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JP2016062887A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明装置において、低色温度環境で使用した場合に、ユーザが違和感を持ち難く、しかも文字の読み易い照明光を与える。
【解決手段】本照明装置は、相関色温度が2600K〜4500Kで、色度偏差Duvが−1.6〜−12で、且つ平均演色評価指数Raが80以上の光を照射する。この構成によれば、照明光が低い相関色温度を有し、且つ文字の書かれた紙面を白く見せる作用を持つので、低色温度環境で使用した場合に、ユーザが違和感を持ち難く、しかも文字の読み易い照明光を与えることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、LEDを光源とする照明装置に関し、特に、相関色温度が4500K以下の低色温度環境において文字の読み易さを向上させる技術に関する。
従来、照明装置の開発は、被照明体の本来の色を忠実に再現することを目標に進められてきた。具体的には、種々の被照明体の色の見え方が標準光下での見え方に近いものほど良いとされ、これは、平均演色評価数を用いて客観的に評価することができる。
しかしながら、このような平均演色評価数は、必ずしも紙面に書かれた文字の見え方を評価する指標として十分ではないことがある。そこで、文字の見え方と白さ感との相関関係から、紙面の白さ感を定量的に求める指標としてThe CIE 1997 Interim Color Appearance Model(Simple Version)による算出方法を用いて算出されるクロマ値がある。このようなクロマ値が制御された光を照射する照明装置として、LEDを光源として、相関色温度5400K〜7000Kの光を照射するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−75186号公報
しかしながら、上述したような照明装置をタスク照明として低色温度環境で使用した場合には、タスク照明光とアンビエント(環境の)照明光との間で相関色温度に大きな差があるので、ユーザが違和感を持つことがある。
本発明は、上記課題を解決するものであって、低色温度環境で使用した場合に、ユーザが違和感を持ち難く、しかも文字の読み易い照明光を与えることができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明の照明装置は、相関色温度が2600K〜4500Kで、色度偏差Duvが−1.6〜−12で、且つ平均演色評価指数Raが80以上の光を照射することを特徴とする。
本発明によれば、照明光が低い相関色温度を有し、且つ文字の書かれた紙面を白く見せる作用を持つので、低色温度環境で使用した場合に、ユーザが違和感を持ち難く、しかも文字の読み易い照明光を与えることができる。
本発明の一実施形態に係る照明装置の斜視図。 (a)は上記照明装置を構成する光源部の平面図、(b)は(a)のI−I線断面図。 種々の相関色温度のタスク照明光下における色度偏差Duvと紙面の色みとの関係を示す図。 (a)乃至(e)は、種々の相関色温度のタスク照明光下におけるDuvと文字の読み易さ、紙面の白さ及び好ましさの評価値との関係を示す図。 (a)乃至(e)は、種々の相関色温度のタスク照明光下における文字の読み易さ、紙面の白さ及び好ましさの評価をまとめた図。 xy色度図において紙面の色みと文字の読み易さ等との関係を示した図。 種々の相関色温度及び照度における被験者の平均瞳孔径を示す図。 内因性光感受性網膜神経節細胞(ipRGC)の分光感度曲線を示す図。 種々の相関色温度の光の分光分布図。 ipRGC刺激量と平均瞳孔径との関係を示す図。 相関色温度とipRGC刺激量との関係を示す図。 シミュレーションで得られた光(3ピーク波長)の分光分布図。 上記光における可視光波長域の光エネルギに対する波長域380nm〜590nmの光エネルギの比とRaとの関係を示す図。 シミュレーションで得られた光(4ピーク波長)の分光分布図。 上記光における可視光波長域の光エネルギに対する波長域380nm〜590nmの光エネルギの比とRaとの関係を示す図。 実在蛍光体に基づいたシミュレーションで得られた光の分光分布図。 汎用LEDからの白色光にピーク波長480nmの青色光を付加した光の分光分布図。 白色光を出射する汎用LEDに波長略580nmに吸収帯を有するフィルタを組み合わせた場合に得られる光の分光分布図。
