運転に切り替えられた場合には、シートバック322の角度を大きくし(後方に倒れるように傾斜し)乗員がリクライニングできる姿勢となるように制御する。更に、シートクッション321を後方に移動する制御を行う。
[第1実施形態の動作の説明]
次に、上述のように構成された第1実施形態に係るディスプレイ可動装置100の処理動作を、図3A、図3B、図3C、図3Dに示す説明図、及び図4に示すフローチャートを参照して説明する。
図3Aは、手動運転により乗員が運転操作しているときの様子を模式的に示す側面図である。図3Aに示すように、手動運転時には、ディスプレイ31はステアリングZよりも進行方向の前側(図中左側)に位置している。また、シートクッション321は、進行方向の前側に位置しており、乗員がステアリングZを握って、運転しやすい状態とされている。
図4に示すステップS11において、可動制御回路15は、手動運転から自動運転への切替条件が成立しているか否かを判断する。例えば、地図データとGPSによる自車両の位置情報に基づき、自車両が高速道路の導入路に進入したことが検出されたときに、自動運転への切替条件が成立したものと判断する。或いは、操作スイッチ(図示省略)を用いて、乗員が自動運転の入力操作を行ったときに、自動運転への切替条件が成立したものと判断する。
自動運転への切替条件が成立した場合には(ステップS11でYES)、ステップS12において、可動制御回路15は、ディスプレイ31の現在の位置、及び角度を検出する。これらのデータは、ディスプレイアクチュエータ11より取得することができる。
ステップS13において、可動制御回路15は、シートバックセンサ131の検出信号に基づき、シートバックの角度が45°以上であるか否か(45°以上後方に傾斜しているか否か)を判断する。例えば、図3Dに示すように、シートバック322が後方に大きく傾斜している場合(角度が45°以上の場合)には、乗員Pは寝ているか、或いは寝る姿勢であるものと判断できる。この場合には、ディスプレイ31を操作する意思はないものと判断して、ディスプレイ31を移動させず、本処理を終了する。なお、図1に示したカメラ34で乗員の眼を撮像し、周知の画像処理技術により、乗員の眼が開いているか否かを判断してもよい。具体的には、眼が閉じていると判断された場合には、乗員は寝ているものと判断することができる。この場合においても、乗員はディスプレイ31を操作する意思はないものと判断して、ディスプレイ31を移動させず、本処理を終了する。
一方、シートバックの角度が45°未満である場合には(ステップS13でNO)、ステップS14において、可動制御回路15は、シート位置を自動運転に適した位置に変更する。例えば、シートクッション321の位置を後方に移動させる等の制御を行う。その結果、例えば、図3Bに示すように、シートクッション321を後方に移動させる(図3Aよりも図3Bの方がシートクッション321は後方に移動している)。具体的には、可動制御回路15は、シートアクチュエータ33に対してシートクッション321を移動させるための制御指令信号を出力する。シートアクチュエータ33は、この制御指令信号に基づいてシートクッション321を後方に移動させる。
この際、乗員IDが入力されると、可動制御回路15は、データベース14からこの乗員IDの過去のデータを検索する。過去におけるシート位置データが記憶されている場合には、このシート位置データに基づいてシート位置を設定する。
ステップS15において、可動制御回路15は、運転席に着座している乗員の肩部の位置を検出する。上述したように、シート32には、圧力センサ133が搭載されているので、シートバック322に搭載された圧力センサ133の検出データに基づいて乗員の肩部の位置を検出する。そして、肩部の位置に基づいて、乗員の視線方向を検出する。更に、ステアリングを引き込む方向(乗員から離れる方向)に移動させるための指令を、外部のステアリング制御部(図示省略)に出力する。これにより、ステアリングは引き込まれる方向(車両の前方)に移動する。
ステップS16において、可動制御回路15は、乗員の肩部からディスプレイ31までの距離(例えば、ディスプレイ31表面の中心位置までの距離)が500mm以内であるか否かを判断する。ステップS15の処理では、乗員の肩部の位置、及びディスプレイ31の位置を検出しているので、この検出データに基づいて、肩部からディスプレイ31までの距離を求めることができる。
乗員の肩部からディスプレイ31までの距離が500mm以内でなければ(ステップS16でNO)、ステップS17において、可動制御回路15は、ディスプレイアクチュエータ11にディスプレイ31を乗員側に移動させるための制御指令信号を出力する。ディスプレイアクチュエータ11は、前後方向モータM1を作動させて、ディスプレイ31を突出する方向に移動させて乗員から容易に手の届く位置まで移動させる。この動作は、ステアリングが引き込まれる方向に移動する動作と連動して行われる。一方、500mm以内であれば(ステップS16でYES)、ステップS18に処理を進める。
