JP2016163009A - 赤外線発光素子 - Google Patents
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Abstract
Description
上記赤外線を使用したガスセンサの原理は以下のようなものである。
まず、赤外線の光源と受光素子との間の空間に測定したいガスを注入する。特定のガスは特定の波長の赤外線を吸収する為、ガスの注入前と注入後とにおいて波長スペクトルを解析することでガスの種類や濃度を測定することが出来る。
しかしながら、波長が3μm以上の赤外線を発光できる半導体のバンドギャップは0.41eV以下と小さい。この様なバンドギャップの小さな半導体では、熱励起キャリアの為に室温での真性キャリア密度が大きくなり、半導体発光素子の抵抗が小さくなるので十分なpnダイオードの特性が得られない。これは真性キャリア密度が大きい場合、拡散電流や暗電流の様な素子の漏れ電流が大きくなる為である。
このような問題を解決する為に、室温でも長波長帯の赤外線が発光可能である発光素子の研究開発が為されている。例えば非特許文献1に記載の発光素子は、ガリウム砒素(GaAs)基板上にInAlSbによるn−ν−p構造のダイオードを作成し、p層とν層(低濃度のn型ドーパントが注入された層)の間に電子の拡散を抑制する為のInAlSbのバリア層を用いることで、赤外線発光を室温で実現している。
また、特許文献1には、赤外線発光素子において、n型化合物半導体層(102)及びπ層(105)よりもバンドギャップが大きく、その拡散を抑制するn型ワイドバンドギャップ層(103)をn型化合物半導体層(102)とπ層(105)との間に設けることで、正孔による暗電流を低減する技術も開示されている。
また、特許文献1に記載された赤外線発光素子においては、赤外線を放出する半導体発光素子(LED)の実用化に向けては、さらに優れた発光効率とすることが望まれている。
本発明は、上記未解決の課題に着目してなされたものであり、発光効率のより優れた、赤外線発光素子を提供することを目的としている。
なお、以下の説明において例示される材料、寸法、形状等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。また、本発明の効果を損ねない範囲で以下に記載していない層を備えていてもよい。
図1は、本発明の一実施形態における赤外線発光素子100の断面模式図である。
本発明の一実施形態における赤外線発光素子100は、図1に示すように、半導体基板101と、半導体基板101上に積層されたn型化合物半導体層102と、n型化合物半導体層102上に積層され、n型化合物半導体層102よりバンドギャップの大きいn型In(1−y)AlySb層103と、n型In(1−y)AlySb層103上に積層されたアンドープのi型In(1−x)AlxSb層104と、i型In(1−x)AlxSb層104上に積層されたp型In(1−z)AlzSb層105と、p型In(1−z)AlzSb層105上に積層されたp型化合物半導体層106と、を備える。
n型In(1−y)AlySb層103のAl組成を表すy(以下、Al組成yともいう。)及びp型In(1−z)AlzSb層105のAl組成を表すz(以下、Al組成zともいう。)は、i型In(1−x)AlxSb層104のAl組成を表すx(以下、Al組成xともいう。)と比較して、y≧x且つz≧xを充足する。
本発明の一実施形態における赤外線発光素子100において、半導体基板101は、その上にn型化合物半導体層102を形成可能なものであれば特に制限されず、例えばシリコン(Si)基板やガリウム砒素(GaAs)基板等を用いることができる。半導体基板101の結晶面は、(100)、(111)、(110)方向等がある。
GaAs基板等の半絶縁性の半導体基板は、一般にそのバンドギャップが発光層となるIn(1−x)AlxSbよりも大きい為、長波長帯の赤外線に対して透明であるので、発生した赤外線の基板側からの取り出しを妨げない。基板側から取り出す形態の場合、基板側には電極を形成する必要が無い為、発生した赤外線が電極により遮られること無く外部に取り出されるため好ましい。半絶縁性の半導体基板以外(例えば、n型半導体基板等)を用いる場合、一方の電極は基板の裏面に作製することも可能である。
本発明の一実施形態における赤外線発光素子100において、n型化合物半導体層102は、n型ドーピングされた化合物半導体層であれば特に制限されないが、本発明の一実施形態では、ナローバンドギャップの化合物半導体である。ナローバンドギャップの化合物半導体は正孔に比べて電子の移動度が非常に大きいため、p型ドーピングよりもn型ドーピングの方が半導体層のシート抵抗を容易に下げることができる。したがって、素子構造において大きな面積を占めているn型化合物半導体層102にn型ドーピングすることで、赤外線発光素子100のシート抵抗を容易に低減することができる。