本発明の一実施形態に係る照明装置について図面を参照して説明する。図1に示すように、照明装置1は、例えば、机上等に置いて用いられるスタンドライトである。照明装置1は、光を出射する平板状の灯具2と、灯具2を移動自在に保持するアーム3と、アーム3を軸支して机上等に載置されるベース4と、を備える。灯具2は、その一面(図例で下面)に光が出射される出射面を有し、光源となる光源部5を含んでいる。
図2(a)(b)に示すように、光源部5は、配線基板6と、配線基板6の一面に実装された複数のLED7と、LED7を封止する透光性部材8と、透光性部材8中に分散されLED7からの光を波長変換する蛍光体9と、を有する。
LED7は、例えば、窒化ガリウム系LEDにより構成され、青色光を出射する青色LEDにより構成される。青色光は、例えば、波長域380nm〜500nmに主たるピーク波長を有する。透光性部材8は、例えば、シリコーン樹脂により構成され、図例ではすべてのLED7を一括して封止しているが、一部のLED7だけを封止していてもよい。蛍光体9は、LED7からの青色光により励起される青緑色蛍光体、緑色/黄色蛍光体及び赤色蛍光体により構成され、これらの中から少なくとも2種類の蛍光体が選択される。
青緑色蛍光体は、LED7からの青色光を、波長域470nm〜500nmに主たるピーク波長を有する青緑光に変換する。緑色/黄色蛍光体は、LED7からの青色光を、波長域500nm〜595nmに主たるピーク波長を有する緑色〜黄色光に変換する。なお、一般に緑色蛍光体と言われるものは、波長域500nm〜540nmに主たるピーク波長を有する光を放射する。一方、一般に黄色蛍光体と言われるものは、波長域545nm〜595nmに主たるピーク波長を有する光を放射する。しかしながら、蛍光体は特性ばらつきが大きく、組成式では黄色蛍光体に分類されても放射光波長では緑色蛍光体に分類される場合や、その逆の場合があり、緑色蛍光体と黄色蛍光体とを明確に区別することは難しい。そこで、本明細書では、緑色蛍光体と黄色蛍光体とを明確に区別せず、両者をまとめて「緑色/黄色蛍光体」と表記している。赤色蛍光体は、青色LEDからの青色光及び緑色/黄色蛍光体からの緑色〜黄色光の少なくとも一方の光を、波長域600nm〜650nmに主たるピーク波長を有する赤色光に変換する。
青緑色蛍光体及び緑色蛍光体は、例えば、YAl12:Ce3+、TbAl12:Ce3+、BaYSiAl12:Ce3+、CaScSi12:Ce3+、(Ba,Sr)SiO:Eu2+、CaSc:Ce3+、BaSi12:Eu2+、β−SiAlON:Eu2+、SrGa:Eu2+により構成される。黄色蛍光体は、例えば、(Y,Gd)Al12:Ce3+、YAl12:Ce3+,Pr3+、(Tb,Gd)Al12:Ce3+、(Sr,Ba)SiO:Eu2+、(Sr,Ca)SiO:Eu2+、CaSi:Eu2+、Ca−α−SiAlON:Eu2+、YSiC:Ce3+、CaGa:Eu2+により構成される。赤色蛍光体は、例えば、Ca−α−SiAlON:Eu2+、CaAlSiN:Eu2+、(Sr,Ca)AlSiN:Eu2+、SrSi:Eu2+、Sr(Si,Al)(N,O):Eu2+、CaS:Eu2+、LaS:Eu3+により構成される。
上記のように構成された照明装置1から4500K以下の相関色温度の低い光を照射した場合に、どのように色度偏差Duvを制御すれば紙面に書かれた文字を読み易くなるのか実験で検証した。なお、ここでいうDuvは、JIS Z8725:1999「光源の分布温度及び色温度・相関色温度の測定方法」における「5.4 相関色温度の適用範囲」の備考に記載されているものであり、ISO等に記載されているものの1000倍に相当する。