ステップS18において、可動制御回路15は、ディスプレイ31の俯仰角度が、乗員の視線方向に対して、90°±5°の範囲(所定角度範囲)であるか否かを判断する。上述したように、ステップS15の処理で、乗員の視線方向を検出しており、また、ディスプレイアクチュエータ11にて、ディスプレイ31の俯仰角度を検出できるので、視線方向と俯仰角度との関係を検出することができる。
そして、所定角度範囲内でなければ(ステップS18でNO)、ステップS19において、可動制御回路15は、ディスプレイ31の俯仰角度が適正な角度となるように、ディスプレイアクチュエータ11に制御指令信号を出力する。その結果、俯仰モータM4が作動して、ディスプレイ31の俯仰角度が乗員の視線方向に対して所定範囲内となるように設定される。
従って、図3Bに示すようにディスプレイ31は、乗員が容易に操作可能な位置へ移動し、且つ、乗員の視線方向に対して俯仰角度が所定角度範囲内となるので、タッチパネル機能を備えたディスプレイ31を容易に操作することが可能となる。このときのシート32の位置データ、及びディスプレイ31の位置、角度データは、乗員のIDと対応付けられてデータベース14に記憶される。このデータは次回以降に使用することができる。
このようにして、第1実施形態に係るディスプレイ可動装置100では、車両に搭載されるディスプレイの位置あるいは画面角度の少なくとも一方を移動させることで、乗員の着座姿勢を考慮した位置に合わせて視認性を向上させることが可能となる。
第1実施形態に係るディスプレイ可動装置100では、ディスプレイ31を、車両のステアリングの軸上に設けている。これにより、乗員は、ディスプレイ31をステアリングの位置で視認することができるようになるため、ディスプレイ31の周囲に配置された、メータや走行支援のための画面と合わせて視認できるようになる。加えて、ディスプレイ31を、車両のステアリングの軸上に設けることができるため、ディスプレイ31を操作するにあたり、乗員の手が届きやすい位置に配置することができるようになる。したがって、ディスプレイ31の操作性が向上する。
また、乗員の着座位置に基づいて乗員の手が届く範囲内にディスプレイ31の位置を変更するので、ディスプレイ31の操作を容易に行うことが可能となる。
更に、図4のステップS17、S19に示したように、ディスプレイ31を前後方向に移動させた後に、ディスプレイ31の画面角度(俯仰角度)を変更する。そのため、移動時に他の物体に干渉することなくディスプレイ31を所望の位置、所望の角度に設定することができる。
また、手動運転から自動運転に切り替えられた場合には、ステアリングが引き込まれる方向に移動することと連動してディスプレイ31が乗員側に突出するように移動するので、違和感の無い移動が可能となる。
更に、自動運転に切り換えられたときには、ディスプレイ31が前後方向に移動して、乗員から容易に手の届く位置まで移動するので、乗員は無理な姿勢をとることなく容易にディスプレイ31を操作することが可能となる。
また、ディスプレイ31の俯仰角度が乗員の視線方向に対して、90°±5°の範囲となるように制御されるで、ディスプレイ31の視認性を向上させることが可能となる。
更に、車両が高速道路の導入路に進入する等の、車両を手動運転から自動運転に切り替える条件が成立した場合には、シート32の位置、ディスプレイ31の位置、及び角度を制御するので、自動運転に切り替えられた場合に、迅速にディスプレイ31を所望の位置、角度に設定することが可能となる。
また、乗員のIDとシート位置、及びディスプレイ31の位置、角度が対応づけられて記憶されているので、次回以降にこの乗員が乗車した場合には、この乗員のIDを入力するだけで、シート32の位置、及びディスプレイ31の位置を自動で設定することが可能となる。
[第2実施形態の説明]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、自動運転に切り替えられたときには、ディスプレイ31が乗員から容易に手の届く位置に移動することにより、ディスプレイ31の操作が容易となるように設定した。第2実施形態では、自動運転で車両が走行している時、乗員がステアリングを把持していない時、自動運転機能の走行モードとして、乗員がディスプレイ31を操作する「作業モード」、及びディスプレイ31に表示される画像を視認する「リラックスモード」を選択して切り替える制御を加える。装置構成は、前述した第1実施形態で示した図1と同様であるので説明を省略する。尚、本実施形態においては、「作業モード」と「リラックスモード」を例示したが、必ずしもそれに限らず、図3Dのように、シートバックがさらに後方に倒れた「Lyingモード」を設定して、その「作業モード」、「リラックスモード」、「Lyingモード」に合わせて、ディスプレイ31の位置もしくは画面角度の少なくとも一方を設定するようにしてもよい。