ここで、シート抵抗が増加すると、ダイオードの等価回路上、このダイオードに対して直列に接続されたシリーズ抵抗が増加することになる。このシリーズ抵抗は素子に注入した電力を消費する為になるべく小さい方が望ましい。
n型化合物半導体層102は、i型In(1−x)AlxSb層104の結晶性を高めること、及びn型In(1−y)AlySb層103で格子緩和を発生させないため、i型In(1−x)AlxSb層104との格子定数差が小さい材料であることが望ましい。
本発明の一実施形態における赤外線発光素子100において、i型In(1−x)AlxSb層104よりもAl組成が大きく、バンドギャップが広くなるため、正孔による暗電流や拡散電流に対する障壁になる。
図2はその様子を示したものであり、図1に示す赤外線発光素子100のエネルギーバンドを示す図である。図2中の、ΔEvは価電子帯の障壁高さを表し、ΔEcは伝導帯の障壁高さを表す。
本発明の一実施形態における赤外線発光素子100において、i型In(1−x)AlxSb層104のAl組成xは、赤外線発光素子100の用途に応じて適宜選択するのがよい。本発明の一実施形態における赤外線発光素子100をガスセンサとして用いる場合には、検出するガスの吸収波長に対応した発光波長となるようにAl組成xを調整することが好ましい。例えば、二酸化炭素(CO2)ガスセンサに応用する場合にはAl組成xは、赤外線発光素子100の発光波長が4.3μmとなるようにし、一酸化炭素(CO)ガスセンサに応用する場合にはAl組成xは、赤外線発光素子100の発光波長が4.0μmとなるようにすればよい。
本発明の一実施形態における赤外線発光素子100において、p型In(1−z)AlzSb層105は、i型In(1−x)AlxSb層104よりもAl組成が大きく、バンドギャップが広くなるため、電子による暗電流や拡散電流に対する障壁になる。
つまり、図2に示すように、p型In(1−z)AlzSb層105は伝導帯の障壁高さΔEcが高く、i型In(1−x)AlxSb層104よりもバンドギャップが広くなる。そのため、例えば、n型化合物半導体層102から注入された電子が、p型化合物半導体層106方向に拡散しようとしても、バンドギャップの広いp型In(1−z)AlzSb層105により拡散が抑制され、暗電流や拡散電流が低減される。
これは、活性層が窒化ガリウム(GaN)やガリウム砒素(GaAs)の様な元来バンドギャップが大きく熱励起キャリアの影響が無視でき、拡散電流が元々小さいような化合物半導体である場合は意味を成さないが、活性層がi型In(1−x)AlxSb層104のようにバンドギャップが小さい半導体層であるが故に得られる効果である。
p型ドーパントとしては、ベリリウム(Be)、亜鉛(Zn)、カドミウム(Cd)、炭素(C)、マグネシウム(Mg)、ゲルマニウム(Ge)、クロム(Cr)等を用いることができる。ドーピング濃度は、本発明の一実施形態では、7×1017原子/cm3以上であり、また、一実施形態では、1×1018原子/cm3以上である。
本発明の一実施形態における赤外線発光素子100において、p型化合物半導体層106は、i型In(1−x)AlxSb層104と比べて、p型ドーピングされている為にn型化合物半導体層102側から注入された電子を効率的にi型In(1−x)AlxSb層104中に留め、キャリアの再結合発光効率を上げることが出来る。p型ドーパントとしては、Be、Zn、Cd、C、Mg、Ge、Cr等を用いることができる。ドーピング濃度は、本発明の一実施形態では、7×1017原子/cm3以上であり、また、一実施形態では、1×1018原子/cm3以上である。
以下、図面を参酌しながら本発明を実施するためのより具体的な形態を説明する。なお、実施形態における各構成要件については上述の説明が参酌される。
本発明の一実施形態における赤外線発光素子100は、図1に示すように、半導体基板101と、この半導体基板101の上に形成される化合物半導体積層部110とを備えている。化合物半導体積層部110は、n型化合物半導体層102と、n型In(1−y)AlySb層103と、n型In(1−y)AlySb層103よりもAl組成の小さいアンドープのi型In(1−x)AlxSb層104と、i型In(1−x)AlxSb層104よりもAl組成の大きいp型In(1−z)AlzSb層105と、p型化合物半導体層106とが、半導体基板101側からこの順に積層されて形成されている。
そして、p型化合物半導体層106上に第1の電極107が接続され、エッチング等により露出されたn型化合物半導体層102上に第2の電極108が接続される。