本実験では、基準光及びテスト光を照度500lx、相関色温度3000K、3500K、4000K、5000K又は6200Kで照射し、各々の条件下において被験者に文字の読み易さを検証してもらった。基準光は、各々の相関色温度においてDuv0の光とした。テスト光は、相関色温度が4000K以下の場合にはDuv3、−3、−6、−9、−12又は−15の光とし、相関色温度が5000K以上の場合にはDuv6、3、−3、−6、−9又は−12の光とした。このような基準光及びテスト光は、キセノンランプに液晶フィルタを組み合わせ、この液晶フィルタによりキセノンランプから照射される光の光学特性を調整することで生成された。被験者に読んでもらった文字は、読書視力チャート(MNREAD−J)から引用した30文字とし、平均的な無地コピー用紙の中央に7ポイントの大きさで印刷された。被験者は、24〜51歳の男女12名とした。
実験は、3分間基準光に順応した後、5秒間基準光下で文字を読み、次いで、40秒間テスト光に順応した後、5秒間テスト光下で文字を読んで、文字の読み易さ等を評価することで行われた。最初の評価を行ったあとは、40秒間基準光に順応した後、10秒間基準光下で文字を読み、次いで、40秒間テスト光に順応した後、5秒間テスト光下で文字を読んで評価を行う動作を繰り返した。評価は、テスト光下における文字が書かれた紙面の見えを「白み」と「色み」に分けて評価するカラーネーミング法(絶対評価法)と、基準光下の文字とテスト光下の文字とを一対比較するマグニチュード推定法(相対評価法)と、から成る主観評価により行った。
カラーネーミング法では、基準光下及びテスト光下での紙面の見えを、まず、「白み」と「色み」の合計が100となるような比率で回答してもらい、次いで、色みを感じた場合には、色相を黄色〜緑色か赤紫色〜青紫色かの二者択一で選択してもらった。このとき、黄色〜緑色を選択した場合には色みの数値を正とし、赤紫色〜青紫色を選択した場合には色みの数値を負とした。
その結果、図3に示すように、基準光及びテスト光の相関色温度が3000Kのときは、Duv−3とすると色みがゼロになり、被験者が紙面を白く感じることが分かった。また、Duvを−3よりも大きくすると黄緑の色みが増し、逆に、Duvを−3よりも小さくすると赤青紫の色みが増すことが分かった。同様の変化傾向は、他の相関色温度でも観察されたが、相関色温度が低くなるほどDuvに対する色みの変化幅が大きくなり、Duvによる白色感への影響が強くなっていることが分かった。
また、基準光及びテスト光の相関色温度が3500K、4000K、5000K及び6200Kのときは、それぞれDuv−3、−1.6、0及び0とすると色みがゼロになることが分かった。このように、相関色温度によって色みがゼロになるDuvが異なることが分かった。
一方、マグニチュード推定法では、テスト光下での文字の「読み易さ」を、基準光下での読み易さを100として基準光下よりも読み易ければ100より大きい数字で評価し、基準光下よりも読み難ければ100より小さい数字で評価してもらった。また、同様にして、基準光下及びテスト光下において、紙面の「白さ」と紙面の見えの「好ましさ」とを評価してもらった。
その結果、図4に示すように、基準光及びテスト光の相関色温度が3000Kのときは、Duv−9とすると文字の読み易さの評価値が最も高くなり、Duv−6とすると紙面の白さ及び好ましさの評価値が最も高くなった。同様にして、相関色温度3500K、4000K、5000K及び6200Kについても、文字の読み易さ、紙面の白さ及び好ましさの各々について最適なDuvを求めた。
図5(a)乃至(e)は、図4で得られた結果をまとめたものである。図5(a)に示すように、相関色温度が3000Kのとき、読み易さ、白さ及び好ましさの評価値は、上述のようにそれぞれDuv−9、−6及び−6で最も高くなった(それぞれ丸印で示す)。このとき、各評価項目ごとに最高評価値に対する有意差t検定を行ったところ、すべての評価項目においてDuv−12〜−3の範囲で有意差が無かった(有意差の無かった範囲をドットで示す)。