作業モードとは、乗員がタッチパネルの機能を備えたディスプレイ31を操作して、例えば文字を入力する等の作業を行うモードであり、前述した図2Bに示したように、ディスプレイ31を乗員Pから容易に手の届く位置に移動させる。
リラックスモードとは、タッチパネルを操作せずに、例えばディスプレイ31に映画を表示して鑑賞するモードである。この場合には、ディスプレイ31は乗員の手に届く範囲に移動する必要はなく、乗員が視認し易い距離、角度となるように設定する。従って、例えば、図2Cに示すように、作業モードの場合と比較してシートクッション321を若干後方に移動させ、更に、シートバック322の傾斜角度を若干大きく設定する。また、オットマン323を乗員Pの脹脛を乗せられる位置に移動させる。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、第2実施形態に係るディスプレイ可動装置の動作について説明する。
初めにステップS31において、可動制御回路15は、手動運転から自動運転への切替条件が成立しているか否かを判断する。例えば、地図データとGPSによる自車両の位置情報に基づき、車両が高速道路の導入路に進入したことが検出されたときに、自動運転への切替条件が成立したものと判断する。或いは、操作スイッチを用いて、乗員が自動運転への切替操作を行ったときに、自動運転への切替条件が成立したものと判断する。
自動運転への切替条件が成立した場合には(ステップS31でYES)、ステップS32において、可動制御回路15は、ディスプレイ31の現在の位置、及び角度を検出する。これらのデータは、ディスプレイアクチュエータ11より取得することができる。
ステップS33において、可動制御回路15は、シートバックセンサ131の検出信号に基づき、シートバック322の角度が45°以上であるか否かを判断する。シートバック322の角度が45°以上である場合には、乗員は寝ているか、或いは寝る姿勢であるものと判断できる。この場合には、ディスプレイ31を操作する意思はないものと判断して、ディスプレイ31を移動させない。なお、図1に示したカメラ34で乗員の眼を撮像し、周知の画像処理技術により、乗員の眼が開いているか否かを判断してもよい。具体的には、眼が閉じていると判断された場合には、乗員は寝ているものと判断することができる。
一方、シートバックの角度が45°未満である場合には(ステップS33でNO)、ステップS34において、可動制御回路15は、作業モードであるか、或いはリラックスモードであるかを判断する。
上述したように、作業モードは、乗員がタッチパネル機能を有するディスプレイ31を操作して作業を行うモードである。また、リラックスモードは、例えばディスプレイ31に映画を表示し、表示されている映画を鑑賞するモードである。図示省略の操作スイッチを乗員が操作することにより、作業モード、或いはリラックスモードが選択される。
作業モードが選択された場合には、ステップS35において、可動制御回路15は、シート32が作業に適した位置となるように、シートアクチュエータ33に制御指令信号を出力する。シートアクチュエータ33の制御により、例えば図3Bに示すように、シートクッション321を手動運転時(図3A)よりも若干後方に移動させ、シートバック322の傾斜角度を手動運転時よりも若干後方に傾斜させる(例えば、20°)。
ステップS36において、可動制御回路15は、運転席に着座している乗員の肩部の位置を検出する。上述したように、シートには、圧力センサが搭載されているので、シートバックに搭載された圧力センサ133の検出データに基づいて乗員の肩部の位置を検出する。そして、肩部の位置に基づいて、乗員の視線方向を検出する。更に、ステアリングを引き込む方向(乗員から離れる方向)に移動させるための指令を、外部のステアリング制御部(図示省略)に出力する。これにより、ステアリングは引き込まれる方向に移動する。
ステップS37において、可動制御回路15は、ディスプレイ31が乗員によりタッチ操作可能な位置(例えば、乗員の肩から500mm以内)まで移動するように、ディスプレイアクチュエータ11に制御指令信号を出力する。これにより、図3Bに示すように、ディスプレイ31は、乗員Pから容易に手が届き、操作可能な位置まで移動する。その後、ステップS41に処理を進める。
一方、リラックスモードが選択された場合には、ステップS38において、可動制御回路15は、シート32が映画鑑賞に適した位置となるように、シートアクチュエータ33に制御指令信号を出力する。シートアクチュエータ33の制御により、例えば図3Cに示すように、シートクッション321を作業モード時(図3B)よりも若干後方に移動させ、シートバック322の傾斜角度をより後方へ傾斜させる(例えば、30°)。更に、オットマン323(レッグレスト)を上昇させて乗員の足(脹脛)を乗せられるようにする。また、シートクッション321の傾斜角度を調整する機能を備える車両であれば、シートクッション321の角度を前傾とする。