電極107から電極108に電流を流すことで、i型InAlSb層104で電子と正孔が再結合し、発光する。発光した光は半導体基板101側から取り出される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に記載の技術的範囲には限定されない。上述した実施形態に、多様な変更又は改良を加えることも可能であり、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲から明らかである。
[実施例1]
図1に示した素子構造を、分子線エピタキシー法(以下、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法ともいう。)により作製した。
これにより、図1の素子構造を有する赤外線発光素子としてのPINダイオードが形成された。なお、図1の素子構造を有する赤外線発光素子としてのPINダイオードの作製手順は、以下の実施例及び参考例についても同様である。
まず、PINダイオードを、光を取り出すための穴を開けたガラスエポキシ基板上に貼り付け、ワイヤーボンディングにより電極とガラスエポキシ基板上の端子とを接続した。この端子から素子に対してパルスジェネレータ(Pulse Generator)を用いて、周波数1kHz、デューティサイクル(Duty Cycle)20%、入力電力が160mWとなるようにパルス電流を供給し、発光素子として駆動させた。発光特性の測定はガラスエポキシ基板の穴から取り出した赤外光をFTIR(フーリエ変換赤外分光光度計)によって測定することで行った。使用したFTIRはNicolet社製の「Nexus870FTIR」である。なお測定は室温(25℃)で行っており、測定中素子の冷却等は行っていない。
図3から、Al組成y(=z)が0.18〜0.24である場合に、発光強度が11[a.u.]程度以上、36程度[a.u.]以下となり、良好な発光強度を得られることが確認できた。
半絶縁性のGaAs単結晶基板(半導体基板101)の(001)面上に、Sn(n型ドーパント)を1.0×1019原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層(n型化合物半導体層102)を1.0μm成長させ、この上に、同じくSn(n型ドーパント)を1.0×1019原子/cm3ドーピングしたIn0.78Al0.22Sb層(n型In(1−y)AlySb層103)を0.02μm成長させ、この上にアンドープのIn0.95Al0.05Sb層(i型In(1−x)AlxSb層104)を2.0μm成長させ、この上にZn(p型ドーパント)を1.0×1018原子/cm3ドーピングしたIn0.78Al0.22Sb層(p型In(1−z)AlzSb層105)を0.02μm成長させ、最後に、この上にZn(p型ドーパント)を1.0×1018原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層(p型化合物半導体層106)を0.5μm成長させた、半導体ウエハを作製した。実施例1と同じ手順でPINダイオードの作製及び発光特性評価を行った。
半絶縁性のGaAs単結晶基板の(001)面上に、Sn(n型ドーパント)を1.0×1019原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層を1.0μm成長させ、この上に、同じくSn(n型ドーパント)を1.0×1019原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層を0.02μm成長させ、この上にSn(n型ドーパント)を1×1017原子/cm3をドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層を2.0μm成長させ、この上にZn(p型ドーパント)を1.0×1018原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層を0.02μm成長させ、最後に、この上にZn(p型ドーパント)を1.0×1018原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層を0.5μm成長させた、半導体ウエハを作製し、実施例1と同じ手順でPINダイオードの作製及び発光特性評価を行った。
参考例1において、Sn(n型ドーパント)を1×1017原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層に替えて、Sn(n型ドーパント)を5×1016原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層を採用したこと以外は参考例1と同様の手順で半導体ウエハを作製し、実施例1と同じ手順でPINダイオードの作製及び発光特性評価を行った。