また、図5(b)に示すように、相関色温度が3500Kのときは、すべての評価項目がDuv−6で最も高く、読み易さはDuv−15〜−3で有意差が無く、白さ及び好ましさはDuv−12〜−3で有意差が無かった。また、図5(c)に示すように、相関色温度が4000Kのときは、すべての評価項目がDuv−3で最も高く、読み易さはDuv−15〜−3で有意差が無く、白さはDuv−12〜0で有意差が無く、好ましさはDuv−9〜−3で有意差が無かった。また、図5(d)に示すように、相関色温度が5000Kのときは、読み易さ及び白さがDuv−6で最も高く、好ましさがDuv−3で最も高くなり、読み易さはDuv−12〜0で有意差が無く、白さ及び好ましさはDuv−9〜0で有意差が無かった。更に、図5(e)に示すように、相関色温度が6200Kのときは、読み易さがDuv−6で最も高く、白さ及び好ましさがDuv−3で最も高くなり、読み易さはDuv−12〜0で有意差が無く、白さ及び好ましさはDuv−6〜0で有意差が無かった。
図6は、xy色度図において上述したカラーネーミング法及びマグニチュード推定法による評価結果を重畳表示したものを示す。例えば、基準光及びテスト光の相関色温度が3000K(丸印で示す)のときを例に説明すると、xy色度図において上側から順にDuv3、0、−3、−6、−9、−12、−15に対応する点がプロットされている。このうち、Duv−3の点は、カラーネーミング法(図3参照)において、紙面の色みがゼロであったことを示すダイヤ印によりマークされている。一方、マグニチュード推定法(図5(a)参照)から、このDuv−3の場合とDuv−6、−9、−12の場合とでは、「読み易さ」、「白さ」及び「好ましさ」の3評価項目すべてにおいて有意差が無いことが分かっている。この有意差が無い範囲において、最も低いDuvであるDuv−12を三角印でマークしている。他の相関色温度についても、同様にしてダイヤ印及び三角印がマークされている。
各々の相関色温度におけるダイヤ印を結んだ線を、紙面の色みを感じ難いことを示す「最低色み曲線」とする。最低色み曲線は、相関色温度が低くなるにつれて黒体放射軌跡から負側に離れていくことが分かる。また、各々の相関色温度における三角印を結んだ線を、最低色み曲線上の点と同様の効果が得られる下限を示す「許容下限値曲線」とする。そして、これら「最低色み曲線」及び「許容下限値曲線」と相関色温度4500Kを示す線とにより囲まれた領域(斜線で示す)を、低色温度環境において文字が読み易く、且つ紙面の白さを感じ易い「文字見え白色感向上領域」とする。
次に、相関色温度及び照度と被験者の瞳孔径変化との関係を調べる実験を行った。本実験では、相関色温度3000KでDuv−3の白色光を出射する白色LEDに、480nmにピーク波長を有する青色光を出射する青色LEDを組み合わせたものを光源とした。照度は、300lx、500lx、750lx、1000lx及び1500lxの5水準とし、相関色温度は、3000K、3500K、4000K、5000K及び6200Kの5水準とした。
実験は、所定の照度及び相関色温度の照明光の下、20代及び40代の被験者二人に顎台に顎をのせてもらい、視距離45cmで直径4mmの黒点を凝視してもらった状態で瞳孔径を試行回数3回で測定した。瞳孔径は、ナックイメージテクノロジー社製のアイマークレコーダ(EMR−9)の帽子タイプを用いて計測した。まず、照度を300lxに設定し、相関色温度3000Kの光で3分順応後、15秒間瞳孔径を計測した。次いで、相関色温度3500K、4000K、5000K、6200Kの順で、1分順応後に15秒間瞳孔径を計測する動作を繰り返した。その後、照度300lxの場合と同様にして、照度500lx、750lx、1000lx、1500lxの順に、各相関色温度における瞳孔径を計測した。
図7の左図は、ミレッド(相関色温度の逆数の10倍)に対して平均瞳孔径をプロットしたものであり、図7の右図は、照度の対数値に対して平均瞳孔径をプロットしたものである。平均瞳孔径は、瞬き等の計測エラーを除外し、前後10点(計21点)の移動中央値によりフィルタリングした後、計測開始時を0秒として5〜10秒区間の平均値より算出した。その結果、平均瞳孔径は、相関色温度が高くなるほど、また、照度が高くなるほど小さくなることが分かった。
このような瞳孔径の調整に関わる視細胞として、内因性光感受性網膜神経節細胞(intrinsic photosensitive retinal ganglion cell; ipRGC)が知られている。ipRGCは、錐体細胞及び桿体細胞に次ぐ、第3の光受容細胞である。図8に示すように、ipRGCは、波長493nmの光に対して最も効率良く応答することが知られている。