ステップS39において、可動制御回路15は、前述したステップS36と同様に、運転席に着座している乗員の肩部の位置を検出し、更に、乗員の視線方向を検出する。更に、ステアリングを引き込む方向(乗員から離れる方向)に移動させるための指令を、外部のステアリング制御部(図示省略)に出力する。これにより、ステアリングは引き込まれる方向に移動する。
ステップS40において、可動制御回路15は、ディスプレイ31が乗員により視認可能な位置まで移動するように、ディスプレイアクチュエータ11に制御指令信号を出力する。これにより、図3Cに示すように、ディスプレイ31は、乗員Pの視線方向に合った視認性の良い位置まで移動する。その後、ステップS41に処理を進める。
ステップS41において、可動制御回路15は、ディスプレイ31の俯仰角度が乗員の視線に対して90°±5°の範囲(所定角度範囲)であるか否かを判断する。上述したように、ステップS36、S39の処理で、乗員の視線方向を検出しており、また、ディスプレイアクチュエータ11にて、ディスプレイ31の俯仰角度を検出できるので、視線方向と俯仰角度との関係を検出することができる。
そして、所定角度範囲内でなければ(ステップS41でNO)、ステップS42において、可動制御回路15は、ディスプレイ31の俯仰角度が適正な角度となるように、ディスプレイアクチュエータ11に制御指令信号を出力する。その結果、ディスプレイ31に設けられた俯仰モータM4が作動して、ディスプレイ31の俯仰角度が視線方向に対して所定角度範囲内となるように制御される。
こうして、車両が手動運転から自動運転に切り替えられ、更に、作業モード或いはリラックスモードが選択された場合には、各モードに応じてディスプレイ31の位置、及び俯仰角度が制御される。更に、シート位置が制御される。従って、作業モードが選択された場合には、乗員が容易に手を伸ばしてタッチパネルの機能を備えたディスプレイ31を操作することが可能となる。また、俯仰角度が所定角度範囲内に設定されるので、ディスプレイ31を容易に視認することが可能となる。
また、リラックスモードが選択された場合には、乗員がリラックスしてディスプレイ31を視認できるように、シート位置、及びディスプレイ31の位置、及び俯仰角度が制御される。従って、乗員はリラックスした状態でディスプレイ31を視認することができ、例えば、ディスプレイ31に映画を表示する場合には、リラックスして映画を鑑賞することが可能となる。
[第3実施形態の説明]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上述した第1、第2実施形態では、ディスプレイ31の前後方向の移動、及び俯仰角度が適正となるように制御する例について説明した。第3実施形態では、前後方向の移動に加えて、ディスプレイ31を左右方向(車幅方向)に移動する制御を行う。更に、俯仰角度に加えて左右方向(車幅方向)の角度の制御を行う。こうすることにより、ディスプレイ31の取り付け位置、或いは乗員の向きによらず、ディスプレイ31を乗員から手の届く所望位置に容易に移動させることが可能になる。装置構成は、前述した第1実施形態で示した図1と同様であるので説明を省略する。
以下、図6に示すフローチャートを参照して、第3実施形態に係るディスプレイ可動装置の動作について説明する。
初めにステップS51において、可動制御回路15は、手動運転から自動運転への切替条件が成立しているか否かを判断する。例えば、地図データとGPSによる自車両の位置情報に基づき、自車両が高速道路の導入路に進入したことが検出されたときに、自動運転への切替条件が成立したものと判断する。或いは、操作スイッチを用いて、乗員が自動運転への切替操作を行ったときに、自動運転への切替条件が成立したものと判断する。
自動運転への切替条件が成立した場合には(ステップS51でYES)、ステップS52において、可動制御回路15は、ディスプレイ31の現在の位置、及び角度を検出する。これらのデータは、ディスプレイアクチュエータ11より取得することができる。
ステップS53において、可動制御回路15は、シートバックセンサ131の検出信号に基づき、シートバック322の角度が45°以上であるか否かを判断する。シートバック322の角度が45°以上である場合には、図3Dに示したように、乗員Pは寝ているか或いは寝る姿勢であるものと判断できる。この場合には、ディスプレイ31を操作する意思はないものと判断して、ディスプレイ31を移動させない。なお、図1に示したカメラ34で乗員の眼を撮像し、周知の画像処理技術により、乗員の眼が開いているか否かを判断してもよい。具体的には、眼が閉じていると判断された場合には、乗員は寝ているものと判断することができる。
一方、シートバックの角度が45°未満である場合には(ステップS53でNO)、ステップS54において、可動制御回路15は、シート位置を自動運転に適した位置に変更する。例えば、シートクッション321の位置を後方に移動させる等の制御を行う。