参考例1において、Sn(n型ドーパント)を1×1017原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層に替えて、Sn(n型ドーパント)を2×1016原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層を採用したこと以外は参考例1と同様の手順で半導体ウエハを作製し、実施例1と同じ手順でPINダイオードの作製及び発光特性評価を行った。
参考例1において、Sn(n型ドーパント)を1×1017原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層に替えて、Sn(n型ドーパント)を1×1016原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層を採用したこと以外は参考例1と同様の手順で半導体ウエハを作製し、実施例1と同じ手順でPINダイオードの作製及び発光特性評価を行った。
参考例1において、Sn(n型ドーパント)を1×1017原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層に替えて、Zn(p型ドーパント)を1×1017原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層を採用したこと以外は参考例1と同様の手順で半導体ウエハを作製し、実施例1と同じ手順でPINダイオードの作製及び発光特性評価を行った。
参考例1において、Sn(n型ドーパント)を1×1017原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層に替えて、Zn(p型ドーパント)を5×1016原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層を採用したこと以外は参考例1と同様の手順で半導体ウエハを作製し、実施例1と同じ手順でPINダイオードの作製及び発光特性評価を行った。
参考例1において、Sn(n型ドーパント)を1×1017原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層に替えて、Zn(p型ドーパント)を2×1016原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層を採用したこと以外は参考例1と同様の手順で半導体ウエハを作製し、実施例1と同じ手順でPINダイオードの作製及び発光特性評価を行った。
参考例1において、Sn(n型ドーパント)を1×1017原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層に替えて、Zn(p型ドーパント)を1×1016原子/cm3ドーピングしたIn0.95Al0.05Sb層を採用したこと以外は参考例1と同様の手順で半導体ウエハを作製し、実施例1と同じ手順でPINダイオードの作製及び発光特性評価を行った。
図5から、p型ドープすると伝導帯の障壁高さΔEvが増加するのに対し、価電子帯の障壁高さΔEcは減少することがわかる(参考例6〜8)。一方、n型ドープすると価電子帯の障壁高さΔEcが増加するのに対し、伝導帯の障壁高さΔEvは減少することがわかる(参考例1〜4)。アンドープでは、価電子帯の障壁高さΔEcと伝導帯の障壁高さΔEvとの差が少なく、バランスがよいために発光強度が高くなったものと考えられる(実施例2)。
101 半導体基板
102 n型化合物半導体層
103 n型In(1−y)AlySb層
104 i型In(1−x)AlxSb層
105 p型In(1−z)AlzSb層
106 p型化合物半導体層
Claims (3)
- 半導体基板と、
当該半導体基板上に形成された、n型化合物半導体層、当該n型化合物半導体層よりバンドギャップの広いn型In(1−y)AlySb層、アンドープi型In(1−x)AlxSb層、p型In(1−z)AlzSb層、及びp型化合物半導体層が前記半導体基板側からこの順に積層された積層構造と、を有し、
前記アンドープi型In(1−x)AlxSb層のAl組成x、前記n型In(1−y)AlySb層のAl組成y、及び前記p型In(1−z)AlzSb層のAl組成zは、y≧x且つz≧xを満足する赤外線発光素子。 - 前記アンドープi型In(1−x)AlxSb層のAl組成x、前記n型In(1−y)AlySb層のAl組成y、及び前記p型In(1−z)AlzSb層のAl組成zは、0≦x≦0.1、0.18≦y≦0.24、0.18≦z≦0.24、0.12≦y−x≦0.2、及び0.12≦z−x≦0.2を満足する請求項1に記載の赤外線発光素子。
- 前記n型化合物半導体層及び前記p型化合物半導体層は、インジウムアンチモン及びインジウムアルミアンチモンのいずれかを含む請求項1又は請求項2に記載の赤外線発光素子。
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