図9は、本実験に使用した相関色温度3000K、4000K、6200Kの光の分光分布曲線を示す。相関色温度6200Kの光は、波長493nmの光を多く含み高いipRGC応答度を与える。一方、相関色温度3000Kの光は、同光をあまり含んでおらず低いipRGC応答度しか与えない。これら分光分布曲線とipRGC応答度との積算値を算出し、各々の相関色温度の光によるipRGCの刺激量を求めた。ipRGC刺激量は、標準光源D65から出射された光(照度1000lx)によるipRGC刺激量を100として規格化した。
図10に示すように、上記のように算出されたipRGC刺激量に対して、図7に示した平均瞳孔径をプロットした。その結果、平均瞳孔径は、ipRGC刺激量が大きくなるにつれて小さくなることが分かった。
次に、図5に示したマグニチュード推定法によるテストにおいて高い「読み易さ」を与える光(以下、許容スペクトルという)について、照度1000lxにおけるipRGC刺激量を算出した。その結果、表1に示すように、相関色温度が略3000KでDuvが−2.8〜−15.3の光は、56〜59のipRGC刺激量を与えた。また、相関色温度が略3500KでDuvが−2.5〜−14.5の光は、62〜64のipRGC刺激量を与えた。更に、相関色温度が略4000KでDuvが−2.8〜−14.9の光は、68〜70のipRGC刺激量を与えた。
同様にして、マグニチュード推定法によるテストにおいて低い「読み易さ」しか与えない光(以下、非許容スペクトルという)についてもipRGC刺激量を算出した。その結果、表2に示すように、相関色温度が略3000KでDuvが0.4〜6.4の光は、55〜56のipRGC刺激量を与えた。また、相関色温度が略3500KでDuvが0.9〜7.8の光は、60〜61のipRGC刺激量を与えた。更に、相関色温度が略4000KでDuvが−0.2〜3.1の光は、67のipRGC刺激量を与えた。
更に、標準光源D65及び種々の一般光源(一般蛍光ランプ、一般LED及び電球)から出射される光(照度1000lx)のipRGC刺激量を算出した。表3に示すように、標準光源D65からの光(相関色温度6506K)のipRGC刺激量は、上述のように、基準となる100とした。これに対し、一般蛍光ランプからの光(相関色温度3199K〜7204K)は、49〜90のipRGC刺激量を与え、ipRGC刺激量は、相関色温度が高くなるほど大きくなった。また、一般LEDからの光(相関色温度2882K〜7201K)は、42〜101のipRGC刺激量を与え、一般蛍光ランプの場合と同様に、ipRGC刺激量は、相関色温度が高くなるほど大きくなった。電球からの光(相関色温度2750K)は、48のipRGC刺激量しか与えなかった。
図11は、上記のように算出されたipRGC刺激量を、相関色温度に対してプロットしたものである。許容スペクトルのipRGC刺激量(ダイヤ印で示す)は、相関色温度4500K以下においてipRGC刺激量=0.0117×相関色温度[K]+20.9の直線よりも上の領域、すなわち、下記の式(1)を満たす許容領域R(ドットで示す)にプロットされた。一方、非許容スペクトルのipRGC刺激量(星印で示す)は、許容領域RよりもipRGC刺激量の小さい領域にプロットされた。これら許容スペクトル及び非許容スペクトルのipRGC刺激量は、相関色温度4500K以下において一般LED、一般蛍光ランプ又は電球のipRGC刺激量(それぞれ三角印、四角印、×角印で示す)よりも大きかった。
(数1)
ipRGC刺激量≧0.0117×相関色温度[K]+20.9 (1)
ここで、タスク照明光として一般的に用いられる一般蛍光ランプからの相関色温度略5000Kの光は、略70のipRGC刺激量を与えることが分かる。従って、相関色温度が4500Kであっても略70のipRGC刺激量を与えるような光であれば、一般的なタスク照明光と同等の平均瞳孔径を与えることができると考えられる。瞳孔径はカメラの絞りと同様な機能を有しており、瞳孔を絞ることでピントの合う範囲が広がる(被写界深度が増加する)。そのため、低色温度環境における文字見え改善を図るためには、一般的なタスク照明光の場合と同等の瞳孔径を与えるように照射光のipRGC刺激量を制御してやればよい。