ステップS55において、可動制御回路15は、運転席に着座している乗員の肩部の位置を検出する。上述したように、シートには、圧力センサが搭載されているので、シートバックに搭載された圧力センサ133の検出データに基づいて乗員の肩部の位置を検出する。そして、肩部の位置に基づいて、乗員の視線方向を検出する。更に、シートクッションセンサ132で検出されるシートクッションの回転角度を取得する。更に、ステアリングを引き込む方向(乗員から離れる方向)に移動させるための指令を、外部のステアリング制御部(図示省略)に出力する。これにより、ステアリングは引き込まれる方向に移動する。
ステップS56において、可動制御回路15は、シートクッション321の回転角度に応じてディスプレイ31を左右方向に移動させるための制御指令信号をディスプレイアクチュエータ11に出力する。図1に示す左右方向のモータM3が作動して、ディスプレイ31を左右方向に移動させる。例えば、シートクッション321が右方向に回転している場合には、該シートクッション321に着座している乗員は右方向を向くことになるので、これに合わせてディスプレイ31を右方向に移動させる。
ステップS57において、可動制御回路15は、乗員の肩部からディスプレイ31までの距離(例えば、ディスプレイ31表面の中心位置までの距離)が適正な位置となるように、ディスプレイ31を乗員側へ移動させる。上述したステップS55の処理では、乗員の肩部の位置、及びディスプレイ31の位置を検出しているので、この検出データに基づいて、肩部からディスプレイ31までの距離を求めることができる。そして、乗員の肩部からディスプレイ31までの距離が例えば500mm以内となるように、ディスプレイ31の位置を制御する。その結果、ディスプレイ31を乗員から容易に手の届く範囲に移動させることができる。
ステップS58において、可動制御回路15は、ディスプレイ31の左右方向の角度が乗員の視線方向に対して90°±5°の範囲内であるか否かを判断する。そして、90°±5°の範囲内でなければ(ステップS58でNO)、ステップS59において、ディスプレイ31の左右方向(車幅方向)の画面角度が適切な角度とするための制御信号をディスプレイアクチュエータ11に出力する。その結果、左右傾動モータM5が作動して、ディスプレイ31の左右方向の角度が適切な角度となるように制御される。
ステップS60において、可動制御回路15は、ディスプレイ31の俯仰角度が、乗員の視線方向に対して、90°±5°の範囲(所定角度範囲)であるか否かを判断する。上述したように、ステップS55の処理で、乗員の視線方向を検出しており、また、ディスプレイアクチュエータ11にて、ディスプレイ31の俯仰角度を検出できるので、視線方向と俯仰角度との関係を検出することができる。
そして、所定角度範囲内でなければ(ステップS60でNO)、ステップS61において、可動制御回路15は、ディスプレイ31の俯仰角度が適正な角度となるように、ディスプレイアクチュエータ11に制御指令信号を出力する。その結果、俯仰モータM4が作動して、ディスプレイ31の俯仰角度が乗員の視線方向に対して所定範囲内となるように設定される。
このようにして、第3実施形態に係るディスプレイ可動装置では、シートクッション321の回転等により、乗員が進行方向の前方を向いていない場合でも、ディスプレイ31を左右方向に移動させることにより、乗員の視線方向に合わせることができる。更に、ディスプレイ31を前後方向に移動させることにより、乗員が容易に操作可能な位置へディスプレイ31を近づけることができる。従って、タッチパネル機能を備えたディスプレイ31を容易に操作することが可能となる。
また、ディスプレイ31の左右方向の角度が乗員の視線方向に対して、90°±5°の範囲となるように制御される。更に、ディスプレイ31の俯仰角度が乗員の視線方向に対して、90°±5°の範囲となるように制御される。従って、ディスプレイ31の視認性を向上させることが可能となる。
また、車両が高速道路の導入路に進入する等の、車両を手動運転から自動運転に切り替える条件が成立した時点で、ディスプレイ31の位置、及び角度を制御するので、自動運転に切り替えられた場合に、迅速にディスプレイ31を所望の位置、角度に設定することが可能となる。
第3実施形態では、ディスプレイ31を左右方向及び前後方向に移動する例について説明したが、左右方向、前後方向に加え、ディスプレイ31を上下方向に移動させて、乗員が視認し易い位置に移動させることも可能である。この場合には、図1に示す上下方向モータM2を作動させて、ディスプレイ31を上下方向の適切な位置に移動させればよい。こうすることにより、より一層乗員によるディスプレイ31の視認性を高めることができる。
なお、第3実施形態においても、前述した第2実施形態と同様に、作業モードとリラックスモードに切り替え可能な構成とすることも可能である。