そこで、図6に示した「文字見え白色感向上領域」において70以上のipRGC刺激量を与える光を求めるために、仮想発光スペクトル(ガウス分布)のピーク波長420nm〜660nm(10nm刻み)と半値幅20、30、40nmの3水準をパラメータとしてシミュレーションを実施した。
図12は、上記シミュレーションにより得られた光(ピーク波長3つ)の分光分布曲線例を示す。例1の光は、波長420nm、520nm及び600nmにそれぞれピーク波長を有する。また、例2の光は、波長480nm、570nm及び660nmにそれぞれピーク波長を有する。
表4に示すように、例1の光は、相関色温度4500K、Duv−1.6で、ipRGC刺激量73、Ra84を与えた。また、例2の光は、相関色温度4500K、Duv−1.6で、ipRGC刺激量91、Ra81を与えた。これらのような波長域420nm〜480nm、520nm〜570nm及び600nm〜660nmの各々にピーク波長を有する光は、相関色温度が低いにも拘らず、70以上の高いipRGC刺激量を有する。
図13は、上記シミュレーションで得られた光において、可視光波長域(380nm〜780nm)の光エネルギに対する波長域380nm〜590nmの光エネルギの比に対してRaをプロットしたものである。Raが80以上では上記比が0.54以上0.77以下であり、Raが85以上では上記比が0.61以上0.70以下であり、Raが90以上では上記比が0.66以上0.68以下であった。
図14は、シミュレーションにより得られた光(ピーク波長4つ)の分光分布曲線例を示す。例1の光は、波長420nm、460nm、530nm及び600nmにそれぞれピーク波長を有する。例2の光は、波長450nm、波長540nm、550nm及び620nmにそれぞれピーク波長を有する。また、例3の光は、波長440nm、波長500nm、580nm及び660nmにそれぞれピーク波長を有する。
表5に示すように、例1の光は、相関色温度4500K、Duv−12で、ipRGC刺激量73、Ra85を与えた。例2の光は、相関色温度4500K、Duv−12で、ipRGC刺激量70、Ra82を与えた。また、例3の光は、相関色温度3000K、Duv−1.6で、ipRGC刺激量70、Ra85を与えた。これらのような波長域420nm〜450nm、460nm〜540nm、530nm〜580nm及び600nm〜660nmの各々にピーク波長を有する光は、相関色温度が低いにも拘らず、70以上の高いipRGC刺激量を有する。
図15は、上記シミュレーションで得られた光(ピーク波長4つ)において、可視光波長域(380nm〜780nm)の光エネルギに対する波長域380nm〜590nmの光エネルギの比に対してRaをプロットしたものである。Raが80以上では上記比が0.33以上0.80以下であり、Raが85以上では上記比が0.40以上0.79以下であり、Raが90以上では上記比が0.49以上0.76以下であった。
上記表4及び表5に示したように、照明装置1によれば、相関色温度が3000K〜4500Kで、色度偏差Duvが−1.6〜−12で、且つ平均演色評価指数Raが80以上の光を照射することができる。このような光は、低い相関色温度を有し、且つ文字の書かれた紙面を白く見せる作用を持つ。そのため、照明装置1は、低色温度環境で使用した場合に、ユーザが違和感を持ち難く、しかも文字の読み易い照明光を与えることができる。また、照明装置1からの照明光は、ipRGC刺激量が70以上となるように構成されているので、効率良く瞳孔径を収縮させ、これによりピントの合う範囲を広げて(被写界深度を増加させて)、文字の読み易さを向上させることができる。
なお、ipRGC刺激量は75以上であることが好ましく、Raが80以上であれば高いipRGC刺激量を有する光を優先して用いることが好ましい。また、図示していないが、照明装置1は、相関色温度が2600Kで、色度偏差Duvが−1.6〜−12で、且つ平均演色評価指数Raが80以上の光も照射することができる。ここで、相関色温度2600Kは、JISZ9112−2012で規定されている白色光源の色度区分で、電球色の最低相関色温度である。
次に、図6に示した「文字見え白色感向上領域」において70以上のipRGC刺激量を与える実在の光を求めるために、波長域450nm〜490nmにピーク波長を有する青色光を出射する青色LEDと、この青色光により励起される実在蛍光体とを組み合わせるシミュレーションを実施した。実在蛍光体としては、波長域500nm〜580nmの光を放射する緑色/黄色蛍光体19種類と、波長域570nm〜665nmの光を放射する赤色蛍光体6種類とを試した。
図16は、上記シミュレーションにより得られた光の分光分布曲線例を示す。この光は、波長域440nm〜490nm、500nm〜580nm及び570nm〜665nmにそれぞれピーク波長を有する。また、この光の可視光波長域の光エネルギに対する波長域380nm〜590nmの光エネルギの比は、0.35以上0.68以下であった。
図17は、一般的な白色LEDから出射される白色光に、更にipRGC刺激量を高めるためにピーク波長480nmの青色光を付加したシミュレーション計算結果の一実施例を示す。ここでいう白色光は、蛍光体の発光効率を高めるのに有効なピーク波長450nm近傍の青色光を含む。
また、図18は、上述した一般的な白色LEDに、波長略580nmに吸収帯を有するフィルタを組み合わせた場合に得られる照射光の分光分布曲線例を示す。この光は、波長域440nm〜460nm、500nm〜550nm及び580nm〜665nmにそれぞれピーク波長を有する。また、この光の可視光波長域の光エネルギに対する波長域380nm〜590nmの光エネルギの比は、0.42以上0.67以下であった。
このように波長略580nmに吸収帯を有するフィルタを組み合わせることで、例えば、青色LEDと一種類の蛍光体を組み合わせて得られる2ピークのスペクトルを、3ピークのスペクトルとすることができる。これにより、安価な蛍光体を用いてRa80以上で、且つipRGC刺激量70以上の光を得ることが可能となる。また、このような光は、クロマ値を下げて紙面の白さを高めつつ、肌色の好ましさ指数であるPS値(Preference Index of Skin Color)を高めて肌の見えを良くすることができる。
上記のような波長略580nmに吸収帯を有するフィルタは、例えば、光透過性樹脂の全部又は一部に波長選択吸収色素を添加して構成される。波長選択吸収色素は、波長域570nm〜600nm又は570〜780nmの光を選択的に吸収する。このような波長選択吸収色素としては、例えば、テトラアザポルフィリン、テトラフェニルポルフィリン、オクタエチルポルフィリン、フタロシアニン、シアニン、アゾ、ピロメテン、スクアリリウム、キサンテン、ジオキサン、オキソノール等の有機化合物を主体とするものや、ネオジムイオン等の希土類金属イオンを含有する有機化合物を主体とするものが挙げられる。これらの中でも、特に、テトラアザポルフィリンは、光に対する堅牢性が高いので好適に用いることができる。なお、フィルタは、例えば、透光性部材の光出射面に取り付けられる。また、フィルタは、図例では波長略580nmに吸収帯を有するものとしたが、波長域580nm〜600nmに吸収帯を有するものであっても同様の効果を得ることができる。
以上の結果をまとめると、照明装置1から照射される光は、波長域420nm〜580nmに少なくとも2つのピーク波長を有し、且つ波長域570nm〜665nmに少なくとも1つのピーク波長を有することが好ましい。
なお、本発明に係る照明装置は、上記実施形態に限定されず種々の変形が可能である。例えば、光源部は、上述した構成に限定されず、青色LEDと緑色LEDと赤色蛍光体とを組み合わせたもの、青色LEDと緑色蛍光体と赤色LEDとを組み合わせたもの、青色LEDと緑色LEDと赤色LEDとを組み合わせたもの、又は紫外光を出射する紫外LEDと紫外光により励起される青色蛍光体、緑色蛍光体及び赤色蛍光体とを組み合わせたものにより構成されてもよい。更に、光源は、LEDに限定されず、例えば、有機EL素子により構成されていてもよい。
1 照明装置

Claims (17)

  1. 相関色温度が2600K〜4500Kで、色度偏差Duvが−1.6〜−12で、且つ平均演色評価指数Raが80以上の光を照射することを特徴とする照明装置。
  2. 前記光の内因性光感受性網膜神経節細胞(ipRGC)刺激量は、D65光源から照射される光で規格化した値で下記の式(1)を満たすことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