以上、本発明のディスプレイ可動方法、及びディスプレイ可動装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上記した各実施形態では、タッチパネル機能を備えるディスプレイ31を例に挙げて説明したが、タッチパネル機能を備えず、表示画像を見るだけのディスプレイとすることも可能である。
11 ディスプレイアクチュエータ
12 相対位置検出回路
13 シートセンサ
14 データベース
15 可動制御回路
31 タッチディスプレイ(ディスプレイ)
32 シート
33 シートアクチュエータ
34 カメラ
100 ディスプレイ可動装置
131 シートバックセンサ
132 シートクッションセンサ
133 圧力センサ
321 シートクッション
322 シートバック
323 オットマン
M1 前後方向モータ
M2 上下方向モータ
M3 左右方向モータ
M4 俯仰モータ
M5 左右傾動モータ
P 乗員
Z ステアリング

Claims (12)

  1. 車両の乗員に情報を提示するディスプレイを可動させるディスプレイ可動装置のディスプレイ可動方法であって、
    乗員の着座姿勢を検出し、
    前記ディスプレイと乗員の着座姿勢との相対的な位置関係を検出し、
    前記相対的な位置関係に応じて前記ディスプレイの位置あるいは画面角度の少なくとも一方を変更すること
    を特徴とするディスプレイ可動方法。
  2. 前記ディスプレイは、前記車両のステアリングの軸上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ可動方法。
  3. 前記ディスプレイは、タッチ操作機能を備え、
    自動運転時には前記乗員の着座姿勢に基づき、前記乗員の手が届く範囲内に前記ディスプレイの位置を変更すること
    を特徴とする請求項1もしくは2に記載のディスプレイ可動方法。
  4. 前記ディスプレイの位置を変更する際には、該ディスプレイを前後方向に移動させた後、該ディスプレイの画面角度を変更すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のディスプレイ可動方法。
  5. 前記車両が自動運転に切り替えられた際にステアリングが引き込まれる方向へ移動することと連動して、前記ディスプレイを突出する方向に移動させること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のディスプレイ可動方法。
  6. 前記車両が自動運転に切り替えられたことに伴ってシート位置が変更されることに連動して、ディスプレイの位置を変更すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のディスプレイ可動方法。
  7. 前記ディスプレイの位置の変更は、ディスプレイを車両前後方向に移動させること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のディスプレイ可動方法。
  8. 前記ディスプレイの位置の変更は、ディスプレイを車両上下方向に移動させること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のディスプレイ可動方法。
  9. 前記ディスプレイの位置の変更は、ディスプレイを車幅方向に移動させること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のディスプレイ可動方法。
  10. 前記ディスプレイの画面角度の変更は、ディスプレイの俯仰角度に沿って画面角度が移動すること
    を特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のディスプレイ可動方法。
  11. 自動運転機能を備えた車両に搭載された前記ディスプレイを可動させるディスプレイ可動装置のディスプレイ可動方法であって、
    前記乗員の運転姿勢として、前記自動運転機能の走行モードを検出し、
    前記走行モードに合わせて、前記ディスプレイの位置もしくは画面角度の少なくとも一方を移動させること
    を特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のディスプレイ可動方法。
  12. 車両の乗員に情報を提示するディスプレイを可動させるディスプレイ可動装置であって、
    乗員の着座姿勢を検出し、且つ、前記ディスプレイと乗員の着座姿勢との相対的な位置関係を検出する相対位置検出回路と、
    前記相対的な位置関係に応じて前記ディスプレイの位置あるいは画面角度の少なくとも一方を変更する可動制御回路と、
    を有することを特徴とするディスプレイ可動装置。
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