    (数1)
    ipRGC刺激量≧0.0117×相関色温度[K]+20.9 (1)
  3. 前記ipRGC刺激量は、D65光源から照射される光で規格化した値で70以上であることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光は、波長域420nm〜580nmに少なくとも2つのピーク波長を有し、且つ波長域570nm〜665nmに少なくとも1つのピーク波長を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記光は、波長域420nm〜480nm、520nm〜570nm及び600nm〜660nmにそれぞれピーク波長を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記光の波長域380nm〜780nmにおける光エネルギに対する同光の波長域380nm〜590nmにおける光エネルギの比は、0.54以上0.77以下であることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記光の波長域380nm〜780nmにおける光エネルギに対する同光の波長域380nm〜590nmにおける光エネルギの比は、0.61以上0.70以下であることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  8. 前記光の波長域380nm〜780nmにおける光エネルギに対する同光の波長域380nm〜590nmにおける光エネルギの比は、0.66以上0.68以下であることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  9. 前記光は、波長域420nm〜450nm、460nm〜540nm、530nm〜580nm及び600nm〜660nmにそれぞれピーク波長を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
  10. 前記光の波長域380nm〜780nmにおける光エネルギに対する同光の波長域380nm〜590nmにおける光エネルギの比は、0.33以上0.80以下であることを特徴とする請求項9に記載の照明装置。
  11. 前記光の波長域380nm〜780nmにおける光エネルギに対する同光の波長域380nm〜590nmにおける光エネルギの比は、0.40以上0.79以下であることを特徴とする請求項9に記載の照明装置。
  12. 前記光の波長域380nm〜780nmにおける光エネルギに対する同光の波長域380nm〜590nmにおける光エネルギの比は、0.49以上0.76以下であることを特徴とする請求項9に記載の照明装置。
  13. 前記光は、波長域440nm〜490nm、500nm〜580nm及び570nm〜665nmにそれぞれピーク波長を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
  14. 前記光の波長域380nm〜780nmにおける光エネルギに対する同光の波長域380nm〜590nmにおける光エネルギの比は、0.35以上0.68以下であることを特徴とする請求項13に記載の照明装置。
  15. 前記光は、波長域440nm〜460nm、500nm〜550nm及び580nm〜665nmにそれぞれピーク波長を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
  16. 前記光の波長域380nm〜780nmにおける光エネルギに対する同光の波長域380nm〜590nmにおける光エネルギの比は、0.42以上0.67以下であることを特徴とする請求項15に記載の照明装置。
  17. 前記光のうち波長域580nm〜600nmの光を吸収するフィルタを更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれか一項に記載の照明装置。
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